update 2012/02/01


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SA-0260 APOCALYPSE / The 25th Anniversary Box Set 2CD+DVD(NTSC) \4800
 2011年の最新作「1012 LIGHT YEARS FROM HOME」を含む、25周年記念限定ボックス。2枚のCDと、ライヴDVD、ボックスと同サイズの128ページのヒストリー・ブック、ポスターが付いたボックス・セット。キーボーディストELOY FRITSCHが率いるバンドの8年振りとなる新作は、明快なサウンドに情感豊かなギターや、リリカルなフルートが加わる叙情的なシンフォニック・ロックに、英語によるキャッチーなヴォーカルで歌い聴かせる。ラストの曲はまさにELOYの真骨頂。もう1枚のCDは、05年に収録されたライヴ盤「MAGIC SPELLS」で、チリのMYLODONからリリース予定があったが未発となっていたもので、今回初CD化となった。山積みにされたキーボードに象徴されるサウンドで迫る。DVDは、25周年記念ライヴの映像7曲に加え、ボーナスとして、THE BRIDGE OF LIGHTのライヴから2曲、ライヴ・イン・リオから1曲の全10曲を収録。
SA-0244 BACAMARTE / Depois Do Fim CD \2700
 09年リマスター、デジパック仕様、ブラジル盤! 83年にリリースされた1stアルバム。初期PFMに通じるような叙情性と、ブラジルらしいパッション、熱い情熱がほとばしる気迫のこもったサウンドで迫る。技巧的なギター、情感たっぷりのフルート、プログレッシヴ然としたキーボード、ヴァイオリン等による7人編成で、感情が自然とこみ上げて来るようなドラマ性と、構築的な統制のとれたアレンジで聴かせる。奇しくも同じ83年にリリースされたアルゼンチンのPABLO EL ENTERRADORや、SAGRADOと並ぶ80年代南米シンフォの最高峰。ポルトガル語で歌う女性ヴォーカルも伸びやかな美声で存在感がある。
SA-0253 BETO GUEDES / Amor De Indio + Sol De Primavera 2CD \2500
 FLAVIO VENTURINIや、WAGNER TISOらがバックを務める、ブラジルのシンガー。78年作の2ndアルバム「AMOR DE INDIO」と、79年作の3rdアルバム「SOL DE PRIMAVERA」の2枚組。2010年版。VENTURINI、TISOのピアノ、オルガンや、優雅なオーケストラ等を導入した、バンド・スタイルでの演奏による叙情的なサウンド。VENTURINIにも似た雰囲気で、哀愁感に包まれたナイーヴな感性を湛えている。3rdではMARCUS VIANAのTRINDADEのアルバムにも収録されたCRUZADAとRIO DOCE(TRINDADEのメンバーのTAVINHO MOURAが作曲)も収録。見開き紙ジャケット仕様。
SA-0207 CASA DAS MAQUINAS / Same CD \2700
 デジタル・リマスターにて初CD化。74年リリースの1st。次作、LAR DE MARAVILHASは南米の中でも群を抜くプログレッシヴな名作として知られるが、本作でも年代的なハード色、サイケ色、ポップ色が混在する中、曲によってオーケストラやハモンドを導入し、イタリアのようなヴォーカル&コーラスをメロディアスに聴かせている。5曲目、7曲目は、まるでエキペ84、またはディク・ディク、と思ったらバッティスティのカヴァーでした。オルメとかフォルムラ・トレのアルバムがブラジルで出ていたのは有名な話。風味というか空気が似ている。
SA-0254 14 BIS / Same + II 2CD \2500
 FLAVIO VENTURINIがO TERCOと平行して活動していたバンド。79年にリリースされた1stアルバムの「14 BIS」と、80年作の2ndアルバム「II」の2枚組。2010年版。ストリングス、ピアノ、しなやかなシンセ等によりシンフォニックに彩られ、繊細な叙情に満ちたメロディアスでメランコリックな趣のあるサウンドで、清涼感のあるポップなメロディも瑞々しく輝く。オーケストラ、チェロ等を導入した、やわらかなメロディ・ラインがいかにもVENTURINIらしい淡いカラーを映し出している。O TERCOファンはもちろん、歌物ファン、南米シンフォ・ファンにもおすすめの名盤2作。見開き紙ジャケット仕様。
SA-0191 MARCO ANTONIO ARAUJO / Influencias CD \2500
 デジタル・リマスターで再発。82年リリースの1stアルバム。印象的なフレーズを奏でるフルートを前面に配し、彼の技巧的なエレクトリック&アコースティック・ギターをフィーチャーしたスリリングかつ優美なインスト・シンフォ。チェロが導入されると、それまでのスピーディーな演奏から、一気にクラシカルな叙情を帯びていく。その展開は次作への布石を感じさせるもの。音質も格段に良くなり、彼の天空へと飛翔していくようなサウンドがより際立った。
SA-0048 MARCO ANTONIO ARAUJO / Entre Um Silencio E Outro CD \2700
 ギター、フルート、ヴァイオリン、チェロ、管楽器etc.、を導入した、シリアスでクラシカルな作品。翳りのあるどこか淋しい雰囲気が漂う室内楽風のインスト。メイン・フレーズを取るフルートが素晴しい。孤高のアーティストと呼ぶにふさわしい。83年リリースの3rd。
SA-0148 MARCUS VIANA / Pantanal - Trilha Sonora CD \2700
 90年にリリースされた、彼の初のソロ・アルバム。デジタル・リマスター、ボーナス・トラックを2曲追加して、ジャケットも新たに、出直した。ブラジルのTVシリーズの為に制作されたもので、彼のヴァイオリンをフィーチャーし、オーケストラを導入したシンフォニック・サウンド。SAGRADOの曲も初期の3作から3曲含む。ボーナス・トラックは1曲目のPANTANALのヴォーカル入りと、4曲目のAMOR SELVAGEMの2曲。デジタル・リマスターにより、さらにダイナミックになった。
SA-0038 MARCUS VIANA / Trilhas & Temas Vol.1 CD \2700
 彼のコンポーザーとしての素晴しい才能がわかるコレクション。TVや演劇、映画などのために作られた曲で彼のヴァイオリンの他、女性スキャットなども入りシンフォニックかつクラシカルな曲が並ぶ。モチロンこれでしか聴けない曲ばかり。
SA-0259 MARCUS VIANA / Trilhas & Temas Vol.2 CD \2700
 Trilhas&Temas Vol.2としてリリースされたコンピレーション。テーマ&サウンド・トラックを集めたもので、彼の奏でるエレクトリック&アコースティック・ヴァイオリンに、チェロ、オーボエ、フルートといった生楽器のアンサンブルとシンセサイザーを融合させ、初期エニドを思わせるような優美なクラシカル・シンフォの世界が広がる。これでしか聴けない曲。
SA-0040 MARCUS VIANA / Trilhas & Temas Vol.3 CD \2700
 XICA DA SILVA のサウンド・トラックは別にCDでリリースされていますが、それを全曲新録して収録したもの。またそれ以外の曲もこれでしか聞けない曲ばかり。テーマ&サウンド・トラック集VOL.3。女性ヴォーカル、合唱を配し、オーケストラと彼のヴァイオリンでクラシカルなバロック調のサウンドと、南米の民族音楽風のメロディーを取り入れた好曲が並ぶ。
SA-0041 MARCUS VIANA / Trilhas & Temas Vol.4 CD \2700
 混声合唱とオーケストレーションがドラマチック! 彼のヴァイオリンも泣いているクラシカル・シンフォ・サウンドはこのテーマ&サウンド・トラックシリーズならでは。美しい曲展開が心に残る。SAGRADOのギタリストAUGUSTO RENNOも参加。女性ソプラノも美声。モチロンこれでしか聞けない曲ばかり。
SA-0134 MARCUS VIANA / Trilhas & Temas Vol.5 CD \2700
 ブラジルでTVのサントラも多く手掛けているMARCUS VIANAのTVサントラ・シリーズの第5弾。オーケストラを導入した、クラシカルでドラマチックな盛り上がりと、イマジネイティヴあふれるサウンドは、サントラ作品ならでは。彼のあのエレクトリック・ヴァイオリンもフィーチャーし、やはり各所にSAGRADO的なメロディーが見え隠れしている。優雅で美しく、また映像が目に浮かんでくるような、感動的な音が広がる。O CLONE、AQUARELA DO BRASIL、A SONATA E SERRAS AZUISから収録。もちろんほとんどの曲はこのCDでしか聴けない。
SA-0213 MARCUS VIANA / Trilhas E Temas Volume 6 - Sinfonia Dos Sonhos CD \2700
 TVサントラ・シリーズの第6弾。本作は彼の作品中で最もクラシカル・シンフォ色が強いものとなった。"America"からの曲で構成された13曲は、オーケストラ、混声合唱に加え、哀愁を帯びた情感豊かなヴォーカルが涙を誘い、ロック色は無いもののSAGRADOのシンフォニックな部分を抽出したかのようなドラマチック・サウンド。VIANAのヴァイオリン、キーボードの他、SAGRADOのAUGUST RENNOや、美声女性ヴォーカリストのADRIANA MEZZADRI、PAULA FERNANDEZら多数参加。ドヴォルザークやシューベルトも織り込み、アルバムとして完成度の高い作品。全16曲。ファン必聴! スリップ・ケース付き。
SA-0044 MARCUS VIANA / Francisco De Assis CD \2700
 聖人St.FRANCISCOをモチーフにしたトータル作品。鐘の音、パイプ・オルガン、混声合唱による厳かな宗教色、オーケストラと彼の優美なエレクトリック・ヴァイオリンによる情感豊かでドラマチックな曲など、美しくイマジネイティヴな感動作。男性ヴォーカルや女性ヴォーカルの曲もあり、彼の才能を全て注ぎこんだ力作。
SA-0255 MARCUS VIANA / A Historia De Ana Raio E Ze Trovao CD \2500
 サグラド・ファン&シンフォ・ファン必聴! 91年にサウンド・トラックとして録音されていた未発マテリアルに、新たにオーケストラとキーボードを加えて完成させた2010年作。マルカス・ヴィアナのエレクトリック・ヴァイオリンと、オーケストラによるドラマチック・サウンドがクラシカルに広がる。サグラドの91年の3rdアルバム収録曲の2曲も含み、1曲目ではヴォーカル入りで聴かせたサグラドの「RAIO E TROVAO」を、ラストではオーケストレーションによるインスト・ヴァージョンで聴かせるなど、ファンにはたまらない。また、TRINDADEの名曲「ESPERANCA MANHA」は、後半で盛り上がりを見せ、さらにシンフォニックで美しいアレンジへと生まれ変わっている。クラシカルなADAGIOSOの哀愁にも涙。
SA-0261D MARCUS VIANA E TRANSFONICA ORKESTRA / Grandes Temas De O Clone - Ao Vivo DVD(NTSC) \2980
 シンフォ・ファン必見! サグラドのヴァイオリニストMARCUS VIANAと、TRANSFONICA ORKESTRA(キーボード、ギター、ドラムス、コンバス、ハープ)によるライヴ映像の第2弾!エジプトや中東をテーマにした「MAKTUB-TRILHAS E TEMAS DE O CLONE」の曲を異国情緒と叙情たっぷりにドラマチックに聴かせる。ゲストに、古参のパーカッショニストDJALMA CORREA、そして、2人の美声女性ヴォーカリスト(サグラドにも参加したMALU AIRES、ADRIANA MEZZADRI)も参加。女性ヴァイオリニストとのツイン・ヴァイオリンでの演奏も見せ場で、また、ADRIANA MEZZADRIも2曲でリード・ヴォーカルを取り、彼女の曲も、自身の弾くキーボード、ハープ、ヴィアナのエレクトリック・チェロをバックにしっとりと披露。女性ヴォーカル・ファンにもおすすめ。ボーナス・トラックには、サグラドが演奏するSOB O SOL II のライヴ映像や、PAULA FERNANDESがリード・ヴォーカルを取ったライヴ、ヴィデオ・クリップなどを追加収録。 L
SA-0122 MODULO 1000 / Complete Works CD \2700
 彼らが71年に残した唯一のアルバムNAO FALE COM PAREDESに、8曲のボーナス・トラックを追加収録して出直した。彼らが残した音源をコンプリートに収録した500枚限定リリースのCD。邪悪な雰囲気が立ち込めるヘヴィ・プログレの名作。終始プログレッシヴなオルガンと、ワイルドなギター、重くかつ変拍子をさばくリズム、歪められたヴォーカル、徹底して屈折した曲調と攻撃的な演奏で展開される。彼らが変名バンドLOVE MACHINEとして72年にリリースしたレア・シングルの2曲も収録!
