update 2012/01/26

NEW 70's RARE

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BR-1735 ALSO EDEN / Think Of The Children ! CD \2200
 ジェネシス、マリリオン影響下のシンフォニック・プログレ・バンドの2011年新作。フル・アルバムとしては3年振りとなる3作目、昨年のミニ・アルバムを入れると通算4作目となる期待作。コンセプトに基づいた曲の展開や、各楽器のプレイそれぞれに高いスキルを感じさせる5人編成のバンドで、多用されるアコースティック・ギターのアルペジオとアープを思わせる音色のシンセが最近のバンドにはなかなか無い幽玄さを香らせ、幻想的な英国叙情を見せる。この辺りは、BIG BIG TRAINにも通じるジェネシス直系だろう。また、前作から加入した新ヴォーカリストは少しSTEVE HOGARTHに似ていて、ヴォーカルが入るとマリリオンを彷彿させる。正統派の力作。
BR-1742 ANDERSON - WAKEMAN / The Living Tree - In Concert Part One CD \1980
 イエスの「AND YOU AND I」、「LONG DISTANCE」、「TIME AND A WORD」、「SOUTHSIDE OF THE SKY」、ABWHの「THE MEETING」も演奏し会場を湧かせるライヴ盤。2010年の英国ツアーからのハイライトを収録した全12曲。昨年リリースされた初のコラボ作品「THE LIVING TREE」からの曲を中心に、リック・ウェイクマンの流麗なピアノ、クラシカルなフレーズと小技が効いたキーボード・プレイと、ジョン・アンダーソンのヴォーカルで、リリカルに聴かせる。「TIME AND A WORD」にビートルズのSHE LOVES YOU を織り交ぜたりと遊び心のあるアレンジもライヴならでは。2011年リリース作。
BR-1750 ANDY SEARS / Souvenir CD \2200
 現TWELFTH NIGHTのヴォーカリストの2011年ファースト・ソロ・デモ作品。今年、ライヴ会場で限定販売され好評だった、ボーナス・ヴィデオ (FIRST NEW DAY / SATELLITE - INSTRUMENTAL / INTERVIEWS ) 入りの自主盤。ハケット・バンドを連想させるようなTHE DRAGON INSIDE、オーケストレーションを加えたシンフォニックなタッチに哀愁が香るCARAPACE等の自作曲3曲に加え、TWELFTH NIGHTの、97年のSMILING GRIEFに収録されたTHIS CITYや、84年のART AND ILLUSIONに収録されたFIRST NEW DAYをライヴ(ピアノ・ヴァージョン)、THE CRAFT(インスト・ヴァージョン)で聴かせる。映像はライヴとPV。
BR-1681 ANNIE HASLAM / Annie In Wonderland CD \1980
 新録のボーナス・トラックを1曲追加した2010年リマスター盤。ロイ・ウッドのプロデュース、ルイス・クラーク編曲によるオーケストラをフィーチャーし、77年にリリースされたファースト・ソロ。アニーの瑞々しいヴォーカルを最大限に引き出しながらも、ロイ・ウッドのカラーが占める英国調ポップ・アルバム。ロマンチックなメロディや、オーケストラをフィーチャーしたクラシカル・ロック・ナンバーでは5オクターヴと言われる美声で伸びやかに聴かせる。ラストではドヴォルザークの家路を歌い、次作のスティル・ライフへの布石を感じさせる。ボーナス・トラックは、ロイ・ウッドが在籍していたTHE MOVEの、FLOWERS IN THE RAINをロイとアニーで2010年に新録したもの。原曲に近いアレンジになっていて、当時らしい英国調ポップ・ソングの好曲。
BR-1653 ANNIE HASLAM / Live In Philadelphia 1997 CD+DVD(NTSC) \2200
 97年にアメリカのTVで放映されたスタジオ・ライヴの映像を収録したDVDと音源CDの2枚組。2010年再発盤。当時のアニー・ハスラム・バンドのメンバーRAVE TESAR(ピアノ、シンセ)、DAVID BIGLIN(アコースティック・ギター、シンセ)、JOE GOLDBERGER(ドラムス)をバックに、彼女のソロの曲を中心に選曲。ルネッサンスのCARPET OF THE SUNや、THE YOUNG PRINCE AND PRINCESSなどの往年の名曲も取り上げているが、ここに収録されているSLEEPLESS MOTHERは、アニーとRAVE TESARによる当時の新曲で、今のところ他には未収録のこれでしか聴けない曲。収録曲は、CARPET OF THE SUN / POOL OF TEARS / SUMMON THE ANGELS / CAPTIVE HEART / AFTER THE OCEANS ARE GONE / SEASHELL EYES / SLEEPLESS MOTHER / WHAT HE SEEKS / THE YOUNG PRINCE AND PRINVESS の全9曲、約50分収録。
BR-1743 ARENA / The Seventh Degree Of Separation - Special Edition CD+DVD(NTSC) \2200
 ボーナスDVD付き、3面開きデジパック仕様のスペシャル・エディション。新たなヴォーカリストを加えリリースされた6年振りとなる2011年新作。CLIVE NOLANを筆頭に、JOHN MITCHELL、JOHN JOWITT、MICK POINTERら、今や、イット・バイツ、マリリオン、ペンドラゴン、といったバンドにも在籍するメンバーで構成され、安定したテクニックで聴かせる。「人の最期から死の始まりまでの行路」をテーマにした、ストーリー・コンセプト・アルバムとなっているが、必要以上に重くなることなく、キャッチーに、シンフォニックと展開していく。また、4曲目では優美なギターをフィーチャーし、ハケットを連想させるような曲調も。DVDは、約50分のメイキング映像。
BR-1751 JOHN LEES' BARCLAY JAMES HARVEST / High Voltage Festival - Recorded Live July 23rd 2011 CD+CD-ROM \2500
 2011年7月23日にロンドンのヴィクトリア・パークで行われたロック・フェス「HIGH VOLTAGE FESTIVAL」のオフィシャル・ライヴCD。ほとんどがEMI時代の最初の3枚から選曲されていて、初期のトレードマークであったメロトロン(メモトロン)も大々的にフィーチャー。BALL AND CHAIN、SONG FOR DYINGといったライヴ初収録となる曲も含み、また、40年以上という長い歴史の中でもTAKING SOME TIME ONはライヴ初演奏。雰囲気的には最近の彼らのライヴよりもむしろ74年に2枚組でリリースされたライヴ・アルバムを思い出させる。全12曲。約75分。ボーナスCD−ROMには、バンドのインタビュー映像、フォト・ギャラリー多数、フェスの様子を伝えるバックステージ映像(各バンド共通)等を収録。<収録曲> Nova Lepidoptera / Poor Wages / She Said / Galadriel / Ball And Chain / Mockingbird / Taking Some Time On / Medicine Man / Song For Dying / The Poet / After The Day / Hymn 3面開きデジパック仕様。
BR-1687 BIG BIG TRAIN / Goodbye To The Age Of Steam CD \2200
 長らく廃盤だった94年作のリミックス&リマスター、ニュー・アートワークによる2011年新装版。MARTIN ORFORDのプロデュースでリリースされ当時注目を集めたデビュー・アルバム。今回、JADISなど多数のプロデュースで知られるROB AUBRYによるリミックス盤で再リリースされた。バンド最初期の瑞々しい感性でクリアーなシンフォニック・ロックを聴かせ、英国的なキーボード・ワークとロマンシズムがバンドの今に通じるが、比べるとややポップな印象も受ける。ボーナス・トラックとして、93年のラジオ・セッション・デモ「FAR DISTANT THING」と、アルバムからテーマをいくつか織り込み現在のメンバーで新録した約7分の「EXPECTING DRAGONS」、そしてメロトロン系に幻惑される約10分の拡張ヴァージョン「LOSING YOUR WAY」の3曲を追加収録。デジパック仕様。自主盤。
BR-1609 BIG BIG TRAIN / Gathering Speed CD \2200
 09年リマスター&デジパック仕様。04年作の5thアルバム。リリース当時も話題になったジェネシス・ファン必聴のシンフォニック・プログレ。12弦ギターをフィーチャーした繊細なアコースティック・アレンジと、ダイナミックなサウンドが、光と影のコントラストを映し出す。メロトロンの使い方ひとつを取っても英国らしさにあふれている。その練られたアレンジと曲の展開は、まさに一級のサウンド。特に曲の良さはダントツの出来。ジェネシスを連想させる、英国調の哀愁とロマンシズムを、彼ら流に消化し、アップ・デイトしたようなコンセプト・アルバム。自主盤。
BR-1610 BIG BIG TRAIN / The Difference Machine CD \2200
 2010年デジパック仕様。ボーナスとして「HOPE YOU MADE IT」を追加収録。07年6thアルバム。英国ファン&メロトロン・ファン必聴作! ジェネシスのシンフォニックな光景に、イエスのテクニカルさと、クリムゾンの泣きが加わり、それらを彼ら流の溢れる叙情で包み込んだ傑作。オリジナリティーがあり、曲が良く、なんといっても幻惑的に流れ出すメロトロンの音色や使用法がジェネシスチックで、また、随所に導入される生のヴィオラがクラシカルな哀愁と涙を誘う。本作では、ゲストにSPOCK'S BEARDのNICK D'VIRGILIO (Dr.)と、DAVE MEROS (Bass)、MARILLIONのPETE TREWAVAS (Bass)を迎え、演奏面に於いてもより充実。ヴィンテージ感もあり70年代の名作群に匹敵! 自主盤。
BR-1596 BIG BIG TRAIN / The Underfall Yard CD \2200
 シンフォニック・プログレ・ファン&メロトロン・ファン必聴! 2年振り待望の09年新作6thアルバム。新たなヴォーカリストを迎え、メンバー・チェンジを経て丁寧に作り上げられた力作。FRANCIS DUNNERY (ex. IT BITES)、JEM GODFREY (FROST*)、NICK D'VIRGILIO (SPOCK'S BEARD) ら強力なゲストを得て、アレンジ&演奏面にも磨きを掛けたサウンドへとさらに進化した。ジェネシス・チックで幻惑的なメロトロンを多用し、フレンチ・ホルン、チューバ、コルネット、フルートや、チェロによる管弦楽を導入したロマンチックな叙情が淡くブリリアントに溶け合う。また、英国的でジェントリーな美しさに満ちた、ラスト23分の大曲でのドラマ性を帯びた展開に感動。IQ、TRASATLANTIC等を手掛けたROB AUBREYによるミックスも活きている。非常に満足感が残る1枚。自主盤。デジパック仕様。
BR-1654 BIG BIG TRAIN / Far Skies Deep Time CD \1200
 5曲入り、トータル40分のショート・アルバム。1曲目は、アンソニー・フィリップスのMASTER OF TIMEで、この曲は初期ジェネシスの為に作られた未発曲(デモ音源)で、原曲はシンプルな音作りとなっていたが、バンドでの演奏とアレンジにより新たな命を吹き込まれ、見事にBIG BIG TRAINカラーに染め上げている。この1曲目があるからこそラストの曲が活きてくる、というのを狙ったような気がする。2曲目のFAT BILLY SHOUTS MINEは、傑作アルバム「THE UNDERFALL YARD」の為に書かれた未発曲だが、ゲストで加わったex.IQのMARTIN ORFORDのキーボード・ソロを交えクオリティは高い。3、4曲目は男女の別れをテーマにした短目の曲。そして、ラストの18分に及ぶTHE WIDE OPEN SEAは、幻惑的なメロトロンや、フルート・ソロ、泣きを含んだギターで織り成す、ジェネシス・チックな英国叙情が香るバンドの真骨頂。アルバムとしてリリースされていても遜色の無い出来だ。2010年作。3面開き紙ジャケット仕様。自主盤。
BR-1704 BREATHING SPACE / Below The Radar - Live 2CD \2200
 バンド・サイトのみで販売中の自主CDR盤が限定入荷。2010年に行われた「BELOW THE RADAR」のツアーから、ライヴ最終日の演奏を完全収録。バンドとしては初のライヴ盤となり、OLIVIA脱退の最後のライヴとなるはずが、先ごろバンドの解散を正式に発表した為、結果的に本作がバンド最後のマテリアルとなった。MOSTLY AUTUMNのキーボード奏者IAIN JENNINGS、同バンドの女性ヴォーカリストOLIVIA SPARNENN、そして、バンド・メイトのギタリストBRYAN JOSHらが参加し、シンフォニック・ロックを聴かせる。バンドの出発となったソロ名義での06年のデビュー作から、09年作までの3作から選ばれた20曲。MOSTLY AUTUMNの3曲も取り上げ、曲の後半部ではドラマチックに泣かせる。2011年リリース。約140分。
BR-1655D CAMEL / The Opening Farewell - Camel Live In Concert DVD(NTSC) \2500
 アンディ・ラティマーの健康悪化からライヴ活動の休止を決め、さよならツアーとして03年に行われたラスト・ツアーから、初日のカリフォルニアでのライヴ映像。メンバーはANDREW LATIMER (guitars / vocals / flutes)、COLIN BASS (bass / vocals)、TOM BRISLIN (keyboards)、DENNIS CLEMENT(drums) の4人。往年の名曲が並ぶ。このままずっと回復したアンディの健康を願いたい。約2時間。2010年のリリース。<収録曲>01.Lady Fantasy / 02.Unevensong / 03.Hymn To Her / 04.Echoes / 05.Stationary Traveller / 06.Drafted / 07.Rhayader / 08.Rhayader Goes To Town / 09.Lunar Sea / 10.Another Night / 11.Ice / 12.Spirit Of The Water / 13.Slow Yourself Down / 14.Mother Road / 15.For Today
BR-1736 COLIN MASSON / The Southern Cross CD \2200
 エニド、グリフォン、マイク・オールドフィールド・ファンにおすすめ!過去の、そして未来の航海をテーマにした壮大なコンセプト・アルバム。長らく活動をストップしていたTHE MORRIGANのブレーンでマルチ・プレイヤーのソロ。2011年新作3rd。本作は、約20年前に残されたマテリアルに、現代の息吹を吹き込み、新たにレコーディングし直したもので、マイク・オールドフィールドを連想させるエレクトリック・ギターをフィーチャーし、クラシカル、ワールド、ケルトなどの要素も織り込んだサウンドは「呪文」を連想させ、そこにエニドを思い起こさせるようなオーケストレーションも導入したスケール感のあるシンフォニック・ロックを展開。美声女性ヴォーカルはTHE MORRIGANのCATHY ALEXANDER。自主CDR盤。
BR-1706 COMEDY OF ERRORS / Disobey CD \2200
 再結成物では最上クラスのシンフォニック・ロックとなった2011年作。80年代後期にデモやEPをリリースし、アルバムとしてはこれが初。なので、まだジェネシスやマリリオンをリアルタイムで通過中といった、70年代後期から80年代初期の雰囲気がアルバムに立ち込めており、歌メロが今のバンドとは違う決定的な良さを持っている。同じスコットランドのバンドなのでパラスに近いが、ラストの組曲など当時のパラスに迫った華麗なドラマチックさで聴かせる。さらにバロック・テイストも見せ、これはもう大注目! IQ、TRANSATLANTIC、ASIA、BIG BIG TRAINを手掛けたエンジニアによるミックスも高ポイント。デジパック自主盤。
BR-1697 COMUS / East Of Sweden CD \2200
 なんと、「FIRST UTTERANCE」の時のオリジナル・メンバーでの演奏を収めた08年12月のスウェーデンでの船上ライヴ。この時、2日間に渡ってライヴを行った彼ら。以前、ROGER WOOTTON & PIU名義でこの時のライヴ盤がリリースされたが、本作は、それとはメンバーも演奏曲も違うもの。多分、1日目と2日目でセットを変えたのだと思われる。演奏は、FIRST UTTERANCEから、SONG TO COMUS / DIANA / THE HERALD / DRIP DRIP / THE PRISONER / SONG TO COMUS (アンコール) 、そして、ヴェルベット・アンダーグラウンドのVENUS IN FURSをCOMUS風のアレンジで演奏。女性ヴォーカルのBOBBIE WATSONもほんとうに昔のままで、まるでタイムスリップをして当時のライヴを聴いているようだ。
BR-1729 COSMOGRAF / When Age Has Done It's Duty CD \2200
 マルチ・プレイヤーROBIN ARMSTRONGが、ROB DALTON (IT BITES)、SIMON ROGERS (ALSO EDEN)、STEVE DUNN (ALSO EDEN)、LUKE MACHIN (THE TANGENT)、LEE ABRAHAM (GALAHAD)、STEVE THORNE、そして、IQ、TRASATLANTIC、SPOCK'S BEARD、BIG BIG TRAIN等を手掛けたエンジニアのROB AUBREYらの協力を得て、初のバンド・スタイルでリリースした2011年3rdアルバム。バックにまるで故WOOLY WOLSTENHOLMEが降臨したかのような、叙情的なサウンドが心に染み入るシンフォニック・ロックの力作。キーボード、ギター、ベース、そしてJOHN LEESを思い起こさせるような歌心のあるヴォーカルも自身がセンス良くこなしており、そこに各ゲスト・プレイヤーが好サポートを見せる。B.J.H.のTIME HONOURED GHOSTS〜GONE TO EARTH期にあった、英国ファンタジーが奇跡的に甦っている。
BR-1730 DAVE GREENSLADE / Routes Roots CD \1980
 近年はコロシアムで活動し、ヨーロッパ・ツアーも行い、また、来年にはグリーンスレイドの40周年を記念した再結成も計画している、デイヴ・グリーンスレイドの2011年新作ソロ・アルバム。彼が69年にコロシアムで書いた「A VALENTYNE」の約4分のニュー・テイクを含み、各曲で、ピアノ・ソロや、フェンダー・ローズ、ハモンド・ソロをフィーチャーしたカンタベリー色も持ち合わせた英国風のジェントルなジャズを滋味深く聴かせる。まさにオトナの燻し銀の世界。全13曲。
BR-1628 DEC BURKE / Destroy All Monsters CD \2200
 現FROST*のギター&ヴォーカルで、DARWIN'S RADIO脱退後、初となる彼のソロ・プロジェクト。2010年1stアルバム。アコースティック&エレクトリック・ギター、キーボード、ドラム・プログラミングを自身がこなし、FROST*のベーシストNATHAN KING、朋友DARWIN'S RADIOのドラマーTIM CHURCHMANらがゲスト参加し各曲で好サポートを見せる。ややヘヴィなギター・プレイを展開する場面ではFROST*を連想させる部分もあるが、ハートフルな彼のヴォーカルが醸しだす英国叙情美、そして、親しみやすいキャッチーさも持つ。また、アルバムの後半では叙情的なシンフォニック性を深め、1曲ながらCARPTREEのキーボーディストがソロで加わり、哀愁を帯びたドラマチックな展開を見せる。各メンバーの演奏力で聴かせるFROST*に対して、ソングライターとしての才能で引き込む力作。ミックスはエニドのMAX READ。自主リリース、英国盤。
BR-1737 DEC BURKE / Paradigms & Storylines CD \2200
 2011年新作2nd。DARWIN’S RADIO、FROST*のギタリスト(&ヴォーカル)としても活動した彼のソロ・アルバム。前作ではまだゲストだった、スウェーデンのCARPTREEの主力メンバーであり、キーボーディストのCARL WESTHOLMが全面参加し、さらに、CARPTREEにも参加したベーシストも加わり、バッキングの女性ヴォーカリストも加えた5人編成のバンド・スタイルとなって、よりパワー・アップした。ややヘヴィなギター、リリカルなピアノやシンフォニックなタッチのキーボードをフィーチャーした叙情美、ドラマ性とダークな翳りを帯びた哀愁、そして、彼のウォーム・ハートなヴォーカルに引き込まれる。約16分に及ぶラストのタイトル曲はバンドが一体となって聴かせる真骨頂。自主盤。
BR-1752 EDISON'S CHILDREN / In The Last Waking Moments... CD \2200
 マリリオン / トランスアトランティックのベーシストPETE TREWAVASと、ERIC BLACKWOODがスタートさせた新プロジェクトの2011年デビュー作。現実と狂気が交錯するシュールで奇妙な出来事をテーマにした14曲から成るコンセプト・アルバム。フロイドや、マリリオンを連想させる哀愁を帯びたメロディ・ラインが印象的。また、挿入されるアコースティック・ギターの美しさも絶妙で、細部のアレンジまでよく練られている。ヴォーカルを含めキーボード、ギターなど2人で全ての楽器をマルチにプレイしているが、さらに、スペシャル・ゲストとして、STEVE ROTHERY、IAN MOSLEY、MARK KELLY、SUEVE HOGARTHといったマリリオンのバンド・メイトと、DeeExpusのANDY DITCHFIELDらが参加。自主盤。
BR-1645 THE ENID / Journey's End CD \2200
 バンドの自主レーベルからリリースされた英国盤。前作の「TEARS OF THE SUN」以来、11年振りとなる2010年新作。全編を通して切れ目なしの1曲という大作で、生命の誕生から死までをテーマにした壮大なコンセプト・アルバム。4作目までの初期名作群を思い起こさせるロマンチックなインスト指向の格調高いシンフォニックさと、それ以降のヴォーカルを取り入れたメッセージ色が混ざり合う、極上のエニド・サウンドを聴かせる。緻密なオーケストレーションは2ndや3rd以来の精度とも言える。
BR-1669D THE ENID / Live At Town Hall - Birmingham DVD(PAL) \2500
 驚愕。新生エニドが2010年4月に行ったライヴ。新作「JOURNEY'S END」の初演で、まずはアルバムと同じオーダーにて5曲を演奏。若いギタリストのスキルと、ベーシストが受け持つティンパニーやマリンバによってエニドの音像をキープ。前半ラストは1stからJUDGEMENT、IN THE REGION OF THE SUMMER STARS。キーボードに関しては手が足りない分、PCに取り込まれたバックキング・トラックを使っているのが若干見えてしまうが、驚きはここから。コンサート後半では、トランペット、トロンボーン、チューバの10人のブラス・オーケストラと3人の打楽器奏者も加わる。そして、あの人がサプライズ・ゲストで出て来て、2nd収録の最もプログレッシヴなCHILDE ROLAND。アクション、今でも変わりませんね。バンドがぐっとロックになる。で、その人が、あれに持ち換えて同じく2ndのONDINE。一気に中世へ。1st収録のピアノ・ソロ的なTHE LOVERSへと続き、ブラス・オケが重厚にフィーチャーされるニュー・アレンジのFANDを演奏。エンディングではパイプ・オルガン奏者も加わる。このド迫力。度を越えた荘厳さ。まだまだ見所、サプライズは多数ながら、ネタばらしになるので、この辺りで。バンドサイトで販売の1000枚限定盤!
BR-1670 THE ENID / Live At Town Hall - Birmingham 2CD \2200
 DVDと同じ収録曲ながら、ミックスを変えての2枚組CD。理由は室内で見て聴くDVDと、音だけで聴く(場合によっては外へ持ち出して聴く)CDとの再生環境を考えてのことらしい。確かにこれだけピアニッシモとフォルテ・フォルテッシモを表現するロック・バンドは彼らの他に居ない。新生エニドが2010年4月に行ったライヴ。新作「JOURNEY'S END」の初演で、まず、前半(ディスク1)はアルバムと同じオーダーにて5曲を演奏。若いギタリストのスキルと、ベーシストが受け持つティンパニーやマリンバによってエニドの音像をキープ。前半ラストは1stからJUDGEMENT、IN THE REGION OF THE SUMMER STARS。コンサート後半(ディスク2)では、トランペット、トロンボーン、チューバの10人のブラス・オーケストラと3人の打楽器奏者も加わる。そして、サプライズ・ゲストでFRANCIS LICKERISHをフィーチャーし、2nd収録の最もプログレッシヴなCHILDE ROLANDからスタート。リュートを導入した中世趣向のONDINE、ピアノ・ソロ的なTHE LOVERSへ、さらに過去のギタリストも加わり、ブラス・オケが重厚に唸るニュー・アレンジのFANDを演奏。途中からパイプ・オルガン奏者も加わる。このド迫力!
