update 2010/08/27

表示金額は全て税込みです
IT-1277B ITALIAN PROG - The Comprehensive Guide To Italian Progressive Music 1967/1979 by Augusto Croce (ガーデン・シェッドのみの特典付き!) BOOK+CD \6980
 イタリア製・英語による、究極のイタリアン・ロック辞典! 初回出荷500冊のみサンプラーCD付き。

19曲入りサンプラーCDの内容(年代は出版元のインフォによる)

◆1-2:RACCOMANDATA RICEVUTA RITORNO / Io E Lui Part 1&Part 2−72〜73年頃のスタジオ未発曲音源で管楽器やチェンバロをフィーチャーしたヘヴィ・プログレ。もしかすると出なかったシングル音源か。
◆3-4:IL PAESE DEI BALOCCHI / Note Di Vetro、L'Amore Innato−72〜73年頃のスタジオ未発曲音源で正にあの72年作を思わせる詩情と翳りが香る必聴曲。優しいヴォーカルや重いハモンドの音色、ピアノなど涙を誘う。
◆5-7:E.A.POE / Jaws Main Title、Jaws End Title、La Canzone Dell'Angelo−最初の2曲は、なんとあのジョーズの伊語吹き替え版映画のテーマ曲をE.A.POEが演奏した76年のシングル。ゴブリン風のジャズ・ロック。ラストの曲はラヴ・ロック風で当時のスタジオ未発曲音源。
◆8-9:OFFICINA MECCANICA / Stai、 Vieni Via Da Qui−元メンバー2人によるレオ・ネロ風のデカダン・プログレ未発。
◆10-11:GLI ESSERI / Il Corpo Di Una Madre、Un Mare Di Tranquillita−72年にリリースされた激レア・コレクターズ・シングルで有名。翳りが落ちる邪悪でメロウなイタリア然とした内容。
◆12:DALTON / Riflessioni−1stのインスト曲にヴォーカルを後(最近)で重ねた未発別ヴァージョン。
◆13-14:LATITUDINE 45 / Neve、Informatica−NEVEは82年の激レア・シングルで邪悪さを秘めたヘヴィ・プログレ。後者は未発。
◆15-16:I NUMI - Intro、Infiniti Mondi Nel Fuoco Della Vita−70年初期の未発ライヴ。オルガンのクラシカルさが光る。
◆17-18:BREZNEV FAN CLUB QUALE / Messaggio Tale、L'Appetito Dell'Urlo−70年代初期のスタジオ未発音源でSHOWMEN-2風、またはジャズ・ロック。
◆19:ESTATE DI SAN MARTINO / Sere D'Agosto 80年前後の未発録音で完全なジェネシス系シンフォ。バンクス満開。

本の内容

 約800ページにて70年代のイタリアン・プログレを中心に約560アーティスト&バンドを、英語解説により詳細なバイオ、ディスコグラフィー(LP、シングル、CDを網羅し、他にもジューク・ボックス盤、イタリア国外盤・日本盤紙ジャケなども)を掲載。レコード番号等の基本データはもちろん、コレクターズ・アイテムは1stプレス、2ndプレスのジャケットの違い、内袋、インサート類の付属品の解説まで手抜き無し。さらに、主な26レーベルのヒストリー&リリース・データ、100ページ以上のカラーによるジャケット写真(各アーティストのLP、シングル、CD)、ラベル(年代による違い、シングルやプロモ盤も含む)、SIAEスタンプの種類も掲載。レコード会社やアーティスト・マネージメントのスタッフに加え、現地の廃盤コレクターなど総勢約300人以上が資料提供に協力。これぞ、究極。一家に一冊の必携・保存版。ハードカヴァーで約22cmx 16cm x 4cm、重さ1.5kgというヘヴィ級重量。今までよくあったジャケット写真だけを並べたものとは、まったく別の次元の圧巻の内容です。*僕が寄稿した"JAPANESE POINT OF VIEW"が本辞典の巻末にTHE LAST WORDSとして英訳で掲載されており、その日本語原文をガーデン・シェッドのみの特典としてお付け致します。イタリアン・プログレを見い出した日本人の一人として何か書いてくれ、ということだったので70年代から振り返り書いています。

IT-1237 ACQUA FRAGILE / Same CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。PFMのプロデュースで73年にリリースされた1st。英語で歌われ、もろジェネシスとジェントル・ジャイアントを思わせる曲調とコンセプトは当時の他のイタリアン・ロックにはない完全な英国プログレ描写によるマニアックさがあり、その展開にはシンパシーを感じずにいられない。2ndはかなり洗練されるが、このもろ出し1stも人気が高い。怪奇骨董の頃のジェネシスが満ち、後にPFMに引き抜かれるヴォーカリスト、BERNARDO LANZETTIの声の印象が残る。
IT-1120J ACQUA FRAGILE / Mass-Media Stars CD \2310
 <BMGイタリアン・ロック完全復刻紙ジャケット・コレクション・シリーズ第2期 第1回> JVC K2 24BIT MASTERING。初回生産限定盤。71年にパルマで結成された彼ら。本2ndもまた、1st同様にPFMのプロデュースによりリリース。結果、よりPFMへ接近した内容となった。緻密で繊細、劇的にメロトロンも導入され、シンフォニックな叙情美が広がっていく。英語で歌うBERNARDO LANZETTIの存在が効いて、PFMより先にアメリカ・デビューも果たす。その後、TRIPのJOE VESCOVIも加わったが、BERNARDO LANZETTIがPFMに引き抜かれバンドは解散。74年作。はずせない名作。紙ジャケット仕様。インナー・スリーヴ付き。歌詞・対訳付き。国内盤
IT-1238 ADRIANO MONTEDURO E REALE ACCADEMIA DI MUSICA / Same CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。シンガー兼ギタリストのアドリアーノがメンバー・チェンジを経たレアーレをバックに起用し、74年にリリースした名作。イタリアン・プログレ屈指の童話風ジャケットにサウンドが重なり、とてもたおやかな歌心を浮かび上がらせる。リリカルな一曲目や、シンフォニックに盛り上がる2曲目など、非常に奥深い作風だ。ナイーヴで繊細な情景が映し出されていく、カンタウトーレとプログレ・バンドが叙情的に感性をコラボさせた忘れられない1枚。
IT-0647 AGORA / Live In Montreux CD \2600
 75年にモントルー・ジャズ・フェスティヴァルに出演。その時のライヴ録音でのデビューは有名な話。細かく刻み込まれるリズムの乗って、ホットなギターとエレピがテクニカルに舞う。海原を感じさせるようなゆったりとしたサックスのメロディーと、ヒューマンなスキャットがポイント。スタジオ・ミュージシャンによるグループだったらしく、<うまさ>はダントツ。次作では、より地中海色に輝く。見開き紙ジャケット。(オリジナルLPは、木が立つ変形ジャケなんですが、再現されておらず残念)
IT-0646 AGORA / Agora 2 CD \2600
 光りを放つ地中海色を増した76年リリースの2nd。ブリリアントにせめぎ合うサウンドが、オープニングから勢いよく流れ出す。悲しい軋みを高鳴らせるソプラノ・サックスに各楽器が感情の丈をあらわしてゆけば、一瞬、アルティのような閃光を輝かせる。残響を加えたシンバルやパーカッションの録り方が生きていて奥行きのある定位を構成。古代ローマへ遡るような、いにしえのイメージが沸く。見開き紙ジャケット。
IT-1356 ALAN SORRENTI / Aria CD \1600
 SLIDEPACK、もしくはDBS(DISC BOX SLIDERS)と呼ばれるスライド式トレイが紙ケースに入った新手の変形CDケース仕様の09年限定廉価盤。72年リリースの名作1st。天性的、病的とも言われる本作での彼のヴォーカルは光を求めて闇の中を彷徨うかの如く、神がかりな存在感で聴き手を圧倒する。それにメロトロンやヴァイオリン(ジャン・リュック・ポンティ)がサイケデリックに絡む、まさにイタリアン・ロック黄金期のカオス的パワーを見せつけられる、個性派シンガー屈指の1枚。息苦しいほど重厚。*05年のリマスターが採用されていますがCCCDではありません。
IT-1278L ALBERTO RADIUS / Radius LP \3600
 SONYBMGイタリアーナによる08年限定アナログ再発。72年リリースの1stソロ。メンバーが凄い! DEMETRIO STRATOS、GIULIO CAPIOZZO、PATRIK DIJVAS、GIANNI DALL'AGLIO、VINCE TEMPERAらを曲によって使い分け、トレの夢のまた夢のオープニングへつながっていくようなエモーショナルな1曲目、ストラトスがピアノを弾き歌う2曲目、タイトルもずばりAREA!のB面のジャズ・ロック・ナンバーなど終始ヘヴィなサウンドを繰り広げるメガトン作。デジタル・リマスター。再入荷しません。
IT-0908J ALBERTO RADIUS / Che Cosa Sei CD \2940
 05年デジタル・リマスター盤。見開きジャケット仕様。内袋付。76年リリースの2ndソロ。ヴォーロよりトレの4作目の延長線上の音。あのアルバムのトップに収録されていた「ラディウスのラプソディ」がここに続いている。モゴールや他のヴォーロのメンバーを起用せず、ジャンフランコ・モナルディによるオーケストラを加え、イタリアの宝石のようなサウンドを生み出した。タイトル曲や3曲目は珠玉の名曲。ベルテとマルチェラがコーラスで参加。次作、CARTA STRACCIAも聞き逃せない名作。国内盤
IT-1178 ALBERTO RADIUS / Carta Straccia CD \2600
 FORMULA 3、IL VOLOを経た彼の77年リリース3rd。歌をメインに置いた前作、CHE COSA SEIよりも全体に重厚で、いぶされたようなくすみと重さがあり、プログレッシヴなサウンドと大人の哀愁を見せる。地中海色の美しい光と影のコントラストがまばゆいばかりに発散される隠れた名作だ。なんとも、説得力を持った1枚。IL VOLO一派側近のキーボード奏者、STEFANO PULGAの好演も聴き逃せない。
IT-0004 ALICE / Gioielli Rubati CD \2500
 アリーチェはまず本作から。バッティアート&カチャパリア絡みの傑作85年作。伝統的な生のストリングスにデジタル・テクノロジーをミックスさせたアレンジは、当時あまりにも斬新だったもの。80年代のイタリアのシーンを代表する1作。まさにイタリアの宝石と言えるもの。優雅で美意識にあふれる。女性ヴォーカル・ファン必聴作。バッティアートのFISIOGNOMICAと併せて聴くとさらに良い。
IT-1357 ALICE / Alice Canta Battiato CD \1600
 SLIDEPACK、もしくはDBS(DISC BOX SLIDERS)と呼ばれるスライド式トレイが紙ケースに入った新手の変形CDケース仕様の09年限定廉価盤。85年のカチャパリア絡みの傑作GIOIELLI RUBATIを全テイク含むバッティアート曲集として97年に出た16曲入りのコンピながら極上の名アルバムとなっており、伝統的な生のストリングスにデジタル・テクノロジーをミックスさせたアレンジは、当時あまりにも斬新だったもの。まさに輝くイタリアの宝石。優雅な美意識にあふれる女性ヴォーカル・ファン必聴作!
IT-1329 ALICE / Lungo La Strada Live CD \2700
 彼女にとって初のライヴ・アルバムとなる09年作。録音は06年ミラノ。イタリアのミュージシャンとSTEVE JANSENらのトリオ編成で全体にアコースティックな感じだが、マルチな演奏により音の足りなさを感じさせない。ストリングス・キーボードの見事なアレンジなど、オーケストラを感じさせるほどだ。後半のドラマチックさも格別で、ピアノが美しいバッティアートの名曲LA CURA、そして傑作のGIOIELLI RUBATIの1曲目を飾ったPROSPETTIVA NEVSKIなど、懐かしさと共に感動が込み上げてくる。珠玉のリリカルさは涙物。ファン必聴! 3面開きデジパック。
IT-1438 ALTARE THOTEMICO / Same CD \2500
 とてもイタリアらしさに満ちた09年デビュー作。デメトリオ・ストラトスを思わせる強いヴォーカルをフィーチャーし、マキーナやアレアのようなテクニカルさと少しビリエットのようなヘヴィさをミックスし、フルートやアコギが醸し出すファンタジックな叙情性、オルガンが奏でるクラシカルな雰囲気も孕む。そして、70年代が香るヴィンテージ色を放っているが、曲調や楽器の音色に飽きさせない変化が付けられており、マニアックに聴き込める内容に仕上がっている。オープニングの情景などバツグンに良く、伊ファンを満足させるに違いない。
IT-1475 ALUSA FALLAX / Intorno Alla Mia Cattiva Educazione CD \2600
 イタリア然としたクラシカルなシンフォニック・ロックを聴かせる彼らの唯一のアルバム。FONIT CETRAの中でもPROCESSION/FIABA、SAMADHIなど激レアが多いLPQシリーズから74年にリリースされたマイナーな存在でありながら、楽曲やアレンジの完成度は驚くほど高く、ニュー・トロルスを思わせるフルートや華麗なストリングス・シンセを交え、屈折した早い展開の畳み掛けもあり、重厚なムーグ、ポイントとなるノスタルジックな光景を醸し出すフレンチ・ホルン、そして絶唱型のヴォーカルなどインパクト十分。当時のシーンの層の厚さを証明している。必聴作。見開き紙ジャケット&リマスター。
IT-1449 ANALOGY&EARTHBOUND / The Complete Works 3CD BOX \5500
 500セット限定。イタリアン・コレクターにとっては忘れられない伝説の女性ヴォーカル・サイケ・バンド。ドイツ人との混合でTHE JOICE(クレジットはYOICE)として結成され、72年に改名し6ケタの激レア作として知られるヌード・ジャケットのANALOGYをリリース。プログレッシヴなハモンドとアシッドな女性ヴォーカルをメインに、フラワーカルチャーを全開。その、当時唯一のアルバムに、同女性ヴォーカリストをフィーチャーし、フルートやピアノをクラシカルに絡め、中世色とアシッド色が妖しく溶け合ったTHE SUITE(80年録音で93年に未発アルバムとしてCD化)と、96年に新譜としてリリースされた25 YEARS LATERの2作を加えたアルバム3枚。さらにYOICEのシングル両面や未発ボーナス+女性ヴォーカリストらが英国へ渡り70年代後期に活動していたバンドでポップ期のカーヴド・エアを思わせるEARTHBOUNDのシングルや未発を16曲収録。2種類のブックレットが付いたロングサイズ・デジブック仕様。リマスター。
IT-0011 ANGELO BRANDUARDI / Alla Fiera Dell'est CD \2500
 珠玉の傑作。77年リリースの3作目。中世ルネッサンス音楽と地中海音楽がヨーロッパのフォーク&トラッドと融合し生み出された、非常にメルヘンチックでロマンの香りがする感傷的な作品。BANCOのGIANNI NOCENZIがバックに参加しており、前年にリリースされたBANCOのCOME IN UN U'LTIMA CENA(こちらにはBRANDUARDIが参加)との相互関係を音から感じ取れる。78年にはPETE SINFIELDの英詞によりHIGHDOWN FAIR のタイトルで英語盤(未CD化)もリリースされた。
IT-1373 ANGELO BRANDUARDI / The Universal Music Collection 5CD BOX \4200
 初CD化2枚を含む各紙ジャケット&09年リマスター盤・限定5CDボックス。マウリツィオ・ファブリツィオのアレンジとプログレ系ミュージシャンによる傑作群の5枚で、ルネッサンス音楽とヨーロッパのフォークが融合した超傑作のALLA FIERA DELL'EST(77年)、地中海音楽とロマンの香りがするLA PULCE D'ACQUA(77年)、メルヘンチックで夢見る仕上がりになったCOGLI LA PRIMA MELA(79年)の3枚に、今回初CD化となるピート・シンフィールドが英詞を担当した2枚の英語ヴァージョン、HIGHDOWN FAIR (ENGLISH VERSION OF ALLA FIERA DELL'EST)、FABLES AND FANTASIES(ENGLISH VERSION OF LA PULCE D'ACQUA) がセット。英語ヴァージョン2枚のバラでのリリース予定は今のところ無く、このボックスでしか手に入りません。ファン必携!
IT-1477 ANGELO BRANDUARDI / Futuro Antico VII - Il Carnevale Romano CD \2300
 ルネッサンス・シリーズの第7弾。2010年作。リュート、バロック・ギター、ヴィオラ・ダ・ガンバ、スピネッタ、リコーダー、ヴァイオリン、トロンボーン、パーカッションら9人編成のENSEMBLE SCINTILLE DI MUSICAをバックに、いつになっても変らない彼のヴォーカルを聴かせる。前作と同じくローマとフェスタへ捧げられており、15世紀の詩からインスピレーションを受け、中世から近代の曲を取り上げている。1曲女性ヴォーカルも入り、また、ラストは彼のオリジナルで、たおやかな地中海の光が戯れるコンテンポラリーな佳曲。
IT-1478 ANNA OXA / Live Con I New Trolls 2CD \2500
 ニュー・トロルスをバックに89年9月ミラノで行われたファン必聴の共演名ライヴ盤。2010年マスタリングで出直し。もちろんアンナ・オクサのヴォーカルも素晴らしいが、バックのニュー・トロルスのドラマチックな演奏が聴き物。圧巻は会場が異様な熱気に包まれ始まるコンチェルト・グロッソ1のアレグロと2のヴィヴァーチェがメドレーで完奏されるディスク2。ツイン・キーボードによるオーケストレーションの再現も完璧。UNA MINIERA、QUELLA CAREZZA DELLA SERA、ALDEBARAN、AMERICA OKなども演奏され、どっちが主役なのか分からなくなる。ラストはグロッソ1のアダージョ。展開部分で思わず鳥肌!
