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2009/07/02(19:16:57)

入荷済みのものからおもだったおすすめ盤をピックアップしています。
もちろん入荷はこれらだけではありませんからぜひご来店下さい。
在庫に関しては、電話にてお気軽におたずね下さい。
表示金額は全て税込みです
BS-8550 FILORITMIA / Passaggi CD \2500
 08年から彼らのサイトで毎月1曲づつアップされていた曲を集めた09年CDヴァージョン。アルバムとして2作目。97年から活動を始めたバンドで2000年にデビュー作を自主リリース。前作に比べると音楽性が多様化した分だけ少しシンプルになったが、地中海の光と屈折した闇が同居し、ハードなギターとオルガンが混じりストラトス風のヴォーカルなど初期DEUS EX MACHINA型をキープ。PFMへ捧げられたセレブレーション風の3曲目など彼らのプログレ好きが伝わってくる。4面クロス開き変型デジパック・スリップケース入り。自主盤。 ITALY
BS-8549 FILORITMIA / Same CD \2500
 2000年に人知れず自主リリースされていた彼らのデビュー作。PFM、DEUS EX MACHINAあたりを思わせるテクニカルなサウンドとトーン高らかに歌う伊語のヴォーカルなど早くも貫禄があり、どの曲もリアル・イタリアン・プログレッシヴといった感じだ。5人編成でほとんどダビングされることなくアレンジが構成されており厚ぼったさのあるバンドが多いこの国の中でスマートな印象を受ける。ただし曲調は常に屈折している。そして暗め。ネオ・プログレやメタルとはまったく無縁の音楽性。トータル1時間10分以上の力作。 ITALY
BS-8548 NODO GORDIANO / Flektogon CD \2600
 99年、05年と2枚の硬派のアルバムをスタイルを変えながらリリースした彼らの09年3rd。ジョン・ウェットンやバンコらとのライヴ共演歴もあるバンドだ。本作ではまたメンバー・チェンジがあり管楽器奏者が加わって、がっちりと組まれたリズム・セクションの上をエルドンのようなギターやエネルギッシュなサックスがソロを取るヘヴィ・プログレが女性ヴォーカルを交え展開されている。クリムゾンにかなり影響されているワイルドなカッコ良さと破壊力を持った作品で、同じバンド名ながら3作ともスタイルが違う。見開き紙ジャケット。 ITALY
BS-8547 ANGELO BRANDUARDI / Universal Music Collection 5CD BOX \4200
 初CD化2枚を含む各紙ジャケット&09年リマスター盤・限定5CDボックス。マウリツィオ・ファブリツィオのアレンジとプログレ系ミュージシャンによる傑作群の5枚で、ルネッサンス音楽とヨーロッパのフォークが融合した超傑作のALLA FIERA DELL'EST(77年)、地中海音楽とロマンの香りがするLA PULCE D'ACQUA(77年)、メルヘンチックで夢見る仕上がりになったCOGLI LA PRIMA MELA(79年)の3枚に、今回初CD化となるピート・シンフィールドが英詞を担当した2枚の英語ヴァージョン、HIGHDOWN FAIR (ENGLISH VERSION OF ALLA FIERA DELL'EST)、FABLES AND FANTASIES(ENGLISH VERSION OF LA PULCE D'ACQUA) がセット。英語ヴァージョン2枚のバラでのリリース予定は今のところ無く、このボックスでしか手に入りません。ファン必携! ITALY
BS-8546L BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Same (1st) LP \4200
 遂にイタリア盤で登場!SONYBMGイタリアーナによる09年限定アナログ再発。いつ見てもこのデカさとインパクトは強烈だ。イタリアの出荷担当者も見るのが初めてらしく仰天したらしい。ベロも付いている。ナンバーリング入り。(ジャケ写のバーコード・シールはシールドパックの上から貼られています)リマスター済み。*再入荷しません。*通販をご利用のお客様へ:大変申し訳ないのですが、他の商品を一緒にご注文いただいた場合、この商品単体の別途送料を頂きます。他の商品との同梱が不可能(なんと言ってもレコードラックにも入らない大きさ)なので、ジャケットの形状保持を考えると個別発送が安全です。その為、本商品を含む場合は、2個口(送料x2個口分)で送らせていただきます。ご理解下さい。本商品のみのご注文の場合は、送料は通常通り1回分です。 ITALY
BS-8545 TESKA INDUSTRIJA / Kantina CD \3000
 サラエボ出身のハード・プログレ・バンドの2度目の復活となる07年新作。ヴォーカリスト、ギタリスト、キーボーディストがオリジナル・メンバーでリズム・セクションがニュー・メンバー。バルカンの哀愁をメロディックなロックに乗せてハードな骨太さと適度にレイドバックした大人の味で聴かせる。イタリアのカンタウトーレにも似た風味があり、ブズーキ、アコーディオンらも曲によって加わる。ポップさもありぐっと泣きを強める後半には時の重みを感じる。変型の缶ケース入りでクロアチアからのリリース。 BOSNIA
BS-8544 GENTLE GIANT / King Alfred's College 1971 CD \2200
 71年の貴重ライヴ音源を自身のレーベルからオフィシャル・リリース! バンドとしてのアルバム・デビュー後間もなくの最初期のライヴ音源で、1stアルバムのみに参加していたドラマーのMARTIN SMITHが在籍中の、オリジナル・メンバーによるファン垂涎の超貴重音源。アレンジも絶妙に繰り広げられていく緊張感のある演奏を聴かせる。1stから6曲、2ndからPLAIN TRUTH、3rdからPEEL OFF THE PALNTと、さらにアルバム未収録曲2曲もこの時すでに演奏されていて、HOMETOWN SPECIALは、前身バンドのSIMON DUPREE&THE BIG SOUNDからの流れを汲んだR&B調のサウンドだが、特に、CITY HERMITは、ハモンド・オルガンをフィーチャーし、中世音楽のフレーズも取り入れハイテンションで繰り広げられる、いかにもジェントル・ジャイアントらしい曲。メロトロンも使用したGIANTからスタートし、そしてPEEL OFF THE PAINTで締めくくる。全10曲収録。紙スリップケース付き。 UK
BS-8543D V.A. / Stonehenge:Midsummer Night Rock Show 1984 DVD(NTSC) \2500
 84年のストーンヘンジでのフェスティバル。THE ENID、ROY HARPER、HAWKWIND、HERE&NOWの4バンドを収録。THE ENIDは、DVDのクレジットはJESSICA&SOMETHING WICKED THIS WAY COMESになっているが間違っていて、映像を見ると実際には4曲演奏している。AND THEN THERE WERE NONE、THE LAST JUDGEMENT、SONG FOR EUROPE、SOMETHING WICKED THIS WAY COMESの4曲。エニドというと淡々黙々と演奏しているイメージが強いが、派手なアクションやゴドフリーのガブリエルばりのMCに驚かされる。ROY HARPERはROCK’N’ROLL MANのギターの弾き語り、HAWKWINDは、女性ダンサーを加えて演出的にも見せるステージングで、GHOST DANCE、WATCHING THE GLASS GROW、SOCIAL ALLIANCEの3曲をエネルギッシュに聴かせる。ライヴ演奏を中心に、会場の雰囲気を伝えるフィルム、モノクロ写真、アニメーション、NICK TURNERのインタビューなども交えて当時を振り返る。約2時間収録。 UK
BS-8457 ASTRA / The Weirding CD \2500
 再入荷。メロトロン・ファン必聴! ダブル・メロトロンに、アープ、ムーグ、ハモンドといったヴィンテージ系キーボード、重くサイケデリックなギター、そして生のフルートも効かせた70sスタイルのプログレッシヴ・ロックの王道サウンドを聴かせる注目バンドの09年デビュー作。アメリカのバンドながらも、ポセイドンやリザードを思わせるクリムゾン・タイプのメロトロンを前面にフィーチャーし、全編に漂う叙情たっぷりの哀愁感、それを取り巻くダークに湿った空気が流れるインスト・パートを中心に、そこにウォームハートなヴォーカルやコーラスワークが加わる彼らのサウンドは、どこを聴いてもまさに70年代風の英国調の音で、そのドラマ性にもグッとくる。ロジャー・ディーンをイメージしたジャケットのアートワークでさらに当時に迫る。紙スリップケース付き。 USA
BS-8542 LEE ABRAHAM / Black&White CD \2500
 大きく変貌を遂げたGALAHADの06年新作EMPIRES NEVER LASTから、新たにメンバーとして加わったベーシストの09年ソロ新作。自身はベースだけでなく、キーボードと、ギターもヘヴィ・タッチに、そしてブリリアントなアコギにと持ち替えて思う存分弾き捲くり、そこにIT BITES&FROST*のJOHN MITCHELL(ギター)、FROST*のJEM GODFREY(キーボード)、TINYFISHのSIMON GODFREY(ヴォーカル)、STEVE THORN(ヴォーカル)他、の精鋭をゲストに加えて制作された力作。前半ではモダンなタッチでテクニカルに、そして後半では典型的な英国シンフォニック・プログレを聴かせる。特に約15分に及ぶ5曲目がアルバムのクライマックスで、オルガンとギターが駆け巡るインスト・パートと、BIG BIG TRAINのヴォーカリストSEAN FILKINSがハートフルに歌い聴かせ、また、JADISのGARY CHANDLERがリード・ヴォーカルの曲ではJADISを思い出させるような爽快感のある英国調ポップ・サウンドに。テクニカルなヘヴィさはFROST*を連想させる部分も。 UK