BR-1719 THE ENID / Arise And Shine CD \2200
 当初CDRにてファンクラブ対象に販売されていた09年作のプレスCD盤。旧曲を新メンバーでリアレンジし、スタジオで再録したARISE AND SHINEシリーズの第1弾で、前半はWHITE GODDESSから2曲など、86年のSALOME以降のアルバムから選曲されており、初期の傑作曲が並ぶシリーズ第2弾に比べると名前負けしているが、シンセの音源ソフトの進化がサウンドに反映されており、リアル感は増大。終盤は1stからTHE LAST JUDGEMENTとIN THE REGION OF THE SUMMER STARSを取り上げており、やや残響を少な目にし、ブラスを充実させたニュー・アレンジが聴ける。また、CDクレジットの曲目が原題と少し違っており、新たな解釈を持たせたものらしい。なお、ラストは発売当初未発だったヴォーカル入りの新曲で、後にJOURNEY'S ENDに収録。新加入のジェイソンのギターも聴き所。
BR-1708 THE ENID / Arise And Shine Volume 2 - Risen CD \2200
 1000枚限定(この初回盤のみWOOLLYへ捧げられたENIDの新録によるB.J.H.のMOCKINGBIRDをボーナス収録!)でリリースされた2011年作。旧曲を新メンバーでリアレンジし、スタジオで再録したARISE AND SHINEシリーズの第2弾だが、今回は初期の代表曲で固められており、ブラス隊をフィーチャーしグレードアップされたCHILDE ROLAND、同じく金管オケ入りで絢爛豪華に輝くフル・スケールのFAND、1stの曲だが3rd〜4th期あたりのスリリングさで甦ったTHE TOWER、THE LOVERSをより優雅に拡張したTHE MIRROR OF LOVE、斬新に改変されたSOMETHING WICKED THIS WAY COMESらと強力な7曲トータル70分近く入ったファン必聴の内容となっている。ラストのENCORE(LAND OF HOPE AND GLORY)では、ソールズベリー大聖堂にある1877物のパイプ・オルガンをサンプリングしたソフトがリアルな響きを醸し出し感動的なフィナーレを迎える。MOCKINGBIRDのノスタルジックで新味のあるアレンジも絶品!
BR-1614 GORDON GILTRAP / The Peacock Party + Airwaves...Plus 2CD \2000
 2010年版。81年作の「THE PEACOCK PARTY」と、82年作の「AIR WAVE」の2枚組。「THE PEACOCK PARTY」は、76年のVISIONARY以降の流れを汲んだ傑作。クリアーかつタイトなプログレッシヴ・ロック・サウンドと、RIC SANDERSのヴァイオリンをフィーチャーしたクラシカルなシンフォニック性、RICHARD HARVEYのリコーダー&クルムホルンを導入したグリフォン風の中世風味を帯びたメロディー等をダイナミックにミックスさせた素晴らしい出来。ゲストも豪華で、IAN MOSLEY、JOHN G. PERRY、MORRIS PERT、JOHN ETHRIDGE etc.と多彩。本人を含め個性派揃いだが、ギルトラップの弾く煌びやかなアコギ&エレクトリック・ギターとのバランス良くまとまっていて流石。「AIR WAVE」もGORDON GILTRAP BANDでの作品で、ジェスロ・タルのドラマーCLIVE BUNKERや、キーボーディストのROD EDWARDS、ハケット・バンドのBIMBO ACOCKらがゲスト参加し、ギターを中心に、ピアノや、サックス、フルート等を導入したクリアーでリッチなシンフォニック・サウンドが優美に広がる。ボーナス・トラックとして、PEACOCK PARTYのラジオ・プロモ用に録音された未発表スタジオ・ライヴ「THE BAND LIVE 1981」から5曲と、PEACOCK PARTYのアルバム録音時のアウト・トラック3曲を追加収録。
BR-1575 IO EARTH / Same 2CD+DVD(NTSC) \2800
 500枚限定ナンバーリング&直筆サイン&DVD-R(SPECIAL EDITION)付き! 自主盤でリリースされた注目のシンフォニック・プログレ・バンドの09年作。2人の才能豊かなマルチ・ミュージシャンを中心に、美声女性ヴォーカリスト、ドラムス、管楽器等を加えた壮大なコンセプト・アルバム。リリカルなピアノ、エモーショナルなギターや、アコギの爪弾きを交えた叙情的で美しいサウンドと、エニドを連想させるようなシンセ・オーケストレーション&ストリングスをダイナミックに導入したクラシカルなドラマ性が交差してゆく。また、テクニカルな攻撃性も持ち、様々な展開を見せながらもサウンドがひとつの流れと空間美で統一されていて絶妙。非常に奥行きのある豊かな感性と、ナントカ・タイプでは括れないオリジナリティーを感じさせる。DVDは、メイキング、インタビューなどの映像に加え、デモ(12曲)も収録。
BR-1738 JOHN HACKETT / Moonspinner CD \2200
 2011年新作は、かつてスティーヴ・ハケットとの共作でリリースされたSKETCHES OF SATIE、ピアノとフルートによるVELVET AFTERNOON、そして、PRELUDE TO SUMMERに続く、フルートとアコースティック・ギターによる美しい旋律でロマンチックに綴られるインスト作品。ハケットのアコースティック・ソロを連想させるような幽玄さを纏い、英国ならではの気品に満ちたフレーズで染め上げていく。全曲自作曲だが、ラスト2曲はバッハとドビュッシーの曲を取り上げている。プロデュースは兄弟の朋友NICK MAGNUS。自主盤。
BR-1722 JONESY / Dark Matter CD \2500
 あの名盤「KEEPING UP」で知られるJONESYの38年振りとなる2011年復活新作。キーボーディストのJAMIE KALETHを筆頭に、当時のメンバー4人が再び集まってリリースされた期待作。INNER SPACEというサブ・タイトルを持つコンセプト・アルバムで、サイケデリックな感覚を持ち、時折り女性コーラスも交えた、フロイド的な印象を与えるサウンドは、かつての彼らとは一線を画すものの、リーダーのJONESの持ち味が出た英国的な叙情風味のあるメロディもあり当時を偲ばせる。ジャージィなサウンドで聴かせるボーナス・トラック1曲(THE BOWN SUPREMACY)を追加した全8曲。自主盤。
BR-1617 JUDY DYBLE / Talking With Strangers (2010) CD \2500
 2010年新装版! アルバム未収録のボーナス・トラック1曲(FRAGILE)を加えたファン必携盤。ROBERT FRIPP、IAN McDONALD、JULIANNE REGANら超豪華ゲストを迎え、プログレッシヴ・フォークの必聴傑作として注目された09年4thがジャケットも新たにノルウェー盤でリリース。絵本なども多く手掛けている新鋭の英国人イラストレーターJACKIE MORRISの寓話的なジャケットも美しい。約20分の大作では、IAN McDONALDとROBERT FRIPPが共演しており、中間の展開部でのインスト・パートでは、初期クリムゾンを彷彿させるヘヴィなリフを用い、フリップのギターやマクドナルドのサックスが交差するクリムゾン・ファン必聴曲となっている。そして、3曲目はEL&Pの名曲セ・ラ・ヴィを取り上げており、叙情と幽玄美を極めた、これまたファン必聴テイクで、しかもバックで歌っているのは、ジュリアンヌ・リーガンとセリア・ハンフリーズだったりする。また、ボーナス・トラックでは、彼女らしいアシッド感覚と、初期クリムゾン的な詩情を織り交ぜて幻想的に聴かせる。
BR-1611 KARNATAKA / The Gathering Light CD \2200
 MAGENTA、MOSTLY AUTUMN、THE REASONINGらと並ぶシンフォニック・プログレ・バンドへと大きく生まれ変わった新生KARNATAKAの2010年新作。ベーシスト以外のメンバーを一新してリリースされた、ファン待望の7年振りとなる4thアルバム。美声女性ヴォーカリストLISA FURY、伸びやかで艶のあるギター、キーボード等による5人編成のバンドに、ゲストで加わったTROY DONOCKLEYのイリアン・パイプ&ホイッスルが叙情をかもし出し、また、HUGH MCDOWELLのチェロ、そしてストリングス・クァルテットがダイナミックな旋律を奏でる。躍動感に溢れフレッシュな感覚に満ちた、新生バンドのスタートに相応しいサウンド。ラストの14分のタイトル曲でのIONAを思い起こさせるようなケルティック・シンフォは彼らの真骨頂。時間をたっぷりとかけて細部まで丁寧に作り上げられた力作。自主盤。
BR-1724 LEAGUE OF LIGHTS / Same CD \2200
 THE REASONING辺りのプログレ・ファンにもおすすめの美声女性ヴォーカル・ロック・バンド。スレッショルドのキーボーディスト、RICHARD WESTによるプロジェクト・バンドの2011年デビュー作。シンフォニックなオーケストレーションや、クラシカルなピアノ・ソロなど、センスの良いキーボード・ワークをフィーチャーし、バラードでのドラマ性を帯びたメロディアスな泣きや、決してヘヴィではなくハードなフレーズも加えた、コンテンポラリーなポップ・ロック・サウンドを聴かせる。ウイズイン・テンプテーションのギタリスト、フェイツ・ウォーニングのドラマー、セッション・ベーシストらも参加した多国籍の5人編成。自主盤。
BR-1712 LEGEND / Cardeinal Points CD \2200
 2011年新作。09年にアンソロジー盤をリリースしたが、新作アルバムとしては15年振りとなる。キーボーディストとドラマー以外を大幅にメンバー・チェンジしてリリースされた新生LEGENDによる本作は、4つの曲で構成されたコンセプト・アルバム。女性ヴォーカリストも変わり、新たに加入したギタリスト(Mr.SO & SOのメンバー)は、アコースティック&エレクトリック・ギターを上手く使い分けたテクニカルなプレイを聴かせ、サウンドにもマッチしている。時折りフォーク・タッチのメロディも取り入れた英国調のシンフォニック・プログレ・サウンドは、ヴァイオリンこそ入っていないものの、SOLSTICEを連想させる部分も。ゲストでフルートも参加。自主盤。
BR-1577 MAGENTA / Revolutions 2CD \2500
 廃盤だった01年デビュー作がアートワークも新たに再発。07年盤。当時2枚組でリリースされ、20分前後の組曲4曲他で構成された大作で、女性ヴォーカルをフロントに置いた今のブームの先駆けとも言えるアルバム。CYAN解散後のROB REEDが結成した本格派英国シンフォニック・プログレ・バンドとして当時話題を集めた。ルネッサンス、ジェネシスからの影響を感じさせ、そこにイエスの海洋地形学、究極といったあたりのイメージも漂わせる。また、表情豊かな美声を聴かせる人気の女性ヴォーカリスト、クリスティーナも非常に魅力的。まさに70年代からの英国シンフォの流れを受け継ぎつつ、それを現代に昇華させた必聴作。デビュー作ながらも1枚には収まりきれなかったアイデアに溢れた力作。自主盤。
BR-1578 MAGENTA / Seven CD+DVD(NTSC) \2500
 初回限定盤DVD付きスペシャル・エディション! 04年にリリースされた2ndアルバムが09年リミックス&リマスター盤で再発。シンフォニー・オーケストラもフィーチャーし、ハイ・クオリティーなシンフォニック・プログレを英国調に展開。麗しき女性ヴォーカル美とクラシカルで透明感のある曲調は、ルネッサンスとイエスをミックスしたかのような、英国シンフォの伝統を守り抜いたもの。七つの大罪をテーマにした、どの曲も10分前後という大作指向。本来はジェネシス趣味のマルチ・プレイヤーでブレインのROB REEDのスクワイアを気取ったベース・プレイや、シェラザードを思わせるオーケストラ・アレンジなど、これぞシンフォニック・ロックという聴き所だらけのドラマチックな音。DVDには、約42分のライヴ映像4曲(03年リハーサル、04年ロッテルダム、06年ベルギー、06年アコギとヴォーカルのみによるTHE POP FACTORY)と、インタビュー映像約37分、ROB REEDによるトラックダウン映像80分と、5.1 Dolby Digital Surround Mix入り。紙スリップケース付。自主盤。
BR-1624 MAGENTA / Home -The Complete 2CD Edition- 2CD \2500
 2枚組となって新たに生まれ変わった2010年完全版! イエスやジェネシスを踏み台に彼らの音楽性のひとつの到達点となった06年3rdアルバム。当時は、ボーナス・シングルCD(NEW YORK SUITE) が付いた2枚組仕様で限定リリースされたが、今回は、シングル曲もアルバムの曲中に取り込み、本来の原案に戻した形で2枚組の100分以上に及ぶコンセプト・アルバムとして完成させた。70年代初期にイギリスからアメリカへ移住したある女性の生き方をテーマにしたアルバムということで、彼らの他のアルバムとは異なったストーリー性の高い作品となっていて、主人公の自分探しのメンタリティーな部分が曲に映り、微妙な感情変化に引き込まれる。ラストのHOMEではゲストのTROY DONOCKLEYによるバクパイプが響き、荘厳なストリングスで感動的に幕が下りる。スリップケース付き。
BR-1434 MAGENTA / The Singles CD \2800
 8曲(シングル7曲とアルバムのパートから1曲)の07年ニュー・アレンジ&ニュー・レコーディングを含む11曲+3曲のアルバム未収ボーナスから成るトータル80分近い07年作。アニー・ハスラムとの共作だったNIGHT AND DAYもすべてクリスティーナがヴォーカルを取り直したマジェンタ・ヴァージョンで収録。ルネッサンス譲りの英国シンフォに、チャートインでもしそうなキャッチーさをヴォーカル・メロに持たせた新たな息吹きのドラマチックさ。バンドがどれも重要な曲と語るように、これだけ並ぶと壮観。ファン必聴です。IONAのTROY DONOCKLEYも参加。自主レーベルからの第2弾。
BR-1488 MAGENTA / Metamorphosis CD \2500
 08年作。オープニングからぐっと来る。より構築的なソリッドさがメリハリを生み、エモーショナルさはスタイリッシュな美しさへ変った。ストリングス・セクションをフィーチャーするもベタつかず、主役は女性ヴォーカリストのクリスティーナ、次に本作を締めているギターのしなやかさが取り、キーボードはここぞとシンセでソロへ出るもシンフォニックな雰囲気を絶やさない舞台作りに徹している。このバランスがストイックに最後まで保たれ、流石、英国産と言わざるを得ない。IONAのTROYが参加している20分超えの1曲目がダントツにいい。必聴! スリップケース付き英国盤。
BR-1489D MAGENTA / The Metamorphosis Collection DVD(NTSC) \2850
 現在バンドのオフィシャル・サイトで販売中のDVD。最新アルバム「METAMORPHOSIS」の全貌を収めたファン必見映像!ロブ・リードと、ヴォーカルのクリスティーナによる解説と、各メンバー&ゲストのレコーディング・シーンを交えたアルバムのメイキングから、ロブ・リードによるミキシング・シーンに至るまで、アルバムの制作過程を見られて非常に興味深い。また、インタビューや、「PREKESTOLEN」のPVなども収録。そういったアルバムの録音部分に関するディープな映像を中心に約130分と、アルバム「METAMORPHOSIS」の全曲を、ドルビー5.1サラウンド・ミックスでも収録。トータル・タイムは3時間以上!
BR-1651 MAGENTA / Live At Real World 2CD+DVD(NTSC) \2500
 ファン必携のDVD付き限定盤! 極少数の観客を迎え、ピーター・ガブリエルのREAL WORLD STUDIOSで09年11月21日に演奏された、アコースティック・ライヴ盤。ストリングス・クァルテットとオーボエ奏者による室内管弦楽風の美旋律をフィーチャーし、ピアノ、アコースティック・ギター、アコースティック・ベース、ドラムス、そして、クリスティーナの美声で、しっとりと優美なサウンドを芳香豊かに聴かせる。今まで聴きなれた曲もアレンジがここまで違うと新鮮で、ひとつの作品としても完成されている。そして、よりクリスティーナのヴォーカルもじっくりと堪能できる。CDのみボーナス・トラック3曲収録。DVDは、ライヴ映像を96分と、ボーナスとしてBLIND FAITHのプロモ・ヴィデオ、フォト・ギャラリーなどを追加収録。
BR-1739 MAGENTA / Chameleon CD \2200
 英国女性ヴォーカル・シンフォ人気バンドの、3年振りとなる2011年新作5th。オリジナル・メンバー3人(CHRISTINA BOOTH、ROB REED、CHRIS FRY)を中心に、ドラムスらをゲストに加え、メンバー・チェンジを経てのリリースとなった。昨年リリースされた名ライヴ盤では室内弦楽風のアレンジを取り入れていたが、本作では生楽器は使用していないものの、そこからの影響を感じさせるような、リリカルなピアノやアコースティック・ギターなどによる美旋律を随所に取り入れ、クラシカルな憂愁がミックスされた叙情が広がり、深みを持たせたヒューマンなサウンドとなっている。3美神のひとり、クリスティーナの伸びやかなヴォーカルもキュートに情感豊かにと響き渡る。自主盤。
BR-1593 MANDALABAND / III BC-Ancestors CD \2200
 あのMANDALABANDが約30年の時を経て復活! 待望の09年新作は、地中海の古代文明をテーマにした壮大なコンセプト作。DAVID ROHLを筆頭に、WOOLLY WOLSTENHOLME (Key、Mellotron)、SHLEY MULFORD(G)、KIM TURNER(Dr)ら、かつてのMANDALABANDのメンバーに加え、IONAのパイプ奏者TROY DONOCKLEY、CARAVANのヴァイオリニストGEOFFREY RICHARDSON、そして、オーケストレーションと混声合唱をダイナミックに加え、長い時間をかけてじっくりと録音された。イントロから期待感が膨らむ、2ndアルバム「THE EYE OF WENDOR」の延長線上のドラマチックなシンフォニック・ロックに仕上がっており、まさにマンダラバンド・ワールドが広がる必聴作。さらにTROYが持ち込んだケルト色も加え現代にアップデイトされた超力作! 最初は2枚組でリリースが予定されていたが、2枚に分けてのリリースとなり、先ずは本作が復活作第一弾としてリリースされた。自主盤。
BR-1725 MANDALABAND / IV AD-Sangreal CD \2200
 2011年新作。英国オリジナル盤にて入荷! 4年を経てリリースとなった「BC-ANCESTORS」の続編となる4th。前作からの流れを汲んだ壮大なシンフォニック・コンセプト・アルバムで、聖杯をテーマにした美しくもハートフルな世界が豊かに広がる感動作。DAVID ROHLを筆頭に、かつてのオリジナル・メンバーに加え、元IONAのTROY DONOCKLEYや、女性ヴォーカルらがゲストで加わり、オーケストレーションと混声合唱による神聖なクラシカル美や、イリアンパイプ、ホイッスルを加えたケルティックな叙情も醸しだす。まさに、2ndの「THE EYE OF WENDOR」に通じるようなサウンド。奇しくも本作が故ウーリー・ウォルステンホルムの遺作となり、ボーナス・トラックとして、ウーリーのヴォーカルをフィーチャーして、マンダラバンドのメンバーで新録された、B.J.H.のGALADRIELを追加収録。涙。自主盤。
BR-1660 MOSTLY AUTUMN / Passengers - Remastered Edition CD \2200
 2010年リマスター&ボーナス・トラック3曲追加収録。しばらく廃盤だった03年作5thアルバム。美声女性ヴォーカリストやフルートをフィーチャーした、彼ららしい英国特有の泣きを散りばめたドラマチックなシンフォ・プログレであることに変わりは無いが、本作では随所にまるでリッチー・ブラックモアを思わせる様なギターをフィーチャーし、少々ハード・エッジを効かせたサウンドとなっている。アコースティック・ギターの繊細なアレンジも印象的。TROY DONOCKLEYのイリアン・パイプ、ホイッスル、CHRIS LESLIEのヴァイオリンや、チェロ奏者などゲストも多数参加したバンドのランドマーク的なアルバム。ボーナス・トラックは09年12月のアンリリースド・ライヴ音源。自主盤。
BR-1503 MOSTLY AUTUMN / Glass Shadows CD \2500
 08年作。今回で8作目となるのだが、どのアルバムも基本的なスタイルを変えることなく、それぞれのアルバムが異なったアイデアに満ちていて驚かされる。英国的なダークな翳りの中にも、バンド初期に見られたようなブリリアントなアコギや、ピアノ・ソロなどの、アコースティック・パートをより多く取り入れ、随所に散りばめられた美的感覚を香り高く放つ超力作。クラシカルなフレーズのピアノ・ソロから引き継がれ導入される壮麗なパイプ・オルガン、静かに美しく紡ぎ出されるメロディーから一転して怒涛のように迫り来るダイナミックなギターをフィーチャーしたドラマチックな曲展開など、いかにもMOSTLY AUTUMNらしい手法が随所に仕掛けられている。TROY DONOCKLYが1曲ながらもイリアン・パイプ&ホイッスル、ストリング・アレンジで参加。また、HEATHER FINDLAYの美声女性ヴォーカルをフロントに、現在PANIC ROOMで活躍中のANNE-MARIE HELDER、BREATHING SPACEのOLIVIA SPARNENNと女性ヴォーカル陣も豪華だ。自主盤。
BR-1677 MOSTLY AUTUMN / Go Well Diamond Heart CD \2200
 2010年作通常盤。HEATHER FINDLAYに代わり、こちらも美声ヴォーカルで知られるOLIVIA SPANENNがリード・ヴォーカルをとり、エモーショナルな泣きを含んだギター、叙情豊かなメロディ、そしてドラマ性を帯びたダイナミックな曲展開など、英国調の翳りと美的感覚が交差するモストリー・オータムらしいサウンドが広がっている。また、ゲストのTROY DONOCKLEYのイリアン・パイプ、ホイッスルも程よいケルティック風味を醸し出す。BREATHING SPACEでも活動中のキーボード奏者IAIN JENNINGS&OLIVIA SPARNENN、PANIC ROOMのANNE-MARRIE HELDER(ヴォーカル&フルート)ら、現在の英国シーンで活躍中の強力メンバーが在籍している、英国シンフォ・プログレ・バンドの代表格。自主盤。
BR-1753 MOSTLY AUTUMN / High Voltage Festival - Recorded Live July 24th 2011 CD+CD-ROM \2300
 2011年7月24日にロンドンのヴィクトリア・パークで行われたロック・フェス「HIGH VOLTAGE FESTIVAL」のオフィシャル・ライヴCD。新たなリード女性ヴォーカリストのOLIVIA SPARNENNが情感豊かに歌うEVERGREEN、名曲HEROES NEVER DIEなど、ライヴでもお馴染みの、厳選されたこの1曲!と言えるバンドの代表曲が並ぶ全6曲。ポテンシャルの高い熱のこもった演奏が聴ける。約46分。ボーナスCD−ROMには、バンドのインタビュー映像、フォト・ギャラリー多数、フェスの様子を伝えるバックステージ映像(各バンド共通)等を収録。<CD収録曲> Distant Train / Answer The Question / Evergreen / Deep In Borrowdale / Questioning Eyes / Heroes Never Die 3面開きデジパック仕様。