IT-1450 ANTONIUS REX / Zora CD \2700
 未発ボーナスを1曲加え、32周年記念としてリリースされた3面開きデジパック&リマスター2010年盤。ヤクラ関連の78年作。女性ヴォーカルをフィーチャーし、3曲目はヤクラのあのパイプ・オルガンが不気味に響くナンバーを再録。邪悪さに満ちた、イタリアならではの隠秘主義が流れている。後半のアコースティックさなどゴブリンにも通じるサウンドだ。本作のプロト作はヴァーティゴに持ち込まれたが、あまりの反宗教的さに契約出来なかったという逸話あり。新規ボーナスは80年録音&ミックスとあり、本作と同傾向で良い内容だが、本当の年代はまたも怪しい。
IT-1374 AREA / Arbeit Macht Frei CD \2500
 なんと拳銃型カード付き! クランプス・レーベル30周年を記念して限定リリースされた見開き紙ジャケット(内袋も再現)&リマスター09年盤。クランプス・バッジ付き。地中海に照りつける光をギラギラと感じる骨太の1st。本作のみメンバーとしてサックス奏者やPFMへ移るパトリック・ジヴァスが在籍。バンド史上最もヘヴィな1枚だ。ネイというアラブの笛の音をまねたシンセ音とリフが耳に残る1曲目「7月、8月、9月 (黒)」は彼らの縮図であり、ジャズ・ロックを超越したプログレッシヴなサウンドは今もインパクト大。73年リリース。
IT-1375 AREA / Caution Radiation Area CD \2500
 クランプス・レーベル30周年を記念して限定リリースされた紙ジャケット(内袋も再現)&リマスター09年盤。クランプス・バッジ付き。前作を思い出させるバルカン変拍子で畳み掛ける1曲目、ハードなリフとミュージック・コンクレートとフリー・ジャズが怒涛にせめぎ合う2曲目、そのテンションをさらに加速させる3曲目などバンドのグルーヴ感が明らかにアップ。新加入のベーシスト、タヴォラッツィによるトロンボーン、ギタリストのトファーニが操るシンセ、ストラトスが弾くハモンドなどマルチプレイも彼らの音の厚さの鍵だ。74年リリースの2nd。 ITALY
IT-1376 AREA / Crac! CD \2500
 オリジナルにあったステッカーをミニ復刻1枚封入! クランプス・レーベル30周年を記念して限定リリースされた見開き紙ジャケット&リマスター09年盤。クランプス・バッジ付き。最もアレアが凝縮された傑作! 1曲目はバルカンとアラブがミックスされた変拍子リフを自在に展開させ圧倒するが、今聴くとヴォーカルが意外にイタリア的だったりする。そして圧巻のジャズ・ロックへ突入する2曲目、3曲目などフリーなソロと緻密なバックの緊迫感、飛び交う過激な音色などあまりにも刺激的だ。再び地中海色も加わっている。74年リリースの3rd。 ITALY
IT-1439 AREA / Are(A)zione CD \2500
 クランプス・レーベル30周年を記念して限定リリースされた見開き紙ジャケット(内袋も再現)&リマスター09年盤。クランプス・バッジ付き。初期のサウンドに一区切りを付けたライヴ盤で、リンゴをかじる音が今でも耳に残っている。アナログだとA面が1st、2nd、3rdからの代表曲で、B面が即興演奏となっており、バンドのプロモーションが上手く考えられている。なので、ベスト的な要素もあり、深く掘り下げなければ本作1枚でアレアを聴いたと言っても会話は進む。後でリリースされた未発ライヴ群に比べてコンパクトな内容だ。75年リリースの4th。
IT-1377 AREA / Maledetti CD \2500
 クランプス・レーベル30周年を記念して限定リリースされた見開き紙ジャケット(内袋も再現)&リマスター09年盤。クランプス・バッジ付き。フリー・ジャズや現代音楽のミュージシャンを加え、相互の触発をレコーディング。過激さを失わず洗練された凄みのジャズ・ロックの2曲目、フリーさとメカニカルな変拍子で聴き手の脳を圧倒する3曲目、4曲目、弦楽四重奏をクラシカルかつ暴力的にバランスを取った5曲目、アヴァンギャルドに壊れてしまうラストまで実にトゲトゲしい。ライヴを挟み77年にコンセプト・アルバムとしてリリースされた5th。 ITALY
IT-1441 AREA / Event'76 CD \2500
 クランプス・レーベル30周年を記念して限定リリースされた見開き紙ジャケット(内袋も再現)&リマスター09年盤。クランプス・バッジ付き。フリージャズ系ミュージシャンとのコラボライヴで録音は76年だが、ストラトスの死去により79年に急遽リリースとなった。ジャケットのインパクトがバンドを象徴しており、同時期のアルバムで展開された音楽精神論が拡大されている。曲はすべて即興で、演奏者がその場でカードを引き、浮かんだインスピレーションでプレイを組み立てる、といった驚異のパフォーマンスだったと言われる。ストラトスのヴォーカリゼーションは頂点に達している。
IT-0028 AREA / 1978 CD \2600
 デメトリオ・ストラトス在籍最後の作品であるとともに、同年にリリースされたパガーニの1stソロと並んでイタリア70年代後期の最重要作。地中海からバルカン半島まで、そのアイディンティティーあふれるパワーと見事なサウンドは圧巻。初期よりも聴きやすいから、はじめはこれから聴くのもいいかも。
IT-1498 AREKNAMES / In Case Of Loss CD \2700
 ライヴを挟み3作目のスタジオ盤となる2010年作。ヘヴィなヴィンテージ感を保ちつつ、この手のヴァーティゴ・ライクなバンドが到達出来そうで出来ないオリジナリティーという壁を越えている。メロトロン、ハモンドといった必須アイテムに、チェロ、ヴァイオリン、管楽器を加えることによってイタリアらしいクラシカルさを醸し出し、ギターのトーンを抑え、エレピやシンセを幻想的に配し、本来のハードロック的な骨格を完全にプログレッシヴ・ロックへ入れ替えている。ラストは20分越えの組曲で、クリムゾンの哀愁も入り混じり、アネクドテン・クラスの完成度で迫ってくる。3面開きデジパック。
IT-0444 ARTI E MESTIERI / Giro Di Valzer Per Domani CD \2500
 LIMITED DIGIPACK&DIGITAL REMASTER盤。閃光のような地中海ジャズ・ロックを展開する2nd。1stに比べるとコンパクトな曲調・展開になった分、詰め込まれた音の密度は高い。玄人好みの音か。75年リリース。
IT-0486 ARTI E MESTIERI / Quinto Stato CD \2500
 LIMITED DIGIPACK&DIGITAL REMASTER盤。79年リリースの3rd。メンバー・チェンジにより、キリコを中心としたジャズ・ロックをコンパクトに展開。突っかかるような間の取り方から、一気に吐き出されるような畳み掛けは、やはり圧巻。1stや2ndに圧倒された方は本作も見逃せません。
IT-1240 IL BALLETTO DI BRONZO / Sirio 2222 CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。70年リリースの1st。ナポリで結成され、当時はNATOのキャンプで歌っていたという。レオ・ネロことジャンニ・レオーネはまだ参加しておらず、ツェッペリンを思わせる屈折したハード・ロックを、時折りサイケデリックな風味を交え聴かせる。印象的な3曲目、弦オケやハープシコードを導入したクラシカルな5曲目等、この作品の重要性は高い。伊ファンのみならず、ハード・ファン必聴アイテム。ちなみに原盤はウルトラ・レアで10万円じゃ買えない。
IT-0820 IL BALLETTO DI BRONZO / YS CD \2500
 イタリアン・プログレ黄金期の72年リリースにリリースされた傑作ヘヴィ・シンフォ。他に類を見ない曲構成と展開、邪悪なギター、プログレ然としたキーボード、神々の美のような硬質のメロトロン、情熱ほとばしるヴォーカル、屈折極まりないリズム、など、奇跡的とも言える内容。イタリアン・ロック史に刻み込まれた必聴名作。73年のLP未収シングルからLA TUA CASA COMODAをボーナス収録。
IT-1499B IL BALLETTO DI BRONZO E L'IDEA DEL DELIRIO ORGANIZZATO written by GIANMARIA CONSIGLIO BOOK+CD \3500
 イル・バレット・ディ・ブロンゾのヒストリーと共に不朽の名作YSに焦点を当てたエッセイ(伊語・200ページ)。スコアを用いての解説や、細かいディスコグラフィー、バンドの未公開フォトも掲載。初回のみ12曲入り約70分のボーナスCDが封入されており、ライヴ・イン・ローマのDVDから2曲の他はすべて未発で、02年の来日公演を含むYS(一部抜粋) や、メキシコでの03年ライヴ、85年と87年に録音されていたジャンニ・レオーネのスタジオ未発3曲(ヴォーカル入りの彼らしいスタイルで良い)等を収録。ファン必携。限定入荷。
IT-0315 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Same CD \2000
 40cmはあるツボ型変形ジャケで当時72年リリースされた1st。今でも、このオリジナルの収納場所には困っている。さて、次作以降の作品と比べると幾分シンプルな構成だが、その分、インパクトやメロディーの印象度は強い。ツイン・キーボードによる独特のリフは、ジェントル・ジャイアントの影響下、クラシカルな要素が加わって生み出されたもの。BMGイタリアーナ・24BIT DIGITAL REMASTER AND DIGIPACK LIMITED EDITION!(デジパックなのに変型でないのが残念!)
IT-0038 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Darwin! CD \2500
 黄金期72年にリリースされた、イタリアン・クラシカル・ロックのあまりにも内容の濃い不朽の傑作。キーボード・ラビリンスとは、まさに本作のこと。聴けば聴くほど改めて怪物作だと思ってしまう。この複雑極まりないアンサンブルの裏の裏までじっくりと聴きたい。余談ですが、オリジナルLP内側、メンバーで持ち上げている時計皿がミス・プリで消えてしまっているのが本当の初回盤。
IT-0039 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Io Sono Nato Libero CD \2500
 73年リリースの3rd。感情が表面化した前作のDARWINに比べると、ストイックな印象を受ける。しかし、それは見事なまでに計算されたアンサンブルの結果であって、整合感ゆえのもの。実際にキーボードの積み重ねも前作よりぶ厚い。クラシカル・ロックの古典。オリジナルLPは言わずと知れた扉型多面開き変型ジャケで、写真(場面)の流れが合わないヤツが稀にある。これが初回なのか? コレクターはまだ眠れない。
IT-0040 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Garofano Rosso CD \2500
 76年リリースのサウンド・トラックとして使用されたもの。インストながらもその断片は一級のイタリアン・プログレッシヴ・ロックであり、又、中世音楽の香りもある。トスカーナ地方あたりの、なだらかな丘陵地帯の風景が思い浮かぶ。次作COME IN UN U'LTIMA CENAへのプロト・マテリアルとして知られる。隠れた重要作。
IT-0041 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Come In Un'ultima Cena CD \2500
 76年リリースの6作目。個人的なイタリアン・プログレのベスト3の1枚。イタリアならではのキリスト教土が生んだ宗教色と中世音楽、そしてクラシックから強く影響を受けた作風。見事なコンビネーションのNOCENZI兄弟のツイン・キーボード、畳み掛けるリズム、クラシカルな唱法のヴォーカルetc.それらはまるで1枚の教会画のようで、遠くから威厳を放ち、近くに寄るとそのディテイルの細かさに驚嘆するような、もう芸術的な傑作! AS IN A LAST SUPPERというタイトルで英語盤もドイツのみでリリースされた。英詞はゲスト参加しているANGELO BURANDUARDIが担当。
IT-0042 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Di Terra CD \2500
 ミラノ・スカラ座のオーケストラとの共演盤。78年リリース。インストの上、オーケストラの領域がバンドのそれをオーバーしていまっている程の交響曲的な作品。NOCENZI兄弟のクラシックへの挑戦作。近代クラシックのカラーを持つあまりにも壮大なスケールのシンフォニック・ロック異色作。彼らならではの哲学がここにある。オリジナルLPはコーティング・ジャケ。
IT-0043 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Canto Di Primavera CD \2500
 79年リリース。イタリア然とした詩情あふれるサウンドと、洗練された感覚を持った作品。この年代は他のイタリアン・プログレがほとんど死滅していただけに孤高と言える。地中海の香りも深く非常に輝きを放つ彼らの代表作のひとつ。この作品には、地中海民族楽器も多く使用されていて、来日時、ロドルフォさんは、ほんとうはリュートでこのタイトル曲を日本でやりたっかったと僕に言っていました。(壊れそうなので、持ってくるのがイヤだったって)
IT-0044 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Capolinea CD \2500
 80年リリースのライヴ・アルバム。パワフルなノリで聴かせる1曲目や、シンプルなアレンジで押しまくる6曲目などを聴くと、彼らのアレンジと演奏が常にその時点でのベストなものを目指していて、少したりともその姿勢を崩していないことがわかる。3曲目もスタジオ盤以上にドラマチック。ほんとうに素晴らしいバンドだと実感。
IT-0045 BANCO / Nudo + Live In Tokyo 2CD \3200
 97年に日本先行でリリースされたアンプラグド作品NUDOに、日本盤未収のスタジオ新曲を加え、さらに、DISC-IIに97年来日時のオン・エアー・ウエストでのライヴを収録した2枚組。音質・ミックスも良く、会場の興奮が伝わってきます。もう一度、冷静に聴いても、聴けば聴く程、彼らの凄さが伝わってくる。ヴィットリオさんと夜いろいろ話した思い出も詰まった1枚。サイン会も懐かしいですね。
IT-0915 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / En Concierto Mexico City 2CD \3500
 しばらく廃盤状態だった、2000年にメキシコでリリースされた99年のメキシコ・シティ・ライヴ2枚組。メンバーは初来日時と同じだが、バンドとしてのまとまりと、演奏はこなれた分こちらのほうが数段良い。特にリズム・セクションのタイトさが、アンサンブルの緊迫したスリリングさを増大させている。LA CONQUISTA DELLA〜やL'EVOLUZIONEなんて、もう神がかり。そして目もくらむほどの大迫力とダイナミックな演奏。アレンジが常に進行しているところも凄いし、MOBY DICK、LONTANO DAなど息抜きナンバーまでめちゃ良い。全13曲約90分弱。
IT-0655 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / No Palco (2.197) CD \2600
 オリジナル・メンバーのGIANNI NOCENZI、PIERLUIGI CALDERONIと、MAURO PAGANIら管弦プレイヤーをゲストに迎え、02年7月ローマで2万人の観衆を集め行われた、デビュー30周年記念コンサートを収録したライヴ盤。R.I.P.、IL RAGNOなど欠かせない曲も、またまた進化したアレンジで演奏され、ツウを喜ばせるCENTO MANI CENTO OCCHIをはじめ、VITTORIO NOCENZIやGIANNI NOCENZIのソロ曲など、全13曲73分たっぷりと聴かせてくれる。PAGANI入りのCANTO DI PRIMAVERA、VITTORIO&GIANNIのツイン・キーボードで迫るTRACCIA I&IIなど終始圧巻。これぞ、BANCO!
IT-0871 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Seguendo Le Tracce CD \2500
 75年のライヴ! 奇跡的な録音状態のテープが発見され、さらにデジタル・リマスター技術によりファンなら誰もが唸る圧巻のクオリティーでのリリースとなった。その音質はもちろん、各楽器のバランスの良さ、そして75年というヴィンテージが持つ音色で展開される、スタジオ版アレンジの枠を超えたインプロヴィゼーションの多彩さ。NOCENZI兄弟のツイン・キーボードに絶句。MALTESEはトランペットを高々と吹きまくり、GIANNI NOCENZIもクラリネットで華を添える。26分に拡大されたMETAMORFOSIはもう銀河で、シンセ・アンサンブルからはGAROFANO ROSSOの誕生が近く見える。必聴!! 曲目;R.I.P.(English version)、L'Albero Del Pane、Danza Dei Grandi Rettili、Passaggio、Non Mi Rompete、Dopo... Niente E Piu Lo Stesso、Traccia II、Metamorfosi
IT-0735D BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / In Concerto - Cio' Che Si Vede E' DVD(PAL) \3200
 遂にDVD! 以前、BMGイタリアーナからVHSでリリースされていた92年、ローマでのライヴ。完ペキな演奏、プログレ・ファン納得の選曲、手元もバッチリのマルチ・カメラ・アングル、イントロなどにイメージ映像も意味深に重なり、彼らのトータル的なメッセージがリアルに伝わってきます。70年代当時のライヴ映像もチラっと拝むことも出来ます。家宝になること間違いなし。デジタル・リマスター・DOLBY DIGITAL 5.1 曲目、IN VOLO、R.I.P. (REQUIESCANT IN PACE)、L'EVOLUZIONE、MOBY DICK、IL GIARDINO DEL MAGO、750.000 ANNI FA.... L'AMORE、NON MI ROMPETE
IT-1469 BAROCK PROJECT / Misteriosevoci CD \2500
 少数再入荷。07年デビュー作。通して聴き終わると、最近のバンドだとLA TORRE DELL'ALCHIMISTAに近いが、PFMの影響を感じさせる。3曲目、7曲目なんて、出来過ぎであとが恐い。ギターも入り、イタリア語で歌われ、規律正しいクラシカルさと70年代に通じる憧憬と哀愁があり、さらに練られた構築的なアレンジをこなすテクニック、オルガン、ピアノ、シンセ、キーボード・オケのバランスの良さと優雅で美しいシンフォ性に、ラヴロック調にもなる甘いヴォーカルと歌メロもマッチし、ネオ・プログレには見向きもしていない音だ。
IT-1399 BAROCK PROJECT / Rebus CD \2500
 シンフォ・ファン必聴! 09年作2nd。イタリア然としたバロッキーなクラシカルさと優雅さに満ち、ニュー・トロルス、PFM、マクソフォーネあたりを思わせるドラマチックなサウンドを展開。ヴォーカルの歌心やコーラスも素晴らしく、フルートもフィーチャーし、まさにこれぞイタリアン・シンフォといった感じの音だ。E.L.&P.の影響もうかがえる6曲目などリトトラのようなサスペンスがせめぎ合い、しかしながら華やかさは情緒にあふれており、攻撃的な面でもプライドというか気品が覆っている。シンセが豪快に弾き倒される8曲目やラストも傑出。大音響で聴き浴びたい。
IT-1043 BIGLIETTO PER L'INFERNO / Same CD \2600
 地獄への招待状とも訳せるバンド名が物語るイタリアン・プログレ屈指のヘヴィ・シンフォ傑作。イル・バレ、セミラミス、ムゼオらに並ぶ。立ち込める邪悪な雰囲気の中、息もつかせないほどの畳み掛けを見せる。もう、死にそうなぐらいにドラマチック。駆け回るキーボード、唸るレスリー・トーン、噛み付くようなフルート、あなたはこれらを正視できる? 74年作。リマスター&見開き紙ジャケット。ボーナス1曲入り。
IT-1200 BIGLIETTO PER L'INFERNO / Il Tempo Della Semina CD \2600
 リマスター&トリデント・ナンバー9番にて出直し。74年に録音されていたにもかかわらず、バンド解散のためミックス段階でストップしてしまった彼らの幻の2nd。ここには同じくリリースされなかった幻のシングル、VIVI LOTTA PENSA、L'ARTE SUBLIME DI UN GIUSTOも収録。よりシンフォニックな作品として完成されようとしていたことがわかる。とにかく良い。イタリア・ファンなら迷わず必聴。リマスター&見開き紙ジャケット。
IT-1442 BIGLIETTO PER L'INFERNO.FOLK / Tra L'Assurdo E La Ragione CD \2600
 あのビリエットがCOSSA/BANFI/GNECCHIらのオリジナル・メンバーを中心に再結成され新作をリリース。旧曲をリメイクしたものだが、なんと女性ヴォーカルをフロントにし、北イタリアの民俗楽器でトラッド色を加えるなど実にクリエイティヴにアレンジ。バンド名の後にFOLKとあるのはそんな自分達のアイデンティティーの表れでもあり、けっして軟弱なアコ版ビリエットではない。修道士となったオリジナル・ヴォーカリスト兼フルート奏者も加わり再び邪悪なロック道へ。彼が書いた未発表曲も収録。予想外の新鮮さと衰えぬドラマチックな迫力にびっくり! 見開き紙ジャケット09年盤。
IT-0050 BLOCCO MENTALE / POA CD \2500
 まったく日本人好みのイタリアン・シンフォニック・ロックの名盤のひとつ。73年リリース。イタリアらしいハモンド、たおやかで情熱を帯びるメロディー、美しいフルート、コーラスを交えたヴォーカル、ノスタルジックな趣き。それらは、例えば初期PFMのファンタジックな叙情に近いもの。アルバムはこれが唯一の物であった。ギリシャ語で草原を意味するタイトルが付けられており、歌詞、ジャケットには、自然などエコをテーマにしたコンセプトが見られる。
IT-1052 LA BOTTEGA DELL'ARTE / Same CD \2600
 75年リリースの彼らの1st。数多いイタリアのラヴ・ロック・グループの中でも、最もキーボードを多用したシンフォニック・プログレ色の強いグループで、メロディアスに盛り上がる曲や、畳み掛けるプログレッシヴなナンバーなど、全体にかなりドラマチック。優美なメロディーも彼ら独特の甘さとコーラスを持ち、似ているようでもI POOHとは少しバンドの空気が違う。ブレインのROMANO MUSUMARRAは後にアレンジャーとして頭角を現す。再プレス韓国盤。
IT-1331 LA BOTTEGA DELL'ARTE / Made In Italy CD \1600
 75年から79年のコンピによるニュー・リマスター・ヴァージョン09年盤。04年に出た同タイトルのものはCCCDだったが、今回は通常CD盤。アルバム未収の初期シングル群から4曲も収録されており、名作1stや2nd収録曲にも劣らない極上のラヴ・ロックとなっている。アルバム曲も含めて多種のキーボードやギターを優美に重ねたシンフォニック・サウンドに、心いっぱい甘いメロディーでピュアーに歌われていく。プーのようなビッグにはなれなかった彼らだが、間違いなく最高に輝いていた時期。どんなに褒めても褒めたりない。未CD化の3rdの曲も入っています。
IT-1143 I CALIFFI / Fiore Di Metallo CD \2700
 見開き紙ジャケット・イタリア盤。ニュー・トロルスのメロディアスさ、クラシカルさ、ハードさ、ジャズ展開などをアルバム1枚に頂いたような73年作。ヴォーカルを聴かようとするバンドだが、キーボードのセンスがいかにもプログレ的で、パイプ・オルガンにハモンド、ピアノを絡め、一気に畳み掛けるスリリングなプログレッシヴ・ナンバーの4曲目には度肝を抜かれる。全員のテクニックも十分で、なのにドライにならず、湿度を保つイタリア然とした影がいい。ラストを聴くと、もし、次作があったなら、と今でも想像してしまう。
IT-0992 CAMPO DI MARTE / Same CD \2600
 バンドによるリディレクションで出直し。73年リリース。メロトロン、ハモンド、ピアノ、フルート、ホルンをフィーチャーしたクラシカルな美意識と、たおやかなアコースティック・パート、ギターと変拍子で見せるヘヴィさ、そして、歌心のあるヴォーカルがイメージをふくらませて共存。殺伐としたジャケットからは想像し難い広角的なシンフォニック・ロックを聴かせる。録音当時プランニングされた曲順(裏表が逆)と曲目に直してのリマスターリングにて。ハードさを好んだレコード会社がヘヴィな曲のあるほうをA面にしていた。見開き紙ジャケット。(オリジナルLPは開きません)
IT-0998 CAPITOLO 6 / Frutti Per Kagua CD \2500
 原盤は超レア。イタリア黄金期72年にITからリリースされたもの。ツバ飛しフルートで一気に畳み掛ける、クラシカル・ハード・プログレッシヴの隠れた名作。(今は知られた名作と言うべきか) BIGLIETTO PER L'INFERNOにも通じる、イタリア特有の邪悪な濁流にのみ込まれる。ヘヴィ・プログレ・ファン・マスト・アイテム! 紙ジャケット仕様・インサート付き。(原盤LPは折り返しが付いた変型ジャケット)
IT-0059 CAPSICUM RED / Appunti Per Un'idea Fissa CD \2500
 72年リリース。後にプーへ加入するベーシストのREDが在籍していたバンド。ベートーヴェンの悲愴をクラシカル・ロックにアレンジした前半、たおやかな歌物色のある後半、少々ヘヴィな印象も残るものの、全体に落ち着いた感じ。シングル曲を4曲プラス。原盤のBLA BLAレーベルのオリジナルLPは、どれもプレス(見た目が擦れている)に難を抱え、MINTマニアを今だ悩ましている。40〜50枚は原盤見たけれど、みんなそこそこ。
IT-1332 IL CASTELLO DI ATLANTE / Tra Le Antiche Mura CD \2500
 09年作。ライヴを挟み7作目。昨年は念願の来日も果たした74年結成の年季が入ったバンドだ。自分達が「本」だったなら、というアプローチで作られたコンセプトで、ヴァイオリンとピアノをクラシカルにフィーチャーするシンフォニック・ロックを聴かせる。メロディーはイタリア然と輝き、70年代風のノスタルジックさとシンセによるアップデイトされた感覚が同居し、歌心で弾かれるギター、おおらかなヴォーカルらが次々とハーモニーを編み出しエンディングに向っていく曲調に自然と引き込まれる。型があるようで無い展開の面白さ。イタリアン・シンフォのすべてが詰まっている。
IT-0062 CELESTE / Same CD \2500
 イタリアン・ロック屈指の美の化身。NEW TROLLSのVITTORIO DE SCALZIがジェノヴァでスタートさせたGROGレーベルから76年にリリースされた必聴名作。メロディアスなヴォーカル、この世のものと思えない程に美しいメロトロン、フルート、アコ・ギetcと深淵に聴かせ、幻想色も強く、そのあまりにも美しくファンタジックな叙情性は初期PFMに匹敵する。最もナイーヴな1枚。
IT-1451 CELESTE / The Complete Recordings 1969-1977 4CD BOX \5500
 シンフォニック・ロックの桃源郷、チェレステと関連バンドのアルバムをヒストリーとしてまとめた4枚組限定ボックス。76年にGROGレーベルからリリースされた当時唯一のアルバム、CELESTE(PRINCIPE DI UN GIORNO)、未発2ndとして91年まで眠っていた77年録音のCELESTE II、チェレステとムゼオ・ローゼンバッハの母体となった伝説のプログレ・バンド、IL SISTEMAの69年から71年のアーカイヴ集IL VIAGGIO SENZA ANDATA、リーダーのCIRO PERRINOのプロジェクト・バンドで、女性ウィスパー・ヴォーカルをフィーチャーした、SAINT TROPEZの77年作ICARUSの4枚。すべて新規リマスターの上、なんと76年のアルバムのデモを6曲ボーナス収録。メロトロンは使われていないが、女性ヴォーカルをフィーチャーし英語で歌われる別ヴァージョンとして、これはファン必聴。他、IL SISTEMAの初CD化音源も収録。ヒストリーやフォトを充実させた44ページのブックレット付きロングサイズ・デジブック仕様。まさに箱から叙情が漂ってくるような、そんな珠玉のボックスです。イタリア・ファン必携!