BS-8541 LEE ABRAHAM / View From The Bridge CD \2500
 GALAHAD加入以前にリリースされた05年作も同時入荷。彼自身もTSUNAMIプロジェクトに参加し、また、本作は元IQのMARTIN ORFORDや、KARL GROOMら多数のミュージシャンがゲストで加わったアルバムとうことで、リリース当時話題となった。彼のベース、ギター、キーボードと、ヴォーカルを中心に、ドラマーを加えた、歌心とたおやかさのあるメロディック系のコンセプト作だが、特に、22分を越える大曲のRECURRING DREAMでは、MARTIN ORFORDのキーボード・ソロもフィーチャーされ、プログレッシヴに攻めるパートも。位置づけるなら、PETER GEE(PENDRAGONのベーシスト)的な感じだが、NEAL MORSEに影響されたということもあり、歌もの的になっていることは無く、起伏のある仕上がりになっている。自主盤。 UK
BS-8540 MANGROVE / Beyond Reality CD \2500
 鮮やかな成長を遂げた5作目となる09年作。ジェネシスを後に大きく巣立った印象を受け、彼ら流のドラマチックさを身に付けた。もちろん、バンクスタイプのシンセ、オルガン、メロトロン系を的確に配しながら、ギターのエモーショナルさが格別に良くなりキーボードやバンド全体に包まれながらリスナーを惹き付ける。ピアノやアコギをバックに切々と歌われるオランダらしいハートフルさや、悲愴感のある深いクラシカルさを一気にシンフォニックに突き抜ける緩急の対比など劇的で、また少しカヤック的なノリも見せるようになった。4曲目、6曲目など絶対的なヨーロッパの音だ。今のところ彼らの最高作だろう。自主盤。 HOLLAND
BS-8539 AIRBAG / Identity CD \2500
 オスロから登場した5人編成の新人バンドで流行のメランコリックなシンフォを聴かせる。09年デビュー作。GAZPACHOがトラディショナルな風味を隠し味に北欧色を出しているのに対し、こちらは無国籍なタイプで一聴では英国かポーランドあたりのバンドのようにも感じるが、多くの曲でストリングス・キーボードが雄大に広がっていき、その光景が曇らず澄んだまま美しい冷気のように覆ってくる感じがいかにもノルウェーらしい。GAZPACHOを気に入った方はぜひ。トレイの眼球がCD、くり抜きブックレット、くり抜きスリップケースから見えるという凝った変型ジャケット。 NORWAY
BS-8538 VAN DER GRAAF GENERATOR / Live At The Paradiso 2CD \2500
 ハミル、バントン、エヴァンスのトリオになってから初ツアーの07年オランダでのライヴ。08年作のTRISECTORに収録される曲も2曲披露している。立ち上がりのLEMMINGSは流石にメンバーの緊張が伝わって来てハミルの調子も堅いが、ツイン・キーボードで迫るBLACK ROOMあたりからバンドマジックが生まれグルーヴ感が高まってくる。そう、この間合い、叫びこそV.D.G.G.だ。旧曲はサックスが無い分だけロックとしてのヘヴィさを感じ、スタイリッシュにさえ思えたWORLD RECORDあたりの曲がよりダークで凶暴になっている。変化自在にトーンを変えるバントンのオルガンの凄さに圧倒される。曲目:LEMMINGS、A PLACE TO SURVIVE、LIFETIME、IN THE BLACK ROOM、EVERY BLOODY EMPEROR、ALL THAT BEFORE、GOG、MEURGLYS III THE SONGWRITER'S GUILD、THE SLEEPWALKERS、 MAN-ERG、SCORCHED EARTH UK
BS-8537D VAN DER GRAAF GENERATOR / Live At The Paradiso DVD(NTSC) \2500
 ハミル、バントン、エヴァンスのトリオになってから初ツアーの07年オランダでのライヴ。08年作のTRISECTORに収録される曲も2曲披露している。立ち上がりのLEMMINGSは流石にメンバーの緊張が伝わって来てハミルの調子も堅いが、ツイン・キーボードで迫るBLACK ROOMあたりからバンドマジックが生まれグルーヴ感が高まってくる。そう、この間合い、叫びこそV.D.G.G.だ。CDで聴くとジャクソンが居ないハンディを部分的に感じるも映像で見るとバントンの変化自在なオルガン・プレイに釘付けになり4人目のメンバーとも言えるベースペダルも圧巻で変拍子でのヘヴィさも欠いていない。画像、音質ともクリアーでカメラワークも良い。曲目:LEMMINGS、A PLACE TO SURVIVE、LIFETIME、IN THE BLACK ROOM、EVERY BLOODY EMPEROR、ALL THAT BEFORE、GOG、MEURGLYS III THE SONGWRITER'S GUILD、THE SLEEPWALKERS、MAN-ERG、SCORCHED EARTH、INTERVIEW WITH PETER HAMMILL 2009 UK
BS-8536 PETER HAMMILL / Thin Air CD \2500
 70年代の彼のソロを思わせる凝ったアレンジの曲で始まる09年ソロ。このあたりはバンドを復活させた影響なのだろうか。彼が得意としたコラージュ的なオーヴァーダブやディストーションの視覚的導入など弾き語り的な近年作とは明らかに違う。前作あたりから屈折していたが、本作に置いてはピアノやギターひとつ取ってみてもバッキングが普通ではなく、まるで数人で歌われているようなこれまた彼が得意とするヴォーカリゼーションと融合し救いの無い光が立ち込めて泣いている。7曲目はバンドでも歌ってほしい。 UK
BS-8535 AMAZING BLONDEL / Bad Dreams CD \2200
 DJMから76年にリリースされた8作目。バンドとしての当時のスタジオ・ラスト作が初CD化。EDWARD BAIRDと、TERENCE WINCOTTのツイン・ギターに、ゲストでキーボード、ピアノ、ベース、ドラムスを加えた5人編成で、モダンなスタイルのフォーク・ロックを聴かせる。当時のライヴでもよく演奏されたというラストの曲ではオルガンも取り入れ、今までのバンドには無かった、よりロック的なアプローチも見せる。フルートの美しい音色が叙情的で、ウォームハートな雰囲気に包まれるUNTIL I SEE YOU AGAINあたりがファンには心地良い。 UK
BS-8534 AMAZING BLONDEL / Live In Tokyo CD \2200
 DJMから77年にリリースされた9作目で当時の最終作。初CD化。オーケストラとの共演による、バンド唯一のライヴ盤で、「LIVE IN TOKYO」というタイトルだが、もちろんバンドが来日したことは無く、そのタイトルはジョーク。当時から録音場所は謎とされてきたが、実は北欧でのライヴ録音。EDWARD BAIRDと、TERENCE WINCOTTのツイン・ギター&キーボードに、オーケストラを加えた陽だまり系フォーク。選曲は、BLONDELから3曲、MULGRAVE STREETから4曲、INSPIRATIONから1曲と、さらに本ライヴでしか聴けないアルバム未収曲「FOR OUR LOVE」を含む全9曲。 UK
BS-8533 ZINGALE / The Bright Side CD \2500
 いきなりイエス風サウンドが炸裂する約30年振りの09年新作。シンセとギターを自在に弾きこなす2人のオリジナル・メンバーを中心にドラマーを加えて録音された作品で、ハードなタッチからカラフルなノリまで音楽性は広いが色彩感や様式は統一されており、エキゾチックでテクニカルな構築美を繰り広げている。英語で歌われ空想あふれるイメージと屈折した透明感、そしてスリリングさと壮大なドラマチックさを万華鏡のように配したプログレッシヴな編曲は非常に凝っていて、特に中盤から後半はかなりの聴き応えがある。これぞ辺境シンフォ! 見開き紙ジャケット。 ISRAEL
BS-8532 YEHUDITH RAVITZ&YONI RECHTER / Once And Forever (30th Anniversary Expanded Edition) CD+DVD(PAL) \2980
 30周年記念盤として限定でリリースされたDVD付きスペシャル・エディション。SHESHETの女性ヴォーカリストとイスラエルきってのキーボーディストYONY RECHTERのコラボ作で彼女のソロ2作目にもあたる79年の作品。美しいメロディーを歌う彼女のちょっぴりセンチメンタルなヴォーカルをアコギやジェントルでリリカルなピアノが引き立てていく。プログレっぽいインスト曲もあり、また優しさが宿るデュエットも聴け心が温まる。DVDには当時のスタジオ・ライヴを全14曲収録。本作を中心にYONY RECHTERを含むバンドで演奏されている。スリップケース付き。 ISRAEL
BS-8531 SILA / Imza CD \2980