BR-1619 NICK MAGNUS / Children Of Another God CD \2500
 シンフォニック・プログレ・ファン必聴の傑作! ハケット・バンドのキーボーディストとして知られる彼の6年振りとなる2010年新作4thアルバム。幻惑的なメロトロンの音色と、ハケットを思い起こさせるギター、REGENESISでも活躍したTONY PATTERSONのヴォーカルが一体となって、ファンタジックな英国ロマンを奏でる8分を越える1曲目から、早くも心を鷲づかみにされること間違いなし。そして、オーケストレーションとジョン・ハケットのフルートが気品高くクラシカルな叙情を奏で、そこにスティーヴ・ハケットのシンフォニックなエレクトリック・ギターがダイナミックに導入される5曲目や、凝ったオーケストラ・アレンジでドラマチックに聴かせる6曲目など、もう圧巻の一言に尽きる。全ての楽器をこなすマルチな才能にも驚かされるが、初期ハケットのソロ作から影響を受けたと思われるミステリアスな荘厳さに包まれる感動作! デジパック仕様。自主盤。
BR-1680 NINE STONES CLOSE / Traces 2CD \2500
 ギタリストのソロ・プロジェクトだった前作を経て、復活マンダラバンドのヴォーカリストら英国ミュージシャンを加え、本格的なシンフォニック・ロック作としてリリースされた2010年作。ポーランドのビリーヴあたりを思わせるメランコリック指向のサウンドで、ドリーミィさと甘美な哀愁が織り交ざる、スケールの大きい作品となっている。ギターなど、まさにMIREK GILのようだ。ジャケットはタンジェント等で知られるED UNITSKYが手掛けている。なお、メンバーの英国組はシンフォ・バンドのRIVERSEAを結成しており、今春、デビュー・アルバムをリリース予定。自主盤デジパック+4曲入りボーナス盤「ReTraced」付き。*ボーナス盤付きは今回の入荷分のみとなります。
BR-1057 PALLAS / Arrive Alive CD \2500
 83年に自主制作でリリースされた1stアルバムに未CD化だった12インチ・シングルやカセット作品の曲をボーナスとして加えたもの。1stは81年にスコットランドで行われたギグのライヴを中心としたものだったが、メロトロンを多用したその翳りのあるドラマチックなサウンドは多くのファンをつかんだ。超名曲PARIS IS BURNNINGも収録。
BR-1027 PALLAS / The Wedge CD \2500
 86年リリースの3rdアルバムに、85年リリースのEP、KNIGHTMOVESを加えたもの。ヴォーカリストが新しくなり、よりストレートで力強いサウンドとなった力作。オーヴァー・プロデュースぎみであったSENTINELよりも、よりPALLASらしいドラマチックな出来となっている。CD-ROMによるヴィデオ・クリップ入りで、PCで当時のTVプロモ(これでしか聴けない曲!)が見られる。
BR-1674 PALLAS / XXV CD+DVD(PAL) \2300
 初回限定盤。ボーナスDVDが付いた2枚組。6年振りとなる2011年新作! 83年にリリースされた名作「THE SENTINEL」の続編として作られた、空前絶後のシンフォニック・プログレ。前作までのALAN REEDに代わって新ヴォーカリストPAUL MACKIEを迎え、本格的なオーケストレーションをフィーチャーしたスペクタクルで壮大なスケール感のある、圧巻のドマチック・コンセプト作。また、繊細な情景描写も美しい。全てのファンに聴いて欲しい傑作の誕生! DVDは、2010年9月に行われたドイツのLORELEY OPEN AIR THEATREでの本アルバム収録曲のライヴ映像4曲と、ライヴ・メイキング映像、スライドショーを収録。
BR-1606 PANIC ROOM / Satellite CD \2200
 英国女性ヴォーカル・シンフォ系ファン必聴! ベース以外の全員がex.KARNATAKAという女性ヴォーカル・バンドの09年新作2nd。最近ではMOSTLY AUTUMNにも参加しているANNE-MARIE HELDERの伸びやかな美声にも磨きがかかり、前作ではややポップさが目立ったサウンドも、より英国らしいシンフォニック・ロックに変化した。アコースティックなサウンドをバックに、囁きかけるようにウィスパー・ヴォイスで歌う7曲目や、ピアノの音色がしっとりと美しい10曲目など、それぞれの曲が粒揃いだが、特に、MAGENTAを思い出させるようなスタイルで聴かせる9曲目や、英国叙情をドラマチックに聴かせるラストのタイトル曲が印象的。自主盤。
BR-1427 THE REASONING / Awakening CD \2500
 MAGENTAのベーシストMATTHEW COHENを中心に、KARNATAKAの美声女性ヴォーカリストRACHEL JONESらが新たに結成した注目のシンフォニック・プログレ・バンドの07年デビュー作。メジャー指向でドライヴ感のあるサウンドがIT BITESを連想させ、そこにまるでビロードのような耳触りのRACHELの美声が加わり、光と影のコントラストを美しく映し出していく。ラストの曲では、LIZ PRENDERGAST(BLUE HORSES) のヴァイオリン、マンドリンも導入し、また、STEVE ROTHERYのギター・ソロも聴ける。MOSTLY AUTUMNが黄昏の美なら、このTHE REASONINGは朝靄の美といったところか。英国ファン必聴作。自主リリース。
BR-1520 THE REASONING / Dark Angel CD \2500
 女性ヴォーカル・シンフォニック・プログレの最高峰バンド、08年新作2nd。MOSTLY AUTUMN、MAGENTAと並ぶ現在の英国3美神!KARNATAKAを抜けた美声女性ヴォーカリストRACHEL、元MAGENTAのベーシストMATHHEW COHENらが結成した注目バンド。ややハードにエッジを刻むドライヴ感のあるツイン・ギター、叙情を帯びたメロディー・ライン、分厚く押し迫る音像の波、そのメジャー指向のダイナミックなサウンドもさることながら、やはりなんと言ってもRACHELの聴く物の心を捉えて離さない、ビロードのようなえも言われぬ天性の美声がポイントで、しっとりと心に浸透していく。メイン・ヴォーカルはもちろん、バッキングでも男性ヴォーカルと絡み合いその存在感を存分に見せつけている。自主盤。
BR-1625 THE REASONING / Adverse Camber CD \2200
 MAGENTA、MOSTLY AUTUMNと並ぶ英国女性ヴォーカル・シンフォの3美神。メンバー・チェンジを経て7人編成となり、さらに充実のサウンドを聴かせる必聴作! ファン待望の2010年新作3RD。絶妙の肌触りに心が震えるレイチェルの美声ヴォーカルをさらにクローズアップしたサウンドへと変化した。CAN YOU HEAR ME ?とレイチェルが伸びやかに歌う場面で少しルネッサンスを思い出させる2曲目や、アコギの導入部からしっとりと聴かせる5曲目辺りでの叙情風味など、英国らしい伝統的なメロディの美しさを感じさせる。前作までのヘヴィな部分は影を潜め、ヴォーカル・パートでは控えめながらもエモーショナルに、そして、インスト部分ではややハードにと姿を変える、変化を持たせたツイン・ギターも好印象。全体にメリハリの効いた構成でサウンドに立体感を持たせている。
BR-1644 THE REASONING / Acoustically Speaking CD \2200
 限定1000枚リリース! バンドのオフィシャル・サイト&ライヴ会場で販売している自主限定盤。全曲アコースティック・ヴァージョンによる2010年最新スタジオ録音。アルバムには収録されている曲だが、これまでに何度かライヴのみでアコースティック・アレンジで演奏されていて人気が高く、ぜひスタジオ盤でも聴きたい!というファンからの要望が多かった9曲を新録したもの。MAGENTA、MOSTLY AUTUMNと並ぶ英国女性ヴォーカル・シンフォ3美神と言われるバンドの、いつもとは違った一面を見られるファン必携盤。レイチェルのビロードのような天性の美声が、アコースティック・ギター、マンドリン、ピアノ、ハモンド、ローズ、ベース、ドラムス等によるリリカルな叙情美あふれるサウンドにしっとりと映える。ここに流れるのはまさに朝露のような清楚な美。見開き紙ジャケット仕様。
BR-1664 THE REASONING / Highway To High Voltage DVD(NTSC) \2500
 2010年7月24日&25日にロンドンのヴィクトリア・パークで行われたロック・フェス「HIGH VOLTAGE FESTIVAL」でのライヴDVD映像。MAGENTA、MOSTLY AUTUMNと並ぶ英国女性ヴォーカル・シンフォの3美神と言われる彼らの、初の単体でのDVD作品! ホットパンツ+タンクトップ姿で歌うレイチェルがキュート。この時演奏された4曲(DIAMONDS AND LEATHER、THE THIRTEENTH HOUR、DARK ANGEL、ACHING HUNGER)を完全収録し、さらにボーナス映像として、7月のTHE PEELでのアコースティック・セットでのライヴ2曲 (SACRED SHAPE、CHASING RAINBOWS) と、アルバム「ADVERSE CAMBER」のメイキング、インタビュー、フォト・ギャラリーなどを追加収録した、全編約100分。自主限定盤。
BR-1748 THE REASONING / Live In The USA - The Bottle Of Gettysburg CD \2200
 MAGENTA、MOSTLY AUTUMNと並ぶ英国女性ヴォーカル・シンフォの3美神と言われる彼らの、2011年5月にアメリカで行われた初のフル・ライヴを収録。元KARNATAKAの美声女性ヴォーカリスト、レイチェルの絶品ヴォーカルをフィーチャーした5人編成で、ポテンシャルの高い演奏を聴かせる。07年にデビュー・アルバムをリリースし、08年、2010年と、3枚のアルバムを残しているが、そこから選曲されたベスト盤的な全12曲。HIGH VOLTAGE FESTIVALのDVDを除くと、バンド初のライヴCDとなり、ハードに、シンフォニックに、叙情的にと、光と影のコントラストを映し出していく。ジャケットのアートワークはマリリオンやフィッシュも手掛けたMARK WILKINSON。自主盤。
BR-1694 SEAN FILKINS / War And Peace & Other Short Stories CD \2200
 とてつもない傑作。シンフォニック・ロックにシンフォニック・ロックを加えたような、それでいて未消化の部分や奇をてらった飛び技がまったくない、純正統派である。鳴りまくる感動的なメロディ、せめぎ合うも叙情が流れ、サウンドはぶ厚くシャープ。ジェネシス系の最上ヴァージョン・アップだ。これが、元BIG BIG TRAINのヴォーカリストが、JOHN MITCHELL(IT BITES、FOREST)、DAVE MEROS(SPOCK'S BEARD)ら多勢の参加を得て、新たな曲を中心に、過去に書き溜めていた曲も手直しし作り上げた2011年デビュー作なのだ。恐らく、すべてのリスナーの予想を超える圧巻の約70分。興奮して寝られません!
BR-1551 SECRET GREEN / To Walk The King CD \2500
 必聴シンフォ! 初期エニドに中世色とケルト色をもたらしていたギタリスト、FRANCIS LICKERISHが同じく初期エニドでツイン・キーボードを分担していたWILLIAM GILMOURらと結成したバンドの09年デビュー作。その内容はまさに初期エニドを思わせるものでファンなら一聴で衝撃が走る。震えるように泣き、切なく甘えるギター・ハーモニー、ストリングスと管楽器をリアルに描く大シンセ群、タイトなロック色で締めるリズム・セクションらが生み出すサウンドは優雅で荘厳。女性ヴォーカルもフィーチャーし英国シンフォニック・ロックの真髄を聴かせる。エニドのかの名曲ファンドはFRANCIS LICKERISHのポエムでもあったが、あの妖精が息づく情景が本作にも染み込んでおり、エアリー・フェアリー・ナンセンス、タッチ・ミーでのドラマチックな夢王国が今甦った。めちゃ良い。*初回プレスのみ3面開き紙ジャケット。自主リリース限定盤。
BR-1454 SOLSTICE / Silent Dance - The Difinitive Edition 2CD \3800
 長らく廃盤状態だった4作品が、ボーナス・ディスク、ボーナス・トラック、DVDなどを加えて、07年リマスター英国盤にて待望のリリース! 84年のデビュー作に、当時カセットでリリースされた貴重音源、BBC音源や、スタジオ・セッションなどを15曲収録したボーナス・ディスク付きの2枚組。女性ヴォーカル、ヴァイオリンをフィーチャーし、テクニカルでスリリングな演奏を聴かせる、イエス、ルネッサンス影響下のシンフォニック・プログレ・バンド。当時ポンプ・ロックが席巻していた時代の中で、70年代からの流れを汲みつつ80年代にアップデイトさせた英国シンフォの正統派バンドとして注目を集めたアルバム。今、23年の時を経て今聴いても決して色褪せることがない名作。
BR-1621 SOLSTICE / Spirit CD+DVD(NTSC) \2300
 2010年新作。ボーナスDVD付きバンド結成30周年記念盤。84年に1stアルバムをリリースし、当時はイエス、ルネッサンス影響下の女性ヴォーカル・バンドとして注目された彼らの、約14年振りとなる新作4thアルバム。98年のライヴTHE CROPREDY SETと同じ6人のメンバーで制作された。美声女性ヴォーカリストEMMA BROWN、クラシカルに、フィドル調にと華やかなタッチで弾く女性ヴァイオリニスト、エモーショナルな泣きを含んだ艶やかな伸びやかさを持つ重厚なギターなどにより、ダイナミックかつシンフォニックに聴かせる。女性ヴォーカルがいた頃の初期QUIDAMを連想させるようなリリカルさを持つ2曲目や、ケルティックなメロディを取り入れたり、エキゾチックなフレーズで聴かせるなど多彩だ。ボーナスDVDは、新曲に加え往年の名曲も披露した09年7月のフル・ライヴ(13曲)+インタビューを収録。
BR-1726 SOLSTICE / Kindred Spirits CD+DVD(NTSC) \2200
 2010年3月6日 PITZ CLUBでの野外ライヴ映像を収録したDVDと、ボーナスCDがセットになった2枚組。2011年リリース作。美声女性ヴォーカリストと、華やかなタッチで弾く女性フィドル奏者をフロントに置いた6人編成のシンフォニック・ロック・バンドで、かつてはイエス、ルネッサンス影響下の女性ヴォーカル・バンドとして注目された。今のところ最新作となる2010年作の「SPIRIT」から1曲を除く全曲と、往年の名曲も披露した11曲を収録(約90分)。さらにボーナス・ライヴ映像を2曲追加。ボーナスCDは、07年&08年のライヴ音源で初期の代表曲を収録した、DVDとは違うマテリアル(約40分)。
BR-1608 SONJA KRISTINA / Harmonics Of Love CD \2000
 09年リマスター&3面開き紙ジャケット仕様。ボーナス・トラック6曲追加収録。英国限定盤。長らく廃盤状態だった94年作の3rdソロ・アルバムが再発。カーヴド・エアの名曲ELFIN BOY、BLINDMAN (FESTIVAL STYLE) をセルフ・カヴァーし、また、アイリッシュ・トラッド・シンガーのELEANOR MCVOYの曲を取り上げたり、自身の子供のための子守唄など、女性らしい温もりを感じさせるアルバム。バンドCLOUD 10を従え、全体にヴァイオリンをフィーチャーした、ゆったりとした美しいフォーク・ロック調の曲が並ぶが、3曲目あたりでもカーヴド・エアっぽい雰囲気を匂わせる。ボーナス・トラックは、カーヴド・エアの名曲MELINDA MORE OR LEESや、彼女のバンドMASKの曲などを収録。
BR-1626 STEVE HACKETT / Out Of The Tunnel's Mouth (2CD) 2CD \2800
 09年作に、ボーナスCDが付いたスペシャル・エディション2枚組&3面開きデジパック仕様。2010年版。ボーナスCDには、ハケットお気に入りのハンガリーのバンド、DJABEとのコラボ曲「EVERY STAR IN THE NIGHT SKY 」(スタジオ録音)と、09年3月イタリアでのステヴィーヴ・ハケット・バンドのライヴ5曲「BLOOD ON THE ROOFTOPS / A TOWER STRUCK DOWN / FIRTH OF FIFTH / FLY ON WINDSHIELD / BROADWAY MEDLEY OF 1974」の全6曲を収録。ハケット・バンドのキーボーディスト、ロジャー・キング他、参加ミュージシャンも多彩で、クリス・スクワイアのベースがボレロを刻みダイナミックに展開する1曲目からダイレクトに心を揺さぶられ、また、アンソニー・フィップスの12弦ギターの美旋律や、ラストでのDJABEのメンバーによるジプシー・ヴァイオリンなど、ハケットのギター・プレイを軸に、各メンバーが見事にサポートしている。スパニッシュ・ギターを情熱的に聴かせるアンダルシアへのオマージュ、DEFECTORを思い出させるシンフォニックなギター・プレイなど、エレクトリックとアコースティックを織り交ぜ、英国的な叙情とハケットらしいナルシシズムとロマンを感じさせる思いに耽ったアルバム。
BR-1732 STEVE HACKETT / Beyond the Shrouded Horizon 2CD \2500
 限定盤。ボーナス・ディスク付き2枚組デジブック仕様。ソロ24作目にして、また、新たなスタートを切ったような幻想感さえフレッシュに感じる2011年新作。メンバーは長年一緒にプレイしてきたキーボーディストのROGER KING、ドラマーのGARY O'TOOLE、サックス&クラリネットのROB TOWNSEND、そしてツイン・ギター&美声ヴォーカルを聴かせるAMANDA LEHMANN、ゲストに、クリス・スクワイア、サイモン・フィリップス、ジョン・ハケットらを迎えて制作された。ディフェクター張りのサウンドから、AMANDAのソロ・ヴォーカルの為に書かれたというエスニックなスタイルの曲、また、アコースティック・タッチの透明感あふれる美しい曲や、ブルージィなロック、チェロ、ヴァイオリン、ヴィオラによるストリングス・アンサンブルを取り入れたロマンチックな曲、ラストでのシンフォニックなオーケストレーションをフィーチャーした曲まで、一切の妥協を感じさせない非常に練られた作品。本作ではヴォーカル・パートの充実も感じさせる。ボーナスCDは9曲、約30分収録で、リリカルな組曲や、フォーカスのERUPTIONのカヴァー、RECONDITIONED NIGHTMAREの再録などで、内6曲は未発表曲。INSIDE OUTのサイトから10曲フリー・ダウンロードが出来るパーソナル・コード・カード付き。
BR-1637D STEVE HACKETT / Spectral Mornings - Limited Edition CD+DVD(NTSC) \2500
 DVDとライヴ音源CDがセットになった1000枚限定の2010年スペシャル・エディション。05年にPALのみでDVD化された78年ドイツ収録のTV放送用スタジオ・ライヴがNTSCでリリース。当時まだリリース前だった3rdソロ、SPECTRAL MORNINGSからの曲も含まれていたのでアルバム発表に合わせる形で実際には79年に初オンエアーされている。メロトロン(ノヴァトロン)を含むマルチ・キーボードをマニアックに演奏するニック・マグナスや好プレイを聴かせるジョン・ハケットらをフィーチャーし、6人編成で繰り広げられる迫真のシンフォニック・ロック・ステージ。PAL版ではボーナス扱いだった曲もオリジナル・オーダーで完全収録。全72分。本限定盤のみ同音源CD付き! 曲目:INTRO (EXCERPTS FROM LAND OF A THOUSAND AUTUMNS&TIGERMOTH) / PLEASE DON'T TOUCH、RACING IN A / ACE OF WANDS (CLOSING SECTION)、CARRY ON UP THE VICARAGE、ACE OF WANDS、NARNIA、ACOUSTIC SECTION:BLOOD ON THE ROOFTOPS / HORIZONS / KIM、OPTIGAN / A TOWER STRUCK DOWN / SPECTRAL MORNINGS、STAR OF SIRIUS、SHADOW OF THE HIEROPHANT / CLOCKS / THE ANGEL OF MONS
BR-1695 STEVE HACKETT / Live Rails 2CD \2500
 2010年に自主盤でリリースされたライヴ盤がINSIDE OUTからも発売。09年〜2010年にパリ、ロンドン、ニューヨークで録音されたライヴ・マテリアル。今のところ最新作となる「OUT OF THE TUNNEL’S MOUTH」から6曲と、久しぶりのTHE STEPPES、SLOGANSといったソロの曲、そして、ライヴではもうお馴染みだが、やっぱり嬉しいFIRTH OF FIFTH、BROADWAY MELODY OF 1974、LOS ENDOS、CLOCKSなど、全20曲。ベースはNICK BEGGS、キーボードにROGER KING、ドラムスにGARY O'TOOLE、サックス&木管楽器にROB TOWNSEND、そして、女性ギタリストAMANDA LEHMANとのツイン・ギターとなってパワー・アップした、シンフォニックなプレイによるバンド演奏に圧倒される。ハケットのライヴ・アルバムの中でも熱のこもった最高の演奏か。収録曲は同じ。3面開きデジパック仕様。
BR-1754D STEVE HACKETT / Live - Fire And Ice DVD(PAL) \2980
 ファン必見! ハケットのオフィシャル・サイトのみで販売の2010年11月イギリスでの傑作ライヴ。2010年のアルバム「OUT OF THE TUNNEL’S MOUTH」からの曲を軸に、かつてサリー・オールドフィールドが歌い、ここではアマンダが美声を聴かせる「SHADOW OF THE HIEROPHANT」というファン驚きのレパートリーを加え、「EVERY DAY」や、「ACE OF WANDS」らの定番を演奏。また、ピアノ・イントロからフルに演奏される「FIRTH OF FIFTH」、ナイロン・ギターとストリングスが哀愁を生む「BLOOD ON THE ROOFTOPS」、さらに終盤盛り上がりを見せる「LOS ENDOS」に加え、久々にセットリストに加えられた「WATCHER OF THE SKIES」(ベースがリッケンなのでオリジナルの質感に近い)や、珍しいところでは「CARPET CRAWLERS」など、ジェネシス・ファンも必携の内容となっている。ベースのNICK BEGGS以外は、2010年の来日時と同メンバー。ヴォーカル・ハーモニーや、木管楽器が効いたアレンジも良い。また、2人のスペシャル・ゲストを迎え、ラストの「CLOCKS」にはスティーヴン・ウイルソンが加わり、また、ジョン・ウェットンもヴォーカルで1曲参加しており、ボブ・ディランの「ALL ALONG THE WATCHTOWER」が選曲されている。カメラワークとサウンド・バランスの良さも特筆。全20曲、2時間半。デジパック仕様。
BR-1477 THE TANGENT / The Music That Died Alone CD \2500
 英国のプログレバンドPARALLEL OR 90 DEGREESのキーボード奏者兼ヴォーカリストANDY TILLISONが、V.D.G.G.のサックス&フルート奏者のDAVD JACKSON、フラワー・キングスのROINE STOLT、JONAS REINGOLDら豪華メンバーを迎えてバンド・スタイルでリリースした03年1st。アレンジされたフラワー・キングスやカイパに比べて、自由に弾きまくるハード・ドライヴィングなロイネのギターが堪能できる。注目のDAVID JACKSONはサックスよりもフルートが光っている。