SA-0256 MODULO 1000 / Nao Fale Com Paredes CD \2200
 ジャケットのアートワークも新たにリリースされた2010年リマスター盤。英国盤にて再発。彼らが71年に残した唯一作。邪悪な雰囲気が立ち込める南米ヘヴィ・プログレの名作。終始プログレッシヴなオルガンと、ワイルドなギター、重くかつ変拍子をさばくリズム、歪められたヴォーカル、徹底して屈折した曲調と攻撃的な演奏で展開される。ヘヴィな中にも、3曲目で見せる優美な叙情はブラジルのバンドらしい。変名バンドLOVE MACHINEとして72年にリリースしたレア・シングルの2曲を含む、70年〜72年までのアルバム未収曲を収録したボーナス・トラック8曲入り。
SA-0245 MONTECHIARI PROJECT / How Was The Future ? CD \2500
 正統派シンフォニック・プログレ09年デビュー作。キーボード奏者RAPHAEL MONTECHIARIが率いる5人編成のプロジェクト・バンド。テクニカルでヴィンテージ感のあるキーボード・プレイを多用したマニアックさで聴かせるが、英語によるクリアーなヴォーカルを含め、時にキャッチーな面も見せ、そこにメジャー指向のサウンドも程よくミックス。リリカルなピアノの音色も美しく印象的で、ラストではシンセによるフルート・ソロを導入し、透明感のあるサウンドで飛翔する。イエス、キャメルあたりからの影響を感じさせながらも、欧米のバンドとは違ったアプローチを見せる、まさにTEMPUS FUGITに追いつけ追い越せの力作。
SA-0266 PAULA FERNANDES / Ao Vivo CD \2500
 サグラドのMARCUS VIANAがゲスト参加し、エレクトリック・ヴァイオリンを1曲で披露している美形女性ヴォーカリストの2010年ライヴ音源。彼女はMARCUS VIANAの秘蔵っ子としてサグラドのメンバーがバックをかためたデビュー・アルバムを05年にリリースし、シンフォ・ファンにも注目された。そして、09年にはユニヴァーサルからメジャー・デビューを果たし、より洗練されたポップスを聴かせる。彼女の初のライヴ盤で、ゲストを迎え、アコースティック・ギターを弾きながら落ち着いたトーンでしっとりと歌い、どこかイタリアのPAOLA TURCI辺りを思い出させるところも。全17曲。
SA-0057 QUANTUM / Same CD \2700
 83年リリース、5人編成のインスト・バンド。南米らしい、ジャズ・ロックとシンフォニック・ロックの中間をいくようなサウンドで、叙情と熱い情熱に包まれる。オルガン、シンセと、ジャズ・エッセンスを持つギターをフィーチャー。ボーナス・トラック1曲追加収録。
SA-0240 RAIZ DE PEDRA / Trajetoria CD \2500
 廃盤時代から知られてきたブラジルのプログレッシヴ・ロック・バンドが85年に自主盤でリリースした1stアルバムが初CD化。全編にフルートをフィーチャーし、叙情的でたおやかなメロディアスなパートと、情熱を秘めたクールなジャズ・ロック・パートが曲により交錯して行く。時折り見せるクラシカルなメロディーを取り入れた曲の展開や、アンソニー・フィリップスをイメージさせるようなアコギとフルートによるブリリアントなアコースティック・アンサンブルで聴かせる場面などがブラジルのバンドらしく、また、インスト指向で登場は少ないが歌心のあるヴォーカルも印象的。ボーナス・トラック4曲は、88年のライヴ・アルバムAO VIVOから3曲と、アルバム・リリース以前の83年に録音された曲。アルバム同様、ライヴでもテクニカルなピアノ・プレイやサックスを大胆にフィーチャーしている。
SA-0103 RECORDANDO O VALE DAS MACAS / As Criancas Da Nova Floresta CD \2600
 77年にリリースされた、ハートフルな叙情派シンフォの名作。ポルトガル語によるヴォーカル、リリカルなフルート、クラシカルなヴァイオリン、ギター、艶やかなキーボードetc. それら全てがシンフォニック・プログレの憧憬を優しく紡ぎ出す。ボーナス2曲は82年のシングルから。同傾向の音で良い。ジャケットは変わっているが、こちらがオリジナル・アルバムのCD化。
SA-0064 SAECULA SAECULORUM / Same CD \2700
 MARCUS VIANAがSAGRADOを結成する前に活動していたバンドで、76年に録音されていたアンリリースド物のCD化。MARCUS VIANAのヴァイオリンをふんだんにフィーチャーしたシンフォニック・プログレッシヴ・ロック・サウンドで、SAGRADOとイタリアのFESTA MOBILEを合体させたような音。当時リリースされなかったのが不思議な位に出来が良い。
SA-0065 SAGRADO CORACAO DA TERRA / Same CD \2700
 かつてBACAMARTEと同じ頃に日本に紹介され、センセーショナルな衝撃を与えた、ブラジルを代表するシンフォニック・プログレ・バンドの85年デビュー作。ファンタジックな情景美がマルカス・ヴィアナのエレクトリック・ヴァイオリンに乗って目の前に溢れ出す。テクニカルな演奏で聴かせるインスト・パート、リリカルなピアノとヴァイオリンによるクラシカル・アンサンブル、胸を打つ哀愁のヴォーカル&美声女性ヴォーカル、混声合唱もダイナミックに導入した感動作。その構成力は、20年以上も前の作品とは思えない輝きを放っている。
SA-0066 SAGRADO CORACAO DA TERRA / Flecha CD \2700
 87年の2nd。スリリングなエレクトリック・ヴァイオリンをフィーチャーしたスピード感あふれる1曲目のインパクトに押される。アルバム中盤ではマルカス・ヴィアナや女性ヴォーカルの歌心あるヴォーカルで哀愁たっぷりに聴かせ胸を揺さぶり、また、10分を越える7曲目は、複雑なアレンジ力でコンポーザーとしての力量を見せつけるようなクラシカル・ロックを展開する、サグラド・サウンドが織り込まれ凝縮されたような必聴曲。透明感のあるサウンドで、女性コーラスも華やかに導入される。
SA-0067 SAGRADO CORACAO DA TERRA / Farol Da Liberdade CD \2700
 洗練され、よりスケール・アップした91年の傑作3rd。これぞブラジル産シンフォニック・ロックの真骨頂!どれから聴いたらいいか迷ったら先ずは本作を。ダイナミックで緊張感あふれるドラマチック・サウンドを繰り広げる入魂の1枚。2本のフルートや、アコギ、エレクトリック・ヴァイオリン等によるアンサンブルを複雑に絡ませ、エモーショナルなギター、シンセ、女性コーラスを導入し、アイデアがいっぱい詰まったアルバム。マルカス・ヴィアナの才能が所狭しと溢れ出した、最初から最後まで、どこまでも勢いのある名曲揃いのアルバム。
SA-0068 SAGRADO CORACAO DA TERRA / Grande Espirito CD \2700
 94年4th。飛翔感のある壮大なシンフォニック・ロック・ワールドが広がる。アルバム中2曲では、前作までには無かった英語の歌詞を取り入れたりと、インターナショナルなサウンドを目指しつつも、南米産らしいオリジナリティーも同時に追求した、自国のアイデンティティーを世界に向けて胸を張って発信した高水準のアルバム。随所にシンセ・オーケストレーションや混声コーラスをドラマチックに取り入れ、ダイナミズム性と優美で繊細なメロディーで織り成す一級品。ここぞというところで流れ出すエレクトリック・ヴァイオリンも泣かせる。
SA-0069 SAGRADO / A Leste Do Sol Oeste Da Lua CD \2700
 前作から6年振りとなる2000年リリースの5th。MARCUS VIANAの優美で華麗なエレクトリック・ヴァイオリンを全面にフィーチャーした、ドラマチックシンフォ。彼のポルトガル語によるヴォーカルも哀愁を帯び心に浸み入る。プッチーニやドビュッシーといったクラシックの曲も取り上げている。ドラマチックな盛り上がりと叙情美はさすが、1曲ex.ANGRAのヴォーカリストがゲスト参加。
SA-0093 SAGRADO / Sacred Heart Of Earth CD \2700
 新譜としてリリースされた英語ヴァージョン! このCDのために新たに録音された新曲3曲と、2nd以外の4作品の曲をヴォーカルを英語に差しかえ、新たにリミックスされたグレード・アップ&Newヴァージョン。一部楽器も差しかえてあり、意図的にバランスをかえてあるところもあるので、全くの新録のように聞こえる曲もある。よりドラマチックに、よりワイドなダイナミックレンジを楽しむことが出来る。あの名曲が今、新たに甦える!
SA-0129 SAGRADO / Coletanea I - Cancones CD \2700
 サグラドの1stから5thまでの5枚のアルバムの名曲群のアレンジを変えて、リミックスされたニュー・ヴァージョン&一部新録されたベスト盤。一聴してアレンジが原曲とは全然違うのがわかる。VOL.1とVOL.2の種類が同時にリリースされた。こちらのVOL.1では全てヴォーカル入りの曲が選曲されている。最新の楽器とテクノロジーを駆使し、より一層ダイナミックなスケール感にあふれ、新鮮な驚きに満ちた集大成的なベスト盤となっている。ドラマチックで感動的だ。さすが南米屈指のシンフォニック・バンド、曲の良さが際立っている。昨年リリースされたMARCUS VIANAのサントラ作品MAKTUBからも2曲収録されていて、その2曲もニュー・ヴァージョンで収録。
SA-0130 SAGRADO / Coletanea II - Instrumental CD \2700
 サグラドの1stから6thまでの6枚のアルバムの名曲群のアレンジを変えて、リミックスされたニュー・ヴァージョン&一部新録されたベスト盤。一聴してアレンジが原曲とは全然違うのがわかる。こちらのVOL.2では全てインストゥルメンタルの曲が選曲されている(スキャット程度のヴォーカル入り)。また、本来ヴォーカル入りだった曲のインスト・ヴァージョンも収録。最新の楽器とテクノロジーを駆使し、より一層ダイナミックなスケール感にあふれ、新鮮な驚きに満ちた集大成的なベスト盤となっている。さすがMARCUS VIANAだけあって、ベスト盤といっても全力投球しており、新たな感動を与えてくれる。真摯な気持ちで常に、音楽に真剣に取り込んでいるのが伝わってくる。
SA-0249D SAGRADO CORACAO DA TERRA / Parte 1 - Cosmos X Caos DVD(NTSC) \2800
 シンフォ・ファン必見! サグラドの全盛期と言える興奮のド級ライヴ映像が初のDVD化! 89年のライヴ「COSMOS X CAOS」は、結成10周年記念コンサートらしい素晴らしい選曲で、ICARO(OVERTURE)からスタートし、ASAS、COSMOS X CAOS、O FUTURO DA TERRA、SOLIDARIEDADE、DEUS DANCARINO、SAGRADO、FAROL DA LIBERDADE、FLECHA といった1st〜3rdからの名曲がずらりと並ぶ。マルカス・ヴィアナのスリリングな早弾きエレクトリック・ヴァイオリンはもちろん、ツイン・キーボード、フルートや女性コーラスなどを交えた、シンフォニック・プログレをテクニカルかつ超ドラマチックに聴かせる。そして96年の「RIO ART ROCK FESTIVAL」では、RAPSODIA CIGANA、DANCA DAS FADAS、HUMAN BEANSといった、3rd&4thアルバムからの曲を3曲収録。ボーナスとしてインタビューやヒストリーなども追加。表示はポルトガル語と英語が選べる。約2時間の収録。
SA-0262 SEVEN SIDE DIAMOND / Enigma CD \2500
 イエスやペンドラゴン、ドリーム・シアターから影響を受けたと言うテクニカル・シンフォ・バンドの2011年新作3rd。ヘヴィなギターをフィーチャーするも、メタリックな面を押しているわけではなく、少しリック・ウェイクマンを思わせるクラシカルなピアノや、メロディアスなヴォーカルを配し、スリリングさを噛み合わせた構築的なサウンドで引き込んでいく。オープニングからテーマを引き継ぐ2曲目辺りでアンサンブルの緻密さが窺えるが、後半では13パートに分かれた約35分の組曲をダイナミックに展開し、叙情性も織り込み、バンドが描こうとするプログレッシヴな世界が広がっていく。南米のバンドにありがちな安易さが無い作曲型。英語。自主盤。
SA-0263 SOM NOSSO DE CADA DIA / Ao Vivo No Aquarius CD \2500
 70年代に2枚のアルバムを残したブラジルのプログレ・バンド。彼らの76年の貴重ライヴ音源の初CD化。2曲の未発表曲を含む6曲となっているが、1曲目を除いて全てがアルバム未収録曲(かつてリリースされたライヴ盤のみに収録)で、インプロヴィゼーションや、キャラヴァンを思わせるカンタベリー・テイストを交えたジャズ・ロックもあり、そして、ハード・プログレ調からサンタナ風の曲まで、幅広いスタイルで聴かせるが、そこには欧米とは違うブラジルの情熱的な血潮が一貫して流れている。ポルトガル語。2011年盤。
SA-0232 TEMPUS FUGIT / Tales From A Forgotten World - Extended & Remastered Edition CD \2500
 06年リマスター盤。ボーナス・トラック2曲追加収録。鮮烈な印象を残した93年デビュー作。キャメルを連想させる叙情派シンフォニック・プログレ。瑞々しいキーボードをフィーチャーし、エレクトリック・ギターとアコースティック・ギターが泣いている。歌詞は英語だが、胸を焦がすような哀愁感は南米ならではのもの。90年代の南米プログレッシヴ・ロック・シーンを代表する名作。ボーナス・トラックは、アルバム・リリース前の93年録音で、アルバム収録曲ながら、アルバムとはリズム陣のメンバー違いで録音されたデモ音源。
SA-0076 TEMPUS FUGIT / The Dawn After The Storm CD \2600
 99年作の2nd。優美なギターワークと、ぶ厚いキーボード・アンサンブルが生み出す極上のドラマチックな叙情派シンフォニック・プログレ。力強さの中で光る数々のメロディー。フルートを加えるなどインスト部分をより強化し、堂々の完成を見せている。ふと幾度と、かげりや強烈な色彩を放つ自然さは南米ならではのもの。アコースティック・パートもハートフルで美しい。ヴォーカルは英語。
SA-0233 TEMPUS FUGIT / Chessboard CD \2700
 初回限定3面開きデジパック仕様。シンフォ・ファン必聴作! 待望の08年新作3rd。クリアーな瑞々しさとブリリアントな叙情が織り成す、正統派シンフォニック・プログレの傑作。前作から約8年の歳月を経て、充分に蓄えられたアイデアがアルバムいっぱいに広がる、まさに彼らの持ち味が存分に発揮された満を持してのアルバムだ。どこまでも美しいキーボード・ワーク、エモーショナルなギター等によって生み出されていく、メロディアスで躍動感あふれるサウンドに胸がときめき、メロトロンとアコギの優美なアンサンブル、そして、押し寄せるドラマ性に感動。透明感のある美声女性ヴォーカリストや、QUATERNA REQUIEMのギタリストがゲスト参加。全5曲の大作指向。英語。
SA-0257 O TERCO / Same CD \2300
 70年にブラジルのFORMA LABELからリリースされたレア1stが、2010年リマスター盤にて初CD化。後にFLAVIO VENTURINIが参加したアルバムで知られるが、本作では、ギター、ベース、ドラムスのトリオ編成にオーケストラを導入した、バンドの原点を感じさせる黎明期的なサウンドで、ストリングスのソロをアグレッシヴにフィーチャーしたり、オルガンも少し加えたメロディアスなサウンドに乗って、歌心のあるヴォーカルで詩情豊かに聴かせる曲想は、後のアルバムへの布石を感じさせる。サイケ・ポップ調の曲や、アコースティック・ギターの響きが美しいフォーク・タッチの曲でもアレンジにひねりが効いていて、ビートやサイケになってしまっていないところは流石。
SA-0258 O TERCO / Tributo Ao Sorriso CD \2300
 71年にアナログでリリースされていた、アルバム未収録を5曲収録したEPと、当時のアルバム未収シングル曲などのレア音源を収録した8曲入りCD。2010年リマスター盤にて初CD化。アルバム同様、ギター、ベース、ドラムスのトリオに、オーケストラと少しオルガンを加えた編成。3曲目は、メンバーの美しいコーラス・ワークを活かしたクラシカルなフレーズが印象的なプログレッシヴ・フレイヴァーがある曲で、5曲目ではオーケストラが優美に響き、シンフォニックなアレンジで聴かせる。ラストではバッハのアリアも。やはり随所に後への布石を感じさせ、どの曲も粒揃いと言える。ヴォーカルも非常に艶やかでハートフル。当時のバンドのフレッシュな輝きを感じさせる。コレクター必携盤。