 人気女性ポップ・シンガー、スラ・ゲンチョールの09年作2nd。ジャケットの印象がだいたいの内容を表していると思う。サズやダルブッカなど民俗色は立つものの、重さと最近のトルコの流行のサイケデリックなダークさを持つエレクトリック色が特徴で、かつアコギを配した夜の情緒を漂わせるバラードなどコンテンポラリーに仕上げられている。リラのように使われるギター&E-bowやシンセのオケ的な刻みなど細かいところが凝っているというか、譲れないアイデンティティーを感じさせ良い。スライド式トレイが紙ケースに入った変形CDケース仕様。 TURKEY
BS-8530 USSY / The Other Side Of Me CD \2500
 女優としてデビューした彼女のアルバムとしては2作目になる09年作。ポップだった前作よりぐっとロック色を強めており、インドネシア語のイントネーションとメロディックなノリが最高にマッチ。女性ヴォーカリストとしての魅力を引き出すべく人気作曲家が曲を提供し、ハードな曲はハモンド系の音を加えることによってレトロな質感に、バラードはアコギのアルペジオでこちらも70年代風フォーク・ロックに仕上げられている。ベタつかず、だけども甘さというかノスタルジックな切なさがあるのがいかにもインドネシアらしい。 INDONESIA
BS-8529 CAN ATILLA / Mevlana'Dan Cagri - Dans Muzigi CD \2980
 スパノダキス・ファンに超おすすめのトルコ孤高のアーティスト、ジャナティラ。広範囲にかなりの枚数の作品をリリースしているスーパー・アーティストで、重要な近年作はまさに「トルコのスパノダキス」といった感じの傑作群。本作は08年にリリースされたイスラム神秘主義メヴレヴィー教団の無形文化遺産にも登録された旋廻舞踏、セマーの儀式の音楽を担当したもので、アナトリアの伝統宗教音楽をコンテンポラリーに表現した作品。オーケストラ、シンセ、ハープ、民俗楽器、合唱団、女性ヴォーカル、パーカッションらが紡ぐ一大シンフォニック叙情に包まれていく。その重厚さはヴァンゲリスにも匹敵! 3面開きデジパック。今回SONY TURKEYの特別手配により一挙に限定入荷。*再入荷しません。 TURKEY
BS-8528 CAN ATILLA / Ask-I Hurrem CD \2980
 スパノダキス・ファンに超おすすめのトルコ孤高のアーティスト、ジャナティラ。アンカラ出身のキーボーディストであり作曲家のスーパー・アーティストで、エリザベス女王がトルコ訪問の際に謁見したぐらいの今や頂点を極めた彼がオスマン帝国のスレイマン1世の妃、ヒュッレム・スルタンをテーマに07年にリリースした作品。女性ヴォーカルをフィーチャーし、悲しみと美しさと躍動感に満ち、シンセ、オケ、ハープ、合唱団、リズム・セクション、民俗楽器らが繰り広げる圧巻のスケール。甘美なギター・ソロが入るタイトル曲などシンフォ・ファンも直撃! ヴァンゲリスの影響も感じさせる傑作だ。今回SONY TURKEYの特別手配により一挙に限定入荷。*再入荷しません。 TURKEY
BS-8527 CAN ATILLA / 1453 Sultanlar Askina CD \2980
 スパノダキス・ファンに超おすすめのトルコ孤高のアーティスト、ジャナティラ。本作はスパノダキスと同じくコンスタンチノープルの陥落をテーマにした06年作。最近のヴァンゲリスとスパノダキスが合体したようなサウンドにトルコや近辺諸国の民俗楽器を加えた重厚かつ荘厳な内容で、シンセ、ハープ、オケらの融合に美声の女性ヴォーカルやヴァイオリンを際立たせたパースペクティヴは吸い込まれるような錯覚が起るほど感動的。幽玄さと、エキゾチックさと、トルコ国民を熱狂させたポピュラリティーが絶妙のバランスでミックスされ、ドラマチックな大パノラマが展開されていく。フォトを収録したエンハンスド仕様ですがPCの環境によって見れない場合があります。今回SONY TURKEYの特別手配により一挙に限定入荷。*再入荷しません。 TURKEY
BS-8525 CIRCULUS / Thought Becomes Reality CD \2500
 09年新作3rd。70年代の英国プログレッシヴ・フォーク・バンドから影響を受けたという彼らだが、本作では、中世音楽やトラッドを彼ら流にサイケデリックにアレンジし、グリフォンや初期アメイジング・ブロンデルを連想させるようなメディヴァル・フォーク・ロックを聴かせる。ギター、ベース、ドラムス、キーボード、チターン、クルムホルン、フルート、リコーダーなど、7人編成によるフォーク・ロック・バンドで、一瞬だけコンチェルト・グロッソを思い出させるような聖歌風の厳かなコーラス・パートから始まり、トラディショナルに変化するFORTUNATE ONESのアレンジや、美声女性ヴォーカルが歌う英国アンダーグラウンド・フォーク調のラストの自作曲などが印象的。自主盤。 UK
BS-8524 LISA O PIU / When This Was The Future CD \2500
 VASHTI BUNYANや、LINDA PERHACSを連想させるような夢見がちな女性ヴォーカル・サイケ・フォーク。09年デビュー・アルバム。先日リリースされたコーマスのROGER WOOTTONのライヴ盤で共演し注目を集めた女性ヴォーカリストLISA ISSAKSONと、バンドPIUによる作品で、6&12弦ギターのブリリアントなアコースティック・アンサンブル、エレクトリック・ギター、パーカッション、フルートの物悲しい音色、クラリネット、ハープ、ヴァイオリン、フィドル等による夢想的なサウンドをバックに繊細なタッチで内省的に歌う。メロトロンのクレジットもあり。ジャケットも素晴らしい。全曲自作曲。英語。デジパック仕様。 SWEDEN
BS-8393 ROGER WOOTTON&PIU / Cut The Air At Mello Club CD \2500
 再入荷。限定盤。3面開きデジパック仕様。COMUSであの独特の声を聴かせたROGER WOOTTONと、スウェーデンの美声女性ヴォーカル・サイケフォークの注目バンドPIUとの08年12月にスウェーデンで行われた船上コラボ・ライヴ。男女ヴォーカル、フルート、ヴァイオリン、6&12弦ギター、ベース、パーカッションの6人編成で、メロトロンのクレジットもあり。COMUSの曲では当時の雰囲気たっぷりにエキセントリックな演奏を聴かせ、COMUSでのアンリリースド・ソングOUT OF COMA他、2ndアルバムの1曲目DOWN (LIKE A MOVIESTAR)、1stアルバムからSONG TO COMUSと、THE PRISONERを好演し、まるでタイムスリップをして当時のライヴを聴いているようだ。また、LISAの美声がドリーミィにまどろむPIUの2曲も収録した全6曲。 UK/SWEDEN
BS-8523 V.A. / 1979 Il Concerto Box DVD(PAL)+2CD+BOOK \3500
 遂にこのDVDがクランプス・レーベル30周年を記念してリリース! 1979年6月14日ミラノで行われたアレアのヴォーカリスト、デメトリオ・ストラトスの追悼イヴェントで当初は白血病の彼を救済する為のチャリティー目的で企画されていたが彼は残念ながらこの日の前日にニューヨークで亡くなった。DVDの収録はオリジナルLPやCDとは少し違い、バンコ、ブランデュアルディ(&マウリツィオ・ファブリツィオ)、ヴェネゴーニ&カンパニー、アレアのリズム・セクションとテレーザ・デ・シオをフィーチャーしたカルナシャリアらは収録曲が違う。バンコがアレアをリスペクトするようなフリー・インプロヴィゼーションを展開し「7月、8月、9月(黒)」のフレーズを挿入するなどこのイヴェントならではで、またロベルト・コロンボ入りツイン・キーボードでのPFMのジャム・セッションも収録されている。他、ストラトスのアーカイヴ映像(アレア含む)やクランプスのカンタウトーレもジャズ・ロック・バンドをバックに熱唱するなど、約1時間20分見所満載だ。当時、イタリアのロックシーンは苦難の時期にあり、多くのミュージシャンやファンが共感を持っていたストラトスの死という悲しみが痛々しいほど伝わってくる。それぞれ個々の思いを秘め、まさに70年代の終わりを象徴する歴史的コンサートだった。カラーでの収録。2枚組CDの収録曲は旧盤と同じ。資料を掲載した40ページのブックレット入り。デジパック&スリップケース入り。DVD曲目:AREA - Danz(A)nello、FRANCESCO GUCCINI - Canzone Per Un Amico、BANCO DEL MUTUO SOCCORSO - Lungo Il Margine (incl.Luglio、Agosto、Settembre)、EUGENIO FINARDI - Hold On&Extraterrestre、ROBERTO VECCHINOI - Figlia、VENEGONI&CO. - Jam、ANGELO BRANDUARDI - Confessioni Di Un Malandrino、ROBERTO CIOTTI - Shake It、PFM - Instrumental Jam、GIANCARLO CARDINI - Novelleta&Solfeggio Parlante、GAETANO LIGUORI&TULLIO DE PISCOPO - Tarantella Del Vibrione、SKIANTOS - Ehi Buba Loris、ANTONELLO VENDITTI - Bomba O Non Bomba、CARNASCIALIA - Cirri、AREA - L'Internazionale ITALY