BR-1733 THE TANGENT / Comm CD \2500
 3面開きデジパック仕様&ボーナス・トラック2曲入りの限定盤。再びメンバー・チェンジを経てリリースされた6作目となる2011年新作。20分を越える組曲からスタートするコンセプト・アルバム。ANDY TILLISONのオルガンをフィーチャーしたカンタベリー・タッチのヴィンテージ色、ジェネシスを連想させる幻惑的なシンセと英国叙情、THEO TRAVISの月夜のフルート&サックスも取り入れた、シンフォ・プログレの力作。新加入した若手実力派LUKE MACHINのテクニカルな早弾きギター・ソロが飛び出すも、あくまでもANDYのカラーで統率。ボーナス・トラックとして、09年の未発表デモと、ジェネシスのWATCHER OF THE SKIESのカヴァーを追加収録。INSIDE OUTのサイトから10曲フリー・ダウンロードが出来るパーソナル・コード・カード付き。
BR-1734 TOUCH STONE / The City Sleeps CD \2200
 THE REASONING、KINGFISHER SKY 辺りのファンにおすすめの、透明感のある伸びやかな美声女性ヴォーカルをフロントに配した5人編成のバンド。昨年リリースされたライヴ盤も好評だった彼らのアルバムとしては3作目となる2011年新作。ヘヴィにエッジを刻むギターをフィーチャーするも、シンフォニックなキーボードや、リリカルなピアノ、ハートフルな男性ヴォーカルなどを加え、メロディアスな英国叙情を持ち合わせている。スピーディな曲から、マギー・ライリーに少し似た女性ヴォーカルを活かしたポップ&フォーク・ロック調、そして、12分に及ぶタイトル曲では、IT BITESのJOHN MITCHELLがゲストでギターを弾き、また、本作のミックスも彼が手掛けている。デジパック仕様。
BR-1715D VAN DER GRAAF GENERATOR / Classic Rock Legends - Filmed Live At Metropolis Studios DVD(NTSC) \2500
 英国TV局シリーズ企画「ITV LEGENDS」での2010年スタジオ・ライヴを収録した2011年DVD。140人のみに限定されたオーディエンスを前に、新作のA GROUNDING IN NUMBERSから3曲、08年作のTRISECTORから4曲、05年作のPRESENTから1曲、そして、STILL LIFEから1曲、PAWN HEARTSから2曲、計11曲を披露。バッキングの域を超えた複雑なプレイを見せるバントン、ギターとピアノを持ち替えヘヴィでナイーヴなヴォーカルを聴かせるハミル、その2人をロックで締めるエヴァンス。ベースはバントンが足鍵でカヴァー。キーボードは真上からのアングルもあり、オープニングから息を呑んで見入ってしまう。インタビューのボーナス入り。<収録曲> INTERFERENCE PATTERNS / NUTTER ALERT / YOUR TIME STARTS NOW / LEMMINGS / LIFETIME / BUNSHO / CHILDLIKE FAITH / MR. SANDS / OVER THE HILL / WE ARE NOT HERE / MAN-ERG

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BR-0912 AARDVARK / Same CD \1980
 キャラヴァンのグレイとピンクの地でも知られるオルガンフェチのプロデューサー、デヴィッド・ヒッチコックが手掛けた彼ら唯一の70年作。暴力的なハモンドとズタズタとしたリズムで攻める1曲目のインパクトは絶大だが、ピアノをメインにメロディアスなヴォーカルを聴かせる2曲目などヒッチコックのカラーが出ており、徹底したオルガン・ハードのようでもアルバム作りが深い。英国然とした叙情的なフォーク・マインドの小曲から一気に畳み掛ける終盤も聴き所。2011年リマスター盤&英国盤初CD化。
BR-0884 AFFINITY / Same CD \2200
 2010年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。70年にヴァーティゴからリリースされた誰もが知る名盤。英国然としたワイルドなハモンド・プレイを中心に、ブラスをダイナミックに導入したジャジィなサウンドと、リンダ・ホイールのソウルフルに、コンテンポラリーにと変幻するヴォーカルでアグレッシヴに聴かせる。1曲目のブラス・アレンジや、3曲目でのストリングス・アレンジは、当時数々のバンドにアレンジャーとして参加していたジョン・ポール・ジョーンズで、ハモンドに耳がいきがちだが、その辺りのパートも印象に残る。キーフのジャケット、ヴァーディゴ、そして内容が重なったあの時代だからこそ残された傑作。
BR-0507 AFTER THE FIRE / Signs Of Change CD \2800
 78年に自主制作でリリースされた英国単発プログレ物。キーボーディストのピーター・バンクスはイエスのメンバーとは別人で、メロトロンをフィーチャーした女性ヴォーカル・プログレ・バンド、NARNIAに居た人。初期イエス、ナイス、タルなどの影響を感じさせながらもそれをコンパクトに消化し、キーボードもこの年代にしてハモンドをメインに置き、トラッド・フレーズも加えた、他には似せないこだわりの英国人気質による玄人好みの端正な作品。クラシカルになだれ込む曲調など実はレア・バードあたりにも近い。4曲未発ボーナス入りで3曲は本作以前にレコーディングされたもの。よりクラシカルなオルガン・ロックになっている。
BR-0802 ANDWELLAS DREAM / Love And Poetry CD \2200
 09年英国盤。69年にCBSからリリースされた、DAVE LEWIS率いるトリオ・バンド。英国初期特有のサイケ・ポップ・サウンドを基調としながら、アコースティックな響きも活かし、フルートやオルガンをフィーチャーしメロディアスに聴かせる。と、ここまでなら、この年代の常套手段だが、一風変わった、ゆれ、みたいのがあって、さかさまの世界のような遊び心が憎い。この後にANDWELLAと改名し、WORLD'S END、PEOPLES PEOPLEの2作を残す。ボーナス・トラック8曲は、レア・シングル4曲と、ミックス違い2曲、08年録音のPARADISE ISLE、MILES AWAY FROM MY BABYの2曲を追加収録。
BR-0369 ANDWELLA / World's End + People's People CD \2500
 69年にANDWELLAS DREAMとして結成され、ANDWELLAに改名して、REFLECTIONレーベルから71年にWORLD'S END、72年にPEOPLE'S PEOPLEの2枚をリリースした、DAVE LEWIS率いるブリティッシュ・ロック・バンド。2in1にてCD化。WORLD'S ENDのタイトル曲は、PART-1とPART-2から成る、オーケストラを導入した英国らしい叙情美にあふれる名曲。憂愁にとざされた空気が全体を包み、ブラス系を圧倒的にフィーチャーする曲の展開、歌心のあるDAVE LEWISのヴォーカルなどが一体となった、いぶし系ブリテッュ・ロックの極みだ。PEOPLE'S PEOPLEの方は、牧歌的な柔らか味とポップ色が加わり、アメリカ臭のするSSW色が濃いものとなっている。
BR-0796 ARC / ...At This CD \2200
 09年リマスター英国盤初CD化。ブリティッシュ・ロックの真剣な姿を思い知らされる作品。71年デッカからのリリース。ARCとしては唯一のアルバムだがスキップ・ビファティの後身だ。プログレより少しポップに立った作曲で、凝ったバッキングと幾分ハードにプレイするギタリストのスキルがキーボーディストを覚醒させており、どの曲もアレンジに違うアイデアが持ち込まれ、またヴォーカルは浮くことなく終始メロディアスに合わせている。さらに、楽器の音色にも飽きさせない気配りがあり、今聴いても通用する妙に複雑な仕上がりになっている。英国人気質がまともに出た1枚。
BR-0854 ARCADIUM / Breathe Awhile CD \2500
 69年にイギリスのマイナー・レーベルMIDDLE EARTHからリリースされた唯一作で、廃盤時代から知られるレアな1枚。12弦ギター&ヴォーカルのMIGUEL SERGIDESがリーダーの5人編成のバンド。ハモンドとディストーションやファズを効かせたサイケデリックなギターを攻撃的にフィーチャーしたヘヴィ・サイケ。当時ならではの屈折したハードさと、メンバーのコーラス・ワークを幻想的に配したポップ・サウンドが入り混じる、その混然としたスタイルはまさに英国ロックの黎明期を感じさせる音。また、ヴォーカルは歌心があり、メロディアスに聴かせる曲もあり。ボーナス・トラックとして、アルバム未収シングル2曲(SING MY SONG / RIDING ALONE)を追加収録。
BR-0716 BACHDENKEL / Lemmings CD \2500
 73年にフランスのPHILLIPSからリリースされた1stアルバムのCD化。07年リマスター英国盤。かつてはフランスのバンドだと思われていたこともあり謎多きバンドのひとつだった。69年にバーミンガムで結成され、70年にフランスに渡り本作を録音。オルガンや、ヘヴィなギターをフィーチャーした屈折したハード・プログレ色と、柔らかなヴォーカルをフィーチャーしたメロディアスで牧歌的な叙情、ポップ・ロックが混在した、初期英国らしいサイケ・プログレ。また、曲によりハープシコードやフレンチホルン等も導入。70s英国プログレ・ファンに、改めてじっくり聴いて欲しい1枚だ。ボーナスとして、シングル曲など2曲を追加収録。
BR-0415 BARCLAY JAMES HARVEST / Octoberon CD \2500
 デジタル・リマスター盤。ジャケット&タイトル通り、妖精王伝説を取り上げた英国のバンドらしい76年リリースの9th。英国ファンタジーの世界とメロディアスなポップ・センスが見事に調和したアルバム。合唱団をフィーチャーするなど全体にドラマチックな仕掛けが見られ、次作のGONE TO EARTHと甲乙付け難いシンフォニック指向作となっている。フェズシフターを多用するギターも独特のカラーをサウンドに与え、キーボード群と好マッチ。ボーナス・トラック5曲は未発表ミックス違いヴァージョン。
BR-0416 BARCLAY JAMES HARVEST / Gone To Earth CD \2500
 デジタル・リマスター盤。英国ならではの深淵なファンタジーと荘厳さを放ち、エニド張りのスケールでドラマチックに展開する必聴作。10作目となる、77年リリースの彼らの最高作。まさに、名曲ぞろい。キーボードやオーケストレーションに深みと厚味がさらに加わり、どの曲も感動的に演奏されていく。キーボーディストのWOOLY WOLSTENHOLMEの、シンフォニック・キーボーダーとしての最も充実作。傑作。ボーナス・トラック5曲はシングル・ヴァージョンやミックス違い、同年に録音された未発表曲LIEDなどを収録。
BR-0871D BARCLAY JAMES HARVEST / Berlin - A Concert For The People DVD(NTSC) \2500
 まず、リマスターにより画像が鮮明なので驚く。80年にベルリンの壁を臨み、東西ドイツ統一を願い行われたイヴェントで、17万人以上とも言われるオーディエンスを集めた伝説のフリー野外コンサート。30周年記念として待望の初DVD化。抜けたウーリーの穴はゲストのツイン・キーボードによってカヴァーされ、シンフォニック度も十分。名曲ハイムでは、みんな涙したに違いない。そして歴史は動いた。ボーナスとして、TIME HONOURED TALES期のレア・クリップを5曲収録。ステージを再現した、いわゆる「当て振り」だが、積まれたマルチ・キーボードや、ダブル・ネックなど実際の楽器をフルに持ち込んだもので、演奏も真剣。イメージ映像も重なり、TITLESではビートルズの映像が流れる。カラー・ブックレット&当時のプレス用マーチャンダイズのレプリカ&スリップ・ケース付き。曲目;BERLIN / LOVING IS EASY / MOCKINGBIRD / SIP OF WINE / NOVA LEPIDOPTERA / IN MEMORY OF THE MARTYRS / LIFE IS FOR LIVING / CHILD OF THE UNIVERSE / HYMN ボーナス;JONATHAN / TITLES / MOONGIRL / ONE NIGHT / BEYOND THE GRAVE
BR-0753 BECKETT / Same CD \2500
 08年デジパック仕様。74年にリリースされた英国プログレ唯一作。スリリングかつ格調高いストリングス・アンサンブルを随所に散りばめ、特にアルバムの中盤にあたる3曲目、4曲目は、オーケストラをドラマチックに導入し、哀愁に満ちた、シンフォ・プログレ・ファン必聴曲。まるで、チェンバロのフレーズを置き換えたようなアコースティック・ギターの音色が厳かな余韻を残しつつ、レコードA面は幕を閉じる。後半は、当時の英国らしいサウンドのハード・プログレ。プロデュースはROGER CHAPMAN。
BR-0459 BEGGAR'S OPERA / Act One CD \2800
 見開き紙ジャケット仕様。リマスター盤。70年にVERTIGOからリリースされた1st。初期4作品は全てVERTIGOからのリリース。キーフのシュールなジャケットと、クラシカルなハモンドはVERTIGOの象徴となった。プログレ然としたクラシカル・ロックをメロディアスに、ワイルドに展開。ヴォーカルも味があって非常に良い。クラシックのフレーズが次から次へと飛び出す旧B面1曲目が当時を物語る。ボーナス・トラック2曲追加収録。
BR-0581 BEGGARS OPERA / Waters Of Change CD \2800
 3000枚プレス限定盤。見開き紙ジャケット仕様。71年2nd。ジャケットが地味な分、今となっては損をしているか。内容は格別に良い。ハモンドとメロトロンを英国調に重ね、メロディアスなヴォーカルで歌われていく1曲目からとても味わい深い。たしかに、このくすんだクラシカルな佇まいはアナログのほうが数倍伝わるのだろうけれど。レコードのカビた匂いまで感じさせてくれる名曲だ。7曲目のSILVER PEACOCKは、次作PATHFINDERのMACARTHURPARKへの序章。
BR-0574 BEGGARS OPERA / Pathfinder CD \2500
 2500枚プレス限定盤。紙ジャケット仕様。リマスター盤。ポスター・ジャケット仕様にはなっていないが、四つ折りポスターを封入。ハモンド、ピアノ、ハープシコード、メロトロンを、クラシカルかつシンフォニック構成で積み重ね、メロディアスなヴォーカルで英国然と、優雅な気品さえ漂せ聴かせる。深い感銘を与える文句なしの傑作。メロトロン・ファンも必聴。72年3rd。
BR-0707 BIG SLEEP / Bluebell Wood CD \2500
 07年24BIT DIGITAL REMASTER英国盤。英国然とした響きを保つオルガンとピアノ、ストリングス・アレンジ。それらは優雅な1曲目やクラシカルな5曲目に代表されるが、終始メロディアスな曲調とヴォーカルで聴かせる。クレシダのようなハモンドとギターを聴かせ所に持ってくる展開をみせる後半の大曲も何とも英国的だ。後にジェントル・ジャイアントに入るJOHN WEATHERSが忠実なプレイをし、本作を引き締めている。71年リリースの名作。
BR-0738 BRAM STOKER / Heavy Rock Spectacular CD \2500
 デジパック仕様、08年版。72年リリース唯一作。バッハのトッカータなど、クラシカルなフレーズを織り込みエネルギッシュに聴かせる、英国お得意のスタイルのハモンド・オルガンを主体としたプログレ作。NICE、CRESSIDA、RARE BIRDといったグループの作品に通じるサウンド。廃盤時代はメンバーも不明の謎のバンドだった。マイナー・レーベルのWINDMILLからのリリースだったこともあり、マニアックなコレクターズ・アイテム的に見られがちだが、テクニックとレべルは先に挙げたバンドらに匹敵する。曲作りに置いてもタダモノではない。
BR-0816 BULLDOG BREED / Made In England CD \2200
 09年リマスター英国盤。T2、GUNのPETER DUNTONによって結成されたバンド。彼はその後GUNへ加入するためバンドを離れるが、T2のベーシストBERNIE JINKSが残り、本作がリリースされた。ややハードなサウンドで統一されているものの、チェレスタの導入や、ポップ・センスも見え隠れするコーラス・ワークなど、ブリティッシュ・ロックの奥深さを感じさせる。DERAMから69年にリリースされた唯一作。ボーナス・トラック2曲(HALO IN MY HAIR/PORTICULLIS GATE)追加収録。
BR-0784 CAPABILITY BROWN / From Scratch CD \2500
 初CD化。72年にピンクのカリスマからリリースされた1st。ぶ厚いコーラスで幕開ける1曲目はレーベルメイトのレア・バードのカヴァーで、何だったけ、この曲?、とマニアには、つかみ十分。続く曲も小気味良いギターやタイトなリズム・セクション、そして、華麗なヴォイス・ワークと初期イエスを思わせるも、途中に陽だまり英国フォークな曲が4曲もあって、そっちだけでもアルバムを作れるハートがあり見逃せない。ラストはバンドのスキルが最も出た4パートの組曲で、テクニカルな演奏が光る。リマスター&デジパック。
BR-0754 CAPABILITY BROWN / Voice CD \2500
 長らく入手困難だった必聴名作。08年デジパック盤。73年にカリスマからリリースされた2ndで、ジャケットとタイトルからは想像出来ない凝った流れとアンサンブルを見せる。メンバーそれぞれがマルチに楽器をこなし、バロックフルート、リュート、リコーダーを加え、厚く壮麗なコーラスから中世音楽へ移り変わり、メロトロンを伴ったシンフォニックな泣きが劇的に訪れる。特に旧B面すべてを使った大曲はプログレ・ファンに強くアピール。今はプレイヤーのタイムのみだが、アナログでは、この1面を今から聴くぞ! といった誰にも邪魔されたくない愉しみがあった。
BR-0909 CARAVAN / In The Land Of Grey And Pink - Deluxe Edition 2CD+DVD(NTSC) \3200
 アルバム・リリース40周年記念として企画された3枚組によるデラックス・エディション。ディスク1にはオリジナル・アルバムのリマスターに加え、NINE FEET UNDERGROUNDのオルタ・ニュー・ミックス(まず、24秒から5分20秒までのオルガンソロがまったく違う! 別トラックに別のソロが残っていたんですね。その後のオルガントラックも違っており、7分45秒、また9分あたりからのソロでは当時採用されたテイクに負けない演奏が聴ける。さらに驚きは20分24秒からオルガン・ソロではなく、ジャージィなギターソロ!)や未発ヴァージョン含む3曲のボーナス、ディスク2には70年のアルバム・セッションから6曲(未発、未収曲、インスト・ヴァージョン、エクステンデンド・ヴァージョン等で3曲は初出)に加え、71年BBCや同年パリ公演から5曲のライヴ、DVDにはアルバムの5.1 SURROUNDに加え、2011年ステレオ・ミックス(こちらはオリジナルに忠実)、71年BEAT CLUBから2曲のライヴ映像(1曲は当時オンエアされなかった曲)を収録。ニュー・ミックスのエンジニアはクリムゾンの40TH ANNIVERSARY SERIESを手掛けたSTEVEN WILSON。リチャード・シンクレアが緊張気味で歌っているカラーライヴ映像(曲はフル入り)も必見。これはもう、贅沢過ぎる超コンテンツ! 4面開きデジパック・20ページのブックレット付き。
BR-0791 CATAPILLA / Changes CD \2800
 限定紙ジャケット仕様。リマスター盤。メンバー・チェンジを経て72年にリリースされた2nd。ブラス・ロック色のあったデビュー作からサックスを1本に絞り、また、リズム・セクションもよりタイトになり、女性ヴォーカリストのアンナ・ミークが虚ろさも漂わせ歌う。サイケデリック・ジャズ・ロックと言え、締まった感じが英国らしい。全4曲で、ラストはハモンドをフィーチャーし、ヴァーティゴのブランド・カラーを哀愁と共に押し出す。
BR-0840 CHILLUM / Same CD \2200
 2010年リマスター&英国盤。71年にMUSHROOMレコードからリリースされた激レア・アイテム。原盤が発見された当時は謎多きバンドとされていたが、今となってはSECOND HANDのメンバー3人が変名でリリースしたSECOND HANDの実質上の3rdアルバムとして知られる、CHILLUM名義の唯一作。KEN ELLIOTTのカンタベリー・タッチのオルガン・ソロが炸裂し、新たに加入したTONY MCGILLのギターもフィーチャーしたインプロヴィゼーションを展開し、ソフト・マシーンや、クリムゾンを思わせる攻撃的な英国特有のジャズ・ロックを聴かせる。ボーナス・トラックとして71年の未発表音源4曲を追加収録。この後バンドはSEVENTH WAVEに。
BR-0665J CHOPYN / Grand Slam CD \2940
 「ショパン / グランド・スラム」 紙ジャケット仕様。07年オリジナル・リマスター音源。ボーナス・トラック1曲追加収録。初CD化!アン・オデル、レイ・ラッセル、サイモン・フィリップス、デニー・マッカフリー、クライド・マクムリンらによって結成されたスーパー・グループ。75年にリリースされた唯一作。ソウルフル、ファンキー、ハード・ロック調といろんなスタイルのサウンドがミックスされたサウンド。サイモン・フィリップスのテクニカルなドラミングが光る。アンのピアノとソロ・ヴォーカルで歌う2曲は彼女のソロ・アルバムを彷彿させる好バラード。国内盤。歌詞・対訳付き。
BR-0354 CIRKUS / One CD \2800
 英国シンフォ驚愕の傑作! 71年に自主盤でリリースされた、彼らの当時の唯一作。デジタル・リマスターにて出直し。オルガン、メロトロンをフィーチャーした王道のブリティッシュ・プログレに、さらに、スリリングなストリングスを絡めた豪傑さ。特に、旧A面トップのYOU AREと、旧B面トップのBROTHERLY LOVEは圧巻。ハード・ロック的なカッコ良さも手伝ってド迫力。ボーナス・トラック5曲入りで、2曲はアルバム以前のアンリリースド2曲と、メロトロン入りのレア・シングル3曲(5曲ともAUDIO ARCHIVES旧盤と同じ)。
BR-0542 COMUS / Song To Comus - The Complete Collection 2CD \2600
 DAWNからリリースされたFIRST UTTERANCE(71)、VIRGINからの2ndのTO KEEP FROM CRYING(74)のアルバム2作と、マキシ・シングルの3曲、ROGER WOOTTONのシングルから2曲を、完全収録した2枚組。さらに7分を越える未発表の必聴曲ALL THE COLOURS OF DARKNESSも収録。DAWNレーベル屈指の個性派と言われた1stは、ヴァイオリン、ヴィオラ、フルート、オーボエらのアコースティック楽器を刻み込むようにフィーチャーし、異端的なチェンバー・ロックとも取れるが、英国的なフォーク・タッチも混在し、緊張感のある技巧的な演奏を展開する。VIRGINからの2ndは、アコースティック楽器を電子楽器に持ち替え、そこにG.G.風のリコーダー・アンサンブルを導入した名曲の1曲目で、1stをより洗練させた形が本作なのだということが理解できる。女性ヴォーカル・ドリーミィ・ポップな一面も。
BR-0903 CONTINUUM / Autumn Grass CD \2500