IT-1500 CICCADA / A Child In The Mirror CD \2200
 魅惑の女性ヴォーカリスト、エヴァンゲリアをフィーチャーしたギリシャのシンフォニック・プログレ・バンド。2010年作。英国のグリフォンやスパイロジャイラを敬愛するというメンバー。メロトロンやオルガンを担当するキーボーディストはリコーダーやフルートも吹き、曲によってチェロ、ホルン、トランペット、サックス、クラリネットも入り、また、本来ドラマーが居ないバンドなので、リリース元のイタリアからDFAのドラマーがほぼ全曲を好サポート。彼のタイトなプレイにより、中世色や、淡い幽幻さをファンタジックに香らせたサウンドがテクニカルで高度なプログレッシヴ・ロックへ昇華されており、アングラガルドのような展開も見せる。英語で歌われているが、2曲はギリシャ語でコンテンポラリー系へ。なので、ギリシャ女性ヴォーカル・ファンも見逃せない。YUGENの管楽器奏者、キーボーディストもゲストで参加。
IT-1001 CINCINNATO / Same CD \2600
 74年にリリースされた彼らの唯一作。ピアノ、アコ・ギの瑞々しい響きをイタリア然と取り入れ、パートは少ないがこれまた70年代のイタリアらしいヴォーカルを印象的に配するなど、単に演奏力で押し通すだけではないジャズ・ロック・アルバムで、後半では青い海を思わせるソリーナが叙情性をプラスし、甘いトーンのギターなど、いつしかノスタルジックな記憶に佇んでいるコレクター心を離さない1枚であった。クラシカルな趣も漂い、かつヘヴィな力み具合もこの国の色を出している。前身バンド時代の混沌とした72年未発ライヴと、06年新曲2曲の3曲ボーナス入り。見開き紙ジャケット。
IT-1479 CIRCUS 2000 / Same CD \2600
 見開き紙ジャケット&リマスター2010年盤。70年1st。女性ヴォーカルをフィーチャーしたサイケ・バンドとして知られるが今聴くと1曲目や2曲目はポップなフォークといった印象も受ける。どよーんとした暗みに溶け込んでいくのは3曲目あたりからで、他のイタリアのバンドがまだビート色を持っていたこの時期において、ロックにこだわった自身のスタイルを見せている。いわゆるカンツォーネ的なメロディーがまったく無く、英語で歌われており、最初はメンバー・クレジットも無かった為、謎のバンド扱いだった。シルヴァーナの歌声がサウンドに合っている。イタリア語で歌われるシングルから4曲ボーナス入り。
IT-1480 CIRCUS 2000 / An Escape From A Box CD \2600
 見開き紙ジャケット&リマスター2010年盤。72年2nd。同じく女性ヴォーカリスト、シルヴァーナをフィーチャーし、英語で歌われ前作のサイケデリックさをキープしながらアレンジはプログレッシヴ・ロック・ムーヴメントを横目に彼らなりの進化を見せている。メンバー・チェンジがあり手数の多いドラマーがテンションを上げ、ギターも攻撃的になり、一方でジャージィなアシッドさを秘めるなど、改めて聴き直すと発見がある。非イタリア的には違いないが、3曲目、4曲目の展開など、やはりイタリアだと思ってしまう闇を感じる。ラストはバンドの完結型でベスト・ナンバー。イタリア語で歌われるアルバム未収曲2曲ボーナス入り。
IT-1054 CIRO DAMMICCO / Same CD \2600
 イタリアン・ロック黄金期の中で72年にリリースされたカンタウトーレ作品。メロトロンの洪水で知られる名作で、ハモンドやモノ・シンセも厚く、ディク・ディクやエキペのようなバンドを思わせる印象が強い。ラヴ・ロックにしてフォーク・ロックがプログレ風になった感じも受け、音作りの時代背景があの方の名作「氷の世界」に通じる、なんて思ってもいます。ギターやピアノも妙に寂しげな美。オリジナルと同じの封筒型変型ブックレット。再プレス韓国盤。
IT-0073 CLAUDIO BAGLIONI / Questo Piccolo Grande Amore CD \2000
 BMGイタリアーナ・24BIT DIGITAL REMASTER AND DIGIPACK LIMITED EDITION! プログレッシヴ・ロック感覚のキーボーディスト&アレンジャーのトト・トルクァーティ全面バックアップの72年の3作目。イタリアン・ロック黄金期の録音であり、シンガーの作品とは思えないアルバム構成のプログレッシヴなサウンド仕立てで聴かせる。コチャンテのMUに並ぶ内容。
IT-0074 CLAUDIO BAGLIONI / E Tu... CD \2000
 BMGイタリアーナ・24BIT DIGITAL REMASTER AND DIGIPACK LIMITED EDITION! ヴァンゲリスを迎えて制作された74年リリースの5作目。コチャンテのCONCERTO PER MARGHERITAと同じく、ヴァンゲリスの壮大なアレンジで感動的に聴かせる。雄大なキーボード・オーケストレーションに否応なしに包み込まれる。彼のヴォーカルも今まで以上に力強い。
IT-1426 CLAUDIO BAGLIONI / Q.P.G.A. 2CD \3980
 凄い! PFM、POOH、ANDREA BOCELLIといったイタリアを代表する大物アーティストが約70組ゲストで招かれた09年新作。Q.P.G.A.とはQUESTO PICCOLO GRANDE AMOREの略で、なんと新作はあの72年の名作の2枚組によるリメイク作。コンセプトを再考し、新たな曲も加え、書き切れないほどのメジャー・アーティストが曲ごとに分かれて参加。ALICE、LAURA PAUSINI、LOREDANA BERTE、FIORELLA MANNOIA、ANNA TATANGELOといった麗しの女性ヴォーカル陣、RICCARDO COCCIANTE、ANGELO BRANDUARDI、AMEDEO MINGHI、IVANO FOSSATIといった男性ヴォーカル陣らにはちょこっと1フレーズだけ歌わせ、でも自分のカラーをしっかりと持ち込むFRANCO BATTIATO、1分少々の曲だがチョコキンのテクニカルなフレーズでプログレッシヴ・ロック・バンドの意地を見せるPFM、華麗なポップにコーラスが映えるPOOH、さらにENNIO MORRICONE、LUIS BACALOVの2人の巨匠には1曲だけピアノを弾かせる恐れ知らずの贅沢さ。だが、けっしてウィ・アー・ザ・ワールド的なものではなく、あくまでも主役はBAGLIONIのヴォーカルで、QUESTO PICCOLO GRANDE AMOREのニュー・ヴァージョン、Q.P.G.A.としての超絶な完成を見せている。超ドラマチックさに悶絶。3面開きデジパック&透明スリップケース付き。
IT-1470D CLAUDIO BAGLIONI / Q.P.G.A. Film Opera 2DVD(PAL) \3980
 イタリアの音楽史に残る壮大なDVD作品。ディスク1は昨年リリースされたQ.P.G.A.をフルタイムで全曲フィルム化したもので、彼自身も出演し、オーケストラとの演奏風景を交え、72年作から受け継がれたアルバム・コンセプトをストーリー化し、曲に合ったドラマと組み合わせ展開。相当な時間と予算が注ぎ込まれた、1時間52分の本格的な音楽映像作品だ。ディスク2は最新ライヴに、新たなプロモ・クリップや、Q.P.G.A.のメイキングを加えた、こちらも約1時間半の内容。綴じ込み付き豪華パッケージ。ファン必見2010年2枚組DVD作。
IT-0846 CLAUDIO ROCCHI / La Norma Del Cielo (Volo Magico N.2) CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! 72年リリースの彼の3rd。プログレッシヴ最前線にいたカンタウトーレのひとりで、本作での何かふっきれたような包容力から生まれる音楽は孤高と言ってもよい。ハモンド、フルート、ソリーナ、ヴァイオリン、ギターらをナチュラルに響かせ、彼のヴォーカルも含めそれらがどんどんと美しく柔らかな結晶になっていく。アシッドとシンフォニックの夢見の融合。この年代のイタリアしか生めなかった奇跡の音。見開き紙ジャケット仕様。*完全初回限定盤!
IT-1501 CONQUEROR / Madame Zelle CD \2500
 4枚目のアルバムとなる2010年作。その美貌で誘惑し伝説の女スパイとなったマタ・ハリの生涯をコンセプトにした作品。叙情派シンフォの路線を守りながら、曲がそれぞれテーマを持つことにより、アルバムとしての統一感が生まれ、オープニングからラストまで約66分1曲のような感覚で入り込める。愛しい女性ヴォーカルを聴かせ、イタリア然としたキーボードを華麗にプレイする姉と、今まで以上にフィーチャーされ本作の鍵となっているリリカルなフルートやサックスを担当する妹の美人姉妹を新任のギタリストとベーシスト、そしてオリジナル・ドラマーが堅実にサポート。チームワークの良さから生まれた聴き応えのある1枚。
IT-0079 CONSORZIO ACQUA POTABILE / Robin Delle Stelle CD \2980
 実は70年代から活動しているグループで、スタジオ作としてはこれが2作目。98年作。これでもかというほどにキーボード類をフィーチャーし、合唱や女性ソプラノ、管楽器を巧みに織り込み、BANCOやLOCANDA DELL FATEを思わせる美しいシンフォニック・ロックを満天の星空のように描く超スペクタクルな力作。スペシャル紙ケースと大型歌詞シートが付いた500枚限定盤。
IT-0611 CONSORZIO ACQUA POTABILE / Il Bianco Regno Di Dooah CD \2500
 イタリアン・シンフォ・ファン待望の新作が5年の沈黙を破り、決意も新たに立ち上げられたセルフ・レーベルよりリリースされた。前作同様、BANCOやLOCANDA DELL FATEのような複雑に入り組んだアンサンブルとイタリア然としたヴォーカル。リコーダーやウィンド・コントローラーを駆使した木管系の音色と多彩なキーボード・トーンが生み出すファンタジックな世界。架空の王国をコンセプトにし、ラストの20分を超える組曲まで非常に聴き応えのある内容。イタリア式の濃さがたまりません。
IT-0080 CORTE DEI MIRACOLI / Same CD \2500
 誰もが期待する理想的なイタリアン・シンフォニック・プログレを、ツイン・キーボードをメインに歌心と共に畳み掛ける76年の作品。彼らの場合、特に曲が良い。クラシカルなヨーロッパ然とした哀愁と、ドラマチックな盛り上がり。NEW TROLLSのVITTORIO DE SCALZI参加。全体の感じもどこかNEW TROLLSのN.T.ATOMIC SYSTEMに近い。個人的な愛聴盤。
IT-1091 DALTON / Riflessioni:Idea D'infinito CD \2600
 見開き紙ジャケット・イタリア盤。72年リリースの1st。原盤は激レア中の激レア、金を積んでも無いものは無いと言われるのが本作のオリジナルLP。ピアノ、ソリーナ、フルートと、ブリティッシュ・ナイズされた荒々しいギターとハモンド、そしてイタリア然とした歌心のあるメロディアスなヴォーカル。同じフレーズの小曲をリフレインさせ、時に熱く押しまくり、時に叙情的に聴かせる。全体にはヘヴィだが曲が良く、ニュー・トロルス並みの情緒とまとまりを見せている。リマスター。1曲目の当時のライヴをボーナス収録。
IT-0890 DALTON / Argitari CD \2600
 見開き紙ジャケット&リマスター、4曲ボーナス入りで出直し。75年リリースの2nd。歌心あふれる1曲目、イタリアならではのクラシカルなハモンドとフルートが絶妙な2曲目、シンフォニックな3曲目、インスト・ナンバーの4曲目、1stを思わせるヘヴィ・プログレ風の5曲目...と、まさしくあの70年代の名作群に肩を並べる捨て曲なしの力作。ボーナスの内1曲は74年のシングル(LP収録曲の歌詞違い)だが、他の3曲は未発テイクのようで、やはりLP収録曲のヴァージョン違いやハード・ロック・チューンも。
IT-1474 DEDALUS / Same CD \2600
 イタリア伝説のプログレッシヴ・ロック・レーベル、トリデントの最初のリリースとなった73年の1st。ソフト・マシーンからの影響を感じさせる、スモーキーなジャズ・ロックをエネルギッシュに展開。ギタリストが噛み付くようなサックスも吹き、ローズを巧みにプレイするキーボーディストがアヴァンギャルドなチェロも担当。この2人の芸当がバンドをカラー付けており、スピーディーなリズムでソロを繰り広げ、一方でエコーを効かしフリージャズというよりはサイケデリックな世界を覗かせるという、とてもツウな作品。見開き紙ジャケット&リマスター。
IT-0488 DE DE LIND / Io Non So Da Dove Vengo E Non So Dove Mai Abdro、Uomo E Il Nome Che Mi Han Dato CD \2600
 72年リリースの彼らの唯一のアルバム。典型的な、邪悪な雰囲気を孕むイタリアン・ヘヴィ・プログレの忘れ難き1枚。豪快な押しの中に、フルートやアコ・ギで演出するノスタルジックな叙情パートが散りばめられ、ドリーミィーさも生み出し、その対比が鮮やか。呑みこまれ、吐き出されていくような曲展開。その後、ソロ・シンガーとして活躍するVITO PARADISOのヴォーカルも良い。ムンムンとしたイタリア色。王道の音。必聴作。見開き紙ジャケット。
IT-0873 DELIRIUM / '71-'75 2CD \3400
 3枚のLP全部とアルバム未収シングル10曲入りの伊ワーナー・デジタル・リマスター盤2枚組。ノスタルジックな哀愁に郷愁を掻き立てられるIVANO FOSSATI在籍の1st(71年)、メロトロンが導入され心のこもった自家製白ワインの味のような2nd(72年)、田舎のテーブル・ワインが格上げされて一気にD.O.C.をもらったような3rd(74年)、この3作目はハモンドとツバ飛しフルートで押す最もプログレッシヴな攻撃面を持ち、ストリングス・オーケストラも効果的に導入。シングル曲はメロトロンをここぞと使ったKING'S ROADや、E'L'ORA、SIGNOREと言ったアルバム曲より本命とマニアから指名され続けたものが、もれなく収録。コンプリートでしょう。保存版。
IT-1259 DEUS EX MACHINA / Imparis CD+DVD(NTSC) \3200
 6年振りの新作。新曲で構成されたアルバムとライヴDVDをパリで収録。パワフルでありながら円熟味を窺わせる最強の部類と言え、スタジオ盤はオーヴァーダブを控えたバンドのコンビネーションが素晴らしい。ヴァイオリンやアコギから香り立つ地中海色、大人のジャズ・フレーバー、そしてあの目まぐるしい畳み掛け。魅力が駆け巡る。DVDは06年のライヴで旧作からも4曲ピックアップ。さらに必見なのがボーナス映像で、ややブート並みのアーカイヴだがハモンドがハードに唸りたおす02年スペインでのライヴ、ぶち切れのパワーと演奏に圧倒される96年アメリカでの野外フェス、93年のレア・プロモ・クリップ等を収録。
IT-0094 DEVIL DOLL / The Girl Who Was...Death CD \2800
 88年にカセットでリリースされた1st。その後も、10セットのみの箱入り(メンバーだけの為に制作)だの、89年にようやく出たLPはライヴのみの販売で残りは廃棄になったとかで、94年にやっとCD&LPで出直し。若干のリミックス、カットがある模様。混声合唱、ストリングスを配した本格派シンフォニック・プログレッシヴ・サウンドを展開。比類なきドラマ・シアトリカル性を見せる。奥が見えてこない。
IT-0096 DEVIL DOLL / Eliogabalus CD \2800
 90年リリース2nd。こちらも、メンバー用のBOX(10セット)や、窓開き変型ジャケLP(25枚のみ、これは1枚ゲット!)、デヴィル・カヴァーのファンクラブ用LP、を経てようやく、シアター・ジャケで一般に流通された。当時、ジャケ違いのファンクラブ盤CDも出た。チェンバロ、ヴァイオリン、ピアノ、混声合唱団をフィーチャーした大曲2曲から成る。シアトリカルなヴォーカルで暗くヘヴィーに展開。90年代のイタリアン・プログレを代表する傑作。
IT-0095 DEVIL DOLL / Sacrilegium CD \2800
 まずは、これから。92年作。パイプ・オルガン、ストリングス、混声合唱を導入しての彼らの3rdアルバム。全1曲というトータル作品。当然、傑作。この頃になると、知られる存在となり、ファンクラブ限定LPも入荷した。イタリアでレーベル・オーナーと会い、彼らについて、いろりろと興味深い話を聞かせてもらった。ちなみに、スロヴェニアのグループ。韓国のMr.SI-WANもこの頃、MR.DOCTOR のヴェネチアの大豪邸別荘に行き、彼に会っている。飲みに行ったら、割り勘だったとボヤいていた。
IT-1227 DEVIL DOLL / The Sacrilege Of Fatal Arms CD \2800
 奇才MR.DOCTORの脚本&監督で93年に自主映画のサウンド・トラックとして制作された4thアルバム。前作の傑作3rdアルバムSACRILEGIUMに収録されている曲のロング・ヴァージョンや、別ヴァージョン等も含む。混声合唱団、生のストリングス・アンサンブルをフィーチャーしたサウンドの完成度は、サントラといっても、ハンパじゃない出来で、ただア然とするしかない。3rdも本作もやはり、10セット限定のBOX(LP)があるそうだ。
IT-0098 DEVIL DOLL / Dies Irae CD \2800
 96年リリースの通算5作目。本作もファンクラブ限定のLPとともに入荷。だが、25枚限定の特殊変型ジャケLPも存在していた(10セットBOX・LPも作ったらしい。好きにせよ)。前作を上回る壮大なスケール。混声合唱団、ストリングス・アンサンブルも、いつもながらスリリングかつドラマチックな演出を見せる。90年代を代表する、大型シンフォニック・ロック・バンド(プロジェクトと言ったほうがよいのかも)。聴かずして、90年代は語れない。2001年にファンクラブBOX・CDもでたが即、完売。また、本CDはジャケ違いのスロヴェニア盤あり。
IT-1185 D.F.A. / Kaleidoscope (Lavori In Corso + Duty Free Area) 2CD \2980
 90年代のイタリアのシーンから登場した強力なグループ。96年に自主リリースされた1st、LAVORI IN CORSOと、99年リリースの2nd、DUTY FREE AREAのカップリング06年リマスターUS盤。メロトロン、フルートをフィーチャーし、イタリア語で歌われ、DEUS EX MACHINAにPFMのシンフォニック性を加味したようなテクニカルかつ叙情味にあふれる。技巧的な部分とイタリアならではの感情的な部分がハイレベルで融合。テンションの高いインスト・パートからヴォーカル・パートへ抜けると、フヮーッとあのイタリアの淡い叙情が広がってゆく。2ndにはDEUS EX MACHINAのヴォーカリストがゲスト参加。03年のイタリアでのライヴ・テイク3曲がボーナス入り。
IT-1242 D.F.A. / 4th CD \2500
 9年振りのスタジオ作となる08年作。技巧とハートフルさが完全にミックスされ、もともとテクニカルなシンフォを聴かせていたが、バンドの上手さが半端じゃなくなった。DEUS EX MACHINAを思わせるテンションで攻め立て、かと思えば、ヴァイオリンやフルートをフィーチャーし極限の叙情を引き出している。甘美なギター、しなるシンセ、美しいエレピ、沸き立つストリングス・キーボード、メロディックなオルガン、曲を加速させるリズム・セクションなど円熟の域に達した素晴らしさ。サルディニアの女性ヴォーカル・トリオ、ANDHIRAをゲストでフィーチャーしたラストは地中海の幽幻さをたたえ、これまた絶品! 3面開きデジパック。
IT-1502 DIANA TEJERA / La Mia Versione CD \2800
 イタリアとスペインの血を引く女性ヴォーカリスト。2010年ソロ・デビュー作。当店で話題になったBARBARA ERAMOリンクで以前から気になっていたアーティストだ。やはりBARBARA ERAMOに共通するアーティスティックなサウンドをバックにメロウなアルバムを完成させている。ポップ、フォーク、ロックといった感触を持っており、そこにドリーミィーさが流し込まれ、ギター、ピアノ、シンセ、リズム・セクションらのアンビエント色に、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロらがイタリア然とクラシカルに入ってくる。才能を強く感じさせる、作り込まれた作品。BARBARA ERAMOも1曲デュオで参加。紙ジャケット。マイナー・レーベルより。
IT-0576 I DIK DIK / Suite Per Una Donna Assolutamente Relativa CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! 通称、洗濯女。ムーグ、ハモンド、ピアノ、チェンバロ、メロトロンがふんだんに使用されたシンフォニック度満点の72年作。切れ目なく続くアルバム構成や重厚でドラマチックな展開などシンフォ・バンド顔負けの仕掛けが用意されている。すべてのキーボードが重なり告げられるラスト・テーマは全身の血液が逆流するようなカタルシスを感じるほど。まさに、イタリア72年黄金期の濃さ、音。変型観音開き紙ジャケット。歌詞内袋付き。*完全初回限定盤!