SA-0267 O TERCO / Criaturas Da Noite + Casa Encantada 2CD \3800
 75年の3rd「CRIATURAS DA NOITE」と、76年の4th「CASA ENCANTADA」の、バンド代表作の2枚組。この2作のみにFRAVIO VENTURINIが参加。3rdの前半ではオルガンをフィーチャーしたハード・プログレだが、後半ではストリングス・アンサンブルが美しいシンフォニック・ナンバーのタイトル曲や、12分を越える1974など、メロディアスなサウンドを聴かせる。4thでは、リリカルなピアノとオーケストラによるファンタジックなサウンドをバックにした、歌心のあるヴォーカルがメランコリックな5曲目は、特にVENTURINI節が炸裂した名曲。繊細なタッチの中にもオルガンをフィーチャーした情熱がほとばしる展開もあり。どちらも叙情豊かなVENTURINIならではのカラーに染まる好作。スリップ・ケース付き。2011年版。
SA-0230 TREM DO FUTURO / O Tempo CD \2500
 再結成し12年振りに突如リリースされた07年新作2nd。95年にデビュー作をブラジルのPROGRESSIVE ROCK WORLDWIDEからリリースし、その後、長らく沈黙を続けていた彼ら。オリジナル・メンバー3人を中心に7人編成になって、よりパワー・アップし新作をリリース! ヴァイオリン、フルートをふんだんにフィーチャーしたクラシカル美の中に、時折り見せる攻撃性とヴィンテージ感は、かつてのイタリアン・プログレを彷彿させるが、ポルトガル語の情感豊かなヴォーカルと、胸を打つドラマ性を帯びた叙情が、いかにもブラジルのバンドらしい。曲の導入部に流れる中世音楽風のアコースティック・パートも印象的。正統派シンフォニック・プログレ・バンド。スリップケース付き。
SA-0136 TRINDADE / Same CD \2700
 MARCUS VIANAが93年に自主制作でプロモ用として、300枚のみの完全限定でリリースした、超入手困難だった幻のアルバムが、24BIT デジタル・リマスター、ジャケットも新たに遂に待望の再CD化! MARCUS VIANA、TAVINHO MOURAと、SAGRADOにも参加していた女性ヴォーカリストCARLA VILLARの3人を中心に、バックにもSAGRADOのギター、ベースらを加えた、哀愁を帯びた感動的なサウンドはまさに、SAGRADOの叙情を抽出したかのようで、優雅で美しい。女性ヴォーカルをフィーチャーした傑作シンフォ。SAGRADOファンはもちろん、女性ヴォーカル・ファンにもおすすめ。

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SA-1230 ALAS / Same CD \2500
 EMI ARGENTINAより07年リマスター盤にて、70年代の名作群が一挙CD化! 当時2枚のアルバムを残したキーボード・トリオ。本作は、76年にリリースされた1st。2曲の組曲から成るアルバムで、エマーソン張りのワイルドなハモンドとムーグで重厚に攻める。圧巻の変拍子で畳み掛け、息もつかせない。また、目まぐるしく押し捲るだけでなく、イタリアン・プログレを彷彿させるようなクラシカルな叙情が胸を貫くヴォーカル・パートの導入や、トランペット、ヴァイオリンを効果的に使用するなど、アレンジ力も素晴らしい。必聴の名作。ボーナス・トラック2曲は75年のアルバム未収シングル曲。
SA-1189 ANACRUSA / Documentos CD \2700
 未CD化だった75年&76年リリースの3rdと4thアルバムをカップリング。初期の2作ではトラディショナルな傾向が強く、この年代もまだロック色は無いものの、75年作ではそういったフォルクローレ色に、ルネッサンス調のクラシカルなメロディーを取り入れたアレンジと、テクニカルな演奏に耳を奪われる。76年作では、女性ヴォーカリストSUSANA LAGOの哀愁を帯びたヴォーカルを生かしたサウンドとなっているが、ラストでは、まさに次作の名作EL SACRIFICIOへの流れを予感させる15分の大曲で幕を閉じる。15曲。デジパック仕様。
SA-1005 ANACRUSA / El Sacrificio CD \3000
 78年リリースの傑作。クラシカルかつ前衛的なオーケストラと、攻撃的なロック・アンサンブルの融合、ハートフルなフルート、涙が出てきそうなストリングス、哀愁そのものの女性ヴォーカル、フリップ・ナイズされたギター、押えきれない感情の高揚。そして後半での大曲では、唯一形容を許されるのがクリムゾンのアイランドだと思う。ボーナス・トラック1曲追加収録。
SA-1006 ANACRUSA / Fuerza CD \3000
 名作の多いアルゼンチン産の中でも、特に芸術性をも極めた傑作が本作である。シリアスな女性ヴォーカル・スタイルの1曲目、一転し、メランコリックなオーボエと正統的に歌い上げる2曲目、まるでアフタークライングのようなオーケストラとロック・アンサンブルを攻撃的に融合させた3曲目、クラシカルな美と叙情があふれる4曲目etc.、全ファン必聴の名作! 82年作。
SA-1190 ANACRUSA / Encordado CD \2700
 新曲を中心に、彼らの旧曲を新たに録音しなおした05新作。当時のメンバーは、中心人物だったSUSANA LAGO(ヴォーカル&ピアノ)とJOSE LUIS CASTINEIRA DE DIOS (ギター) の2人になってしまったが、今もバンド活動を続けている。本作もリズム陣、フルート、サックス&クラリネット、ストリング・クァルテットを加えたバンド編成。新曲は、タンゴチックな曲や、クラシカルで優雅な曲調に仕上がった彼ららしい作風。哀愁たっぷりに現代に甦った名曲PRESION (FUERZAより) や、EL SACRIFICIOにはもう涙、涙。デジパック仕様。
SA-1119 AQUELARRE / Brumas CD \2200
 デジタル・リマスター、紙ジャケット仕様にて限定リリース。ブリティッシュ・タイプのねばっこい演奏にハモンドをきかせたものだが、情熱的なヴォーカルが入るとグッと南米っぽくなる。曲によってはオーケストラを導入しメロディアスな盛り上がりを見せる。74年リースの3rd。
SA-1258 AQUELARRE / Siesta CD \2500
 75年リリースの4作目。キーボード、ギター、ベース、ドラムスの4人編成。ヴォーカルがメロディアスで、やわらかな陽だまり感覚をかもし出している。ブリリアントなインスト・ジャズ・ロック色も持った、アルゼンチンらしい愛すべき1枚。デジタル・リマスター&デジパック仕様。
SA-1274 ARCO IRIS / En Vivo Hoy CD \2500
 2000年にリリースされたライヴ・アルバムの09年リマスター盤。ARA TOKATLIANのサックス、フルート、ケーナなどをフィーチャーした、アンデス・カラーを加えたモダンなジャズ・ロックだが、軽快なサウンドとヴォーカルで聴かせる5曲目では小気味良く聴かせ、また、6曲目では哀愁を帯びたギターで泣かせる。80年代以降の曲を中心に、77年のLOS ELEMENTALESでも聴かせたGOBでは、フリー・ジャズの様相で、ラストでは72年のBLUES DE DANAをフリーキーなサックスを加えブルージィに聴かせる。タイプの違った曲が楽しめるのもライヴならでは。ボーナス映像は、この時のライヴに交え70年代の演奏風景も垣間見れる。この後、核となる女性アーティストDANAが亡くなり、本作が彼女パーカッション、ヴォーカルが聴けるラスト・アルバムとなった。
SA-1090 AUCAN / Same + Brotes Del Alba CD \3000
 メロディアスで繊細な歌心を聴かせる作品が多いアルゼンチンの中でも、ひときわ美しく、感傷的な旋律を聴かせるグループの1st(77年)と2nd(79年)の2in1。CHARLY GARCIAらのゲストを加えた2ndは、そのジャケットのファンタジックさとともに、名盤としてよく知られてた存在だが、素朴なジャケットの(これはこれでファンタジックだ)1stも、2ndの旋律そのままの着飾らないバンドの本質だけを抽出したような内容。チェロやフルート、そして優しいヴォーカルに心が自然と開放されていくようだ。
SA-1010 AVE ROCK / Espacios CD \2700
 77年リリースの2nd。大幅なメンバー・チェンジのため、1stと音の指向が少々違っているが、アルゼンチン特有のなめらかな歌心にあふれたファンタジックな色あいは失われていない。詩情が美しいセンチメンタルな叙情派の愛すべき1枚と言える。
SA-1294 LA BARCA / Eclosion CD \2200
 アルゼンティーナ・シンフォの雄、PABLO EL ENTERRADORのオリジナル・メンバーJOSE MARIA BLANC(キーボード/ギター/ヴォーカル)を中心とした6人編成のバンドの、9年振りとなる2011年新作2nd。ダブル・キーボード、ツイン・ギターをフィーチャーしたメロディアスな叙情派サウンド。泣きを含んだギターとオーケストレーションを導入した胸を締め付けるような哀愁にどっぷりと浸る9曲目はバンドの真骨頂。スペイン語のヴォーカルも歌心があって良い。どこか70年代の香り漂う好作。自主盤。
SA-1233 BUBU / Anabelas CD \2500
 EMI ARGENTINAより07年リマスター盤にて、70年代の名作群が一挙CD化!78年にリリースされた唯一作。クリムゾンタイプのダークに畳み掛けるサウンドを、テクニカルなチェンバー・ロック・スタイルで聴かせる、コンポーザー兼アレンジャーのDANIEL ANDREOLIが丁寧に作り上げたアルバム。ギター、ベース、ドラムスのロック・アンサンブルに、ヴァイオリン、フルート、サックス等を加え、マグマ的な女性コーラスや合唱風の混声コーラスの導入、ヘヴィなギター、クラシカルな叙情、秘めたるドラマ性などが、張り詰めた緊張感の中に緻密に散りばめられている。他にはないオリジナリティーを誇る名作。
SA-1299 CANTURBE / Tangos En Espera CD \2200
 ツイン・キーボード(&ヴォーカル)、ギター(&ベース/ヴォーカル)の変則的なトリオ・バンド。タンゴのリズムを取り入れ、シンフォニックなアレンジを施したスタイリッシュなサウンドで聴かせる2011年新作。80年代から活動を続けているベテラン・バンドで、本作が7作目となる。歌心があるナイーヴなヴォーカルが叙情を醸し出し、多彩なゲストを加え、バンドネオンを効かせた哀愁を帯びたアレンジや、軽やかな淡い優美なメロディを奏でる。見開き紙ジャケット仕様。自主盤。
SA-1282 CHANETON / Sombras Distantes CD \2200
 初期マリリオンやジェネシス影響下のシンフォ・プログレ・バンド。ジェネシス・トリビュート2作を除く自身のアルバムとしては3作目となる2010年新作。通算5作目。メロディアスでエモーショナルな泣きのあるギター、ガブリエル・タイプの歌心のあるヴォーカル、リリカルなピアノ、しなやかなシンセなどで聴かせる正統派。欧米のバンドとは違った、胸を貫くような哀愁と、ドラマ性を帯びた叙情がいかにもアルゼンチンのバンドらしい。前作までは英語だったが、本作では全曲スペイン語で歌われており、それがサウンドに合っていてバランスも非常に良くなった。自主盤。*初回限定スリップケース付き。
SA-1014 CONTRALUZ / Americanos CD \3000
 73年にEMIアルゼンティーナからリリースされたヘヴィ・プログレッシヴの名作。時にクラシカルに、時に唸りを上げるツバ飛しフルート、ワイルドなヴォーカル、ヘヴィなギターetc.に支配された衝撃度は後半に行くほど増す。イタリアのBIGLIETTO PER L'INFERNOに近いが、アルゼンチン特有の叙情的な歌心を持つメロディーがその狭間でゆらぐ。
SA-1291 CONTRALUZ / Novus Orbis CD \2200
 2011年新作。73年にレア・アルバムを1枚のみ残したバンドの再結成後の3作目。イアン・アンダーソン影響下のフルート・ソロ、なめらかなシンセ、哀愁を帯びたギターをフィーチャーした、ドラマ性のあるシンフォ・プログレを聴かせる叙情的なコンセプト・アルバム。パストラルな情景美が広がり、歌心のあるウォームハートなスペイン語のヴォーカルも良く胸を打つ。月夜のフルートと詩情豊かなピアノ等で織り成すアコースティカルなクラシカル・パートも美しく印象的で、また、チャランゴやパーカッション、バンドネオン等を導入した民俗カラーを織り交ぜたメロディが他の国には無い南米特有のアイデンティティを感じさせる。力作。デジパック仕様。自主盤。
SA-1227 CRUCIS / Same + Los Delirios Del Mariscal CD \2500
 アルゼンチンの良質なプログレッシヴ・ロック・バンドとして、いち早く日本でも紹介された、76年にリリースされた2作品。GUSTAVO MONTESANO(ベース&ヴォーカル)、GONZALO RARRUGIA (ウルグアイのPSIGLOのドラムス)、ギター、ムーグ、ソリーナ、オルガンを駆使したキーボードの4人編成。イタリアン・ロックに似た情熱的なサウンドを、特有のカラーでなめらかにしたような、シンフォニック・ロックの傑作。アルバム未収の2曲を追加収録。
SA-1167 EL RELOJ / Same (1st) CD \2500
 BMG ARGENTINA COLECCION ROCK NACIONAL シリーズ。デジタル・リマスター盤。4曲ボーナス・トラック追加収録。75年リリースの1st。ハモンドを終始ワイルドにフィーチャーし、ヘヴィなギター、3連系のリズム、情熱的なヴォーカル、といった典型的なラテン・パワー全開のハード・プログレ・アルバム。メロディックなノリで押し通す。ボーナス・トラックは73年、74年のレア・シングル曲で、同傾向のハード・プログレ・サウンド。
SA-1284 EL RELOJ / Same CD \2500
 75年にリリースされた1stアルバムと、76年にリリースされた2ndアルバムのカップリング盤。ハモンドを終始ワイルドにフィーチャーし、ヘヴィなギター、3連系のリズム、情熱的なヴォーカル、といった典型的なラテン・パワー全開のハード・プログレ・サウンドと、メロディックなノリで押し通す1st。そして、アルバムが発見された当時は、アルゼンチンのセミラミスと言われた2ndは、邪悪な雰囲気を漂わせ、超変クツ変拍子&アレンジで、ヘヴィかつ目まぐるしく畳み掛ける。特に後半では息もつかせない展開を見せる。ボーナス・トラックとしてレア・シングルの4曲を追加収録。
SA-1297 EL RELOJ / En Concierto 2CD \2500
 再結成後のアルバム「MERCADO DA ALMAS」のリリース時に03年ブエノスアイレスで行われた2枚組ライヴ。70年代に屈折したハード・プログレ作品を残したバンドだが、再結成後は、ヘヴィなギター、パワフルなドラムス、シャウトなヴォーカル、そこにシンフォニックなタッチのキーボードをフィーチャーした、70年代のハード・ロックからの流れを汲んだ様式美メタルをラテン・パワー全開で押し捲る。オリジナル・メンバー3人(キーボード、ギター、ドラムス)が在籍し、1stからの曲も4曲披露。ラストはパープルのSPEED KINGで締めくくる。2011年リリース作。
SA-1165 ESPIRITU / Same CD \2500
 リマスター盤。ボーナス・トラック3曲(2曲はライヴ)収録。アルゼンチンの隠れた名作と言われてきた82年リリースの3rd。非常になめらかでメロディアスな歌心のあるヴォーカルと、ヤマハのCPピアノを多用した、クリアーで美しい上昇型のシンフォニック・サウンドは、同じアルゼンチンのPABLO EL ENTERRADORを思わせる。情熱的にスピーディーに畳み掛け、かつ引き付けるドラマチックさがある。リマスターにより音質も格段にアップ。クリアーなサウンドがより一層引き出されている。特殊紙ジャケット仕様。
SA-1026 ETERNIDAD / Apertura CD \3000
 南米らしく、色彩豊かでファンタジックなシンフォニック・ロックの1枚として、発見当時から評価されてきたもの。ESPIRITUに通じるテクニカルなシンフォニック性と、生の弦まで配した美しい叙情パートの見事な調和。そして感情あふれる歌心。まさに70年代のプログレッシヴ指向のパッションが感動的に詰め込まれた1枚。77年唯一作。
SA-1027 GUSTAVO MONTESANO / Homenaje CD \2700
 CRUCISのリーダーでヴォーカル&ベーシストである彼が、77年にリリースしたソロ・アルバム。実質上クルーシスの3作目と言われていた作品で、リリカルなヴォーカルとシンフォニックなキーボード・アレンジが盛り上がりをみせる。ボーナス・トラック2曲は、CRUCISの当時の未発表曲!