 初CD化。RCAから71年にリリースされたバンド2作目となる特異な作品。チェンバー・ロックに位置付けられるものの、サード・イヤー・バンドのような催眠性は無く、旧B面の冒頭のチェロやストリングスが奇抜な以外、彼らの音楽はいたって真面目。前半はハモンド、アコギ、サックスをフィーチャーし、ヴィヴァルディを取り上げるなどクラシカル。後半は26分越えの大作となっており、シリアスな弦に途中からリリカルなフルート、終盤には中世風味のリコーダーがソロの見せ場を作る。ジャズの要素も持った叙情性が独特。リマスター。
BR-0858 CRESSIDA / Same CD \2200
 2010年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。70年にヴァーティゴからリリースされた1st。このレーベルらしいハモンドと素朴なヴォーカルをメインにしたオルガン・ロックだが、ジャージィなピアノやファズ・ギターをクラシカルなフレーズに絡めるなど、よく聴くと多彩なスタイルを持っており、英国的なメロディアスさを保ちながら味わい深く聴かせる。メロトロンも導入した愛すべき1枚。2ndと合わせて必須アイテム。
BR-0859 CRESSIDA / Asylum CD \2200
 2010年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。手にするたびに心躍るヴァーティゴ名盤の1枚。説明不要のキーフの傑作ジャケットで71年にリリースされた2nd。クラシカルな風味にジャズのセンスが加わり、英国然とした絵になる光景が広がっていく。それらが集約された2曲目「MUNICH」は永遠の名曲&名演として語り継がれるだろう。シンフォニック・オーケストラとハモンドの響きは何年経っても色あせない。ゲストで加わるフルートも効果的。ジャケットの発色も原盤に近く堪りません。
BR-0904 CURVED AIR / Air Conditioning CD \2200
 2011年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。70年に初回限定ピクチャー・レコードでリリースされた1stアルバム。クラシックとロックがサイケデリックに融合し、ダリル・ウェイ、フランシス・モンクマンら、各メンバーの才能とパワーがほとばしる。昔からヴィヴァルディでのダリル・ウェイの超絶ヴァイオリン・プレイが評価されてきたが、メロトロンとヴァイオリンがドリーミィーなアシッド感覚をまとい混ざり合いドラマチックに昇華する3曲目や、サイケデリックなギターとメロトロンが吹き荒れる後半部分など、それぞれのメンバーの見せ場がちゃんと用意されている。ルネッサンスらと並ぶ女性ヴォーカル・プログレ・バンドの最高峰。
BR-0905 CURVED AIR / Second Album CD \2200
 2011年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。71年2nd。旧レコードのA面ではダリル・ウエイ、B面ではフランシス・モンクマンと、作曲が前半と後半に分かれていて、バランス良く収まっているのだが、ダリル・ウェイのヴァイオリン・パートが減り、全体におとなしい印象を受ける。フランシス・モンクマンのシンセ・プレイが目立っていて、特に旧B面ではカンタベリー・タッチのテクニカルな一面を覗かせている。シンセをフィーチャーした緻密なアレンジで聴かせる約13分に及ぶラストの大仰な大曲に彼の当時の指向が集約されている。また、前作に比べ、よりソーニャ・クリスティーナのヴォーカルの存在感も増している。
BR-0906 CURVED AIR / Phantasmagoria CD \2200
 2011年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。72年3rd。フォーク・タッチの淡いドリーミィさが加わったアルバム。名曲メリンダは、全体に深くリヴァーブをかけ、アコースティック・ギター、フルートをバックにソーニャー・クリスティーナが清らかな美声で歌い、インスト・パートではダリル・ウェイのヴァイオリンが泣き、ラストでハープシコードとアコ・ギのアンサンブルで締めくくるという絶品の曲。また、アルバムを通して聴くと、実験的であったり、いろいろなアイデアが盛り込まれた非常に魅力的な作品。ファンタジックなサウンドをクラシカルなアレンジでコーティングしたような独特の雰囲気に心惹かれる。女性ヴォーカル・フォーク・ファンにもおすすめ。
BR-0915 CURVED AIR / Air Cut CD \2200
 2011年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。カーヴド・エアであってカーヴド・エアでないアルバム。73年の4th。ソーニャ・クリスティーナ以外の全員が脱退し、エディ・ジョブソンが新たに加入してリリースされたこのメンバーでの唯一作。各メンバーが曲作りをし非常に意欲的な勢いを感じさせる。特に、エディ・ジョブソンの書いたMETAMORPHOSISは素晴らしく、構築的で美しいピアノ・ソロに聴き惚れ、月光のように効果的に導入されるメロトロンがイマジネイティヴでソーニャのヴォーカルも非常にロマンチック。そして、力強くドラマチックな終焉を迎える。1曲の中に彼のアイデアと才能の全てを詰め込んだような傑出した曲。それはアルバム・ラストの後半にも受け継がれる。最もプログレ色がある1枚。
BR-0907 CURVED AIR / Lovechild CD \2200
 2011年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。エディ・ジョブソンが参加した73年の「AIR CUT」と同メンバーによる、当時の未発表マテリアル。「AIR CUT」直後に録音され、90年にアナログ盤とCDで初リリースされた。ソーニャ・クリスティーナが書いたタイトル曲は、エディ・ジョブソンのヴァイオリンが聴ける、まさに「AIR CUT」のアウト・トラックと言っても過言ではない出来で、また、エディ・ジョブソンが書いた2曲では、彼の流麗なピアノ・ソロが聴ける。全8曲。
BR-0916 CURVED AIR / Live CD \2200
 2011年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。75年にリリースされたバンド唯一のライヴ盤。スタジオ作にあった夢想的、又はロマンチックな部分が薄れ、ハードでテンポもやや速く、しかもソーニャ・クリスティーナのヴォーカルがシャウト気味に歌い、スタジオ盤のイメージで初めて本作を聴くと、びっくりしてしまう。その為、本作を聴くとスタジオ盤へ戻りたくなってしまうが、いざスタジオ盤を聴きなおすと、今度はロック的な物足りなさを感じてしまって、またこのライヴ・アルバムを聴きたくなってしまう、という中毒を起こすキケンな一枚。
BR-0908 CURVED AIR / Midnight Wire CD \2200
 2011年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。75年5th。一度脱退したダリル・ウェイが本作で戻ったものの、それまでとは打って変わったブルージィなポップ・ロックを聴かせる。メンバーは、後にポリスを結成するスチュワート・コープランドや、ゲストにジョン・G.ペリーらが参加。6曲目の後半などでダリル・ウェイのヴァイオリン・ソロが聴けるもののどこか覇気が無く、バンドの演奏面よりも、ソーニャ・クリスティーナの妖艶なヴォーカルに一層磨きがかかっており、そこに耳が行く。
BR-0920D CURVED AIR / The Lost Broadcasts DVD(NTSC) \1680
 ドイツのTV番組「BEAT CLUB」に出演した時のスタジオ・パフォーマンスを収録した「THE LOST BROADCASTS」シリーズ。71年の3月に収録された「IT HAPPENED TODAY」、「PROPOSITIONS」、「VIVALDI」、そして、同年の9月に2回に分けて収録されたセッションでは、「BACK STREET LUV」の2ヴァージョンと、「PIECE OF MIND」の3トラックを収録。この時は、ツアーの披露で倒れたオリジナル・メンバーのドラマーに代わって、セッション・ドラマーのバリー・デ・スーザが叩いている希少映像。初期の若々しいパッションにあふれる演奏。全6トラック。40分。
BR-0700 CZAR / Same CD \2600
 70年にFONTANAからリリースされた唯一作に、当時の貴重音源を8曲加えた、07年リマスター&英国盤。ヘヴィなギターに、ぞくぞくするメロトロン! そして、ハモンド、メロディアスなヴォーカル、ズタズタとした重厚なリズム、英国屈指のヘヴィ・プログレの傑作だ。イタリア物とはまた違うこの痛快さ。1曲目に文句を言わせないが、暗雲が立ち込めていくような2曲目の進行など、チェレステのクラシカルな切り返しも含めて、豪快すぎる。注目のボーナス・トラックは、当時、アルバム録音時に録音されていた未収録曲のRITUAL FIRE DANCEで、メロトロン、ハモンドをフィーチャーした、クラシカルかつダークなVERTIGO系サウンドの必聴曲。他、71年のスタジオ・デモ(未発表曲5曲)と、70年のシングルから2曲(既発CD収録曲)。ブックレットにはキーボード奏者のBOB HODGESと、ギターのMICK WAREによる書き下ろしライナー・ノーツで当時の秘話が掲載されていて非常に興味深い。
BR-0055 DARK / Round The Edges CD \2800
 72年に50枚のみオリジナル・リリースされた、世界の屈指コレクター・アイテムの頂点に君臨する1枚。超激レアの名をほしいままに今でもその伝説は崩れない。ギター、ベース、ドラムスのトリオで、唸るギター、英国的なヴォーカルが織り成すめくるめくアンダー・グラウンドなハード・サウンド。雰囲気に酔いしれる。オリジナルに付いていたレア・ブックレットもCDブックレット中に再現。ボーナス・トラック4曲。
BR-0836 DEAR MR.TIME / Grandfather CD \2300
 2010年英国盤。ボーナス・トラックとして5曲の未発表曲を追加収録。71年にEMI傘下のSQUARE RECORDSから1000枚のみリリースされた激レアのメロトロン・アイテム。ある男の生涯をテーマにした、この年代らしいコンセプト・アルバムで、音もこの年代らしいプログレを聴かせる。フルートやサックスを適度に配し、曲調はハードなものから、フォーク、少しサイケへも渡る。MOODY BLUESの影響を感じるところが大きいが、QUIET WORLD、FAIRFIELD PARLOUR、MARSUPILAMIあたりの暗めの雰囲気に通じ、ピアノとチェロに導かれてメロトロンが流れ出しホーンが入る中盤にはブリティッシュ・ロックならではの光景がある。この1枚で消えたのが惜しまれるグループ。
BR-0798 DEEP FEELING / Same CD \2600
 良く知られた廃盤物で、4曲目はクレシダのミューヘンと並ぶハモンド主役のブリティッシュ・マイナー部門のクラシカル・ロック2大名曲だ。ベガーズ・オペラもやったクラシカル・ガスも取り上げており、ハープシコードを心地よく響かせ凛々しく演奏。アルバム・オープニングで聴かれるコーラスや霧掛った雰囲気には荘厳さを感じさせ、また一方でウォームハートなフォークも収録。ラストはハードロックだがソロも織り込まれ半端さは無く、つまり通して曲の出来がいい。71年リリースの唯一のアルバム。リマスター&紙ジャケット09年盤。500枚限定プレス。
BR-0894 THE DOG THAT BIT PEOPLE / Same CD \1980
 2010年リマスター&英国盤。71年にEMI PARLOPHONEからリリースされた唯一作。原盤は10万円以上で、コレクターズ・アイテムとして廃盤時代から知られる1枚。LOCOMOTIVEのベーシストとドラマーに、キーボーディストとギタリストが加わった4人編成のバンド。ハモンドやアコースティック・ギターを導入した、叙情的なメロディアス・サウンドをウォーム・ハートなヴォーカルで聴かせる曲や、当時の伝統的なブリティッシュ・ハード・ロックをカッコ良く演奏する。また、WALKINGで全編に流れるメロトロンは英国的な趣をかもし出す。隠れたメロトロン・アイテム。ボーナス・トラックとして71年のレア・シングルのB面(MERRY GO ROUND)を1曲追加収録。
BR-0708 DR.Z / Three Parts To My Soul CD \2500
 VERTIGOから71年にリリースされた唯一作。魔術的な要素をヴィジョンとして音楽の中に取り込み、と言えばよくあるパターンだが、雰囲気で持っていくのではなく曲と演奏で聴かせるバンドで、ジャケットからくるおどろおどろしさはなく、バロック・クラシカル・ロックと呼んでも十分だ。そして、なんと言ってもこの年代の英国の花形であったオルガンではなく、ハープシコードをアンサンブルの格とする大胆な発想のキーボード・トリオなのだ。ヨーロッパ然とした展開はイタリアのバンドあたりにも近く、ヨーロピアン・プログレ&シンフォニック・ファンも必須の1枚。ボーナス・トラック2曲追加収録。
BR-0552 ENGLAND / Garden Shed 2005 Special Edition CD+BOOK \4200
 先日突然、英国から電話が掛かってきて、「ガーデン・シェッドですか? こちらはガーデン・シェッドのイングランドですが、イングランドから電話してます」みたいなややこしい英語で始まって、なんとか聞き取っていると、あの幻のブックレットを遂に20ページ・フルカラーで作ったと言う。7インチ(175mm)のシングル・サイズで。オリジナル・アルバム・ジャケット裏面で告知されていた1ポンドでの別売品のあれ。結局、当時はオクラ入りになってしまったが、今ここに、メンバー作も含む各曲のオリジナル・イメージ・イラストレーション、歌詞、バンドのフォトが、その後の状況も含めたバイオや記事と共に復刻! CDは2005英国盤(ラベルがかわいい)がセット。さらに、76年にオリンピック・スタジオで録音された、THREE PIECE SUITEのデモ・ヴァージョン(もちろん、メロトロン入り)をボーナスとして収録。すべてのプログレ・ファン必携の限定スペシャル・エディション・UK盤!! セルフ・レーベルからのリリース。
参考フォトを載せておきます。ご注文は上記からお願いします。(ブックの最後のページが折り返しの変型になっていて、CDがはまっています)
BR-0576 ENGLAND / The Last Of The Jubbilies CD \2300
 95年にアーカイヴとしてCDリリースされた70年代当時のレア&未発音源集。05年デジタル・リマスターにて待望の再リリース。全6曲入り。最初の4曲はガーデン・シェッドの後のレコーディングで、次作へ向けたデモ録と思われるものだが、曲調といい、トリッキーなギターといい、メロトロンでのドラマチックな展開といい、彼らならではの2nd像が浮かんでくる。5曲目はガーデン・シェッド以前のレコーディングで、シングルのB面としてリリースされたアルバム未収の6曲目と合わせてこの2曲は、ガーデン・シェッドと同じイメージのサウンドをプログレッシヴに聴かせる。ガーデン・シェッドのあの音が凝縮された2曲と言っても過言ではない。ジャケットの1ポンドにも意味が隠されている。
BR-0877 THE ENID / In The Region Of The Summer Stars - 1976 EMI MASTER CD \1980
 バンドがオフィシャル・ライセンスを得て、76年のオリジナル・ヴァージョンのマスター・テープをアビー・ロード・スタジオでデジタル化してもらい、それをメンバーのMAX READが細心の注意を払いながら彼がロバート・ジョン・ゴドフリーから譲り受けたロッジ・スタジオで新規リマスタリングした2010年英国自主盤。アナログ起しだった先のINNER SANCTUM盤とは比べ物にならない圧倒的な高音質(特にENIDの生命線のひとつのダイナミック・レンジ!)でこの名作が聴ける。ブックレットも曲解説等が掲載され8ページに。後の再録・リミックス版では薄れてしまったロックとしてのカッコ良さがそびえ立ち、ハードなギターの音色や、レスリーのスピード・チェンジ、レゾナンスが効いたシンセ等は初期では本作のみで聴けるものだ。後半のアレンジやオーケストレーションも再録盤と違い、今聴くと甲乙付け難いが、最初の印象が本ヴァージョンなので、この衝撃は忘れられない。
BR-0287 THE ENID / In The Region Of The Summer Stars CD \2500
 デジタル・リマスター盤。84年リレコーディング・ヴァージョンに、76年のオリジナル・テイクのリミックスをボーナスとして加えたもので、以前MANTELLAから出ていたCDと同じ。ただし、リマスターのためMANTELLA盤よりもかなり音質が良くなっている。エニドで最もドラマチックなものと言えばこの1st。もとは、全曲タロット・カードのタイトルが付けられ、カードの持つ意味にそった曲調で構成されていた。リレコーディングにより曲タイトルが細分化かれ、その、コンセプトが崩れてしまっているのが、ファンとして不満の残るところ。
BR-0878 THE ENID / Aerie Faerie Nonsense - 1977 EMI MASTER CD \1980
 バンドがオフィシャル・ライセンスを得て、77年のオリジナル・ヴァージョンのマスター・テープをアビー・ロード・スタジオでデジタル化してもらい、それをメンバーのMAX READが細心の注意を払いながら彼がロバート・ジョン・ゴドフリーから譲り受けたロッジ・スタジオで新規リマスタリングした2010年英国自主盤。アナログ起しだった先のINNER SANCTUM盤とは比べ物にならない圧倒的な高音質(特にENIDの生命線のひとつのダイナミック・レンジ!)でこの名作が聴ける。ブックレットもフォトが掲載されるなど8ページに。後の再録・リミックス版とは違う迫真のオーケストレーションが夜空を貫く、説明不要のクラシカル・ロックの金字塔だ。タイトなロック色もこちらのほうが締まっており、作品に込められたフレッシュさはどうしても再録盤だと薄れてしまっている。アレンジが違うだけでなく、70年代というスタジオの空気が伝わるヴィンテージ色が決定的に違う。
BR-0887J THE ENID / Aerie Faerie Nonsense - 1977 EMI MASTER CD \3300
 「エニド / エアリー・フェアリー・ナンセンス (オリジナル・ヴァージョン)」 バンドがこの夏リリースした自主英国盤CD「AERIE FAERIE NONSENSE - 1977 EMI MASTER」と同じマスターを使用した国内プレス・紙ジャケットSHM-CD。解説付。国内盤
BR-0306 THE ENID / Aerie Faerie Nonsense CD \2500
 デジタル・リマスター盤。UKクラシカル・シンフォニック・ロックの傑作。2ndアルバムの84年・85年リレコーディング・ヴァージョン+リミックス・ヴァージョン。オリジナルのEMI盤に比べて、よりクラシカルな雰囲気に仕上げられており、旧A面の曲順も違う。また、アルバムの後半の4曲から成る組曲FANDの1999デモ・ヴァージョン(新録)をボーナス・トラックとして追加収録。リレコーディングによって、ふやけた感じになってしまっているのも事実。
BR-0523 THE ENID / Touch Me CD \2500
 1st、2ndに続いて、英国のINNER SANCTUMレーベルから、リマスター、新装ジャケット、ボーナス・トラックを1曲加えた05年版。彼らの華麗なクラシカル・シンフォニック・ロックが最も完成された78年リリース3rdアルバム。本作は作曲から演奏スタイルまで、もうここまでくれば完全にクラシックと呼べそうな内容。華麗なキーボードやギターばかりに目が行ってしまう彼らのサウンドだが、木琴などの打楽器にも注目。ボーナストラックは、旧盤(MANTRA盤)に収録されたJOINED BY THE HEARTに加えて、新たにOFFICIAL BOOTLEG LIVE AT THE HAMMERSMITH ODEON 1979からALBION FAIRを約12分収録。
BR-0865J THE ENID / Live At Hammersmith Odeon Friday 2nd March 1979 DVD(NTSC)+2CD \7500
 「エニド / ライヴ・アット・ハマースミス・オデオン1979」 全盛期のライヴDVDに、同内容のライヴCD(SHM仕様)が付いた限定盤。英国ファン・クラブ盤でリリースされた原題「HAMMERSMITH ODEON (FRIDAY 2ND MARCH 1979)」のDVD-Rと同内容。当時PYEレーベルがヴィデオ作のリリースを考え、5台のカメラとモービル・レコーディング・システムにより録画・録音したものの、ヴィデオ作としてはリリースされることなく、当日の夜にヴィデオ・クルーがPYEに見せる為、ラフに画像編集(カメラ割り編集のことで、タイムはコンサートを基本的にフル収録)を行い、そのテープが奇跡的に発見されたもの。30年前のテープなので若干ノイズも入ってしまうが、なんと言ってもあの名ライヴと重なる時期。全シンフォ・ファン必見と断言。約1時間半の収録。日本語字幕付。デジパック仕様・スリップケース付。国内盤
BR-0755 ESPERANTO / Danse Macabre + Last Tango CD \2500
 彼らの知られた2枚が08年盤2in1デジパックにて。多国籍バンド、ロック+オーケストラというキャッチは当時みんな興味をそそられたと思う。ピート・シンフィールド・プロデュースの74年2ndのヒステリックな1曲目はその後に台頭するチェンバー・ロックのシンフォニック・ロック・ヴァージョンとも言え、時代を先取りしている。ヴァイオリンとキーボードがベルギー、リズム・セクションがイタリア、という血がそうさせたのか。ヴォーカル・パートのクリムゾン譲りの英国叙情もぐっとくる。ロック・バンドとしてより強固になった75年3rdは今聴き直すと英国リージョンではなく、ギターレスだがPFMのチョコキンあたりのユーロ・ロックで、テクニカルな硬派に君臨。
BR-0679 EYES OF BLUE / Crossroads Of Time + In Fields Of Ardath CD \2500
 06年デジパック盤。BIG SLEEPの前身バンドと言える彼らの68年リリースの1stと、69年リリースの2nd。1stは、クラシカルなハモンド、メロトロン、ハープシコード等をフィーチャーした非常にメロディアスなもので、年代的なサイケ調を帯び、プログレ通も納得させる英国・黎明期の音。メロトロン・ファンにも大穴的な存在。薄暗く、混沌としている部分もあるが、メロディーは整理されており、プロコル・ハルムに近い味わい。2ndは、JOHN WEATHERSの参加でも知られる作品。クラシカルなプログレ度も増し、特に、メロトロン、ハモンド、ハープシコード等をフィーチャーしたプログレッシヴな10分近い1曲目は特筆。少なくとも、B.J.H.の1stよりは、早くもプログレシッヴ・ロックの核心をつかんでいる。JOHN WEATHERSは、この後BIG SLEEPを経て、GENTLE GIANTへ。
BR-0464 FAIRFIELD PARLOUR / From Home To Home CD \2800
 見開き紙ジャケット仕様。リマスター盤。70年リリース。CDも長らく廃盤でしたが、待望の出直し! KALEIDOSCOPEを経て、VERTIGOからリリースされた当時の唯一作。メロトロンをフィーチャーしたアルバムとしても昔から有名で、ダブル・メロトロンによる、いかにも英国的な哀愁と叙情に身も心も包まれていく。そのメロディアスな曲調は、バークレイ・ジェイムス・ハーベストを思わせる部分もある。愛すべき名盤。ボーナス・トラック8曲(レア・シングル曲) 追加収録。リマスターにより音質も格段にアップ!