IT-1260J I DIK DIK / Storie E Confessioni CD \2730
 初回限定盤、特殊フォールド・アウト紙ジャケット仕様。初CD化。収録曲のうち半分はエルトン・ジョンなどの伊語カヴァーでリリースされた73年作。ただ、そう言った予備知識は忘れて聴いたほうがいい。ハモンド、ソリーナ、ピアノらで作り上げたシンフォニックな演奏をバックに、アモーレ・ミオとイタリアの哀愁を切々と歌う名曲の2曲目で、もうバラ色だ。ナターレ・マッサーラの生オケも効き、全体に愛が香る統一感でまとめ聴かせる。マウリツィオ・ファブリツィオによるラストも、とてもイタリアしている。JVC K2 24Bitリマスタリング。解説書・歌詞・対訳付き。国内盤
IT-1145J DONELLA DEL MONACO / Schonberg Kabarett CD \2940
 初CD化であることだけでなく、初再発であることを強調したい。かつての再発LP盤、以前のCD、現行CDは全て別物である。89年に再発されたLPは、実際には、「シェーンベルク・キャバレー・2」であり、この時点での(89年)の新録と、レイナルド・アーンを歌ったその時点での新作に差し替えられていたので、今回が世界初の本当の再発となる79年作。本作の原盤は、日本に数枚しか無いとも言われる、激レアの頂点。まさに幻の秘宝である。コレクター垂涎の、オリジナル・ヴァージョンでの念願の必携アイテム。薄暗なトーンで、ピアノをバックに朗々と歌い魅了する。紙ジャケット仕様。内袋付き。歌詞・対訳付き。国内盤
IT-0548 DONELLA DEL MONACO / Schonberg Kabarett(2) CD \2200
 同じジャケットとタイトルなのでややこしいが、こちらは89年に新録されたニュー・ヴァージョン。半分はクランプスから79年にリリースされたシェーンベルク・キャバレーの再録、半分はレイナルド・アーンを歌ったこの時点での新作で、89年に「シェーンベルク・キャバレー」としてLPリリースされたものと同じ内容。79年のウルトラ・レア・オリジナル作と比べると年代的な質感の差以外は見事に継承されており、たそがれ夢香る、彼女の究極のクラシカル・ロマンの美学に満たされている。オリジナル作から1曲ボーナス入り。ファンならぜひ聴き比べたい。
IT-0102 DONELLA DEL MONACO / Berio Folk Songs CD \2200
 非常に彼女らしい作風の98年作。フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ハープ、ピアノ、パーカッションによるシリアスなバックは、クラシック、ジャズ、アヴァンギャルドをミックスしたチェンバー・サウンドで、彼女のヴォーカル・スタイルに見事にマッチしたもの。神がかりな<美>と<叙情>がある。どうしても、オパス・アヴァントラのような、という表現が出てしまう。
IT-0103 DONELLA DEL MONACO / Venexia De Oro CD \2200
 ヴェネチアへ捧げられた彼女の99年作。クラシック、トラッド、自作曲、から構成されていて、バックはシンプルな管弦楽を加え、ピアノ、または、アコ・ギを中心とした室内楽風。いかにも彼女らしいクラシカルなバラード(オパス・アヴァントラのような)や、ルネッサンス&オペラ調の美しい楽曲まで、彼女の魅力にあふれた作品となっている。なお、彼女のイメージはオパスによるものが大きく、とてもファンを大切にする、温かく、いい人。
IT-0298 DONELLA DEL MONACO / Merica Merica CD \2200
 2001年作。ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、キーボード、フルート、ダンブラ、パーカッションetc.をバックにした、前作とほぼ同様のスタイルだが、クラシカルな憂いに満ちた2曲目は彼女ならではの作風だし、語りとヴォーカルが交じり合うラスト・ナンバーは特にあの朽ちていく美学というか、一瞬のふとしたはかない美が閉じ込められていて、どうしてもオパス・アヴァントラを思ふ。
IT-0416 DONELLA DEL MONACO / Fragments 1975-2002 CD \2200
 オパス・アヴァントラと録音した75年の幻の2ndシングル・ALLEMANDAも収録した彼女のアーカイヴ集。特にシングルB面のFLOWERS ON PRIDEはLPのテイクとはぜんぜん違い、息も止まる究極の差!(2nd LPはドネラのヴォーカルではないですからね)。他の曲も今まで未発表だったもの。また新録もオパス調でめちゃ良い。最大の必聴作が遂に陽の目を見た。
IT-0698 DONELLA DEL MONACO、PAOLO TRONCON&OPUS AVANTRA ENSEMBLE / Venetia Et Anima CD \2500
 新生オパス・アヴァントラを率いてリリースされた、彼女の04年作。あの奇怪なコンセプトを作り出すジョルジョ・ビゾットと、ヴァイオリン、チェロ、フルート、ハープ、チェンバロ、スモール・パイプオルガン、打楽器など10人の演奏家から成る編成で、古典&近代クラシック、ジャズ、トラッド、オペラなど、彼ららしい音楽性が中世のテキストを交え、アカデミックな形で提示されている。それは、彼女の近年のソロと違い、かつての、オパス・アヴァントラを意識したダイナミックでプログレッシヴなもの。非常に暗い住処。そして、リスナーを虜にする潜む魔性。彼らの住むヴェネチアの運河のように入り組んだ迷路と夢の時代の栄華。ドネラの歌声に様々な幻想が映し出されていく傑作。美しいデジパック仕様。
IT-0962 DONELLA DEL MONACO / Shakespeare Ballet CD \2500
 05年新作。シェイクスピア・バレエの為の作品。彼女のヴォーカル・パートの素晴らしさはもちろん光るものの、ここでは彼女はあくまでも作曲家、または音楽コンダクターとして君臨しており、研ぎ澄まされた別の才能を見せ付けている。視覚的なサウンド要素と、管弦楽、ピアノ、パーカッションによるクラシカル美が悲しくも優美に存在し、神聖な混声合唱団も加わっている。結果、彼女のソロと言うよりは、彼女の歌と古典と前衛を交えた、まさにオパス・アヴァントラの手法とその印象を受ける。ファン必聴! 3面開きデジパック。
IT-1215 DONELLA DEL MONACO / Canzoni Da Battello Del Settecento Veneziano CD \2700
 77年にリリースされた彼女の未CD化1stアルバムのリメイク的な色合いの08年作。ギター、フルート、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロといった室内楽をバックにクラシカルに聴かせる。その優雅さは絶品。18世紀に書かれたという曲を中心に、歌声を七色に変化させながら、リスナーをヴェネチアの中世へ導いていく。ドゥカーレ宮殿の柱廊を彷徨うかのよう。クラシカルでバロック・テイストのあるイタリア然としたアンサンブルも素晴らしいが、やはり彼女のヴォーカルはここまで来ると、もう芸術品。デジパック。
IT-1195 DUELLO MADRE / Same CD \2700
 08年リマスター・見開き紙ジャケットにて出直し。73年リリースのジャズ・ロック作。IL VOLOのベーシスト、BOB CALLERO在籍作として知られ、ギターはNUOVA IDEAを経て彼と共にOSAGE TRIBEにも在籍。また、CIRCUS 2000からやって来たドラマーは後にNOVAへ参加。フルート、サックスらの管楽器を加えたサウンドで、1曲目のヴォーカル・ナンバーにはカンタベリーとイタリアをミックスしたテイストがあり、2曲目も地中海というよりは英国を連想させ、PICCHO DAL POZZOらと同類のしたたかな匂いを感じる。プロデュースはGIAN PIERO REVERBERIでキーボードも少し弾いている。
IT-0578 EMILIO LOCURCIO / L'eliogabalo - Operetta Iperrealista CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! PIERROT LUNAIREやTERESA DE SIOが参加していることで知られる77年のコンセプト・アルバム。ロック・オペラとなっており、メロトロンも導入。当時のイタリアならではの想像性に富む内容。IT系列のレーベルからPIERROT LUNAIREのGUDRUNと同じ年にリリースされた。プログレッシヴな嗜好あふれるシンガーの作品。見開き紙ジャケット仕様。クレジットの入った内袋付き。*完全初回限定盤!
IT-0108 ENEIDE / Uomini Umili Popoli Liberi CD \2500
 トリデント・レーベルの未発3番として、72年に録音されていたアルバム。90年代に入ってジェノヴァに住むのマニアの手でLP再発(初回は見開きジャケで、あっと言う間に完売し、1年たらずで、5ケタのプレミアが付いた)され話題になった。ハモンド、ムーグ、ツバ飛しフルートをフィーチャーし、PANNA FREDDAクラスの作品として評価を得た。発堀物ではトップクラス。まさにあの黄金期72年の音。
IT-1125J EQUIPE 84 / ID CD \2310
 <BMGイタリアン・ロック完全復刻紙ジャケット・コレクション・シリーズ第2期 第1回> JVC K2 24BIT MASTERING。初回生産限定盤。クラシカルでイタリア特有の翳りが覆い、70年というイタリアン・ロック黎明期に制作されたにもかかわらず、ハモンド、メロトロン、ハープシコードらをふんだんに使用したプログレッシヴな名作。哀愁に満ちたヴォーカルも聴き手の心を震わせる。歌物的なグループだと思われがちだが、ラヴロック系とは一線を画するアルバム作りをしていた。FORMULA 3あたりのイメージに近いか。イタリア・ファンなら、ぜひ聴いてほしいグループ。見開き紙ジャケット仕様。歌詞・対訳付き。国内盤
IT-0738 EQUIPE 84 / Dr.Jekyll E Mr.Hyde CD \1680
 73年リリース。このグループが最もラヴ・ロックへ接近した1枚。例えば2曲目。優美な甘さが広がり、とろけるようなイタリアの愛に包まれる。旧A面は全体にそんな感じだ。旧B面に入ると様相はプログレッシヴなものとへと変っていく。インスト・パートの比重が増し、当時のグループが皆そうであったように、おおよそヴォーカルをメインしたバンドとは思えないプログレッシヴな音作り。シンフォニック性はもちろん、ジャズ・ロック・テイストまで見せ、隅々までイタリアを感じさせる。リマスター。
IT-1323 EQUIPE 84 / Sacrifico CD \2600
 初CD化。シンフォニック・プログレとして彼らの作品を評価すると本作が最高作だろう。74年リリースの7作目で、とにかくストリングス系などキーボードが目立つ。GIANNI D'ERRICOやNUOVA IDEAのメンバーを助っ人として要所に配し、リズム・セクションやギターなどテクニカルな小技を効かせたサウンドは他のラヴ・ロック・バンドとは一線を画するもので、そのキレは一級品だ。そしてそこへ極上の甘いヴォーカルが歌い上げる。サビと共にパッションがあふれ出し走り出す後半はイタリアン・ロックのハイライトだ。必聴! リマスター&見開き紙ジャケット(カラーインサートも復刻)09年盤。700枚限定プレス。
IT-1482 ERIS PLUVIA / Third Eye Light CD \2600
 91年に名作シンフォをリリースした、あのERIS PLUVIAが再編され2010年作をリリース。鍵となっていた管楽器奏者のEDMONDO ROMANOは抜けてしまっているが、フルートをフィーチャーし、初期ハケットあたりも思わせるこの絵に描いたような叙情派シンフォはまさにERIS PLUVIAのサウンドだ。優しく英語で歌われ、オリジナル・キーボーディストが醸し出す愁いを秘めたファンタジックな背景を泳ぐかのように甘美なギターが悠々とソロを取っていく。オーケストラをなぞったストリングスの鳴りはイタリア然とし、アコギの良さもたたえ、2曲ながら女性ヴォーカルも入る。郷愁の陽が夢に射し込むラストまで心のこもった力作。見開き紙ジャケット。
IT-0112 ETNA / Same CD \2500
 75年リリース。FLEAの改名バンドだがハード・ロック色はまったく無く、イタリア特有のゴリゴリとしたテクニカルなジャズ・ロックをプログレッシヴに展開する。アコースティックな感覚の曲では地中海色も見せる。MARANGOLO兄弟はこの後GOBLINへ。イタリアならではのコントラストがまぶしい一級作品。ジャズ・ロックで何かおすすめはありませんか、とたずねられたら、いつも本作をすすめています。
IT-1483 FABRIZIO DE ANDRE / La Buona Novella CD \2500
 PFMが取り上げたアンドレの70年リリース・オリジナル作。デジタル・リマスター09年デジパック盤。オープニングとエンディングに混声合唱団をフィーチャーし、この年代のカンタウトーレのアルバムとしては驚きの仕掛けがしてある。バックは、正確に言うとPFMと改名する前のKRELだ。アコギをバックにボソボソと語りかけるように歌う彼の暗いヴォーカルを、ジャンピエロ・レヴェルベリによるオケと彼らのシンプルながらも技量とセンスが光る演奏で支えている。今聴いても完成度が高い。未聴の方はぜひPFM作と聴き比べてみて下さい。合唱の荘厳さは、そのままL'ISOLA DI NIENTEへ持ち込まれている。
IT-0345 FABRIZIO DE ANDRE + PFM / In Concerto Vol.1 CD \2000
 BMGイタリアーナ・24BIT DIGITAL REMASTER AND DIGIPACK LIMITED EDITION! 79年にリリースされたPFMとの共演ライヴ。音楽活動から離れ、人を避けるべく島にこもっていたANDREを、PFM自ら訪問し、僕たちがバックをやるからもう一度やらないかと、彼の目の前で曲を弾いて見せたという。PFMのドラマチックな演奏がリスナーの心を突き抜けるAMICO FRAGILEの感動は言葉に表せない。
IT-0293 FABRIZIO DE ANDRE + PFM / In Concerto Vol.2 CD \2000
 BMGイタリアーナ・24BIT DIGITAL REMASTER AND DIGIPACK LIMITED EDITION! 遅れてリリースされたVOL.2。この時期のPFMはROBERTO COLOMBOを加えたツイン・キーボード編成だった。故ANDREとの絶妙な呼吸がなんとも言えない。ピーンと糸が張りつめたような緊張感と、仲間内というリラックス感のバランスはまさに阿吽の呼吸。
IT-0542 FABRIZIO DE ANDRE / Creuza De Ma CD \3000
 MAURO PAGANIとの共作と言っても差し支えない84年リリースの傑作。24ビット・デジタル・リマスターにて出直し。PAGANIは作曲、アレンジ、そして、ヴァイオリン、フルート、サズ、ブズーキらと、彼が吸収した地中海音楽のすべてを、光と香りを添えてこの作品に注ぎ込んだ。FRANCO MUSSIDAも参加し、この時期のPFMでは見られなかった真価を発揮。ANDREのひなびた声でせつせつと歌われていく中、鮮やかなコントラストが映し出され、聴く毎にその迷路のような道筋で新たな感動を覚える。
IT-1244 FESTA MOBILE / Diario Di Viaggio Della Festa Mobile CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。この年代のイタリアン・ロックにはびびるほどピアノが上手いバンドが幾つかあった。スタジオ・ミュージシャンのシークレット・リリースとも言われる73年の本作もまさにそうで、その正確さと痛快さはもう快感。でも、ただテクニックのみの作品ではなく、鋭いハープシコード、シンフォニックなストリングス・シンセ、感情的なギター、そして、何よりもメロディアスなヴォーカルと、作曲のセンスも素晴らしい。数人は後にバリチェントロを結成。
IT-1484 FINISTERRE / In Ogni Luogo CD \2600
 99年作が4曲のボーナス入り&リマスターにて見開き紙ジャケット2010年盤で出直し。言わずと知れたFABIO ZUFFANTIのシンフォニック・ロック・バンドのひとつで、ライヴを挟み通算4作目。今聴いても、きちんと作ってあるというか、押さえるポイントが決まっていて、さらにこの時点での先端にあった音色を取り込んでいるあたりは流石だと思う。イコライジングされたギターやその後を見据えたかのようなアンビエントまで実に多彩。曲調もジェネシスだったり、イエスだったり、ジャズ・ロックだったり、宮廷音楽だったり、油断しているとダリル・ウェイ風のヴァイオリンが切り込んで来たり、これまた多彩。いや多才。ロベルト・コロンボのプロデュース。ボーナスは98年の未発物で、トータル約20分入っており価値がある。
IT-0823 FINISTERRE / La Meccanica Naturale CD \2600
 PFMのフランツ・ディ・チョッチョのプロデュースでリリースされた04年新作。純FINISTERRE名義でのスタジオ新作としては99年作以来の4年振り。まず音と構成全体に空間のわびさびというか陰影が生み出す奥行きというか数寄屋造りのような凛々しさがあり、それらの美しい詩情と、時折見せる節度を持ったヘヴィな展開が与える刺激とのバランスがお見事。ここ数年で聴いた最も叙情的なイタリアン・シンフォの傑作だ。生メロトロンに優美なギターが控え目に寄り添うシーンなど出来すぎ。ほんとうに聴き込めるし、感覚、感情が同化していく。見開き紙ジャケット、ブックレット付き。チョッチョさんも1曲ドラム叩いていますが、全体の良さにかすんでいます。
IT-0864 FLEA / Topi O Uomini CD \2600
 しばらく廃盤だったイタリアン・ハードの名作のひとつ。イタリア盤見開き紙ジャケット&リマスターで出直した。72年リリース。ETNAの前身バンドだが、こちらはイタリア屈指のリズム・セクションをフィーチャーした、痛快極まりないハード・プログレとなっている。重量感のある変拍子をビシバシと決め、伊語の歌メロのメロディーも良く、迫力の内容でズンズン迫る。イタリア色強し。ベースはL'UOVO DI COLOMBOへ、ドラマーはETNAを経てGOBLINへ。
IT-1351 FOLK STUDIO A / Same CD \2600
 限定500枚プレス。紙ジャケット仕様。85年に自主制作でレコードでリリースされた激レア・アウンダーグラウンド・フォークの傑作1stが初CD化された。イタリアらしいクラシカル色を、英国トラッドやアイリッシュ・トラッドに溶け込ませ、他にはない独特の美旋律を奏でる。女性ヴォーカルは、ジャッキー・マクシーをイメージさせるような美しい声の持ち主で、70年代英国フォーク調で歌い心に響く。サリー・ガーデンズや、ジョルディなど有名曲も、彼らにかかるとヨーロッパ調の室内管弦楽風のクラシカル・シンフォ・アレンジで優美に生まれ変わり、また、かつてペンタングルも取り上げたTHE CUCKOOや、ジェスロ・タルのCHRISTMAS SONGなどを経て、ラストのブルターニュ・トラッドでは、バグパイプを大胆に導入し、アルバム・ラストを飾るにふさわしく潮騒の香りとともにドラマチックに幕を閉じる。KISSING SPELL系ファン必聴作! 英語。ボーナス・トラック1曲追加収録。
IT-0458 FORMULA 3 / Dies Irae CD \1680
 バッティスティのバックをPFMのメンバーらとやっていた彼ら。バッティスティが若手ミュージシャンのために設立したレーベル・NUMERO UNOから70年にリリースされた1st。ヘヴィなオルガン・ワークとギター、リズム・セクション、そして合唱をドラマチックに導入したタイトル曲の<怒りの日>はイタリアン・ヘヴィ・ロックの屈指の名曲のひとつ。荒削りだが、それ以上にカッコ良い。
IT-0463 FORMULA 3 / Same (2nd) CD \1680
 71年リリースの2nd。全曲モゴールとバッティスティの手によるもの。ラディウスのヘヴィなギターと、ロレンツィのプログレッシヴでワイルドなハモンド、チコのメロディアスなヴォーカルとパワフルなドラムが一体となって、当時のイタリアの空気を発散させながら終始ホットに演奏される。特にハモンド好きの人には、たまらない内容でしょう。
IT-0963J FORMULA 3 / Sognando E Risognando CD \2100