SA-1136 MONTESANO (GUSTAVO MONTESANO) / El Pasillo CD \2700
 アルゼンチンを代表するシンフォニック・プログレ・バンドのひとつだった、CRUCISのリーダーでヴォーカル&ベーシストのソロ83年作、2ndアルバムの初CD化。80年代風のポップな印象を受けるが、時折流れ出すCRUCIS譲りのシンフォニックで、クラシカルなキーボード・アレンジの曲展開に、はっとさせられる。アルゼンチン特有の歌心や叙情もあり、好作に仕上がっている。ただ、彼の関連作をまだ未聴の方は、CRUCIS、1stソロHomenaje から聴かれる事をおすすめします。
SA-1283 HABITAT / Tratando De Respirar En La Furia CD \2300
 アルゼンチンのシンフォ・バンドの4年振りとなる2010年新作4th。南米らしい音色のシンセをフィーチャーし、ハケット影響下のアコースティック&エレクトリック・ギター、歌心のあるスペイン語のヴォーカルで聴かせるコンセプト・アルバム。アルゼンチンらしい滑らかな面に加え影が差すミステリアスさも持ち、時折り導入されるクラシカルなタッチのピアノや、1曲目でのフルートを導入したアコースティカルな優美さも特徴的。ソロでも活動しているマルチ・ミュージシャンALDO PINELLIに、ドラマーを加えた、彼らの作品中最もプログレッシヴな1枚となった。ボーナス・トラックとして、オルメのGIOCO DI MIMBAをスペイン語でカヴァー!中間部ではダークな展開を見せる。見開き特殊紙ジャケット仕様。イタリアLIZARDレーベルからのリリース。
SA-1028 HORIZONTE / Same + Senales Sin Edad CD \3000
 78年リリースの1stと79年リリースの2ndの2in1。2ndになるとよりキーボードが活躍し、叙情あふれる泣きの歌心を、南米シンフォニック・ロックに乗せて聴かせる。フルートやピアノの哀愁のメロディーも効果を上げ、又、アレンジの仕掛けの多いプログレ然としたナンバーも壮快さを増す。アルゼンチンからでしか出てこない音だ。2in1
SA-1260 INVISIBLE / El Jardin De Los Presentes CD \2500
 76年リリース3rdアルバム。彼らの最高傑作。本作のみにALASのキーボード奏者が参加し、ブリリアントで叙情的なシンフォニック・プログレを聴かせる。アルゼンチンらしいノスタルジックな哀愁に胸を焦がす。中でも7曲目はクリムゾンを思わせる哀愁のヘヴィ・ナンバーとして知られてきた。デジパック仕様。
SA-1226 JINETES NEGROS / Omniem CD \2700
 注目の07年新作3rd。地底探検、アーサー王、ヘンリー八世の頃の全盛期のリック・ウェイクマンを思わせる、オーケストラを想定したキーボードをフィーチャーし、空前のシンフォニック・ロックを壮大に聴かせる傑作。ニュー・トロルスを連想させるような、オーケストレーションとコーラス、バンド演奏のメリハリ、ヴィターレにも迫る想像を超えるアレンジ力と、アルゼンチンならではの哀愁をたっぷりと含んだドラマチックさ、それらが渾然となり押し寄せる。木管楽器を取り入れた中世音楽色のあるクラシカルなフレーズも印象的で、あふれる叙情に否応なしに感受性を激しく揺さぶられる。シンフォ・ファン必聴の超力作。スペイン語。ボーナス・トラック1曲収録。
SA-1234 JORGE PINCHENVSKY / Su Violin Magico Y La Pesada CD \2500
 EMI ARGENTINAより07年リマスター盤にて、70年代の名作群が一挙CD化! アグレッシヴに弾きまくるヴァイオリニストのソロ・アルバム。73年にリリースされた当時の唯一作。邪悪な闇が織り成すハード・サイケデリック・サウンドが炸裂。メンバーを見るとKUBERO DIAZ、CLAUDIO GABIS、ALEJANDRO MEDINAらバックもLA PESADA一派で、そのサウンド・スタイルにも頷ける。本国ではSUI GENERISやLA BIBLIAなど、多数のアルバムに参加したが、後に彼はヨーロッパへ渡り、GONGのSHAMALでもプレイした。
SA-1263 LALO HUBER / Lost In Kali Yuga CD \2500
 NEXUSのキーボード奏者の09年ソロ・デビュー作。バンドメイトのドラマーを迎えてのドラマチックな内容で、エマーソンを思わせるアタックの強いハモンドと、ヴィンテージ感のあるシンセをフィーチャーした組曲LOST IN KARI YUGA PART 1〜4を軸に展開されるトータル80分弱の力作。最近では少なくなったアグレッシヴなエマーソン型のオルガン・プログレッシヴに壮大で泣きのあるシンフォニック色をミックスしたサウンドで、アコギ、ベースもマニアックに彼自身がこなし、ヴォーカル・パートでの哀愁を帯びた叙情性や、バンドネオンの音色を絶妙に取り入れた部分など、ふとした細かいところにアルゼンチンらしさも散りばめられている。プログレはキーボード主導、という方には是非の1枚。英語。
SA-1300 LILIANA VITALE - VERONICA CONDOMI / Humanas - voces - CD \2200
 LITO VITALEの妹であり、ソロ・シンガーとして活動、かつてはMIAにも参加していた女性ヴォーカリストLILIANA VITALEと、チャランゴ奏者兼女性ヴォーカリストのVERONICA CONDOMIの09年に制作されていたデュオ作品。南米のフォルクローレを中心に取り上げ、チャランゴ、パーカッションなどシンプルな演奏をバックに、2人のヴォーカル・ハーモニーで魂を揺さぶり聴かせる民俗色豊かな作品。南米版グレゴリアン・チャントのような厳かな雰囲気の2曲目も印象に残る。スタジオ録音とライヴ録音で構成された全14曲。デジパック仕様。
SA-1155 LITO VITALE / Sobre Miedos, Creencias Y Supersticiones CD \2700
 MIAのキーボード奏者だった彼が、81年にリリースした1stソロ・アルバム。ピアノと、アープやムーグといったシンセ類を中心に、ペダル・ベース、ギター、パーカッションも自らが演奏し、そのマルチな才能をいかんなく発揮している。ジェネシスを連想させるようなコード進行が随所に散りばめられ、哀愁を帯びたメロディアスで、ドラマチックなシンフォニック・ロック・サウンドが展開されていく。リリカルで演奏テクニックのあるクリアーなピアノの音色が彼らしい。ヴォーカルも彼が持つ叙情的な世界をより一層広げる。ボーナス・トラックとして、87年のLITO VITALE CUARTETOの曲を4曲追加収録。
SA-1298 LITO VITALE - JUAN CARLOS BAGLIETTO / Mas De Lo Mismo CD+DVD(NTSC) \2500
 ファン必見! LITO VITALEと、MIA時代からの朋友でヴォーカリストのJUAN CARLOS BAGLIETTOとの共演ライヴ。ステージは2部構成となっていて、パート1では、LITO VITALEのピアノ&シンセと、J.C.BAGLIETTOのヴォーカルによるデュオでの演奏。パート2は、バンドを加えたロック・スタイルで演奏。どちらも、超絶かつスリリングなVITALEのテクニカルなプレイや、シンフォニックかつドラマチックなアレンジのキーボード・プレイを堪能できる。そして、BAGLIETTOの燻し銀のようなヴォーカルも叙情豊かで胸に迫る。アンコールでは、2人のピアノとアコギによる息もつかせぬ掛け合いも。フォルクローレやタンゴの古典の名曲を現代風にアレンジして聴かせる。全18曲。87分。ライヴ音源CD付き2枚組。3面開きデジパック仕様。
SA-1040 MAGMA / Kronicas (Canto Papa Una Consagracion + La Transformation) CD \2700
 アルゼンチンのMAGMAの82年1stアルバムと85年2ndアルバム。全体にフルートをフィーチャーした、メロディアスなサウンドに、ヴォーカルのコーラス・ワーク、美しく繊細なサウンドとメロディー・ラインがアルゼンチンらしい。レコードで聴くのとは印象が違います。LITO VITALEレコーディング・エンジニア。2in1
SA-1289 MANDRAGORA / Pecado Tras Pecado CD \2500
 限定紙ジャケット・ロシア盤。93年に自主盤でリリースされたアルゼンチンのプログレ・バンドの唯一作。CHANETONのリーダーALEX CHANETONが、かつて率いたバンド。インサートを見るとガブリエル風のメイクを施したヴォーカリストの写真があり、ジェネシスや、TWELFTH NIGHT辺りに通じるようなポンプ・ロックを聴かせる。といっても、そこはアルゼンチンのバンド。決して英国調にならず、南米特有のやわらかいタッチのシンセをフィーチャーし、曲により、クラシカルなアレンジを取り入れるなど、独自のカラーも持ち合わせている。スペイン語。*実際のアルバムは8曲入りですが、プレイヤーには間違って9曲表示されます。トラック1には音が録音されていないので、トラック2が1曲目となりますので、そこからプレイさせてください。
SA-1278 LA MAQUINA DE HACER PAJAROS / Same CD \2500
 デジパック仕様。SUI GENERISを経たCHARLY GARCIAが率いる、シンフォニック・ロック・バンド。76年リリースの1st。CHARLY GARCIAとCARLOS CUTAIAのダブル・キーボードにより、時に抜群の演奏テクニックでアグレッシヴに、ジャージーに押し捲る。そして彼のナイーヴなヴォーカルが加わってくると、アルゼンチンならではの淡い色彩感覚に包まれていく。アコースティック・ギターを繊細に導入した、優しいカラーも彼らしい。ラストの物悲しい泣きのメロディーには胸を貫かれるようだ。尚、オリジナル・レコードの初回にはこのジャケットが2重になって付いていた。
SA-1166 LA MAQUINA DE HACER PAJAROS / Peliculas CD \2500
 デジパック仕様。77年リリースの2nd。3曲目では、クラシカルな生のストリングス・アレンジを加え、リリカルな叙情がファンタジックな色彩を放ち香り立つ。その繊細さが何ともアルゼンチンらしい。OSCAR MOROによるスピーディーなドラムでまくし立てるテクニカルなジャズ・ロック、フォーク・タッチな叙情風味、シンフォニックな曲調、より一層アレンジが練られた、プログレッシヴな面と、いろんな側面を持っている。1stと並び高評価の1枚。この後CHARLY GARCIAはSERU GIRANを結成する。
SA-1247 MATERIA GRIS / Oh Perra Vida De Beto CD \2800
 レア・シングル2曲を追加収録した出直し版。72年にEMIからリリースされた唯一作。ACT 1、ACT2から成るコンセプト作で、70年代アルゼンチン物の中でも、ダントツにアレンジ、曲調、展開が凝っている。生のストリングスがまるでメロトロンのように流れ込んだかと思うと、ヘヴィなギターリフや、畳み掛けるリズムで切り返していく。そのリズム陣が強力で、ベースのOMAR COSTANZOは、後にNARANJA MECANICAに、そして、ドラムスのCARLOS RIGANTIは後にALASを結成するが、ここですでにそのプレイにテクニカルなドラミングの片鱗が聴ける。また、歌心あふれる叙情、さらりと横切るフルート、1曲ながらLITO NEBBIAのピアノも印象的で、シンフォ・ファンからヘヴィ・ファンにまで幅広く聴かせる充実の1枚。
SA-1048 MERLIN / Same CD \3000
 CRUCISのG. MONTESANOとPASTORALLのA.D.MICHELEが80年にリリースした作品。プロジェクト的なものであったかもしれないが、2人のヴォーカルや、ギターワークを中心とした、テクニカルかつメロディアスなサウンドは、両グループの良さを物語っている。キーボード、ベース、ドラムスのサポート・メンバーも好演。バンドとしてのグルーヴ感もテンションが高い。
SA-1049 MIA / Transparencias CD \2700
 今やソロ・キーボード奏者、アレンジャーとして活躍している、LITO VITALE率いるプログレッシヴ・ロック・バンド。76年リリースの1st。ピアノ、オルガン、ギターにフルート、リコーダーを取り入れながらクラシカル&ジャージィーに聞かせる。全体にアコースティック色が強く、ほとんどインスト。曲のアレンジと演奏はわりとラフ。
SA-1050 MIA / Magicos Del Tiempo CD \2700
 77年リリースの2nd。メンバー・チェンジがあり、ほとんどインスト指向だった1stから一転、アルゼンチンらしい感傷的なヴォーカルをメインにした歌物的な作品になった。全体にアコースティックな印象が残る。
SA-1051 MIA / Cornonstipicum CD \2700
 78年リリースの3rd。インスト指向の1st、歌物的な2nd、そしてこのプログレ色の強い3rdといった感じ。後半の畳み掛けと叙情パートのハッとする対比は、ラテン系ならではのコントラストがある。イタリアン・プログレを思わせる秀作。
SA-1250 MIA / Archivos MIA (1974-1985) 2CD \2800
 LITO VITALE ファン&南米ファン必聴! 70年代にLITO VITALEがLILIANA VITALEらと共に活動していたプログレッシヴ・ロック・バンドMIAのアーカイヴ物。76年〜78年に3枚のアルバムと、79年に3枚組ライヴLP”CONCIERTOS”(未CD化)をリリースしたが、本作はその未CD化だった名作ライヴからも数曲含む、当時の未発表曲&レア音源を23曲を収録した2枚組。さらに79年の演奏風景を含む貴重なドキュメンタリー映像(21分)もボーナス追加!”CONCERTOS”や、80年の演劇の為の音楽”LA COMPANIA DEL CIRCO MAGICO”では、混声合唱と荘厳なシンセ等による壮大なクラシカル・シンフォがドラマチックに繰り広げられ、また、彼のソロ作品を連想させるようなテクニカルなピアノ・プレイも随所に光っている。LILIANA VITALEを筆頭に、清らかな美声女性ヴォーカルも随所に導入。76年にカセットのみでリリースされたライヴ”EN CONCIERTO”からも収録。全体を通してクオリティーがかなり高い、正真正銘の名アーカイヴ物だ。限定盤・特殊大型デジパック仕様。32ページのブックレットには当時の貴重写真満載。
SA-1277 MIGUEL KROCHIK / Guilmar CD \2500
 73年にリリースされた唯一作のCD化。室内管弦楽風の美しいオーケストレーションを加えた品の良いサウンドに、彼の優しいヴォーカルが映える、柔らかい陽だまり系のフォーク・ロック。オーケストラ・アレンジや、ヴァイオリン、フルート、ピアノなどのソロ・パートも美しく響く。SUI GENERISやPEDRO Y PABLO、PASTRAL辺りのファンにおすすめ。唯一作といっても、無名アーティストという訳ではなく、72年のアコースティック・フォーク・イベントのライヴを収録したアルバム「ACUSTICAZO」に、LITTO NEBIAや、LEON GIECO、DAVID LEBONらと共に参加した実力派。デジパック仕様。
SA-1052 NADA / Same CD \3000
 73年にフランスのみでリリースされていた、レア・プログレ。チェロ、チェンバロ、フルートetc.を曲により使い分け、クラシカルに、アルゼンチン特有の泣きと凝ったアレンジのドラマチック・ハード・プログレサウンドを聴かせる。スペインのNUの1stや、イタリアンプログレ・ファンにおすすめの1枚。ボーナス・トラック6曲追加収録。
SA-1053 NARANJA MECANICA / Revive El Sentimiento CD \3000
 女性ヴォーカルをフィーチャーした、77年にリリースされた、アルゼンチン・シンフォの傑作。泣きのキーボードとギター、メロディアスなヴォーカル、流れるようなシンフォニック調のアレンジは、万人に気に入られる内容だ。サンドローズ調の1曲目、イタリア調の2曲目、ジェネシス?と思わせる3曲目etc.月光ソナタにインスパイアされたというバラードも美しい。シンフォ・ファン&女性ヴォーカル・ファン必聴!
SA-1054 NEXUS / Detras Del Umbral CD \2500
 デビュー当時かなり話題になった99年の1stアルバム。90年代の南米プログレ・シーンを代表する1枚だ。エマーソン影響下のキーボードをダイナミックにフィーチャーし、泣きを含んだエモーショナルなギターが印象的な本格派シンフォニック・プログレ。インスト・パート中心で展開されていき、そこだけを聴いているとまるで欧米のバンドのようだが、胸を貫かれるような哀愁を帯びたメロディー・ラインや、情感を込めて歌う女性ヴォーカルが導入されると、一気にアルゼンチンらしい叙情に包まれ、そのミックス加減が絶妙。スペイン語。
SA-1089 NEXUS / Metanoia CD \2500
 01年の2ndアルバム。前作同様、エマーソン影響下のキーボード・ワークをフィーチャーしながらも、ハモンドを導入した邪悪な攻撃性を加えたサウンドへと変化を遂げ、よりスケール感のあるサウンドとなった力作。クラシカルなフレーズと美声女性ヴォーカルで織り成す繊細な導入部から、ダイナミックなプログレッシヴ・ロックへと展開する約10分の組曲でのアレンジ力も光る。畳み掛ける演奏がイタリアン・プログレを彷彿させるが、曲によりハケット風、ラティマー風と弾き分けるエモーショナルなギターも印象に残る。女性ヴォーカル。スペイン語。
SA-1219 NEXUS / Perpetuum Karma CD \2500
 現在のアルゼンチン・プログレ・シーンの代表格といえる本格派。若干のメンバー・チェンジを経てリリースされた06年新作3rd。ハモンド・オルガンをフィーチャーし、よりヴィンテージ感のあるサウンドとなったコンセプト作。エマーソン影響下の派手でダイナミックなキーボード・ワークで圧倒的に畳み掛けていくインスト・パートを中心に、歌心のある男性ヴォーカルが現われる。泣きを含んだギター、クラシカルなフレーズを取り入れた、ドラマ性のある凝った曲展開、邪悪な攻撃性を帯びたサウンドは、イタリアン・ロックを思い出させる。一転、繊細な叙情美に感情が込み上げるラストは、ジェネシス・チック!
SA-1175 PABLO EL ENTERRADOR / Same CD \2500
 05年デジタル・リマスター盤、特殊見開き紙ジャケット仕様、アルゼンチン盤で出直し。83年にリリースされた当時の唯一作。アルゼンティーナ・シンフォニック・プログレの最高峰として廃盤時代からも有名だった傑作。アープとCP70、ギター、ヴォーカルらが織り成す、まろやかで繊細なロマンを香らせる一級の内容。天高く飛翔していくかのようなスピード感と、透明感のあるサウンドに胸が高鳴り、ドラマチックなメロディーと哀愁を帯びた歌メロに胸を焦がす。完成度の高い緻密なアレンジをクリアーなリマスター盤でぜひ聴きたかった1枚。ボーナス・トラックとして85年の未発表曲4曲(ライヴ)を追加収録。音質も最高。シンフォ・ファン必聴作!
