update 2010/01/20

NEW 70's RARE

表示金額は全て税込みです

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BR-1571D ACOUSTIC STRAWBS / Live At Hampton Court Palace DVD(NTSC) \2500
 今年の5月に2日間に渡って行われた、リック・ウェイクマンのTHE SIX WIVES OF HENRY VIII のオーケストラと混声合唱団をフィーチャーしたライヴのオープニング・アクトとして招かれたアコースティック・ストローブスのライヴ。DVDの本編は、DAVID COUSINS、DAVE LAMBERT、CHAS CRONKの3人でのパフォーマンスで、3本のギターとヴォーカル・ワークで、NEW WORLD、GHOSTS、MIDNIGHT SUNといったストローブスの名曲7曲を聴かせる。また、オーディオのみになるが、アコースティック・ストローブスと、リック・ウェイクマンのピアノとの共演によるストローブスの4曲、そして、リック・ウェイクマンのTHE SIX WIVES OF HENRY VIII のライヴ・プレビューを約2分収録。
BR-1003 ALL ABOUT EVE / Same CD \2500
 当時、限定盤7インチ、12インチなどなど次々と凝った丁装でリリースされ、プログレ・ファンのコレクター魂をわし掴みにした、今や伝説的なバンド。70年代の流れをそのまま受けついだような、アコースティックな部分を持つサウンドと、ジュリアンヌ・リーガンによるナチュラルな女性ヴォーカル、彼女の容姿もまたプログレ・ファン好みだった。88年にメジャー・デビュー第1弾としてPHONOGRAMからリリースされた1stアルバム。プロデュースは、元ヤードバーズで、その後ルネッサンスのプロデュースも手掛けたポール・サミュエル・スミスによる。レコードより3曲多いボーナス入り。
BR-1004 ALL ABOUT EVE / Scarlet And Other Stories CD \2500
 89年にリリースされた2nd。前作同様ポール・サミュエル・スミスのプロデュースによる。何と言ってもこれが最高傑作! 彼らの持つサウンドの繊細さ、ジュリアンの微妙な表現力も一層引き出され、空間に流れるブリティッシュ・ロック特有の湿った音作りは、まさに英国そのものだ。録音もかなり凝ったサウンド・エフェクトで、時間と力を注いだことが伝わって来る。RIC SANDERSもヴァイオリンで1曲参加。このアルバムを最後にバンドのメロディー・メーカーであったギタリストが脱退し、次作からサウンドのカラーが変わってくる。3rd時の12インチではメロウ・キャンドルのカヴァー(CD未収)をやっていたりして、マニアック振りを発揮していた。
BR-1515 ALSO EDEN / It's Kind Of You To Ask CD \2500
 シンフォニック・プログレ・ファン必聴の08年新作2nd。キャメル、ジェネシスからの影響を感じさせつつも、このバンド独自のカラーで染め上げた。曲の展開や各楽器のプレイそれぞれに高いスキルがあり、聴いていて気持ちが良くなるアルバムだ。シンセ、ピアノ、オルガン、メロトロン系を導入し、品格のあるプログレッシヴなセンスを感じさせるキーボーダーの存在感が絶大。また、ギターもエレクトリック、アコースティックとバランス良く使い分け、ドラムス、ベースもタイトなリズムを刻む。ファンタジックで色鮮やかな空気がフレッシュに広がっていく。こういった英国の自主系バンドだとBIG BIG TRAINが名実ともにトップ・クラスだが、それに並ぶバンドへと成長を遂げた、正統派シンフォの注目作。自主盤。
BR-1297 ANNIE HASLAM / Blessing In Disguise CD \2500
 05年リマスター盤、ボーナス・トラック2曲追加収録。94年にリリースしたソロ・アルバム4作目が再発。今回、本作の再発に伴い、本作以降の全5タイトルがリマスター・UK盤で再発されることとなった。彼女の美声は今更いうこともないが、清々しくもファンタジックな、彼女らしい女性ヴォーカル物に仕上がっている。アルバム中盤のバロック調アレンジをほどこし、ドラマ性を持って広がるJORDAN RUDESS作曲(キーボードも弾いてます)のRAINDROPS AND LEAVESから、ルネッサンスを連想させるようなクラシカルな泣きのあるA WHISPER FROM MARSEILLES、そしてI LIGHT THIS CANDLEへの流れが本アルバムのハイライト。ボーナスの2曲は、92年にTONY VISCONTIとANNIEによって書かれた曲で、02年に録音された未発表曲。ANNIEの父に捧げたというHIGH ABOVE(FOR GEORGE)と、美しいラヴ・ソングのPAINTINGS LAST FOREVER。
BR-1299 ANNIE HASLAM / The Dawn Of Ananda CD \2500
 05年リマスター盤。94年以来、約6年振りの2000年にリリースされたソロ・アルバム。MICHAEL DUNFORD、TONY VISCONTI、LARRY FAST、といった超強力なバック陣の協力によりクラシカル美と、彼女の美声ヴォーカルが見事にマッチした、往年のルネッサンスを思わせるような美しいサウンドとなった。タイトルのANANDAとはヒンズー教の言葉で至福、天国…といった意味を持つ。
BR-1532 AQUAPLANAGE / Same CD \2500
 傑作デビュー作。驚嘆の本格派シンフォニック・プログレ08年作で、リリース当時話題になったTANTALUSのキーボーディストと、本バンドのリーダー格のギタリストがイエスのカヴァー・バンドを経て結成したグループ。テクニカルなギターと、リック・ウェイクマンを連想させるキーボードのアンサンブルをタイトなリズム・セクションが支え、フルートや、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのストリングスを優美かつダイナミックに導入し、メロウなヴォーカルの印象も良く、緻密なアレンジを施したガラス細工のような職人技的サウンドで聴かせる。隅から隅まで作曲されたコンセプト・アルバムで、オーケストラの如くスコアが支配しており、また、ネオ・プログレの系譜は全く無く、英国ならではの気品と伝統を受け継ぎつつも、バンドのオリジナリティーを感じさせる完璧な1枚だ。必聴! 自主盤。
BR-1596 BIG BIG TRAIN / The Underfall Yard CD \2200
 シンフォニック・プログレ・ファン&メロトロン・ファン必聴! 2年振り待望の09年新作6thアルバム。新たなヴォーカリストを迎え、メンバー・チェンジを経て丁寧に作り上げられた力作。FRANCIS DUNNERY (ex. IT BITES)、JEM GODFREY (FROST*)、NICK D'VIRGILIO (SPOCK'S BEARD) ら強力なゲストを得て、アレンジ&演奏面にも磨きを掛けたサウンドへとさらに進化した。ジェネシス・チックで幻惑的なメロトロンを多用し、フレンチ・ホルン、チューバ、コルネット、フルートや、チェロによる管弦楽を導入したロマンチックな叙情が淡くブリリアントに溶け合う。また、英国的でジェントリーな美しさに満ちた、ラスト23分の大曲でのドラマ性を帯びた展開に感動。IQ、TRASATLANTIC等を手掛けたROB AUBREYによるミックスも活きている。非常に満足感が残る1枚。自主盤。デジパック仕様。
BR-1584 BREATHING SPACE / Below The Radar CD \2500
 美声女性ヴォーカル・シンフォ・ファン必聴! MOSTLY AUTUMのキーボード奏者のIAIN JENNINGSがバンド脱退後、ソロを経てリリースした、バンド名義では2ndアルバムとなる09年新作。同じくMOSTLY AUTUMNでバッキングを務めた女性ヴォーカリストOLIVIA SPARNENNをリード・ヴォーカルに、ツイン・キーボードの6人編成で聴かせる。ケルト色は無いものの、IONAを連想させるような透明感のある広がりを持つ美しいサウンドはMOSTLY AUTUMNとは違ったアプローチで、爽快感のあるメロディアスさがバンドの持ち味となっている。また、その中にオルガン・ソロを取り入れたキーボード・プレイや、英国調の翳りを帯びたドラマ性もほどよくブレンドされている。自主盤。
BR-1471 COMBINATION HEAD / Progress ? CD \2600
 驚くほどグレード・アップした、シンフォニック・プログレ・バンドの08年新作2nd。キャメル、UK、ジェネシス、イエスらをイメージさせるものの、新たなデザインを取り入れ、それらを彼らのオリジナリティーで色鮮やかにまとめ上げた会心作。ハモンド、ムーグ、プロフェットなどのヴィンテージ・キーボードをフィーチャーしながらも、ギターも含め過去の配列パターンに捕らわれないフレッシュさがあり、タイトに締まったサウンドの中に、叙情をかもし出すヴォーカル・メロの流麗さも際立つ。「故きを温ねて、新しきを知る」とは、まさに本作のことだ。なお、ドラムスのPAUL BURGESSは、ジェスロ・タル、10CCや後期キャメルにも参加した。3面開きデジパック仕様。自主盤。
BR-1572 DARWIN'S RADIO / Eyes Of The World CD \2500
 06年デビュー作。リリース当時はex.GREY LADY DOWNのキーボード奏者が結成したシンフォ・プログレとしても注目された。バンクス影響下のキーボードをフィーチャーし、古色を持ったヘヴィ色がテクニカルに混在するヴィンテージ寄りの音。ギターはラッシュのトリビュート・バンドにも参加しており、ハードな側面を隠しながらキーボーダーの趣向に合わせた的確なプレイを展開。やはり部分的にジェネシスを思わせ、英国らしい翳りのある暗さ、夕刻のロマンティシズムが閉じ込められている。サンプリングだろうけれど、メロトロンのツボ押さえが上手い。トータルにバンドの色合いが統合されている良い出来です。自主盤。
BR-1573 DARWIN'S RADIO / Template For A Generation CD \2500
 英国シンフォ・ファン必聴! 新生IQに加入し、新作「FREQUENCY」でキーボードを担当したMARK WESTWORTHの在籍バンド。今回再入荷の06年デビュー作もリリース当時注目を集めたが、さらに完成度を増した09年新作2nd。20分、12分、14分の3曲で構成された大作指向のアルバムで、テクニカルな面と、英国特有の翳りを帯びた哀愁がドラマチックに溶け合い、そこに導入されるウィームハートなヴォーカルと、エモーショナルなギターで泣かせる。ヴィンテージ感のあるキーボードと、英国調の古色をもった曲展開は前作の流れを汲んでいるが、本作ではジェネシスというよりもIQの影響を感じさせる部分が加わった。ラストの曲では幻惑のメロトロン系も炸裂。叙情派。自主盤。
BR-1555 DEAD HEROES CLUB / A Time Of Shadow CD \2500
 アイルランドといえば昔からプログレ・バンドは皆無といってもいい程だったが、フループ以来のアイリッシュ・シンフォニック・プログレ・バンドが現れた。09年新作2nd。ピーター・ガブリエルやフィッシュを連想させるヴォーカルが、よりそれを感じさせるジェネシス・タイプのバンドで、イット・バイツやジェスロ・タルからの影響も感じさせるが、彼らの場合、イギリスのバンドとは一味違い、例えば叙情的なメロディーひとつを例に挙げてみても、翳りや哀愁感の中にヒューマンさが映り、同じ繊細さでも英国のそれとは違ったアイルランドらしい情感を湛えている。特に、ハケット風のギターが美しい2曲目や、ラストの悲劇的なタイトル曲など10分を越える大曲でバンドの本領を発揮。トールキンのイラストを手掛けているというイラストレーターのジャケットもファンタジック。自主盤。
BR-1561D DJABE&STEVE HACKETT / Sipi Emlekkoncert 2DVD(PAL) \3500
 ハケット・ファン注目の本ライヴが2時間以上のボーナス・フッテージ(別の野外ライヴでFIRTH OF FIFTHのソロ部分も!)入りでDVDリリース。DJABEは90年代半ばに結成されたハンガリーのコンテンポラリー・ジャズ&スラヴ系ワールド・ミュージックを演奏するグループで、ヨーロッパで賞を取るなど高い評価を受けている。03年作でハケットが共演後、各地のコンサートを同行するなど、かなり入れ込んでおり、自身のブログでも何回も紹介、「最高のバンド」と語っている。本作は07年収録を主体とした2枚組でのライヴで、本編2時間以上の内、約70分近く7曲でハケットがスペシャル・メンバーとしてプレイ。11分のアコースティック・メドレーではクラシカル・ガスに始まりジェネシスの曲も演奏。エレクトリック・ギターでバンドに参加している曲は、フィードバックやアームを自在に操り、時に攻撃的に時に甘美にあのギターワークを全開。ある意味、自身のソロ作以上にのびのび、またはトリッキーにプレイしており、終盤など、もはやゲストの域を超えた演奏と存在感だ。ボーナスにはDJABEのセルビアでの1時間以上のライヴの他に、ハケットのサウンド・チェックの様子やインタヴュー、ハケット入り野外コンサートでのFIRTH OF FIFTHのソロ部分等入り。
BR-1548 THE EDEN HOUSE / Smoke&Mirrors CD \2500
 ALL BOUT EVEファン必聴! ジュリアンヌ・リーガンが歌うプロジェクト・バンドの09年デビュー・アルバム。英国ゴシック・ロック・バンドFEIELDS OF THE NEPHILLIM(懐かしい〜!)のメンバーを中心に、ヴァイオリンや、現在のゴシック・シーンで活躍中の4人の女性ヴォーカリスト(JULIANNE REGAN、MONICA RICHARD、AMANDINE FERRARI、EVI VINE)が参加。なんと言ってもこのプロジェクトの良いところは各女性ヴォーカリストが単なるヴォーカル担当ではなく、曲作りにも加わっていることで、サウンド面は80年代の英国ゴシック、そう、AAEの全盛期だった頃のサウンド・スタイルで全体が統一されつつ、それぞれのカラーがうまく出ているところ。全10曲中、4曲でジュリアンヌ・リーガンが歌っているが、まさにファンが思い描くAAEそのものの、当時を彷彿させるような音。また、ピンク・フロイドのエンジニアANDY JACKSONを起用したことで、非常に英国的な仕上がり。全曲女性ヴォーカルの、この手の傑作アルバム。3面開きデジパック仕様。自主盤。
BR-1597D THE EDEN HOUSE / The Looking Glass DVD(NTSC)+CD \2500
 ジュリアンヌ・リーガンが歌うプロジェクト・バンドとしてデビュー作が注目されたゴシック・ロック・バンド。2枚目となる新作は、ライヴDVDに5曲入りミニ・アルバムが付いた3面開き紙ジャケット仕様。FEIELDS OF THE NEPHILLIM(懐かしい〜!)のメンバーを中心に、ヴァイオリンや、女性ヴォーカルを加えた、英国的なサウンド。CDは、RADIOHEADや、LOU REED、ROLLING STONESといったバンドのカヴァーで、1曲目のREMEMBER (WALKING IN THE SAND) では、ジュリアンヌ・リーガンが歌い、やはり彼女の声が聴こえてくるとALL ABOUT EVEのようになるから不思議だ。DVDはスタジオ・ライヴで、デビュー作の「SMOKE&MIRRORS」を中心にした9曲。残念ながらライヴ映像ではジュリアンヌ・リーガンの姿を見ることは出来ないが、AMANDINE FERRARI、EVI VINEの二人の女性ヴォーカリストが甘い美声を聴かせている。たとえ1曲でもこれでしか聴けない曲なのでジュリアンヌ・リーガン・ファンは必携でしょう! 自主盤。
BR-1415J ENGLAND / Live In Japan - Kikimimi CD \2620
 06年来日公演からガーデン・シェッドほぼ全曲と、シングル曲のナノグラム、新曲のオープン・アップ、ガーデン・シェッド以前に作られた組曲のジ・インペリアル・ホテルを収録したライヴ盤。彼らの場合、曲が覚えやすい分、スタジオでオーヴァー・ダブされたぶ厚いキーボード群や、特徴のあるドラムス&ギターの音色まで耳に鮮明に残っており、どうしても違いを感じてしまうが、バンドにとってもファンにとっても、イヴェントとしては良かったと思う。新たな聴き所はロバートがスタジオで差し替えたという生メロトロンの威力と、記憶にないから比べようのない未発曲のグレード感である。ジャケットも名品! *日本公演ポスターのレプリカ封入。余談:コンサート終了後、終始笑顔のロバートと楽屋で話しました。ガーデン・シェッドというレコード店が日本にあってイングランドのファンだと10年位前に知った時は驚いたよ、という彼の話から、僕はあなたのレコードを79年頃に買って以来のファンで、触発された曲も作ったし、メロトロンがデリケートな楽器だという事もよく知っているよ、みたいな短い会話でしたが。国内盤
BR-1529 FROST* / Experiments In Mass Appeal CD+DVD(NTSC) \3200
 08年新作2nd。DVD付きスペシャル・エディション&3面開きデジパック仕様。JOHN MITCHELL(IT BITES、KINO、ARENA)、JOHN JOWITT&ANDY EDWARDS (IQ) らによる注目バンド。DARWIN'S RADIOのヴォーカリスト(&ギター)が新たに加入し、歌メロを聴かせることで、ダイナミックなヘヴィ・パートと、そこから続くなめらかなロマンシズムへの緩急が増した。キーボード、ストリングス・セクション、ギター・パート、ヴォーカル・メロなどが、地層のように幾重にも折り重ねられていき完成していくような緻密なアレンジで圧倒的に迫る。アコギとヴォーカルが織り成す繊細なブリリアント美にも英国ロックの魂を感じる。ギターのJOHN MITCHELLは、新生IT BITESに加入したこともあり、ややそれを感じさせる部分もあり。DVDは、アルバムのメイキング、クリスマス・セッション、ツアー・レポートなどの映像と、アルバム全曲のインスト・ミックスが聴け約4時間収録。
BR-1554 IQ / Tales From The Lush Attic CD \2500
 83年リリースの1st。メロトロンをフィーチャーするジェネシス・タイプの音作りは70年代の英国プログレッシヴ・ロックを意識したものであった。英国の伝統を受け継いだデビュー作。初期だとこれが一番良い。ボーナス・トラック1曲 (JUST CHANGING HANDS) 追加収録。REMASTER
BR-1016 IQ / The Wake CD \2500
 84年リリースの2ndに、かつて12インチ・シングルでリリースされた哀愁の名曲 DANS LE PARC DU CHATEAU NOIR やデモ曲を追加収録。メロトロンをフィーチャーした、ジェネシスの強い影響下にあったサウンド。ブリティッシュ然とした色も濃い。3曲ボーナス・トラック収録。REMASTER
BR-1517 IT BITES / The Tall Ships CD \2500
 20年振りの08新作。オリジナル・メンバー2人に、FRANCIS DUNNERYの代わりにARENAのJOHN MITCHELLがギター&ヴォーカルで加入した、新生IT BITESで再スタートしての1作目。新作に先駆けて昨年リリースされたライヴ盤を聴いて期待が高まっていたが、洗練された清涼感のあるコンパクトなキャッチーさと、スローテンポにうねる叙情性が交互に現れる、あのイット・バイツ・サウンドに溢れた、まさに期待を裏切らない出来で、JOHN MITCHELLもバンドにしっかりと溶け込んでいる。また、後半、特に13分を越えるアルバム・ラストでのアレンジを効かせた泣きを含んだドラマ性や哀愁感は、彼と、キーボードのJOHN BECKが現在KINOで活動していることもあり、そういった今の英国シンフォ・プログレ・シーンからの新しい空気を含んでいる。ボーナス・トラック1曲 (WHEN I FALL) 追加収録。
BR-1534 JOSH&CO. LIMITED / Through These Eyes CD \2500
 MOSTLY AUTUMNファン必聴の08年新作。バンドのブレーンでギタリストのBRYAN JOSHの初のソロ・アルバム。ギター、ベース、キーボード、ヴォーカルをBRYANがマルチに手掛け、ドラムスを加えたバンド・スタイル。そしてかつてはMOSTLY AUTUMNにも参加した、現BREATHING SPACEの女性ヴォーカリストOLIVIA SPARNENNが、透明感あふれる美声を聴かせる。泣きを含んだ翳りのあるサウンドやダイナミックなドラマ性は、まさにMOSTLY AUTUMNの流れだが、アコギやエレクトリック・ギターに持ち替えエモーショナルなギター・ソロを前面にフィーチャーする彼の独壇場も増え、バンドとは一線を画したサウンドに仕上がっている。9曲目でのピアノ、フルートをバックにOLIVIAがメイン・ヴォーカルで歌うバラード調の曲も哀愁美たっぷり。自主盤。
BR-1564 JUDY DYBLE / Talking With Strangers CD \2500
 プログレッシヴ・フォークの必聴傑作となった09年新作4th。なんと言っても今回の話題は以下超豪華ゲスト陣で、ROBERT FRIPP、IAN McDONALD、PAT MASTELOTTO、そしてフェアポート・コンベンションのSIMON NICOL、女性ヴォーカル陣には、JULIANNE REGAN、ペンタングルのJACQUI McSHEE、トゥリーズのCELIA HUMPHRISらが参加。注目はラストの約20分の大作で、IAN McDONALDとROBERT FRIPPが共演しており、中間の展開部でのインスト・パートでは、初期クリムゾンを彷彿させるヘヴィなリフを用い、フリップのギターやマクドナルドのサックスが交差するクリムゾン・ファン必聴曲となっている。また、3曲目はEL&Pの名曲セ・ラ・ヴィを取り上げており、叙情と幽玄美を極めた、これまたファン必聴テイクで、しかもバックで歌っているのは、ジュリアンヌ・リーガンとセリア・ハンフリーズだったりする。
BR-1556 LEE ABRAHAM / View From The Bridge CD \2500
 GALAHAD加入以前にリリースされた05年作。彼自身もTSUNAMIプロジェクトに参加し、また、本作は元IQのMARTIN ORFORDや、KARL GROOMら多数のミュージシャンがゲストで加わったアルバムとうことで、リリース当時話題となった。彼のベース、ギター、キーボードと、ヴォーカルを中心に、ドラマーを加えた、歌心とたおやかさのあるメロディック系のコンセプト作だが、特に、22分を越える大曲のRECURRING DREAMでは、MARTIN ORFORDのキーボード・ソロもフィーチャーされ、プログレッシヴに攻めるパートも。位置づけるなら、PETER GEE(PENDRAGONのベーシスト)的な感じだが、NEAL MORSEに影響されたということもあり、歌もの的になっていることは無く、起伏のある仕上がりになっている。自主盤。
BR-1557 LEE ABRAHAM / Black&White CD \2500
 大きく変貌を遂げたGALAHADの06年新作EMPIRES NEVER LASTから、新たにメンバーとして加わったベーシストの09年ソロ新作。自身はベースだけでなく、キーボードと、ギターもヘヴィ・タッチに、そしてブリリアントなアコギにと持ち替えて思う存分弾き捲くり、そこにIT BITES&FROST*のJOHN MITCHELL(ギター)、FROST*のJEM GODFREY(キーボード)、TINYFISHのSIMON GODFREY(ヴォーカル)、STEVE THORN(ヴォーカル)他、の精鋭をゲストに加えて制作された力作。前半ではモダンなタッチでテクニカルに、そして後半では典型的な英国シンフォニック・プログレを聴かせる。特に約15分に及ぶ5曲目がアルバムのクライマックスで、オルガンとギターが駆け巡るインスト・パートと、BIG BIG TRAINのヴォーカリストSEAN FILKINSがハートフルに歌い聴かせ、また、JADISのGARY CHANDLERがリード・ヴォーカルの曲ではJADISを思い出させるような爽快感のある英国調ポップ・サウンドに。テクニカルなヘヴィさはFROST*を連想させる部分も。
BR-1602 LEGEND / Ritual Echo CD \1800
 91年にデビュー・アルバム「LIGHT IN EXTENSION」をリリースし、96年までに3枚のアルバムを残したネオ・プログレ・バンドが13年振りに復活!美声女性ヴォーカリストをフィーチャーし、シンフォニックなキーボードと、ややヘヴィなギターで織り成す、英国調のシンフォニック・プログレ・サウンドは、SOLSTICEを連想させる部分もあり、また、どの曲も現在でも充分通用する音だ。本作は、2枚のアルバム(2nd&3rd)からと、当時のアンリリースド・ライヴ3曲で構成されたアンソロジー盤。全曲リミックス&リマスター。来年には新作もリリース予定があり、そちらも楽しみ。バンドの自主CD-R盤。09年。
BR-1577 MAGENTA / Revolutions 2CD \2500
 廃盤だった01年デビュー作がアートワークも新たに再発。07年盤。当時2枚組でリリースされ、20分前後の組曲4曲他で構成された大作で、女性ヴォーカルをフロントに置いた今のブームの先駆けとも言えるアルバム。CYAN解散後のROB REEDが結成した本格派英国シンフォニック・プログレ・バンドとして当時話題を集めた。ルネッサンス、ジェネシスからの影響を感じさせ、そこにイエスの海洋地形学、究極といったあたりのイメージも漂わせる。また、表情豊かな美声を聴かせる人気の女性ヴォーカリスト、クリスティーナも非常に魅力的。まさに70年代からの英国シンフォの流れを受け継ぎつつ、それを現代に昇華させた必聴作。デビュー作ながらも1枚には収まりきれなかったアイデアに溢れた力作。自主盤。
BR-1578 MAGENTA / Seven CD+DVD(NTSC) \2500
 初回限定盤DVD付きスペシャル・エディション! 04年にリリースされた2ndアルバムが09年リミックス&リマスター盤で再発。シンフォニー・オーケストラもフィーチャーし、ハイ・クオリティーなシンフォニック・プログレを英国調に展開。麗しき女性ヴォーカル美とクラシカルで透明感のある曲調は、ルネッサンスとイエスをミックスしたかのような、英国シンフォの伝統を守り抜いたもの。七つの大罪をテーマにした、どの曲も10分前後という大作指向。本来はジェネシス趣味のマルチ・プレイヤーでブレインのROB REEDのスクワイアを気取ったベース・プレイや、シェラザードを思わせるオーケストラ・アレンジなど、これぞシンフォニック・ロックという聴き所だらけのドラマチックな音。DVDには、約42分のライヴ映像4曲(03年リハーサル、04年ロッテルダム、06年ベルギー、06年アコギとヴォーカルのみによるTHE POP FACTORY)と、インタビュー映像約37分、ROB REEDによるトラックダウン映像80分と、5.1 Dolby Digital Surround Mix入り。紙スリップケース付。自主盤。
BR-1434 MAGENTA / The Singles CD \2800
 8曲(シングル7曲とアルバムのパートから1曲)の07年ニュー・アレンジ&ニュー・レコーディングを含む11曲+3曲のアルバム未収ボーナスから成るトータル80分近い07年作。アニー・ハスラムとの共作だったNIGHT AND DAYもすべてクリスティーナがヴォーカルを取り直したマジェンタ・ヴァージョンで収録。ルネッサンス譲りの英国シンフォに、チャートインでもしそうなキャッチーさをヴォーカル・メロに持たせた新たな息吹きのドラマチックさ。バンドがどれも重要な曲と語るように、これだけ並ぶと壮観。ファン必聴です。IONAのTROY DONOCKLEYも参加。自主レーベルからの第2弾。
BR-1488 MAGENTA / Metamorphosis CD \2500
 08年作。オープニングからぐっと来る。より構築的なソリッドさがメリハリを生み、エモーショナルさはスタイリッシュな美しさへ変った。ストリングス・セクションをフィーチャーするもベタつかず、主役は女性ヴォーカリストのクリスティーナ、次に本作を締めているギターのしなやかさが取り、キーボードはここぞとシンセでソロへ出るもシンフォニックな雰囲気を絶やさない舞台作りに徹している。このバランスがストイックに最後まで保たれ、流石、英国産と言わざるを得ない。IONAのTROYが参加している20分超えの1曲目がダントツにいい。必聴! スリップケース付き英国盤。
BR-1489D MAGENTA / The Metamorphosis Collection DVD(NTSC) \2850
 現在バンドのオフィシャル・サイトで販売中のDVD。最新アルバム「METAMORPHOSIS」の全貌を収めたファン必見映像!ロブ・リードと、ヴォーカルのクリスティーナによる解説と、各メンバー&ゲストのレコーディング・シーンを交えたアルバムのメイキングから、ロブ・リードによるミキシング・シーンに至るまで、アルバムの制作過程を見られて非常に興味深い。また、インタビューや、「PREKESTOLEN」のPVなども収録。そういったアルバムの録音部分に関するディープな映像を中心に約130分と、アルバム「METAMORPHOSIS」の全曲を、ドルビー5.1サラウンド・ミックスでも収録。トータル・タイムは3時間以上!