 限定再プレス! BMGイタリアン・ロック紙ジャケット・シリーズ。JVC K2 24BIT MASTERING。イタリアン・プログレッシヴの必聴名作の1枚。72年リリースの3rd。刻々と表情を変える夕刻の風景、そして闇に包まれていく瞬間。そんな、オープニングから一転し、感傷的なヴォーカル・パートへ。ヘヴィでかつ泣きのギター、ワイルドなハモンド、プログレ然としたムーグ、シンフォニックな叙情をたたえるストリングス・キーボードetc. 最も日本人好みのメロディアスでドラマチックな展開を終始見せる傑作。見開き紙ジャケット仕様。初回限定盤。72年3rd。国内盤
IT-1348J FORMULA 3 / La Grande Casa CD \2100
 限定再プレス! BMGイタリアン・ロック紙ジャケット・シリーズ。JVC K2 24BIT MASTERING。ラディウス作曲による1曲目(中間部は涙なしでは聴けない)はそのままIL VOLOのサウンドへ結びつくと思うし、3人の共作による3曲目は感動な出で立ちのシンフォニック性を見せつける。また、旧B面はすべて、モゴール/ロレンツィ作詞・曲によるもので、バッティスティの影からは脱したものの、逆にバッティスティに近づいたような作風。ピュアーな歌心と沸き立つような叙情美だけを抽出した彼らのラスト作4th。イタリア珠玉の詩情と狂おしいほどの美! 73年リリース。
IT-1219 FRANCO BATTIATO / Fisiognomica CD \2600
 08年デジタル・リマスター盤。イタリアン・ポップス史を変えたとまで言われる彼の88年リリースの大傑作。当時は聴き慣れないデジタル・サウンドも今聴くと、より生オケ、ピアノ、合唱団に溶け合っている。これってワインの熟成のようだ。それが音楽で起っている。優雅なルネッサンス色を持ち、憧憬が映し出され、イタリアの華やかな至高の時間が流れる。マスター・テープのフォトやオリジナル・レコードのラベル&内袋も掲載。スーパー・ジュエル・ケース仕様。
IT-1009 GARYBALDI / Nuda CD \2600
 72年リリースの彼らの1st。エクスペリエンスをイタリアン・ハードにしたような1曲目に印象付けられるが、ギターのみの2曲目を挟み、3曲目はブルースというよりも、ムーグ・ソロを絡めたとってもイタリアな歌物だし、ハード・ナンバーへ戻る4曲目もクラシカルなフレーズの挿入など、当時の色が出る。リリカルなピアノと哀愁のギター&ヴォーカルで聴かせる5曲目は本作一番の場所。途中のリズムよれよれのハモンド・ソロも味。6曲目も突如ソリーナが現れ、パタパタとしたスイング・ドラムにも年代の特徴が出る。オリジナルLPを再現した3面開きコーティング紙ジャケット伊盤。
IT-1430J I GIGANTI / Terra In Bocca CD \3500
 09年リマスター・SHM-CD。見開き紙ジャケット仕様。ポスター、リーフレットもCDサイズで封入。71年にマフィアをテーマにリリースされたコンセプト作で、作曲はヴィンチェ・テンペラ、助っ人ミュージシャンとしてラッテミのギタリストやアレアのベーシストなど有能な人材が投入されたスリリングで重厚な豪傑作。マスターは当時RIFIからレコード化されたほうのオリジナル・ヴァージョンを採用。イタリアではオンエア出来ない、と言われるリアルな歌詞の対訳と、歌詞・解説付。国内盤
IT-1314 GOBLIN / Roller CD \2500
 3面開きデジパック&リマスター08年盤。プロフォンド・ロッソとサスペリアの間、76年にリリースされた2作目。メンバー・チェンジがあり、フレア、エトナを経た凄腕ドラマー、AGOSTINO MARANGOLOを迎え、また、キーボーディストをもう一人加え、ツイン・キーボード編成で制作された。繰り出されるスリリングなサウンドは、クリアーでかつダイナミックなジャズ・ロックとなり、シモネッティが考案する独特のシンセ・フレーズを骨子に発展していく。彼らのオリジナル・アルバムとして、ぜひ聴いておきたい1枚。
IT-1315 GOBLIN / Il Fantastico Viaggio Del Bagarozzo Mark CD \2500
 3面開きデジパック&リマスター08年盤。彼らの作品の中で最もシンフォニックな1枚。78年リリースの4作目。サウンド・トラックから離れ、彼らの中で唯一ヴォーカルをフィーチャーしたオリジナル・アルバムで、イタリアン・シンフォとしてのドラマチックな内容を鋭角的なイメージを発散させながらテクニカルな演奏で聴かせる。メロディアスさがきらきらと光り、ジャズ・ロック的なイメージやサスペリアの印象を覆すはず。ジャケでパスしていた方も多いのでは。芸風の達者さではある意味ニュー・トロルスに匹敵。
IT-1300 GRUPPO 2001 / L'alba Di Domani CD \2600
 72年にナポリのマイナー・レーベルからリリースされたサルディニアのグループ。彼ら唯一のアルバムで、1曲目はロカンダを思わせる畳み掛けと甘いヴォーカルが交差するイタリアン・シンフォのハイライトのひとつ。その後も、たおやかな歌心をメインにメロトロンが遠鳴りするなどファンタジックな叙情性とプログレッシヴなアレンジを交え、淡い陽射しを感じるノスタルジックさに包まれていく。クラシカルさには宗教色も秘め、本土のバンドとはどこか違うエキゾチックさも魅力。500枚限定見開き紙ジャケット。
IT-1086 GRUPPO D'ALTERNATIVA / Ipotesi CD \2600
 72年という黄金期にリリースされた1枚。フルート、バスーンの管楽器に、ハモンド、ギター、ヴォーカルがイタリアの情緒を描き、クラシカルな面も見せるが、統制されストイックでテクニカルな意思の固さを持っており、情熱にまかせて展開していく他のイタリアン・ロックとは一線を画す。後のカンタベリーを思わせるような熱くならないジャズ・ロック思想もあり、でもそれが、たまんなくイタリアなのが本作。プログレッシヴな完成度はかなり高い。美意識を失わない当時の異色作。見開き紙ジャケット。
IT-1028 GRUPPO FOLK INTERNAZIONALE / 75-79 2CD \3500
 伊ワーナーからの、シンジラレナ〜イ!リマスター再発。地中海、バルカン、ギリシャ、東欧、中世音楽、クレズマーらをコンテンポラリーに転換するテクニカルなプログレッシヴ・トラッド・バンドの4in2CD。FESTA POPOLARE(76年)、DALOY POLITZEI (77年)、IL NONNO DI JONNI (79年)、LE MILLE E UNA NOTTE (79年ミニ・アルバム) の4作。美声の女性ヴォーカルが哀愁に映え、ルーツを模索する初期、グリフォンとゼロが合体したような、異様なシリアス色を浮き立たせる後期、共にユーロ・トラッド・ロック史上に残る偉業と断言。エキゾチックさ、クラシカルさ、イタリアならではの美と夢見が渾然一体。フェリーニの映像とマッチしそうな幻想感も特筆。
IT-1485 HOSTSONATEN / Mirrorgames CD \2600
 98年作が組曲ボーナス入り&リマスター、ジャケット・アートワークも新たに見開き紙ジャケット2010年盤で出直した。言わずと知れたFABIO ZUFFANTIのシンフォニック・ロック・バンドのひとつ。これが2作目。同年にリリースされた彼の別バンド、FINISTERREのIN OGNI LUOGOにさらにメンバーを加えた編成で、メロトロン、ハモンド、ムーグ、パイプ・オルガン、アコギ、女性コーラスとアイテムをそろえマニアックさにこだわった展開を見せる。その後の四季シリーズにつながる叙情派だが、彼はこの時点でまだもうひとつのバンド、LA MASCHERA DI CERAを始めていなく、ヘヴィな部分も持っている。THE GARDENと題された10分近いボーナスは本作でも鍵となっている元ERIS PLUVIAの管楽器奏者、EDMONDO ROMANOとの93年録音作で、FABIO ZUFFANTIが手に入れた最大のキーマンだ。
IT-1196 HOSTSONATEN / Winterthrough CD \2600
 四季シリーズの冬。純スタジオ作としては01年の名作、SPRINGSONG以来の6年振りとなる08年作。しんしんと雪が降るロマンチックさを感じさせる内容で、ギター、ピアノ、オルガン、シンセ、メロトロン、管楽器らが織り成すピュアーラヴなサウンドに包まれる。全編インストで切れ目なく曲がつながって行き、クリーミィーなほどメロウだが、流行のメランコリックな音響派にはならず、幻想に思いがあふれ、これぞシンフォニック・ロックと叫びたい、けっして弾き倒しからは生まれない高貴さとドラマチックさがある。6曲目で涙しない人は居ないと思う。見開き紙ジャケット。
IT-1352 HOSTSONATEN / Springsong (remake 2009 version) CD \2600
 01年にリリースされた叙情派シンフォの名作、スプリングソングの09年リメイク版。オリジナル・トラックをベースにアレンジが加筆され、サンプラーだったものを生メロトロンへ差し替え、ベース・パートを録り直し、パーカッションら細部への追加録音、そして未発の関連作から13分の組曲のボーナス収録、作品のイメージを沸き立たせる新たなジャケット・ワークなど、もう新作と言ってもいい内容となった。リコーダー、フルート、ヴァイオリンらの詩的要素もさらに際立ち、初期アンソニー・フィリップスにも似た、ロマンが香る傑作度が確実に増した。見開き紙ジャケット。
IT-1404 HOSTSONATEN / Autumnsymphony CD \2600
 09年作。四季シリーズの秋。その季節感というか、夏が過ぎた寂しさと、落ち葉が舞う哀愁が見事に描かれていると思う。ジェネシスチックでギターが泣きまくる2曲目、ヴァイオリン、フルート、ピアノがリリカルな温かみを届けてくれる3曲目、突如来る木枯らしのようなフリー・パート、まさに秋空の夕暮れを映し出す美しいオーケストレーション、どこまでも感動的だ。6曲目でのトランペットからバグパイプへメロが受け継がれる瞬間のリアルな郷愁。ジャズ風味を持ち、メロトロンが冬の足音のように忍び寄るぞくぞく感。女性スキャットが入るラスト2曲はもうすっかり晩秋といった感じで、悲しみが止まらない。必聴傑作! 見開き紙ジャケット。
IT-0580 HUNKA MUNKA / Dedicato A Giovanna G. CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! 本名ROBERTO CARLOTTO。メロトロン、ハモンド、さらにオーケストラを加え、シンフォニック&ドラマチックに盛り上がるプログレッシヴな歌物の名作。イタリア黄金期72年のリリース。哀愁に満ちあふれたメロディーとヴォーカルはまったく日本人好みのもの。メロトロンとハモンドとオーケストラの3重重ねのなんと劇的なこと。あの4曲目がなんの歪もなく聴けます。リマスターに感動。BMG ITALIANAに感謝! 変型ジャケット!! 歌詞内袋付き。完璧か。*完全初回限定盤!
IT-0800 IBIS / Sun Supreme CD \2600
 結局、歴史は繰り返されているが、本バンドも法的な制約上イビスと名乗っているだけで、ニュー・トロルスに違いなかった。UTでヴィットリオと本メンバーが分裂し連名作をリリース後、さらにオリジナリティーを求め74年に制作されたのが本作。元アトミック・ルースターのドラマー、RIC PARNELLを迎え、アルバム両面とも組曲形式で力のこもった展開を見せ、細やかなシンフォ・アレンジが全体に施されている。NICO DI PALOのギターやヴォーカルの個性が生かされ、MAURIZIO SALVIのキーボードもかなりテクニカルに構成されている。イタリア盤見開き紙ジャケット
IT-1087 JACULA / Tardo Pede In Magiam Versus (35TH ANNIVERSARY EDITION) CD \2980
 - ヤクラ - この響きは別格だ。コレクターにとってはPFMよりもBANCOよりも夢に現れた幻だった。ずっと噂されていた35周年記念スペシャル盤。デジタル・リマスター、3面開きデジパック、ボーナス・トラック、ヴィデオ・トラック入りというイタリア・ファン必携の仕様。パイプ・オルガンと女性ヴォーカルを中心に生み出される、ヨーロッパのキリスト教土が生んだ72年の傑作。かつて、伝説の中で眠り続けた孤高のアルバムだ。邪悪な異教、オカルティックなイタリアの闇に包まれる。BARTOCCETTIは前身のINVISIBLE FORCEや、後のANTONIUS REXも含めて同じ曲を繰り返し収録しており、ドラキュラ伯爵のようにこの年代をさ迷っているが、本作の圧倒度を超えるテイクはない。グレゴリアン・チャントが荘厳に覆うボーナス&ヴィデオは73年の未発曲。ただし、本当の年代かどうかはまたしても不明。
IT-0893J JET / Fede、Speranza、Carita CD \2620
 BMGイタリアン・ロック完全復刻紙ジャケット・コレクション・シリーズIII。JVC K2 24bit Mastering。初回生産限定盤。内ジャケットに貼られているグラスが表ジャケットに抜き合わせになった見開き特殊紙ジャケット。これも今回のシリーズの目玉。本作もまた72年というイタリアン・ロック黄金期にリリースされた情熱の美学がほとばしる傑作。ハード・プログレ、ハード・シンフォニックという言葉をほしいままにできるそんなイタリア然としたドラマチックでメロディアスなサウンドが展開される。解説書・歌詞・対訳付き。国内盤
IT-0861 JUMBO / DNA CD \2600
 72年リリースの2nd。シンフォニック性が爆発している3rdとは違って、こちらはJETHRO TULLがピザ釜で焼きあがったようなアツアツのヘヴィ・シンフォの傑作。英国で生まれた知能的なハード・プログレッシヴの論法を、地元産のオリーブ・オイルやトマトで味付け。影を落とす邪悪な闇と、強烈なアイデンティティーに圧倒。クセの強さだと、パレポリ・クラス。イタリア盤見開き紙ジャケット。
IT-0143 JUMBO / Vietato Ai Minori Di 18 Anni? CD \2600
 73年リリースの名作。とにかく、1曲目から2曲目あたりのインパクトがもの凄い。とてつもない音数がまとまって、ドーッと走り出すような。シンフォニックな壁というよりは、塊。そして、展開の鮮やかさ。ピアノとヴァイオリンのクラシカル美にうっとりとしていると、またまた怒涛の演奏が押し寄せてきて圧迫されてしまう。これぞ、イタリアン・シンフォの醍醐味。イタリア盤見開き紙ジャケット。
IT-1511 LAGARTIJA / Ricordi ? CD \2500
 女性ヴォーカルをフィーチャーしたカンタベリー影響下のバンドの2009年デビュー作。少々アンニュイな女性の歌声と、柔らかな管楽器の音色、優雅なピアノとひねった音色のシンセ、あまり主張しないギターらが醸し出すノスタルジックな淡さが彼らの独自のカラーだ。3曲目、4曲目あたりはスチュワート&ガスキンをイタリアっぽくした、といった感じも受ける。アルトゥーロ・スタルテリがキーボードを弾いているような7曲目は世紀末的な美しさを漂わせ、エネルギッシュなラストなどこのジャケットからはまったく想像出来ない。自主盤。
IT-1337 LATTE E MIELE / Passio Secundum Mattheum CD \2500
 72年、あの伝説のイタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェス、VILLA PAMPHILIにジェノヴァからやって来た3人の若者が演奏を始めると、誰もが耳を奪われたそうな。ドラマーはまだ16才だった。そして、同年に新約聖書のキリストの受難やバッハのレクイエムからインスパイアーされた本作をメジャーからリリース。合唱団とパイプ・オルガンをバンドの演奏と同等にフィーチャーした、クラシカル・ロックの傑作。時が深呼吸するかのような詩情があまりにも美しい。LP未収の名シングルの両面・MESE DI MAGGIO / TANTO AMOREをボーナス収録。見開き紙ジャケット。
IT-0333 LATTE E MIELE / Papillon CD \2600
 宝石のように美しいメロディーが散りばめられた73年リリースの2nd。いかにもプログレ然とした1stはたしかに傑作だが、若さのゆえ未消化なパートもあり、その点では本作のほうが完成されている。なんとも言えない人懐っこさがあり、万人を虜にするような音楽の魅力にあふれている。ラヴ・ロック系の作品を除けば、最もメロディアスな1枚と言えるだろう。見開き紙ジャケット仕様。
IT-1338 LATTE E MIELE / Papillon + English Version 2CD \2980
 宝石のように美しいメロディーが散りばめられた73年リリースの2nd。いかにもプログレ然とした1stはたしかに傑作だが、若さのゆえ未消化なパートもあり、その点では本作のほうが完成されている。なんとも言えない人懐っこさがあり、万人を虜にするような魅力にあふれている。ラヴロック系の作品を除けば、最もメロディアスな1枚と言えるだろう。そして、当時リリースされなかった同作の英語ヴァージョンをカップリング。バックは同じだが、ハモリやコーラス・パートも英語に差し替えてあるため感じが違う。オリジナルを聴き慣れた方ほど楽しめると思う。見開き紙ジャケット仕様。LP未収ボーナス、RIMANI NELLA MIA VITA(インタビュー)入り。
IT-1275 LATTE MIELE / Live Tasting CD \2800
 イタリア・ファン必聴の最新ライヴ08年盤。オリジナル・メンバーの3人に3rdのベーシストともう一人キーボーディストを加えた5人編成。組曲・受難劇でいきなりドラマチックに幕を開ける。メロトロンこそ使っていないが、女性合唱団もフィーチャーされ、しかも新たな小曲が加筆され20分少しのコンパクトな展開ながらオリジナルの感動を再現するには十分なアレンジだ。合唱団にねばっこく絡むギターなど当時の雰囲気をとどめている。続くは組曲パピヨンから3曲。クラシカルな気品と甘いヴォーカルが最高。鳥肌が立ちまくる。さらに組曲パヴァーナが続く。20分超えのアレンジでこちらも小曲が加筆されている。ダイナミックな展開から夕暮れ叙情を映し出す壮大さがシンフォニックに広がる。ラストは6分の新曲で、ニュー・トロルスを思わせる佳曲。プログチッタ有力候補です!
IT-1412 LATTE MIELE / Marco Polo (Sogni E Viaggi) CD \2800
 圧倒的な大傑作シンフォとなった09年新作。組曲として展開するコンセプト物でオーケストラ入り。パイプ・オルガンに絡むギターの音色がなんともラッテミらしいが、そんな劇的なオープニングを経て、彼らの70年代の3枚のアルバム、または名シングル群までもが思い出される素晴らしい内容で、かつアップデイトされており、クラシカルさとロックがイタリア色で融合。バロック調の優雅さ、かつて以上に畳み掛けるスリリングさなど終始圧巻だ。伊語のドラマチックなヴォーカルや甘美なコーラスにはニュー・トロルスのコンチェルト・グロッソ3も浮かぶ。アイデアの豊富さ、情景描写の巧みさが凄い。全イタリア・ファン必聴!
IT-0147 LEO NERO / Vero CD \2500
 IL BALLETTO DI BRONZOのGIANNI LEONEが77年にリリースした1stソロ。非常にイタリア然としたメロディアスなヴォーカルを中心に盛り上がるシンフォニックな前半、YSを思わせる複雑なキーボード・プログレッシヴ・サウンドを聴くことが出来る後半、ともに情熱がほとばしり、リスナーを離さない。後半部分にはイル・バレの3作目用の曲として書かれていたパーツを含んでいるとか。
IT-0665 I LEONI / La Foresta CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! 唯一の本LP(71年)とシングルを2枚リリースしたピエモンテのトリオ。VO/KEY、G/B/FLUTE、DRの編成。曲は後にプラヴォやベルテのプロデューサーとして知られる別の人物の手によるもの。イタリア然としたオルガン、美しいピアノ、淋しく響くリコーダー、たおやかな旧ラテン語のヴォーカル、一転して展開される邪悪なヘヴィ・プログレッシヴ・ナンバーなど雰囲気十分。この影と叙情の混在はイタリアならでは。イメージとしてEQUIPE 84に近いメロディアスな音。見開き紙ジャケット仕様。*完全初回限定盤!
IT-0581 LIBRA / Musica&Parole CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! 当時、BANCOのサポート・バンドであった彼らがBANCOの紹介により、RICORDIから75年にリリースした1st。後のサントラ・バンドのイメージはここにまったく無く、たおやかでイタリア然としたヴォーカル・パートと、ハモンド、ムーグ、クラヴィ、ローズ、ギター、熱いリズムらが一体となって演奏を繰り広げるメロディアスでややハード・タッチの内容。ROCKY'S FILJ と同じく初CD化で、このシリーズの隠れた目玉。原盤LPを探し出す人も多いのでは。見開き紙ジャケット仕様。*完全初回限定盤!