SA-1261 PASTORAL / Humanos CD \2500
 76年にリリースされた3rdアルバム。ツイン・ギター&ヴォーカルのデュオ・バンド。フォーク・ロック・タッチの繊細かつファンタジックなサウンドで、泣きを含んだブリリアントなメロディーがアルゼンチンらしい。全編にオーケストラを導入しているが、特に、2曲目や7曲目はクラシカルな叙情に彩られたドラマ性のある美しい曲。ゲストで、キーボードにCHARLY GARCIA、ギターにCRUCISのPINO MARRONEらが参加。メンバーのALEJANDRO DE MICHELEは、後にMERLINにも参加。リマスター盤。見開き紙ジャケット仕様。韓国盤のみのリリース。
SA-1262 PASTORAL / Atrapados En El Cielo CD \2500
 77年リリースの4作目。空模様の内袋をスライドさせると顔に変わる変型ジャケット仕様。アコースティック・ギターの爪弾きに、溶け入りそうな儚げなヴォーカル・ハーモニーで聴かせる、フォーク・ロック・タッチのアルバム。バグパイプの音色や、オルガン、キーボード、バンドネオン、ハーモニカ等を導入し、ストリングスを織り込みスリリングに展開させるなど、アレンジ面でもより進化した。繊細な空間美が優しく広がり瑞々しい感性が光る、前作と甲乙つけ難い名作。リマスター盤。紙ジャケット仕様。韓国盤のみのリリース。
SA-1269 PASTORAL / Estadio Obras 2CD \2800
 83年のラスト・ライヴ音源が2枚組で初CD化! フォーク・タッチの叙情派バンドとして人気のバンドだが、ライヴでは、よりロック色を強め、6人編成のバンド・スタイルで、プログレッシヴなサウンドを聴かせている。シンセやエレピ、オルガン・プレイが光っているので、誰かと思えば、キーボードはMIAのJUAN DEL BARRIO、そして、ベースはMERLINのGUSTAVO DONESらがサポート。また、6&12弦ギターの繊細なアコースティック・アンサンブルをバックに儚げなヴォーカル・ハーモニーで綴る美しい曲も勿論含み、メモリアル・コンサートならではの、彼らの代表曲、名曲がずらりと並ぶ集大成的な選曲の全24曲。ラストでの会場が一体となったEN EL HOSPICIOの合唱に、解散が惜しまれる様子がうかがえる。3面開き紙ジャケット仕様。
SA-1295 PATRICIO VILLANUEVA / Cero CD \2200
 初期マリリオンやジェネシス影響下のシンフォ・バンドCHANETONのヴォーカリストが、バンド・メイトのギタリストALEX CHANETONらを含む、多数のゲストを迎えてリリースした2011年ソロ・デビュー作。バンドでも、彼の愁いを含んだガブリエル・タイプのヴォーカルが欠かせない存在感を示していたが、本作でも、バンド譲りのシンフォニック・ロックや、アルゼンチンのバンドらしい滑らかでメロディアスな叙情、そして、ポップ・ロックなど、バンドに比べてより多様なサウンドを取り入れ、彼の歌心のあるヴォーカルでたっぷりと聴かせる。スペイン語。自主盤。
SA-1235 POLIFEMO / Same CD \2500
 EMI ARGENTINAより07年リマスター盤にて、70年代の名作群が一挙CD化! 当時2枚のアルバムを残した彼らの、76年にリリースされた1st。ESPIRITUのオリジナル・メンバーだったキーボード奏者CIRO FOGLIATTAがバンドを脱退後、その後CHARLY GARCIAらと共にSERU GIRANを結成するDAVID LEBONらと始めたハード寄りのプログレ・バンド。ギター、ワイルドなオルガン、プログレッシヴなシンセのフレーズで熱い演奏を繰り広げるが、歌心のあるヴォーカルが入ってくると一気に叙情的になるところがアルゼンチンのバンドらしい。マニアックな音がたまらない。ボーナス・トラックとして75、76年のアルバム未収シングルから4曲を追加収録。
SA-1057 POLIFEMO / Same (2nd) CD \3000
 2枚のアルバムをリリースした彼ら。キーボードはESPIRITU、ギターはSERU GIRAN、ベース&ヴォーカル、そしてドラムスはSUI GENERIというメンバーで結成されただけのことはあって、リズム・セクションを始め強力なテクニックとチーム・ワークを見せる。本作はよりプログレ指向のソロ・パートやアンサンブルが熱い77年リリースの2nd。イタリア・ファンも必聴! ボーナス・トラック2曲追加収録。
SA-1264 RAEL / Mascaras Urbanas CD \2500
 限定紙ジャケット09年ロシア盤。アルゼンチンのグループが92年に自主リリースした単発作。バンド名で分かるようにジェネシスから強い影響を受けたサウンドで当時はこういった新人バンドがあまり居なく話題になった。スペイン語と英語で歌われ、ハケット風ギターとガブリエル風ヴォーカルがバンドを引っぱりポンプではないマニアックな世界を聴かせる。ブロードウェイにある毒気を取りトレスパスのかすみを加えたような雰囲気を持ち、泣きの叙情が柔らかくファンタジックな淡い色合いが独特。ラスト2曲など明らかに今のバンドとは違うジェネシスがある。
SA-1271 RAUL PORCHETT / Cristorock CD \2500
 デジタル・リマスター、デジパック仕様。72年リリース作。オルガン、ピアノ、キーボードに、CHARLY GARCIAが参加し、フルート、ヴァイオリン、チェロetc.もフィーチャーしたシンフォニック・ロック・サウンド。彼の甘く優しい歌声がアルゼンチンらしい。全部で1曲というトータルアルバム。ラストの曲はオーケストラ&コーラスで盛り上がるイタリアン・プログレッシヴ・カンタウトーレの名作を思い出させる好作。4曲ボーナス・トラック追加収録。
SA-1236 RAUL PORCHETTO / Volando De Vida CD \2500
 EMI ARGENTINAより07年リマスター盤にて、70年代の名作群が一挙CD化! 78年作の4作目が待望の初CD化! ALASのドラマーや、AVEROCKのギタリストらが参加し、スーパー・メンバーで固められた南米ファン必聴作。シンフォニックな展開を交えたテクニカルな演奏を繰り広げるプログレッシヴな面と、アコースティックな淡い情景美と甘いヴォーカルで綴られる叙情的なサウンドが交差していく。鮮やかに繰り出されるPEDRO AZNARのベースと、スピーディーで技巧的なアコギ・プレイが凄い。コーラス風の美声女性ヴォーカリストやLEON GIECO、NITO MESTREらのヴォーカル陣も好サポートを見せている。
SA-1237 RAUL PORCHETTO / Mundo CD \2500
 EMI ARGENTINAより07年リマスター盤にて、70年代の名作群が一挙CD化! 79年作の5作目が待望の初CD化! 彼が弾くリリカルなピアノ、ムーグ、ソリーナ等のシンセ類に加えて、多数のミュージシャンを迎えたバンド・スタイルで演奏。アルゼンティーナ・ロック特有の淡い憧憬美を核として、そこにシンフォニックな叙情や、ジャズ・ロックのエッセンスを加え、曲によってフレキシブルなスタイルで聴かせる。特にOSCAR MOROのテクニカルなドラミングが光るジャズ・ロック調の曲では、LA MAQUINA DE HACER PAJAROSを連想させる部分も。甘く優しいヴォーカルも夢見がちで儚い。外せない1枚。
SA-1270 REDD / Tristes Noticias Del Imperio CD \2500
 観音開き(多面)変型紙ジャケット仕様にてリリースされた、結成30周年記念盤。09年リマスター&ボーナス・トラック5曲追加収録。78年に自主リリースされたレア・アイテム。当時の唯一作で、メロディアスなサウンドと、ミステリアスさがアルゼンチン特有の滑らかな叙情に溶け合うマニアックな名作。歌心のあるヴォーカルやクラシカルなコーラス・ワークなどを取っても、ジャケットから受けるようなダークさとは違い、時折り導入されるアコギ・アンサンブルのブリリアントな響きや、リリカルなピアノもどこか美しい印象。また、ストリングス・シンセ等のキーボード・プログラミングは、LITO VITALE。ボーナスは、アンリリースドの5曲で、77年のデモ、78年のライヴと、03年の再結成ライヴを3曲追加収録。
SA-1061 SERU GIRAN / Same (SR2) CD \2500
 78年リリース1stアルバム。SUI GENERIS、LA MAQUINA DE HACER PAJAROS を経たCHRLY GARCIAが率いるバンド。オーケストラを導入した、ドラマチックな展開をみせる後半や、ゲストによるヴァイオリン、アルゼンチンらしい繊細さと優しさにあふれたヴォーカルetc.。SERU GIRANらしいサウンド。
SA-1062 SERU GIRAN / La Grasa De Las Capitales CD \2500
 79年リリース2ndアルバム。CHARY GARCIA率いる彼らの初期作品は、メロディアスでなめらかなキーボードをフィーチャーしたシンフォニック作品。歌心あるヴォーカルも特徴。
SA-1216 SERU GIRAN / Bicicleta CD \2500
 06年リマスター盤、デジパック仕様。80年にリリースされた3作目。SUI GENERIS、LA MAQUINA DE HACER PAJAROS を経たキーボード奏者のCHRLY GARCIAと、ドラムスのOSCAR MORO、ALASを経たPEDRO AZNAR、そしてDAVID LEBONの4人で結成された、当時のアルゼンチンでのスーパー・グループ。YAMAHA CP、フレットレス・ベース、コーラスなど、この年代のプーを思わせるような音作り。メロディアスなシンフォ・サウンドに歌心のあるヴォーカル、そしてストリングス・シンセと、ピアノがクラシカルな情景美を紡ぎ出す。次作のPEPERINAに並ぶ名作。
SA-1259 SOLUNA / Same CD \2500
 77年作。アルゼンチン・シンフォの名作。ヴァイオリン、チェロ、オルガンetc.と男女ヴォーカルによる、繊細でメロディアスなサウンドがアルゼンチンのバンドらしい。チャーリー・ガルシアら総勢11人のミュージシャンによる音が融合され広がっていく。南米プログレ傑作のひとつ。デジパック仕様。
SA-1241 SUBLIMINAL / Limbo CD \2500
 アルゼンチン屈指のプログレ・バンドNEXUSのキーボード奏者とドラマー、KARMAでゲスト参加していたヴォーカリストによるNEWプロジェクト・バンドの08年デビュー作。ハモンド・オルガンをダイナミックにフィーチャーしたヴィンテージ感や、時折り垣間見ることのできるジェネシス・チックな叙情美など、やはりNEXUSをイメージさせるが、インスト・パートが中心のNEXUSに比べ、歌心たっぷりの哀愁のヴォーカルをフィチャーすることで、よりアルゼンチンらしい印象を受ける。NEXUSとは違った一面が見られる南米シンフォ・プログレの好作。スペイン語。
SA-1252 SUI GENERIS / En Estudio 3CD \3800
 SONY BMG ARGENTINAからリリースされた3枚組ボックス。08年リマスター盤。ボーナス・トラック3曲追加収録。72年のデビュー・アルバムVIDA、73年のCONFESIONES DE INVIERNO、74年のPEQUENAS ANECDOTAS SOBRE LAS INSTITUCIONESのアルバム3枚を収めたボックス。CHARLY GARSIA、NITO MESTREの2人が結成したバンドで、SUI GENERIS→LA MAQUINA DE HACER PAJAROS→SERU GIRANへとバンド遍歴を重ねたアルゼンチン・ロック界の重鎮チャーリー・ガルシアのスタートと言えるバンド。エレクトリック&アコースティック・ギター、シンセ、オルガン、ピアノ等と、ふたりのヴォーカル・ハーモニーが淡く溶け合う1st、曲作りやアレンジもよりまとまりを持ち、オーケストラを導入したシンフォニック・チューンに、リリカルなピアノ、歌心が映える2nd、そして、アルゼンティーナ・シンフォの最高峰のひとつとして完成された3rd。繊細かつメロディアスなアルゼンチンきっての叙情派シンフォ。
SA-1077 TANTOR / Same + Magico Y Natural CD \3000
 79年にフィリップスからリリースされた1stと、82年にマイナー・レーベルからリリースされた2ndの2in1。トリオ編成の1stには、ゲストで2人のキーボード奏者が加わっており、1人はLITO VITALE。メロディアスなヴォーカルを曲によってフィーチャーし、ジャズ・ロックとシンフォニック・ロックの中間をいく。VITALEのキーボードが美しい叙情を描く。2in1

〓[MEXICO]〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
SA-2080 ARBATEL / Sumerios CD \2500
 イルバレのジャンニ・レオーネが「このバンドは力強く魅力的な個性を持ったバンドで、神話、ファンタジー、夢、そして現実の狭間に迷い込む作品」とCDにコメントを寄せた、闇に光るプログレ・バンドの新作2nd。08年に完成され、2010年チリ盤にてリリースとなった。イタリアン・ヘヴィ・シンフォから影響を受けたサウンドで、テクニカルな構成を持ちながらも、メキシコ特有の屈折を持ち、数曲でオペラチックな女性ヴォーカルが舞うように歌う。鋭いシンセ、畳み掛けるオルガン、強いピアノなど、まさにジャンニ・レオーネのスタイルを継承したマニアックなコンセプト作。
SA-2083 CAJA DE PANDORA / Same CD \2500
 廃盤時代からコレクターズ・アイテムとして知られた82年唯一作。当時、変哲も無い白いジャケットを見開くと両面に描かれた、パンドラの箱をテーマにした絵に魅了された方も多いはず。サウンドの方もそのインパクトに負けず劣らず、随所に細やかなキーボード・アレンジを施したシンフォニック・プログレと、テクニカルなジャズ・ロックをミックスした、緻密でクオリティの高いインスト作品となっている。ボーナス・トラック5曲は、クラシックの曲をモチーフにしたTHE CAVE OF THE KING OF THE MOUNTAIN等の、82年に録音されたアルバム未収録3曲と、新たに82年のライヴ音源2曲を新規追加収録した2011年版。
SA-2060 CAST / Mosaique 2CD \3200
 06年作は、新曲を中心に今まであたためていた未発表マテリアルを新録し、2枚組というボリュームでのリリースとなった。ジェネシスを起点とし独自のサウンドを確立させてきた彼らだが、本作ではそれをより発展させたような印象。メロディーが複雑に絡み合い、ひとつの軸から次々と枝分かれしてどんどんと音が生茂っていくような、緻密なアレンジでめまぐるしく展開していく。フルート、リリカルなピアノ、クラシカルなフレーズも印象に残るシンフォ・プログレの力作。ひとつ抜き出たオリジナリティーを感じさせるバンドだ。英語&スペイン語。
SA-2065 CAST / Com.Union CD \2500
 約3年振りとなる07年作は、文句なしの最高作となった。ギタリストらのメンバー・チェンジを経てリリースされた本作は、脱ジェネシスを成功させ、ハモンド・オルガンをフィーチャーし、混声合唱やクラシカルなフレーズを緻密に織り交ぜ、ダークかつ重厚に攻めるヴィンテージ感のあるサウンドを、これでもかとテクニカルに展開する。フルートや管楽器をフィーチャーした地中海への憧憬やエキゾチックさに、ケルト・メロディーまでもさらりと挿入。さらにスペイン語のヴォーカルは南米らしい哀愁がたっぷり。70年代のイタリアン・プログレを彷彿させるワイルドでダイナミックなサウンドで、LA MASCHERA DI CERAにも匹敵する渾身の1枚。必聴作!