BR-1545D MAGENTA / Live At The Point 2007 DVD(NTSC) \2500
 女性ヴォーカル・ファン、シンフォニック・プログレ・ファン必見! 08年にリリースされたライヴCDのDVD版。07年にウェールズの首都カーディフで行われたライヴを収録したもので、まさにバンドの旬を切り取ったようなモチベーションの高いライヴ。真っ赤なドレスに身を包んだクリスティーナのルックスにも惹かれるが、それにも増してライヴでもブレずにしかりとした音程で歌いこなす彼女の伸びやかなヴォーカルに目も耳も釘付け。また、バンドのプレイもダイナミックかつプログレシッヴなプレイを聴かせ素晴らしい。前半はHOMEの曲を中心に、後半ではSEVEN、REVOLUTIONSからピックアップ。DVDを観ているうちに、ライヴを直に観てみたい、この場に居たいと久々に思った。さらに、リハーサルを含むライヴ・ドキュメンタリー、インタビュー、PV(SPEECHLESS)などをボーナス追加。約106分収録。自主盤。
BR-1490 MAGGIE REILLY / Echoes CD \2500
 08年リマスター盤。80年代にマイク・オールドフィールドのアルバムで美声を聴かせ鮮烈な印象と存在感を残し、アニー・ハズラムらと共に、英国プログレッシヴ・フィールドの美声女性ヴォーカリストの代表格として語られる彼女の92年のソロ・デビュー作。メロディアスな英国調ポップ・サウンドと、幻想的なシンセを導入したシンフォニックなメロディーに彩られた美しいアルバムで、特に、2曲目や5曲目などでは、まるでどこか遠くからマイク・オールドフィールドのあのギターが聴こえてきそうな意識したメロディ・ラインで、かつてのイメージが広がる場面も。
BR-1491 MAGGIE REILLY / Midnight Sun CD \2500
 08年リマスター盤。よりシンフォニック女性ヴォーカル・ファンにアピールする93年の2ndアルバム。深いリヴァーブを効かせた幻想色を帯びたサウンドに、彼女の美声が蕩けるように響く。特に、シンセによるオーケストレーションを優美に、そしてダイナミックに導入するなど、シンフォニック・プログレ・タッチの曲も多く、当時の英国ポップ・サウンドと混ざり合ってメロディアスで詩情豊かなサウンドに包まれていく。彼女の声はほんとうに心地よくて、その声のナチュラルな透明感は誰も彼女に敵わない。前作同様ドイツのバンドをバックに迎えたドイツ録音。
BR-1501 MAGGIE REILLY / Elena CD \2500
 08年リマスター盤。あのマイク・オールドフィールドの名曲TO FRANCEの再録や、当時のヒット・シングルWALK ON BYを含む、96年3rdアルバム。原曲を崩すことは無く、オリジナルではマイクのギターが流れ出すメロディーをバグパイプとフィドルに置き換えたアレンジ、そして変わらぬ透明感あふれる美声で歌うTO FRANCEは、今聴いても本当に色あせることが無い名曲中の名曲だ。英国風の良質なポップ・メロディーがキラキラと輝く4曲目から、それに続くシンフォニックで美しい5曲目など、どの曲も良く、まさに珠玉の女性ヴォーカル・ポップ・アルバム。当時限定盤のみに収録されていた、TO FRANCE (VIDEO MIX) など3曲のボーナス・トラックもここに追加収録。
BR-1502 MAGGIE REILLY / Starclossed CD \2500
 08年リマスター盤。2000年4th。本作では、セリーヌ・ディオンやティナ・ターナーにも曲を提供しているKIT HAINとCHARLIE DOREの曲を歌い、また、マイク・オールドフィールド・バンドのギターNICO RAMSDEN、ピンク・フロイドにも参加したセッション・ベーシストのGUY PRATTらバックも精鋭揃いで制作された、マギー・ライリーのアルバム中、最も入魂の1枚。他のアルバムとは違った魅力を持つ、コンテンポラリーで、インターナショナルな仕上がりを感じさせる、一級の女性ヴォーカル・ポップ・アルバムとなっている。ずっと聴いていたくなるような、シルキーな彼女の美声は唯一無二だ。
BR-1539 MAGGIE REILLY / Looking Back、Moving Forward CD \2500
 09年新作。前作では英国&スコティッシュ・トラッドを歌い、前々作ではカヴァー集をリリースしたが、本作は初期のソロ・アルバムを思い出させるような基本に立ち返ったキュートなポップ・アルバム。新曲の他、旧曲のセルフ・カバーや、彼女の代表曲と言える、お馴染みのマイク・オールドフィールドの名曲”MOONLIGHT SHADOW”、”TO FRANCE”、”FAMILY MAN”を新録して収録。バックには、キーボード、ギター、ベース、ドラムスのバンドに加え、フィドル、マンドリンや、ストリングス・クァルテットを導入し、美しくしっとりと聴かせる場面も。メロディアスさが香る英国調ポップ・サウンドに彼女のいまだ衰えない透明感あふれる美声が響く。
BR-1593 MANDALABAND III / BC-Ancestors CD \2200
 あのMANDALABANDが約30年の時を経て復活! 待望の09年新作は、地中海の古代文明をテーマにした壮大なコンセプト作。DAVID ROHLを筆頭に、WOOLLY WOLSTENHOLME (Key、Mellotron)、SHLEY MULFORD(G)、KIM TURNER(Dr)ら、かつてのMANDALABANDのメンバーに加え、IONAのパイプ奏者TROY DONOCKLEY、CARAVANのヴァイオリニストGEOFFREY RICHARDSON、そして、オーケストレーションと混声合唱をダイナミックに加え、長い時間をかけてじっくりと録音された。イントロから期待感が膨らむ、2ndアルバム「THE EYE OF WENDOR」の延長線上のドラマチックなシンフォニック・ロックに仕上がっており、まさにマンダラバンド・ワールドが広がる必聴作。さらにTROYが持ち込んだケルト色も加え現代にアップデイトされた超力作! 最初は2枚組でリリースが予定されていたが、2枚に分けてのリリースとなり、先ずは本作が復活作第一弾としてリリースされた。(続編のタイトルは「AD-SANGREAL」で今後リリースの予定あり)。自主盤。
BR-1503 MOSTLY AUTUMN / Glass Shadows CD \2500
 本作もやっぱり凄い! シンフォニック・プログレ・ファン必聴の出来となった08年待望の新作。今回で8作目となるのだが、どのアルバムも基本的なスタイルを変えることなく、それぞれのアルバムが異なったアイデアに満ちていて驚かされる。英国的なダークな翳りの中にも、バンド初期に見られたようなブリリアントなアコギや、ピアノ・ソロなどの、アコースティック・パートをより多く取り入れ、随所に散りばめられた美的感覚を香り高く放つ超力作。クラシカルなフレーズのピアノ・ソロから引き継がれ導入される壮麗なパイプ・オルガン、静かに美しく紡ぎ出されるメロディーから一転して怒涛のように迫り来るダイナミックなギターをフィーチャーしたドラマチックな曲展開など、いかにもMOSTLY AUTUMNらしい手法が随所に仕掛けられている。TROY DONOCKLYが1曲ながらもイリアン・パイプ&ホイッスル、ストリング・アレンジで参加。また、HEATHER FINDLAYの美声女性ヴォーカルをフロントに、現在PANIC ROOMで活躍中のANNE-MARIE HELDER、BREATHING SPACEのOLIVIA SPARNENNと女性ヴォーカル陣も豪華だ。自主盤。
BR-1565 MOSTLY AUTUMN / Pass The Clock 3CD \2800
 4面開きデジパック仕様。女性ヴォーカル・シンフォ・ファン必聴! すでに廃盤になっている98年のデビュー作から08年までの10年間に残されたEPを含む9作品から選曲された3枚組ベスト盤。3枚のCDにそれぞれ「SOMETHING FOR SPIRIT」、「SOMETHING FOR THE CAMPFIRE」、「SOMETHING FOR THE CANDLELIGHT」というタイトルを付けてリマスター&編集した全35曲。ディスク1は、HEART FULL OF SKYの1曲目の07年の名曲からスタートし、ケルティック・カラーをプログレッシヴに溶け込ませた03年のDISTANT TRAIN、99年の美声女性ヴォーカルが映える代表曲ひとつEVERGREENなど、ドラマチックで哀愁に満ちた曲が並ぶ。ディスク2は、06年のHEART FULL OF SKYの限定盤のみに収録されたYELLOW TIMEからスタートし、初期のケルティックな曲から、アコギやフルートを効かせたアコースティックで美しい曲が並ぶ。ディスク3は、泣きを含んだ英国調のメロウなロマンチックさとドラマ性に包まれる。BRYAN JOSH自身が編集したこともあり、単に曲を集めただけのベスト盤ではなく、今、こうして聴くと3枚のそれぞれが新鮮で、コアなファンにも楽しめる聴き応え充分の内容。本当に名曲揃いで良い!
BR-1603 MOSTLY AUTUMN / Live 2009 Part 1 CD \2200
 見開き変型紙ジャケット仕様。ファン必聴盤! 09年スプリング・ツアーからのライヴ第1弾。アルバムHEART FULL OF SKYの1曲目で、メロトロン系にオルガンを重ねダイナミックに響き渡る導入部から劇的に展開していく名曲「FADING COLOURS」からスタートし、アコースティカルな旋律にHEATHER FINDLAYの美声が映える美しい曲「FLOWERS FOR GUN」、懐かしいところでは99年の「THE SPIRIT OF AUTUMN PAST(PART2)」、そしてラストはお馴染みの哀愁の名曲「EVERGREEN」でドラマチックに泣かせる。現在BREATHING SPACEでも活動中のキーボード奏者IAIN JENNINGS&OLIVIA SPARNENN、PANIC ROOMのANNE-MARRIE HELDERら、現在の英国シーンを代表する超強力な8人を有するバンド。全8曲。自主盤。
BR-1604 MOSTLY AUTUMN / Live 2009 Part 2 CD \2200
 見開き変型紙ジャケット仕様。09年スプリング・ツアーの続編となる第2弾。現在BREATHING SPACEでも活動中のキーボード奏者IAIN JENNINGS&OLIVIA SPARNENN、PANIC ROOMのANNE-MARRIE HELDERら、現在の英国シーンを代表する超強力な8人を有する、英国女性ヴォーカル・シンフォ・プログレ・バンドの代表格。ダイナミックな「WINTER MOUNTAIN」で幕を開け、ケルティック・フレーズを織り込んだアレンジも新しい「THE DARK BEFORE THE DAWN」、そして、HEATHER FINDLAYの美声が映える「ABOVE THE BLUE」は、あまりにも美しいバラード。ドラマチックに泣く「CARPE DIEM」から、ラストは「HEROES NEVER DIE」で幕を閉じる。彼らの代表曲が並ぶ、ポテンシャルの高い興奮のライヴ。全12曲。自主盤。
BR-1605 MR.SO&SO / Sugarstealer CD \2500
 メンバー・チェンジを経て再結成! なんと12年振りの新譜となる09年4thアルバム。クリアーな透明感と、爽快感あふれるサウンドに乗って飛翔する5人編成のシンフォニック・プログレ・バンド。アコースティック・ギターの繊細さや、メランコリックなピアノの美メロも印象的で、色彩感覚豊かに聴かせる。英国的でハートフルな男性ヴォーカルのかもし出す哀愁感に、寄り添うような女性ヴォーカルの美声バッキングも効いているが、彼女はそれだけに留まらず数曲でもリード・ヴォーカルを取り存在感を示す。過去の典型的なネオ・プログレからは脱したサウンドで迫り、STEVE THORNEやJADISを連想させる部分も。かつてはマリリオンとツアーを行い、スティーヴ・ロザリーのDRIAN LABELや、CYCLOPSからアルバムを残したが、本作は初の自主盤でのリリース。
BR-1057 PALLAS / Arrive Alive CD \2500
 83年に自主制作でリリースされた1stアルバムに未CD化だった12インチ・シングルやカセット作品の曲をボーナスとして加えたもの。1stは81年にスコットランドで行われたギグのライヴを中心としたものだったが、メロトロンを多用したその翳りのあるドラマチックなサウンドは多くのファンをつかんだ。超名曲PARIS IS BURNNINGも収録。
BR-1026 PALLAS / The Sentinel CD \2500
 84年に、イエスを手掛けていたことで知られるEDDIE OFFORDのプロデュースによりEMIからリリースされた2nd。重厚なキーボード群によるシンフォニックで壮大なスケールのサウンド。CD化にあたり後に出たアメリカ盤のREMIXのほうのマスターを使用。EPから3曲のボーナス入り。CD-ROMによるヴィデオ・クリップ入りで、PCで当時のハマースミスでの貴重なライヴが見られる。
BR-1027 PALLAS / The Wedge CD \2500
 86年リリースの3rdアルバムに、85年リリースのEP、KNIGHTMOVESを加えたもの。ヴォーカリストが新しくなり、よりストレートで力強いサウンドとなった力作。オーヴァー・プロデュースぎみであったSENTINELよりも、よりPALLASらしいドラマチックな出来となっている。CD-ROMによるヴィデオ・クリップ入りで、PCで当時のTVプロモ(これでしか聴けない曲!)が見られる。
BR-1492 PANIC ROOM / Visionary Position CD \2500
 女性ヴォーカル・シンフォニック・プログレ・ファン必聴作! 元KARNATAKAのメンバーらによる注目のNEWバンド、08年デビュー作。バンドのブレーンだったキーボード奏者のJONATHAN EDWARDS、ヴォーカルにはANNE-MARIE HELDERと、メンバー5人のうち3人が元KARNATAKAながらも全く違うアプローチを見せているのが凄い。キラキラと輝くようなエッセンスを散りばめたメロディアスで美しい英国サウンドに包まれ、そして、ラストのIONAを彷彿させるような15分近いシンフォニック・ナンバーでドラマチックにクライマックスを迎える。ゲスト参加のLIZ(BULUE HORSES)のエレクトリック・ヴァイオリンも非常に効果的で良い。自主盤。
BR-1606 PANIC ROOM / Satellite CD \2200
 英国女性ヴォーカル・シンフォ系ファン必聴! ベース以外の全員がex.KARNATAKAという女性ヴォーカル・バンドの09年新作2nd。最近ではMOSTLY AUTUMNにも参加しているANNE-MARIE HELDERの伸びやかな美声にも磨きがかかり、前作ではややポップさが目立ったサウンドも、より英国らしいシンフォニック・ロックに変化した。アコースティックなサウンドをバックに、囁きかけるようにウィスパー・ヴォイスで歌う7曲目や、ピアノの音色がしっとりと美しい10曲目など、それぞれの曲が粒揃いだが、特に、MAGENTAを思い出させるようなスタイルで聴かせる9曲目や、英国叙情をドラマチックに聴かせるラストのタイトル曲が印象的。自主盤。
BR-1579 PARZIVALS EYE / Fragments CD \2500
 シンフォ・ファン必聴! RPWLのベーシストCHRIS POSTLが率いるプロジェクト・バンドの09年デビュー作。ヴォーカルにMAGENTAのCHRISTINA、PALLASのALAN REED、キーボードにRPWLのYOGI LANG、ギターにPILOTのIAN BAIRNSONらが参加した英独混合の注目作。RPWLが持つ独特のナチュラルな美的感覚と哀愁感を継承し、そして、ジェネシスを彷彿させる英国調のアコギや、幻惑的なメロトロン系の音色が美しく溶け合い、なめらかなロマンシズムがあふれ出す。また、クリスティーナがリード・ヴォーカルで美声を聴かせる曲は、やはりマジェンタ・ファンには堪らないが、バッキング・ヴォーカルでもその存在感を見せつけ非常に魅力的。CNS&Yのシカゴもカヴァー。ボーナス・トラックとして、RPWLのウェブ限定アルバム「NINE」からANOTHER DAYを追加収録。
BR-1607D PETER HAMMILL / In The Passionkirche Berlin 1992 DVD(NTSC) \2500
 92年のライヴ。もう定番と言えるヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーターのMY ROOMや74年の傑作ソロ、THE SILENT CORNER AND THE EMPTY STAGEの1曲目を始め、92年の印象に残るアルバム、FIRESHIPSから3曲など計11曲約80分の全力熱唱。彼一人によるステージだが、気迫に満ちたヴォーカル、独特の指ぐせで弾かれるピアノ、時に険しく時に優しさを見せる陶酔の表情。あの歌声が画面いっぱいに伝わってくる。エドガー・アラン・ポーのアッシャー家の崩壊をベースにした91年のトータルアルバムから約20分に編曲された組曲に引き込まれる。曲順は違うが収録曲は同タイトルのCDと同じ。ボーナスとして09年のインタビュー入り。
BR-1598 PO90 (PARALLEL OR 90 DEGREES) / Jitters CD \2500
 今やTHE TANGENTの方で有名な、キーボード奏者兼ヴォーカリストANDY TILLISONのリーダー・バンド。4人編成のグループで、タンジェントとはまた違ったサウンドを、自身のバンドとして追求し続ける彼のアルバムとしては約7年振りとなる09年新作。前作までとは違いV.D.G.Gやハミル.からの影響を隠しつつ、ダークに屈折したサウンドで迫り、オルガンよりもシンセを多用し、凶暴なギター・リフを駆使した押しと、翳りを帯びた叙情を、モダンな美学でディープに包み込んだメロディック系のプログレ。存在感のあるヴォーカル・パートも個性的で、また、そのメロディー・ラインは英国以外の何者でもない。自主盤。
BR-1427 THE REASONING / Awakening CD \2500
 MAGENTAのベーシストMATTHEW COHENを中心に、KARNATAKAの美声女性ヴォーカリストRACHEL JONESらが新たに結成した注目のシンフォニック・プログレ・バンドの07年デビュー作。メジャー指向でドライヴ感のあるサウンドがIT BITESを連想させ、そこにまるでビロードのような耳触りのRACHELの美声が加わり、光と影のコントラストを美しく映し出していく。ラストの曲では、LIZ PRENDERGAST(BLUE HORSES) のヴァイオリン、マンドリンも導入し、また、STEVE ROTHERYのギター・ソロも聴ける。MOSTLY AUTUMNが黄昏の美なら、このTHE REASONINGは朝靄の美といったところか。英国ファン必聴作。自主リリース。
BR-1520 THE REASONING / Dark Angel CD \2500
 女性ヴォーカル・シンフォニック・プログレの最高峰バンド、08年新作2nd。MOSTLY AUTUMN、MAGENTAと並ぶ現在の英国3美神!KARNATAKAを抜けた美声女性ヴォーカリストRACHEL、元MAGENTAのベーシストMATHHEW COHENらが結成した注目バンド。ややハードにエッジを刻むドライヴ感のあるツイン・ギター、叙情を帯びたメロディー・ライン、分厚く押し迫る音像の波、そのメジャー指向のダイナミックなサウンドもさることながら、やはりなんと言ってもRACHELの聴く物の心を捉えて離さない、ビロードのようなえも言われぬ天性の美声がポイントで、しっとりと心に浸透していく。メイン・ヴォーカルはもちろん、バッキングでも男性ヴォーカルと絡み合いその存在感を存分に見せつけている。自主盤。
BR-1589 RICK WAKEMAN / The Six Wives Of Henry VIII Live At Hampton Court Palace CD \2500
 実際のステージは各曲の冒頭に英国らしいナレーション(シェイクスピア劇のような)が4、5分入り曲のイメージを掻き立てているのだが、その部分をカットし演奏部分のみを収録したCD。音源としてはこれで十分。ヘンリー8世即位500年を記念して今年5月に行われた彼の7人編成のバンドと混声合唱団&オーケストラとの共演ライヴ! 73年にリリースされたアルバム、「ヘンリー八世の六人の妻」の大掛かりな再現ライヴだが、最初と最後にコンセプトに合わせた新曲を加え、さらにオリジナルにはスペースの関係で収録出来なかった部分も完演。パイプ・オルガンもフィーチャーした壮大でドラマチックな、これぞシンフォニック・ロックといったサウンド。改めて「ヘンリー八世の六人の妻」の曲の良さを痛感。プログレが分かりやすくダブらないように各曲にプレゼンされている。天才的。
BR-1551 SECRET GREEN / To Walk The King CD \2500
 必聴シンフォ! 初期エニドに中世色とケルト色をもたらしていたギタリスト、FRANCIS LICKERISHが同じく初期エニドでツイン・キーボードを分担していたWILLIAM GILMOURらと結成したバンドの09年デビュー作。その内容はまさに初期エニドを思わせるものでファンなら一聴で衝撃が走る。震えるように泣き、切なく甘えるギター・ハーモニー、ストリングスと管楽器をリアルに描く大シンセ群、タイトなロック色で締めるリズム・セクションらが生み出すサウンドは優雅で荘厳。女性ヴォーカルもフィーチャーし英国シンフォニック・ロックの真髄を聴かせる。エニドのかの名曲ファンドはFRANCIS LICKERISHのポエムでもあったが、あの妖精が息づく情景が本作にも染み込んでおり、エアリー・フェアリー・ナンセンス、タッチ・ミーでのドラマチックな夢王国が今甦った。めちゃ良い。*初回プレスのみ3面開き紙ジャケット。自主リリース限定盤。
BR-1580 SHADOWLAND / Cautionary Tales 5CD+DVD(NTSC) \6800
 祝再結成! 豪華限定ボックス。当時CLIVE NOLANがペンドラゴンと、KARL GROOMがスレッショルドと並行して活動したネオ・プログレ・プロジェクト。廃盤で長らく入手困難となっていた90年代に残した3枚のアルバムそれぞれにボーナス・トラックを加え、新たにデジタル・リマスターをした09年再発盤、「RING OF ROSES(92年)+3 BONUS」+ THROUGH THE LOOKING GLASS(94年)+3 BONUS」、「MAD AS A HATTER(96年)+2 BONUS」と、今回同時リリースされた「EDGE OF NIGHT LIVE(2CD+DVD)」も収録された限定ボックス。若きパワーがみなぎった瑞々しく、クリアーで伸びやかなメロディーにヘヴィエッジのギター、そしてCLIVE NOLANのキーボードがシンフォニックに響く、90年代の英国シーンを語る上で外せないバンド。CDのボーナスは当時の日本盤に収録された曲や、デモ、新曲EDGE OF NIGHT(SPECIAL RECORDING)等。CD5枚+DVD1枚の凄いボリュームで、紙ケース付き6面開きデジパック仕様、DVDサイズの24ページブックレット付き。ポーランド盤。