IT-1512 LINGALAD / La Locanda Del Vento CD \2500
 トールキンから強く影響を受けたミュージシャンによって結成されたバンドで、最初のソロ名義も入れるとこれで5枚目となる2010年作。バンド名は妖精の言葉で「木々の歌」を意味するとか。とてもイタリアらしいカンタウトーレ的な良さを持ち、フルートやアコギなど初期PFMにも通じる叙情性を発散。曲によってヴァイオリン、ブズーキ、ダルシマー、アコーディオン、華麗な女性ヴォーカルも入る。北イタリア、ベルガモ周辺のバンドで、アルプスから流れ込む中部ヨーロッパのファンタジックさが魅力。自主盤。
IT-1471 LINO CANNAVACCIUOLO / Pausilypon CD \2500
 イタリアにはまだこんな才能が隠れていたのか、と驚かされる2010年作。ワールド・ミュージック系のヴァイオリニストの新作で、スパノダキスとマルカス・ヴィアナが合体したような超絶スケール。ELENA LEDDAら女性ヴォーカルもフィーチャーし、雄大なオーケストラとダイナミックなリズムを融合させ、グレゴリアン・チャントも幽幻に加え、アコースティックになればケルト神話も垣間見せるといった、全編美旋律の洪水! 泣きのギター・ソロも入り、バック・ミュージシャンの中にはTONY LEVIN、エトナやゴブリンでも知られるドラマー、AGOSTINO MARANGOLOらもクレジットされている。3面開きデジパック。
IT-0786 LOCANDA DELLE FATE / Forse Le Lucciole Non Si Amano Piu CD \2500
 美の衝撃が走る傑作。77年リリース。もちろん、アルバム後半や、シンフォニックな波が幾度も押し寄せてくるラストも鳥肌ものだが、胸のすくようなインストの1曲目のインパクトときたら1回聴いただけで忘れられない。数多いイタリアン・シンフォの名作群の中で、MAXOPHONEと並ぶ屈指の構築美サウンドをテクニカルな演奏でシンフォニックに描き切る不朽の名作。ロマンチックに統一されたトーンはイタリアNO.1か。名シングルからボーナス1曲入り。
IT-0980 LOCANDA DELLE FATE / Live CD \2500
 長らく廃盤だったイタリアン・ロック・ファン必聴の1枚。77年のあの傑作アルバムリリース直後のスタジオ・ライヴ。メンバーも同じでアルバムの曲をメイン (1曲目を除くすべて) に、素晴らしい出来の未発表曲 (アルバムクラス!) も1曲やっている。録音、ミックスもアーカイヴとしてはクオリティーが高い。そしてなんと言っても、バンドのモチヴェーションが高く保たれており、ビシビシとした演奏がリリカルさを失わずダイレクトに伝わってくる。胸を打つ曲。そして熱演。
IT-1146 LUCIANO BASSO / Voci CD \2700
 長らく廃盤だった76年リリースの名作。1曲未発ボーナスを加えて見開き紙ジャケット&リマスターにて待望の出直し。ソロ名義だがバンドを主体とする完全なイタリアン・プログレッシヴ・ロック作で、クラシカルなピアノなどレアーレ・アカデミア・ディ・ムジカを思わせ、また、ヴァイオリン、チェロ、ハープシコード、女性コーラスも本格的に織り交ぜ、タイトなリズム・セクション、ハモンド、ギターがダイナミックさを出す。ジャケットからシンセ物、または弦オケ入りのシリアスもの、と思わないように。ボーナスは75年のスタジオ・セッション。
IT-1232 LUCIANO BASSO / Cogli Il Giorno CD \2700
 初CD化。78年リリースの2nd。レコードがレアだった為、1stのVOCIより知名度は落ちるものの、本作はイタリアならではの作り込まれたクラシカル・プログレの必聴作。美しくパッションに満ちたピアノ、絡み付くギター、ヴァイオリン、チェロ、ファゴット、フルート、隙間を埋めるストリングス・シンセなど、リズム・セクションは入らないものの、見事なまでにイタリアン・ロックの美景を映し出している。オパス・アヴァントラ張りのオペラチックな女性ヴォーカルも妖しく印象的。リマスター&見開き紙ジャケット。ライヴの1曲ボーナス入り。
IT-0631 LUCIO BATTISTI / Amore E Non Amore CD \2000
 BMGイタリアーナ・24BIT DIGITAL REMASTER&DIGIPACK LIMITED EDITION。結成前夜のPFMの4人(パガーニが直後に加入)と、ラディウス、バルダン・ベンボらがバックに起用された、これぞ、まさにイタリアン・プログレの夜明けを告げる歴史的な1枚。この瞬間のスタジオの空気までもがデジタル・リマスターにて伝わって来る。ヴォーカル・ナンバーとインスト・ナンバーが半々、つまり、BATTISTIはアルバムの半分を若手の優秀なミュージシャン達にゆずり、かつ、自分自身の音楽を表現したのだ。一音一音、かみしめて聴きたい。71年作3rd。
IT-0989 LUNA / Same CD \2600
 オザンナのダニーロ・ルスティーチが結成したバンド。アルバムとしては唯一の81年作。シングルは、77年、78年、80年と3枚あり、オザンナの5枚目のサッドダンスと活動時期が重なっており、当時言われていたドラッグによる廃人説は大げさな記事だったのかもしれない。しかし、そんな風説が本作リリースを美化したのも事実だ。基本はイタリアン・ポップスだが、妖しいジャケットに包まれて、月の光に濡れたような美しいメロディーは恍惚とし、ギター・シンセを導入したストラヴィンスキーの火の鳥など、プログレ・ファンにも話題を提供した。見開き紙ジャケット。(オリジナルLPは開きません)
IT-1056 MADRUGADA / Same CD \2600
 74年リリースの1st。ヴォーカルとハーモニーを聴かせるややラヴロック風でもあるが、実はこのバンド、キーボード・トリオであって、その作風はE.L.&P.と対極する。ピアノ、エレピ、オルガン、ソリーナが瑞々しくバックを務め、タイトなリズム・セクションが引き締める。あまり感情を表に出さない清楚さがポイントで、若く淡い詩情にあふれ、この質感と作品全体から浮かび上がる印象は他のイタリアのグループとは一線を画しており、イタリアン・ロックを聴き込まれた方ほど本作のオリジナリティーが見えると思う。軽いジャズ・ロック・ノリや、後半ではイル・ヴォーロを思わせるシンフォニックな大曲もあり、イタリアにしてベタつかない希有の名作。当時のライヴ2曲、初期デモ、06年新録のボーナス4曲入り。見開き紙ジャケット。
IT-1057 MADRUGADA / Incastro CD \2600
 77年リリースの2nd。ヴァイオリンにルチオ・ファブリを迎えるなど、ゲストの力もありプロダクションがアップした。特に大曲の1曲目はイタリアならではの美的センスに満ちたジャズ・ロック寄りのシンフォで、音色も含めてイル・ヴォーロを思わせる。地中海も見え、彼方へ飛翔するエフェクティヴなギター、ヴァイオリン、フルート、そして歌心あふれるヴォーカルなど、1stにあった希有の淡い詩情は青春を通り抜け大人になった。後半ではカンタベリー風のテクニカルなサウンドをメロウに聴かせる。しかし、これがまたイタリア的! 3年を経た2作、両作ともそれぞれ違った良さがあり、甲乙付け難いと思う。当時のライヴから3曲ボーナス入り。見開き紙ジャケット。
IT-1503 MAGNETIC SOUND MACHINE / Chances&Accidents CD \2500
 清涼感の中を疾走するジャズ・ロック・バンドの2nd。2010年作。彼らはヴェネチア近くのバンドだが、トリノ周辺のアルティ一派を思わせるロック・スピリッツを持ったテクニカルさが売りで、浮遊感を醸し出す美しいエレピ、海の香りを運ぶサックス、攻撃的なギター、タイトなドラムスらのバランスの取れたチームワークで聴かせる。イタリアのバンドだと最初はアゴーラあたりに近いのかと思うが、ベースのエッジが立ち締まったパワーで押す中盤はエトナのようなプログレッシヴな感覚を秘めている。
IT-0710 MALAAVIA / Danze D'Incenso CD \2500
 超マイナー・レーベルから、女性美ヴォーカルをフィーチャーし、70年代のイタリアン・プログレの手法と、今日のシンフォニック・ロックをミックスしたバンドがリリースされた。3つの凝った組曲から成り、フルート、ヴァイオリンなど管弦セクションも加えたそのサウンドは、ロカンダのようなリリカルなクラシカルさをたたえ、限りなく美しく叙情的でファンタスティック。また、ナポリ出身ということもあり、オザンナが秘めていた密教的なミステリアスさも女性的に妖しく発散させる。LINO VAIRETTI (OSANNA)、MICHELE MUTTI(LA TORRE DELL'ALCHIMISTA)、GIOVANNI MAURIELLO (N.C.C.P.) らゲスト陣も強力。シンフォ・ファンも、女性ヴォーカル・ファンも必聴傑作! 03年作。
IT-0449 MANGALA VALLIS / The Book Of Dreams CD \2500
 2001年に突如リリースされた傑作! メロトロン、ハモンド、ムーグなどのヴィンテージ・キーボードをふんだんに用い、トランスアトランティックがジェネシス風になったような、力強いシンフォ・プログレの王道を聴かせる。曲、アレンジ、演奏、録音、それぞれトップ・クラスで、70年代風の雰囲気で統一されている。PFMを経たBERNARDO LANZETTIが一曲ゲスト参加。この年に出たLA TORRE DELL'ALCHIMSTAと並びダントツに売れた作品。
IT-0946 MANGALA VALLIS / Lycanthrope CD \2500
 イタリアならではの入魂シンフォ作となった05年作2nd。メロトロンとオルガン重ねでジェネシスかと思うオープニング。このジェネシス色はリズム・パターンなど応用編として後でも表れる。本作ではex.PFMのBERNARDO LANZETTIがヴォーカリストとして正式メンバーになり、彼がすべての英詞を書き、バンドの精神面にも強く影響しているようだ。バンドの音楽性からPFMより本バンドのほうが彼とマッチングを見せる。最近のバンドだとスポックス系の音に近いが、イタリアン・ロックを聴き込んだ方にはACQUA FRAGILEが懐かしく思い出されるだろう。メロトロンの頻度、ジェネシス度がヴィンテージの郷愁を誘う。かなり手応えのある本格派。
IT-1366D MANGALA VALLIS / Intergalactic Live Video Archives DVD(NTSC) \3200
 元PFM、ACQUA FRAGILEのヴォーカリスト、BERNARDO LANZETTIをフィーチャーし06年に行われたオランダ、イタリア、フランスでのライヴ。2枚のアルバムから選曲された全2時間以上の収録でどれも音質、画像共に良く、特に約半分を占めるオランダの映像はプロショットで見応えがある。時折りイメージ映像を織り込みながら曲のコンセプトを伝え、アコギの繊細さも失うことなく、がっちりとしたリズム・セクションもエッジの立ったテクニカルさでカッコいい。インタビューを交えながらIMPRESSIONI DI SETTEMBREも収録。ボーナスでプロモ・クリップ2曲入り。
IT-0996 LE MANI / Same CD \2600
 トリデント・レーベルの10番として当時リリースが予定されていたバンドの、76年に録音されていたテープが発掘された。CLAUDIO FUCCIをヴォーカルに据え、今では日本でも知られる映像ディレクターとなったキーボーディストのDARIO PIANAらがメンバーで、実際にBANCOのサポートなどライヴもこなし、LATTE E MIELE、PFMといった類のクラシカルなイタリアン・シンフォ・プログレを作り上げていた。全5曲トータル18分というスタジオ・アーカイヴながらフルートとサックスもフィーチャーし、ハモンドをメインにソリーナやピアノなどキーボードを正面に置いた、あの当時のヴィンテージ感あふれるサウンド。テクニックも十分。限定666枚ナンバーリング入り紙ジャケットにて!
IT-1488 MARCO LO MUSCIO / The Book Of Bilbo And Gandalf - Visions From Tolkien's World CD \2500
 ハケット・トリビュート作をリリースしていたイタリアのキーボーディストが実際にスティーヴ&ジョン・ハケット兄弟のゲスト参加を得てリリースした2010年作。トールキンをコンセプトにしたガンダルフを思わせる詩情の美しい作風で、基本はピアノをメインにアコースティックに聴かせる。1曲ずつ参加しているハケット兄弟は曲もそれぞれ提供しており、スティーヴの曲は彼のアコギ・ソロとして本年ロンドンで録音。さらにスウェーデンのPAR LINDHも1曲提供し、ギターのBJORN JOHANSSONと共に参加。メロトロンやハモンドなど彼らしい音色をシンフォニックに配した12分の曲を披露。ラストはパイプ・オルガンと女性フルート奏者によるケルト色も持った組曲。話題性十分。
IT-1458J MARIO PANSERI / Adolescenza CD \1990
 09年リマスター&見開き紙ジャケット。正直、この作品がまた国内盤で出るとは思っていなかった。73年にリリースされた故パンセーリの2作目。ピアノとオーボエが木枯らしに舞う落ち葉のような光景を描き、切々と温かなヴォーカルで歌い出される。小説を基にしたコンセプト・アルバムで、リズム・セクションなど甘くなりすぎないメリハリもあり、キーボード、フルート、ギターらがイタリア然としたシンフォニック色を醸し出す。遠い日を見つめる優しい歌心は絶品。歌詞・対訳付。国内盤
IT-0478 LA MASCHERA DI CERA / Same CD \2500
 メロトロンを伴い、まるでムゼオ・ローゼンバッハをパクッたようなオープニングで仰け反ってしまう彼らの02年デビュー作。FABIO ZUFFANTIがヘヴィ・シンフォ・バンドとして立ち上げたグループだ。本作ではイタリアの巨匠バンドをリスペクトし過ぎた勢いが沸いて出ており、良くも悪くも衝撃的。ZARATHUSTRAに沿った展開?をしていき、あれっ、JET?、あれっ、PFM、と言う風に、これだけ寄せ集めれば立派。ラストはヴォーカルもキーボードも甦る世界? ただし、通してかなり聴かせます! 原曲を知らなければ星5つ。
IT-1447 LA MASCHERA DI CERA / Il Grande Labirinto CD \2500
 あまりにも強引な曲作りと70年代風ノリで話題を振り撒いた彼らの03年作。やはり、70年代風のヘヴィな音作りに、今回はメンバーがFINISTERREやHOSTSONATENで見せたようなミスティックな要素も加味した仕上がり。メロトロン、ハモンド、ピアノ、フルートなど、先輩バンドのアイデアを拝借し、ツボを熟知した使用法。イタリアの闇のパワーが渦巻き、情熱が留めも無く噴出し、邪悪に荒れ狂う。この混沌としたカオス・パワーがオリジナリティーと化す。パクリそのものだった、ヴォーカル・メロもよくなった。イタリア色をぶちまける豪快作。
IT-1410 LA MASCHERA DI CERA / LuxAde CD \2600
 PFMのフランツ・ディ・チョッチョのプロデュースでリリースされた06年作3rd。まだ人知れず眠っていた70年代のイタリアン・プログレの廃盤を、しかも傑作クラスを手に入れたようなヴィンテージ感。ムゼオに近い曲調を固めていくハモンド、メロトロン、ピアノ、シンセ、フルート、重いギターとリズム・セクション。豪快すぎて幾分未整理だった前作も十分の出来だが、本作はチョッチョのプロデュースが効いており、哀愁のメロをハードに熱唱する様は彼が相当仕込んだ風。闇に戯れる妖しさも満点。見開き紙ジャケット。
IT-1472 LA MASCHERA DI CERA / Petali Di Fuoco CD \2500
 イタリアン・プログレッシヴ・ロックの最高峰まで迫った感のある2010年作。PFMのチョッチョをプロデューサーに迎え、新たにギタリストを加え、力任せに展開していた初期から比べると曲は計算高く美しく磨かれており、アコギやピアノなど叙情的な部分にも溜め息が漏れる。もちろん、ヴィンテージ色はキープしたままで、シンセやオルガンが唸り、フルートが絡み付き、メロトロンが押し寄せる、といった本来のサウンドに新たな魅力がプラス。ギターが甘美に泣く5曲目、妖しさが立ち込める6曲目、ラッテミ級の美メロの7曲目など中盤はHOSTSONATENにも近いが、そういった印象をぶっ飛ばしてしまう程、後半は我が道を行き、感動を呼ぶ。シンフォ・ファン必聴!
IT-1188 MAURO PAGANI / Same CD \2700
 78年にリリースされた傑作1stソロ。PFM全員と、デメトリオ・ストラトスをはじめアレアのメンバーらをバックに、地中海プログレッシヴ・ロックを眩いばかりに展開。どの曲も光が生き生きとあふれ出るかのような、鮮烈な印象を残す。女性ヴォーカリストのテレーサ・デ・シオや、ブズーキなどの地中海民俗楽器の導入も新鮮な味わいで、当時、ここから地中海音楽に目覚めたファンも多いはず。リマスター、見開き紙ジャケット。
IT-0811 MAURO PAGANI / Sogno Di Una Notte D'Estate CD \2600
 「真夏の夜の夢」の舞台サウンド・トラックとして制作された81年リリースの2ndソロ。旧B面1曲目のマケドニアのトラッドをアレンジしたLA FATAから本作を聴き出すと作品全体のイメージが違ってくる。まさに妖精のような女性美ヴォーカルが風雅に歌い、パガーニがハーモナイザーを通した幻惑トーンのヴァイオリンで応える。続く悪戯妖精パックをテーマにした曲は一転、強力なリズム陣をバックにヴァイオリン・ソロが唸る。続き、彼のブズーキをバックに再び女性美ヴォーカルが雅に歌う。ラストはどこかPFMノリ。で、トップ(旧A面)に返ってみれば。アナログな聴き方ですけど、これおすすめ。すると最後はカッコいい妖精王オベロンで幕。舞台は英国ではなく地中海でした。見開き紙ジャケット(ほんとうはクリーム色なんですけど)。リマスター。
IT-1504 MAURO PAGANI / Creuza De Ma CD \2800
 アンコール再入荷。故アンドレが84年にパガーニの全面協力のもと作り上げた超名作を今度はパガーニ自身が全曲リメイク&再録し、04年に新作としてリリースした必聴傑作。男女ヴォーカルやTAZENDAのメンバーら多くのゲストを迎え制作。同年夏、シエナで行われたライヴ・テイクから編集されたものを中心に、オリジナル作同様北イタリアのリグリア地方の方言で歌われいく。パガーニのソロ曲やギリシャの曲も加えられ、これらもリグリア方言でアレンジ。アンドレのオリジナル作に比べメリハリも強く地中海ロックへも接近。紫外線がたっぷりと含まれた、まぶしすぎるイタリアの夏の光景。強烈な残光。彼が蓄積した音楽の集大成となっている。
IT-1301 MAXOPHONE / Same (ITALIAN version) CD \2600
 イタリア盤見開き紙ジャケット&リマスター&ボーナス2曲入り08年盤。イタリアン・ロック史のベスト10に誰もが入れるシンフォニック・ロックの大傑作。75年作。テクニカルでかつ叙情的なそのサウンドは、バロック音楽からの影響も強く、PFMに匹敵する出来と言える。たぶん、イタリアン・ロックの中で<最もイタリア色にあふれたインターナショナルな音>を聴かせるグループだ。イタリア語ヴァージョンに77年の必聴シングルの両面をボーナス・トラックとして収録。特にIL FISCHIO DEL VAPOREは一聴で彼らとわかる作風で良い。
IT-1302 MAXOPHONE / Same (ENGLISH version) CD \2600
 イタリア盤見開き紙ジャケット&リマスター08年盤。クラシック、ロック、ジャズの要素をプログレッシヴ・ロックというスタイルへ強固に還元させた彼ら。当時にドイツやアメリカで出た英語ヴァージョンで、曲順とミックスも違うため印象が違って聴えてくる。インターナショナルなマーケットを意識して制作されただけに、この違った趣を聴き取るのもよい。シンフォニックなアレンジはより広角的な定位で、また、テクニカルなパーツはより鋭角的にバランスされ、ミックスされている。単なるヴォーカルの差し替えではありません。
IT-1490 MEDITERRANEA / Ecce Rock CD \2600
 初CD化。以前キング盤で国内リリースされた為、日本では比較的良く見かけたがイタリア盤はジャケットが違い原盤は今やレア・アイテム。81年にリリースされた地中海ロックで、全編インストながらPFMにも通じるプログレッシヴなサウンドをテクニカルに聴かせる。タランテラのリズムやブズーキなどの民俗色はトラッド・ファンにも受けそうだが、けっこう過激な演奏でまくし立てる。ベーシストは後にNCCPへ加入。終盤のアシッドで妖しい雰囲気が次作へ期待させたがアルバムはこれが唯一作。紙ジャケットには日本盤のジャケットを、ブックレットにはイタリア盤のジャケットを掲載。
IT-0162 METAMORFOSI / ...E Fu Il Sesto Giorno CD \2500
 72年リリースの1st。ハモンド、ピアノ、ハープシコードetc.にヘヴィなギターで展開する。混然一体となった2ndのINFERNOに比べると荒いが、イタリアらしいノスタルジックな味わいもあり、とてもよい味を出している。フルートも叙情をそえている。PANNA FREDDAと共に、VEDETTEレーベル屈指のコレクターズ・アイテムであった。コモ湖にあるレーベルに買い付けに行った話も。なお、バンドは数年前に再結成され、ライヴでINFERNOを通して演奏。DAVIDE SPITALERIの風格が凄かった。
IT-1090 METAMORFOSI / Inferno CD \2600
 見開き紙ジャケット・イタリア盤。73年リリースの2nd。多彩で目まぐるしいキーボード群と、熱唱タイプのヴォーカルで押し切るイタリアン・シンフォの代表作。とにかくキーボードが手を変え品を変え出て来て、その度合いは半端じゃない。CDクレジットだと見逃してしまうが、組曲として構成された大作で、効果音も含めてきちんと作曲されている。よく教会の天上画を描く職人の試練話を聞くが、そんな大仕事の厳しさが宗教色と共に伝わってくる熱意の塊だ。イタリア人ならではのまっしぐらさが生んだ脱帽の1枚。リマスター。
IT-1159 IL MITO NEW TROLLS / TR3 CD+DVD(PAL) \3200
 04年のコンチェルト・グロッソ1&2ライヴDVD! もうひとつのニュー・トロルス、IL MITO NEW TROLLSによるオーケストラとの共演ライヴ。NICO DI PALO、RICKY BELLONI、GIORGIO USAIらにEXTRAのメンバーとゲスト・キーボード・プレイヤーによる激クラシカル&ドラマチックな演奏。NICO DI PALOは終始立っての熱演。アンコールはオケをフィーチャーした禿山の一夜。これがまた重厚でカッコいい。トリプル・キーボードとオケが重なる迫力は相当なものだ。マルチ・カメラで捉えられたメンバーの表情やオーケストラのディテールも鮮やかに映し出されている。バックステージやリハのボーナス映像入り。CDは甘く華麗な、プー張りのポップな新曲6曲(NICO DI PALOは居ないが、GIANNI BELLENOが参加)にDVDのコンチェルト・グロッソ1&2ライヴ音源トラックを加えたもの。3面開きデジパック。DVD曲目;(CONCERTO GROSSO PER 1) 1.ALLEGRO 2.ADAGIO 3.CADENZA - ANDANTE CON MOTO - (CONCERTO GROSSO PER 2) 4.VIVACE 5.SOLO DRUMS 6.SOLO ORGAN 7.VIVACE REPRISE 8.ANDANTE (MOST DEAR LADY) 9.MODERATO (FARE YOU WELL DOVE) 10.FINALE VIVACE - ENCORE 11.UNA NOTTE SUL MONTE CALVO
IT-1513 MOONGARDEN / The Gates Of Omega CD \2500
 2枚組で100分以上あった01年作3rdをリマスターし、一部追加録音を行い、全体でCD1枚分に入る内容にリメイクした2010年ヴァージョン。アートワークもスーパー・ジュエル・ボックスにてリニューアル。データとしては2枚組のラスト1曲をカットし、27分あった曲も17分にリダクションするなどトータル76分にコンパクト化。ただ、元の2枚組のコンセプトは崩れておらず、余裕のある、ゆったりとした展開、静動、緩急の変化、翳りのあるトーン、曲調のスケールの大きさはこのサイズでも十分。バンドの成長期を感じさせる力作には変わりない。ジェネシス、マリリオン系ファンは要チェックの1枚。
IT-0851 MORGAN / Nova Solis CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! 72年にRCAイタリアーナからリリースされた名作1st。ハモンド、ピアノ、シンセ、クラビネットらを終始メインにし、リズム隊と一体となってテクニカルに迫る様はイタリアならTRIP、英国ならBEGGAR'S OPERAあたりを思わせ、ピアノ・プレイにあたってはウェイクマン並みに聴かせる。畳み掛けにさらに畳み掛け。後半はホルストの惑星を組曲として使用。キーボード・ファン必聴作。見開き紙ジャケット仕様。*完全初回限定盤!