BR-0519 FANTASY / Paint A Picture CD \2500
 ナチュラルな英国ファンタジーを描く73年リリースの傑作。当時の単発物の中で、イングランドのガーデン・シェッドやサーカス・ワンに比べてしまうと、インパクトは初め薄いかもしれないが、いったん本作の良さを噛みしめてしまうと、もう、虜。丹念に制作された、まこと心のこもった完成度があり、ウォームハートでかつ繊細な感性から生れるサウンドに引き込まれていく。英国ファン、シンフォニック・ロック・ファン、フォーク・ファン、一人でも多くの人に聴いていただきたい名作。ボーナス・トラック7曲追加収録。
BR-0866 FIELDS / Same CD \1980
 2010年リマスター&英国盤。初の英国CD化! レア・バードを抜けたGRAHAM FIELDが、クリムゾンのリザードでその実力を見せ付けたANDREW McCULLOCH、やはり、クリムゾンに系図を持つALAN BARRYと結成した、スーパー・トリオの71年にリリースされた唯一のアルバム。なんと言っても旧アナログ両面のトップ・ナンバー。スリリングかつ、キャッチーなセンスにもあふれ、英国の重厚さとヨーロピアンなヴィジョンに覆われる。ギターやメロトロンも効果的に配し、E.L.&Pの登場を横目に、レア・バードを越えた攻撃的な曲調も目立つ。必聴作。ボーナス2曲は、アルバム収録曲の未発ヴァージョン。
BR-0805 FRUUPP / Future Legends CD \2200
 09年リマスター英国盤。愛すべきアイルランドのグループ。73年リリースの1st。室内楽風の弦オケを加え、ピアノやオーボエが導くリリカルな部分と後期では見られないギターの激しさなどメリハリがあり、今聴くと意外に音が強くテクニカルなことをやっている。曲中で展開する灯火が消えそうな静寂が最大の魅力で、未完な印象は残るが作りは繊細で、ケルトの古い言い伝えを辿るようなファンタジーに迷い込む。個人的には名作と言われる次作よりこっちのほうが好き。原盤の初回プレス100枚のみに収録されていた幻の「ON A CLEAR DAY」(ベスト盤CDには収録済)を、ボーナス収録。
BR-0806 FRUUPP / Seven Secrets CD \2200
 09年リマスター英国盤。74年リリースの2nd。オーボエとチェンバロをバロック音楽風にフィーチャーするクラシカルなオープニングが本作を象徴している。やはり曲中で展開される静寂なパートが魅力となり、リズミカルな曲調と対比しながらケルトの妖精の国へ誘う。このあたりのトラディショナルさはブリティッシュ・ロックのそれと異なった美観だ。ギターとキーボードのアンサンブルが洗練され、チェロや弦オケの導入もエレガント。後半のアイデアは次作でシンフォ化される。
BR-0807 FRUUPP / The Prince Of Heaven's Eyes CD \2200
 09年リマスター英国盤。前作のクラシカルさをドラマチックな形でシンフォ化させた74年リリースの3rd。初期2作は妖精楽師のバンド、といった感じのスモールサイズの良さに魅力を極めていたが、本作ではストリングス・シンセとピアノが広大に美しい自然の光景を映し出していくシンフォニック・ロックに変貌した。前半はまだ前作の流れを汲むものの、光と影の陰影がムーアのように続くアルバム後半は、まさにハイライト。バンドのすべてを出し切った力作。ボーナス2曲(PRINCE OF HEAVEN / JAUNTING CAR-Single Version)追加収録。
BR-0808 FRUUPP / Modern Masquerades CD \2200
 09年リマスター英国盤。イアン・マクドナルドのプロデュースで知られる75年リリースの4th。美を極め、最も完成された作品となったが、前作で目立ち過ぎたためかキーボーディストが交代させられており、本作の担当者はコンパクトなアレンジとプレイに徹し、結果、ポップなメロディックさを生み、リリカルな弦オケやブラスの導入もスタイリッシュに決まっている。ただ彼らがプロフェッショナルになった分だけ妖精の魔法が解け、残念ながらバンドの最終作となったが、代表作であることは間違いない。
BR-0588J FUTURE SHOCK WITH CIRKUS / Same CD \2700
 「フューチャー・ショック / フューチャー・ショック」 英国プログレ・ファン待望の激レア・アイテムが遂に初CD化! 71年に当時唯一のアルバム「One」をリリースし、消えてしまったと思われてきた、あのCIRKUSのヴォーカリスト以外のメンバー全員がサポートし、77年に自主盤でリリースされたトータル・アルバム。メロトロンも随所に導入され、メロトロン・マニアの間でも隠れたコレクターズ・アイテムとして垂涎の1枚だった。特にアルバム旧B面はフルートや泣きのギターをフィーチャーした英国叙情が翳る。当時はCIRKUSの幻の2ndアルバムと噂されただけあって、ハモンド・オルガンやチェロ、コンバスを導入し、「One」に通じる部分も感じさせる英国プログレッシヴ・ロック作品。国内盤
BR-0838 GNIDROLOG / In Spite Of Harry's Toenail + Lady Lake CD \2500
 72年リリースの1stと2ndの2IN1。初期クリムゾンのような叙情パートと、ヘヴィ・サウンドを対比させる英国然としたプログレッシヴな1stでは、突如として入るリコーダーやクラシカルなフルート、畳み掛ける変拍子などにジェントル・ジャイアントや、V.D.G.G.の影響あり。続くLADY LAKEは、英国プログレの名作のひとつ。サックスをフィーチャーしたダークなサウンドは、V.D.G.G.タイプの攻撃性と、KING CRIMSONのような叙情性を持ちあわせたもの。闇の中に妖しいまでの美が存在する名作。ジャケットからは、なにやら、ドロドロとした掴み所のない先入観を得てしまうが、予想外にメロディアスでドラマチックな正統的なプログレッシヴ・スタイルに驚きを隠せない。リマスターにより、音質もアップ。04年版。
BR-0467 GRACIOUS / ! CD \2800
 見開きエンボス紙ジャケット仕様。リマスター盤。70年リリースの1st。VERTIGOの必携物としても知られ、ハード・プログレッシヴなスタイルの中に、ハープシコードでクラシカルなブリッジを配した、いかにもVERTIGO然としたスタイル。2曲目での月夜の乾きを満たすようなメロトロンがなんとも深淵。また、フーガやベートヴェンの月光もアレンジ。ボーナス・トラック3曲(BEAUTIFUL/WHAT A LOVELY RAIN/ONCE ON A WINDY DAY)追加収録。
BR-0896 GRANNIE / Same CD \2200
 2010年リマスター&英国盤オフィシャル初CD化。71年に自主リリースされた唯一作。原盤は当時99枚しかリリースされなかった、20万円以上の高値がついているメガ・レア。GRAVY TRAINの名作2ndや、T2を思わせるようなハード・ロック・タッチが混ざったメロディアスなプログレ。フルート、ギター、ドラムス、ウォーム・ハートなヴォーカルによるもので、フルートも加わったそのサウンドはレア度も越えて一級品。いまだにこれだけのものが残されているとは、英国の底知れぬ奥深さには感服。当時VERTIGOやNEONからリリースされていても全くおかしくない出来だ。当時レコードにはメンバーのクレジット等のデーターは一切無く、謎のバンドとしてコレクターの間で語り継がれていたが、今回CD化にあたりメンバーによるライナー・ノーツで全てが明らかに。英国ファン必聴作。
BR-0584 GRAVY TRAIN / A Ballad Of A Peaceful Man CD \2800
 2500枚プレス限定盤。見開き紙ジャケット仕様。JETHRO TULL張りのハードな前作から一転、ストリングス・オーケストラを加え、英国調の美しい田園風景をクラシカルに奏でるような、シンフォニック・ロック調となった傑作2nd。71年VERTIGOからのリリース。このジャケットからは想像も出来ないリリカルな旧A面が特に傑出している。叙情がこぼれ落ちるフルートも良い。ボーナス・トラック1曲 (71年のシングル曲) 追加収録。
BR-0701 GRYPHON / Same CD \2300
 07年リマスター英国盤。英国王立音楽院で学んだメンバーが結成した中世音楽ベースのロック・バンドのデビュー作、と聴くだけで昔は胸が躍った。きっと、凄いに違いないと。リコーダー、バスーン、そして、ルネッサンス音楽に欠かせないリード楽器、クルンホルンを取り入れたサウンドは以降の作品よりもずっとアコースティックだが、リズムの取り方のスリリングさには驚くばかり。本作はアメイジング・ブロンデルの田園調とも重なり、ただ、たおやかな歌心を持ったブロンデルに対し、挑みの学術性をピリピリさせていたグリフォンは上手く商業ペースに乗らず、バンドは苦難の道を歩むことになる。73年作。
BR-0684 GRYPHON / Midnight Mushrumps CD \2300
 07年リマスター英国盤。74年リリースの2nd。ハープシコード、スモール・パイプ・オルガン、リコーダー、バスーン、そして、ルネッサンス音楽に欠かせないリード楽器、クルンホルンを取り入れた中世クラシカル色。静まり返った夜中にモコモコとキノコが生えてくるようなオープニングから妖精の森へ引き込まれる。そして宴の始まり。音で体験する英国ファンタジーの傑作だ。まだアコースティック寄りだが、エニドと強い共通点がある。
BR-0685 GRYPHON / Red Queen To Gryphon Three CD \2300
 07年リマスター英国盤。75年リリースの3rd。イエスに触発されたという彼ら流のシンフォニック・ロックを完成させた。リコーダー、バスーン、クルンホルン、ハープシコードにエレクトリック・ギター、ピアノ、そしてシンセをプログレッシヴに導入し、一糸乱れぬ演奏で貫いていく。非常に志が高い、孤高とも言える傑作。緻密なバンド・アンサンブルと学術的なソロが織り成すこのプロフェッショナル度は圧巻としか言い様がない。
BR-0888 GRYPHON / Raindance CD \1980
 2010年リマスター英国盤。16分越えのシンフォニックなラストで決まり。この早さを手で弾いているんですかと問いたくなる2曲目、なんでこんなややこしい展開をするんですかと問いたくなる6曲目などアルバム前半は相当ひねくれている。古楽器が彩るビートルズのウォームハートなカヴァーも含めて、彼らの器用さが完ペキ過ぎてスキを見せない。ただ、それらはラストの予習みたいなもので、前作の流れを汲み、エレクトリックとアコースティックが織り成す、もう神技の域に到達。叙情を超えて神聖な空気すら感じる。75年リリースの4作目。
BR-0823 GRYPHON / Treason CD \2200
 09年リマスター英国盤。シンフォニックな1曲目で決まり。昔この曲だけを繰り返しレコードで聴いた。イエス風のメロディックなノリはイングランドにも通じる。グリフォンと言えばアコースティックなイメージや、孤高の音楽論が先立つ場合もあるが、本作はバンドを身近に感じる1枚。屈折した展開部分を持つもリリカルで泣きがある2曲目、メロディーやコーラスが英国然と美しい6曲目、7曲目などもいいが、今聴き直すと、不器用なポップを聴かせるも演奏の器用さには舌を巻く3曲目〜5曲目あたりのバンドのこだわりには脱帽だ。77年リリースの5作目。
BR-0856 HANNIBAL / Same CD \2500
 デジパック仕様。70年にB&Cからリリースされた唯一作。この年、INDIAN SUMMERも手掛けた、サバスのプロデューサーRODGER BAINによって世に送り出された。ヴァン・ダー・タイプのサックスもミソだが、さりげなくクラシカルなフレーズを流し込むオルガンや、時折りジョン・エサーリッジを彷彿させるギタリストの技が光り、INDIAN SUMMERを連想させるようなジャージィなギター・ソロなど、細かいところでのスキルを感じさせる。退廃的に歌い込んでいくヴォーカルがブルージィ。RAW MATERIALにも近いが、よりスローで重い。ジャケットはキーフ。
BR-0918 HARSH REALITY / Heaven & Hell CD \1980
 2011年リマスター盤&英国盤初CD化。69年にフィリップスからリリースされた激レア盤。バンドの唯一作。そのおどろおどろしいジャケットとは裏腹に、メンバーのコーラスを導入し、オルガンを多用したストーリー仕立てのソフト・ロックと、ブルージィなギターをフィーチャーしたハードなナンバーを聴かせる。女性ヴォーカルを加えた妖し気な前衛的な演奏も取り入れ、また、THE OPEN MIND辺りにも通じる、この時代ならではのサイケ・ポップ・カラーもあり。ウェールズのバンド。ボーナス・トラックとしてシングル曲を4曲追加収録。
BR-0729 THE HUMAN BEAST / Volume One CD \2500
 70年にDECCAからリリースされた唯一作。ギター・トリオながらも演奏スタイルとアレンジの幅は広く、毒を持つ闇夜のヘヴィネスに加え、アコースティック・ギターを導入するなど、ハッとさせられるような、メロディアスな部分の切りかえしも見事。また、ハードながらも、ISBの曲を取り上げたり、ブレッド・ラヴ&ドリームスのDAVID McNIVENがクラリネットでゲスト参加したりと、アシッド・フォークの匂いも漂わせているところが、当時のバンドらしい。英国サイケ・ハード屈指の名作! 英国盤初CD化。
BR-0794 ILLUSION / Enchanted Caress CD \2500
 ジャケットのアートワークも新たに、ボーナス・トラックを2曲加えた08年版。79年に録音されたがリリースされることが無かった未発表3rdで、90年代になって音源が発掘されてCD化されたが長らく廃盤だった。イリュージョンならではの哀愁の名曲THE MAN WHO LOVED THE TREESを始め、GETTING INTO LOVE AGAIN、AS LONG AS WE'RE TOGETHER、YOU ARE THE ONEといった、ジェーン・レルフがリード・ヴォーカルで歌う曲は、先にリリースされた彼女の2枚組コンピレーションに収録されているが、それ以外にもバッキングで美声が聴ける曲も多いので、やはりファンは必聴。また、ストローブスのメンバーをゲストに迎えたSLAUGHTER ON 10TH AVENNUE(カバー)や、キース・レルフが参加したラスト作で遺作と言えるALL THE FALLING ANGEL(メロトロンも優美)など、英国ロック・ファンにとっての聴きどころも多い。本作は、ジム・マッカーシーからブライアン・ウイルソン(ビーチ・ボーイズ)へ、大英帝国からのアンサー作品だったらしい。ボーナスは、イリュージョンの1st収録曲のROADS TO FREEDOMと、気品溢れるクラシカル・シンフォの名曲FACE OF YESTERDAYの2曲。
BR-0910 INDIAN SUMMER / Same CD \2200
 2011年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。70年にNEONレーベルの3番としてリリースされた唯一作。ブラック・サバスと共に69年にオーディションを受け、サバスと同じくRODGER BAINのプロデュースでデビュー。とはいえ、本作はヘヴィ&ハード物ではなく、どちらかと言うと、シンフォ・スタイルに分類される、アレンジとアンサンブルの妙で迫っていくタイプ。ハモンドと早弾きギターが核となり、メロディアスな演奏を繰り広げる。その、曲展開の良さはNEONレーベルでトップ。メロトロンも効果的に止めを刺す。
BR-0375 INTER GALACTIC TOURING BAND / Same CD \2500
 77年にリリース作の初CD化。豪華メンバーによる、近未来世界をテーマにしたロック・シンフォニー。全編にオーケストラを配した、ドラマ性を持った曲展開を見せる。それぞれヴォーカリスト、演奏者が変わっていき、曲のイメージは全体に統一されているものの、それぞれのアーティストの個性が生かされ、曲によって違う面があって長編ながら飽きさせない。DAVE COUSINSが歌うとまるでSTRAWBSのようだし、ロンドン・シンフォニー・オーケストラをバックにANNIE HASLAMが歌うと一変して彼女の世界が広がっていく。リード・ヴォーカルとしてはROD ARGENT、ARTHUR BROWN他、またLARRY FAST(Key)、ANTHONY PHILLIPS(G)、PERCY JONES(Fretless B)ら総勢30人以上のアーティストによる。
BR-0841 JACKSON HEIGHTS / The Fifth Avenue Bus CD \2200
 2010年リマスター&英国盤。ナイスのLEE JACKSONが結成したバンドのヴァーティゴから72年にリリースされた2nd。ヴァーティゴからリリースされた3枚はどれも良く、スタックリッジに並ぶヴァリューがある。JUSTINEのギタリストだったJOHN MCBURNIEのソングライティングがもたらすかすみがかったフォーク・タッチに、数々の作品で腕を発揮したキーボーディストのBRIAN CHATTONのリリカルなピアノやメロトロンが加わり、レコーディング・メンバーとしてクリムゾンのMICHAEL GILESを迎え、少しポップなエッセンスも香らせる正に英国仕立ての1枚。
BR-0842 JACKSON HEIGHTS / Ragamuffin's Fool CD \2200
 2010年リマスター&英国盤。ナイスのLEE JACKSONが結成したバンドのヴァーティゴから72年にリリースされた3rd。ヴァーティゴからリリースされた3枚はどれも良く、本作ではキーボーディストのBRIAN CHATTONが曲作りに影響を与え、彼のテクニカルで華麗なピアノをメインにしたインスト・パートを充実させている。核となる3人に、レコーディングのみのメンバーのMICHAEL GILESのドラムスも冴え、メロトロンが効果的な1曲目や2曲目など、特に前半はプログレッシヴな印象が浮き出ている。7曲目はナイスの叙情的なヴォーカル部分をリメイク。
BR-0843 JACKSON HEIGHTS / Bump'N'Grind CD \2200
 2010年リマスター&英国盤。ナイスのLEE JACKSONが結成したバンドのヴァーティゴから73年にリリースされた4thで、ブリティッシュ必修アイテム。ソングライティングのチームワークが整い、オーケストラをフィーチャーしたシンフォニック性、英国ならではのクラシカルな気品、優しく包まれるウォームハートな歌心、胸躍るドラマチックな高鳴りなど、作品のコンセプトと共にバンドの音楽性は最高潮に達した。ドラマーにはMICHAEL GILES、さらにIAN WALLACEも参加。ムーグのトーン設定はエマーソンによるもの。ジャクソンはこの後、レフュジーを結成。
BR-0457 JADE WARRIOR / Same CD \2300
 見開き紙ジャケット仕様。リマスター盤。71年VERTIGOからリリースされた1st。夜の道を歩いているような妄想に駆られる音だ。ハモンド、フルート、ギター、パーカッション、らがイメージの走馬灯のように巡る。ヴォーカルは道しるべ的な役割を果たし、本作もまた、無意識に差別化が図られた結果こうなったのか。フォーク・ロック風でもあり、ジャズ、サイケ、プログレ、ヘヴィ・ロックが混在し、何も無かったかのような静寂が残る。JULYのメンバーらにより結成された。
BR-0928 JETHRO TULL / Aqualung - 40th Anniversary Special Edition 2CD \2500
 <40周年記念スペシャル・エディション> 71年の名盤「アクアラング」の英国EMIからリリースされた2枚組。ディスク1は、STEVEN WILSONによる2011年ステレオ・ミックス音源を使用。ディスク2は、70&71年の未発音源やアーリー・ヴァージョンなどを2011年ステレオ・ミックスや、リマスターで収録。全14曲。あの名作が、ここに新たな息吹を受けて甦った。3面開きデジパック仕様。英国流通盤。
BR-0745 JOHN G.PERRY / Sunset Wading CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。叙情派カンタベリー・ジャズ・ロックの名作。76年リリース。マイケル・ジャイルズを始め、イタリア勢のエリオ・ダンナ、コッラード・ルスティッチら、そうそうたるメンバーが参加。生の弦も加え、アンサンブルを重視したクリアーで美しいサウンドを展開。端正なリリシズムが静かに広がってゆく。プロデュースはルパート・ハイン。なので、ノヴァと多くの共通項を持つ。今一度、合わせて聴きたい必聴作だ。演奏テクニックはもちろん、音楽に対する愛情が伝わってくる。
BR-0517 JONESY / No Alternative CD \2500
 71年リリースの本1stも2nd同様に、メロトロンを多用した作風で、2曲目はそのまま2ndの名曲SUNSET AND EVENING STARに通じる、美しい泣きのバラード。メロトロンとハモンドの重ね弾きがゾクゾクする3曲目も彼ららしいし、1曲目やラストのような攻撃的なナンバーも良い。ボーナス・トラック3曲は、3rdのGROWINGからで、本作と2ndに分けてボーナスとして全曲収録。
BR-0518 JONESY / Keeping Up CD \2500
 必聴傑作。73年リリース。最もメロディアスでドラマチックな2nd。オーケストラを加え、さらにクリムゾン・ナイズされた泣き泣きのメロトロンは一度聴いたら忘れられない。GRACIOUSがメロトロンの吐息ならば、JONESYはメロトロンの涙。心はブリティッシュ。力強さもあって、何年経ってもその存在は色あせない。英国シンフォニック・プログレの感動の瞬間。ボーナス・トラック3曲は、3rdのGROWINGからで、本作と1stに分けてボーナスとして全曲収録。
BR-0109 JONESY / Growing CD \2600
 73年リリースの3作目。サウンドは見え隠れしていたジャズ・ロック指向へ傾倒し、テクニカルな演奏面が増す。そのあたりは、ミュージシャンの性なのか。いつまでも照れずに、甘くも物悲しいメロトロン・フレーズをもっと弾いてほしかった。ただ、メロトロンとトランペットの組み合せが本作でも哀愁を誘う場面があるので、余韻には浸れる。本作で解散。
BR-0746 JULIAN'S TREATMENT / A Time Before This CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。作家であり、キーボード奏者のJULIAN JAY SAVARIN率いるバンドが70年に2枚組でリリースした大作。2in1でCD化。女性シンガーのCATHY PRUDENの妖艶で熱いヴォーカル、英国然としたハモンド・オルガンをメインに、滅び去った文明をテーマにした自身の小説を音楽化したトータル・アルバム。ジャケットからは浮かばないプログレッシヴな力作だ。彼自身はドメニカ出身で、その後も多くの小説を出している。あの時代にネットがあったなら、間違いなく音楽配信も手掛けていたはず。
BR-0747 JULIAN JAY SAVARIN / Waiters On The Dance CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。JULIAN'S TREATMENTに続き、再び自身の小説をコンセプトにした71年作。CATAPILLAの女性ヴォーカリストの姉妹と言われるJO MEEKをフィーチャーし、ハモンドが支配する英国然としたプログレッシヴ・ロックを展開。前TREATMENTのスタイルをグレードアップさせながら長尺にならずコンパクトに凝縮させた割り切りが完成度を高めている。ここぞというところでメロトロンがドラマチックに鳴り響く。EARTH&FIREやSANDROSEファンは必聴。マイナーながらブリティッシュ・シンフォの核心に迫っている。
BR-0404J KESTREL / Same CD \2520
 「ケストレル / ケストレル」 ラストで、PFMも顔負けのシンフォニック・メロトロンが鳴り響く展開を聴けば、ブリティッシュ・ロックの偉大さを改めて痛感するはずだ。これほどセンスの良いメロディアスな作品がマイナーだったなんて。流暢に、かつ、カッコいいギターと、テクニカルなキーボードの組み合わせは確実に今でもナウいし、オリジナリティーも確立されている。英国式アレンジを隅から隅まで味わえる最高峰の超一級品。75年リリースの唯一作。紙ジャケット仕様。国内盤
BR-0756 KHAN / Space Shanty CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。STEVE HILLAGEが、DAVE STEWART、NICHOLAS GREENWOODらと共に、72年にDERAMからリリースした唯一作。STEVE HILLAGEのあの独特のギターの音色と、DAVE STEWARTのオルガンが一体となった、初期キャラヴァンを思わせるような部分を持つ、英国の香り高いカンタベリー・サウンド。時に緻密に、そして大胆に攻めたてる。DAVE STEWARTはこの後、HATFIELD AND NORTHへ、STEVE HILLAGEはGONGへ。外せない1枚。ボーナス2曲(BREAK THE CHAINS/MIXED UP MAN OF THE MOUNTAINS-First Version)追加収録。
BR-0921 KING CRIMSON / Starless And Bible Black (40th Anniversary Series) CD+DVD(NTSC) \2500
 40TH ANNIVERSARY SERIESの第6弾。英国盤デジパック&スリップケース入り。DVDはサラウンド・ミックス等の他に、73年ニューヨーク・セントラル・パークでのライヴ映像からEASY MONEY、IMPROV-FRAGGED DUSY WALL CARPETが入っており、荒涼とした哀愁を奏でるメロトロンをバックにフリップが激しく弾きまくる様などファン必見だが、他にも未発を含むライヴ音源が9曲収録されており、73年スイス公演でのNIGHT WATCH、LAMENT、FRACTUREを始め、ノーカットのTHE MINCER、スタジオ盤未収のヴォーカル入りのヘヴィなナンバー、DR.DIAMONDや、一回のみイタリアで演奏されたと言う超レア曲のGUTS ON MY SIDE(後のUKを思わせる)など、もともとアルバムがライヴ録音を多く含んでいるので、当時のバンド像により迫ることが出来る。CDはニュー・ステレオ・ミックスにDVDにも収録されているライヴを5曲追加。このシリーズならではの強力コンテンツ!