SA-2075 CAST / Originallis 2CD \3200
 バンドの自主盤でリリースされた08年作は2枚組の大作となった。ヴィンテージ感のあるクラシカルなメロディーを奏でるキーボード、流麗に傍若無人にと弾き捲くるギター、手数の多いドラムスなどが一体となって、ダイナミックなドラマチック・シンフォを織り成すコンセプト作。フルートや管楽器をフィーチャーした地中海ジャズ・ロック風のメロディーも時折り加え、緻密で凝ったアレンジをテクニカルに、スピーディーにこれでもかと聴かせる。また、男女のヴォーカル・パート(スペイン語)では南米らしい哀愁に包まれる。溢れ来るアイデアがぎっしり詰め込まれた1枚。
SA-2084 DELIRIUM / First CD \2500
 85年に唯一作であるDELIRIUMを残した短命バンド。本作は、かつて「EL TEATRO DEL DELIRIO」というタイトルで97年にCD化された、デビュー・アルバムの2年前の83年に録音されていた未発表作品。キーボード主体の5人編成によるシンフォ・プログレで、きめ細やかなアレンジを施したシンセをフィーチャーし、ラテンならではの情熱3連系でこれでもかと音がせめぎ合う。スペイン語のヴォーカルが入る曲も含むがインスト中心のサウンドで、同メキシコのICONOCLASTAをイメージさせる部分も持つ。ドラマーはICONOCLASTAにも参加。アートワークも新たな2011年再発盤。
SA-2082 FONGUS / Guadalajara Rock CD \2500
 78年にリリースされた1stアルバム。現在はメタル・バンドとしてメキシコで活動を続けているが、このデビュー作では、ギター、ベース、ドラムス、ヴォーカル(英語)による4人編成で、キーボード・レスながらDUG DUGS辺りにも通じるような南米らしいブルージィなサイケ・ハードを聴かせ、ファズ・ギターをフィーチャーしたサウンドはクリームを連想させる。アコギのアンサンブルも取り入れたイタリアン・ロックに通じるような2曲目も印象的。紙ジャケット仕様。
SA-2086 GOVEA / Danza Urbana CD \2500
 イコノクラスタに一時期在籍したキーボーディストとバンドメイトのドラマーに、ベースを加えたプログレッシヴ・トリオによる09年作。オール・インストながら、イルバレ、オルメ、少々バンコといった感じのサウンドを聴かせる。作曲型のアルバム指向で、シンセ、オルガン、ピアノをメインに常にキーボードがバンドを主導していく、といったスタイルだが丹念なメロディーの編み出しがあり、弾き倒し系では生まれない独自の世界観を築城。ジャケットに表れている妙な妖しさがあり、メキシコらしさも十分。前半はコンテンポラリー、後半はクラシカル。自主盤。
SA-2085 GOVEA / Raices CD \2500
 シリアスで複雑なサウンドへ完成度をアップさせた2011年作2nd。キーボード、ベース、ドラムスの作曲型トリオで、変拍子で組み立てられた進化が目覚しいリズムの上をシンセ、オルガン、ピアノが頭脳的にメロディーを構築。前作同様少々オルメあたりを思わせるも、多彩なフレーズはクラシカルかつシュールな幻想感を生んでいる。速いパターンで繰り広げられる統率の取れた5曲目などメキシカン・シンフォの新たな時代を告げる超強力アンサンブルで、過去のプログレレシピを振り切った創造力に満ちている。今、最も注目の中南米のバンドのひとつ。自主盤。
SA-2067 NUEVO MEXICO / Hecho En Casa + Ceramica CD \2700
 紙ジャケット仕様。75年の1stアルバムと、79年の2ndアルバムを収録。当時イタリアの70sハード・プログレ・バンドがそうであったように、フルートをフィーチャーし、ジェスロ・タルからの影響を感じさせるプログレ・バンド。イアン・アンダーソン風、イアン・マクドナルド風、イタリアン・ロック風に唸るツバ飛ばしフルートと、巧みに使い分け、クラシカルな趣や哀愁もかもし出すフルートがバンドを印象付ける。邪悪なムードで畳み掛ける部分も。2ndではヴァイオリンやシンセも導入。歌詞はスペイン語。
SA-2022 NAHUATL / Same CD \2700
 EL RITUAL、DUG DUGS、NUEVO MEXICOらと共にレア物のコレクターズ・アイテムとして知られる、1stアルバム。ギター、ベース、ドラムスにユーライア・ヒープのようなコーラス・ワークのハード・プログレ・トリオ。ボーナストラック2曲は2ndからで、こちらはキーボードが入って増々プログレ色が増していて良い。74年作。
SA-2076 NAHUATL / Vol.2 CD \2700
 75年にリリースされた2ndアルバム。ex.PEACE&LOVEのメンバーによるサイケ・プログレ。EL RITUAL、DUG DUGS、NUEVO MEXICOらと共にメキシコのレア物のコレクターズ・アイテムとして知られるアルバムで、前作ではユーライア・ヒープばりのコーラスを活かしたハード・プログレを聴かせたが、本作ではギター、ベース、ドラムスにオルガン等のキーボードも加え、9曲目ではオーケストラを導入したメロディアスな泣きのナンバーも。ヴォーカルも南米らしい歌心がある。ボーナス2曲追加収録。
SA-2081 NIRGAL VALLIS / Y Murio La Tarde CD \2500
 廃盤時代から南米シンフォの名盤のひとつとして知られる彼らの唯一作。85年にレコードでリリースされた時には、片面がこのNIRGAL VALLIS、そしてもう片面はARTURO MEZAの作品というカップリングだった。本CDはNIRGAL VALLISのみを収録しており、85年のアルバム収録曲を4曲と、95年の新録を4曲収録したもの。現在ソロでも活躍しているマルチ・プレイヤーのJOSE LUIS FERNANDEZ LEDESMA Q.が率いるバンドで、儚げな美声女性ヴォーカルをフィーチャーし、シンセ、12弦ギター、ヴァイオリン、リコーダーなどのアコースティック・アンサンブルでファンタスティックに聴かせる。12分を越える5曲目以降の後半は95年の録音で、こちらも前作からの流れを汲んだ淡いイメージの美しい曲。95年フランス盤の再プレス。
SA-2088 VIA LACTEA / Same CD \2500
 30周年記念限定盤。最も早い時期から日本で紹介された元祖南米プログレと言えるCHAC MOOLのキーボーディストCARLOS ALVARADOが中心となったエレクトロ&アンビエントなシンセ・ミュージック。CHAC MOOLのバンドメイト、JORGE REYESがフルートで、そして、ARTURO MEZAや、女性ヴォーカリストらも加わり、宇宙へと想いを馳せたヨーロッパのコズミック系とは全く異なる、ケツァルコアトル神や月のピラミッドなどに残された、古代人の宇宙観を感じさせる、メキシコの民俗的なアイデンティティを織り込んだ秘境系サウンド。80年作。紙ジャケット仕様。

〓[URUGUAY]〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
SA-3006 ARMAND TIRELLI / El Profeta CD \2700
 オリジナル・レコードはペンダント付のレア・アイテム。南米ウルグアイのバンド。ポルトガルのJOSECIDの10000 A NOSを思い出させるシンフォニック・ロック。クラシカルなピアノやフルートをフィーチャーし、ストリングス・シンセをバックにせつせつと歌われ、ロック・リズムと一体となって盛り上がる。78年作。
SA-3024 MATEO Y TRASANTE / Same CD \2500
 EK KINTなどでも知られるウルグアイのギタリストEDUARDO MATEOと、パーカッショニストのJORGE TRASANTEによるデュオ作品。76年にリリースされたレア2ndが初CD化。太鼓をメインにしたウルグアイの黒人音楽でOPAなどでも知られるカンドンベを基調にしたサウンドとなっているのだが、ゲストのフルートが随所に効いていて、他にもベース、ドラムスを加えた各楽器のアンサンブルと、グルーヴ感のあるパーカッション、そしてMATEOの南米らしい歌心のある寂びたヴォーカルで、アシッド感覚豊かに聴かせる。ジャケットから受けるイメージ通り、燻し銀のような渋いサウンド。
SA-3013 PSIGLO / Ideacion + II CD \2700
 南米最大級のヘヴィ・プログレ。1st(73)+2nd(74)の2in1。特に2ndはイルバレの'2222'と'YS'の中間的なサウンド。ケン・ヘンズレーとレオ・ネロを掛け合わせたような、ハモンドとギターがバトルし、クラシカルなフルートがフィーチャーされる。ボーナス曲としてレア・シングル曲を収録。2in1

〓[CHILE]〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
SA-4126 ABRETE GANDUL / Enjambre Sismico CD \2300
 近年のクリムゾンをシンフォ化させたような、南米に多いスタイルのバンドの2011年作3rd。ギター/フルート、キーボード、ベース、ドラムスの4人が叩き出す変拍子系のインスト・サウンドはジャズも取り込み、ハードでテクニカルながらも、引きのパートに浮遊するリリカルさや、熱い畳み掛けをバックにソロを取るメロディアスさなどが濃く入り混じり、また、イメージを高めるシンセの音色、後半のクラシカルなピアノもポイントとなり、凝縮されては発散されていくような音魂で聴かせる。ゲストでサックス入り。
SA-4061 AGUATURBIA / Complete Tracks CD \2500
 チリのレア・女性ヴォーカル・サイケ・バンド。初期のEARTH&FIREやSHOCKING BLUE などの女性ヴォーカル・ポップ系のファンの方にもおすすめ。曲により、ヘヴィ&ブルージーなギターをフィーチャーしたブルース・ハード調になったり、グランド・ファンク・レイルロードの名曲HEARTBREAKERなども演っている。アンダーグラウンドな雰囲気も持ち合わせ、当時らしい。英語。69年のAGUATURBIA、70年のVOLUMEN 2、のアルバム2作品と、ボーナス・トラックとして73年のレア・シングルの3曲を追加収録したコンプリート盤。
SA-4122 AGUATURBIA / Version Acustica CD \2500
 70年代にアルバムを残したレア・サイケ・バンドが、オリジナル・メンバーで復活し、2010年新作をリリース。かつては、初期のアース&ファイアーや、ショッキング・ブルーなどの女性ヴォーカル・バンドにも通じるサウンドを聴かせたが、本作も力量のある女性ヴォーカリストDENISをフィーチャーし、アコースティック・ギターを効かせた、ベース、ドラムス、ハーモニカによるアンプラグドで、ブルース・ハード・ロックを聴かせる。かつてのアルバムに収録されたAGUATURBIA、WATERFALLなど、自作曲や、カヴァーなどをアコースティック・アレンジで新録。10曲目では、レッド・ツェッペリンの天国への階段〜プロコル・ハルムの青い影〜グランド・ファンク・レイルロードのハートブレイカー〜イーグルスのホテル・カリフォルニアをメドレーで演奏。サウンドは、かつてのアルバムに近い印象。デジパック仕様の限定盤。
SA-4133 ARENAL / Cabernet Sauvignon CD \2500
 チリらしい鋭角的なシンフォニック・ジャズ・ロックを聴かせる彼らの2011年作。キーボード、ギター、リズム・セクションに管楽器奏者を加えた5人編成のバンドで、インスト主体ながらもスペイン語のヴォーカルも入る。テクニカルだがメロディー重視の演奏で、テンポチェンジや曲想など展開を多く織り込み、アルバム後半ではアコギやピアノを多用したインテジジェンスな作風を見せる。泣きも効いており、ただ、タイトルはカベルネ・ソーヴィニヨンではなく、シャープなキレと鮮やかな口当たりのソーヴィニヨン・ブランのほうがサウンドに合っている。
SA-4104 ASTRALIS / Voces Del Bosque CD \2500
 3年振りの09年新作2nd。チリにはあまり無いタイプのサウンドで、透明感のあるクリアーなシンフォニック・プログレを優美に聴かせるバンド。メロディアスに溢れるファンタジックな叙情性がチリというよりも、ブラジルのバンドっぽい印象を残す。また、シンセ・アルペジオや、情感たっぷりに響くエモーショナルなギターをフィーチャーした曲の構成は、インターナショナル・バンドにも迫り、PENDRAGONあたりの英国ネオ・プログレからの影響も感じさせる。そして、そこに歌心のあるウォームハートなスペイン語のヴォーカルが入ると一気に南米カラーが増す。
SA-4123 LA BANDA DEL GNOMO / Despues Del Rock CD \2500
 80年代に活動していたバンドが再結成してリリースした2011年新作。ツイン・ギター/キーボード、ベース、ドラムスの4人編成のバンド。当時はアルバムをリリースすることなく、09年に未発アルバムと未発曲を含めたヴェネズエラの激レア・バンドのENFASISも連想させる発掘物がCD化されたが、アルバムとしては本作がデビュー作となる。そういった当時の面影は無く、スペイン語のヴォーカルをフィーチャーしたブルージィなギターが特徴の歌物ロック・バンドへと変貌を遂げた。ラストでは、アコギの爪弾きをバックに切々と歌い黄昏る。
SA-4029 CONGREGACION / Congregacion Viene... CD \3000
 72年にリリースされた、チリ・レア・プログレ。アコースティック・ギター、ヴァイオリン、フルート等のアンサンブルが、クラシカルに美しく響き、あたたか味のある男性ヴォーカルと、バッキングに女性コーラスが入り、哀愁に満ちた、南米らしいやわらかな色彩を放つ。ANTONIO SMITHのヴォーカルが歌心があって叙情をかき立てる。数ある南米のバンドの中でも最もドリーミィ。ボーナス・トラック2曲(13曲目は特にクラシカルな名曲)追加収録。
SA-4065 CONGRESO / EL CONGRESO CD \2500
 71年リリースのレア1stが遂に初CD化。メロディアスでロマンチックなメロディー・ラインに、優しげなヴォーカルといったサイケ・フォーク・ロック・タッチのサウンド。後期ではサムラ風の攻撃的なサウンドとなっていく彼らだが、このデビュー作は、イタリアのラヴ・ロックにも通じるような甘い雰囲気に包まれている。ややヘヴィ・サイケ的な面もあり、70年代初頭の南米ロックらしさも匂う。ケーナが随所に使われ、他の国にはあり得ないチリらしさが散りばめられ、早くもバンドのオリジナリティーを感じさせる。ポコラ本でもお皿4枚。ボーナス・トラック2曲追加収録。
SA-4083 CONGRESO / Same CD \2800
 77年作の3rdアルバムに、ボーナス・トラック1曲を加えCD化。フォルクローレをベースにしながらも、室内管弦楽調の優美なクラシカル・アレンジや、妖し気なダーク・チェンバー・ロック・アンサンブルと、曲によりうまくアレンジを使い分け、そこに歌心あふれる甘いヴォーカルを導入し、哀愁を帯びたロマンチックな色彩感覚に染まっていく。当時EMIからリリースされただけあって、クオリティーが高い作品。ボーナス・トラックとして、10分を越える未発表デモのPARA GANARNOS EL CIELOを追加収録。
SA-4041 CONGRESO / Pajaros De Arcilla + Misa De Los Andes CD \3000
 84年にCBSからリリースされたPAJALOS DE ARCILLAと、CONGRESOのメンバーが78年に変名でEMIからリリースした名作、MISA DE LOS ANDES(下記ジャケ写参照)を全曲収録! MISA DE LOS ANDESは混声合唱団、ヴァイオリン等のストリングス・アンサンブル、ピアノ、シンセや、民族楽器を導入した、総勢10人以上のミュージシャンによる、クラシカル・ロック。ミサに関する曲を取り上げているが、やはりヨーロッパとは違い、荘厳で壮大なスケール感は持ちつつも、メロディー・ラインがチリ特有のものだ。女性ヴォーカリストがソロを取る曲もあり、ヴァイオリンのソロも美しい。PAJALOS DE ARCILLAは、それまでのアルバムと同様に、SAMLA MAMMAS MANNAを思わせるような、攻撃的なチェンバー・ロック・アンサンブルで押しまくる。待望の初CD化。2in1
SA-4041B CONGRESO / Pajaros De Arcilla + Misa De Los Andes CD \3000
 上記との2in1。参考までにジャケットを載せておきます。ご注文は上記からお願いします。
SA-4128 EMBRUJO / Same CD \2500
 70年にアルバムを残したKISSING SPELLが名前を変えて、EMBRUJO名義で71年にリリースした激レア・アイテム。オルガンをフィーチャーしたプログレッシヴ・テイストのあるサイケ・ロック・バンド。フルートやリコーダーとアコギによるメロウなタッチで綴られるフォーク・ロック・サウンドは、同チリのBLOPS辺りを彷彿させ、また、サイケデリックなギターをフィーチャーしたハードな一面も見せる。ヴォーカルはスペイン語でウォームハートに歌い叙情的。ポコラ本でフェイヴァリット・マーク付きのコレクター必聴作。
SA-4111 ENTRANCE / En La Tierra CD \2500
 200枚のみの限定再プレス! 長らく廃盤だった02年傑作2nd。今ではチリのENTRANCEというと、天才キーボード・プレイヤーJAIME ROSASが率いる一級のシンフォ・プレグレ・バンドとしてファンの間で知られているが、まだ当時は無名のこのバンドにド肝を抜かれた。JAIME ROSASのプレモリ・クラスのバカ・テクのキーボード、スクワイア・タイプのベース、哀愁に満ちたヴォーカル、曲によりDEUS EX MACHINAや、PFMのチョコ・キンに匹敵するテンションをみせる、テクニカルで叙情あふれるそのサウンドは、イタリアの一級のバンドも連想させる。必聴作!