IT-0168 IL MUCCHIO / Same CD \2500
 イタリアン・ロック黎明期、70年リリースの激レア・アイテム。原盤LPのごわごわとしたジャケットの作りは、なんとも年代を感じさせる代物。今や6ケタ、オークション・リストで最後に見かけました。こういった類のアイテムはCDだと、どうしても音だけの評価になっちゃんで、辛い部分もあり。イタリア然とした影を持つハモンドに熱唱型ヴォーカル、そして、時折クラシカルなフレーズが入る。畳み掛けるタイプとは違うが、当時のイタリア臭さがプンプンする。
IT-1261 MURPLE / Io Sono Murple CD \2500
 廃盤だった彼らの74年作が新作のQUADRI DI UN'ESPOSIZIONEに合わせて再プレス。クラシカルな要素を多分に秘めた典型的なイタリアン・プログレで、ハモンドとピアノに印象付けられたサウンドはニュー・トロルスあたりにも近く、また、ラッテ・エ・ミエーレを思わせる構想を持つ。アルバム1枚で1曲と捉えることの出来るコンセプトを元に、イメージをふくらませるシンフォニックな盛り上がりとテクニカルに畳み掛けるスリリングなパートを組み合わせ、高い演奏力もさることながら作曲のスキルを感じさせ展開していく。必聴作。
IT-1262 MURPLE / Quadri Di Un'Esposizione CD \2700
 34年振りの新作アルバム! イタリアならではの色彩と情感を失わず、オリジナル・メンバーを中心に再びクラシカルなシンフォを作り上げた。女性コーラスがアクセントで入り柔らかなファンタジックさから急転し畳み掛ける2曲目や、ルネッサンス調のアコギをベースに展開する3曲目など、まさに往年のイタリアン・ミュージシャンらしい作りで、コンチェルト・グロッソのようなキーボード・オケがバロッキーに絡む5曲目、ピアノがレアーレのように響く6曲目、さらに混声合唱団を加えた8曲目などなど、その実力の違いを見せ付けられる必聴作! 見開き紙ジャケット。
IT-1514 MYTHO / In The Abstract CD \2500
 エイジアで知られるJOHN PAYNEが1曲ヴォーカルでゲスト参加しているネオ・プログレ・バンドの2010年デビュー作。08年にEPを出しているがフルレンジはこれが初。マケーラ3兄弟を中心に結成され、マリリオン・トリビュート作にも参加。ギターシンセもツインで効果的に用いた4人編成で、清涼感と叙情性をミックスさせたメロディアスなサウンドを聴かせる。やはり、マリリオン、そして、JOHN PAYNEが歌う曲ではコーラスも厚くエイジアといった感じだ。最近のイタリア、特に南のローマ出身のシンフォ・バンドでは逆にめずらしいタイプ。英語。見開き紙ジャケット。
IT-1353 NARROW PASS / In This World And Beyond CD \2500
 ジェネシス、ケルト、ルネッサンス音楽が地中海のエッセンスと共に魔法のように紡ぎ出される叙情派シンフォ作となった3年振りの09年作2nd。ヴィットリオ・デ・スカルツィもそのセンスを高く評価している名手のEDMONDO ROMANO、元ERIS PLUVIAの女性ヴォーカリスト、クラシカルさをもたらすヴァイオリニストらが鍵となり、現在のイタリアだとHOSTSONATENと並ぶリリカルさと繊細さを見せている。キャメルも少し感じられるが、中心人物のギタリストのハケット色がとてもファンタジックで、ナイロン・ギターのロマンチックさなど本格的だ。一部でLA MASCHERA DI CERAのヴォーカリストも歌っているが、なんと言っても本作は女性ヴォーカルの可憐な歌声が決め手。美声ファン必聴!
IT-0175 NEW TROLLS / Concert Grosso Per 1 + 2 CD \2300
 イタリアン・ロック史に残る感動の名作中の名作。コンチェルト・グロッソ1と2の2in1CD。シェイクスピアのハムレットの台詞が引用され、生か死か、と問う、永遠の名曲・アダージョを含む71年のPER 1、華麗なコーラスを織り交ぜながらドラマチックなシンフォニック・プログレを聴かせる76年の続編PER 2、共に絶対の必聴盤。LUIS ENRIQUEZ BACALOVのバロック・オーケストラとイタリアン・ロックの融合は壮麗さに包まれて、僕の記憶から一生消えることはない。
IT-1414 NEW TROLLS / Searching For A Land CD \2600
 イタリア盤見開き紙ジャケット&リマスター09年盤。72年に2枚組でリリースされた大作の2in1CD。LPでの1枚目はヴィットリオとマウリツィオのクラシカルな趣向が出ており、来日公演でもオーケストラ入りで演奏さた3曲目のIN ST.PETER'S DAYや続く4曲目など、CONCERTO GROSSOの一部であってもおかしくない楽曲に心を打たれる。2枚目はライヴ収録となっており、ニコの趣向が出たロック・バンドとしての凄まじい演奏を聴くことが出来、一部、スタジオでも手を加え、旧D面では教会音楽を意識したコーラスやオルガンから怒涛のヘヴィ・プログレへ展開。
IT-1415 NEW TROLLS / UT CD \2600
 イタリア盤見開き紙ジャケット&リマスター09年盤。72年リリース。本作を彼らの代表作として挙げるファンも多い名盤で、キーボーディストのMAURIZIO SALVIが光るクラシカルな一曲目、NICO DI PALOの独占場とも言える重厚なハード・ロック・ナンバーの6曲目、そして、ニュー・トロルスの真骨頂である哀愁のバラードのラスト・ナンバーなど、最もイタリアらしい情熱に満ちあふれている。ただ、本作ではヴィットリオがほとんど関わっておらず、他のメンバーと分裂。才能がにらみ合う緊迫感とやるせなさが交じり合い、他の作品には無い独特の雰囲気を持っている。
IT-0178 NEW TROLLS / Atomic System CD \2500
 73年リリースの傑作必聴シンフォ。メロトロンや多種のキーボードをふんだんに使ったドラマチックな名作中の名作だ。クラシカルさも優雅でかつ気品があり、哀愁そのものである。現在はニュー・トロルス名義になっている作品だが、他のメンバーと分裂したヴィットリオのリスタート作品で、名前の使用権をめぐり、N.T. ATOMIC SYSTEMとしてリリースされたのは周知の通り。新メンバーの力量にヴィットリオのクラシカルな音楽性が見事に反映され、まったく迷いの無い、シンフォニック・ロックを完成させている。シングルから禿山の一夜をボーナス収録。
IT-0758 NEW TROLLS / FS CD \2600
 伊ワーナーによるリマスター盤。81年リリースのコンセプト・アルバム。タイトル通りFS (イタリア国鉄) による旅をテーマにしたもの。シンフォニックなキーボード・オーケストレーション、クィーン張りコーラス・ワーク、泣きのギターを場面場面に仕掛け、華麗にドラマが進行していく。特に後半は彼らならではのドラマチックな展開を見せ、イタリア・ファンなら文句なしに納得出来る内容となっている。
IT-1110 NEW TROLLS / Concerto Grosso - The Seven Seasons CD \3200
 感慨無量。。。31年振りのコンチェルト・グロッソ07年新作。ファンの頭の中で永久に鳴っているコンチェルト・グロッソ。クラシカルなオーケストラ、ドラマチックなバンド演奏、優しいヴォーカル、極上のコーラス、手の届かない格調の高さ、優雅なまどろみ、ヨーロッパのロマン、叶わぬ夢などあのイメージが華麗に乱舞する。もう奇跡と言うしかないでしょう。ポイントをふたつみっつ挙げるなら、アルバム全体を使った余裕、30年の円熟、バカロフではないアレンジャーの違いでしょうか。最も美しい曲のイタリア語ヴァージョンをボーナス収録。
IT-1173 NEW TROLLS / Concerto Grosso Trilogy Live 2CD+DVD(PAL) \4500
 VITTORIO DE SCALZIを中心とするニュー・トロルスのコンチェルト・グロッソ集大成ライヴDVD。NICO DI PALOも参加。スロヴェニアに近いトリエステで行われた07年夏のスペシャル・ライヴで、数台のカメラが投入され、ORCHESTRA SAN MARCO DI PORDENONEをフィーチャーし、M.S.CABRERAの指揮により、コンチェルト・グロッソ1&2&コンチェルト・グロッソTHE SEVEN SEASONSが演奏された。IL MITO NEW TROLLSとは違い、SHADOWS、NELLA SALA VUOTA、LE ROY SOLEILも演奏されている。また、ADAGIOとCADENZAの間にヴァイオリンとギターの即興のクラシカルな掛け合いが入る。ピアッツァでの野外ステージで、周りのバロック調の建物をライトアップさせ借景とした演出が雰囲気を盛り立て、超ドラマチックで優雅。DVDとライヴ音源2CDがセットになったスリップケース入り。CDのほうが曲が多く、LET IT BE MEとゲスト女性ヴォーカル、SARAH JANE MORRISをフィーチャーしたDANCE WITH THE RAIN(ボーナス)はCDのみの収録。IN ST PETER'S DAYもボーナスとして収録。
IT-0752 NICO、GIANNI、FRANK、MAURIZIO / Canti D'Innocenza Canti D'Esperienza CD \2600
 72年、ニュー・トロルスの5枚目のアルバムのUTを制作時にヴィットリオと決裂した4人が73年に連名でリリースしたアルバム。後に余儀なく改名しIBISとなるが、彼らはこのアルバムをニュー・トロルス名義でリリースするつもりだった。その後も歴史は繰り返され、この時点でも、2つのニュー・トロルスが存在していたことになる。本作はUTのハード・プログレ路線を拡大させたもので、今聴くとNICO DI PALOのソロ作のようにも感じるが、クラシカルなピアノや熱いヴォーカルは紛れもなくまたニュー・トロルスなのである。イタリア盤見開き紙ジャケット。
IT-1113 I NOMADI / Un Giorno Insieme CD \2980
 07年デジタル・リマスター盤。イタリア黄金期、73年にリリースされた、シンフォニック・ラヴ・ロックの必聴傑作。ボッテガやプーにも負けない美旋律の宝石箱のような1枚で、涙を誘うオーボエやクラシカルなチェロが絡み、GIAN PIERO REVERVERIによる雄大なオーケストラに包まれる。さらにメロトロン、チェレスタ、オルガンなどを加えたイタリアならではの優雅でドラマチックなアレンジ。リマスターによりオケの生々しさが凄い! ジャケットにはオリジナル・アートワークが採用され、旧盤には無かった歌詞やクレジットも掲載。
IT-1114 I NOMADI / I Nomadi Interpretano Guccini CD \2980
 07年デジタル・リマスター盤。前作、UN GIORNO INSIEMEと並ぶ彼らの名作。74年リリース。VINCE TEMPERAによるアレンジで、G.P.REVERVERIとはまた違う、美しく、哀調のあるオーケストラと、彼らのバンドとしての演奏を上手く引き出しミックスさせた。分かる人は感じると思うが、ラヴ・ロック風であった前作と比べると、起伏のあるプログレッシヴ・カンタウトーレのような印象を残す。あの、イル・ヴォーロ一派の匂いが付いている。ぜひ、再発見を。ジャケットにはオリジナル・アートワークが採用され、歌詞やクレジットも掲載。
IT-0186 NOVA / Blink CD \2500
 OSANNA、UNOを経てイギリスに渡ったELIO DANNAとDANILO RUSTICIに、CORRADO RUSTICIも加わり、RUPERT HINEのプロデュースのもと制作された75年リリースの1st。JOHN G.PERRYの76年のSUNSET WADINGへつながる音楽性とメンツ。クリアーなジャズ・ロックでパワーもあり、良い出来となっている。
IT-0852 NUOVA IDEA / In The Beginning CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! 3枚の上位クラスのアルバムを残した彼らの71年リリースの1st。後の2作がシンフォなのに対し、ヘヴィなギター、ハモンド、フルート、重厚なリズム、立ち込める邪悪な雰囲気と言えば、もうあのセリエAの発煙筒のような伝統の音。やや淀みも見せるが、ビリエットやフラッシュメンあたりに近いハード・プログレでイタリア然と迫る。何故か未だに注目度は低いが内容はグレート。見開き紙ジャケット仕様。*完全初回限定盤!
IT-0188 NUOVA IDEA / Clowns CD \2500
 73年リリースの彼らの名作3rd。ハモンド、ムーグ、ピアノ、ソリーナらの多種のキーボードを前面にフィーチャーする構築的なサウンドで、3作の中ではシンフォニック・ロックとして最も完成度が高い。オリジナル・メンバーのGIORGIO USAIと、本作から加入したRICKY BELLONIは後にニュー・トロルスへ参加。なので、美しいコーラス・ワークなどニュー・トロルスを引き合いに出されることも多い作品だが、ここにはポップ色は皆無で、また、初期のヘヴィさも取れ、理想郷を築き上げた。
IT-1149 OFFICINA MECCANICA / La Follia Del Mimo Di Fuoco CD \2700
 ド級の再発! 発掘当時、イタリアン・コレクターが震い付いた73年の必殺シングル、BAMBINI INNOCENTIが有名な彼ら。アルバムを残すことは出来なかったが、ここに遂に、予定されていた未発LP用音源や77年の名シングルAMANTI DI LER両面などを取りまとめた60分近い内容のCDがリリースされた。BAMBINI INNOCENTIもアルバム収録予定であったそうで、シングルと同じテイクで両面が組曲となりトップに収録。シングル盤にクレジットは無かったが、GAIO CHIOCCHIOがメロトロンを弾いているそうな。ヘヴィな邪悪さと郷愁を誘う叙情性が展開される、イタリアン・プログレ・ファンなら悶絶の内容。他の未発曲も管楽器をフィーチャーした同傾向のサウンドで、チェルヴェッロ、オザンナ系のサウンド。当時のステージ・フォトもそんな感じのメイクだ。もちろん、すべて初CD化!
IT-0318 OPUS AVANTRA / Introspezione CD \2500
 イタリアン・プログレッシヴ・ロック不朽の大傑作のひとつ。74年リリース。古典的な美しさと狂気じみたアヴァンギャルド精神が見事に融合した説明不要の作品。クラシカルな生楽器とドネラ・デル・モナコのヴォーカルはあまりにも魅惑的。必聴作。聴くしかない。注・原盤はSAMEタイトルとされていたが、レーベル・ディスコグラフィーやドネラのインタビューを通して、INTROSPEZIONEのタイトルが現在CDに付いている。
IT-0431 OPUS AVANTRA / Lord Cromwell Plays Suite For Seven Vices CD \2000
 75年リリースの2nd。女性コーラスを加えたクラシカルで叙情的な美曲と、アヴァンギャルドなパートの対比混合は1stの延長線上にあり、より自身の音楽表現を追求したアカデミックなものとなっている。ボーナスとして幻のシングル・ALLEMANDAのオリジナル・ヴァージョンを収録。また、原盤LPは極めてレア。昔、LP再発がされた際にイタリア・プレスのものも平行で出回り、稀に、間違って原盤として売られているのを見かけたことがある。発色が違うので、原盤さえ見たことがあればすぐにわかるのだが。いよいよこの世界にも鑑定証明書が必要?
IT-1316D OPUS AVANTRA / Viaggio Immaginario:Live In Tokyo DVD(PAL) \2300
 衝撃の傑作ライヴ! 08年4月の来日公演を2時間以上収録したDVD。INTROSPEZIONEほぼ全曲を始め、LORD CROMWELL、STRATA、LYRICSらから選曲された楽曲をフルートやストリングス・セクションを加えて演奏。かつてのレコードは傑作群に違いないがどうしても生きたバンドの実体感が薄くスタジオ・プロジェクト的な存在だったが、その印象を覆す舞台パフォーマンスとプログレッシヴ・ロック・バンドとしての活力を存分に繰り広げている。もちろん、ドネラのヴォーカル、特にファルセットになった時のインパクトは凄まじく、ただ、それだけでなく、衣装や演出などメンバーが一体となった見せるステージングは強烈にイタリア文化を感じさせるものだ。録音&映像クオリティーも素晴らしく、このライヴが日本で行われたということを誇りに思いたい。デジパック。
IT-0322 LE ORME / Collage CD \2500
 71年リリース。キーボード・トリオとして再スタートした1作目。タイトル曲を始め、覚えやすい曲が多く、それが彼らのファンの多い理由のひとつだ。クラシカルなオルガンをメインにし、たおやかなヴォーカル・パートがなんとも良い。イタリアの良心といった作品。もともとは、67年にポップス・バンドとしてメストレ(ヴェネチアの手前の)で結成されたので、メロディーの親しみやすやは天下一品。
IT-0877 LE ORME / Uomo Di Pezza CD \2500
 72年リリース。キーボード・トリオ・スタイルになって2作目。本作と、次作・FELONA E SORONA、そしてCONTRAPPUNTIの3作はぜひ聴いておきたい名作。クラシカルなオルガン、ピアノ、どこか翳りがあって、かつ地中海の陽光が美しい。イタリア然とした歌心に強く引かれる。メロトロンも優美。愛聴盤的な存在。
IT-0191 LE ORME / Felona E Sorona CD \2500
 73年リリースの最もイタリアらしい陰うつさと翳りのある彼らの最高作。たおやかなメロディー・ラインは光と影に映し出され、クラシカルなハモンド、美しいピアノ、プログレッシヴなムーグ、シンセ、ソリーナらとドラマチックな物語を綴ってゆく。最もイタリア的なシンフォニック・ロックの必聴名作! この年、彼らはPFM、TRIPらを差し置いて伊国内で最も権威のある賞を獲得。また、ピーター・ハミルによる英語ヴァージョン(未CD化)もUKカリスマからリリース。まさに絶頂期。
IT-0192 LE ORME / Contrappunti CD \2500
 あの名アレンジャー・GIAN PIERO REVERVERIをプロデューサー、そしてピアニストとしてメンバーに迎え制作された作品。74年リリース。ライヴをはさんで名作・FELONA E SORONAの後にリリースされたものだが、音楽的には本作のほうが完成されている。複雑なキーボード・アレンジを展開する1曲目や、地中海の光を放つラストが特に素晴らしい。ただ、本作以降、余計なギタリストを加えたり、アメリカ録音など、道をそれてしまい、アコースティックな名作・FLORIANを79年にリリースするまで遠回りをする。
IT-0193 LE ORME / Florian CD \2500
 それまでのスタイルを一新し、ヴァイオリン、チェロ、チェンバロ、ピアノ、ブズーキetc.による室内的アコースティック・アンサンブルのみで演奏される79年作。たおやかなヴォーカルがいっそう引き立っている。彼らの出身のメストレの優しい海の匂いを感じさせてくれるような、そんな作品。後期の美しい秀作。タイトルとLP内ジャケにあるカフェ・フローリアンはヴェネチア・サン・マルコ広場にある。観光名所なので、訪れた方も多いはず。余談ですが、ヴェネチアといえば、ホテル・ダニエリからまだ奥に行ったリストランテ・CORTE SCONTAが最高です。メニューなしの完全おまかせコース。予約要。
IT-0319 LE ORME / Elementi CD \2500
 非常に良い出来となった2001年作。オルメ然とした中に、新たなオリジナリティーが随所にあって、なにか若々しささえ感じる。たなびくハモンドや、たおやかな歌心も新鮮にさえ感じる。バンドが完全に生き返ったという感じ。ヴァイオリンやチェロも効果的。通して1曲というコンセプト大作。フェローナ〜以来の出来では?必聴です!