BR-1594 SLAPP HAPPY / Live In Japan - May、2000 CD \2300
 09年英国盤。ライヴ活動もほとんど行っていなかった彼らが2000年に奇跡の来日を果たし、日本のみでツアーを行った。その時の、東京、京都、札幌でのライヴ・ツアーから厳選された16曲を収録したライヴ盤。アコギ、ピアノ、シンセ等と、ダグマーのヴォーカル、3人だけでのアコースティックな演奏。優しくアットホームな雰囲気がじんわりと伝わってくる。CASABLANCA MOONなど代表曲、そして98年の突然の再結成アルバムCA VAまでに残された4作品から演奏された。シンプルであるが故に、センスの良さが引き立つアレンジに感服。01年に日本盤のみでリリースされていたが、初の英国盤でのリリース。
BR-1454 SOLSTICE / Silent Dance - The Difinitive Edition 2CD \3800
 長らく廃盤状態だった4作品が、ボーナス・ディスク、ボーナス・トラック、DVDなどを加えて、07年リマスター英国盤にて待望のリリース! 84年のデビュー作に、当時カセットでリリースされた貴重音源、BBC音源や、スタジオ・セッションなどを15曲収録したボーナス・ディスク付きの2枚組。女性ヴォーカル、ヴァイオリンをフィーチャーし、テクニカルでスリリングな演奏を聴かせる、イエス、ルネッサンス影響下のシンフォニック・プログレ・バンド。当時ポンプ・ロックが席巻していた時代の中で、70年代からの流れを汲みつつ80年代にアップデイトさせた英国シンフォの正統派バンドとして注目を集めたアルバム。今、23年の時を経て今聴いても決して色褪せることがない名作。
BR-1455 SOLSTICE / New Life - The Difinitive Edition 2CD \3800
 長らく廃盤状態だった4作品が、ボーナス・ディスク、ボーナス・トラック、DVDなどを加えて、07年リマスター英国盤にて待望のリリース! 93年にメンバー・チェンジを経て再結成してリリースされた2ndアルバムに、84年&85年のデモ音源やライヴを13曲収録したボーナス・ディスク付きの2枚組。デビュー作でのSANDY LEIGHとはスタイルが違う、美声の女性ヴォーカリストHEIDI KEMPに変わり、さらにベース、ドラムスといったリズム陣も変わったことで、より力強い演奏を繰り広げている。前作に比べ、エレクトリック・ヴァイオリンをよりダイナミックに、哀愁を込めてフィーチャー。インスト・パートでのギターもよく泣いている。
BR-1456 SOLSTICE / Circles - The Difinitive Edition CD \2800
 長らく廃盤状態だった4作品が、ボーナス・ディスク、ボーナス・トラック、DVDなどを加えて、07年リマスター英国盤にて待望のリリース! 96年の3rdアルバムに、ボーナス・トラックとして、当時のデモ音源を4曲追加収録した1枚ものでのリリース。再びドラムスと、女性ヴォーカリストのメンバー・チェンジを経て制作された最終作。伸びやかでよく泣くギターと、タイトなリズムで構築的かつドラマチックに聴かせるシンフォニック・プログレ。新たな女性ヴォーカリストEMMA BROWNの声質が初代のSANDYに似ているせいもあってか、彼らの1stを思い出させるイエス的な部分も。エレクトリック・ヴァイオリンを本格的に導入したロック・バンドの良さが出ている。
BR-1457 SOLSTICE / The Cropredy Set - The Difinitive Edition CD+DVD(NTSC) \3800
 長らく廃盤状態だった4作品が、ボーナス・ディスク、ボーナス・トラック、DVDなどを加えて、07年リマスター英国盤にて待望のリリース! 98年のライヴ・アルバムと、CDとは別の日のライヴ映像を収録したDVDがセットになった2枚組。初のリリースとなるDVDはファン必見! ヴァイオリンのMARC ELTONが抜け、女性ヴァイオリニストが新たに加わり、繊細かつ華やかな女性らしいタッチで聴かせる。この時、アルバム未収録曲も2曲演奏された。最初にCD化された時にマスター・テープにメンバーがオーヴァー・レコーディングを加えただけあって、音が厚くダイナミックな仕上がりとなっている。DVDは、野外での演奏でCD収録曲全てと、ボーナスとしてメンバーのインタビューを追加収録。
BR-1608 SONJA KRISTINA / Harmonics Of Love CD \2000
 09年リマスター&3面開き紙ジャケット仕様。ボーナス・トラック6曲追加収録。英国限定盤。長らく廃盤状態だった94年作の3rdソロ・アルバムが再発。カーヴド・エアの名曲ELFIN BOY、BLINDMAN (FESTIVAL STYLE) をセルフ・カヴァーし、また、アイリッシュ・トラッド・シンガーのELEANOR MCVOYの曲を取り上げたり、自身の子供のための子守唄など、女性らしい温もりを感じさせるアルバム。バンドCLOUD 10を従え、全体にヴァイオリンをフィーチャーした、ゆったりとした美しいフォーク・ロック調の曲が並ぶが、3曲目あたりでもカーヴド・エアっぽい雰囲気を匂わせる。ボーナス・トラックは、カーヴド・エアの名曲MELINDA MORE OR LEESや、彼女のバンドMASKの曲などを収録。
BR-1599 STEVE HACKETT / Out Of The Tunnel's Mouth CD \2500
 新たな自身のレーベルWOLFWORKからの初のリリース作となる09年新作! 前作のWILD ORCHIDS以来、3年振りのロック系新譜とあって期待も大きいが、それを裏切らないファン必聴の素晴らしい出来。ハケット・バンドのキーボーディスト、ロジャー・キング他、参加ミュージシャンも多彩で、クリス・スクワイアのベースがボレロを刻みダイナミックに展開する1曲目からダイレクトに心を揺さぶられ、また、アンソニー・フィリップスの12弦ギターの美旋律や、ラストでのDJABEのメンバーによるジプシー・ヴァイオリンなど、ハケットのギター・プレイを軸に、各メンバーが見事にサポートしている。スパニッシュ・ギターを情熱的に聴かせるアンダルシアへのオマージュ、DEFECTORを思い出させるシンフォニックなギター・プレイなど、エレクトリックとアコースティックを織り交ぜ、英国的な叙情とハケットらしいナルシシズムとロマンを感じさせる思いに耽ったアルバム。自主盤。
BR-1595 STEVE THORNE / Into The Ether CD \2500
 英国プログレ・ファン必聴! 最近のIT BITESやJADISから譲り受けたような、キャッチーでメロディアスなブリリアントさと、叙情あふれるシンフォニック・プログレを聴かせる09年新作3rdアルバム。色彩感覚のある美しいサウンドと繊細で透明感のある美メロは彼の真骨頂で、アコースティック・ギターや、ラストでのオーケストレーションの導入も気品があり非常に英国的。マルチ・ミュージシャンのSTEVE THORNEを中心に、PETE TREWAVAS (TRANSATLANTIC)、NICK D'VIRGILIO (SPOCKS BEARD)、JOHN BECK&JOHN MITCHELL (IT BITES)、GARY CHANDLER (JADIS)、GAVIN HARRISON (PORCUPINE TREE)、TONY LEVIN etc. 現在活躍中の精鋭を迎えて制作された力作。演奏面はさることながら作曲面やアレンジ面に於いてもさらに大きく成長を感じさせる、彼の最高作となった。スリップケース付き。
BR-1570 STRAWBS / Dancing To The Devil's Beat CD \2500
 結成40周年記念アルバムとしてリリースされた09年新作。昨年のアルバムまでは一緒だったJOHN HAWKENに代わり、OLIVER WAKEMANがメンバーとして加入。新曲を中心に、1stアルバム収録曲で、デビュー・シングルだったOH HOW SHE CHANGEDや、67年にサンディ・デニーが歌ったレア・ソングのCOPENHARGENなど、懐かしい曲も新録して収録。OLIVERの父親(リック・ウェイクマン)譲りのタッチで聴かせるピアノが印象的だが、シンセ・オーケストレーションとコルネットを合わせた優美なメロディーも非常に英国的でストローブスらしい。本アルバムのラストで流れるOH HOW SHE CHANGEDはドラマチックで泣ける。
BR-1600 THE TANGENT / Down And Out In Paris And London CD \2500
 初回限定盤。3面開きデジパック仕様、ボーナス・トラック1曲追加収録。自身のもうひとつのバンドPo90でも新譜をリリースしたばかりのキーボード奏者ANDY TILLISONが率いるシンフォニック・プログレ・バンドの09年新作5thアルバム。ex.CAMEL、COMBINATION HEADのドラマーPAUL BURGESSらが新たに加入し、再びメンバー・チェンジを経て、これで全員英国人の5人編成でのリリースとなった。ANDY TILLISONのオルガンをフィーチャーしたカンタベリーなヴィンテージ色、THEO TRAVISの月夜のフルートや、サックスをフィーチャーした犇き合うようなダークな闇も加え、より英国的なサウンドになった力作。ボーナス・トラックは5曲目の約7分のEVERYMAN'S GORGOTTEN MONDAYで、エモーショナルなギターが舞うアルバム中でも外せない1曲。大曲指向の全6曲を収録。
BR-1484 THIEVES' KITCHEN / The Water Road CD \2500
 スウェーデンのANGLAGARDのキーボーディスト、THOMAS JOHNSONを正式メンバーに迎えリリースされた08年作4th。女性ヴォーカリストをメインに立てた、もう今までとは別バンドと言ってもいいような変貌と垢抜け方で、彼女が演奏するリコーダー、クラリネット、ゲストで加わるオーボエ、チェロ、さらに、ANGLAGARDの女性フルート奏者の参加など、もう美味しい過ぎるネタがそろっていて、ならばと評価のハードルを上げても、それでも予想を軽く超えてしまっている。20分の曲から始まり、JOHNSONが書いた2曲目はまるでANGLAGARD。全体でも彼の占めるウエイトは大きく、テクニカルな構築の中、英国のクラシカルさと幽玄な北欧シンフォ美が格式高く組み合わさり、メロトロンや変拍子など唸るマニアックさと汚れなき叙情をたたえている。自主リリース。
BR-1462 TRIPPA / Sorry CD \2800
 マジェンタのロブと女性ヴォーカリストのクリスティーナが95年から2000年の間に結成していたプリ・マジェンタとも言えるプロジェクトのマテリアルによる07年フル・アルバム。マジェンタとしてもリリースされた曲、SPEECHLESSはもともとTRIPPAの曲だった。本作はそのSPEECHLESSのオリジナル・ヴァージョンや2曲の新録も含み、クリスティーナをメインにしたポップ指向ながらも、マジェンタのイメージが重なるキーボード・アレンジや、キャッチーなメロディアスさを際立たせ聴かせる。メランコリックでハートせつないクリスティーナのヴォーカルをシンフォニックに盛り上げるドラマチックな後半は、もうマジェンタと違わず、ファン必聴の出来となっている。
BR-1582D VAN DER GRAAF GENERATOR / Live At The Paradiso DVD(NTSC) \2500
 ハミル、バントン、エヴァンスのトリオになってから初ツアーの07年オランダでのライヴ。08年作のTRISECTORに収録される曲も2曲披露している。立ち上がりのLEMMINGSは流石にメンバーの緊張が伝わって来てハミルの調子も堅いが、ツイン・キーボードで迫るBLACK ROOMあたりからバンドマジックが生まれグルーヴ感が高まってくる。そう、この間合い、叫びこそV.D.G.G.だ。CDで聴くとジャクソンが居ないハンディを部分的に感じるも映像で見るとバントンの変化自在なオルガン・プレイに釘付けになり4人目のメンバーとも言えるベースペダルも圧巻で変拍子でのヘヴィさも欠いていない。画像、音質ともクリアーでカメラワークも良い。曲目:LEMMINGS、A PLACE TO SURVIVE、LIFETIME、IN THE BLACK ROOM、EVERY BLOODY EMPEROR、ALL THAT BEFORE、GOG、MEURGLYS III THE SONGWRITER'S GUILD、THE SLEEPWALKERS、MAN-ERG、SCORCHED EARTH、INTERVIEW WITH PETER HAMMILL 2009
BR-1583 VAN DER GRAAF GENERATOR / Live At The Paradiso 2CD \2500
 ハミル、バントン、エヴァンスのトリオになってから初ツアーの07年オランダでのライヴ。08年作のTRISECTORに収録される曲も2曲披露している。立ち上がりのLEMMINGSは流石にメンバーの緊張が伝わって来てハミルの調子も堅いが、ツイン・キーボードで迫るBLACK ROOMあたりからバンドマジックが生まれグルーヴ感が高まってくる。そう、この間合い、叫びこそV.D.G.G.だ。旧曲はサックスが無い分だけロックとしてのヘヴィさを感じ、スタイリッシュにさえ思えたWORLD RECORDあたりの曲がよりダークで凶暴になっている。変化自在にトーンを変えるバントンのオルガンの凄さに圧倒される。曲目:LEMMINGS、A PLACE TO SURVIVE、LIFETIME、IN THE BLACK ROOM、EVERY BLOODY EMPEROR、ALL THAT BEFORE、GOG、MEURGLYS III THE SONGWRITER'S GUILD、THE SLEEPWALKERS、 MAN-ERG、SCORCHED EARTH
BR-1496 WILLOWGLASS / Book Of Hours CD \2500
 英国シンフォ・ファン&メロトロン・ファン必聴の08年新作2nd。デビュー当時もかなり話題を集めたが、本作もまた全編のどこを切り取っても英国然としたメロトロンが流れ出す、あふれ来る叙情とシンフォニックなサウンドで構成された魅力的なアルバム。ハケット風のアコギ・パートや、オルガン、フルートとメロトロンが一体となって溶け合う幻惑的でロマンチックな風情など、ヴィンテージ感を帯びたマニアックさもファンにはたまらない。マルチ・プレイヤーのANDREW MARSHALLを中心に、ドラマーのDAVE BRIGHTMANが加わったデュオだが、それを感じさせないバンド・スタイルで聴かせる。まさにジェネシスとキャメルをミックスさせたような心象風景を描き出す。自主盤。
BR-1531 V.A. / DANTE'S DIVINE COMEDY Part One - Inferno 4CD \4800
 現在のシンフォニック・プログレ・シーンを代表するバンドが世界から集結した凄いオムニバス。フィンランドの雑誌企画によるシリーズ。ダンテの神曲をテーマに、各バンド本作でしか聴けない書き下ろしによるヴィンテージ・サウンドを繰り広げる! 4枚組、全34バンドが参加。その参加アーティスト名を見るだけでも興奮するが、中でも特に注目はロシアのLITTLE TRAGEDIESやハンガリーのYESTERDAYSらの東欧勢に加えて、RUSTICHELLI E BORDINI、CHERRY FIVEで知られる、あのCARLO BORDINIとTAPROBANTのキーボーディストによるデュオのDE ROSSI E BORDINI、そしてなんとあのNUOVA ERAが復活しオープニングを飾っているなど、ぶっちぎりの話題性を持ちリリースされた。どのバンドも気合が入った、まさに入魂の1曲をここに提供した必聴作! <収録バンド> Nuova Era(Italy)、Yesterdays(Hungary)、Little Tragedies(Russia)、Lady Lake(Holland)、Greenwall(Italy)、Nemo(France)、Nexus(Argentina)、Atlantis1001(Italy)、Flamborough Head(Holland)、Colossus Project(Italy)、Il Court(Italy)、Willowglass(UK)、Wicked Minds(Italy)、Brighteye Brison(Sweden)、Matthijs Herder(Holland)、Garmond(Italy)、Ars Nova(Japan)、Il Castello Di Atlante(Italy)、Groovector(Finland)、CAP(Italy)、Ozone Player(Finland)、Sinkadus(Sweden)、Viima(Finland)、Nota Bene(Italy)、Entrance(Chile)、Advent(USA)、Contrappunto Project(Italy)、Armalite(Italy)、Corte Aulica(Italy)、Raimundo Rodulfo(Venezuela)、De Rossi e Bordini(Italy)、Tempano(Venezuela)、Nathan Mahl(Canada)、Simon Says(Sweden)
BR-1547 V.A. / Tuonen Tytar II (A Tribute To Finnish Progressive Rock Of The 70's) 3CD \3980
 フィンランドの雑誌企画によるシリーズ09年リリース作。WIGWAM、NOVA、TABULA RASA、FINNFOREST、HAIKARA、KALEVALA etc.といった70年代のフィンランドを代表するバンドの曲を取り上げ、現在の世界各国のプログレ・バンドがカヴァー。CD化が待たれる叙情派シンフォの名作、FANTASIAやSCAPA FLOWの曲も選曲され、SCARLET THREADと、VIIMAがそれぞれ演奏し、そういった未CD化のマニアックなバンドを取り上げてるのもさすが同国のバンドという感じがする。全編を通して単なるカヴァー・アルバムではなく、メロトロンやオルガンをフィーチャーしたこのシリーズならではのヴィンテージ感に加え、今のシンフォに通じるアレンジと、各バンドの特徴を活かしたサウンドに変化しているので聴いていて面白く聴き応えあり。歌詞もバンドによって新たにスペイン語やイタリア語、英語に訳され歌われている。因みにYESTERDAYSは女性ヴォーカル入り。また、知られていない謎のバンドも多く含まれ、中でもイタリアのFAUNO DI MARMOはヴィンテージ感あふれるテクニカルな王道ヘヴィ・プログレを聴かせ、デビュー作が待ち遠しい。<収録バンド>Jinetes Negros(Argentina)、The Samurai Of Prog(Finland)、 B612(Venezuela)、TOMMY ERIKSSON(Finland)、Overhead(Finland)、Pax Romana(Finland)、Kate(Finland)、Trion(Holland)、Willowglass(UK)、Contrarian(USA)、Simon Says(Sweden)、Cristiano Roversi(Italy)、Ageness(Finland)、The Phase(Finland)、Jeavestone(Finland)、Tkingdkeys(Finland)、Kumina.org(Finland)、Piece Of Cake(Finland)、Pinnacle(USA)、Onsegen Ensemble(Finland)、Karmic Jaggernaut(USA)、Fauno Di Marmo(Italy)、Ozone Player(Italy)、Yesterdays(Hungary)、Scarlet Thread(Finland)、Mist Season(Finland)、Viima(Finland)、Equilibrio Vital(Venezuela)、Stringpuree Band(Finland)、Kosmos(Finland)、Haikara(Finland)
BR-1601 V.A. / THE DIVINE COMEDY PART II - Purgatorio 4CD \4800
 現在のシンフォニック・プログレ・シーンを代表する注目バンドが世界から集結した凄いオムニバス。フィンランドの雑誌企画によるシリーズ09年作。ダンテの神曲から、INFERNO(地獄篇)の続編となる第2部の「煉獄篇」をテーマに、各バンド本作でしか聴けない書き下ろしによる、全35バンドが参加した4枚組。SIMON SAYSがイントロとラストを締めくくり、それぞれのバンドが、メロトロン、ハモンド、ムーグ等をフィーチャーし、テーマに沿った統一感を持ったマニアックなヴィンテージ・サウンドを繰り広げる。特に注目は、もうすぐデビュー作がリリースされる予定のハンガリーのTABULA SMARAGDINAで、YESTERDAYSのギタリストが美声女性ヴォーカルをフィーチャーして新たにスタートしたバンド! <収録バンド> SIMON SAYS(Sweden)、NEMO(France)、KBRIDGE(Italy)、OZONE PLAYER(Finland)、RAIMONDO RUDULFO(Venezuela)、TEN MIDNIGHT(Italy)、SOULENGINE(Italy)、WILLOWGLASS(UK)、ATLANTIS1001(ITALY)、CONTRAPPUNTO PROJECT(Italy)、SOPHYA BACCINI(Italy)、NEXUS(Argentina)、NUOVA ERA(Italy)、SURVIVAL(Holland)、LITTLE TRAGEDIES(Russia)、ARMALITE(Italy)、PHIDEAUX(USA)、TOMMY ERIKSSON(Finland)、ENTRANCE(Chile)、MAXWELL'S DEMON(USA)、RAK(Swiss)、COLOSSUS PROJECT(Italy)、MATTHIJS HERDER(Holland)、MAD CRAYON(Italy)、TABULA SMARAGDINA(Hungary)、BLANK MANUSKRIPT(Austria)、LADY LAKE(Holland)、GROOVECTOR(Finland)、MIST SEASON(Finland)、FLAMBOROUGH HEAD(Holland)、YESTERDAYS(Hungary)、B612(Venezuela)、EQUILIBRIO VITAL(Venezuela)、JINETES NEGROS(Argentina) +ボーナス PASINI&RAGOZZA(Italy)