BS-8522 AREA / Arbeit Macht Frei CD \2500
 なんと拳銃型カード付き! クランプス・レーベル30周年を記念して限定リリースされた見開き紙ジャケット(内袋も再現)&リマスター09年盤。クランプス・バッジ付き。地中海に照りつける光をギラギラと感じる骨太の1st。本作のみメンバーとしてサックス奏者やPFMへ移るパトリック・ジヴァスが在籍。バンド史上最もヘヴィな1枚だ。ネイというアラブの笛の音をまねたシンセ音とリフが耳に残る1曲目「7月、8月、9月 (黒)」は彼らの縮図であり、ジャズ・ロックを超越したプログレッシヴなサウンドは今もインパクト大。73年リリース。 ITALY
BS-8521 AREA / Caution Radiation Area CD \2500
 クランプス・レーベル30周年を記念して限定リリースされた紙ジャケット(内袋も再現)&リマスター09年盤。クランプス・バッジ付き。前作を思い出させるバルカン変拍子で畳み掛ける1曲目、ハードなリフとミュージック・コンクレートとフリー・ジャズが怒涛にせめぎ合う2曲目、そのテンションをさらに加速させる3曲目などバンドのグルーヴ感が明らかにアップ。新加入のベーシスト、タヴォラッツィによるトロンボーン、ギタリストのトファーニが操るシンセ、ストラトスが弾くハモンドなどマルチプレイも彼らの音の厚さの鍵だ。74年リリースの2nd。 ITALY
BS-8520 AREA / Crac! CD \2500
 オリジナルにあったステッカーをミニ復刻1枚封入! クランプス・レーベル30周年を記念して限定リリースされた見開き紙ジャケット&リマスター09年盤。クランプス・バッジ付き。最もアレアが凝縮された傑作! 1曲目はバルカンとアラブがミックスされた変拍子リフを自在に展開させ圧倒するが、今聴くとヴォーカルが意外にイタリア的だったりする。そして圧巻のジャズ・ロックへ突入する2曲目、3曲目などフリーなソロと緻密なバックの緊迫感、飛び交う過激な音色などあまりにも刺激的だ。再び地中海色も加わっている。74年リリースの3rd。 ITALY
BS-8519 AREA / Maledetti CD \2500
 クランプス・レーベル30周年を記念して限定リリースされた見開き紙ジャケット(内袋も再現)&リマスター09年盤。クランプス・バッジ付き。フリー・ジャズや現代音楽のミュージシャンを加え、相互の触発をレコーディング。過激さを失わず洗練された凄みのジャズ・ロックの2曲目、フリーさとメカニカルな変拍子で聴き手の脳を圧倒する3曲目、4曲目、弦楽四重奏をクラシカルかつ暴力的にバランスを取った5曲目、アヴァンギャルドに壊れてしまうラストまで実にトゲトゲしい。ライヴを挟み77年にコンセプト・アルバムとしてリリースされた5th。 ITALY
BS-8518 DEMETRIO STRATOS / Metrodora CD \2500
 クランプス・レーベル30周年を記念して限定リリースされた紙ジャケット(内袋も再現)&リマスター09年盤。クランプス・バッジ付き。今や伝説の人となったアレアのヴォーカリスト。76年1stソロ。前半は声の可能性をマジカルに示したもので、楽器のようなトーンからフクロウや猫のような動物的な発声を記録。後半はメロディーもあって、他の彼のソロ作よりはアレアでのイメージに近い。アレアのパオロ・トファーニも協力参加。究極のヴォーカリゼーションだがまだこの先が続く序章作。 ITALY
BS-8517 DEMETRIO STRATOS / Cantare La Voce CD \2500
 クランプス・レーベル30周年を記念して限定リリースされた見開き紙ジャケット(内袋も再現)&リマスター09年盤。クランプス・バッジ付き。今や伝説の人となったアレアのヴォーカリスト。78年作2ndソロ。発声実験、あるいは人間の発声の限界への挑戦をレコード化した作品。高域は7000ヘルツを記録したと言われ、中央アジアの羊飼いに学んだと言う、複数の声・音程を同時に出せる超人ヴォイスが録音されている。研究というかもう学術的な内容だ。彼も凄いがこれを出したレーベルも凄い。 ITALY
BS-8446 KURAI / Same CD \2500
 再入荷。YUGEN関連のチェンバー・プログレ・バンドでこちらは「暗い」の09年デビュー作。ギター、ピアノ、管楽器奏者などYUGENのメンバーなので、サウンド・デザインはYUGENに似るがYUGENの「幽幻」に対してKURAIはより「暗い」というニュアンスをコンセプトにしていると言う。メロトロンが大胆に使用されているのがポイントで、ハープやチェンバロといった楽器と組み合わさり他のこの手のバンドと一線を画している。たしかに全体はダークだが突如舞い込むクラシカルなピアノや、薄く射して来る光り、その揺れる陰影などある種の絵画のようなイメージで展開され、クリムゾン・タッチのメロトロン・チェロがむせび泣く終盤などイタリアならではの手法だ。 ITALY
BS-8516 MOONGARDEN / A Vulgar Display Of Prog CD \2500
 モダンなサウンドへ変革した09年作。ジェネシスからの影響を残しつつそのリリカルさとフレッシュなアレンジをミックスさせ大きくステップアップした。メロトロンやシンセの劇的な使用、ギター・ソロのドラマチックさ、アコギのたおやかさ、アンビエントの重さなど曲作りの時点からかなり計算されたパースペクティヴがあり、ただそれは英国やアメリカのバンドのようにはならず、短い曲であっても長い曲であっても展開はイタリア独特のもので終着までの道程が簡単には説明出来ない複雑味にあふれている。部分的に切り出すとストレートに感じるが16分越えのラスト・ナンバーへ着く頃にはあまたの光景と出会っている。デジパック自主盤。 ITALY
BS-8515 FLOR DE LOTO / Mundos Bizarros CD \2500
 ダントツに曲が良くなった09年新作3rd。変幻自在のフルートをフィーチャーしたヘヴィ・シンフォをリリカルなタッチで展開。インスト指向のスピード感を伴った演奏で聴かせるバンドで、エキゾチックな香りを纏い、アコギの繊細な爪弾きとフルートの音色が哀愁を誘い叙情的で美しい。また、技巧的なフルート・ソロも圧巻。本作ではヴォーカル曲もより多くなり、情感豊かにスペイン語で歌い、南米らしい淡い詩情が胸いっぱいに広がる。彼らのアイデンティティーを全て詰め込んだようなラストの12分近いタイトル曲で、アルバムのクライマックスを迎える。ボーナス・トラックとして収録曲のヴァージョン違いを1曲追加。 PERU
BS-8512 MARA ARANDA&SOLATGE / Deria CD \2800
 ヴァレンシア地方のトラッド・バンド、L'HAM DE FOCの女性ヴォーカリストの09年作。彼女は他にもすぐれたプロジェクトをこなしており、今回は中世のアラゴン王国の愛と悲劇をテーマに取り上げ、自身の音楽を極めている。バックはほぼL'HAM DE FOCのメンバーで、ガイタ、ハープ、ブズーキ、弦楽器、打楽器らによる地中海&アラブ色を濃くたたえたサウンドを充満。トラディショナルだがヴォーカルも含め感覚が冴えており、哀愁すらドラマチックな切り口で鮮烈な印象を残す。高貴かつ妖艶な傑作。52ページの綴じ込み豪華ブックレット付きデジパック。 SPAIN
BS-8509 DEAD HEROES CLUB / A Time Of Shadow CD \2500
 アイルランドといえば昔からプログレ・バンドは皆無といってもいい程だったが、フループ以来のアイリッシュ・シンフォニック・プログレ・バンドが現れた。09年新作2nd。ピーター・ガブリエルやフィッシュを連想させるヴォーカルが、よりそれを感じさせるジェネシス・タイプのバンドで、イット・バイツやジェスロ・タルからの影響も感じさせるが、彼らの場合、イギリスのバンドとは一味違い、例えば叙情的なメロディーひとつを例に挙げてみても、翳りや哀愁感の中にヒューマンさが映り、同じ繊細さでも英国のそれとは違ったアイルランドらしい情感を湛えている。特に、ハケット風のギターが美しい2曲目や、ラストの悲劇的なタイトル曲など10分を越える大曲でバンドの本領を発揮。トールキンのイラストを手掛けているというイラストレーターのジャケットもファンタジック。自主盤。 IRELAND
BS-8508 KOSMOS / Vieraaan Taivaan Alla CD \2500
 ダブル・メロトロンが幻惑的に響くプログレッシヴ・フォーク・ロック・バンド。09年新作3rd。フィンランド語で歌う美声女性ヴォーカル、ギター、ヴァイオリン、物悲しいリコーダー等による、その美しくも妖しい世界は、まさにフィンランドの深くて暗い森に迷い込んでしまったかのような北欧幻想。彼らが紡ぎだすノスタルジックでミステリアスなサウンドは、SPIROGYRAや、EMTIDI、HOLDERLINの1st辺りに通じるような夢想感を持ち、70年代のアンダーグラウンド・フォークを思い出させる。また、12分を越えるラストの曲でもメロトロンをフィーチャーし、サイケデリックなダーク・プログレをワイルドに展開し、彼らのルーツを感じさせる。VIIMAの2ndでバンドにメロトロンをもたらしたキーボード奏者が在籍。マニアックな1枚。英訳歌詞付き。ミニ・ステッカー付き。自主盤。 FINLAND
BS-8507 RUPHUS / Flying Colours CD \2800