SA-4081 ENTRANCE / Odisea CD \2500
 06年リリース。3作目となる本作は、03年のメキシコBAJA PROG FESTIVALでの演奏を収録したライヴ盤。2枚のアルバムを残したチリ最強のシンフォ・プログレ・バンド。度肝を抜かれた傑作EN LA TIERRA (2nd) をリリースした直後の全盛期のライヴ。最近はソロで活躍しているJAIME ROSASの華麗なキーボードが舞い、スクワイア・タイプのベースが重厚に唸り、そこにヴォーカルが加わると叙情に満ちた哀愁色に染まる。2作品の中からの選曲で、メンバー・チェンジ前の1stの曲もこのメンバーによるダイナミックなアレンジで甦る。圧倒的な演奏テクニックを見せつける、スタジオ録音とは違った魅力にあふれる必聴作。
SA-4101 ENTRANCE / Entre Dos Mundos CD \2500
 待望の08年新作3rd。期待を裏切らないとはまさにこう言った出来を指す。人気が高い天才肌のキーボード・プレイヤー、JAIME ROSASが率いるバンドで、エマーソンかと思うオルガンを合図に圧倒的なサウンドが繰り広げられる。一糸乱れず畳み掛けていくスリリングなプレイは彼らの真骨頂だが、緩みやブレが無い統率感はさらに高まり、また、展開で見せるオケを意識したクラシカルな奥行きなど、バンドの作曲面でも引き出しが多彩になった。加えて、初期のDEUS EX MACHINAを連想させるようなプログレッシヴなヘヴィさも健在。また、JAIME SCALPELLOは熱唱ヴォーカルだけでなく押さえたハートフルさも見せ、怒涛の技巧的な部分と哀愁を帯びた叙情性の対比も素晴らしい。これぞノンストップ・プログレ。必聴!
SA-4050 FULANO / Trabajos Inutiles CD \2700
 ボーナス・トラックを1曲(ARANA SOLA)追加収録した、出直し。インテリジェンスなカンタベリー・タッチを、チェンバーロック風に屈折させたような楽曲と演奏は、あまりにもインパクトがあって超個性的。流れるようなしなやかさとスリリングさも兼ね備える。フルートをフィーチャーし、メロディアスで叙情的な部分も持つ。管楽器をフィーチャーし、男女ヴォーカルによるMAGMA風のコーラス・ワークもキマッテいる。97年4th。
SA-4075 JAIME ROSAS CUARTETO / Creciendo CD \2500
 チリのENTRANCEのキーボード奏者率いるバンドの05年新作。前作のJAIME ROSAS TRIO同様、リズム陣にENTRANCEのメンバーを加え、彼のバカテク・キーボードが炸裂し、息もつかせぬスピーディーなサウンドと、変拍子を多用した目まぐるしい展開で凄まじくハイ・テンションで押し捲る。早弾きのギタリストが新加入し、より一層パワー・アップした。一転してクラシカルなピアノのフレーズと、哀愁に満ちたヴォーカルが導入されLITO VITALEを連想させるような面も。前作以上にENTRANCEの傑作、EN LA TIERRAを彷彿させる超人的なテクニカル・プログレッシヴ。
SA-4124 JAIME ROSAS / Flashback CD \2500
 初回限定デジパック仕様。ENTRANCEのバカテク・キーボーディストの2011年作。ソロとしてはJRC以来の6年振りとなる期待作。エマーソン、ウェイクマン直系で、それをさらに加速させたようなプレイで迫る。スリリングに畳み掛けていく超絶な演奏はバンド譲りで彼の真骨頂だが、本作ではそういった目まぐるしい演奏だけでなく、一転して、ロマンチックなピアノ・ソロや、サグラド風の叙情的なシンフォニック性、オーケストレーションを加えたクラシカルなフレーズも織り込み聴かせる。彼のハモンド、シンセ、ピアノの他、ギタリスト、リズム陣らも加わったバンド・スタイルで、インストが中心となっているが、ENTRANCEのJAIME SCALPELLOも参加しハートフルな歌声を聴かせている。演奏テクニックだけでなく、曲の展開やアレンジ力にも才能を感じさせる流石の出来。本国でも話題沸騰で、この初回盤はレーベルでも完売間近とのこと。傑作!
SA-4095 JAIME SCALPELLO / El Rugido De Los Dioses CD \2500
 シンフォ・ファン必聴作。ENTRANCEのヴォーカリストによるNEWバンドの08年デビュー作。SUBTERRAのキーボード奏者、ENTRANCEのドラマー、JAIME ROSAS CUARTETOのギターら精鋭のミュージシャンを率いた、正統派シンフォニック・プログレ・バンド。ゆったりとしたメロディアスさ、迫り来る叙情、哀愁に満ちたヴォーカル・パート、クラシカルなフレーズを奏でるキーボード・ワークのドラマ性などが一体となり、凝ったアレンジで展開される。イタリアン・シンフォと、サグラド的な南米シンフォをミックスしたような超力作。スペイン語。
SA-4014 LOS JAIVAS / Cancion Del Sur ('77) + Aconcagua ('82) CD \3000
 77年リリース作のCANCION DEL SOL と、82年のACONCAGUAの2in1。特に77年の方は、彼らの作品中キーボードやリリカルなピアノを生かした最もシンフォニック・プログレ色のある作品で、曲調もドラマチック。
SA-4129 LOS JAIVAS / 30 Anos Alturas De Macchu Picchu - Pablo Neruda - Los Jaivas 1981-2011 CD+DVD(NTSC) \2500
 30周年記念限定盤。81年の代表作「ALTURAS DE MACCHU PICCHU」リリース時に、マチュピチュ遺跡でアルバム全7曲(約50分)を演奏したDVD映像と、アルバム「ALTURAS DE MACCHU PICCHU」の2011年リマスター音源の2枚組。それぞれにボーナスが追加された2011年版。DVDは、その遺跡の重みの中に、ピアノ、ムーグ(線つながっていませんが)、ドラム・セットなどを組み、ケーナや哀愁を帯びたヴォーカルが高らかに響く。その周りの雰囲気も手伝ってサウンドがより一層ドラマチックに感じられる、見応えのある映像。ボーナスとして、ドキュメンタリー、ヒストリー、プロモ・ヴィデオ、83-04年までのライヴ映像を編集したプロモ映像、カラオケ映像など約120分を追加。CDには、ボーナスとして、82年のパリでのライヴ音源を2曲追加収録。
SA-4096 MAHESH / Procesos CD \2500
 MATRAZのオリジナル・メンバーだったベーシストのINTI OYARZUNが中心となったNEWバンドの08年デビュー作。艶やかな美声女性ヴォーカリストを起用し、ややヘヴィ・エッジな早弾きギターをフィーチャーした、テクニカルな演奏で押し捲るが、タイトなドラムスと組み合わせた彼の強力なベースによりジャズ・ロック調の展開を見せたり、また、南米のバンドらしい哀愁を帯びた歌心のあるメロディー・ラインでヴォーカル・パートをじっくりと聴かせたりと、MATRAZをイメージさせる部分を持が、やはり、ベース・リーダー・プログレということで、ペッカ・バンドのチリ版という感じも。音楽性の懐は深い。スペイン語。
SA-4058 MATRAZ / Gritare CD \2500
 5年振りの新作となる2nd。新たに女性ヴォーカル(スペイン語)がメンバーに加わり、新生MATRAZに生まれ変わった。テクニカル・プログレッシヴ・ロック・サウンドを軸に、胸を貫くような哀愁感がその周りを渦を巻いていくように取り巻き広がっていく。ジャズを学んだようなピアノが流れ出すと、一転してジャズ・ロック色を帯びていく。一級のテクニックと変拍子でバンドが一体となり押し捲るそのサウンドと、それに負けじと歌う女性ヴォーカルが、FULANOを連想させる部分もある。聴くたびに新たな印象が芽生えるような、深い奥行きを感じさせる。
SA-4131 MEDIABANDA / Siendo Perro CD \2800
 カンタベリー・タッチのジャズ・ロックを聴かせたFULANOのメンバーが、一部メンバー・チェンジを経て03年に新たにスタートさせたプログレッシヴ・ジャズ・ロック・バンド。2010年新作3rd。変拍子を多用した超絶プレイを展開し、3人のサックス奏者を筆頭に、フルート、ベキベキとしたベース、精巧なドラムス、バンドに圧倒されることなく存在感を示し、また時に浮遊感を伴った美声も聴かせる女性ヴォーカルら、総勢8人で屈折したサウンドを所狭しと繰り広げる個性派バンド。インプロヴィゼーションに走ることなく、作曲された端正なメロディを聴かせ、アグレッシヴかつインテリジェンスな天才肌は、まさにFULANO譲りだ。3面開きデジパック仕様。自主盤。
SA-4134 MR.HYDE / Reflejos De Un Encierro CD \2500
 2011年新作2nd。4人編成で、チリのバンドらしいダークなパワー・ジャズ・ロックから、ヴィンテージ感のあるキーボードで畳み掛ける曲、エモーショナルなギターをフィーチャーしたメランコリックな哀愁、アコースティック・ギターとフルートのアンサンブルで聴かせる7曲目など、曲によっていろいろなスタイルを見せる。各メンバーのテクニックもあり、予想を裏切る曲の展開で聴かせるが、あくまでもプログレの枠から外れることが無く、この手のバンドにありがちなメタル色が無いのも評価できる。インスト作。
SA-4102 SACROS / Same CD \2500
 73年にリリースされたチリ激レア・サイケ唯一作。初CD化。当時、LOS JAIVASやCONGRESOでもお馴染みのレーベルIRTからレコードがリリースされたが、同年に国が軍事政権下に置かれ、軍によりプロダクションは破壊されてほとんどのレコードも失われた。その為、極少数のみしか残らなかったという、いわく付き。ジャケットのイメージとは違い、12弦ギターやフルートなどを導入した、終始メロディアスでブリリアントな陽だまり系サウンド。スペイン語のヴォーカルもウォーム・ハート。内容的にはマヤ、インカなどの古代文明の神々をスピリチュアルに歌ったものとなっているが、LOS JAIVAOLSやCONGRESOのような民族色は全く無い。
SA-4132 SETI / One Giant Leap CD \2500
 2010年チリでのライヴ音源。ENTRANCEのヴォーカルでソロでもアルバムをリリースしているJAIME SCALPELLOと、SUBTERRAのキーボーディストらが結成したシンフォ・バンド。彼らの初のライヴCDで、昨年リリースされた2ndアルバム「DISCOVERIES」からの曲を中心に、エモーショナルなギターやヴィンテージ感のあるキーボードをフィーチャーした、泣きを含んだサウンドをドラマチックに聴かせる。壮大な陰影を映し出す約18分の大曲も披露。全曲英語で歌われ、初期マリリオンやジェネシス辺りの英国のバンドからの影響を感じさせるサウンド。ライヴに加え、ボーナスとして2曲の新曲のスタジオ録音を含む。2011年リリース作。
SA-4021 SOL Y MEDIANOCHE / 33 30' Latitud Sur CD \3000
 84年EMIからリリースされたレア・シンフォ・プログレ・バンド。女性ヴォーカルをフィーチャーした哀愁ただようメロディー・ラインと、時にハードなギターをフィーチャーし、攻撃的に、プログレッシヴに展開する静と動の2面性を持つ。当時高価だったイミュレーターのヴォイスやストリングスを駆使し、まるでメロトロンのようなドラマチックな音の壁を作っている。ボーナス・トラックとして、84年のシングルの2曲を追加収録。
SA-4107 SOL Y MEDIANOCHE / Poeta Y Cantor CD \2500
 09年新作。80年代に活動していたチリ伝説のバンドが、オリジナル・メンバーの女性ヴォーカリストSOLEDAD DOMINGUEZと、ギター&キーボードのJORGE SOTOを中心に4人編成で再結成し、新作をリリース。往年のファンも納得の、まさに期待を裏切らない出来で、ハードなギターをフィーチャーした攻撃性を帯びヘヴィさと、女性ヴォーカルで聴かせる叙情性、南米特有の胸を締め付けるようなドラマ性と泣き、そして、当時のバンドには無かったシンフォニック・ロック色が加わり、過去から現代へとアップデイトさせたサウンドをよりプログレッシヴに聴かせる。また、ARRANCA、ARRANCAや、PALOMA AUSENTEといった、かつての曲も再録。南米ファン必聴作!
SA-4125 TAURUS / Opus 2 - Impressions CD \2500
 シンフォニック・プログレ・バンドSETIのメンバーによる別プロジェクトの2011年新作2nd。昨年OPUS 1がリリースされたが、その続編となる壮大なクラシカル・シンフォニー・アルバム。バンドでもマルチな才能を発揮しているCLAUDIO MOMBERGのソロ作品で、本作でもキーボードを中心に、甘美なギター、ベース、ドラムスなど、全ての楽器を自身が手掛けている。10楽章で構成された美しい組曲となっていて、ピアノ・ソロや、バロック・スタイルのアレンジ、そして、オーケストラを意識した奥行きのあるキーボード・サウンドが広がるインスト作。また、ツェッペリンやパープルを意識したという、オルガンをフィーチャーした重厚なサウンドで聴かせるロック色もあり、エマーソンや、バンクス、ヴァンゲリスを連想させる部分など、様々な印象を残す。よく練られた1枚。

〓[CUBA]〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
SA-5007 ANIMA MUNDI / Septentrion CD \2500
 02年デビュー作。本作では2本のガリシアン・パイプをフィーチャーした変則的なケルト交じりのシンフォを展開。リコーダー、クラリネット、ティン・ホイッスルもフィーチャーし、これらの管楽器が他に無い個性を生み出している。眩い音色とフレーズを織り込む女性キーボーダーも貢献大。闇まで照らしてしまうような光と、ふと翳るトーンの微妙さが美しい。スペイン語のヴォーカルもメロディアス。音楽をカラーで例えると、インドネシアのDISCUSに近いか。海と空が育んだシンフォニック・ロック。
SA-5010 ANIMA MUNDI / Jagannath Orbit CD \2500
 限定紙ジャケット・ロシア盤。ケルト色を配していたデビュー作から6年振りにリリースされた08年作2nd。ジェネシス、イエス直系へ音楽性が変化し、メロトロンもフィーチャーした本格的なプログレで圧倒。スリリングなテクニカルさ、神々しい美しさが常にテンションを生んでおり、17分越えの1曲目で早くもフラワー・キングス・クラスだと興奮してしまう。リコーダー、クラリネット、バスーンらもゲストで加わったクラシカルさ、ヴォーカルのウォームハートさなど書き出したらきりがないが、吸い込まれていく叙情性も格別。陽光に塗れるドラマチックなシンフォニック・ロック!