BR-0922 KING CRIMSON / Discipline (40th Anniversary Series) CD+DVD(NTSC) \2500
 40TH ANNIVERSARY SERIESの第7弾。英国盤デジパック&スリップケース入り。当時、本作の発売前の数日はクリムゾンの新譜のことで頭がいっぱいだった。そして、勝手にUKのギター版に出来ればメロトロンが入ったようなサウンドを妄想。だから、いわゆる「なんじゃこりゃ」という衝撃。恐るべしメカニカルな演奏と、前人未踏の音楽性。その後のプログレの様式のひとつとなった、これが始まり。DVDはサラウンド・ミックス等の他に、TV番組THE OLD GREY WHISTLE TESTでのライヴ映像(シモンズ・ドラム、スティック、ギターシンセ、手元のエコフラ、髪型など見た目も画期的)からELEPHANT TALK、FRAME BY FRAME、INDISCIPLINEや、最初に考案されたアルバム・フルヴァージョンのラフ・ミックス等を収録。CDはニュー・ステレオ・ミックスに2曲のオルタ・ミックスを追加。立体的なアンサンブルの本作こそ、ニュー・ミックスで新たなポテンシャルが引き出されるのでは。
BR-0848 KINGDOM COME / Galactic Zoo Dossier CD \1980
 24bit デジタル・リマスター&2010年英国盤。クレイジー・ワールドを経て71年にPOLYDORからリリースされたKINGDOME COME名義での1stアルバム。前作までのサイケデリック感覚を脱し、攻撃的なハモンドを中心にめまぐるしく展開する。アーサー・ブラウンの狂気がかったシアトリカルなヴォーカルが印象的だが、時にはブルージィな泣きの場面も見せるコンセプト・アルバム。ジェスロ・タルと共に、当時イタリアン・ヘヴィ・プログレに影響を与えたと言われる1枚。ボーナス・トラック3曲はアルバム収録曲の別ヴァージョン。
BR-0567 LEAF HOUND / Growers Of Mushroom CD \2300
 ボーナス・トラックとしてTOO MANY ROCK'N ROLL TIMES (新録!) を追加収録し、デジパック仕様にて再発。71年にDECCAからリリースされたにもかかわらず、原盤はメロウキャンドルと並ぶレア物として知られる1枚。後にATOMIC ROOSTERに加入するPETE FRENCHが在籍する正統派ハード・ロック。ツェッペリンやサバスの影響を感じさせる最も伝統的な英国の音。ボーナスのレア・シングル曲のIT'S GONNA GET BETTERと、未発表曲のHIP SHAKERの2曲は以前のCDに収録されたものと同じ。DIGIPACK
BR-0889 LINDA HOYLE / Pieces Of Me CD \2200
 2010年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。AFFINITYの女性ヴォーカリストが71年に残した唯一のソロ・アルバム。AFFINITYと同じくヴァーティゴからリリースされたレア盤として知られる1枚。バックは当時同じくヴァーティゴからアルバムをリリースしていた英国ジャズ・ロック・バンドの最高峰NUCLEUSのメンバーが固め、カール・ジェンキンスのプロデュースが効いた起伏に富んだジャージィーなサウンドをバックに彼女が歌う。バックの演奏も凄いがそれに負けない彼女の歌唱力も素晴らしい。オーケストラをバックにしたファンタジックな趣の4曲目や、ローラ・ニーロのカヴァーなど彼女の女性ヴォーカリストとしての資質も光る。
BR-0395 MAGIC CARPET / Same CD \2500
 71年に自主レーベルからリリースされた、MAGIC CARPET唯一作。現在ソロでも活動している女性ヴォーカリストALISHA SUFITと、CLEM ALFORDのシタールやターブラ、ギターなどをフィーチャーしたジャケットのイメージ通りの妖し気なエキゾチックな香りがプンプンするプログレッシヴ・フォーク。昔、ロンドン・ヴィクトリアのレコード・フェアで彼女と会いました。自分の再発レコードを持って花屋のように売り歩いていた。ボーナス・トラック1曲入り。
BR-0607 MAINHORSE / Same CD \2500
 PATRICK MORAZによる06年リマスター盤。英国盤としては初CD化。パトリック・モラーツの攻撃的かつクラシカルなキーボード・ワークと荒々しいギターが支配し、ブリティッシュ然としたメロディアスなヴォーカルと相俟って押しまくる71年唯一作。リズム・セクッションが熱い演奏で畳み掛け、モラーツはクラシカルなフレーズで切り返えす。眼も止まらないテクニックに圧倒されるが、そのサウンドは重くヘヴィ。ブリティッシュならではの泣きのバラード・ナンバーも見逃せない。
BR-0890 MANDALABAND / Resurrection - I & II (1st + The Eye Of Wender) 2CD \2500
 75年リリースの1st「Same」と78年リリースの「The Eye Of Wendor」が、リーダーのデヴィッド・ロールによるリミックス&リマスター、各ボーナス入りでリリース。説明不要のシンフォニック・ロックの傑作2枚。すぐれたミュージシャン達による凝った演奏はもちろん、オーケストラや合唱団をフィーチャーした、マルチ・トラック数の多い作品なので、リミックスということは、ディテールにかなり違いが出る。もちろん、元のミックスもデヴィッド・ロールによるものなので、30年以上経って手が加えられた内容は必聴と言わざるをえない。1st「Same」に関してはシンセ・オーケストレーションの分離が明確で、かつ残響が深く、より壮大に感じる。いわばエニド的。ボーナスは収録曲のデモ、スタジオ・ライヴ、別テイクの3曲。「The Eye Of Wendor」に関しては、もう新譜のような壮麗な響き。涙が出そう。こちらのボーナスは超お宝級で、収録曲のデモ3曲ながら、オーケストラを使わず、ウーリー・ウォルステンホルムとデヴィッド・ロールのキーボードによるオーケストレーションで、彼らがライヴでも遜色なくこのアルバムを演奏出来たであろう事実を証明している。感動とはこのこと。16ページのブックレット付き初回3面開きデジパック仕様。
BR-0788 MIRKWOOD / Same CD \2800
 73年に99枚のみリリースされた激レア・サイケ・プログレ。唯一作。廃盤時代からコレクターズ・アイテムとしてマニアの間で知られていたが、謎に包まれたバンドだった。93年&04年にレコードで再発されたが、今回のオフィシャル初CD化にあたり、詳しいライナーノーツで更にいろいろなことが明らかになった。ツイン・ギター、ベース、ドラムス、ヴォーカルの5人編成のバンドで、結成当初は、イエスやディープ・パープルのカヴァー・バンドとしてスタートしたらしい。なんというか、もっとマニアック道を突き進んでいるかのようなイメージを持っていたが、そう思って今聴くと、チャイルド・イン・タイムをパクった12分のLOVE'S GLASS OF SUNSHINEや、メロディーを重視した曲作り、メロディアスなヴォーカル・パートとウォーム・ハートなコーラス・ワークなど、当時の英国ロックの雰囲気たっぷり。ポコラ本でもお皿5枚です。
BR-0506 MORGAN / Nova Solis CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! 72年にRCAイタリアーナからリリースされた名作1st。ハモンド、ピアノ、シンセ、クラビネットらを終始メインにし、リズム隊と一体となってテクニカルに迫る様はイタリアならTRIP、英国ならBEGGAR'S OPERAあたりを思わせ、ピアノ・プレイにあたってはウェイクマン並みに聴かせる。畳み掛けにさらに畳み掛け。後半はホルストの惑星を組曲として使用。キーボード・ファン必聴作。見開き紙ジャケット仕様。*完全初回限定盤!
BR-0926 NICHOLAS GREENWOOD / Cold Cuts CD \2500
 72年にKINDGOMからリリースされたレア・オルガン・プログレの名盤。弾き捲くるハモンドを軸に、品の良いタッチで聴かせるクラシカルなピアノ、攻撃的なフルートや高鳴るストリングス・アンサンブルをセンス良く取り入れた、70年代正統派ロック・サウンドを聴かせる。ジャージィ、ブルージィ、サイケデリックなサウンドを織り交ぜ、そこにスタックリッジあたりを連想させるようなポップ・サウンドも見え隠れするメロディ・ラインに、英国ならではの伝統が脈々と流れている。ヴォーカルも渋い。CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWNの1st、後にKHANに参加するベーシストのソロ唯一作。AFFINITYやARZACHELにも通じるヴィンテージ感たっぷり。2010年版。
BR-0863 NIRVANA / Local Anaesthetic CD \2200
 08年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。VERTIGOの中で最も有名なキーフのジャケットで71年にリリースされた4作目。DR.ZやCLEAR BLUE SKY等のプロデュースを手掛けたミスター・ヴァーティゴとも言えるPATRICK CAMPBELL-LYONSのプロジェクト・バンドだった。本作では大曲2曲という構成で、旧A面ではサイケ・ロック、旧B面はチェンバロ等を導入し、メロディアスな面も聴かせる。初期JADE WARRIORに近い。
BR-0143 NORTHWIND / Sister Brother Lover.... CD \2800
 71年リリースの英国然としたフォーク・ロック名作。アコースティック色よりも、ギター、ピアノ、ハモンド、ドラムス、ベース、メロディアスな男性ヴォーカルでロック寄りに聴かせ、当時のポップ色もあり、スタックリッジ、又は、曲によってはFANTASYあたりを思わせる。ここが本作のポイントで、うつむきフォークの多い英国の中で、微妙なポジションを取りをして個性を出している。ボーナス2曲入りのリマスター盤。
BR-0144 NUCLEUS / Elastic Rock + We'll Talk About It Later 2CD \2800
 CHRIS SPEDDING、IAN CARRらによる英国ジャズ・ロック・バンド代表格。70年1st+71年2ndの2枚組。VERTIGOからのリリースというブリティッシュ・ロック・ファンにとって大きな条件が重なり、斬新なプログレッシヴ性を嗅ぎ取ってしまう。もちろん、内容に伴うものだが、植え付けられたレーベルのイメージは大きい。英国紳士のような渋くカッコいいブリティッシュ・ジャズ・ロック。オーボエ、フルート、そして、ヴォーカルも脇役を越えた味あり。
BR-0368 NUCLEUS (with IAN CARR) / Solar Plexus + Belladonna 2CD \2800
 長らく廃盤状態だった71年のSOLAR PLUXUS(3rd)と、72年のBELLADONNA(4th)が2枚組で再CD化。かつてVERTIGOからリリースされたブリティッシュ・ジャズ・ロック。管楽器をフィーチャーしたクラシカルな部分や、アヴァンギャルドな実験色も持つSOLAR PLUXUS、そしてALAN HOLDSWORTHのギターをフィーチャーし、格調が高い整った演奏で、ブリティッシュ・ジャズ・ロックの名盤としても名高いBELLADONNA、クールな中にも枯れた英国の叙情が渋く香る、いかにも70年代の英国的な音だ。
BR-0376 IAN CARR WITH NUCLEUS / Labyrinth + Roots 2CD \2800
 73年リリースの5作目と6作目の2枚組。かつて本作もVERTIGOからリリースされた。メンバーを大幅に交代し、LABYRINTHでは、混沌としたアヴァンギャルド性と、女性ジャズ・ヴォーカリストNORMA WINSTONのヴォーカルが透明感ただようジャズ・ロック・サウンドと見事にマッチした曲など、前作からの枯れた英国の味わい深さを引き継ぎつつも変化を見せている。ROOTSではよりフュージョン的なサウンドへ。
BR-0853 THE PARLOUR BAND / Is A Friend ? CD \1980
 英国盤では初CD化となる2010年リマスター盤。ボーナス・トラック1曲追加収録。72年にDERAMからリリースされた唯一作。ハモンド、アコースティック・ギター、メンバーの美しいヴォーカル・ハーモニー等の、アンサンブルを重視した均整のとれた品格漂うサウンドを聴かせる。ハモンドをフィーチャーした当時の英国ロックならではのプログレ然としたサウンドから、フォーク・ロック調のメロディックな叙情がリリカルに香る曲をバランスよく配置し、ファンタジックなイメージで包み込んでいる。英国然とした情景がジェントルに煙る秀作。ボーナスはアンリリースド曲(RUNAROUND)。当時はキャラヴァンやカーンといった同DERAM系バンドのツアー・サポートもしていた。
BR-0148 PEGGY'S LEG / Grinilla CD \2800
 73年アイルランドでリリースされたレア・プログレ。ツイン・ギターの4人編成で、前半ではジェスロ・タルをややブルージーにしたようなサウンドをハードめに展開するし、後半では打って変わってクラシカルなプログレッシヴ・ロックを演奏する。キーボード・レスだがエレクトリック&アコースティック・ギターのアレンジが絶妙。ヴォーカルも英国的。ボーナス1曲(アンリリースド・ライヴ)収録。
BR-0827 PROCOL HARUM / Grand Hotel (40th Anniversary Series) CD \1600
 40周年記念盤シリーズ。73年リリースの必聴傑作。シンフォニック・ファンはこれです。特に1曲目のタイトル・チューンはオーケストラと混声合唱団を加え威風堂々と格調高く聴かせる。まるで歴史的建造物の如く威厳を放っているが孤独な寂しさや哀愁が佇み、でもロック本来の力強さを失うことなく、どこまでもメロディアスでエレガント。英国人にしか出来ない仕上がりだ。女性スキャットが印象に残るクラシカルな8曲目も彼らならではの名曲。ボーナス2曲入りで、1曲はタイトル・チューン、GRAND HOTELのオケ無しヴァージョン、1曲はBRINGING HOME THE BACONの初期ミックス。3面開き紙ジャケット&リマスター09年盤。
BR-0832 PROCOL HARUM / Exotic Birds & Fruit (40th Anniversary Series) CD \1600
 40周年記念盤シリーズ。74年にリリースされた本作も必聴作。英国然としたドラマチックなメロディーラインはどの曲も素晴らしく、彼らの売りであるハモンドもブリティッシュ・ファンを虜にしてやまないトーンを響かせる。特に、頭の3曲がいい。カヤックのような気品あふれるフレーズは、むしろヨーロッパ大陸の哀愁を感じさせるような気もする。オケ入りの前作とはまた違ったバンドの魅力に接することが出来る英国物の外せない1枚だ。2曲ボーナス入りで1曲はミックス違い、もう1曲はシングルのB面から。3面開き紙ジャケット&リマスター09年盤。
BR-0635 PROTOS / One Day A New Horizon CD \2500
 82年にレコードで250枚しかリリースされなかった激レア盤。コレクター垂涎のアルバムがメンバー自身の手によって英国自主制作盤で遂にCD化された。キーボード、ギター、ドラムスのトリオ編成による、中期キャメルを連想させる美しいインスト・シンフォ・プログレ。まさに70年代から80年代へと変わっていく、当時の英国シーンの時流を感じさせるような、フレッシュな息づかいのサウンド。ストリングス・シンセやピアノなど、キーボードがマジカルな響きを見せており、ギターも含めてこのリリカルさが結晶となり作品に宿っている。さらにボーナス・トラック2曲を追加収録。1曲は81年に同レーベル(AIRSHIP)からリリースされたコンピレーションに収録されていたアルバム未収録曲のライヴ。もう1曲は、90年代に録音されたキーボード奏者のソロ・アルバムPASSING DECADESから。
BR-0932 PUBLIC FOOT THE ROMAN / Same CD \2500
 ウィッシュボーン・アッシュのプロデューサーに見出され、73年にSOVEREIGNからリリースされた彼らの唯一作。硬質ながらもメロディアスなツイン・ギターと英国然としたヴォーカルはたしかにウィッシュボーンを感じさせるも、キレのあるハモンドがプログレッシヴな立ち位置をキープ。巧みなドラムが押し上げることによって、パートによってはピーター・バンクスとトニー・ケイの絡みを思わせるテクニカルさもあり、同レーベルのフラッシュに似たところも。2曲目やラストなどプログレ・ファンにもっと評価されるべき。
BR-0712 QUATERMASS / Same CD \2800
 見開き紙ジャケット仕様。PETE ROBINSON率いるハード・プログレッシヴ・キーボード・トリオ。70年リリースの唯一のアルバム。ハモンドをメインに攻めまくる曲もカッコイイし、オーケストラやハープシコードをフィーチャーするバラードも英国式。AARDVARKにも近いが、こちらのほうがプログレ然とし、邪悪な様相を孕む音だ。後にRAINBOWが本作からブラック・シープをカヴァーしたことでも有名。ボーナスとしてアルバム未収の2曲を追加収録。
BR-0919 QUICKSAND / Home Is Where I Belong CD \1980
 2011年リマスター&英国盤初CD化。73年にリリースされた唯一作。英国プログレ全盛期にリリースされたが故に、本来の持ち味のフォーク・マインドに、イエスを始め様々なシンフォニック・スタイルを、メロトロンも導入し、プロデュースされた作品。そのオーヴァー・プロデュースとも言える大袈裟とも取れる雑多な内容が、今となっては聴き所となっており、ジャケットのイメージを覆している。DAWNレーベルならではの甘い叙情性も魅力。ウェールズのバンド。
BR-0844 RAMASES / Glass Top Coffin CD \2200
 2010年リマスター&英国盤。75年にVERTIGOから、くり抜き変型ジャケットでリリースされた2ndアルバム。銀河系をテーマにしたコンセプト・アルバムで、RAMASESことMARTIN RAPPHAELと彼の妻であるSELの二人を中心に、キーボード、ギター、ベース、ドラムス、サックス等に加え、ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラと、ロンドン・シンフォニー・オーケストラを大幅に導入した英国調の気品あるサウンドで、ファンタジックなシンフォニック性が広がる。また、前作の流れを汲んだ、美声女性ヴォーカルを導入した幻惑的なレリジャス・フォーク調のサウンドや、合唱風のクラシカルなコーラスワークも美しく印象的。長年に渡り構想が練られた大作。
BR-0687 RARE BIRD / 1st + Somebody's Watching CD \2500
 06年デジパック盤。英カリスマ・レコードの代表作のひとつと言える彼らの69年の1stと、73年の4thの2in1。1stはグラハム・フィールドをフィーチャーするギター・レスのツイン・キーボード・スタイルで、英国然とした響きをたたえ、クラシカルかつワイルドなハモンドと、ややジャージィーなピアノが交差。全英NO.1に輝いた名曲シンパシーはその後のカリスマ・レコードの道を開いた永久に記憶されるべき曲。G.フィールドは2ndの後抜け、フィールズを結成。その為、編成変えをした4thは平均的な英国ロックになったが、ベースはV.D.G.G.のニック・ポーターと1曲ながらジョン・ウェットンが担当し、締まった演奏を聴かせる。
BR-0688 RARE BIRD / As Your Mind Flies By CD \2500
 06年3面開きデジパック盤。70年に英カリスマから満を持してリリースされた2nd。1stはまだニューロック、または、アートロックの域にかぶさっていて、未完の部分も若さで乗り切っていたが、プログレッシヴ・ロックを明確に打ち出した本作は、英国だけでなくイタリアやドイツにまで影響を与え、その後のバンドを誘発した。混声合唱団を大胆に導入し、クラシカルかつ空想的に展開する組曲FLIGHTは、ハモンド・オルガンがグラハム・フィールド独特の音色で響き、ヘヴィに迫るラストまで堂々と聴かせる名作。ユーロ・プログレ的でもあり、70年という先駆者としてのスタイル作りは十分に評価出来ると思う。
BR-0689 RARE BIRD / Epic Forest CD \2500
 06年デジパック盤。フィールズ結成のためグラハム・フィールドが脱退後、ギタリストなど新たにメンバーを加え新生レア・バードとしてスタートした72年リリース3rd。英国オリジナルLPには3曲入りの7インチ・シングルが付いており、それらの曲もボーナスとして収録。本編はバジャーをややソフトにしたような内容とも言え、コーラスを活かしたフォーク・ロックも聴かせる。なお、さらに3曲のレア・ボーナス入りでグラハム・フィールド在籍時の初期のテイクから、70年録音のプログレッシヴなアルバム未収曲、シンパシーのシングル・ヴァージョン、2ndの1曲目の別ヴァージョンを収録。
BR-0881 RAW MATERIAL / Same CD \1980
 70年にEVOLUTIONからリリースされた1st。英国らしい渋いヴァイヴや、落ち着いたハモンド、センスの良いピアノ、荒いフルート、サックス、重いリズム、まどろみを見せるヴォーカルなどヴィンテージが詰まった、当時の英国ロックの黎明期を感じさせるブリティッシュ通好みのサウンド。アルバム・ラストで響くメロトロンも泣かせる。ジャズ・ロック、サイケ、ビート色など、ジャンルに拘らない多様さがいかにも当時らしい。NEONからリリースされた次作への布石を感じさせる翳りも持つ。CDにクレジットは無いがボーナスを4曲追加収録した11曲入り。リマスター盤。
BR-0911 RAW MATERIAL / Time Is... CD \2200
 2011年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。71年にNEONレーベルの8番としてリリースされた2nd。サックスもユニゾンで取るヘヴィなリフはV.D.G.G.を思わせ、特に、1曲目はKILLERそっくり。ブリティッシュ然としたヴォーカル、プログレッシヴなハモンド、フルート、サックスも加えた、のし掛かるヘヴィ・プログレ・サウンド。組曲が2つ収録されていて、1stにあった英国叙情も育っている。ジャケはキーフで、内ジャケのほうが、よりらしい。
BR-0608 REFUGEE / Same CD \2500
 PATRICK MORAZによる06年リマスター盤。英国盤としては初CD化。ex.NICEのリズム隊がPATRICK MORAZを迎え結成したトリオ。76年にCHARISMAからリリースされた、彼らの唯一のアルバム。ハモンド・オルガン、シンセ、メロトロン等のキーボード群をフィーチャーした、UKプログレの傑作のひとつと言えるスリリングに畳み掛けるサウンド。特に3曲で構成された、17分近い組曲の3曲目は、メロトロンを大幅に導入し、ピアノが風雅に響く、あまりにも英国然とした、シンフォニックでドラマチックな哀愁に満ちた名曲。
BR-0742 RENAISSANCE / Illusion CD \2800
 08年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。71年にリリースされたオリジナル・ルネッサンスの2ndアルバム。JOHN HAWKENのクラシカルな音色のフレーズに誘われて、JANE RELFのスキャットからメンバーのコーラスがドラマチックに重なるGOLDEN THREADに感動。サイケ・フォーク風の曲や、後にILLUSIONで再録された哀愁の名曲FACE OF YESTERDAYの原曲など、JANE RELFの慈愛に満ちた深く心に浸透するような絶品のヴォーカルが堪能できる。KEITH RELF、JIM McCARTY、LOUIS CENNAMO、JOHN HAWKEN、JANE RELFの黄金のメンバーでリリースされたアルバムは2作品のみ。KEITHを亡くしたメンバーはこの後再び集まり、77年にILLUSIONを結成し名作2作を残す。
BR-0862 RENAISSANCE / Prologue CD \2200
 2010年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。メンバーを一新して、新生ルネッサンスとしてリリースされた72年の1stアルバムで、オリジナル・ルネッサンスから数えて通算3作目。ジョン・ホウクンに代わって加入したジョン・タウトのバロック調の美旋律ピアノを中心にした、ダイナミックなクラシカル・ロック・サウンドが展開され、アニー・ハスラムのクリスタル・ヴォイスも縦横無尽に駆け抜ける。ライヴでもよく登場する代表曲のひとつPROLOGUEで幕を開け、また、ラストの約12分のRAJAH KHANで見せるサイケデリックな曲調も、ルネッサンスの他のアルバムには無い雰囲気で興味深い。この曲ではフランシス・モンクマンがシンセ・ソロを聴かせる。まさに新生ルネッサンスのドラマチックな幕開けと言える、バンドのポテンシャルの高さを感じさせる、外せない1枚。
BR-0615 RENAISSANCE / Ashes Are Burning CD \2300
 06年限定盤。見開き紙ジャケット仕様 (TUDOR LODGEやBEGGARDS OPERAの限定盤と同シリーズ)。73年リリース作。メンバー・チェンジを経て、ヴォーカルがアニー・ハスラムに代わっての2作目となる。CAN YOU UNDERSATANDや、CARPET OF THE SUN、タイトル曲のASHES ARE BURNINGなど、その後のライヴでもお馴染みの名曲が並ぶ。オーケストラを導入しつつも、アコースティックなアレンジの曲が多く、フォーク・ロック・ファンにもおすすめの1枚。四つ折りカラー・インサート付き。
BR-0616 RENAISSANCE / Turn Of The Cards CD \2300
 06年限定盤。紙ジャケット仕様 (TUDOR LODGEやBEGGARDS OPERAの限定盤と同シリーズ)。74年リリース作。シンフォニック、クラシカルな名盤といえば、次作のシェラザードやノヴェラだが、最もプログレッシヴなアルバムとなると、やはり本作。RUNNING HARDでスリリングに幕開け、MOTHER RUSSIAで超ドラマチックに幕を閉じる、完成度の高い1枚。四つ折りカラー・インサート付き。
BR-0622 RENAISSANCE / Scheherazade And Other Stories CD \2300
 06年限定盤。紙ジャケット仕様 (TUDOR LODGEやBEGGARDS OPERAの限定盤と同シリーズ)。75年にリリースされたルネッサンスの最高傑作。オーケストラ、合唱団を加え、独特のクラシカルな和声とメロディーで展開する。1曲目のTRIP THE FAIRから、その幻想的な異空間に引き込まれ、後半の組曲も決して間延びすることなく、最後までファンタジーに没頭できる。本のページをめくるように、はじめから集中して聴かないと、最後の感動が来ないという、この、計算された作曲と構成が恐ろしく凄いところ。