 初CD化。78年リリースの5作目。前作の延長線上にあるサウンドで女性ヴォーカルをフィーチャーしたリズミカルな曲調と北欧らしい美空間が広がるジャズ・ロック・テイストのバランスがいい。テクニカルなギターとキーボードは硬質な輝きを持っており、非常にセンシティヴな、そして円熟を感じさせる演奏を聴かせる。ゲストでヴァイオリンが入る5曲目やアコギがリリカルなラストなど英語で歌われているものの透き通った北国の情景が浮かぶ。ボーナスとして78年のイヴェント・ライヴ盤「BRAIN FESTIVAL ESSEN II」からINNER VOICEを収録。 NORWAY
BS-8506 AUNT MARY / Barbed Wire Waves CD \2800
 1stと2ndの間の71年にスウェーデンで録音された未発アーカイヴ・ラジオ音源。彼らがシングルでも取り上げたペール・ギュント組曲の「山の魔王の宮殿にて」のロング・ヴァージョンや2ndへ向けて作られた未発曲(メンバーが変った為、2ndには収録されなかった)2曲を含むヘヴィな演奏で、1stにあったサイケ色からすでに抜け出しており、正統派のハード・ロックを聴かせる。ハモンドのタッチとクラシカルさがプログレッシヴで、影響を感じさせるもヒープとは同年代のバンドだった。重い質感をメンバー全員で押し込めるように畳み掛けている。 NORWAY
BS-8502 MIKE OLDFIELD / Tubular Bells - Deluxe Edition 2CD+DVD(NTSC) \3800
 デラックス・エディション。4面開きデジパック仕様。プラスチック・スリップ・ケース付き。DISC1は、マイク・オールドフィールド自身によるTUBULAR BELLS PART1&PART2のThe 2009 stereo mixesと、 ボーナス・トラック2曲(MIKE OLDFIELD'S SINGLE -1974 / SAILOR'S HORNPIPE-1973)。DISC2は、The Original 1973 stereo mix。そして、DVDは、73年のBBCでのスタジオ・ライヴを収録した貴重映像 (BBC TV 2ND HOUSE - 3RD DECEMBER 1973) と、マイク・オールドフィールド自身による DISC1の2009 5.1 Surround Sound Mixes をDVD Audioで収録。24ページのブックレットには、ストーリー&レア写真を多数掲載。 UK
BS-8501 THE TREE PEOPLE / Human Voices CD \2600
 レア・アシッド・フォーク・バンドが84年にカセットのみで残した幻の2ndアルバム。初CD化。79年にプライベート・プレスでリリースされた唯一作のTHE TREE PEOPLEを残した彼ら。本作も前作からの流れを汲んだドリーミィなサウンドで占められている。リコーダー・アンサンブルや、フルートが物悲しく響き、ウォーム・ハートなヴォーカルと、バッキングの美声女性ヴォーカルがセンチメンタルな叙情を連れてくる。ベルの音で雨音を表現し、まどろむ場面ではファンタジックな幻想色も持つ。英国的な翳りと湿り気を帯びたサウンド。カセット作といっても音質も良く完成度も高い。 USA
BS-8500 DAVE BIXBY / Ode To Quetzalcoatl CD \2600
 69年にプライベート・プレスでリリースされた激レア1stアルバム。初CD化。90年代以降になってから発掘されたがレコードは現在20万円という、かなりの入手困難品として知られるコレクター垂涎アイテム。さて内容はというと、アコースティック・ギターを掻き鳴らし、切々としたヴォーカル、そしてLSDの幻惑で陶酔しきった彼の内なる精神世界が独白的に奏でられるアシッド・フォーク作品。ラストではフルートも導入されドリーミィさをかもし出す。全編を通してダークになることがなく、ホームレコーディングで短期間で録音されたというアルバムで、彼のサウンドがストレートに伝わってくる。 USA
BS-8499 HARBINGER / Second Coming CD \2600
 70年代初期にリリースされた、カリスマ的なフォーク・シンガーDAVE BIXBY率いるアシッド・フォーク・バンドで、DAVE BIXBYの2ndとして知られるこちらも激レア・アルバム。初CD化。前作と同年に録音され、彼の弾くサイケデリックで、ぶつけるように掻き鳴らされるギターと、ヴォーカル・スタイルは前作からそのまま引き継いでいるが、こちらではツイン・アコースティック・ギターのアンサンブルを聴かせ、ベース、そして美声女性ヴォーカリストも参加した4人編成となり、芳醇でまろやかなフォ−ク的な味わい深さが加わった。宗教的なメッセージ色の強いアルバム。 USA
BS-8498 EUREKA / Shackleton's Voyage CD \2500
 CIRCA:のBILLY SHARWOOD、IONAのパイプ奏者TROY DONOCKLEY、RPWLのキーボード奏者YOGI LANGら一線で活躍中の精鋭がゲスト参加してリリースされた09年新作4th。コンポーザーでマルチ・プレイヤーのFRANK BOSSERTの弾く、マイク・オールドフィールド影響下のギター、ベース、キーボードを中心に繰り広げられるシンフォニック・プログレ・コンセプト作。優美なケルト・メロディーや、オーケストレーションを導入したメロディアスなインスト曲などに加え、2曲ながらもBILLY SHARWOODのヴォーカルが入ると一気に叙情性を増しその存在感を見せつける。また、ピアノとシンセ・ストリングス、アコギの爪弾きをバックに美声女性ヴォーカル・トリオのKALEMAがフォーク・タッチに歌うバラード曲も英国調で美しく印象的。 GERMANY
BS-8497 TONY CARNEVALE / Dreaming A Human Symphony CD \2500
 09年傑作。フル・オーケストラを配しアップデイトされたシンフォニック・ロックと伝統的なクラシックが融合。FRANCESCO DI GIACOMO、RODOLFO MALTESEらBANCOのメンバーの他にもイタリアの多くのバンドから多数のミュージシャン、特に英語で歌える男女のヴォーカリストを何人も参加させ、現在のシンフォ・シーンを意識したかのような重厚なサウンドを展開。メロディックなノリを鋭いシンセやヘヴィなギターが切り裂き、オーボエやハープといったアコースティックな美旋律が優雅に現れる。その高鳴りのドラマチックさ。よりクラシカルさに包まれる中盤以降はもうニュー・トロルス並み。女性ヴォーカル陣の中にはあのBARBARA ERAMOも居るという贅沢さ! ITALY
BS-8496 TONY CARNEVALE / Live - Rock Symphonic Concert CD \2500
 新作に合わせて再入荷。全シンフォニック・ファンの息が止まってしまうような凄い傑作! 03年にリリースされた96年ローマでのライヴ。FRANCESCO DI GIACOMO、RODOLFO MALTESEらBANCOのメンバーをフィーチャーしたバンドに、ヴァイオリン、チェロ等の管弦楽を加えた12人編成で迫る圧巻の内容。まずは1曲目の展覧会の絵で失神!! その後も、BANCOとDAEMONIAとVITTORIO DE SCALZI BANDを足したような超ド級のサウンドで、テクニカルかつクラシカルかつドラマチックに大シンフォ・パノラマを繰り広げる。凄いとしか言い様のないぶ厚い音と巧みな演奏だ。間違いなくイタリアの最高峰。 ITALY
BS-8495 TONY CARNEVALE / III Movimento 3CD \3800
 新作に合わせて再入荷。92年の1stソロ、RISONANZEと、95年の2ndソロ、LA VITA CHE GRIDAに、99年の3rdソロ、MOVIMENTOをセットにした3枚組。1stは最初、画集とパックセットで売りに出された。ロマン派から印象派を思わせるクラシカル・センスにサンジュリアーノのようなプログレ・パッションを加えたもの。2ndはBANCOのFRANCESCO DI GIACOMOをゲストに迎え、意識してかどうかはわからないが初期BANCOを思わせるキーボード・ラビリンスで圧倒する。3rdはヴァイオリンやチェロもフィーチャーし、話題のライヴ盤でも取り上げている展覧会の絵や、禿山の一夜も登場するバンド形態によるクラシカル・シンフォニック・ロック作。ライヴ盤とアレンジが違っており、聴き比べる愉しみも。 ITALY
BS-8494 ARTURO STALTERI / Half Angels CD \2500
 ピエロ・リュネールのリーダー。09年ソロ作。彼のピアノ、シンセ、ハープシコード、ギター、ブズーキの他にヴァイオリン、チェロ、ドラムス、パーカッションを加えたアンサンブルでミニマル系ではなく近年のカッチャパリアを思わせる詩情あふれたインストを聴かせる。その情景や立ち込める気配には彼の人柄か優しい温もりがあり、シリアスな冷たさを感じないのが本作のポイントだ。イタリアのアコースティック系のレーベルからのリリースだがもっとメジャー扱いされてもいいと思う。トールキンからのインスパイアあり。見開き紙ジャケット。 ITALY
BS-8493 NEW TROLLS / Quelli Come Noi CD \2200
 長らく廃盤でみんな探していた92年作がリマスターでレーベルも新たに再リリースとなった。リリース当時のサンレモ92参加曲を含み他は旧曲のリメイク物ながら、ヴィットリオ、ニコ、アルフィオらによる録音は現在のニュー・トロルスの基盤と言えるもの。ベローニやウザイも加わった重厚なアンサンブルと華麗なコーラスはポップ作としてイ・プーに匹敵。アレンジもジャンフランコ・ロンバルディなので完ペキ。この年代のヒット性と斬新さをセルフ・カヴァーと言えるオリジナル曲に巧みに取り入れたセンスは流石。とは言え、伝統的なオーケストレーションを施したUNA MINIERAやSIGNORE、IO SONO IRISHには感涙。 ITALY