〓[70's RARE]〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
BR-0305 AFFINITY / Same CD \2500
 オリジナル・アルバムに8曲のボーナスを追加収録。VERTIGOから70年にリリースされた名作。LINDA HOYLEのパワフルなヴォーカルと、これ以上のものは無いと言える英国然としたハモンドのプレイ。ボーナス・トラックの聴き所は、当時2ndが出るのでは?という噂の発端となった、70年録音の、デモ曲の YES MAN で、ハモンドが唸り、よりプログレッシヴになった名曲。他、レア・シングルの2曲 ELI'S COMING、UNITED STATES OF MIND や、アルバム以前のラジオ&デモ・セッション、 ビートルズのI AM THE WALRUSなど。
BR-0507 AFTER THE FIRE / Signs Of Change CD \2800
 78年に自主制作でリリースされた英国単発プログレ物。キーボーディストのピーター・バンクスはイエスのメンバーとは別人で、メロトロンをフィーチャーした女性ヴォーカル・プログレ・バンド、NARNIAに居た人。初期イエス、ナイス、タルなどの影響を感じさせながらもそれをコンパクトに消化し、キーボードもこの年代にしてハモンドをメインに置き、トラッド・フレーズも加えた、他には似せないこだわりの英国人気質による玄人好みの端正な作品。クラシカルになだれ込む曲調など実はレア・バードあたりにも近い。4曲未発ボーナス入りで3曲は本作以前にレコーディングされたもの。よりクラシカルなオルガン・ロックになっている。
BR-0751 ANCIENT GREACE / Women And Children First CD \2500
 08年リマスター&英国盤。70年作。カテゴリーとしてはハード&ブルースだが、メンバー的にEYES OF BLUEとBIG SLEEPのミッシングリンクと言え、ヴォーカル、キーボードも同じで、後にジェントル・ジャイアントに加入するJOHN WEATHERSも在籍。スライドギターが唸るオープニングのヘヴィさに惑わされるが、BIG SLEEPで再録されることになるピアノが美しい3曲目など幅のある音楽性を持っていた。曇った感じのメロウさ、アコギのアクセント、ラストの長いハモンド・ソロなど今聴いても音が生きている。ボーナス1曲追加収録。
BR-0802 ANDWELLAS DREAM / Love And Poetry CD \2200
 09年英国盤。69年にCBSからリリースされた、DAVE LEWIS率いるトリオ・バンド。英国初期特有のサイケ・ポップ・サウンドを基調としながら、アコースティックな響きも活かし、フルートやオルガンをフィーチャーしメロディアスに聴かせる。と、ここまでなら、この年代の常套手段だが、一風変わった、ゆれ、みたいのがあって、さかさまの世界のような遊び心が憎い。この後にANDWELLAと改名し、WORLD'S END、PEOPLES PEOPLEの2作を残す。ボーナス・トラック8曲は、レア・シングル4曲と、ミックス違い2曲、08年録音のPARADISE ISLE、MILES AWAY FROM MY BABYの2曲を追加収録。
BR-0369 ANDWELLA / World's End + People's People CD \2500
 69年にANDWELLAS DREAMとして結成され、ANDWELLAに改名して、REFLECTIONレーベルから71年にWORLD'S END、72年にPEOPLE'S PEOPLEの2枚をリリースした、DAVE LEWIS率いるブリティッシュ・ロック・バンド。2in1にてCD化。WORLD'S ENDのタイトル曲は、PART-1とPART-2から成る、オーケストラを導入した英国らしい叙情美にあふれる名曲。憂愁にとざされた空気が全体を包み、ブラス系を圧倒的にフィーチャーする曲の展開、歌心のあるDAVE LEWISのヴォーカルなどが一体となった、いぶし系ブリテッュ・ロックの極みだ。PEOPLE'S PEOPLEの方は、牧歌的な柔らか味とポップ色が加わり、アメリカ臭のするSSW色が濃いものとなっている。
BR-0796 ARC / ...At This CD \2200
 09年リマスター英国盤初CD化。ブリティッシュ・ロックの真剣な姿を思い知らされる作品。71年デッカからのリリース。ARCとしては唯一のアルバムだがスキップ・ビファティの後身だ。プログレより少しポップに立った作曲で、凝ったバッキングと幾分ハードにプレイするギタリストのスキルがキーボーディストを覚醒させており、どの曲もアレンジに違うアイデアが持ち込まれ、またヴォーカルは浮くことなく終始メロディアスに合わせている。さらに、楽器の音色にも飽きさせない気配りがあり、今聴いても通用する妙に複雑な仕上がりになっている。英国人気質がまともに出た1枚。
BR-0716 BACHDENKEL / Lemmings CD \2500
 73年にフランスのPHILLIPSからリリースされた1stアルバムのCD化。07年リマスター英国盤。かつてはフランスのバンドだと思われていたこともあり謎多きバンドのひとつだった。69年にバーミンガムで結成され、70年にフランスに渡り本作を録音。オルガンや、ヘヴィなギターをフィーチャーした屈折したハード・プログレ色と、柔らかなヴォーカルをフィーチャーしたメロディアスで牧歌的な叙情、ポップ・ロックが混在した、初期英国らしいサイケ・プログレ。また、曲によりハープシコードやフレンチホルン等も導入。70s英国プログレ・ファンに、改めてじっくり聴いて欲しい1枚だ。ボーナスとして、シングル曲など2曲を追加収録。
BR-0415 BARCLAY JAMES HARVEST / Octoberon CD \2500
 デジタル・リマスター盤。ジャケット&タイトル通り、妖精王伝説を取り上げた英国のバンドらしい76年リリースの9th。英国ファンタジーの世界とメロディアスなポップ・センスが見事に調和したアルバム。合唱団をフィーチャーするなど全体にドラマチックな仕掛けが見られ、次作のGONE TO EARTHと甲乙付け難いシンフォニック指向作となっている。フェズシフターを多用するギターも独特のカラーをサウンドに与え、キーボード群と好マッチ。ボーナス・トラック5曲は未発表ミックス違いヴァージョン。
BR-0416 BARCLAY JAMES HARVEST / Gone To Earth CD \2500
 デジタル・リマスター盤。英国ならではの深淵なファンタジーと荘厳さを放ち、エニド張りのスケールでドラマチックに展開する必聴作。10作目となる、77年リリースの彼らの最高作。まさに、名曲ぞろい。キーボードやオーケストレーションに深みと厚味がさらに加わり、どの曲も感動的に演奏されていく。キーボーディストのWOOLY WOLSTENHOLMEの、シンフォニック・キーボーダーとしての最も充実作。傑作。ボーナス・トラック5曲はシングル・ヴァージョンやミックス違い、同年に録音された未発表曲LIEDなどを収録。
BR-0753 BECKETT / Same CD \2500
 08年デジパック仕様。74年にリリースされた英国プログレ唯一作。スリリングかつ格調高いストリングス・アンサンブルを随所に散りばめ、特にアルバムの中盤にあたる3曲目、4曲目は、オーケストラをドラマチックに導入し、哀愁に満ちた、シンフォ・プログレ・ファン必聴曲。まるで、チェンバロのフレーズを置き換えたようなアコースティック・ギターの音色が厳かな余韻を残しつつ、レコードA面は幕を閉じる。後半は、当時の英国らしいサウンドのハード・プログレ。プロデュースはROGER CHAPMAN。
BR-0459 BEGGAR'S OPERA / Act One CD \2800
 見開き紙ジャケット仕様。リマスター盤。70年にVERTIGOからリリースされた1st。初期4作品は全てVERTIGOからのリリース。キーフのシュールなジャケットと、クラシカルなハモンドはVERTIGOの象徴となった。プログレ然としたクラシカル・ロックをメロディアスに、ワイルドに展開。ヴォーカルも味があって非常に良い。クラシックのフレーズが次から次へと飛び出す旧B面1曲目が当時を物語る。ボーナス・トラック2曲追加収録。
BR-0581 BEGGARS OPERA / Waters Of Change CD \2800
 3000枚プレス限定盤。見開き紙ジャケット仕様。71年2nd。ジャケットが地味な分、今となっては損をしているか。内容は格別に良い。ハモンドとメロトロンを英国調に重ね、メロディアスなヴォーカルで歌われていく1曲目からとても味わい深い。たしかに、このくすんだクラシカルな佇まいはアナログのほうが数倍伝わるのだろうけれど。レコードのカビた匂いまで感じさせてくれる名曲だ。7曲目のSILVER PEACOCKは、次作PATHFINDERのMACARTHURPARKへの序章。
BR-0707 BIG SLEEP / Bluebell Wood CD \2500
 07年24BIT DIGITAL REMASTER英国盤。英国然とした響きを保つオルガンとピアノ、ストリングス・アレンジ。それらは優雅な1曲目やクラシカルな5曲目に代表されるが、終始メロディアスな曲調とヴォーカルで聴かせる。クレシダのようなハモンドとギターを聴かせ所に持ってくる展開をみせる後半の大曲も何とも英国的だ。後にジェントル・ジャイアントに入るJOHN WEATHERSが忠実なプレイをし、本作を引き締めている。71年リリースの名作。
BR-0724 BOB JOHNSON&PETER KNIGHT / The King Of Elfland's Daughter CD \2500
 妖精物語の古典文学「エルフランドの王女」をテーマにした、ファンタジックなシンフォニック・ロック。スティーライ・スパンのBOB JOHNSONと、PETE KNIGHTが、多数のミュージシャンを迎えて、77年にCHRYSALISからリリースした異色作。B.J.H.を連想させるような、ドラマチックなオーケストラと哀愁を帯びたヴォーカルによる幕開けで、英国ロック・ファンの心を鷲掴み。主人公の王女リラゼル役にはピュアな美声で妖精になりきるMARY HOPKIN、その恋人の王子にはFRANKIE MILLER、他にもALEXIS KORNER、P.P.ARNOLD、CHRIS FARLOWEら英国ヴォーカリストを起用。夢と現実の儚さを美しく描き出したコンセプト・アルバム。デジパック仕様。
BR-0738 BRAM STOKER / Heavy Rock Spectacular CD \2500
 デジパック仕様、08年版。72年リリース唯一作。バッハのトッカータなど、クラシカルなフレーズを織り込みエネルギッシュに聴かせる、英国お得意のスタイルのハモンド・オルガンを主体としたプログレ作。NICE、CRESSIDA、RARE BIRDといったグループの作品に通じるサウンド。廃盤時代はメンバーも不明の謎のバンドだった。マイナー・レーベルのWINDMILLからのリリースだったこともあり、マニアックなコレクターズ・アイテム的に見られがちだが、テクニックとレべルは先に挙げたバンドらに匹敵する。曲作りに置いてもタダモノではない。
BR-0816 BULLDOG BREED / Made In England CD \2200
 09年リマスター英国盤。T2、GUNのPETER DUNTONによって結成されたバンド。彼はその後GUNへ加入するためバンドを離れるが、T2のベーシストBERNIE JINKSが残り、本作がリリースされた。ややハードなサウンドで統一されているものの、チェレスタの導入や、ポップ・センスも見え隠れするコーラス・ワークなど、ブリティッシュ・ロックの奥深さを感じさせる。DERAMから69年にリリースされた唯一作。ボーナス・トラック2曲(HALO IN MY HAIR/PORTICULLIS GATE)追加収録。
BR-0784 CAPABILITY BROWN / From Scratch CD \2500
 初CD化。72年にピンクのカリスマからリリースされた1st。ぶ厚いコーラスで幕開ける1曲目はレーベルメイトのレア・バードのカヴァーで、何だったけ、この曲?、とマニアには、つかみ十分。続く曲も小気味良いギターやタイトなリズム・セクション、そして、華麗なヴォイス・ワークと初期イエスを思わせるも、途中に陽だまり英国フォークな曲が4曲もあって、そっちだけでもアルバムを作れるハートがあり見逃せない。ラストはバンドのスキルが最も出た4パートの組曲で、テクニカルな演奏が光る。リマスター&デジパック。
BR-0754 CAPABILITY BROWN / Voice CD \2500
 長らく入手困難だった必聴名作。08年デジパック盤。73年にカリスマからリリースされた2ndで、ジャケットとタイトルからは想像出来ない凝った流れとアンサンブルを見せる。メンバーそれぞれがマルチに楽器をこなし、バロックフルート、リュート、リコーダーを加え、厚く壮麗なコーラスから中世音楽へ移り変わり、メロトロンを伴ったシンフォニックな泣きが劇的に訪れる。特に旧B面すべてを使った大曲はプログレ・ファンに強くアピール。今はプレイヤーのタイムのみだが、アナログでは、この1面を今から聴くぞ! といった誰にも邪魔されたくない愉しみがあった。
BR-0830 CAPTAIN MARRYAT / Same CD \2500
 74年に自主盤でリリースされ、当時はライヴ会場のみでしか販売されなかった激レア・アルバム。ユーライア・ヒープからの影響を感じさせるが、ヒープのオルガンをグラハム・フィールズが担当したようなサウンドで迫り、また、4曲目辺りではベガーズ・オペラの影響も。そういったスタイルのオルガン・プレイを中心に、サイケデリックなギター・ワーク、ベース、ドラムス、ヴォーカルやメンバーのコーラスを取り入れた、スコットランド・グラスゴーの4人編成のバンド。まさに当時の英国ロックならではのサイケデリック感覚と、プログレ風味を持ったサウンドで、久しぶりの正統派の発掘物に胸が躍る。現在でもオリジナル・レコードは海外のコレクターの間でも約40万円で取引きされている。廃盤コレクター必聴作。500枚限定プレス。初CD化。
BR-0224 CARAVAN / In The Land Of Grey And Pink CD \2300
 DIGITAL REMASTER盤。言わずと知れた傑作。リマスターにより、シンクレアのオルガンのワウのON-OFFのノイズまで!リアル。ついでに、このアルバムで、いったい幾つのオルガン・トーンが出てくるのか数えよう。ワウのハーフ・トーンが最大の武器。5曲のボーナス入り (当時の未発音源で、このボーナスの1曲目と2曲目は非常に良い。他、収録曲のインストや歌詞違い。また組曲の後半部分のNEW MIXなど)。71年リリースの3rd。
BR-0617 CARMEN / Fandangos In Space + Dancing On A Cold Wind 2CD \2500
 73年の1stと74年の2ndに、ボーナス・トラック2曲を加えた2枚組。当時、フラメンコ・ロック・バンドと言われフラメンコのリズムを取り入れた変り種としてセンセーショナルな印象を残したが、06年現在、今や当時レア盤でレコードでの入手が難しかった世界各国でのCD再発も進み、手軽にそういった国の文化・音楽と並べて聴ける時代になった。そうして聴き比べてみると、やはりCARMENは、男女ヴォーカル(女性ヴォーカル・リードの曲もあり)、メロトロンも導入し、フラメンコをファッションのひとつとして取り入れた、70年代のブリティッシュ・ロックの泣きと味わいのあるサウンド。メンバーのJOHN GLASCOCKはこの後、彼が亡くなる79年までJETHRO TULLでプレイした。
BR-0680 CARMEN / The Gypsies + Widescreen 2CD \2500
 76年に当時アメリカのみでリリースした3作目にしてラスト・アルバムとなった「THE GYPSY」と、リーダーのDAVID ALLENが90年代の終わりに録音していた未発表ソロ音源「WIDESCREEN」の2枚組。THE GYPSYは、当時JETHRO TULLのアメリカ・ツアー同行後、すぐに録音したもので、随所にその影響を感じさせ、フラメンコ・ロックを強調した前2作よりも英国的なサウンドに仕上がっていて、それぞれの曲も良い。前作と同様に男女ヴォーカルで、また、メロトロンも導入。ボーナス・トラックとして当時のアルバム未収シングルなどを2曲追加収録。WIDESCREENは、曲によりキーボード、ヴァイオリンなども導入したインスト・ギター作品。
BR-0791 CATAPILLA / Changes CD \2800
 限定紙ジャケット仕様。リマスター盤。メンバー・チェンジを経て72年にリリースされた2nd。ブラス・ロック色のあったデビュー作からサックスを1本に絞り、また、リズム・セクションもよりタイトになり、女性ヴォーカリストのアンナ・ミークが虚ろさも漂わせ歌う。サイケデリック・ジャズ・ロックと言え、締まった感じが英国らしい。全4曲で、ラストはハモンドをフィーチャーし、ヴァーティゴのブランド・カラーを哀愁と共に押し出す。
BR-0665J CHOPYN / Grand Slam CD \2940
 紙ジャケット仕様。07年オリジナル・リマスター音源。ボーナス・トラック1曲追加収録。初CD化!アン・オデル、レイ・ラッセル、サイモン・フィリップス、デニー・マッカフリー、クライド・マクムリンらによって結成されたスーパー・グループ。75年にリリースされた唯一作。ソウルフル、ファンキー、ハード・ロック調といろんなスタイルのサウンドがミックスされたサウンド。サイモン・フィリップスのテクニカルなドラミングが光る。アンのピアノとソロ・ヴォーカルで歌う2曲は彼女のソロ・アルバムを彷彿させる好バラード。国内盤。歌詞・対訳付き。
BR-0491 CHRIS HARWOOD / Nice To Meet Miss Christine CD \2600
 SALAMANDER、JULIAN'S TREATMENT等をリリースしたYOUNG BLOOD 傘下のレーベルで、たった5枚のアルバムのみを残したBIRTHレーベルの1番。そのバック・ミュージシャンの豪華さでも廃盤時代から注目されCD化が熱望されていた1枚。YES、STRAWBSをフォーク・クラブで観て感銘を受けたという彼女が、そこで出会ったRICK WAKEMANを仲人役として、PETER BANKS、IAN McDONALD、DAVE LAMBERTら豪華メンバーが奇跡的に集結して作られた。レコードのA面では、RIFF RAFF、NUCLEUSのメンバーのTOMMY EYER(Keyb)、ROGER SUTTON (B) のカラーが出た英国調のジャージーな香りがスモーキーに立ち込めるサウンド。B面は、ハモンド・オルガン、ダークに響くヴァイオリン、女性コーラス等を導入し、プログレ色を前面に出した、初期RENAISSANCEや、CURVED AIRを思わせるような、女性ヴォーカル・プログレ・サウンドとなっている。71年、彼女の唯一作。見開き紙ジャケット仕様。
BR-0354 CIRKUS / One CD \2800
 英国シンフォ驚愕の傑作! 71年に自主盤でリリースされた、彼らの当時の唯一作。デジタル・リマスターにて出直し。オルガン、メロトロンをフィーチャーした王道のブリティッシュ・プログレに、さらに、スリリングなストリングスを絡めた豪傑さ。特に、旧A面トップのYOU AREと、旧B面トップのBROTHERLY LOVEは圧巻。ハード・ロック的なカッコ良さも手伝ってド迫力。ボーナス・トラック5曲入りで、2曲はアルバム以前のアンリリースド2曲と、メロトロン入りのレア・シングル3曲(5曲ともAUDIO ARCHIVES旧盤と同じ)。
BR-0049 COMPLEX / The Way We Feel CD \2800
 71年にDEROYレーベルよりリリースされたレア2nd。こちらも激レア度では1stと並ぶ。STEVE COEのオルガン、ピアノの他ギター、ベース、ドラムス4人によるメロディアスなサイケ・ポップ。ヴォーカルも英国的。内容的にも1stと変らないので、原盤コレクターの場合、まさに<お布施>の2重取り的な存在。CDであって良かったと、レーベルを拝むべし。2曲ボーナス・トラック入り。
BR-0542 COMUS / Song To Comus - The Complete Collection 2CD \2600
 DAWNからリリースされたFIRST UTTERANCE(71)、VIRGINからの2ndのTO KEEP FROM CRYING(74)のアルバム2作と、マキシ・シングルの3曲、ROGER WOOTTONのシングルから2曲を、完全収録した2枚組。さらに7分を越える未発表の必聴曲ALL THE COLOURS OF DARKNESSも収録。DAWNレーベル屈指の個性派と言われた1stは、ヴァイオリン、ヴィオラ、フルート、オーボエらのアコースティック楽器を刻み込むようにフィーチャーし、異端的なチェンバー・ロックとも取れるが、英国的なフォーク・タッチも混在し、緊張感のある技巧的な演奏を展開する。VIRGINからの2ndは、アコースティック楽器を電子楽器に持ち替え、そこにG.G.風のリコーダー・アンサンブルを導入した名曲の1曲目で、1stをより洗練させた形が本作なのだということが理解できる。女性ヴォーカル・ドリーミィ・ポップな一面も。
BR-0591 CURVED AIR / Air Cut CD \2500
 06年リマスター盤。ドイツ盤、デジパック仕様にてCD化。EDDIE JOBSONが作曲面、キーボード、エレクトリック・ヴァイオリンで全面参加して制作された名盤。ジョブソンのヴァイオリンが、時にエキセントリックかつスリリングに、そして華麗に舞い上がり、バンドが一体となって昇華していく。ハモンドやメロトロンをフィーチャーした、10分を越えるドラマチックな名曲METAMORPHOSISも、ここに色鮮やかに甦る。女性ヴォーカル・プログレ必聴の1枚。73年4thアルバム。音質もさらに向上!