SA-5009 ANIMA MUNDI / The Way CD \2500
 中南米を辺境と思っていないが、それでもこんな神秘的でエキゾチックなシンフォニック・ロックを聴かされたら未知の衝撃を受けてしまう。イエス、フラワー・キングスの影響を強く感じさせながらも、女性キーボーディストのプログレへ対する才能が目覚しく開花しており、26分越えの組曲も美しいオーケストレーションで壮大なクラシカルさをプラス。海洋地形学中南米にあり、といったスケールで圧巻だ。前作にあった神々しい美しさも、よりリアルに存在しており、彼女が作曲に絡んだ3曲目もバロック調の展開など、光ったものを見せている。2010年作3rd。
SA-5006 GRUPO SINTESIS / En Busca De Una Nueva Flor CD \2500
 キューバが生んだ珠玉の名作。クラシカルな弦アンサンブル、チェンバロ、ピアノ、オルガンはロマンチックに紡がれ、エキゾチックなシンセやギターが絡まり、優雅な男女ヴォーカルと溶け合う。そのリリカルさはOPUS AVANTRA、その美しさはLATTE E MIELEといった形容も許される。イタリアのどの一級品にも負けない、ハートフルな感動傑作。南米シンフォのベスト10に挙げるファンも当時から多かった。78年リリースの1作目。81年録音の2曲をボーナス収録。バンドはその後、キューバを代表するアーバン・ポップ・バンドへ変身し、成功を収める。

〓[PERU]〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
SA-6028 FLOR DE LOTO / Imperio De Cristal CD \2500
 ペルーのヘヴィ・シンフォ・バンドの2011年新作4th。レコード時代のようなヴィンテージ感のあるジャケットもこのバンドの特徴となっているが、内容の方も非常にオリジナリティのあるサウンドとなっている。キーボード・レスの5人編成ながら、変幻自在の技巧派フルートや、ケーナがそれを充分に補い、また、弦楽器のチャランゴなどの民俗楽器を導入し、アンデス特有のメロディも織り込んだ、アイデンティティがほとばしる。これぞペルーのプログレ!という誇り高き情熱に圧倒される。5曲目とラストでは、生のオーケストラも加えドラマチックに聴かせる。スペイン語のヴォーカルが叙情的な、コンセプト・アルバム。力作。
SA-6020 FRAGIL / Avenida Larco CD \2500
 本作は、80年にリリースされた1stアルバム。04年リマスター盤。イエス、ジェネシスからの影響を自らのスタイルに消化したとバンドも語っているが、スペイン語の甘いヴォーカルとメンバーのコーラス・ワーク、ツイン・キーボードによりアープ・シンセ等を駆使し、フルートや、ヴァイオリンを導入したクラシカルな哀愁を帯びた、端正で構築性のあるサウンド。そして、ナイーブな趣をたたえた南米らしいリリカルな叙情美にあふれている。フルートの音色も優美。彼らの代表曲のひとつAVENIDA LARCO、ファンタジックな雰囲気に包まれるHOMBRE SOLOSなどを収録し、聴いておきたい名盤。ペルー・自主盤。
SA-6021 FRAGIL / Serranio CD \2500
 88年作にリリースされた2ndアルバム。1stからの流れを継承しつつも、ネオ・プログレ風へと変化した。といっても英米のその手のバンドとは一線を画していて、メンバーの甘いコーラスワークを活かした歌メロと、メロデイアスでポップなメロディ・ラインには、後期イ・プーの面影が見える。ノスタルジックな叙情風味もあり。また、7分を越える9曲目は、優美なフルートを導入し、アンデスのメロディを取り入れたエキゾチックなサウンドからシンフォニック・ロックへと1曲の中でパターンが変化していく、まさに、バンドの真骨頂といえるインスト曲。やはり本作でもOCTAVIO CASTILLO (TAVO CASTILLO) のキーボード・アレンジが効いている。ペルー・自主盤。
SA-6022 FRAGIL / Cuento Real CD \2500
 07年リマスター&新装版。アートワークも新たにデジパック仕様にて再リリース。バンドの方向性がバッチリ決まった92年3rdアルバム。よりシンフォニック・プログレへと変化し、アンデスのアイデンティティと、オリジナリティを感じさせるアルバムに仕上がっている。特に、7曲目のMIRANDO A TRAVEZ DE UN CRISTALがアルバムのハイライトで、ドラマチックな盛り上がりを見せ印象的。前作までは甘めだったヴォーカルも、ここでは南米らしい歌心のあるスタイルへ、そして、構築性のあるテクニカルな演奏で聴かせる。ボーナス・トラックとして、アンリリースド2曲を追加収録。デジパック仕様。ペルー盤。
SA-6027 FRAGIL / Alunado CD \2500
 <初回入荷分のみFRAGILバンド特製ステッカー2種付き!>2010年リマスター&自主CD-R新装盤。97年に自主リリースされた4thアルバムから2曲を抜いて曲順を入れ替えた10曲入り2010年再編盤として、アートワークも新たに再リリース。バンドは現在もライヴ活動を行っているものの、アルバムとしては今のところ本作がバンドの最終作となっている。前作までとヴォーカルが代わり、それまでの甘めのヴォーカルとは雰囲気も違い、伸びのある声で聴かせ、よりロック・テイストのあるサウンドに変化した。特に、イタリアン・ロック風のメロディとメンバーのコーラスワークがバンドの初期を思い出させるDEL MANANAや、また、叙情たっぷりに哀愁を奏でるタイトル曲のALUNADOはドラマ性を帯びたシンフォニック・プログレで、歌心のあるヴォーカルと、後半の泣きを帯びたギターが印象に残る。代表曲のAVENIDA LARCOや、INQUIETUDESも、97年再録ヴァージョンで収録。スペイン語。
SA-6010 TARKUS / Same CD \2700
 70年代のサイケ&ハード系のレア盤を中心に再発するペルーの注目NEWレーベル。本作は72年にリリースされた激レア・ヘヴィ・プログレ唯一作、待望の初CD化。オリジナル・マスターテープ使用&06年リマスター盤。見開き紙ジャケット仕様。ペルーとアルゼンチン人の混合バンドで、ギター、ベース、ドラムス、ヴォーカルの4人編成。トニー・アイオミを思わせるヘヴィなギターをフィーチャーし屈折したサウンドを聴かせるが、ハード一辺倒になることはなく、スピネッタ・タイプのヴォーカルが入ってくると、ブリリアントで南米らしい歌心に満たされる。
SA-6026 TAVO CASTILLO / Ensuenos CD \2500
 05年に人知れずリリースされていたFRAGILのキーボーディストのソロ・デビュー・アルバム。シンセ以外にも、ギター、フルート、サックスなどをこなし、マルチな才能を感じさせるが、他に、ドラムス、ベース、ヴァイオリン、チェロ、民族楽器のチャランゴやケーナなども加え、バンド・スタイルで聴かせる曲が多い。特に、2、10、14曲目などは、もしもここにエレクトリック・ヴァイオリンが鳴り響けばサグラドか?というような、スケール感のある南米シンフォニック・ロックを聴かせる。また、ケーナを導入したアンデス調のフォルクローレかと思うと、一転してヴァイオリン、チェロを導入したクラシカルなフレーズが飛び出し、各曲共にアイデアが豊富で非常に多彩。全16曲。ファンタジック香るインスト作品。ペルー・自主盤。

〓[BOLIVIA]〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
SA-7004 RENOVACION WARA / Same CD \3000
 WARAのギタリストによるNEWバンド新作。キーボードやリズム・セクションもフィーチャーし、他のWARAのアルバムやLOS JAIVASあたりを思わせるサウンドで聴かせる。6曲目はWARAでも取り上げていたユーライア・ヒープの曲(今回クレジットがやっとKEN HENSLEYとなっている)。アンデスの神秘的な風を感じるドラマチックなアレンジ。また、イタリアやアルゼンチンの歌物を思わせるヴォーカル・ナンバーは本家WARAでは聴けなかったもの。秘境チチカカ湖に生息する、じゃなかった、チチカカ湖を拠点に活動するもうひとつのWARAの作品。

〓[VENEZUELA]〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
SA-8016 EQUILIBRIO VITAL / Same (Tribute A Marcos Chacon) CD \2500
 レア・ヘヴィ・プログレ・バンドの初CD化。83年リリースの1st。キーボード・レスでヘヴィなツイン・ギターがバトルし、唸りを上げるヘヴィ・プログレ・サウンド。しかしそこは南米のバンドらしく、ヘヴィ一辺倒ではなく、女性ヴォーカルやフルートをフィーチャーし、一転して南米特有の泣きに胸を熱くさせられる、叙情的でメロディアスなサウンドが織り込まれ、その静と動の対比も良い。当時、南米産レア・ヘヴィの名盤のひとつとして注目されたのも頷ける。元々収録されていた1曲(TRAS EL SOL) を除き、01年、03年に録音された3曲(MADRE、MOMENTOS、A MIS AMIGOS) を追加収録。
SA-8023 EQUILIBRIO VITAL / Kazmor El Prisionero CD \2500
 ヴェネズエラに残されたレア2nd。84年リリース作の初CD化。本作ではキーボードを加え、ややヘヴィでストレートだった1stに比べ、ダークに屈折したハード・プログレッシヴ・ロックへと変化を遂げた。サイケデリックな音像が渦巻き妖しげに響く女性ヴォーカル、またフルートを導入しメロディアスに聴かせる曲などを織り込み展開するトータル・アルバム。ボーナス・トラックとして05年に録音された5曲を追加収録。フルート、アコースティック・ギター、歌心のあるヴォーカル等による叙情的で南米特有の哀愁に彩られた曲が並ぶ。
SA-8039 EQUILIBRIO VITAL / Retorno CD \2500
 南米ファン必聴の、2010年復活新作!80年代にアルバム2作品を残したヴェネズエラのバンドの84年以来の26年振りとなる3rdアルバム。かつてのアルバムで見せたヘヴィな部分はすっかり影を潜め、王道の南米シンフォニック・プログレを風格を持って聴かせる新生EQUILIBRIO VITALの力作。アコースティック・ギターのアンサンブルを随所に効かせたサウンドで、クラシカル・ロック調の展開や、月夜のフルートを導入した優美なメロディ・ライン、そして、南米らしい音色のシンセをフィーチャーし、叙情的なサウンドで聴かせる。また、1曲ながら歌心のあるヴォーカルも印象的。ボーナス・トラックとしてJUKKA TOLONENのIMPRESSIONS INDIAのカヴァーを追加収録。
SA-8019 ESTRUCTURA / Mas Alla De Tu Mente CD \2800
 南米に残された最大級のレア・シンフォ・プログレ、待望の初CD化。78年にリリースされた1stアルバム。美声の女性ヴォーカリストや、メンバーによる混声合唱を導入し、ウェイクマン風のシンセによるクラシカルなフレーズで情景を豊かに紡ぎ出していく。叙情的な面に加え、ギターも攻撃的に入り、テクニカルな演奏でプログレッシヴに畳み掛ける。多岐に富んだ多彩なメロディーを織り込み、全2曲というトータル・アルバムにまとめ上げた劇的な傑作。オリジナル・アートワーク使用。
SA-8020 ESTRUCTURA / Same CD \2800
 80年にリリースされた彼らの2ndで、レコードは最近まで知られなかった幻の激レア・アルバムだった。前作同様、ウェイクマン・スタイルの華麗でクラシカルなピアノとシンセをフィーチャーし、美声の女性ヴォーカルや、メンバーによる混声コーラスを情緒豊かに導入した、テクニカルかつダイナミックな演奏。そしてドラマ性を帯びた哀愁感と、メロディアスな叙情が色濃く香るシンフォ・プログレ。
SA-8002 TEMPANO / Atabal Yemal CD \2500
 メロディアスなヴォーカルにプログレアレンジを絡め、インスト部ではけっこう凝った展開とアレンジを見せる。大曲になる程シンフォニック色が増す。ボーナス・トラック3曲(98年の録音)追加収録。79年作、1st。
SA-8003 TEMPANO / Childhood's End CD \2500
 AFTER CRYINGのチェロ奏者PETER PEJTSIKがゲスト参加した事により、チェンバー・ロック的で緻密な要素が加わった7th。パワフルかつアグレッシヴな演奏と、ベネズエラのバンドらしい南米然とした叙情もみせる。2000年作。
SA-8012 TEMPANO / The Agony And The Ecstasy CD \2500
 前作のCHILDHOOD'S ENDではAFTER CRYINGのチェロ奏者がゲスト参加し、チェンバー・ロック的な要素が目立ったが、本作は、アグレッシヴな面を持ちつつも、南米らしい叙情と、歌心(歌詞は英語)を持った、テクニカルで広がりのあるシンフォニック・サウンドが前面に押し出されている。ドラマ性のある凝ったアレンジも彼ららしい。ゲストでフルートやイタリア語の女性ヴォーカリストが参加。02年作。
SA-8036 TEMPANO / Selective Memory CD \2500
 ヴェネズエラを代表するシンフォ・バンド。フリップを思わせるロングトーンのギターや、ヴィンテージ感のあるキーボードをフィーチャーし、新曲2曲を含む、70年代後半に書かれた曲を中心に新録した08年新作。ジャージィなサウンドをテクニカルに聴かせる新曲VICTORIA PIRRICAからスタートし、フルート、アコギ等によるブリリアントなメロディが美しい2、3曲目、アグレッシヴな演奏で聴かせる4曲目を経て、メロトロン系の音色も取り入れたシンフォ・プログレを叙情的に聴かせる5、6、7曲目辺りや、歌心のあるヴォーカルと、アコギ、メロトロン系による幻惑的なサウンドが響くリリカルな11曲目も印象的。様々なスタイルを持って展開されるが、どの曲も複雑なアレンジで凝っていて彼ららしい。また、フィンランドの雑誌COLOSSUSの企画シリーズ THE SEVEN SAMURAI等にも提供されている曲もあるが、本CDでは再編されている。英語。
SA-8008 VYTAS BRENNER / Hermanos CD \2800
 かなりレアな74年リリース作。彼のシンセ類、ピアノの他ギター、ベース、ドラムス、サックス等を加え、シンフォニック・プログレ色豊かに展開する。ファンタジックでイマジネイティヴあふれるサウンドは彼ならではのもの。前作と並ぶ名作。ヴォーカルも2曲入り南米らしい叙情が広がる。

〓[COLOMBIA]〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
SA-9003 GENESIS / Same CD \2700
 コレクター垂涎! 南米コロンビアに残された幻の激レア・サイケ・プログレ2タイトルが待望の初CD化! 本作は74年作の2ndアルバム。伝説のバンド、SPEAKERSのベーシストHUMBERO MONROYがよりマジカルな音楽性を求め結成した6人編成のバンド。ドリーミィなサイケデリック感覚と、ヒッピー色を持ち、精霊宿る笛類や、6&12弦ギターなどをフィーチャーしたアコースティック・サウンドの中に、オルガン、エレクトリック・ギター等を導入したヘヴィ・サイケ色が交差する。いかにも南米らしい妖しさを秘めたバンド。スペイン語。紙スリップケース付き。
SA-9004 GENESIS / Yakta Mama CD \2700
 コレクター垂涎! 南米コロンビアに残された幻の激レア・サイケ・プログレ2タイトルが待望の初CD化! よりロック色が強くなった75年の3rdアルバム。精霊宿る笛類に加え、リコーダーやピアノ、プログレまるだしのシンセなど、インスト・パートが増え、また、男女コーラスを交えたヴォーカリストの歌心も増し、泣きを含んだ叙情風味や、メロディアスな淡い情景美がほのかに加わった。中南米に位置するコロンビアのお国柄を思わせるサウンドで、他の南米のバンドとは違った秘境性と緯度によるオリジナリティーを感じさせる。紙スリップケース付き。
SA-9005 JAEN KIEF / Las Hadas No Vuelan Mas - II. El Agua De Frente CD \2500
 プログレでは南米最後の秘境、コロンビア初の本格派シンフォニック・プログレ・バンド。06年にリリースされ注目を集めたデビュー作の続編となる08年新作2nd。かつては美少女だったジャケットの妖精もすっかり女性に成長しました。7人編成で、サックスや、アコースティック・ギターの爪弾きを織り込み、クラシカルな趣、そして哀愁と叙情美に彩られた、終始、曲の構成力を活かしたアンサンブル重視のサウンドをドラマチックに聴かせる。ヴォーカル・パートは、いかにも南米らしい歌心のある男女ヴォーカルだが、美声女性ヴォーカルをメインにし、リリカルなピアノやフルートが導入されると、月夜のファンタジーに染まる。コンセプト作品。スペイン語。

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SA-9501 INTROVISION / 08-36-59 CD \2500
 中南米コスタリカのテクニカル・ヘヴィ・プログレ・バンドの2010年デビュー作。キーボーディストを含む5人編成で録音されており、スコアを倍速で演奏し、さらにブースターを通したような畳み掛けの応酬から、手弾きの限界へ臨むシンセの速さと唸るギターの殺気、そんなハードさから一転し、アコギやフルートを配し、初期PFMのフォークマインドを思わせる叙情の世界へ。この異常なレンジの振れ幅は圧巻で、最後にはジャージィでリリカルなピアノやメロトロン系まで織り込まれる。少々サイケさやポスト物を感じるも、あの方達には出来ない変拍子が構築されており、すべてプログレで語れる。自主盤。


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