BS-8492 IDA RENDANO / Gli Amori Persi CD \2800
 女性ポップ・シンガーの09年作。デビューは90年初頭で、ミア・マルティーニのバックやジャズ作などを経て久々の新作リリースとなった。イタリアの典型的な甘さが魅力のヴォーカルでラヴェッツィが絡んでいるような曲調で聴かせている。翳りが射すコード進行、スタイリッシュなリズム、切れのあるアコギ、透明感のあるキーボード・オケ、漂う大人の哀愁などそんな感じだ。なので声のタイプは違うがかつてのアンナ・オクサあたりのメロディックな雰囲気が好きな方は注目。曲のキャラと合わないように思うんですがオマケでピアスが封入されています。 ITALY
BS-8491 EL SUENO DE MORFEO / Cosas Que Nos Hacen Sentir Bien CD \2800
 LA OREJA DE VAN GOGHファンにおすすめの、現在スペインで大ブレイク中の女性ヴォーカル・バンドの09年作。アレンジが繊細になり曲の良さもさらにアップ。本作ではケルト色を薄めよりポップ&ロックなサウンドへ仕立てられているが、このバンドならではの風味は残しヴァイオリンやティン・ホイッスルが時折り入ると他には無い叙情的な色彩を生む。しっとりと哀愁を歌うミディアムテンポのナンバーなど透明な美が香り立ち、女性ヴォーカリスト、RAQUELの魅力に満ちる。XEMAも含め全タイトルとも女性ヴォーカル・ファン注目! SPAIN
BS-8490 EL SUENO DE MORFEO / Nos Vemos En El Camino CD+DVD(PAL) \3200
 LA OREJA DE VAN GOGHファンにおすすめの、現在スペインで大ブレイク中の女性ヴォーカル・バンドの07年作。可憐な女性ヴォーカリストRAQUELをメインにアストゥーリアス地方ならではの風味で、ポップ+ロック+ケルトといった全編メロディックなノリで聴かせてくれる最高のバンドだ。つまり、女性ヴォーカル・ポップ・ファンでも、ロック・ファンでも、ケルト・ファンでも虜にしてしまう。楽曲の良さとアレンジが格段にアップしたメジャー2作目で、どこかあのメカーノの流れも感じる名作。ライヴ2曲やプロモ・クリップ、メイキング等を収録したDVD付き3面開きデジパック限定盤。 SPAIN
BS-8489 EL SUENO DE MORFEO / Same CD+DVD(PAL) \2800
 LA OREJA DE VAN GOGHファンにおすすめの、現在スペインで大ブレイク中の女性ヴォーカル・バンドの05年作。英意MORPHEUS DREAMにバンド名を変え、ワーナーと契約し05年にリリースされたメジャー・デビュー作。XEMAの音楽性にギターなどロックのノリを加えたサウンドでメロディックさはまさにヴァン・ゴッホを意識した音作りだが、メカーノ調で来たゴッホに対し、このバンドはアコースティック楽器による透明なケルト色を個性にしている。その美しさがポイントだ。ライヴを交えたインタヴュー、プロモ・クリップ等を収録したDVD付き3面開きデジパック限定盤。 SPAIN
BS-8488 XEMA / Del Interior CD \2800
 LA OREJA DE VAN GOGHファンにおすすめの、現在スペインで大ブレイク中の女性ヴォーカル・バンド、EL SUENO DE MORFEOの前身バンドがインディで02年にリリースした唯一作が新作に合わせジャケットも新たにリマスター・リリース。09年盤。カナリア諸島出身の女性ヴォーカリスト、RAQUELをメインにしたアストゥーリアス地方のグループでポップなサウンドの中にヴァイオリンやティン・ホイッスルがもたらすケルト風味が立っているのが特徴で、フォークよりもポップ寄りにメロディアスに聴かせる。今接しても洗練されている名盤だ。 SPAIN
BS-8487 MUSICA URBANA / Same CD \2500
 傑作。76年リリースの1st。スパニッシュ・フレイバーを全編でたたえたカンタベリー影響下のジャズ・ロックで英国のその筋の名盤と比べてもまったく引けを取らない。ギター、シンセ、エレピ、フルート、クラリネット、サックス、巧みなリズム・セクションらの精巧さと緻密さはあまりにも鮮やかでセンシティヴ。叙情性とテクニカルさが見事なバランスで組み立てられている。そのスキのない作曲力はスペインの中でもダントツだ。かつてスペインのハットフィールドと言われたそのサウンドは今も輝き続けている。リマスター09年盤。 SPAIN
BS-8486 BLAY TRITONO / Clot 20 CD \2500
 76年リリースの単発ジャズ・ロック作。バルセロナのバンドで、民俗管楽器のテノーラを使ったオープニングなど同郷のダルマを思わせるものの、ソフト・マシーンあたりからの影響も強くテクニカルなサウンドにクラリネットやトランペットをフィーチャーしたカタルーニャ色が少し混ざり合い、どちらかというと英国寄りの雰囲気で聴かせる。技巧的なエレピ、変拍子をクールに演奏するリズム・セクションなど派手ではないがスペインの中ではトップクラス。ゆっくりとテンションを高めていく2曲目などかなり来る。リマスター09年盤。 SPAIN
BS-8485 BARCELONA TRACTION / Same CD \2500
 バルセロナのジャズ・ロック・バンド。75年リリースの1st。ギターレスのトリオ編成でエレピとアコースティック・ピアノをメインに手数の多いキリコ・タイプのドラマーが煽る。エフェクティヴなベースや曲によって使用されるムーグがプログレ色を出し、緩急が付けられた展開など全編インストながらも練られた作曲とトリオと思わせないアレンジの上手さ、イメージの醸し出し方等で飽きさせない。さらに、インプロヴィゼーションにおいてもメロディアスさを保ち、地中海色もほんのりと漂わせている。リマスター09年盤。 SPAIN
BS-8484D RENAISSANCE / Song Of Scheherazade DVD(NTSC) \2600
 改訂版がようやく完成&入荷! バンド初のオフィシャルDVDが遂にリリース。映像はモノクロながらも、この当時のレア・アーカイヴ映像はファン必見。アメリカ・ニュージャージーで行われた、76年5月28日のCAPTAL THEATREと、79年7月28日のCONVENTION HALLでのライヴを約138分収録。当時のバンドのライヴ演奏が熱気を帯びてリアルに伝わってくる。特に76年のライヴでは、RUNNING HARDからスタートして、OCEAN GYPSY、CARPET OF THE SUN、MOTHER RUSSIA、PROLOGUE、そして約10分のSONG OF SCHEHERAZADE (MEDLEY)、THE YOUNG PRINCE AND PRINCESS、THE FESTIVALと、代表曲がずらりと並ぶ。79年も、THE VULTURES FLY HIGH、JEKYLL AND HYDE、NORTHERN LIGHTS、FOREVER CHANGING、SECRET MISSION、A SONG FOR ALL SEASONS、FLOOD AT LYONSの7曲。約30年前の映像に感涙。歴史を感じさせる1枚。*初回プレスの再生速度の問題点は修正されています。 UK
BS-8483 JO GABRIEL / Fools And Orphans CD \2500
 ケイト・ブッシュ影響下のヴォーカル・スタイルで歌う、ピアニスト兼女性ヴォーカリスト。09年新作。彼女の弾く表情豊かでリリカルなピアノをバックにしっとりと聴かせるアルバム。聴き進むにつれ本当にケイト・ブッシュに似てると思うが、ケイト・ブッシュ・スタイルといっても彼女の場合は、アグレッシヴな攻撃性は全く無く、例えるならMOVINGのような雰囲気で聴かせ、あくまでも深く沈みこむような薄暗さと慈愛に満ちたような涙腺を直撃する哀愁感が切なく響き、聴く者の心を優しくそして激しく揺さぶる。曲により手風琴や、ゲストによるチェロ、ギター、ベース、トランペットなども導入される。 USA
BS-8482 CRISTA GALLI / Hayaku CD \2500
 ケルトとオリエンタル・サウンドを融合させた独自の揺らぎサウンドを奏でる男女デュオの09年新作。クリスタルのように透明感のある美声女性ヴォーカルと、ケルティック・ハープ、キーボード、ピアノ、フルート、ヴィオラ、琴などで織り成す美旋律が響く。天上から響いてくるかのようなハレルヤをモチーフにしたトラッドのアレンジや、ケチャのようなヴォーカル・パートをアレンジに取り入れたりと、単なるニューエイジ・サウンドにはなっていない。全編を通して、ゲーム音楽に通じるようなクリエイティヴかつイマジネイティヴな印象を受ける。デジパック仕様。 FRANCE
BS-8481 CLAUDIO ROCCHI / Suoni Di Frontiera CD \2200
 初CD化。75年にアリストンからリリースされたエレクトロニクス指向の作品。ギター、シンセ、ピアノ、ヴォイス、パーカッション、テープ・エフェクトすべて彼の手によるもの。初期バッティアートやアルトゥーロ・スタルテーリが傾倒していたミニマル要素にロッキらしい内面を映し出したセンシティヴな内容で、例えばドイツのエレクトロニクス系作品とはまったく別の感性が宿っている。アルバム中盤あたりの淡く夢想的な流れが彼らしく、さり気なく地中海の要素も取り込みアイデンティティーを見せている。新たなアートワークにて3面開きデジパック。 ITALY