BR-0700 CZAR / Same CD \2600
 70年にFONTANAからリリースされた唯一作に、当時の貴重音源を8曲加えた、07年リマスター&英国盤。ヘヴィなギターに、ぞくぞくするメロトロン! そして、ハモンド、メロディアスなヴォーカル、ズタズタとした重厚なリズム、英国屈指のヘヴィ・プログレの傑作だ。イタリア物とはまた違うこの痛快さ。1曲目に文句を言わせないが、暗雲が立ち込めていくような2曲目の進行など、チェレステのクラシカルな切り返しも含めて、豪快すぎる。注目のボーナス・トラックは、当時、アルバム録音時に録音されていた未収録曲のRITUAL FIRE DANCEで、メロトロン、ハモンドをフィーチャーした、クラシカルかつダークなVERTIGO系サウンドの必聴曲。他、71年のスタジオ・デモ(未発表曲5曲)と、70年のシングルから2曲(既発CD収録曲)。ブックレットにはキーボード奏者のBOB HODGESと、ギターのMICK WAREによる書き下ろしライナー・ノーツで当時の秘話が掲載されていて非常に興味深い。
BR-0055 DARK / Round The Edges CD \2800
 72年に50枚のみオリジナル・リリースされた、世界の屈指コレクター・アイテムの頂点に君臨する1枚。超激レアの名をほしいままに今でもその伝説は崩れない。ギター、ベース、ドラムスのトリオで、唸るギター、英国的なヴォーカルが織り成すめくるめくアンダー・グラウンドなハード・サウンド。雰囲気に酔いしれる。オリジナルに付いていたレア・ブックレットもCDブックレット中に再現。ボーナス・トラック4曲。
BR-0813 DAVE GREENSLADE / Pentateuch Of The Cosmogony CD \3000
 COLOSSEUMで知られるキーボード奏者の79年2ndソロ・アルバムがデジパック仕様にて限定再発。英国人画家&作家が創り上げた「宇宙の創造に起因した未来のファンタジー・イラスト・ストーリー」とのコラボ作品。かつてレコードは画集付きの2枚組でリリースされた大作。アープ・シンセ、オルガン、ミニムーグ、ポリムーグ、プロフェット5などのキーボードによるマルチ・アルバム。プログレ然としたものではなく、例えるならパトリック・モラーツのソロ作あたりを連想させるようなキーボード主体のコンセプト作品となっているが、オーケストレーションも、単にストリングス等のフレーズを弾くだけでなく、木管楽器やヴァイオリンのソロ・パートを特徴的にシンセで弾いたりと、随所で小技も効いている。また、フィル・コリンズが4曲参加で、らしいドラミングが聴ける。イラスト集もブックレットで再現。09年版。
BR-0798 DEEP FEELING / Same CD \2600
 良く知られた廃盤物で、4曲目はクレシダのミューヘンと並ぶハモンド主役のブリティッシュ・マイナー部門のクラシカル・ロック2大名曲だ。ベガーズ・オペラもやったクラシカル・ガスも取り上げており、ハープシコードを心地よく響かせ凛々しく演奏。アルバム・オープニングで聴かれるコーラスや霧掛った雰囲気には荘厳さを感じさせ、また一方でウォームハートなフォークも収録。ラストはハードロックだがソロも織り込まれ半端さは無く、つまり通して曲の出来がいい。71年リリースの唯一のアルバム。リマスター&紙ジャケット09年盤。500枚限定プレス。
BR-0059 DRUID / Towerd The Sun + Fluid Druid 2CD \2800
 英メロディー・メーカーのコンテストで優勝した彼ら。イエスをソフトにしたような75年作の1stと、ソリッドになった76年2ndの2枚組。もちろん、知られた1stはイエス・ファンだけでなく、シンフォニック・ファン必聴作だが、チルドレン・コーラスやメロトロンをドラマチックにフィーチャーする2ndもなかなかのもの。エソスやスターキャッスルなど、アメリカンには映らなかったイエスの英国ファンタジーがここに流れている。
BR-0708 DR.Z / Three Parts To My Soul CD \2500
 VERTIGOから71年にリリースされた唯一作。魔術的な要素をヴィジョンとして音楽の中に取り込み、と言えばよくあるパターンだが、雰囲気で持っていくのではなく曲と演奏で聴かせるバンドで、ジャケットからくるおどろおどろしさはなく、バロック・クラシカル・ロックと呼んでも十分だ。そして、なんと言ってもこの年代の英国の花形であったオルガンではなく、ハープシコードをアンサンブルの格とする大胆な発想のキーボード・トリオなのだ。ヨーロッパ然とした展開はイタリアのバンドあたりにも近く、ヨーロピアン・プログレ&シンフォニック・ファンも必須の1枚。ボーナス・トラック2曲追加収録。
BR-0812 ELASTIC BAND / Expansions On Life CD \2500
 09年デジタル・リマスター盤。4曲ボーナス・トラック(アルバム未収シングル曲)追加収録。70年にDECCA NOVAからリリースされた唯一作。SWEETのギタリストANDY SCOTTが参加したことで知られるウェールズのサイケ・プログレ・バンド。ハモンド・オルガン、ジェスロ・タルを連想させるようなパッション溢れるフルート、そしてサックスをフィーチャーしたプログレッシヴ・ロック・テイストのあるプレイと、ブルージーな粘り気のあるヴォーカルによるジャージーなサウンドも聴かせる。バンドの核を成していたキーボード(&フルート)のTED YEADONがLOVE AFFAIR加入にあたり、バンドは解散となった。
BR-0552 ENGLAND / Garden Shed 2005 Special Edition CD+BOOK \4200
 先日突然、英国から電話が掛かってきて、「ガーデン・シェッドですか? こちらはガーデン・シェッドのイングランドですが、イングランドから電話してます」みたいなややこしい英語で始まって、なんとか聞き取っていると、あの幻のブックレットを遂に20ページ・フルカラーで作ったと言う。7インチ(175mm)のシングル・サイズで。オリジナル・アルバム・ジャケット裏面で告知されていた1ポンドでの別売品のあれ。結局、当時はオクラ入りになってしまったが、今ここに、メンバー作も含む各曲のオリジナル・イメージ・イラストレーション、歌詞、バンドのフォトが、その後の状況も含めたバイオや記事と共に復刻! CDは2005英国盤(ラベルがかわいい)がセット。さらに、76年にオリンピック・スタジオで録音された、THREE PIECE SUITEのデモ・ヴァージョン(もちろん、メロトロン入り)をボーナスとして収録。すべてのプログレ・ファン必携の限定スペシャル・エディション・UK盤!! セルフ・レーベルからのリリース。
参考フォトを載せておきます。ご注文は上記からお願いします。(ブックの最後のページが折り返しの変型になっていて、CDがはまっています)
BR-0793J ENGLAND / Garden Shed CD \2100
 ARISTA ロック・紙ジャケット・コレクターズ・コレクション:英国正統派シンフォニック・プログレッシヴ・ロックの77年不朽の名作。メロトロン、ハモンド、ハープシコード、ムーグ等のヴィンテージ・キーボードに、ハケットを思わせる優美なギター、イエスを思わせるリズム・セクションが一体となり、メロウなヴォーカルと共に織り成す至高の1枚。オリジナル・マスター使用。ボーナス・トラックとしてレア・シングル、NANOGRAMを追加収録。歌詞・対訳付き。国内盤
BR-0576 ENGLAND / The Last Of The Jubbilies CD \2300
 95年にアーカイヴとしてCDリリースされた70年代当時のレア&未発音源集。05年デジタル・リマスターにて待望の再リリース。全6曲入り。最初の4曲はガーデン・シェッドの後のレコーディングで、次作へ向けたデモ録と思われるものだが、曲調といい、トリッキーなギターといい、メロトロンでのドラマチックな展開といい、彼らならではの2nd像が浮かんでくる。5曲目はガーデン・シェッド以前のレコーディングで、シングルのB面としてリリースされたアルバム未収の6曲目と合わせてこの2曲は、ガーデン・シェッドと同じイメージのサウンドをプログレッシヴに聴かせる。ガーデン・シェッドのあの音が凝縮された2曲と言っても過言ではない。ジャケットの1ポンドにも意味が隠されている。
BR-0064 ENGLAND / Same CD \2800
 76年プライベート・レーベルDEROYよりリリースされたレア・ハード・ロック・アルバム。ガーデン・シェッドのイングランドとは、もちろん別バンド。原盤LPは6ケタのプレミアと共に紹介された。オリー・ハルソル風のメロディアスな早弾きギタリストをメインにしたトリオで、曲もメロディアスで少々PATTOを思わせる部分も。アナログ原盤価格を頭に入れて聴くと、内容も良く聴こえるから、あら、不思議。
BR-0287 THE ENID / In The Region Of The Summer Stars CD \2500
 デジタル・リマスター盤。未だ、この1stと2ndのオリジナル・テイクは未CD化のままだ。これは、84年リレコーディング・ヴァージョンに、76年のオリジナル・テイクのリミックスをボーナスとして加えたもので、以前MANTELLAから出ていたCDと同じ。ただし、リマスターのためMANTELLA盤よりもかなり音質が良くなっている。エニドで最もドラマチックなものと言えばこの1st。もとは、全曲タロット・カードのタイトルが付けられ、カードの持つ意味にそった曲調で構成されていた。リレコーディングにより曲タイトルが細分化かれ、その、コンセプトが崩れてしまっているのが、ファンとして不満の残るところ。
BR-0306 THE ENID / Aerie Faerie Nonsense CD \2500
 デジタル・リマスター盤。UKクラシカル・シンフォニック・ロックの傑作。かつてCDになっていたものと同じ2ndアルバムの84年・85年リレコーディング・ヴァージョン+リミックス・ヴァージョン。オリジナルのEMI盤(77年リリース・未CD化)に比べて、よりクラシカルな雰囲気に仕上げられており、旧A面の曲順も違う。また、アルバムの後半の4曲から成る組曲FANDの1999デモ・ヴァージョン(新録)をボーナス・トラックとして追加収録。あとは、なんとか、1stと2ndのオリジナル・ヴァージョンをCD化してほしい。リレコーディングによって、ふやけた感じになってしまっているのも事実。
BR-0523 THE ENID / Touch Me CD \2500
 1st、2ndに続いて、英国のINNER SANCTUMレーベルから、リマスター、新装ジャケット、ボーナス・トラックを1曲加えた05年版。彼らの華麗なクラシカル・シンフォニック・ロックが最も完成された78年リリース3rdアルバム。本作は作曲から演奏スタイルまで、もうここまでくれば完全にクラシックと呼べそうな内容。華麗なキーボードやギターばかりに目が行ってしまう彼らのサウンドだが、木琴などの打楽器にも注目。ボーナストラックは、旧盤(MANTRA盤)に収録されたJOINED BY THE HEARTに加えて、新たにOFFICIAL BOOTLEG LIVE AT THE HAMMERSMITH ODEON 1979からALBION FAIRを約12分収録。
BR-0819 THE ENID / Six Pieces CD \2300
 09年リマスター英国盤。80年リリースの4th。変拍子で畳み掛ける1曲目はあまりにも有名。続くスカボロー・フェアをアレンジした2曲目。実はこの2曲が凄すぎて残りの曲がヴァリエーションに聴えてしまう程。エニドの全作品の中でも音符がめちゃくちゃに細かく、かつロックのダイナミックさとカッコよさを打ち出した、そしてロバートのソロから受け継がれる英国的な永遠のロマンチシズムなど、高度な音楽性、バンドのテクニックとグルーヴ感、にじみ出るスピリチュアルが統合された傑作。4曲ボーナス入り。
BR-0820 THE ENID / The Spell CD \2300
 09年リマスター英国盤。インディ・レーベルを立ち上げ、さらに自身のスタジオを作り、そこで気の行くまで録音された84年作。レコードは2枚組・45回転でリリース。高音質を再現出来る狙いだったらしいが、盤面にたしか45回転のクレジットが無く、最初は33回転のダレたニュー・アルバムを聴いてしまった一人です。ワグナーのパルジファルからインスパイアされたコンセプト作だと言う。曲にエニドらしいゆとりというか優雅さが取り戻され、ヴォーカルにもクィーンまではいかないがそれ風のコーラスがあり、全体にダークで美しい。
BR-0647J エニド関連13タイトル一括購入 CD \34060
 特典:WHDエンタテインメント特製・非売品CDをプレゼント! 当店で13枚(BR-0648J〜BR-0660J)まとめてお買い上げいただいた方に、1st&2nd (2in1) の、オリジナル・アナログ・レコードを音源とした(WHDエンタテインメント制作) BUK&EMI オリジナル・ヴァージョン・サンプラーCDをプレゼント! *エニドの紙ジャケット発売にあたって、1990年に書いた原稿を公開します。(エニドの曲目はオリジナルLP盤のもの) ハケット・ファンも必読。ご自由にプリントアウトしてください(PDFファイル)。国内盤
BR-0648J ROBERT JOHN GODFREY / The Fall Of Hyperion CD \2620
 紙ジャケット仕様。英国文学が薫るクラシカル・ロック究極の孤高作。74年リリースのソロ。譜面的にはすでにエニドと言える大傑作だが、本作ではあまりシンセサイザーは使われておらず、ピアノ、ハモンド、パイプ・オルガン、そして全編で美しく響くメロトロンが骨子となる。また、ハミルを思わせるクリストファー・ルイスのヴォーカルが中性的な色をキープし本作のもうひとつの鍵となり、唸るパーカッションはまさにシンフォニーのそれ。後のエニドを飾ったブラス系のシンセが鳴らない分、木の匂いがする古色さ、または謎めいたゴシックさが最大の魅力。国内盤
BR-0649J THE ENID / In The Region Of The Summer Stars CD \2620
 紙ジャケット仕様。76年リリースの1st。収録テイクは現行の英国盤CDのヴァージョンと同じ。ジャケットはBUKの初回オリジナル盤で復刻。デビュー前のエニドはヴォーカリストが在籍し、インストである本作も多くはヴォーカル入りを想定して書かれていた。ユングとタロットの思想を取り入れ、当初予定されていたタイトルは、なんと「VOYAGE OF THE ACOLYTE」で、カリスマ・レコードに話が持ち込まれたという。もちろん、ハケットの1stソロのリリース前。つまり今回PDFファイルで公開したエニドとハケットの2枚の関係は偶然ではなかった、のか。国内盤
BR-0650J THE ENID / Aerie Faerie Nonsense CD \2620
 紙ジャケット仕様。77年リリースの2nd。収録テイクは現行の英国盤CDのヴァージョンと同じ。オリジナル・ジャケットにて。ケルト・ファンタジーがロマンチックに映るクラシカル・シンフォニック・ロックの金字塔。本作を最初に聴いた時は、ほんとうにこんなオーケストレーションをロック・バンドで出せるのか、と穴を探しながら何度も何度も聴いたものだった。鍵はアナログ・シンセのブラス・チューニングで、ペダルもしくは手でかなり巧妙に音符にあわせてアタックからの音色がマニュアル変化。その細かい鬼のようなスタジオでの作業が超リアルな息吹を生んでいる。国内盤
BR-0651J THE ENID / Touch Me CD \2620
 紙ジャケット仕様。78年リリースの3rd。収録テイクは現在の英国盤のCDのヴァージョンと同じ。本作は生オーボエをコンチェルトのように導入したり、フーガの手法など作曲から演奏スタイルまで、もうここまで辿り着けば完全にクラシックと呼べる内容。エニド帝国が最も優雅だった作品。華麗なキーボード群ばかりに耳が行ってしまう彼らのサウンドだが、泣き叫ぶギターのダブルチョーキングや、キーボード並みにメロディーが乱舞する木琴などの打楽器群にも注目。これがなきゃエニドではございません。音がこんなに厚いのにリズムの縦線も見事。国内盤
BR-0652J THE ENID / Six Pieces CD \2620
 紙ジャケット仕様。80年リリースの4th。変拍子で畳み掛ける1曲目はあまりにも有名。続くスカボロー・フェアをアレンジした2曲目。実はこの2曲が凄すぎて残りの曲がヴァリエーションに聴えてしまう程。エニドの全作品の中でも音符がめちゃくちゃに細かく、かつロックのダイナミックさとカッコよさを打ち出した、そしてロバートのソロから受け継がれる英国的な永遠のロマンチシズムなど、高度な音楽性、バンドのテクニックとグルーヴ感、にじみ出るスピリチュアルが統合された傑作。当時のプロモ・シート(サイン入り)のレプリカ封入。国内盤
BR-0653J THE ENID / Something Wicked This Way Comes CD \2620
 紙ジャケット仕様。バンドの作品としては初のヴォーカル入りで、リリース当初は戸惑ってしまったが、実にこの年代の英国ロックの音をプログレ寄りで聴かせる83年作。もともとバンドはヴォーカリスト入りでスタートしたので、彼ら自身、特に抵抗は無かったのかもしれないが、何故か常に棘の道を歩いて来ただけに、ここには現実的な強いメッセージが隠されている。ブラッドベリからの引用、ジャケットの不気味さ、「そして誰もいなくなった」という曲タイトル。そして3人が残ったバンドとの境遇の大違い。ヴォコーダーの活躍も聴き逃せない。国内盤
BR-0654J THE ENID / The Spell CD \2620
 見開き紙ジャケット仕様。前作でインディ・レーベルを立ち上げ、さらに自身のスタジオを作り、そこで気の行くまで録音された84年作。レコードは2枚組・45回転でリリース。高音質を再現出来る狙いだったらしいが、盤面にたしか45回転のクレジットが無く、最初は33回転のダレたニュー・アルバムを聴いてしまった一人です。ワグナーのパルジファルからインスパイアされたコンセプト作だと言う。曲にエニドらしいゆとりというか優雅さが取り戻され、ヴォーカルにもクィーンまではいかないがそれ風のコーラスがあり、全体にダークで美しい。国内盤
BR-0655J THE ENID / Salome CD \2620
 紙ジャケット仕様。86年作。演劇、バレエとのコラボレーションを狙った作品で、エニドのニュー・ウェーヴとも取れる冒頭のヴォーカル・ナンバーを外さなくとも高いオリジナリティーがあり、マニュアルで音色・音量をコントロールしていると思われるシンセの表情の豊かさは更にヒューマンさを増し、どこを切ってもエニドらしさを失っていない。当時ニュー・ウェーヴに感じた部分も、今聴くとなんだか斬新だ。やはりアーティストの試みには耳を傾けるべきだ。だいたい1曲目でそれは主張される。ここでもヴォコーダーが多用され、ヴォイスも鍵盤楽器風に。国内盤
BR-0656J THE ENID / The Seed And The Sower CD \2620
 紙ジャケット仕様。88年作。当初はゴドフリー&スチュアート名義でリリースされた。小説からインスパイアされた作品で、70年代から苦難を乗り越えてなんとか続いたエニドの実質上のファイナル・アルバム。(もちろんバンドはその後に新生エニドとして復活するのだが) ここには最後の力を出し切ったと言えるケタ違いの優美なサウンドが封じ込められている。ゆっくりとしたテンポの一大シンフォニーに溶け込む情感豊かなヴォーカル。作品全体があまりにも美しく物悲しい。去って行く者と残された者の寂しさがドラマチックに描かれている超大穴作品。これはエニドのサウダーデだ。国内盤
BR-0657J THE ENID / Tripping The Light Fantastic CD \2620
 紙ジャケット仕様。再編され新生エニドとしてリリースされた86年作。もし、3曲目がオープニング・ナンバーであったなら大喝采を受けたはず。まだ本作を聴かれたことがないなら、あるいは忘却の彼方へ仕舞い込んでおられるなら、3曲目からプレイさせてほしい。このシンフォニック・ロックとしてのインパクトはシックス・ピーセスの1曲目にも負けないはず。05年にソロをリリースした新ギタリスト、ニック・メイの存在も大きい。音符の厚さ、音色、音量で感動の渦へ巻き込んでいく圧巻のラストは他のどのバンドにもマネできない。タッチ・ミーへスリップ。国内盤
BR-0658J THE ENID / White Goddess CD \2620
 紙ジャケット仕様。98年のシンフォニック大賞。初期に感じられたケルト・ファンタジーと、やはり初期の魅力だったツイン・ギターの導入によりエニド・サウンドを完全に再建。これ実際にバンドで演奏しているんですか、と疑ってしまう程の見事さで、たしかに幾重にも巧みにオーヴァーダヴされたキーボードと、ホールクラスの残響が付けられたミックスに依存性が大きいものの、スコアは完ペキである。その素晴らしさは2ndのエアリー・フェアリー・ナンセンスと変らず、妖精の舞踏会を夢見る。90年代の作品であることすら信じられない傑作。国内盤
BR-0659J THE ENID / Live At Hammersmith Vol.1 CD \2620
 紙ジャケット仕様。79年、ロンドン・ハマースミス・オデオンでの名ライヴ。エニドがほんとうにあの音をライヴで出せるのか、また出せたのか、実は今も信じられない。それほどこのライヴは圧巻だ。ロックの重厚さとクラシック・シンフォニーの華麗さを超ワイドなダイナミック・レンジで演奏。出来れば近所からクレームが来るぐらいの大音響で聴いてほしい。ツイン・ギターのハーモニーの美しさ、キーボードのコンビーネーションの完ペキさ、スタジオ盤では気付かなかった歌うベース、ロック色を叩き出すドラムス。プログチッタに呼んでほしい最大級のバンド。国内盤
BR-0660J THE ENID / Live At Hammersmith Vol.2 CD \2620
 紙ジャケット仕様。79年、ロンドン・ハマースミス・オデオンでの名ライヴ。アナログ盤では2枚に分けてリリースされていた本ライヴだが、以前のCDは2in1になっており、Vol.2のB面がカットされていた。今回、初のオリジナル・トラックCD化となるのだが、残念ながらその部分のマスター・テープがすでに消失とのことで、欠落部分はアナログ・レコード盤起しとなっている。ホール残響が深く楽器が混ざり合い、オリジナル盤もそんなにくっきりとした音像ではないので、またノイズも極力デバッグされているので、曲順や曲名まで変えられていた2in1CDに比べると、断然ありがたい。国内盤
BR-0755 ESPERANTO / Danse Macabre + Last Tango CD \2500
 彼らの知られた2枚が08年盤2in1デジパックにて。多国籍バンド、ロック+オーケストラというキャッチは当時みんな興味をそそられたと思う。ピート・シンフィールド・プロデュースの74年2ndのヒステリックな1曲目はその後に台頭するチェンバー・ロックのシンフォニック・ロック・ヴァージョンとも言え、時代を先取りしている。ヴァイオリンとキーボードがベルギー、リズム・セクションがイタリア、という血がそうさせたのか。ヴォーカル・パートのクリムゾン譲りの英国叙情もぐっとくる。ロック・バンドとしてより強固になった75年3rdは今聴き直すと英国リージョンではなく、ギターレスだがPFMのチョコキンあたりのユーロ・ロックで、テクニカルな硬派に君臨。
BR-0679 EYES OF BLUE / Crossroads Of Time + In Fields Of Ardath CD \2500
 06年デジパック盤。BIG SLEEPの前身バンドと言える彼らの68年リリースの1stと、69年リリースの2nd。1stは、クラシカルなハモンド、メロトロン、ハープシコード等をフィーチャーした非常にメロディアスなもので、年代的なサイケ調を帯び、プログレ通も納得させる英国・黎明期の音。メロトロン・ファンにも大穴的な存在。薄暗く、混沌としている部分もあるが、メロディーは整理されており、プロコル・ハルムに近い味わい。2ndは、JOHN WEATHERSの参加でも知られる作品。クラシカルなプログレ度も増し、特に、メロトロン、ハモンド、ハープシコード等をフィーチャーしたプログレッシヴな10分近い1曲目は特筆。少なくとも、B.J.H.の1stよりは、早くもプログレシッヴ・ロックの核心をつかんでいる。JOHN WEATHERSは、この後BIG SLEEPを経て、GENTLE GIANTへ。
BR-0464 FAIRFIELD PARLOUR / From Home To Home CD \2800
 見開き紙ジャケット仕様。リマスター盤。70年リリース。CDも長らく廃盤でしたが、待望の出直し! KALEIDOSCOPEを経て、VERTIGOからリリースされた当時の唯一作。メロトロンをフィーチャーしたアルバムとしても昔から有名で、ダブル・メロトロンによる、いかにも英国的な哀愁と叙情に身も心も包まれていく。そのメロディアスな曲調は、バークレイ・ジェイムス・ハーベストを思わせる部分もある。愛すべき名盤。ボーナス・トラック8曲(レア・シングル曲) 追加収録。リマスターにより音質も格段にアップ!