BR-0873 RENAISSANCE / Scheherazade And Other Stories + Filmed At Mill House & Bray Studios 1979 CD+DVD(NTSC) \2300
 DVD付き結成40周年記念盤! 75年の最高傑作「SCHEHERAZADE AND OTHER STORIES」に、「FILMED AT MILL HOUSE&BRAY STUDIOS 1979」のDVDが付いた2枚組。2010年リマスター盤。オーケストラ、合唱団を加え、クラシカルな和声とメロディーで展開する名盤。1曲目のTRIP THE FAIRから、その幻想的な異空間に引き込まれ、後半の組曲も決して間延びすることなく、最後までファンタジーに没頭できる。本のページをめくるように、はじめから集中して聴かないと、最後の感動が来ないという計算された作曲と構成が凄い。DVD映像は、79年に収録された5曲(JEKYLL AND HYDE / FOREVER CHANGING / THE WINTER TREE / CARPET OF THE SUN / SECRET MISSION)で、ステージでの演奏をマルチ・カメラで収録し、音源はスタジオ盤を使用したAZURE D'OR 用のプロモ・クリップや、CARPET OF THE SUNのレアなアコースティック・ヴァージョンなど約23分の収録。ファン必携盤。
BR-0923 RENAISSANCE / Novella CD \2200
 2011年リマスター&アメリカ盤のアートワークによる見開き紙ジャケット仕様。77年ワーナ移籍後初となるアルバム。バンドの作品中で最もオーケストラをふんだんに使用し、クラシカル・ロックの王道をいくサウンド。レコードではA面2曲、B面3曲という大作指向のアルバムで、かつてのアニーのインタビューによると、アニー曰く「それはまるで音楽で絵画を描いたような作品」。今となっては、ターン・オブ・ザ・カード〜シェラザードに継いで発表された、ファンが認めるところのオケ&合唱団3部作の最終作。当時、ジェネシスやイエスがスタイリッシュな方向へとチェンジしていった中で、古典な様式に踏みとどまっていたある意味バンドの意地を感じさせる1枚。アルバム・スタートのインパクトは絶大。
BR-0924 RENAISSANCE / A Song For All Seasons CD \2200
 2011年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。78年作。当時ジェネシスも手掛けたデヴィッド・ヘンツェルのプロデュース&エンジニアが光る中期の名作。繊細な12弦ギターやベース、ストリングス・シンセなど音の配置が当時のジェネシスに酷似した音像で迫る。ルイス・クラーク・アレンジによるロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラをフィーチャーするも、オケが出過ぎることが無く、フレッシュなシンフォニック・ロックを聴かせる。また、ルネッサンスらしいドラマチックさも失われず、美しいメロディで占められている。そして、そのスケール感も素晴らしい。ジャケットはヒプノシス。
BR-0925 RENAISSANCE / Azure D'or CD \2200
 2011年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。79年作。オーケストラのパートを全てキーボードに置き換えた脱オケ作。前作と同様、デヴィッド・ヘンツェルのプロデュース&エンジニアによる作品。キーボードはやはりデヴィッド・ヘンツェルの趣味なのかARP、CS、CPといった当時トニー・バンクスが愛用していたキーボードを持ち込み、ジェネシスを連想させる音色で聴かせ、当時ファンを驚かせた。ポップな小曲が並んでいるが、オーケストレーションが超ドラマチックなGOLDEN KEYや、アニーが自由自在に歌うFOREVER CHANGINGなども印象的。新鮮さを感じさせる。
BR-0851D RENAISSANCE / Kings & Queens DVD(NTSC) \2500
 英国ファン必見! オリジナル・ルネッサンスの当時の貴重ライヴ映像が初のオフィシャルDVD化! JANE RELF、KETH RELF、JIM MCCARTY、JOHN HAWKN、LOUIS CENNAMOによるオリジナル・ラインナップでの「ISLAND (GERMAN TV 1970-Beat Club)」、「KINGS&QUEENS (GERMAN TV 1970-Beat Club)」 、さらにJOHN TOUT、MICHAEL DUNFORD、TERRY CROWE、BINKY CULLOM、NEIL KORNER、TERRY SLADEらも加わった、2ndアルバム「ILLUSION」期のラインナップを中心とした、バンドの過渡期とも言えるメンバー構成で演奏される、「KINGS&QUEENS」、「GOLDEN THREAD」、「MR.PINE」、「FACE TO YESTERDAY」、そして、ラストの「WIDDICOMBE FAIR」は、スタジオ録音の音源としては存在しないライヴのみで演奏されたレア・ソングで、原曲は英国フォークながらも全くそれを感じさせない、まさにルネッサンスらしいロック・アレンジで聴かせている。69年〜71年とオリジナル・ルネッサンスとしての短期間のバンド活動の間に残された当時の息づかいをリアルに感じさせる歴史的な宝物。全7曲を収録。
BR-0815D RENAISSANCE / Song Of Scheherazade DVD(NTSC) \2600
 バンド初のオフィシャルDVDが遂にリリース。映像はモノクロながらも、この当時のレア・アーカイヴ映像はファン必見。アメリカ・ニュージャージーで行われた、76年5月28日のCAPTAL THEATREと、79年7月28日のCONVENTION HALLでのライヴを約138分収録。当時のバンドのライヴ演奏が熱気を帯びてリアルに伝わってくる。特に76年のライヴでは、RUNNING HARDからスタートして、OCEAN GYPSY、CARPET OF THE SUN、MOTHER RUSSIA、PROLOGUE、そして約10分のSONG OF SCHEHERAZADE (MEDLEY)、THE YOUNG PRINCE AND PRINCESS、THE FESTIVALと、代表曲がずらりと並ぶ。79年も、THE VULTURES FLY HIGH、JEKYLL AND HYDE、NORTHERN LIGHTS、FOREVER CHANGING、SECRET MISSION、A SONG FOR ALL SEASONS、FLOOD AT LYONSの7曲。約30年前の映像に感涙。歴史を感じさせる1枚。*初回プレスの再生速度の問題点は修正されています。
BR-0931 RICK WAKEMAN / Bootleg Box Vol.2 5CD \2800
 リック・ウェイクマン自身が所蔵していたアーカイヴ・テープ・コレクションから、4箇所での未発表ライヴ音源を収録した5枚組オフィシャル・ブートレッグ・ボックスの第2弾。5枚のCDは、それぞれシングル紙ジャケット(ボックスのアートワーク&ブートレッグ風ジャケット)に収納されている。「ヘンリー八世の六人の妻」、「アーサー王と円卓の騎士たち」、「地底探検」、「1984」等からの曲を網羅。圧巻は、メロトロンやオーケストラを加えた74年&76年の演奏。音質はアーカイヴ物としては上々。尚、メンバー・クレジットは一切無し。CD1: HAMMERSMITH ODEON LONDON MARCH 1976 / CD2 : ITS NEARLY CHRISTMAS TOUR NOV 1997 NORWICH / CD3 : CRYSTAL PALACE LONDON 1974 / CD4 : LIVE IN PRESTON LANCS NOV 1981 PART1 / CD5 : LIVE IN PRESTON LANCS NOV 1981 PART2
BR-0898 ROBERT JOHN GODFREY / Fall Of Hyperion CD \1980
 エニドのレーベル、OPERATION SERAPHIMからEMI MASTERを使用しリリースされた英国盤初CD化となる74年ソロ作の2010年リマスター盤。英国文学が薫るクラシカル・ロック究極の1枚で、譜面的にはすでにエニドと言える大傑作だが、本作ではあまりシンセサイザーは使われておらず、ピアノ、ハモンド、パイプ・オルガン、そして全編で美しく響くメロトロンが骨子となる。また、ハミルを思わせるクリストファー・ルイスのヴォーカルが中性的な色をキープし本作のもうひとつの鍵となり、唸るパーカッションはまさにシンフォニーのそれ。後のエニドを飾ったブラス系のシンセが鳴らない分、木の匂いがする古色さ、または謎めいたゴシックさが最大の魅力。
BR-0750 ROOM / Pre-Flight CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。サンドローズ風の女性ヴォーカルをフィーチャーしたデラムのトップ・レア。70年作。テクニカルな曲想はこの年代の先端とも言えるスタイリッシュさで、オーケストラのシンフォニック性をかみ合わせたプログレッシヴな展開と、ツェッペリンを思わせる硬派な英国ブルースのヘヴィさを曲によって分け、2バンド分のヴォリューム感を持つ。ねばり気とソリッドさを兼ね備えたツイン・ギターに、手数でキメまくるドラムスもポイント。教会の鐘の音と共にオケが流れ出すラストの組曲に、ゾクっ。
BR-0913 RUMPLESTILTSKIN / Black Magician CD \2200
 2011年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。72年にドイツ盤のみでリリースされた2nd。激レア・ジャズ・ロック・バンドのUGLY CUSTARD、HUNGRY WOLFと同メンバーによる、英国の有名セッション・ミュージシャン5人によるバンド。後に、ソフト・マシーンのアルバム等、多数のバンドに参加したギタリストALAN PARKERのサイケデリックなギターや、ハモンドをフィーチャーした、他の2バンドに通じるようなジャジィなサウンドと、ソウルフルなヴォーカル、ゴスペル風の女性コーラスも加えたブルージィな英国ハード・ロック・サウンドを聴かせる。ボーナス・トラック1曲はアルバム未収シングル(WIMOWEH)。
BR-0532 THE RUNNING MAN / Same CD \2500
 72年にNEONの11番としてリリースされた彼ら唯一の作品。ブラスとハモンドとジャージィーなギターをフィーチャーする、英国然としたメロディアスで渋いサウンド。やはり、RAY RUSSELLのギターのテクニックはかなりのもので、早弾きになればなるほどサウンドが熱くヘヴィというか、重い雰囲気に支配される。まさに英国式。これらのメインとなる楽器の組み合わせ方にも当時の個性があり、似ていて似ていないカラーを打ち出していた。隠れた名盤。ボーナス・トラック1曲(SPIRIT)追加収録。
BR-0736 SAMURAI / Same CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。71年リリース。ウェブから改名しデイヴ・ローソンのリーダー・バンドとして心機一転を図ったウェブの実質上の4th。ジャズ・ロック的なインスト指向の前作、I SPIDERからよりモダンに作曲されたアルバムになっており、薄い影のある色合いが独特。整然としたアレンジと表情豊かなヴォーカルで聴かせ、織り込まれるソロの見せ場や、息の合ったテクニカルなバッキングはテンションが高く、特に後半はインスト・パートを増量させ英国然としたヘヴィな厚みを見せる。ラストのローソンのハモンド・ソロは今でもクリエイティヴに響く。ブックレットには、デイヴ・ローソンのインタビューや、ストーリー、当時の貴重写真を掲載。
BR-0868 SECOND HAND / Reality CD \2200
 ナンバーリング入り、限定見開き紙ジャケット仕様。2010年英国盤。68年リリースの1stアルバム。エクスペリエンスを連想させる凶暴なハード・ロック、ハモンド・オルガンをフィーチャーした英国ポップ調のサウンド、エフェクト効果によるサウンド・コラージュなど、様々なスタイルを取り入れた英国ロックの黎明期的なサイケデリック・ロック・アルバム。生のストリングス・アンサンブルや、メロトロンもしっかりフィーチャー。2nd同様こちらもメロトロン・ファン必聴作。ボーナス・トラック4曲は、当時の未発音源2曲と、デモ・ヴァージョン2曲。
BR-0845 SECOND HAND / Death May Be Your Santa Claus CD \2200
 2010年リマスター&英国盤。71年にMUSHROOMレコードからリリースされ、メロトロン・アイテムとしても昔から知られる2ndアルバム。かつてレコードでは極少ファースト・プレスのみの1曲目に収録されていたが、セカンド・プレス以降ではタイトル曲に差し替えられてしまった「FUNERAL」をボーナス・トラックとして追加収録。さらに、71年の未発表音源2曲もボーナス・トラックとして追加収録。メロトロン、オルガンをフィーチャーしたプログレッシヴなタイトル曲から始まりインパクトも大。オルガン・ロックあり、英国調ポップあり、サイケデリックに、と様々なスタイルで聴かせるが、元々アングラ映画のサントラとして作られたということもあり、単なるサウンド・コラージュ的になっていないところが良い。
BR-0901 SKIN ALLEY / Big Brother Is Watching You - The CBS Recordings Anthology 2CD \2200
 2011年リマスター&英国盤。69年の1st「SKIN ALLEY」と、70年の2nd「TO PAGHAM AND BEYOND」のアルバム2作から全曲と、当時のシングル曲(未収曲&シングル・ヴァージョン)を2曲、そして、70年に録音されたアンリリースド・サウンドトラック「STOP VERUSCHKA」からの9曲を収録した、CBS時代のコンプリート2枚組。1stは、DOG THAT BIT PEOPLE等と同様に、廃盤時代から隠れメロトロン・アイテムとしても知られる英国屈指のプログレッシヴ・ロック作。凶暴なハモンドと、サックス、ピアノ・ソロなどで織り成すジャージィなサウンドや、一転、ハープシコードやフルートを導入し中世音楽調のメロディを取り入れたり、ウォームハートなヴォーカルで聴かせるパートなど、サウンドの多様さも当時の英国のバンドらしい。特に、2曲目や7曲目でフィーチャーされるメロトロンの音色や使用法は英国ならでは。2ndはよりジャズ・ロック色を増している。また、未発アルバムながら「STOP VERUSCHKA」もクオリティが高い。
BR-0669 STACKRIDGE / Friendliness CD \2300
 07年リマスター盤。ボーナス・トラック4曲追加収録。72年にリリースされた2ndアルバム。ヴァイオリン、チェロ、フルート、ピアノ等をフィーチャーしたクラシカルな叙情で聴かせる名作。メロトロンとフルートを導入しプログレッシヴに展開する曲や、英国調の気品あるメロディアスなポップ・サウンドに、ウォーム・ハートなヴォーカルが絶妙にマッチし、英国ファンタジーとロマンに優しく包まれていく。室内楽調のクラシカル・アレンジから怒涛の展開をみせるボーナス曲もファン必聴! リマスターが効いている。
BR-0670 STACKRIDGE / The Man In The Bowler Hat CD \2300
 07年リマスター盤。ジョージ・マーティンのプロデュースにより74年にリリースされた3rdアルバム。随所に遊び心が散りばめられた傑作。オーケストレーションをフィーチャーした哀愁あふれるバラードや、英国調叙情派ポップ・ロックも良いが、なんと言ってもジェネシス風のプログレッシヴ・アレンジのTHE LAST PLIMSOLLは名曲。ラストの本格的なクラシカル・アレンジも絶品。どの曲もアレンジが素晴らしく心に残る。名盤ゆえに今まで何度も聴いた1枚だが、リマスターが効いていて驚くほど新鮮。
BR-0899 STEEL MILL / Jewels Of The Forest (Green Eyed God Plus) CD \2200
 ジャケットのアートワークも新たにリリースされた2010年リマスター盤。スリップ・ケース付き英国盤。72年にドイツのBELLAPHONからリリースされ、後の75年にKILLING FLOORやOCTOPUSでも知られるPENNY FARTHINGからリリースされた激レア。粘り気のあるギターと、木管楽器をフィーチャーした5人編成のバンド。ブルース・ロック、ブラス・ロック、ヘヴィ・プログレが混ざり合い、フルートがサイケデリックなイメージを掻き立てる。そういった中にも、2曲目や6曲目など、フルートやピアノの導入で、叙情的に聴かせる部分もあり、いかにも当時の英国のバンドらしい。ボーナス・トラック9曲は、アルバム未収シングル3曲と、70年の未発表スタジオ・レア・トラックを5曲、そして2010年の新録を1曲。
BR-0641 STILL LIFE / Same CD \2800
 06年限定盤。見開き紙ジャケット仕様(TUDOR LODGEやBEGGARDS OPERAの限定盤と同シリーズ)。えっ?ピーター・ハミル?と思ってしまう出だしのヴォーカル。71年にVERTIGOからリリースされた、未だメンバー等に謎の残っている名作。時折、フルートやギターも入るがサウンドのメインはあくまで英国的なハモンド。一本調子になることもなく、クラシカルにメロディアスに曲調に変化を付けている。CRESSIDA、BEGGARS OPERAらと並ぶ、ずばりプログレのVERTIGOオルガン・ロックの必聴アイテム。
BR-0188 STRAWBS / Grave New World CD \2500
 デジタル・リマスター盤。72年リリース通算6作目。シンフォニック・ロックとしては、キーボードにジョン・ホウクンが加わった後の2作がダントツに良いが、英国ならではのフォーク・ロック風味をコンセプト作に仕上げた本作も外せない。牧歌的な歌心と、メロトロン、ハープシコード、オルガン、ピアノ、シンセといったキーボード・オーケストレーションが彩りを与えている。ボーナス・トラック2曲入り。
BR-0187 STRAWBS / Ghosts CD \2500
 デジタル・リマスター盤。最高傑作! ジョン・ホウクンが、メロトロン、ハープシコード、オルガン、ピアノ、シンセetc.を自在に弾きこなし、曲の良さやアレンジの完成度、そして全体のまとまりの良さ、ドラマチックなロック色、などから最もシンフォニックなのが75年リリースの本作。STRAWBSを地味なフォーク・ロック・バンドだと思っていたら大間違い。ウェイクマン在籍の初期にシンフォニック度を求めてチグハグだと思った人、ぜひ本作を聴いて! ボーナス1曲入り。
BR-0760 STUD / Same CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。71年1st。すでに知られたプロの3人がステップアップの為に結成したG/VO、B/G、DRのトリオで、今聴くと記憶とは違うテクニカルな演奏を繰り広げていて驚く。4曲目など今日のプログフェスへ出しても若いリスナーに通用するプログレッシヴ・ジャズ・ロックだ。一方で卓越したアコースティック・ギターに、ヴァイオリンも導入し、英国然とした叙情が薫るメロディアスなヴォーカル・ナンバーもあり、フレキシブルなアレンジ・センスに再度驚かされる。名作は次作のSEPTEMBERだけではありません。
BR-0286 STUD / September + Goodbye CD \2500
 72年リリースの2ndアルバムと、ライヴ・アルバムの3rdのカップリング。FAMILYからJOHN WEIDER(ヴァイオリン)が加わった2ndのSEPTEMBERは英国然としたメロディアスな曲が多い名作。アコ・ギやピアノを配したバラード・ロックが多く、曲によってフルートも入る。ヴァイオリンがたなびくと、もう泣き。なぜか、独バスフからのみのリリースであった。ライヴは初期のスワンプ・ナンバー、ジャズ・ロック風の曲。
BR-0818 TINKERBELLS FAIRYDUST / Same CD \2200
 09年リマスター英国盤。69年にDECCAからテスト・プレスで数枚のみリリースされた激レア盤。98年に初LP&CD再発されたが、当時はシングル3枚を残したのみで、本アルバム1曲目のバッハのフーガをモチーフにし、オーケストラも加えたクラシカル・ロックの「誓いのフーガ(TWENTY TEN)」は日本盤でもシングル・リリースされ大ヒットした。甘めのヴォーカルとハーモニーで綴られるメロウなサイケ・ポップ。ボーナス・トラックとして、アルバム未収シングル(WALKING MY BABY / FOLLOW ME FOLLOW)や、デモ、前身バンドTHE RUSHの曲など9曲追加。
BR-0900 TITUS GROAN / Same CD \1980
 2010年リマスター&英国盤。70年にDAWNレーベルからリリースされた唯一作。ギター(&オルガン、ピアノ)、ベース、ドラムスの基本的な編成に、フルート、オーボエ、サックスを加えた変則的なバンド編成で、英国特有の渋さを全面に感じさせるヘヴィ・ジャズ・ロック。相反する邪悪さと叙情が一体となり凝った展開をみせるアレンジ力は当時の英国のバンドの中でも一級の部類に入る。ボーナス・トラックとして、マキシ・シングル曲のOPEN THE DOOR HOMER、WOMAN OF THE WORLD、LIVERPOOLの3曲を追加収録。
BR-0811 TOM NEWMAN / Faerie Symphony CD \2200
 09年リマスター英国盤。美しい妖精のジャケットに魅了され、レコード時代に誰しも一度は手に取ってしまったというアルバム。77年にDECCAからリリースされた3rd。参加ミュージシャンも多彩で、マイク・オールドフィールドのあのギターが随所に聴かれ、ニール・イネスや、フルートにJADE WARRIORのジョン・フィールド、ドラムス、ベース、ヴァイオリンなど総勢14名で織り成す、繊細でアコースティカルなケルティック・インスト・コンセプト・アルバム。マイク・オールドフィールドの作品のエンジニアを務めたというだけあり、やはり通じるものがある。ラストではメロトロン・フルートが優美に流れ出す。これほどまでに妖精世界を音楽として具現化した作品は他には無いかもしれない。
BR-0893 TONTON MACOUTE / Same CD \2200
 2010年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。71年にスプリング等でも知られるネオン・レーベルの4番としてリリースされた唯一作。エレピやハモンド、そして、ヴィブラフォン、フルート、クラリネット、サックスなどの木管楽器をフィーチャーしたジャズ・ロック・テイストのあるくすんだカラーは、このレーベルならでは。フルートのソロやサックスのソロなども、渋く燻し銀の光を放つ。クールな演奏の中に内に秘めた熱いノリで聴かせる通好みのサウンド。当時の空気がリアルに閉じ込められた必聴盤。アナログ・ヴィンテージの雰囲気が充満。
BR-0761 T2 / It'll All Work Out In Boomland CD \2500
 08年リマスター&英国盤。必聴名作! このカッコ良さ。しびれます。ギタートリオで突っ走る1曲目はスピード感とハードさの中での絶妙なギアチェンジにメロディアスさが合わさり、緩急の変化や一直線では終わらないフレーズが織り込まれ、一気に聴かせてしまう。一転、メロトロンがさり気なく流れる緩い2曲目、ヘヴィなつかみから前曲を発展させ管楽器がいかにも英国的な3曲目、そして、旧B面すべてを使った4曲目は20分超えに値する展開で、A面の良さがすべて入った渾身のワイドレンジで飽きさせない。ボーナス3曲は70年のBBCセッション。
BR-0762 T2 / Same CD \2500
 08年リマスター&英国盤でジャケットも新たに再発。97年に突如LPリリースされたBOOMLAND直後の70年の未発音源。ポテンシャルのあるバンドはデビュー時にはアルバム2枚半ぐらいの曲のストックを持っているものだが、本盤は2ndの為の最終デモと思われ、オーヴァーダブは郷愁を誘うメロトロンぐらいで、あとは一発で録られている。録音状態を合わせクオリティーは高く、楽曲も完成にほぼ迫っている。ピアノ、ダブル・メロトロンが入るラストはBOOMLANDよりシンフォ調で、リリース当時、大きな話題になった。ブレない音楽性も見事。
BR-0783 WALRUS / Same CD \2500
 08年リマスター・英国盤。70年リリース作。ジャージィーかつブルージーなブラス・ロック。軋むようなヘヴィな音の重さがいかにも当時の英国的。ハード・ロックとも取れる構造が多々あり、サックスやフルートのソロを挟みながら、展開の多い曲調で聴かせる。ヴォーカルをメインに押していくが、テクニカルなドラムと骨太のベースもポイント。聴く前のイメージの数倍は凝った展開とアレンジ。DAVID HITCHCOCKプロデュースと聴けば納得。ボーナス1曲追加収録。
BR-0737 WEB / I Spider CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。ジャズ・ロック・ファン必聴作。後にグリーンスレイドに参加するデイヴ・ローソンが加入し70年にリリースされた3rd。ヘヴィな中にモダンなセンスが光る1曲目や、英国らしい幽玄なリフを重厚に発展させる2曲目など本作を全曲書いたローソンの作曲力とバンドの統率力を評価したい。ハモンド、ピアノ、サックスにアクセント的にギターが入り、ヴィブラフォン、メロトロン、ローソンの気だるいヴォーカルが作品の完成度を高めている。いわゆるブラス・ロックではない、硬派な手応えだ。71年のライヴから2曲ボーナス入り。ブックレットには、デイヴ・ローソンのインタビューや、ストーリー、当時の貴重写真を掲載。
BR-0852 ZAKARRIAS / Same CD \1980
 2010年リマスター&英国盤。71年にUKデラムからリリースされた作品。最初に国内でCD化した時、「なぜ私がブリティッシュのシリーズに入っているか? 私はオーストリアのミュージシャンだ」と、本人からポリドールに後で自己申告が来た。しかし、サウンドは英国そのもので、エレクトリック・ギターがほとんど入っていないにもかかわらず、ベースやドラムスによるズッシリとしたヘヴィさが心地よく、かつアコギやストリングスによるアコースティックな良さが目立ち、彼のメロディアスなヴォーカルを生かしている。クォーターマスのPETE ROBINSONのハモンドも聴き所。


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