BS-8480 ADVENTURE / Beacon Of Light CD \2500
 よりドラマチックになった09年2nd。このバンドらしい中世色とぶ厚く締まった演奏でメロディックにオープニングは入っていくが、組曲が多く途中でリリカルなアコギやフルートをフィーチャーする場面が何度もあり、メロトロンのチェロやコーラスも効果的に使われている。ギターはバッキングに回るとヘヴィだが、ソロでは北欧らしい泣きをたたえたフレーズで聴かせる。前作にあったトラッド・メロを発展させたような風味はケルス・ピンクあたりも思わせ、精巧な作りを見せるアトラクティヴな力作だ。 NORWAY
BS-8479 ARPIA / Racconto D'Inverno CD \2500
 4作目となる09年作。現在のメランコリックな路線を狙っているものの、宗教をテーマにしているらしく、ダークながらもその灰色にはイタリア特有の影というかミステリアスさが潜む。少し初期のアラン・ソレンティを思わせるような男性ヴォーカルと美声の女性ヴォーカルの優麗な絡み、アコギの繊細な響き、霧の如く立ち込めるストリングス・キーボードなど派手さは無いが全19曲約43分切れ目なく曲がつながっていく。いわゆる音響派にはまったく行かない彼らの地盤から生まれた作品だ。以前のサウンドとキャラ変っています。 ITALY
BS-8478 APOGEE / Mystery Remains CD \2500
 09年新作5th。ジェネシス・タイプのジャーマン・シンフォニック・プログレ・バンドの6年振りのアルバム。キーボード、ギター、ベース、ヴォーカルをこなすマルチ・プレイヤーと、ドラマーによるユニットながらも、バンド・スタイルのダイナミックなサウンドで迫る新作。アコースティック・ギターやシンセによる中世音楽風のフレーズや、クラシカルなメロディーも取り入れ、また、甘めのギター・トーンや、随所でメロトロン系を含めたバンクス影響下のキーボードをフィーチャーし、陰影を帯びたドイツならではの色彩感覚と叙情美でファンタジックに綴られる。全5曲の大作指向。メンバーは同傾向のシンフォ・バンドVERSUS Xでも活躍中。英語。 GERMANY
BS-8477 ILLUMION / Hunting For Significance CD \2500
 女性ヴォーカルをメインにしたロック・バンドの09年デビュー作。といっても完全な新人バンドという訳ではなく、メンバーは、IXION、ULYSSES、S.O.T.E.といったオランダのプログレ系バンドの絡みで結成されリリースされたアルバム。美声女性ヴォーカルの多重がきらめき、伸びやかでややヘヴィ・エッジなギター、シンセとリリカルなピアノ・プレイやオルガン、ゲストでヴァイオリン、チェロなども導入し、プログレッシヴ・エッセンスを加えたシンフォ色や、最近のギャザリングを連想させるような女性ヴォーカル・ポップ・サウンドにも変化するハイブリッド・バンド。クリアーな中に流れるたおやかな幻想感がオランダのバンドらしい。 HOLLAND
BS-8476 ECLAT / Live Au Roucas CD \2500
 フレンチ・ジャズ・ロック・バンドの07年9月のライヴ。今のところ最新作となる02年のアルバムLE CRI DE LA TERREの曲を中心に、旧曲と、新曲1曲で構成された全8曲。メンバーが一丸となっためまぐるしい展開で聴かせる。リト・ヴィターレを連想させるようなタッチで弾かれるジャージィでテクニカルなピアノ・ソロが印象的で、ひしめき合い超絶に攻めるだけでなく、ギターが泣き、憂愁を帯びたメロディアスに香る黄昏た面も持ち、どこかそのサウンドに地中海の潮の香りが漂うのは彼らがマルセイユのバンドだからだろうか。かつて来日時に披露したTOUJOURS COURIRも収録。ラストは2ndアルバムからの曲で、ヴォーカル入りのシンフォ・プログレで締めくくる。ポテンシャルの高い好ライヴ。 FRANCE
BS-8474 PEKKA STRENG&TASAVALLAN PRESIDENTTI / Magneettimiehen Kuolema CD \2500
 26才という若さでこの世を去ったフィンランドの伝説のフォーク・シンガーが70年にTASAVALLAN PRESIDENTTIをバックにレコーディングした1stアルバム。このバンド名のクレジットによりジャズ・ロック・テイストかと思わせるが、アコギ、フルート、パーカッションらもフィーチャーし英国で例えるならI.S.B.やC.O.B.に近いサイケ・フォーク&ロックを聴かせる。もちろん随所で絡むJUKKA TOLONENのエレクトリック・ギターは高いスキルを見せ、リリカルでありブルージーでありテクニカルに舞う。アルバム・ラストは名曲。リマスター&3曲ボーナス入り。 FINLAND
BS-8473 GABRIEL BONDAGE / Angel Dust + Another Trip To Earth CD \2500
 リリースはマイナーながらメジャー級のヘヴィ・シンフォを聴かせる彼らの75年1stと77年2ndが2in1でCD化。ハモンド、ムーグ、メロトロン(ソリーナ)らのヴィンテージ・キーボード群がクレジットされており、フルート、サックス、ハープシコードらも絡めた壮大なサウンドを展開。ムーディ・ブルースの夢想感にサイケ色がダークに交じり合ったような1st、アメリカらしい構築性とパワフルな演奏で迫る2nd、どちらも曲の出来等クオリティーは高くこの国のアンダーグラウンド・シーンのレヴェルの高さを改めて実感。デジパック。 USA
BS-8472 ATTILA / Same CD \2500
 あのビリー・ジョエルがハモンドを凶暴に弾き倒すキーボード&ドラムスのデュオによる70年リリースのハード物。レスリーとワウを通したオルガン・サウンドが全編で炸裂し、ビリー・ジョエルが絶唱するといったその後のスタイルッシュな彼のイメージからは想像も出来ない内容だ。エクスペリエンス的なノリだが、プログレ的な畳み掛けも見せラストはナイス風のクラシカルな展開へ持ち込んでいる。当時エピックからリリースされ、国内盤も「フン族の大王アッティラ」というタイトルで出ていたのは有名な話。デジパック。 USA
BS-8471 NECRONOMICON / Strange Dreams CD \2800
 76年の未発レコーディングを収録した09年盤。ハードなハモンドとギターが核となったヘヴィなサウンドを全編で聴かせる。中にはプロコル・ハルムのようなクラシカルなバラードや、イエスのようなコーラスを用いる曲もあり以前リリースされていた4枚組LPボックス(71年〜74年のレア・トラック)も合わせると単発のバンドではなく、意外と長期に渡って精力的に活動していたのが分かる。後半ではよりハモンドが攻撃的にフィーチャーされ、弾き倒しモードへ。このあたりの展開がジャーマン・ロックらしい。 GERMANY
BS-8470 ACTION / Same CD \2800
 ヒープをソフトにしたようなハモンド入りのハード・ロックを聴かせる72年録音作で97年に初めてLPリリースされたレア物。リッチー風のギターが入るも当時共演したエクセプションから影響を受けたという純プログレ的なクラシカル・ロックも見せ、英語で歌われているものの音色にはゲルマンの香りが立ち、部分的には初期ノヴァリスのような叙情を導き出している。ボーナスで再結成での08年のライヴが収録されており、演奏も上手く彼らが昔やろうとしていたことがより明確に伝わってくる。ブレイン・レーベル系の音だ。 GERMANY
BS-8469 RADIO NOISZ ENSEMBLE / Yniverze CD \2800
 ドイツ中世古楽フォーク・バンドのEMMA MYLDENBERGERのメンバーがバンド解散後の82年に1000枚のみリリースした唯一作。初CD化。母体バンドとは毛色の違うサウンドを聴かせ、オーボエ、リコーダー、クルムホルン、アラビック&チャイニーズ・フルートといった木管楽器を前面に、アコギ、マンドリン、ヴァイオリン、ダブル・ベース、パーカッション、ピアノ等で、ジュルベルヌやサード・イヤー・バンド、最近だとイタリアのGATTO MARTE辺りをイメージさせるようなアコースティック・チェンバー・アンサンブルを奏でるインスト作品。ゲストでGURU GURUのドラマーMANI NEUMEIERが参加しパーカッションを担当。ボーナス・トラックの82年のライヴ5曲ではインプロヴィゼーションやメディテーション色を交えた演奏を聴かせる。さらに未発デモ1曲の6曲のボーナス・トラックを追加。 GERMANY
BS-8468 STREAM OF PASSION / The Flame Within CD \2500
 デジパック仕様、ボーナス・トラック1曲 (FAR AND APART) 追加の限定盤。美声&美形女性ヴォーカリストMARCELA BOVINOを残して、AYREONのルカッセンを始めほとんどのメンバーをチェンジしリリースされた4年振りとなる09年新作2nd。彼女は、本バンド結成以前からメキシコのプログレ・バンドELFONIAのヴォーカルとして知られ、ギャザリングの最新作でもゲスト参加し、その美声を聴かせるなど、いろいろなバンドで活躍中。そんな彼女が中心となってリリースされた新作は、ジャケットも見目麗しいゴシック・シンフォ作。生のストリングス・クァルテットと、クラシカルなピアノのフレーズ、そして伸びやかに歌うマルセラの美声は、マジェンタのクリスティーナ系。ヘヴィ・エッジなギターをフィーチャーした面と、しっとりとバラード調に聴かせる場面が交互に混ざり合い展開されていく。ドラマ性のある陰影を帯びたメロディーラインも美しい。オースリア盤。 HOLLAND