BR-0519 FANTASY / Paint A Picture CD \2500
 ナチュラルな英国ファンタジーを描く73年リリースの傑作。当時の単発物の中で、イングランドのガーデン・シェッドやサーカス・ワンに比べてしまうと、インパクトは初め薄いかもしれないが、いったん本作の良さを噛みしめてしまうと、もう、虜。丹念に制作された、まこと心のこもった完成度があり、ウォームハートでかつ繊細な感性から生れるサウンドに引き込まれていく。英国ファン、シンフォニック・ロック・ファン、フォーク・ファン、一人でも多くの人に聴いていただきたい名作。ボーナス・トラック7曲追加収録。
BR-0231 FANTASY / Beyond The Beyond Plus... CD \2800
 当時リリースされなかった74年録音の未発表2nd。メロトロンをフィーチャーし、PAINT A PICTUREよりも、ある意味でプログレ然としたサウンドとなっている。以前、AUDIO ARCHIVEからAACD001で出ていたCDに5曲ボーナストラックを追加して再CD化しなおしたもの。でも、こういったアーカイヴ物はまず元を先に聴くべし。PAINT A PICTUREが先。
BR-0427 FIELDS / Same CD \2500
 レア・バードを抜けたGRAHAM FIELDが、クリムゾンのリザードでその実力を見せ付けたANDREW McCULLOCH、やはり、クリムゾンに系図を持つALAN BARRYと結成した、いわゆるスーパー・トリオ。71年にリリースされた唯一のアルバム。なんと言っても旧アナログ両面のトップ・ナンバー。スリリングかつ、キャッチーなセンスにもあふれ、英国の重厚さとヨーロピアンなヴィジョンに覆われる。メロディアスでカッコイイ。ギターやメロトロンも効果的に配し、E.L.&P.の登場を横目に、レア・バード時代の貫禄を示したアルバム作り。まだの方はぜひとも必聴作。
BR-0627J FOGGY / Simple Gifts CD \2700
 待望の初CD化! 72年にYORKレーベルからリリースされた激レア・英国フォーク・ロックの名盤。ストローブスのTONY HOOPERがプロデュースを手掛け、12弦ギター、リコーダー、ピアノ、オルガン、ベース、ドラムス等を導入した、ファンタジックなメロディアス・サウンド。バックには当時のストローブスのメンバーら3人が参加し、リコーダーとのアンサンブル等が絶妙に美しい、英国調の気品に満ちたメロトロン(ストリングス&フルート)を響かせるのは、GRAVE NEW WORLDでもメロトロンを聴かせたBLUE WEAVER。フォーク・ファン、プログレ・ファンどちらも必聴! 国内盤
BR-0805 FRUUPP / Future Legends CD \2200
 09年リマスター英国盤。愛すべきアイルランドのグループ。73年リリースの1st。室内楽風の弦オケを加え、ピアノやオーボエが導くリリカルな部分と後期では見られないギターの激しさなどメリハリがあり、今聴くと意外に音が強くテクニカルなことをやっている。曲中で展開する灯火が消えそうな静寂が最大の魅力で、未完な印象は残るが作りは繊細で、ケルトの古い言い伝えを辿るようなファンタジーに迷い込む。個人的には名作と言われる次作よりこっちのほうが好き。原盤の初回プレス100枚のみに収録されていた幻の「ON A CLEAR DAY」(ベスト盤CDには収録済)を、ボーナス収録。
BR-0806 FRUUPP / Seven Secrets CD \2200
 09年リマスター英国盤。74年リリースの2nd。オーボエとチェンバロをバロック音楽風にフィーチャーするクラシカルなオープニングが本作を象徴している。やはり曲中で展開される静寂なパートが魅力となり、リズミカルな曲調と対比しながらケルトの妖精の国へ誘う。このあたりのトラディショナルさはブリティッシュ・ロックのそれと異なった美観だ。ギターとキーボードのアンサンブルが洗練され、チェロや弦オケの導入もエレガント。後半のアイデアは次作でシンフォ化される。
BR-0807 FRUUPP / The Prince Of Heaven's Eyes CD \2200
 09年リマスター英国盤。前作のクラシカルさをドラマチックな形でシンフォ化させた74年リリースの3rd。初期2作は妖精楽師のバンド、といった感じのスモールサイズの良さに魅力を極めていたが、本作ではストリングス・シンセとピアノが広大に美しい自然の光景を映し出していくシンフォニック・ロックに変貌した。前半はまだ前作の流れを汲むものの、光と影の陰影がムーアのように続くアルバム後半は、まさにハイライト。バンドのすべてを出し切った力作。ボーナス2曲(PRINCE OF HEAVEN / JAUNTING CAR-Single Version)追加収録。
BR-0808 FRUUPP / Modern Masquerades CD \2200
 09年リマスター英国盤。イアン・マクドナルドのプロデュースで知られる75年リリースの4th。美を極め、最も完成された作品となったが、前作で目立ち過ぎたためかキーボーディストが交代させられており、本作の担当者はコンパクトなアレンジとプレイに徹し、結果、ポップなメロディックさを生み、リリカルな弦オケやブラスの導入もスタイリッシュに決まっている。ただ彼らがプロフェッショナルになった分だけ妖精の魔法が解け、残念ながらバンドの最終作となったが、代表作であることは間違いない。
BR-0588J FUTURE SHOCK WITH CIRKUS / Same CD \2700
 英国プログレ・ファン待望の激レア・アイテムが遂に初CD化! 71年に当時唯一のアルバム「One」をリリースし、消えてしまったと思われてきた、あのCIRKUSのヴォーカリスト以外のメンバー全員がサポートし、77年に自主盤でリリースされたトータル・アルバム。メロトロンも随所に導入され、メロトロン・マニアの間でも隠れたコレクターズ・アイテムとして垂涎の1枚だった。特にアルバム旧B面はフルートや泣きのギターをフィーチャーした英国叙情が翳る。当時はCIRKUSの幻の2ndアルバムと噂されただけあって、ハモンド・オルガンやチェロ、コンバスを導入し、「One」に通じる部分も感じさせる英国プログレッシヴ・ロック作品。国内盤
BR-0817 GENTLE GIANT / King Alfred's College 1971 CD \2200
 71年の貴重ライヴ音源を自身のレーベルからオフィシャル・リリース! バンドとしてのアルバム・デビュー後間もなくの最初期のライヴ音源で、1stアルバムのみに参加していたドラマーのMARTIN SMITHが在籍中の、オリジナル・メンバーによるファン垂涎の超貴重音源。アレンジも絶妙に繰り広げられていく緊張感のある演奏を聴かせる。1stから6曲、2ndからPLAIN TRUTH、3rdからPEEL OFF THE PALNTと、さらにアルバム未収録曲2曲もこの時すでに演奏されていて、HOMETOWN SPECIALは、前身バンドのSIMON DUPREE&THE BIG SOUNDからの流れを汲んだR&B調のサウンドだが、特に、CITY HERMITは、ハモンド・オルガンをフィーチャーし、中世音楽のフレーズも取り入れハイテンションで繰り広げられる、いかにもジェントル・ジャイアントらしい曲。メロトロンも使用したGIANTからスタートし、そしてPEEL OFF THE PAINTで締めくくる。全10曲収録。紙スリップケース付き。
BR-0822 THE GILES BROTHERS / 1962-1967 CD \2500
 ジャイルズ兄弟が、GILES GILES&FRIPP以前に残したパーソナル・アーカイヴ貴重音源24曲を収録。彼らが参加した60sビート・バンド4バンド、THE DOWLAND BROTHERS&THE SOUNDTRACKS(6曲)、TRENDSETTERS LTD(10曲)、THE TRND(2曲)、THE BRAIN(6曲)の収録で、TRENDSETTERSとTHE BRAINのアンリリースド曲も数曲含む。また、当時短期間に多数のバンドを渡り歩いていたようで、音源を残していないバンドも多く、貴重なメンバー写真とメンバー・クレジットをブックレット内で紹介している為、ブックレットもかなり資料性が高い。
BR-0809J GNIDROLOG / In Spite Of Harry's Toenail CD \2520
 初回生産限定盤。見開き紙ジャケット仕様。最新リマスタリング。72年リリースの1st。ジャケット・アートワークがもし次作と逆だったなら廃盤時代の本作の人気は倍あったはず、と思ってしまうほど今聴いても引き込まれる内容だ。初期クリムゾンに似た叙情パートと、ヘヴィなサウンドを対比させる英国然としたプログレッシヴ性は迫力に満ち、突如として入るリコーダーやクラシカルなフルート、畳み掛ける変拍子らにジェントル・ジャイアントやV.D.G.G.の影響を感じ取れる。結果プログレだったのではなく、彼らは最初から正真正銘のプログレ・バンドだったのだ。
BR-0467 GRACIOUS / ! CD \2800
 見開きエンボス紙ジャケット仕様。リマスター盤。70年リリースの1st。VERTIGOの必携物としても知られ、ハード・プログレッシヴなスタイルの中に、ハープシコードでクラシカルなブリッジを配した、いかにもVERTIGO然としたスタイル。2曲目での月夜の乾きを満たすようなメロトロンがなんとも深淵。また、フーガやベートヴェンの月光もアレンジ。ボーナス・トラック3曲(BEAUTIFUL/WHAT A LOVELY RAIN/ONCE ON A WINDY DAY)追加収録。
BR-0584 GRAVY TRAIN / A Ballad Of A Peaceful Man CD \2800
 2500枚プレス限定盤。見開き紙ジャケット仕様。JETHRO TULL張りのハードな前作から一転、ストリングス・オーケストラを加え、英国調の美しい田園風景をクラシカルに奏でるような、シンフォニック・ロック調となった傑作2nd。71年VERTIGOからのリリース。このジャケットからは想像も出来ないリリカルな旧A面が特に傑出している。叙情がこぼれ落ちるフルートも良い。ボーナス・トラック1曲 (71年のシングル曲) 追加収録。
BR-0701 GRYPHON / Same CD \2300
 07年リマスター英国盤。英国王立音楽院で学んだメンバーが結成した中世音楽ベースのロック・バンドのデビュー作、と聴くだけで昔は胸が躍った。きっと、凄いに違いないと。リコーダー、バスーン、そして、ルネッサンス音楽に欠かせないリード楽器、クルンホルンを取り入れたサウンドは以降の作品よりもずっとアコースティックだが、リズムの取り方のスリリングさには驚くばかり。本作はアメイジング・ブロンデルの田園調とも重なり、ただ、たおやかな歌心を持ったブロンデルに対し、挑みの学術性をピリピリさせていたグリフォンは上手く商業ペースに乗らず、バンドは苦難の道を歩むことになる。73年作。
BR-0684 GRYPHON / Midnight Mushrumps CD \2300
 07年リマスター英国盤。74年リリースの2nd。ハープシコード、スモール・パイプ・オルガン、リコーダー、バスーン、そして、ルネッサンス音楽に欠かせないリード楽器、クルンホルンを取り入れた中世クラシカル色。静まり返った夜中にモコモコとキノコが生えてくるようなオープニングから妖精の森へ引き込まれる。そして宴の始まり。音で体験する英国ファンタジーの傑作だ。まだアコースティック寄りだが、エニドと強い共通点がある。
BR-0685 GRYPHON / Red Queen To Gryphon Three CD \2300
 07年リマスター英国盤。75年リリースの3rd。イエスに触発されたという彼ら流のシンフォニック・ロックを完成させた。リコーダー、バスーン、クルンホルン、ハープシコードにエレクトリック・ギター、ピアノ、そしてシンセをプログレッシヴに導入し、一糸乱れぬ演奏で貫いていく。非常に志が高い、孤高とも言える傑作。緻密なバンド・アンサンブルと学術的なソロが織り成すこのプロフェッショナル度は圧巻としか言い様がない。
BR-0823 GRYPHON / Treason CD \2200
 09年リマスター英国盤。シンフォニックな1曲目で決まり。昔この曲だけを繰り返しレコードで聴いた。イエス風のメロディックなノリはイングランドにも通じる。グリフォンと言えばアコースティックなイメージや、孤高の音楽論が先立つ場合もあるが、本作はバンドを身近に感じる1枚。屈折した展開部分を持つもリリカルで泣きがある2曲目、メロディーやコーラスが英国然と美しい6曲目、7曲目などもいいが、今聴き直すと、不器用なポップを聴かせるも演奏の器用さには舌を巻く3曲目〜5曲目あたりのバンドのこだわりには脱帽だ。77年リリースの5作目。
BR-0094 HORSE / Same CD \2800
 70年RCAからリリースされたハード・ロック。後にATOMIC ROOSTERへ加入するRIC PARNELLが在籍していることでも知られる。攻撃的でかつメロディアスなサウンドは英国の王道スタイル。ダビングされたギター・ハーモニーも他のバンドと差別化を図った結果か。部分的にダークなサイケ色も含み、オルガン・レスながら、少なくとも1期パープルに迫った出来だと思う。ハード・ファン必聴作。
BR-0729 THE HUMAN BEAST / Volume One CD \2500
 70年にDECCAからリリースされた唯一作。ギター・トリオながらも演奏スタイルとアレンジの幅は広く、毒を持つ闇夜のヘヴィネスに加え、アコースティック・ギターを導入するなど、ハッとさせられるような、メロディアスな部分の切りかえしも見事。また、ハードながらも、ISBの曲を取り上げたり、ブレッド・ラヴ&ドリームスのDAVID McNIVENがクラリネットでゲスト参加したりと、アシッド・フォークの匂いも漂わせているところが、当時のバンドらしい。英国サイケ・ハード屈指の名作! 英国盤初CD化。
BR-0794 ILLUSION / Enchanted Caress CD \2500
 ジャケットのアートワークも新たに、ボーナス・トラックを2曲加えた08年版。79年に録音されたがリリースされることが無かった未発表3rdで、90年代になって音源が発掘されてCD化されたが長らく廃盤だった。イリュージョンならではの哀愁の名曲THE MAN WHO LOVED THE TREESを始め、GETTING INTO LOVE AGAIN、AS LONG AS WE'RE TOGETHER、YOU ARE THE ONEといった、ジェーン・レルフがリード・ヴォーカルで歌う曲は、先にリリースされた彼女の2枚組コンピレーションに収録されているが、それ以外にもバッキングで美声が聴ける曲も多いので、やはりファンは必聴。また、ストローブスのメンバーをゲストに迎えたSLAUGHTER ON 10TH AVENNUE(カバー)や、キース・レルフが参加したラスト作で遺作と言えるALL THE FALLING ANGEL(メロトロンも優美)など、英国ロック・ファンにとっての聴きどころも多い。本作は、ジム・マッカーシーからブライアン・ウイルソン(ビーチ・ボーイズ)へ、大英帝国からのアンサー作品だったらしい。ボーナスは、イリュージョンの1st収録曲のROADS TO FREEDOMと、気品溢れるクラシカル・シンフォの名曲FACE OF YESTERDAYの2曲。
BR-0308 INDIAN SUMMER / Same CD \2500
 70年にNEONレーベルの3番としてリリースされた唯一作。BLACK SABBATHと共に69年にオーディションを受け、サバスと同じくRODGER BAINのプロデュースでデビュー。だけど、本作はヘヴィ&ハード物ではなく、どちらかと言うと、シンフォ・スタイルに分類される、アレンジとアンサンブルの妙で迫っていくタイプ。ハモンドと早弾きギターが核となり、メロディアスな演奏を繰り広げる。その、曲展開の良さはNEONレーベルでトップ。メロトロンも効果的に止めを刺す。多分、思うイメージと違うハズ。
BR-0375 INTER GALACTIC TOURING BAND / Same CD \2500
 77年にリリース作の初CD化。豪華メンバーによる、近未来世界をテーマにしたロック・シンフォニー。全編にオーケストラを配した、ドラマ性を持った曲展開を見せる。それぞれヴォーカリスト、演奏者が変わっていき、曲のイメージは全体に統一されているものの、それぞれのアーティストの個性が生かされ、曲によって違う面があって長編ながら飽きさせない。DAVE COUSINSが歌うとまるでSTRAWBSのようだし、ロンドン・シンフォニー・オーケストラをバックにANNIE HASLAMが歌うと一変して彼女の世界が広がっていく。リード・ヴォーカルとしてはROD ARGENT、ARTHUR BROWN他、またLARRY FAST(Key)、ANTHONY PHILLIPS(G)、PERCY JONES(Fretless B)ら総勢30人以上のアーティストによる。
BR-0457 JADE WARRIOR / Same CD \2300
 見開き紙ジャケット仕様。リマスター盤。71年VERTIGOからリリースされた1st。夜の道を歩いているような妄想に駆られる音だ。ハモンド、フルート、ギター、パーカッション、らがイメージの走馬灯のように巡る。ヴォーカルは道しるべ的な役割を果たし、本作もまた、無意識に差別化が図られた結果こうなったのか。フォーク・ロック風でもあり、ジャズ、サイケ、プログレ、ヘヴィ・ロックが混在し、何も無かったかのような静寂が残る。JULYのメンバーらにより結成された。
BR-0792 JANE RELF / Jane's Renaissance:The Complete Jane Relf Collection 1969-1995 2CD \2600
 レア音源多数収録のファン必携盤! オリジナル・ルネッサンスとイリュージョンの美声女性ヴォーカリストで知られるジェーン・レルフにスポットを当て、彼女が歌った曲を網羅した、2枚組コンピレーション。中でも特に注目したいのは、今回初のCD収録となった71年にDECCAからリリースされた彼女のデビュー・ソロ・シングルのA&B面のMAKE MY TIMEと、WITHOUT A SONG FROM YOU、そして70年代中頃のシングルGONE FISHINGの3曲。そして、後のルネッサンスでアニー・ハスラムが歌ったCARPET OF THE SUNをジェーン・レルフが歌った未発デモ・ヴァージョンを初収録。ルネッサンス、イリュージョンのアルバムからの選曲や、抜粋メドレーに加え、88年に、ジム・マッカーシー、ルイス・セナモらとリリースし、すでに廃盤となっている、STAIRWAYからも6曲収録。魅力溢れる全33曲。
BR-0104 JOHN ETHERIDGE AND RIC SANDERS / 2nd Vision CD \2500
 CHRYSALISからリリースされたカンタベリー・ジャズ・ロックの名盤。RIC SANDERSのエレクトリック・ヴァイオリンがスリリングに、そしてしなやかに奏でられ、そこに、気心の知れたJOHN ETHERIDGEのギター、DAVE BRISTOWのピアノ、JONATHAN DAVISのベース、MICKY BARKEKのドラムスら、カンタベリー・テイストいっぱいに広がってゆく。豊かな感性の開放が素晴らしい。80年作。
BR-0745 JOHN G.PERRY / Sunset Wading CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。叙情派カンタベリー・ジャズ・ロックの名作。76年リリース。マイケル・ジャイルズを始め、イタリア勢のエリオ・ダンナ、コッラード・ルスティッチら、そうそうたるメンバーが参加。生の弦も加え、アンサンブルを重視したクリアーで美しいサウンドを展開。端正なリリシズムが静かに広がってゆく。プロデュースはルパート・ハイン。なので、ノヴァと多くの共通項を持つ。今一度、合わせて聴きたい必聴作だ。演奏テクニックはもちろん、音楽に対する愛情が伝わってくる。
BR-0517 JONESY / No Alternative CD \2500
 71年リリースの本1stも2nd同様に、メロトロンを多用した作風で、2曲目はそのまま2ndの名曲SUNSET AND EVENING STARに通じる、美しい泣きのバラード。メロトロンとハモンドの重ね弾きがゾクゾクする3曲目も彼ららしいし、1曲目やラストのような攻撃的なナンバーも良い。ボーナス・トラック3曲は、3rdのGROWINGからで、本作と2ndに分けてボーナスとして全曲収録。
BR-0518 JONESY / Keeping Up CD \2500
 必聴傑作。73年リリース。最もメロディアスでドラマチックな2nd。オーケストラを加え、さらにクリムゾン・ナイズされた泣き泣きのメロトロンは一度聴いたら忘れられない。GRACIOUSがメロトロンの吐息ならば、JONESYはメロトロンの涙。心はブリティッシュ。力強さもあって、何年経ってもその存在は色あせない。英国シンフォニック・プログレの感動の瞬間。ボーナス・トラック3曲は、3rdのGROWINGからで、本作と1stに分けてボーナスとして全曲収録。
BR-0109 JONESY / Growing CD \2600
 73年リリースの3作目。サウンドは見え隠れしていたジャズ・ロック指向へ傾倒し、テクニカルな演奏面が増す。そのあたりは、ミュージシャンの性なのか。いつまでも照れずに、甘くも物悲しいメロトロン・フレーズをもっと弾いてほしかった。ただ、メロトロンとトランペットの組み合せが本作でも哀愁を誘う場面があるので、余韻には浸れる。本作で解散。
BR-0428 JONESY / Sudden Prayers Make God Jump CD \2500
 74年に録音されていたが、お蔵入りになっていた未発表4thアルバム。オリジナル・メンバーのJOHN EVAN-JONESと、GYPSY JONESの2人を中心に一部メンバー・チェンジを経て録音された。オルガン、ソリーナ、アープ等とエレクトリック・サックスがミックスされ、攻撃的に唸りを上げるプログレッシヴ・ロック。3rdで見られたようなジャズ・ロック指向からは離れ、メロディアスで英国調の美しいフレーズも印象に残る。JONESYらしい哀愁感が随所に感じられる好作。
BR-0831 JUDAS JUMP / Scorch CD \2500
 ハード・ロック畑のメンバーによって結成された彼らの唯一の作品。71年リリース。メロトロン物としてコレクターに人気があった1枚で、サウンドはハード指向で固定されずにブラスを導入しポップやサイケへも行き来する。メロトロンの頻度は高く、劇的と言うわけではないが、金属っぽい音に処理されたトーンはバンドの音をグレードアップさせるに十分で、激しくリフを刻む5曲目などスプリングがスワンプ・ロックになった風だ。甲高い鳴りで切り込んでくる6曲目の使用法も独特で、弦の代わりではなく一つの楽器として持ち込まれている。
BR-0746 JULIAN'S TREATMENT / A Time Before This CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。作家であり、キーボード奏者のJULIAN JAY SAVARIN率いるバンドが70年に2枚組でリリースした大作。2in1でCD化。女性シンガーのCATHY PRUDENの妖艶で熱いヴォーカル、英国然としたハモンド・オルガンをメインに、滅び去った文明をテーマにした自身の小説を音楽化したトータル・アルバム。ジャケットからは浮かばないプログレッシヴな力作だ。彼自身はドメニカ出身で、その後も多くの小説を出している。あの時代にネットがあったなら、間違いなく音楽配信も手掛けていたはず。
BR-0747 JULIAN JAY SAVARIN / Waiters On The Dance CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。JULIAN'S TREATMENTに続き、再び自身の小説をコンセプトにした71年作。CATAPILLAの女性ヴォーカリストの姉妹と言われるJO MEEKをフィーチャーし、ハモンドが支配する英国然としたプログレッシヴ・ロックを展開。前TREATMENTのスタイルをグレードアップさせながら長尺にならずコンパクトに凝縮させた割り切りが完成度を高めている。ここぞというところでメロトロンがドラマチックに鳴り響く。EARTH&FIREやSANDROSEファンは必聴。マイナーながらブリティッシュ・シンフォの核心に迫っている。
BR-0821 KALEIDOSCOPE / White Faced Lady CD \2300
 デジパック仕様09年盤。FAIRFIELD PARLOURが70年に録音したもののお蔵入りとなった幻のアルバム。PETER DALTRAYの書いたストーリー「ANGEL」をテーマにしたコンセプト・アルバムで、91年になって初めてCD&LPでリリースされファンを驚かせた2枚組大作。英国調のポップでメロディアスなサウンドは、まさにVERTIGOからリリースされた当時の唯一作FROM HOME TO HOMEを連想させるが、本作ではオーケストラや、合唱団、オペラティックな美声女性ヴォーカルらを加え、より英国の気品あふれるサウンドとなっている。美しい叙情がゆったりと流れ出す秀作。2in1。
BR-0795 THE KEITH TIPPETT GROUP / Dedicated To You、But You Weren't Listening CD \2500
 限定見開き紙ジャケット仕様。リマスター盤。71年にVERTIGOからリリースされた2ndアルバムで、当時の英国ジャズ・アンダーグラウンド・シーンの集約とも言える傑作。ジャズ・ピアニストのキース・ティペットを筆頭に、エルトン・ディーン、ロバート・ワイアットら多数のミュージシャンが参加。メンバー同士の精神の交感、もしくは交歓を感じ取れ、その演奏はまさにジャズ・ロックの真髄。張り詰めるような集中力で演奏される曲は、陶酔以上の英国独特の紳士的な渋いカッコ良さあり。タイトル曲はソフト・マシーンの2ndに収録されていたので、聴き比べてみても面白い。
BR-0404J KESTREL / Same CD \2520
 ラストで、PFMも顔負けのシンフォニック・メロトロンが鳴り響く展開を聴けば、ブリティッシュ・ロックの偉大さを改めて痛感するはずだ。これほどセンスの良いメロディアスな作品がマイナーだったなんて。流暢に、かつ、カッコいいギターと、テクニカルなキーボードの組み合わせは確実に今でもナウいし、オリジナリティーも確立されている。英国式アレンジを隅から隅まで味わえる最高峰の超一級品。75年リリースの唯一作。紙ジャケット仕様。国内盤