BS-8467 ROSSOMETILE / Terrenica CD \2500
 インディ・シーンで注目されていた女性ヴォーカル・バンドの09年作。もともとはゴシック・ハード系の音楽性だったが、ここに来てポップと融合。結果、最近のマティア・バザールに曲によってヘヴィなギターを持ち込んだようなサウンドに変化。イタリア語で歌う女性ヴォーカリストのニュアンスがとても良く、バンドがフェヴァリットに挙げているグループのギャザリングらとは少し違うポジションで聴かせる。所々テクニカルなギターが舞うといったロック色が残るも翳りと哀愁を抱き合わせ、後半など切々とした女性ヴォーカル物としてもフィット。彼女はソロでデビューすべし。 ITALY
BS-8465 FINAL CONFLICT / Another Moment In Time CD+DVD(NTSC) \3500
 3面開きデジパック仕様・DVDとCDがセットになった限定盤。プロフェッショナルなカメラワークで撮られ、ハイクオリティーなライヴ映像に定評がある、ポーランドのTHE WYSPIANSKI THEATREで08年10月に収録されたライヴ。このライヴCDも音質などを含めてクオリティーが高く、本セットでしか手に入らない。円熟したサウンドを聴かせる正統派英国シンフォニック・プログレ・バンド。91年のデビュー作から06年の5作目までのアルバムから選曲されたベスト・ソングをまんべんなく全10曲演奏。オリジナル・メンバーのツイン・ギター(&ヴォーカル)に、キーボードのおじさん組に、若手のドラマーとベーシストが加わることで、リズムがタイトにキマッていてサウンドを引き締めている。ボーナスは、インタビュー、フォト・ギャラリー他。DVDは95分収録。ポーランド盤のみでのリリース。 UK
BS-8464 SBB / Behind The Iron Curtain 2CD+DVD(NTSC) \3500
 4面開きデジパック2CD+DVD限定盤。09年のライヴで、フォーカスのようなクラシカルなオープニングからハマってしまう。今回は通して重厚なハモンドがフィーチャーされ、その響きのヴィンテージ色がプログレッシヴに出ており、またヴォーカルも絶唱し、最近のライヴの中では特に凄みを見せている。ツイン・ドラムスから必殺WALKIN'AROUNDへのメドレーもキーボードはハモンドを主体とし、それにミニ・ムーグの圧迫感が加わったバンド史上最もヘヴィなこの曲ではないだろうか。プロフェッショナルなカメラワークで撮られ、ハイクオリティーなライヴ映像に定評がある、ポーランドのTHE WYSPIANSKI THEATREでの収録。全14曲約2時間+プロモ・クリップのボーナス入り。 POLAND
BS-8463 JOZEF SKRZEK / Ojciec Chrzestny Dominika CD \2500
 デジパック&リマスター限定盤。荘厳なパイプ・オルガンが響き幕を開ける彼の傑作2ndソロ。80年リリース。旧東欧然としたクラシカルなシンフォニック作としてダントツの出来。多彩な楽器を彼1人で操り、畳み掛ける作風ではないが、全盛期のリック・ウェイクマンにだって負けない音符の詰め込まれた内容だ。おごそかなヴォーカルやコーラスも良い。バレエのための作品らしいが、オペラ並の仰々しさ。全2曲という大作指向。エニドやイエス・ファンもぜひ聴いてみてください。6曲ボーナス入り。 POLAND
BS-8462 ANNA MARIA JOPEK / Dwa Serduszka、Cztery Oczy 3CD BOX \4200
 これは注目&ファン必携! 来日したポーランドの美声女性ヴォーカリストの09年限定3CDボックス。07年リリースの傑作、IDと08年リリースのライヴ盤JO&COに、14曲もレア・トラックを収録したボーナス盤がセット。これらのボーナスはシングルのみの曲や、ヴァージョン違い、未発ライヴ等で構成され、まったくアルバムと同じ雰囲気とクオリティーを持っており、また09年の最新スタジオ・テイクも含まれ、彼女ならではの凛とした美意識が流れるクラシカルさ、ジャージーさ、トラディショナルさが幽玄に漂い傑出している。さらに100ショット近いフォト掲載の70ページの豪華デジブック&スリップケース入り。コレクターズ・アイテムとしてはもちろんマスト、入門にも最適です。限定生産ポーランド盤。 POLAND
BS-8460 TERESA SALGUEIRO&LUSITANIA ENSEMBLE / Matriz CD \3200
 元マドレデウスの女性ヴォーカリスト。ソロ4作目となる09年作。弦楽アンサンブルにアコーディオンやパーカッションを加えたチェンバー・アレンジで、今回はポルトガル・ギターも入れているものの、前作と同じくマドレデウスの音楽性とはやや距離を置いた作風になっており、本作では18世紀のトラッドも取り上げ、マドレデウスの音楽を遡るような中世音楽的な古色にあふれている。中には打楽器のみのインストまであり、ポルトガル音楽の精神やルーツを探求する、といったコンセプトのもと彼女が一声を放つとあたりが張り詰めた美色に染まる。ファン必聴! PORTUGAL
BS-8459 HANDE YENER / Hayrola CD \2980
 セゼン・アクス・ファミリーの末娘、ハンデ・イェネールの09年作。過激なコスプレ・ジャケで知られる彼女だが、今回は3面開き紙ジャケットで、開くとなんと彼女の股間からCDが飛び出すといったキャバクラ遊びのような仕掛けの変型物。トルコ特有の民俗色の無いポップ&ビート系ながらパフューム風のヴォイス・チェンジャーを所々で使い、彼女のソフトな生声と混ぜ浮遊感のあるサウンドに仕上げられている。アンビエントが生むダークなサイケデリックさも特徴で、このあたりは最近のターキッシュ・ポップスのカラーだ。 TURKEY
BS-8456 TOUCHSTONE / Wintercoast CD \2500
 女性ヴォーカル・ヘヴィ・シンフォニック・プログレ・バンドの2年振りとなる09年2ndアルバム。KIM SEVIOURが非常に透明感のあるマギー・ライリー・タイプの伸びやかな美声で歌う女性ヴォーカリストで隠れファンも多いとか。ややヘヴィ・エッジなギターをフィーチャーしているものの、クラシカルでリリカルなピアノのフレーズや、キーボードによるストリングスとオーケストレーションなど、曲のアレンジも凝っていて、ドライヴ感のあるスピーディーな曲から、バラード調の哀愁を帯びた美しいメロディなど、バンドのヘヴィな面と、ヴォーカル・メロディーを活かしたフォーク・ロック風にしっとりと聴かせる2面性がほど良くミックスされ、英国的な情景美をコントラスト豊かに映し出していく。前作同様、IT BITES、ARENAのJOHN MITCHELLがミックスで参加。 UK
BS-8455 THE EDEN HOUSE / Smoke&Mirrors CD \2500
 ALL BOUT EVEファン必聴! ジュリアンヌ・リーガンが歌うプロジェクト・バンドの09年デビュー・アルバム。英国ゴシック・ロック・バンドFEIELDS OF THE NEPHILLIM(懐かしい〜!)のメンバーを中心に、ヴァイオリンや、現在のゴシック・シーンで活躍中の4人の女性ヴォーカリスト(JULIANNE REGAN、MONICA RICHARD、AMANDINE FERRARI、EVI VINE)が参加。なんと言ってもこのプロジェクトの良いところは各女性ヴォーカリストが単なるヴォーカル担当ではなく、曲作りにも加わっていることで、サウンド面は80年代の英国ゴシック、そう、AAEの全盛期だった頃のサウンド・スタイルで全体が統一されつつ、それぞれのカラーがうまく出ているところ。全10曲中、4曲でジュリアンヌ・リーガンが歌っているが、まさにファンが思い描くAAEそのものの、当時を彷彿させるような音。また、ピンク・フロイドのエンジニアANDY JACKSONを起用したことで、非常に英国的な仕上がり。全曲女性ヴォーカルの、この手の傑作アルバム。3面開きデジパック仕様。自主盤。 UK
BS-8453 AMAZING BLONDEL / Mulgrave Street CD \2200
 74年6作目。前作までの中世ルネッサンス色は全く無く、EDWARD BAIRDと、TERENCE WINCOTTのツイン・ギターとキーボード、そしてウォームハートなヴォーカルを中心にした、たおやかな英国田園フォーク・ロックに変身。ベース、ドラムス、ギター、そしてムーグ、ピアノ&ヴァイオリン(エディ・ジョブソン)などゲストも多数参加。当時バンドのライヴでもよく取り上げていたと言う、SAD TO SEE YOU GOや、LOVE MUST BE THE BEST TIME OF YOUR LIFEなども収録。 UK
BS-8452 AMAZING BLONDEL / Inspiration CD \2200
 75年にDJMからリリースされた7作目。初CD化。初期のような中世ルネッサンス色は無いが、オーケストラをフィーチャーし、EDWARD BAIRDと、TERENCE WINCOTTのツイン・ギターとキーボード、ウォームハートなヴォーカルに、ピアノ・ソロやドラムスも加えた美しいフォーク・ロック・アルバム。英国らしい高貴な気品に満ちた優美なサウンドと、ちょっとビートルズを思い出させるような英国サイケ・ポップ・メロディーとヴォーカル・ハーモニーを加えたような部分も。オーケストラの音色は牧歌的で、オーガニックな空気に包まれるが、ラストではアルバムの閉めに相応しく、ドラマ性を帯びシンフォニックに聴かせる。MEL COLLINSがゲスト参加。 UK