BR-0756 KHAN / Space Shanty CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。STEVE HILLAGEが、DAVE STEWART、NICHOLAS GREENWOODらと共に、72年にDERAMからリリースした唯一作。STEVE HILLAGEのあの独特のギターの音色と、DAVE STEWARTのオルガンが一体となった、初期キャラヴァンを思わせるような部分を持つ、英国の香り高いカンタベリー・サウンド。時に緻密に、そして大胆に攻めたてる。DAVE STEWARTはこの後、HATFIELD AND NORTHへ、STEVE HILLAGEはGONGへ。外せない1枚。ボーナス2曲(BREAK THE CHAINS/MIXED UP MAN OF THE MOUNTAINS-First Version)追加収録。
BS-0824 KING CRIMSON / In The Court Of The Crimson King (40th Anniversary Series) CD+DVD(NTSC) \2500
 40TH ANNIVERSARY SERIESの第2弾。英国盤デジパック&スリップケース入り。DVDはサラウンド・ミックスの他に、ヴォーカル抜きのミックス違いやテイク違い等に、映像ボーナスとして69年7月のハイドパーク公演より21ST CENTURY SCHIZOID MANを収録。モノクロで短くエディットされたものだが画像は良質で実際の生演音源を使用。グレック・レイクがまだ細身。あくまでも記録映像だが白熱のパワーがみなぎっている。CDは09年ステレオ・ミックスの他にボーナスとして、MOONCHILD(アルバムではカットされていた部分も収録。9分2秒から12分16秒に長くなったフル・ヴァージョン)、I TALK TO THE WIND(フリップとマクドナルドだけのデュオ・ヴァージョン、ソロが違うヴァージョン)、EPITAPH(本物のカラオケ)、WIND SESSION(アルバム冒頭のSE制作)入り。 UK
BR-0826 KING CRIMSON / Red (40th Anniversary Series) CD+DVD(NTSC) \2500
 40TH ANNIVERSARY SERIESの第1弾。英国盤デジパック&スリップケース入り。DVDはサラウンド・ミックス等の他にフランスTVの74年のライヴ映像、LARKS'TONGUES IN ASPIC PART II、THE NIGHT WATCH、LAMENT、STARLESSがフルで入っており本盤の超目玉である。凛々しいフリップ、若いブラッフォードとウェットン、緊張しているクロスらの生クリムゾンが堪能出来る。NIGHT WATCHのサイケな着色はいただけないが、他は鮮明なカラーで見ることが出来る。全プログレ・ファン必見だ。CDは04年マスター+3ボーナス、RED-Trio Version、FALLEN ANGEL-Trio Version(インスト)、PROVIDENCE-Full Version、DVDのオーディオ・ボーナスはCDボーナス同3曲(REDはステレオのみ)+JOURNEY TO THE CENTRE OF THE COSMOS。ライヴ・フォト等掲載のブックレット付き。
BR-0567 LEAF HOUND / Growers Of Mushroom CD \2300
 ボーナス・トラックとしてTOO MANY ROCK'N ROLL TIMES (新録!) を追加収録し、デジパック仕様にて再発。71年にDECCAからリリースされたにもかかわらず、原盤はメロウキャンドルと並ぶレア物として知られる1枚。後にATOMIC ROOSTERに加入するPETE FRENCHが在籍する正統派ハード・ロック。ツェッペリンやサバスの影響を感じさせる最も伝統的な英国の音。ボーナスのレア・シングル曲のIT'S GONNA GET BETTERと、未発表曲のHIP SHAKERの2曲は以前のCDに収録されたものと同じ。DIGIPACK
BR-0335 LINDA HOYLE / Pieces Of Me CD \2500
 AFFINITYの女性ヴォーカリストが71年に残した唯一のソロ・アルバム。AFFINITYと同じくかつてVERTIGOからリリースされたレア盤として知られる1枚。バックは当時同じくVERTIGOレーベルからアルバムをリリースしていた英国ジャズ・ロック・バンドの最高峰NUCLEUSのメンバーが固め、起伏に富んだジャージィーなサウンドをバックに彼女が歌う。バックの演奏も凄いがそれに負けない彼女の歌唱力も素晴らしい。特にバラードが胸を打つ。英国産以外何ものでも有り得ないサウンドだ。デジタル・リマスター。UK盤。
BR-0395 MAGIC CARPET / Same CD \2500
 71年に自主レーベルからリリースされた、MAGIC CARPET唯一作。現在ソロでも活動している女性ヴォーカリストALISHA SUFITと、CLEM ALFORDのシタールやターブラ、ギターなどをフィーチャーしたジャケットのイメージ通りの妖し気なエキゾチックな香りがプンプンするプログレッシヴ・フォーク。昔、ロンドン・ヴィクトリアのレコード・フェアで彼女と会いました。自分の再発レコードを持って花屋のように売り歩いていた。ボーナス・トラック1曲入り。
BR-0725 MAINHORSE AIRLINE (DAVID KUBINEC'S) / The Geneva Tapes CD \2500
 MAINHORSEの前身バンドMAINHORSE AIRLINEの未発表レア音源テープが発掘された。本作は69年〜70年に録音された音源で、収録曲は、71年のアルバムMAINHORSE収録曲のオリジナル・ヴァージョンと、完全未発表曲の3曲を含む全10曲。その後、オリジナル・メンバーのDAVID KUBINECの代わりにPETER LOCKETT(ギター&ヴァイオリン)が加入し、71年にあのMAINHORSEがリリースされた。その為、まだPETERの荒々しいギターが無い分、こちらの方がよりパトリック・モラーツのハモンドやキーボード・プレイが前面にフィーチャーされている。また、未発表曲もファン必聴で、パトリック・モラーツの攻撃的なハモンドが炸裂し、若いエネルギーが爆発するテクニカルな演奏2曲と、DAVID KUBINECのヴォーカルを活かしたメロディアスな曲が聴ける。アルバム収録曲同様のクオリティーだ。
BR-0607 MAINHORSE / Same CD \2500
 PATRICK MORAZによる06年リマスター盤。英国盤としては初CD化。パトリック・モラーツの攻撃的かつクラシカルなキーボード・ワークと荒々しいギターが支配し、ブリティッシュ然としたメロディアスなヴォーカルと相俟って押しまくる71年唯一作。リズム・セクッションが熱い演奏で畳み掛け、モラーツはクラシカルなフレーズで切り返えす。眼も止まらないテクニックに圧倒されるが、そのサウンドは重くヘヴィ。ブリティッシュならではの泣きのバラード・ナンバーも見逃せない。
BR-0526 MARSUPILAMI / Same CD \2600
 リマスター&3面開きデジパック仕様。70年にTRANSATLANTICからリリースされた1stアルバム。MARSPILAMIというと、2ndのARENAが有名だが、本作も出来が良く、全編に圧倒的に畳み掛けるハモンド・オルガン、フルートをフィーチャーしたダークで、攻撃的な面を持つ、ブリティッシュ・プログレ。妖しいコーラス・ワークが、雰囲気を盛り上げる。GNIDROLOGやKINGDOME COMEを連想させる。
BR-0709 MARSUPILAMI / Arena CD \2500
 07年24BIT DIGITAL REMASTER英国盤。まるで、黄金期のイタリアン・プログレを思わせる畳み掛けと叙情が情熱にまかせ入り乱れる名作で、ローマ帝国の血塗られた歴史をコンセプトにし、ピーター・バーデンスのプロデュースにてリリースされた。唸るハモンド、メロトロン、フルート、ねばっこいギターらをフィーチャーし、英国的ではない影があり、唐突な展開も強引に押し切ってしまうノリは、PANNA FREDDAやDALTON風と言ったほうが近い。クラシカルさに潜む邪悪さ、淀み、オペラチックな劇的さなど、TRANSATLANTICよりRICORDIのラベルが合う音。71年リリースの2nd。
BR-0788 MIRKWOOD / Same CD \2800
 73年に99枚のみリリースされた激レア・サイケ・プログレ。唯一作。廃盤時代からコレクターズ・アイテムとしてマニアの間で知られていたが、謎に包まれたバンドだった。93年&04年にレコードで再発されたが、今回のオフィシャル初CD化にあたり、詳しいライナーノーツで更にいろいろなことが明らかになった。ツイン・ギター、ベース、ドラムス、ヴォーカルの5人編成のバンドで、結成当初は、イエスやディープ・パープルのカヴァー・バンドとしてスタートしたらしい。なんというか、もっとマニアック道を突き進んでいるかのようなイメージを持っていたが、そう思って今聴くと、チャイルド・イン・タイムをパクった12分のLOVE'S GLASS OF SUNSHINEや、メロディーを重視した曲作り、メロディアスなヴォーカル・パートとウォーム・ハートなコーラス・ワークなど、当時の英国ロックの雰囲気たっぷり。ポコラ本でもお皿5枚です。
BR-0387 MONUMENT / The First Monument CD \2800
 71年にリリースされた唯一作。デジタル・リマスター盤。ハモンド・オルガン、ヘヴィなギターをフィーチャーした、オカルティックなプログレ・アルバムとして昔からマニアの間で評価の高かった1枚。当時のオカルト・悪魔崇拝主義で知られる他のバンド、DR-Z、GRAHAM BOND&MAGICK、BLACK WIDOW らと並び評される。プロデュースはZIORのメンバー。
BR-0506 MORGAN / Nova Solis CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! 72年にRCAイタリアーナからリリースされた名作1st。ハモンド、ピアノ、シンセ、クラビネットらを終始メインにし、リズム隊と一体となってテクニカルに迫る様はイタリアならTRIP、英国ならBEGGAR'S OPERAあたりを思わせ、ピアノ・プレイにあたってはウェイクマン並みに聴かせる。畳み掛けにさらに畳み掛け。後半はホルストの惑星を組曲として使用。キーボード・ファン必聴作。見開き紙ジャケット仕様。*完全初回限定盤!
BR-0786 NATIONAL HEAD BAND / Albert 1 CD \2500
 08年リマスター、英国盤。イエスで知られるEDDIE OFFORDのプロデュースにより、71年にリリースされた唯一作。それだけでなく、キーボードのJAN SCHELHAASは、後にキャメル、キャラヴァンに参加し、ドラマーのLEE KERSLAKEは、後にユーライア・ヒープに加入し、その全盛期を支えた。また、ベースのDAVID PAULはこの翌年にJONESYのデビュー作に参加する。英国調のポップ・メロディーの中に、当時の英国らしいハード・タッチな曲などがバランスよく並べられ、単発バンド物の際物風に扱われてきたが、当時LPレコードはワーナーからリリースされたというだけあって、メジャー指向のしっかりとした録音と、メンバーのまとまった演奏力で聴かせる。ラストはカンタベリー調のオルガンをフィーチャーしたプログレッシヴな曲調に。今となっては、意外といける。
BR-0140 NIRVANA / Local Anaesthetic CD \2500
 VERTIGOの中で最も有名なキーフのジャケットで71年にリリースされた彼らの4作目。DR.ZやCLEAR BLUE SKY等のプロデュースを手掛けたミスター・ヴァーティゴとも言えるPATRICK CAMPBELL-LYONSのプロジェクト・バンドだった。本作では大曲2曲という構成で、旧A面ではサイケ・ロック、旧B面はチェンバロ等を導入し、メロディアスな面も聴かせる。初期JADE WARRIORに近い。
BR-0143 NORTHWIND / Sister、Brother、Lover.... CD \2800
 71年リリースの英国然としたフォーク・ロック名作。アコースティック色よりも、ギター、ピアノ、ハモンド、ドラムス、ベース、メロディアスな男性ヴォーカルでロック寄りに聴かせ、当時のポップ色もあり、スタックリッジ、又は、曲によってはFANTASYあたりを思わせる。ここが本作のポイントで、うつむきフォークの多い英国の中で、微妙なポジションを取りをして個性を出している。ボーナス2曲入りのリマスター盤。
BR-0144 NUCLEUS / Elastic Rock + We'll Talk About It Later 2CD \2800
 CHRIS SPEDDING、IAN CARRらによる英国ジャズ・ロック・バンド代表格。70年1st+71年2ndの2枚組。VERTIGOからのリリースというブリティッシュ・ロック・ファンにとって大きな条件が重なり、斬新なプログレッシヴ性を嗅ぎ取ってしまう。もちろん、内容に伴うものだが、植え付けられたレーベルのイメージは大きい。英国紳士のような渋くカッコいいブリティッシュ・ジャズ・ロック。オーボエ、フルート、そして、ヴォーカルも脇役を越えた味あり。
BR-0368 NUCLEUS (with IAN CARR) / Solar Plexus + Belladonna 2CD \2800
 長らく廃盤状態だった71年のSOLAR PLUXUS(3rd)と、72年のBELLADONNA(4th)が2枚組で再CD化。かつてVERTIGOからリリースされたブリティッシュ・ジャズ・ロック。管楽器をフィーチャーしたクラシカルな部分や、アヴァンギャルドな実験色も持つSOLAR PLUXUS、そしてALAN HOLDSWORTHのギターをフィーチャーし、格調が高い整った演奏で、ブリティッシュ・ジャズ・ロックの名盤としても名高いBELLADONNA、クールな中にも枯れた英国の叙情が渋く香る、いかにも70年代の英国的な音だ。
BR-0376 IAN CARR WITH NUCLEUS / Labyrinth + Roots 2CD \2800
 73年リリースの5作目と6作目の2枚組。かつて本作もVERTIGOからリリースされた。メンバーを大幅に交代し、LABYRINTHでは、混沌としたアヴァンギャルド性と、女性ジャズ・ヴォーカリストNORMA WINSTONのヴォーカルが透明感ただようジャズ・ロック・サウンドと見事にマッチした曲など、前作からの枯れた英国の味わい深さを引き継ぎつつも変化を見せている。ROOTSではよりフュージョン的なサウンドへ。
BR-0662 THE PARLOUR BAND / Is A Feiend ? CD \2500
 06年リマスター盤。72年にDERAMからリリースされた唯一作。ハモンド・オルガン、ギター、ヴォーカル等、アンサンブルを重視した均整のとれた品格漂うサウンドが英国らしい。優美なメロディー・ラインのフォーク・ロック調の曲から、ハモンドをフィーチャーしたプログレッシヴな曲調まで、幅広い音楽性を、美しいヴォーカル・ハーモニーと、メロディアスでファンタジックなイメージで包み込んだ英国然としたアルバム。
BR-0148 PEGGY'S LEG / Grinilla CD \2800
 73年アイルランドでリリースされたレア・プログレ。ツイン・ギターの4人編成で、前半ではジェスロ・タルをややブルージーにしたようなサウンドをハードめに展開するし、後半では打って変わってクラシカルなプログレッシヴ・ロックを演奏する。キーボード・レスだがエレクトリック&アコースティック・ギターのアレンジが絶妙。ヴォーカルも英国的。ボーナス1曲(アンリリースド・ライヴ)収録。
BR-0835 PETE SINFIELD / Still (Expanded Edition) 2CD \2500
 09年リマスター英国盤&2枚組でリリースされた限定盤。グレッグ・レイク、ジョン・ウェットン、イアン・ウォーレス、メル・コリンズ、キース・ティペットら、クリムゾン一派がサポートし73年にマンティコアからリリースされたソロ唯一作で、SONG OF THE SEA GOATに尽きる、ロマンチックな詩情があふれる美しいアルバムだが、ディスク1は、オリジナル・ヴァージョン(リマスター)を収録し、ディスク2には、アルバム収録曲の73年に録音された未発表アーリー・ミックスをを9曲と、さらにボーナスとして、次作のアルバム用に作られた当時の未発表曲を2曲 ( HANGING FIRE / CAN YOU FORGIVE A FOOL ) 収録。HANGING FIREは73年に、そして、CAN YOU FORGIVE A FOOLは、75年に録音された貴重テイク。スリップケース付き。
BR-0768 PRINCIPAL EDWARDS / The Devon Tapes CD \2500
 74年にレコーディングされていた幻の4thアルバムの発掘音源。前3作に比べても最もプログレッシヴ・ロックしている。ツイン・キーボードにより、ミニムーグや他のシンセをフィーチャーし、バロック調のクラシカルなフレーズを織り交ぜたりと、キーボードを効かせたファンタジックなアレンジとプログレッシヴな展開で聴かせる。また、ラストのOVER AND OUTでは、BELINDA BOURQUINが素晴らしい美声で歌い、まるでルネッサンスを思わせるような美しい趣のある曲。今までお蔵入りになっていたのが勿体無い。
BR-0827 PROCOL HARUM / Grand Hotel (40th Anniversary Series) CD \1600
 40周年記念盤シリーズ。73年リリースの必聴傑作。シンフォニック・ファンはこれです。特に1曲目のタイトル・チューンはオーケストラと混声合唱団を加え威風堂々と格調高く聴かせる。まるで歴史的建造物の如く威厳を放っているが孤独な寂しさや哀愁が佇み、でもロック本来の力強さを失うことなく、どこまでもメロディアスでエレガント。英国人にしか出来ない仕上がりだ。女性スキャットが印象に残るクラシカルな8曲目も彼らならではの名曲。ボーナス2曲入りで、1曲はタイトル・チューン、GRAND HOTELのオケ無しヴァージョン、1曲はBRINGING HOME THE BACONの初期ミックス。3面開き紙ジャケット&リマスター09年盤。
BR-0832 PROCOL HARUM / Exotic Birds&Fruit (40th Anniversary Series) CD \1600
 40周年記念盤シリーズ。74年にリリースされた本作も必聴作。英国然としたドラマチックなメロディーラインはどの曲も素晴らしく、彼らの売りであるハモンドもブリティッシュ・ファンを虜にしてやまないトーンを響かせる。特に、頭の3曲がいい。カヤックのような気品あふれるフレーズは、むしろヨーロッパ大陸の哀愁を感じさせるような気もする。オケ入りの前作とはまた違ったバンドの魅力に接することが出来る英国物の外せない1枚だ。2曲ボーナス入りで1曲はミックス違い、もう1曲はシングルのB面から。3面開き紙ジャケット&リマスター09年盤。
BR-0635 PROTOS / One Day A New Horizon CD \2500
 82年にレコードで250枚しかリリースされなかった激レア盤。コレクター垂涎のアルバムがメンバー自身の手によって英国自主制作盤で遂にCD化された。キーボード、ギター、ドラムスのトリオ編成による、中期キャメルを連想させる美しいインスト・シンフォ・プログレ。まさに70年代から80年代へと変わっていく、当時の英国シーンの時流を感じさせるような、フレッシュな息づかいのサウンド。ストリングス・シンセやピアノなど、キーボードがマジカルな響きを見せており、ギターも含めてこのリリカルさが結晶となり作品に宿っている。さらにボーナス・トラック2曲を追加収録。1曲は81年に同レーベル(AIRSHIP)からリリースされたコンピレーションに収録されていたアルバム未収録曲のライヴ。もう1曲は、90年代に録音されたキーボード奏者のソロ・アルバムPASSING DECADESから。
BR-0712 QUATERMASS / Same CD \2800
 見開き紙ジャケット仕様。PETE ROBINSON率いるハード・プログレッシヴ・キーボード・トリオ。70年リリースの唯一のアルバム。ハモンドをメインに攻めまくる曲もカッコイイし、オーケストラやハープシコードをフィーチャーするバラードも英国式。AARDVARKにも近いが、こちらのほうがプログレ然とし、邪悪な様相を孕む音だ。後にRAINBOWが本作からブラック・シープをカヴァーしたことでも有名。ボーナスとしてアルバム未収の2曲を追加収録。
BR-0554 QUICKSAND / Home Is Where I Belong CD \2500
 3面開きデジパック仕様。74年リリース。DAWNレーベルからリリースされた彼ら唯一のアルバム。メロディアスなヴォーカル、清涼感のあるコーラス、ハモンド、シンセ、流暢なギターをテクニカルにフィーチャーし、DAWNレーベルの中でも極めてプログレッシヴなサウンドで聴かせる。イエスの3rdあたりに並ぶと言っても許されるのでは。手ごたえのある内容だ。ウェールズ出身。
BR-0687 RARE BIRD / 1st + Somebody's Watching CD \2500
 06年デジパック盤。英カリスマ・レコードの代表作のひとつと言える彼らの69年の1stと、73年の4thの2in1。1stはグラハム・フィールドをフィーチャーするギター・レスのツイン・キーボード・スタイルで、英国然とした響きをたたえ、クラシカルかつワイルドなハモンドと、ややジャージィーなピアノが交差。全英NO.1に輝いた名曲シンパシーはその後のカリスマ・レコードの道を開いた永久に記憶されるべき曲。G.フィールドは2ndの後抜け、フィールズを結成。その為、編成変えをした4thは平均的な英国ロックになったが、ベースはV.D.G.G.のニック・ポーターと1曲ながらジョン・ウェットンが担当し、締まった演奏を聴かせる。
BR-0688 RARE BIRD / As Your Mind Flies By CD \2500
 06年3面開きデジパック盤。70年に英カリスマから満を持してリリースされた2nd。1stはまだニューロック、または、アートロックの域にかぶさっていて、未完の部分も若さで乗り切っていたが、プログレッシヴ・ロックを明確に打ち出した本作は、英国だけでなくイタリアやドイツにまで影響を与え、その後のバンドを誘発した。混声合唱団を大胆に導入し、クラシカルかつ空想的に展開する組曲FLIGHTは、ハモンド・オルガンがグラハム・フィールド独特の音色で響き、ヘヴィに迫るラストまで堂々と聴かせる名作。ユーロ・プログレ的でもあり、70年という先駆者としてのスタイル作りは十分に評価出来ると思う。
BR-0689 RARE BIRD / Epic Forest CD \2500
 06年デジパック盤。フィールズ結成のためグラハム・フィールドが脱退後、ギタリストなど新たにメンバーを加え新生レア・バードとしてスタートした72年リリース3rd。英国オリジナルLPには3曲入りの7インチ・シングルが付いており、それらの曲もボーナスとして収録。本編はバジャーをややソフトにしたような内容とも言え、コーラスを活かしたフォーク・ロックも聴かせる。なお、さらに3曲のレア・ボーナス入りでグラハム・フィールド在籍時の初期のテイクから、70年録音のプログレッシヴなアルバム未収曲、シンパシーのシングル・ヴァージョン、2ndの1曲目の別ヴァージョンを収録。
BR-0690 RARE BIRD / Born Again CD \2500
 06年デジパック盤。74年にポリドールからリリースされた彼らの5作目。3rdからサウンド指向を変えてしまった彼らだが、ここでもヴォーカルをメインにしたメロディックなノリのサウンドを演奏している。バンドとしてのテクニックで言うと初期より格段に進歩しており、実は曲も構築的であったりする。6曲目の美しいバラードは、こんないい曲もあったのかと再発見。7曲目ではハモンドを英国然とたなびかせ、これも再発見のいい曲。あのシンパシーのレア・バードとは別バンドとして評価しないと、本質を見誤ってしまう。
BR-0159 RAW MATERIAL / Same CD \2800
 70年にEVOLUTIONからリリースされた1st。いかにも前夜、といった音だが、そのサウンドはブリティッシュ通好みの音で垂涎。英国らしい渋いヴァイヴや、落ち着いたハモンド、荒いフルート、重いリズム、まどろみを見せるヴォーカル、などヴィンテージが詰まった香り。ワインじゃないけれど、澱があって、その分熟成した味わい。泣きのメロトロンも登場する。くーっ、いいね。ボーナス・トラック4曲入。
BR-0608 REFUGEE / Same CD \2500
 PATRICK MORAZによる06年リマスター盤。英国盤としては初CD化。ex.NICEのリズム隊がPATRICK MORAZを迎え結成したトリオ。76年にCHARISMAからリリースされた、彼らの唯一のアルバム。ハモンド・オルガン、シンセ、メロトロン等のキーボード群をフィーチャーした、UKプログレの傑作のひとつと言えるスリリングに畳み掛けるサウンド。特に3曲で構成された、17分近い組曲の3曲目は、メロトロンを大幅に導入し、ピアノが風雅に響く、あまりにも英国然とした、シンフォニックでドラマチックな哀愁に満ちた名曲。
BR-0742 RENAISSANCE / Illusion CD \2800
 08年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。71年にリリースされたオリジナル・ルネッサンスの2ndアルバム。JOHN HAWKENのクラシカルな音色のフレーズに誘われて、JANE RELFのスキャットからメンバーのコーラスがドラマチックに重なるGOLDEN THREADに感動。サイケ・フォーク風の曲や、後にILLUSIONで再録された哀愁の名曲FACE OF YESTERDAYの原曲など、JANE RELFの慈愛に満ちた深く心に浸透するような絶品のヴォーカルが堪能できる。KEITH RELF、JIM McCARTY、LOUIS CENNAMO、JOHN HAWKEN、JANE RELFの黄金のメンバーでリリースされたアルバムは2作品のみ。KEITHを亡くしたメンバーはこの後再び集まり、77年にILLUSIONを結成し名作2作を残す。
BR-0615 RENAISSANCE / Ashes Are Burning CD \2300
 06年限定盤。見開き紙ジャケット仕様 (TUDOR LODGEやBEGGARDS OPERAの限定盤と同シリーズ)。73年リリース作。メンバー・チェンジを経て、ヴォーカルがアニー・ハスラムに代わっての2作目となる。CAN YOU UNDERSATANDや、CARPET OF THE SUN、タイトル曲のASHES ARE BURNINGなど、その後のライヴでもお馴染みの名曲が並ぶ。オーケストラを導入しつつも、アコースティックなアレンジの曲が多く、フォーク・ロック・ファンにもおすすめの1枚。四つ折りカラー・インサート付き。
BR-0616 RENAISSANCE / Turn Of The Cards CD \2300
 06年限定盤。紙ジャケット仕様 (TUDOR LODGEやBEGGARDS OPERAの限定盤と同シリーズ)。74年リリース作。シンフォニック、クラシカルな名盤といえば、次作のシェラザードやノヴェラだが、最もプログレッシヴなアルバムとなると、やはり本作。RUNNING HARDでスリリングに幕開け、MOTHER RUSSIAで超ドラマチックに幕を閉じる、完成度の高い1枚。四つ折りカラー・インサート付き。
BR-0622 RENAISSANCE / Scheherazade And Other Stories CD \2300
 06年限定盤。紙ジャケット仕様 (TUDOR LODGEやBEGGARDS OPERAの限定盤と同シリーズ)。75年にリリースされたルネッサンスの最高傑作。オーケストラ、合唱団を加え、独特のクラシカルな和声とメロディーで展開する。1曲目のTRIP THE FAIRから、その幻想的な異空間に引き込まれ、後半の組曲も決して間延びすることなく、最後までファンタジーに没頭できる。本のページをめくるように、はじめから集中して聴かないと、最後の感動が来ないという、この、計算された作曲と構成が恐ろしく凄いところ。
BR-0815D RENAISSANCE / Song Of Scheherazade DVD(NTSC) \2600
 バンド初のオフィシャルDVDが遂にリリース。映像はモノクロながらも、この当時のレア・アーカイヴ映像はファン必見。アメリカ・ニュージャージーで行われた、76年5月28日のCAPTAL THEATREと、79年7月28日のCONVENTION HALLでのライヴを約138分収録。当時のバンドのライヴ演奏が熱気を帯びてリアルに伝わってくる。特に76年のライヴでは、RUNNING HARDからスタートして、OCEAN GYPSY、CARPET OF THE SUN、MOTHER RUSSIA、PROLOGUE、そして約10分のSONG OF SCHEHERAZADE (MEDLEY)、THE YOUNG PRINCE AND PRINCESS、THE FESTIVALと、代表曲がずらりと並ぶ。79年も、THE VULTURES FLY HIGH、JEKYLL AND HYDE、NORTHERN LIGHTS、FOREVER CHANGING、SECRET MISSION、A SONG FOR ALL SEASONS、FLOOD AT LYONSの7曲。約30年前の映像に感涙。歴史を感じさせる1枚。*初回プレスの再生速度の問題点は修正されています。
BR-0750 ROOM / Pre-Flight CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。サンドローズ風の女性ヴォーカルをフィーチャーしたデラムのトップ・レア。70年作。テクニカルな曲想はこの年代の先端とも言えるスタイリッシュさで、オーケストラのシンフォニック性をかみ合わせたプログレッシヴな展開と、ツェッペリンを思わせる硬派な英国ブルースのヘヴィさを曲によって分け、2バンド分のヴォリューム感を持つ。ねばり気とソリッドさを兼ね備えたツイン・ギターに、手数でキメまくるドラムスもポイント。教会の鐘の音と共にオケが流れ出すラストの組曲に、ゾクっ。
BR-0532 THE RUNNING MAN / Same CD \2500
 72年にNEONの11番としてリリースされた彼ら唯一の作品。ブラスとハモンドとジャージィーなギターをフィーチャーする、英国然としたメロディアスで渋いサウンド。やはり、RAY RUSSELLのギターのテクニックはかなりのもので、早弾きになればなるほどサウンドが熱くヘヴィというか、重い雰囲気に支配される。まさに英国式。これらのメインとなる楽器の組み合わせ方にも当時の個性があり、似ていて似ていないカラーを打ち出していた。隠れた名盤。ボーナス・トラック1曲(SPIRIT)追加収録。
BR-0494 SALLY OLDFIELD / Water Bearer CD \2500
 78年にBRONZEレーベルからリリースされた彼女のファースト・ソロ。まるでマイナスイオンを発散させているかのような、清々しいサウンド。彼女のガラス細工のように繊細なヴォーカルと、ナチュラルなアコースティック・サウンドが見事にマッチ。アコースティックながら、時にクラシカルな趣を持ったアレンジや、DAVE LAWSONによるシンフォニックなキーボードをフィーチャーしたパートも印象に残る。弟のMIKE OLDFIELDもマンドリンで参加。英国女性ヴォーカル物として、昔から知られる傑作。
BR-0736 SAMURAI / Same CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。71年リリース。ウェブから改名しデイヴ・ローソンのリーダー・バンドとして心機一転を図ったウェブの実質上の4th。ジャズ・ロック的なインスト指向の前作、I SPIDERからよりモダンに作曲されたアルバムになっており、薄い影のある色合いが独特。整然としたアレンジと表情豊かなヴォーカルで聴かせ、織り込まれるソロの見せ場や、息の合ったテクニカルなバッキングはテンションが高く、特に後半はインスト・パートを増量させ英国然としたヘヴィな厚みを見せる。ラストのローソンのハモンド・ソロは今でもクリエイティヴに響く。ブックレットには、デイヴ・ローソンのインタビューや、ストーリー、当時の貴重写真を掲載。
BR-0611 SONJA KRISTINA / Same CD \2300
 カーヴド・エア解散後、マイナー・レーベルのCHOPPERから80年にリリースした1stソロ・アルバムの初CD化。原盤は全体に黄色っぽい色の彼女の顔のアップの写真を使ったものだが、CD化にあたりレア12インチのジャケットを使用。この12インチは、85年にリリースされたもので、片面のWALK ON BYはこのCDのボーナス・トラックとして追加収録。さらに84年に、CURVED AIR (再結成!) 名義でリリースした、レア・シングルの両面RENEGADEと、WE'RE ONLY HUMAN (共にDARRYL WAY作曲) の2曲もボーナスとして追加。このCDの本編は、DARRYL WAY、COLIN TOWNSらが参加し、当時の英国ニュー・ウェイヴ・サウンドを取り入れた、ポップな女性ヴォーカル物。
BR-0814 SPRING / Same CD \2500
 NEONの6番として71年にリリースされた、トリプル・メロトロンのクレジットと三面開きのキーフのジャケットで常にコレクターの気を引いていた名作。メロトロン・ストリングス、メロトロン・フルート、メロトロン・チェロ、メロトロン・オルガン!、メロトロン・エレピ!!とづくし。そして非常に牧歌的な英国が流れ出すメロディアスで叙情的なサウンド。必聴の1枚。ボーナス・トラック3曲 (FOOL'S GOLD / HENDRE MEWS / A WORLD FULL OF WHISPERS) 追加収録。
BR-0673J SPRING / The Untitled II CD \2910
 72年録音未発2nd! 唯一のオリジナル作がCD化された時から未発2ndの噂があり、3曲ながらボーナス収録されていたが、メンバーが持っていたテープから9曲入りの完全版としてリリース。前述の既発ボーナス曲も3曲入り(ダブる曲はアレンジがまったく違う)計12曲収録。1曲目をスタートし、ヴォーカルが入った瞬間でスプリングだと分かる。音楽性もネオン71年作とそうは変らないが、ハモンドの切れとソロでの牽引力を倍増させており、畳み掛けるピアノ、フルートやホーン・セクションの導入など、よりロック色を強めている。重厚に鳴り響くブラス・メロトロンにはぞくぞくします。紙ジャケット仕様・国内盤。
BR-0640 STACKRIDGE / Same CD \2300
 06年リマスター盤。ボーナス・トラック2曲追加収録。71年にリリースされたデビュー作。ヴァイオリン、フルート、オーボエ、ピアノ等を導入した、メロディアスな英国調のポップ・センスは一級。2nd以降は、メロトロンを導入し、どんどんプログレッシヴな要素を増していくが、本作は、ピュアでほのぼのとしたフォーク・ロック風のサウンド。ボーナス・トラックは、LET THERE BE LIDSと、SLARK(Single Version)のトラディショナルな香り高い2曲。リマスターが効いていて音の透明感が増した。
BR-0669 STACKRIDGE / Friendliness CD \2300
 07年リマスター盤。ボーナス・トラック4曲追加収録。72年にリリースされた2ndアルバム。ヴァイオリン、チェロ、フルート、ピアノ等をフィーチャーしたクラシカルな叙情で聴かせる名作。メロトロンとフルートを導入しプログレッシヴに展開する曲や、英国調の気品あるメロディアスなポップ・サウンドに、ウォーム・ハートなヴォーカルが絶妙にマッチし、英国ファンタジーとロマンに優しく包まれていく。室内楽調のクラシカル・アレンジから怒涛の展開をみせるボーナス曲もファン必聴! リマスターが効いている。
BR-0670 STACKRIDGE / The Man In The Bowler Hat CD \2300
 07年リマスター盤。ジョージ・マーティンのプロデュースにより74年にリリースされた3rdアルバム。随所に遊び心が散りばめられた傑作。オーケストレーションをフィーチャーした哀愁あふれるバラードや、英国調叙情派ポップ・ロックも良いが、なんと言ってもジェネシス風のプログレッシヴ・アレンジのTHE LAST PLIMSOLLは名曲。ラストの本格的なクラシカル・アレンジも絶品。どの曲もアレンジが素晴らしく心に残る。名盤ゆえに今まで何度も聴いた1枚だが、リマスターが効いていて驚くほど新鮮。
BR-0674 STACKRIDGE / Extravaganza CD \2300
 07年リマスター盤。メンバー・チェンジを経てレコード会社も移籍し制作された75年リリースの4th。英国調のポップさと叙情が入り混じり、調子外れのヴォーカルがユーモラスな3曲目では、哀愁を帯びたメロトロンをフィーチャーし、最後にはクラシカルな展開をみせるなど、1曲の中で数種のスタイルが巧妙に繰り広げられる。また、後半(旧B面)ではそれまでには無かった、カンタベリー・タッチのインスト曲を中心に聴かせ、フルートを導入したテクニカルなサウンドは、キャラヴァンを彷彿させる。アルバム・ラストでのクラシカルかつスリリングな展開など、作品中最もプログレ色が強い。
BR-0677 STACKRIDGE / Mr.Mick 2CD \2500
 76年の5作目。LPヴァージョンと、オリジナル未発表ヴァージョンの2枚組。当時お蔵入りとなった、オリジナル・ヴァージョンは、アルバムとして発表された9曲に対して12曲を収録。当時リリースされたアルバムはレコード会社の意向で数曲カットされ、1曲目にビートルズのHOLD ME TIGHTのカヴァーを入れるなど編集されたものだった。GREENSLADEのDAVE LAWSONがキーボードに加わり、幻惑的なメロトロン、妖し気なオルガン、リリカルなピアノ、物悲しいサックス、それらが一体となって美しい情景が広がり、ドラマが生まれ出す。ヴォーカル・パートでのスタックリッジ節と、インスト・パ−トでのシンフォニック・プログレ性が絶妙なバランスで展開。コンセプト作。
BR-0641 STILL LIFE / Same CD \2800
 06年限定盤。見開き紙ジャケット仕様(TUDOR LODGEやBEGGARDS OPERAの限定盤と同シリーズ)。えっ?ピーター・ハミル?と思ってしまう出だしのヴォーカル。71年にVERTIGOからリリースされた、未だメンバー等に謎の残っている名作。時折、フルートやギターも入るがサウンドのメインはあくまで英国的なハモンド。一本調子になることもなく、クラシカルにメロディアスに曲調に変化を付けている。CRESSIDA、BEGGARS OPERAらと並ぶ、ずばりプログレのVERTIGOオルガン・ロックの必聴アイテム。
BR-0188 STRAWBS / Grave New World CD \2500
 デジタル・リマスター盤。72年リリース通算6作目。シンフォニック・ロックとしては、キーボードにジョン・ホウクンが加わった後の2作がダントツに良いが、英国ならではのフォーク・ロック風味をコンセプト作に仕上げた本作も外せない。牧歌的な歌心と、メロトロン、ハープシコード、オルガン、ピアノ、シンセといったキーボード・オーケストレーションが彩りを与えている。ボーナス・トラック2曲入り。
BR-0187 STRAWBS / Ghosts CD \2500
 デジタル・リマスター盤。最高傑作! ジョン・ホウクンが、メロトロン、ハープシコード、オルガン、ピアノ、シンセetc.を自在に弾きこなし、曲の良さやアレンジの完成度、そして全体のまとまりの良さ、ドラマチックなロック色、などから最もシンフォニックなのが75年リリースの本作。STRAWBSを地味なフォーク・ロック・バンドだと思っていたら大間違い。ウェイクマン在籍の初期にシンフォニック度を求めてチグハグだと思った人、ぜひ本作を聴いて! ボーナス1曲入り。
BR-0760 STUD / Same CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。71年1st。すでに知られたプロの3人がステップアップの為に結成したG/VO、B/G、DRのトリオで、今聴くと記憶とは違うテクニカルな演奏を繰り広げていて驚く。4曲目など今日のプログフェスへ出しても若いリスナーに通用するプログレッシヴ・ジャズ・ロックだ。一方で卓越したアコースティック・ギターに、ヴァイオリンも導入し、英国然とした叙情が薫るメロディアスなヴォーカル・ナンバーもあり、フレキシブルなアレンジ・センスに再度驚かされる。名作は次作のSEPTEMBERだけではありません。
BR-0286 STUD / September + Goodbye CD \2500
 72年リリースの2ndアルバムと、ライヴ・アルバムの3rdのカップリング。FAMILYからJOHN WEIDER(ヴァイオリン)が加わった2ndのSEPTEMBERは英国然としたメロディアスな曲が多い名作。アコ・ギやピアノを配したバラード・ロックが多く、曲によってフルートも入る。ヴァイオリンがたなびくと、もう泣き。なぜか、独バスフからのみのリリースであった。ライヴは初期のスワンプ・ナンバー、ジャズ・ロック風の曲。
BR-0833 STUD / The SWF Session 1972 CD \2500
 2ndのSEPTEMBERリリース時期のドイツでのスタジオ・ライヴ。アルバム未収を1曲含む。WISHBONE ASHを思わせるスキルの高いツイン・ギターによって、バンドの特徴のメロディアスさとソリッドさが生かされた2nd収録のGOOD THINGSから始まり、アコギとピアノでしみじみと聴かせるSAMURAIへと続く。フォーク・タッチのこの曲やヴァイオリンをフィーチャーした5曲目もまた彼らの持ち味で、リスナーに落ち葉の季節を感じさせる。さらっとした叙情が心地よい。当時出たライヴ盤GOODBYE LIVE AT COMMANDと合わせて接すると、フレキシブルなバンド像が見えてくる。
BR-0801J TEA&SYMPHONY / An Asylum For The Musically Insane CD \2600
 69年リリースの1st。当時の英国物ならではの特異なアシッド・フォークとして完成されており、感覚まかせのサイケ色を感じるものの、彼らの場合はCOMUSに通じる病的なチェンバー色や、この手ではあまり見かけないジャム的な手法に特徴があり、ゆるいリコーダーと相反する鋭いアコギのタッチなど計算されたバランスが独特の世界観を作り出している。唐突にクラシカルなピアノやハープシコードも現れるので、プログレッシヴ・フォークとしても人気を定着。最新デジタル・リマスタリング。完全生産限定盤・見開き紙ジャケット仕様。国内盤
BR-0818 TINKERBELLS FAIRYDUST / Same CD \2200
 09年リマスター英国盤。69年にDECCAからテスト・プレスで数枚のみリリースされた激レア盤。98年に初LP&CD再発されたが、当時はシングル3枚を残したのみで、本アルバム1曲目のバッハのフーガをモチーフにし、オーケストラも加えたクラシカル・ロックの「誓いのフーガ(TWENTY TEN)」は日本盤でもシングル・リリースされ大ヒットした。甘めのヴォーカルとハーモニーで綴られるメロウなサイケ・ポップ。ボーナス・トラックとして、アルバム未収シングル(WALKING MY BABY / FOLLOW ME FOLLOW)や、デモ、前身バンドTHE RUSHの曲など9曲追加。
BR-0811 TOM NEWMAN / Faerie Symphony CD \2200
 09年リマスター英国盤。美しい妖精のジャケットに魅了され、レコード時代に誰しも一度は手に取ってしまったというアルバム。77年にDECCAからリリースされた3rd。参加ミュージシャンも多彩で、マイク・オールドフィールドのあのギターが随所に聴かれ、ニール・イネスや、フルートにJADE WARRIORのジョン・フィールド、ドラムス、ベース、ヴァイオリンなど総勢14名で織り成す、繊細でアコースティカルなケルティック・インスト・コンセプト・アルバム。マイク・オールドフィールドの作品のエンジニアを務めたというだけあり、やはり通じるものがある。ラストではメロトロン・フルートが優美に流れ出す。これほどまでに妖精世界を音楽として具現化した作品は他には無いかもしれない。
BR-0761 T2 / It'll All Work Out In Boomland CD \2500
 08年リマスター&英国盤。必聴名作! このカッコ良さ。しびれます。ギタートリオで突っ走る1曲目はスピード感とハードさの中での絶妙なギアチェンジにメロディアスさが合わさり、緩急の変化や一直線では終わらないフレーズが織り込まれ、一気に聴かせてしまう。一転、メロトロンがさり気なく流れる緩い2曲目、ヘヴィなつかみから前曲を発展させ管楽器がいかにも英国的な3曲目、そして、旧B面すべてを使った4曲目は20分超えに値する展開で、A面の良さがすべて入った渾身のワイドレンジで飽きさせない。ボーナス3曲は70年のBBCセッション。
BR-0762 T2 / Same CD \2500
 08年リマスター&英国盤でジャケットも新たに再発。97年に突如LPリリースされたBOOMLAND直後の70年の未発音源。ポテンシャルのあるバンドはデビュー時にはアルバム2枚半ぐらいの曲のストックを持っているものだが、本盤は2ndの為の最終デモと思われ、オーヴァーダブは郷愁を誘うメロトロンぐらいで、あとは一発で録られている。録音状態を合わせクオリティーは高く、楽曲も完成にほぼ迫っている。ピアノ、ダブル・メロトロンが入るラストはBOOMLANDよりシンフォ調で、リリース当時、大きな話題になった。ブレない音楽性も見事。
BR-0783 WALRUS / Same CD \2500
 08年リマスター・英国盤。70年リリース作。ジャージィーかつブルージーなブラス・ロック。軋むようなヘヴィな音の重さがいかにも当時の英国的。ハード・ロックとも取れる構造が多々あり、サックスやフルートのソロを挟みながら、展開の多い曲調で聴かせる。ヴォーカルをメインに押していくが、テクニカルなドラムと骨太のベースもポイント。聴く前のイメージの数倍は凝った展開とアレンジ。DAVID HITCHCOCKプロデュースと聴けば納得。ボーナス1曲追加収録。
BR-0763 THE WEB / Theraphosa Blondi CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。いかにも英国らしい気取ったジャズ・ロック&ブルースを聴かせる70年リリースの2nd。サウンドが熱くなるとサックスがメタボリックにソロを取り、クールダウンするとフルートでスタイリッシュに流していく。太いベースに手数の多いドラムス、それらに絡むヴィブラフォンなどリズム・セクションの組み立ては曲ごとに考えられており、また、メロディアスな曲では定番ながらストリングス・オケが入り、特に前半はプロデュースがうまい。クリームのカヴァーが挿入される1曲目がくる。未発の2曲をボーナス追加収録。
BR-0737 WEB / I Spider CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。ジャズ・ロック・ファン必聴作。後にグリーンスレイドに参加するデイヴ・ローソンが加入し70年にリリースされた3rd。ヘヴィな中にモダンなセンスが光る1曲目や、英国らしい幽玄なリフを重厚に発展させる2曲目など本作を全曲書いたローソンの作曲力とバンドの統率力を評価したい。ハモンド、ピアノ、サックスにアクセント的にギターが入り、ヴィブラフォン、メロトロン、ローソンの気だるいヴォーカルが作品の完成度を高めている。いわゆるブラス・ロックではない、硬派な手応えだ。71年のライヴから2曲ボーナス入り。ブックレットには、デイヴ・ローソンのインタビューや、ストーリー、当時の貴重写真を掲載。
BR-0834 V.A. / Refugees:A Charisma Records Anthology 1969-1978 3CD \3200
 コレクターなら思わず手を出してしまうカリスマ3CD限定ボックス。ほとんどが09年リマスターで、また、ジェネシス、ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーターらはアルバム未収のシングル曲が選ばれており、単なるサンプラー的な安易な物ではない。キース・エマーソンのテイクは73年リリースのイヴェント・ライヴ盤、MUSIC FROM FREE CREEKから。ボンゾ・ドッグ・バンドのメンバーの変名シングル(69年)WITCHI TAI TOにはクリス・スクワイアとトニー・ケイが参加しているなどマニアックだ。収録曲のデータ、バンドのバイオ、フォトが掲載された48ページのブックレット入り。レーベル設立者のトニー・ストラットン・スミスに捧げられている。収録曲・アーティスト;ディスク1:America (Second Amendment) - The Nice、Witchi Tai To - Topo D.Bil、Sympathy - Rare Bird、Refugees (Single Version) - Van Der Graaf Generator、Lady Eleanor - Lindisfarne、Bed Ain't What It Used To Be - Brian Davison's Every Which Way、Country Pie / Brandenburg Concerto No 6 (In B Flat Major) - The Nice、Re Awakening - Peter Hammill、Looking For Someone - Genesis、High Priest Of Memphis - Bell&Arc、Doubting Thomas - Jackson Heights、The House On The Hill - The Audience、Spam Song - Monty Python、Black Riders (Flight To Ford) - Bo Hansson、City Song - Lindisfarne、Theme One - Van Der Graaf Generator、ディスク2:Hammerhead - Rare Bird、Jackdaw - The Audience、Pioneers Over C - Van Der Graaf Generator、Grass For Blades - Hot Thumbs O'reilly(Wigwam)、Twilight Alehouse - Genesis、United States Of Mind - Alan Hull、Why Can't I Be Satisfied - Jack The Lad、I Am And So Are You - Capability Brown、Ritt Mickley - Refugee、Gaye - Clifford T. Ward、Freedom Jazz Dance - Keith Emerson、Heartfeeder - String Driven Thing、Excursion With Complications - Bo Hansson、Mrs Niggerbaiter - Monty Python、Red Shift - Peter Hammill、ディスク3:Steppenwolf - Hawkwind、Nadir's Big Chance - Peter Hammill、Star Of Sirius - Steve Hackett、The Cask Of Amontillado - The Alan Parsons Project、Starving In The Tropics - String Driven Thing、Nuclear Burn - Brand X、Arrow - Van Der Graaf Generator、Attic Thoughts - Bo Hansson、Match Of The Day - Genesis、Psi Power - Hawkwind、Solsbury Hill - Peter Gabriel、Sun In The Night - Brand X、God Rock - Nik Turner


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