IT-0790 LE ORME / L'Infinito CD \2500
 04年作。イタリア風味をオルメ然と残したまま、今日にアップデイトされたサウンドはさらにメリハリが付きシンフォニックに。そして、弦楽四重奏をフィーチャーするなどクラシカルさもかつてのFLORIANのようにエレガントに加わり、インスト曲も交え、本作も前作に引き続き切れ目のないトータルな組曲に仕上げられている。どこかCONTRAPPUNTIのような光にあふれ、ファンタジーがざわめく非常に磨き上げられた味わいと、いつまでも感じていたい余韻が広がる傑作だ。プログレの吟醸仕上げ。まるでギタリストがいるようなシュミレーターも強力。ジャケットはポール・ホワイトヘッド。
IT-1432 LE ORME / Live Orme 2CD \3500
 86年に突如、日本盤のみでリリースされた2枚組ライヴの初となるイタリア盤。75年から77年の録音で同年代のライヴ音源から新たに5曲(SMOGMAGICA収録の3曲や当時のアルバム未収シングル曲のSERA等)を加えての09年リマスター再発。全体に音質はラウドだが、編成の違いによってギター入りのFELONA E SORONAが聴けるなど、ファンにとって興味深い内容で知られてきた。ディスク2のツェッペリンの胸いっぱいの愛を、タルのアクアラングのさわりは新入りギタリストのサービスだったのか。オルメと言えば歌心のバンドだが、CONTRAPPUNTIからのオープニング曲、スタジオ・アルバム未収のTRUCK OF FIREなど高度なコンポジションへ挑戦しており、またサウンドの転換期でもあり、貴重なアーカイヴ盤だ。
IT-1433 LE ORME / The Universal Music Collection Box 11CD \5200
 ユニヴァーサル・イタリアーナからオルメのフィリップス黄金期をコンプリートした11枚組限定ボックス! 各09年リマスター&紙ジャケットにて収納。トリオ編成で再スタートを切ったCOLLAGE(71年)、メロトロンやムーグも導入し多彩な色合いで聴かせるUOMO DI PEZZA(72年)、シュールなオリジナリティーで完成された傑作のFELONA E SORONA(73年)、アルバム未収の攻撃的なロング・ナンバー、TRUCK OF FIREが話題を呼んだライヴ盤IN CONCERTO(74年)、ジャン・ピエロ・レヴェルヴェリをプロデューサーに起用し高度なコンポジションを持つCONTRAPPUNTI(74年)、ギタリストを加えアメリカ録音という賭けに出たSMOGMAGICA(75年)、未発の英語ヴァージョンがあると噂されるVERITA NASCOSTE(76年)、方向を修正し初期に戻った感じのSTORIA O LEGGENDA(77年)、室内楽アレンジでまとめられた美作FLORIAN(79年)、その発展型のPICCOLA RAPSODIA DELL'APE(80年)、マリオ・ラヴェッツィのプロデュースの元、ブランデュアルディもヴァイオリンでゲスト参加した復活作のORME(90年)の11枚。最初の2作以外はイタリア盤初リマスター、70年代後期作も網羅、90年作は長らく入手困難だった1枚。彼らが辿った歩み、そして「足跡」が詰まったボックス! ITALY
IT-1235 LE ORME / Live In Pennsylvania 2CD+DVD(PAL) \3800
 05年のNEARfestでのライヴを収録した18曲入りDVDと同音源の2枚組CDの08年盤。この当時の新作であったL'INFINITOから5曲、UOMO DI PEZZAから最初の3曲、COLLAGEからCEMENTO ARMATO、そして、極めつけはFELONA E SORONAを全9曲たっぷりと演奏。ツイン・キーボードをフィーチャーした4人編成時のもので、ハモンドなどヴィンテージ色を保ちながらの充実感、まるでギタリストが居るかのようなショルダー・キーボードによるギターシュミレーター、片手間ではない本格的なロック・ヴァイオリン、12弦とベースのダブルネック、70年代さながらのシタールなどメンバーのマルチプレイが生き、まずは、CDを聴いてからDVDを見てほしい。より、感動的。演奏、録音、カメラワーク、編集共にハイグレード。リハ等のボーナス入り。イタリアン・プログレ・ファン必見! 3面開き特殊デジパック&カラー・ブックレット付き。
IT-1236 OSANNA / L'Uomo CD \2600
 3面開き紙ジャケット&リマスター・イタリア盤。CITTA FRONTALEの主力メンバーに、DANILO RUSTICIや、SHOWMANからELIO D'ANNAが加わってスタートした彼らの71年リリース・デビュー作。一部の曲を英語で歌い、まだ英米からの影響が残ったアンダーグラウンド・ヘヴィ・ロックという感じでもあるが、タイトル曲で見られる美しい叙情や、爆走するヘヴィネスには、何かに取り憑かれた妖しいイタリアン・ペインティングが施され、すでに存在自体が突出。90年代に入りバンドを復活させたLINO VAIRETTIのヴォーカルも彼らの魅力のひとつだ。
IT-0887 OSANNA / Milano Calibro 9 CD \2600
 72年リリースの2nd。<ヨーロッパからの美しき衝撃>という言葉がまさにぴったりのドラマチックな作品。LUIS ENRIQUEZ BACALOVのオーケストラと、初期クリムゾンを思わせるヘヴィなサウンドの掛け合いと融合は何回聴いてもゾクゾクするもの。プログレ・ファンならこれを聴かずして死ねない。リマスター見開き紙ジャケット。歌詞、フォト、ディスコグラフィーが載ったブックレット付き。
IT-0196 OSANNA / Palepoli CD \2300
 南イタリアのアイデンティティーとヘヴィネスが、プログレッシヴ・ロックで見事に融合したイタリアン・プログレ史に残る怪物的な傑作。狂気とロマンティシズムが美しく溶け合う。まるで作品自体が生き物のような生命感にあふれ、メロトロンも妖しくも美しい。72年リリース・3作目。その後、バンドは分裂をはじめ、DANILOらのプロジェクトUNOと、OSANNAとしての4作目LANDSCAPE OF LIFEが1ヶ月違い(UNOが先)でリリースされた。
IT-1459J OSANNA / Suddance CD \1990
 09年リマスター&紙ジャケット。異色の5作目。ウーノ〜ノヴァとチッタ・フロンターレに分裂していたオザンナ一派が再び集まって78年にリリースした必聴作。エリオ・ダンナは参加せずノヴァに留まったが、ダニーロ・ルスティーチがノヴァでのジャズ・ロック色を持ち込み、ゲストでヴァイオリンやサックスも加え、スリリングな作品を完成させた。管弦入りの壮絶テンションはザオにも匹敵。ヴォーカル・パートになるとイタリア色がぐっと強まるのも魅力。歌詞・対訳付。国内盤
IT-1317 OSANNA&DAVID JACKSON / Prog Family CD \2600
 ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーターを抜けたDAVID JACKSONをフィーチャーしての、オザンナの09年作。L'UOMOから6曲、MILANO CALIBRO 9から3曲、PALEPOLIから3曲、LANDSCAPE OF LIFEから1曲、SUDDANCEから1曲、TAKA BOOMから1曲、CITTA FRONTALEのEL TORから1曲にV.D.G.G.の必殺THEME ONEを加えた選曲で、LINO VAIRETTIを中心とするニュー・メンバーにより新たなアレンジで新録。注目のDAVID JACKSONはほぼ全曲に参加しており、あのサックスの質感に耳が行く。ストリングス・セクションやメロトロンも使いヴィンテージ感にもこだわった内容で、さらに、DAVID CROSS、イルバレのGIANNI LEONEもゲスト参加。曲によってはメドレーでつながれ、クラシカルに生まれ変わったラストのTHERE WILL BE TIMEまで一気に聴かせてしまう。見開き紙ジャケット。
IT-0199 IL PAESE DEI BALOCCHI / Same CD \2500
 単発ながら忘れ難き傑作。非常に繊細な詩情を、美しく流れてゆく映像のように描き出した72年の名作。ふと、昔なつかしいノスタルジックな感情が心を過ぎる。弦をクラシカルに導入し、パイプ・オルガン風ハモンドもイタリア然と響く。唯一、LATTE E MIELEの1st、2ndの無垢な旋律に通じると思う。79年リリースの幻の超レア・シングルをボーナスとして収録。こちらはたおやかなラブ・ロック調のナンバー。
IT-1263 PANDORA / Dramma Di Un Poeta Ubriaco CD \2700
 08年度イタリア最大級の新人バンドと噂の彼らのデビュー作。ツイン・キーボードをフィーチャーする4人編成で、ベースはドラマーがダビングしている変則スタイル。サウンド的には80年代末に衝撃デビューを果たしたヌオーヴァ・エラを思い出させる正統派で、今もしトリデント・レーベルがあったなら間違いなくこのバンド獲得へ動いたはずだ。イタリア語の熱唱ヴォーカル、イタリア人にしか弾けないキーボード・ワーク、我が道を行くギター、豪快なドラムス、そして伝統のあらんかぎりを尽くしたプログレッシヴ・ロック・アレンジ。メロトロン系も入りクラシカルでヘヴィな大泣きが洪水の如く押し寄せてくる。イタリアン・プログレ・ファン必聴! 見開き紙ジャケット。
IT-1075 PANNA FREDDA / Uno CD \2600
 見開き紙ジャケット&6曲ボーナス入りで出直し。71年リリース。ヘヴィなギター、イタリアらしい影のあるハモンド、邪悪な雰囲気のハープシコード、重いリズムらが熱いヴォーカルと一体となって展開する翳りのあるヘヴィ・シンフォで、全体のまとまりや、曲、アレンジも良く、数あるイタリアン・プログレの名作群の中でも、かなりの上位ランク。既発盤CDボーナスのLP未収シングル2曲に加え、アルバム以前と思われる謎の4曲が新たに追加収録。レーベル・インフォと合わせるとシングルっぽいが、バンド・ディスコグラフィーには無いタイトルで、マスターに偶然残っていた発掘物か。オルガン・ラヴロックで良い曲。
IT-1491 PAOLA TURCI / Giorni Di Rose CD \2800
 全編メロディアスで美しく、女性らしさを秘めた2010年作。彼女の最近の作品の中ではトップだろう。繊細さを保ちながらアレンジをシンプルに落ち着かせ、アコースティックなサウンドが詞に込められたメッセージを引き出している。ポップと言うよりはフォーク寄りだが、それでもヒット性を持たせた1曲目などこのバランスは流石イタリア。ラスト2曲はロック色を持ち込み、アンビエントもダークに加え感覚が冴え渡っており、とてもアーティスティック。CARMEN CONSOLI、MARINA REIらが曲を提供し演奏にも参加。また、FIORELLA MANNOIAが1曲歌っている。
IT-1139 P.F.M. / Storia Di Un Minuto CD \2300
 72年リリースの1st。2nd、3rdと並ぶイタリアン・ロックの傑作。デビュー・アルバムらしい若さと素朴さが、この作品のたまらない魅力のひとつとなっている。甦る世界、セレブレイション、といった名曲のオリジナル・ヴァージョンを収録。まさに、イタリアが香る無垢の1枚。
IT-0204 P.F.M. / Per Un Amico CD \2300
 72年リリースの2nd。誰もがイタリアン・ロック・ベストの5指、いや3指のうちの1枚として語るあまりにも完成された大傑作。イタリアン・ロックはこれを聴かなければ始まらない。見事に完成された美学、そして夢見心地のロマンの香り、全シンフォニック・ロック・ファン絶対の必聴作!
IT-1460 P.F.M. / Photos Of Ghosts CD \1980
 2010年リマスター&英国盤。ボーナス6曲入り。日本のイタリアン・ロック熱の最初の1枚。ピート・シンフィールドの英詞により73年にマンティコアからリリースされたインターナショナル盤。シンセ系がオーヴァー・ダヴされた1曲目など、ドラマチックな面が強調されている。ボーナスはPHOTOS OF GHOSTS (インスト・ミックス)、RIVER OF LIFE (ファースト・ミックス。シンフォニックに盛り上がる部分のメンバーのコーラスやメロトロンの聴え方が違っていて、こちらは幽玄かつ素朴な魅力あり)、OLD RAIN (ファースト・ミックス)、IL BANCHETTO (ファースト・ミックス)、MR.9'TILL 5 (インスト・ミックス)、CELEBRATION (シングル・エディット)。当時のフォトを掲載したセピア・トーンのブックレットも雰囲気があっていい。
IT-0405 P.F.M. / L'isola Di Niente CD \2000
 THE WORLD BECAME THE WORLDの伊語盤にあたる74年リリースの4作目。アンサンブル、演奏面での絶頂期。合唱団をフィーチャーする1曲目や、LA LUNA NUOVAは一度聴くと忘れられない。インパクト強烈! BMGイタリアーナ・24BIT DIGITAL REMASTER AND DIGIPACK LIMITED EDITION! 本作はぜひこのデジタル・リマスター盤で聴きたかった1枚。テクニカルな演奏がより鮮やかに甦る。余談の原盤話として、和紙のような紙質のジャケが本当のオリジナル。
IT-1461 P.F.M. / The World Became The World CD \1980
 2010年リマスター&英国盤。ボーナス3曲入り。74年作のL'ISOLA DI NIENTEにタイトル曲(原題IMPRESSIONI DI SETTEMBRE)を加えて、ピート・シンフィールドの英詞によりマンティコアからリリースされたインターナショナル盤。混声合唱団を導入した1曲目から超ドラマチックな、まさに鳥肌物の衝撃作だ。アレアから来た新加入のベーシスト、パトリック・ジヴァスの存在が効き、テクニカルな強度が増す。ボーナスは英国シングル・ヴァージョンのLA CARROZZA DI HANS (喝采を重ねたやつ)、レア・エディットのFOUR HOLES IN THE GROUND (約1/2タイムのコンパクトさ)、75年アレンジ・ヴァージョンのCELEBRATION。
IT-0208 P.F.M. / Live In USA CD \2300
 74年、彼らの絶頂期を収録した白熱のライヴ。インターナショナル盤のタイトルはCOOK。内容は同じだが、ジャケット(ヘビとかがにょろにょろしているやつ)も違う。圧巻のテクニック、ドラマチックな展開、あふれ出すメロトロン、衝撃的なメドレー、などプログレッシヴ・ロック・シーンに残る名ライヴ・アルバムの1枚。ウルトラ級のインパクト!
IT-1473 P.F.M. / Chocolate Kings - Expanded 2CD Edition 2CD \2300
 2010年リマスター&英国盤。ボーナス・ディスク付きのEXPANDED 2CD EDITION。ACQUA FRAGILEからBERNARDO LANZETTIが加わり、英詞により76年にリリースされたパガーニ在籍最後のアルバム。ヒステリックなまでのテンションを見せるインスト・パートと光り輝く叙情の対比があまりにも鮮烈。ボーナス盤には76年英国公演からトータル1時間を越える計7曲を収録。マルチから同年にロンドンでミックスされたものをリマスターした音源なので音質はアーカイヴとしては最上級。火を噴くシンフォニックとでも言える凄まじい演奏で、FOUR HOLES IN THE GROUNDなど倍以上のタイムの14分台へ引き伸ばされ怒涛のインプロヴィゼーションが聴ける。この1曲でも本盤の価値があるぐらいだ。しかも初出6曲! ライヴ曲目:PAPER CHARMS、FOUR HOLES IN THE GROUND、ACOUSTIC GUITAR SOLO、OUT OF THE ROUNDABOUT、CHOCOLATE KINGS、MR.NINE'TILL FIVE、ALTA LOMA FIVE'TILL NINE/WILLIAM TELL OVERTURE
IT-1462 P.F.M. / Jet Lag CD \1980
 2010年リマスター&英国盤。ボーナス1曲収録。77年に自主レーベル・ZOOからリリースされたジャズ・ロック指向の作品。マウロ・パガーニが脱退したのにもかかわらず、以前よりも地中海色を強め、皮肉にもパガーニの1stソロの音にも近い。眩いばかりのコントラストが鮮烈で、音の一粒一粒が際立つ。隠し味的なメロトロンも再認識。ボーナスは76年の未発英国ライヴからLA CARROZZA DI HANS。約15分の収録で、爆撃のようなドラムソロを挟みTHE WORLD BECAME THE WORLDへ展開。まだパガーニが在籍しており、凄まじいフルートを吹いている。ギターソロも激しく超エネルギッシュ! レコードインナーをレイアウトした6面開きブックレット。
IT-0210 P.F.M. / Passpartu CD \2300
 79年リリースの9作目。前作JET LAGと共に当時、自主レーベルZOOからリリースされたもの。前作同様にジャズ・ロック&地中海サウンド色が強いが、反政治的な内容の歌詞のヴォーカルを中心に、巧みな演奏力とアレンジで聴かせる。時に、AREAとの共通点を見い出せる。なぜか忘れ去られがちの1枚だが、彼らの中で、最も硬派の意思をもった作品。
IT-0211 P.F.M. / Suonare Suonare CD \2300
 前作の地中海サウンドから一転し、ホットでメロディアスなヴォーカルをメインに置いたサウンドで聴かせる80年作。通算10作目。LUCIO FABBRIの加入による影響も大きい。ヴォーカル・メインといっても、巧みなアレンジやレンジの広い演奏のうまさには脱帽。親しみやすいツボを押えた曲作りも、流石PFM流といったところ。
IT-0214 P.F.M. / www.pfmpfm.it 2CD \3200
 98年1月に行われたライヴを収録した2枚組。2002年来日時の印象に近いステージが十分に味わえる。Mr.5 TILL 9、LA LUNA NUOVAなどあの小難しい曲や、LA CARROZZA DI HANS、IMPRESSIONI DI SETTEMBREといった感動の曲も、もれなく演奏。バリバリの完ペキ。ゲストでドラマーがもう一人と、フルート&キーボード、ヴァイオリン&ギター、という7人編成。また来てくれ!
IT-0216 P.F.M. / 10 Anni Live 4CD \7500
 96年に突如リリースされた4枚組ライヴ・ボックス。DISC 1はバンド創世記の71年から72年のテイクでクリムゾンの21世紀のカヴァーも含む。DISC 2は73年から74年のテイクで正にイタリアン・プログレッシヴ・ロック黄金時代。DISC 3はバンドがよりテクニカルになった75年から76年のテイク。DISC 4は77年から78年のテイクに国内盤に入っていなかった80年代のテイクが3曲入ったイタリア盤のみの選曲。カラー写真を多用した書籍型ブックレットは約50ページもあって実にマニアックな内容。ファン必携!
IT-0866 P.F.M. + Pagani / Piazza Del Campo CD \3200
 03年ライヴ。パガーニが初めから最後まで加わった、これぞPFM!と言った演奏と音。あの独特のヴァイオリン、フルート入りでRIVER OF LIFE、PHOTOS OF GHOSTS、MR 9 TILL 5、LA CARROZZA DI HANS(ヴォーカルもパガーニ)らを熱演。緩急が生み出すスリリングさがたまらない。ルネッサンス調を帯びたシンフォニックな感動と圧巻のテンションで迫る凄い攻撃性。LA LUNA NUOVAはなんと弦楽四重奏を加えた過去最高の厚み。SIENA VIOLIN JAMと題されたインストではパガーニがディストーションで弾きまくり、そのままWILLAM TELLへ。
IT-0939 P.F.M. / Dracula (Opera Rock) CD \3000
 05年作。彼ら初のロックオペラ作となっており、ナターレ・マッサーラ指揮のブルガリアン・シンフォニー・オーケストラ入り。ムッシーダのギターとプレモリのキーボードは冴え渡り、アコ・ギやハモンド、ピアノ、シンセなどヴィンテージ感もあり、70年代初期のPFMにあった夢想的な部分まで取り戻している。スリリングでドラマチックな演奏に、テーマがもたらす妖しくて美しくて物悲しい雰囲気を重厚にたたえ、後半では荘厳な混声合唱団も加え、圧巻のスケールでラストを迎える。女性ヴォーカリスト、ドルチェネーラも参加。
IT-1038 P.F.M. / Stati Di Immaginazione CD+DVD(PAL) \3800
 06年作。全曲インストでプレモリは作曲のみのクレジット。キーボードはLUCIO FABBRIと来日メンバーだったGIANLUCA TAGLIAVINIが担当。フランツがインタビューで語っているように、まず映像(DVD)があってそのイメージをサウンドで表現した作品だが、流石の出来で、PFM然と作曲されたプログレッシヴ・ロックを今までになくエモーショナルかつダークに聴かせる。スリリングなインプロヴィゼーションで釘付けにする1曲目から、ラストのアルキメデスの生涯を綴ったドラマチックなシンフォニックまで、その濃さ! そして、新鮮さが多々あるのに驚く。
IT-1292 P.F.M. / Canta De Andre CD+DVD(PAL) \3000
 ファブリツィオ・デ・アンドレの曲を取り上げた、08年のライヴを収録したCD&DVD。CIOCCIO、DJIVAS、MUSSIDAの3人にLUCIO FABBRIとPIERO MONTERISI(DR)、GIANLUCA TAGLIAVINI(KEY)を加えた6人編成。79年の共演ライヴと同じようにBOCCA DI ROSAで地中海の風をたたえ幕を開ける。全11曲ともあの時のライヴで演奏された曲だが、PFMがその後もライヴで取り上げているIL PESCATOREや、ファン極めつけのドラマチックなAMICO FRAGILEなどイタリア最高峰のプログレッシヴ・ロック・バンドとしての風格を見せ付けている。79年時よりも音がヘヴィなくらいだ。DVDで見るCIOCCIOのパフォーマンス、AMICO FRAGILEでのドラムにも釘付け。単なるアンドレのカヴァー物と思うなかれ。PFMファン必聴&必見! 3面開きデジパック初回パッケージ。*DVD収録の内2曲は権利の関係で映像と音が別々に収録されています。
IT-1492 P.F.M. / La Buona Novella A.D.2010 - Opera Apocrifa CD \2800
 ヘヴィなヴィンテージ感とイタリア然とした歌心がたまらない2010年作。彼らがまだKRELと名乗っていた時期にバックを務めたアンドレの70年作をプログレッシヴにリメイク。PFMが本作の為に書き下ろしたオープニングから始まり、オリジナルの歌詞と曲をリスペクトしながら、曲毎にプログレッシヴ・ロック・バンドとしてのソロをフィーチャーした新たなインスト・パートを各2分〜3分加筆し、曲もPFM流にアレンジ。アンドレのオリジナルには無い力強いロック色を持ち込み、なんと言っても随所にPFMらしさを見せる。ムシーダのハードなソロが炸裂し荘厳なエンディングを迎えるラストまで渾身の内容だ。3面開きデジパック。
IT-1476 P.F.M. / River Of Life - Manticore Years Anthology 1973-1977 2CD \2500
 シングル・エディットのLA CARROZZA DI HANS(喝采を重ねたやつ)を含む英マンティコア音源からの2枚組リマスター・コンピ。注目は4曲の未発ライヴ入りで、74年あの名ライヴLIVE IN USAと同日録音!のIS MY FACE ON STRAIGHT(スタジオ・テイクの6分38秒から16分22秒に拡張され白熱のインプロヴィゼーションが展開されるファン必聴未発音源。ミックスもLIVE IN USAと同じスタジオでの74年)、ベルナルド・ランゼッティ入りでの76年英国ライヴからDOVE QUANDO、OUT OF THE ROUNDABOUT、CELEBRATIOを収録。
IT-1505 PHAEDRA / Ptah:A Rock Opera CD \2500
 PFM「幻の映像」かと思わせる出だし。アコギに始まり、ハープシコードが重なり、フルートがバロックを奏でる。ヴァイオリンも2本フィーチャーしたクラシカル・シンフォ・バンドの2010年デビュー作。結成は古く15年以上活動しており、本作では3曲目で聴けるような12弦も取り入れたジェネシス・トリビュート・バンドとしてライヴを行っていた。14のパートに分かれたトータル・アルバムとなっているが、整合感を持たせようとした前半よりも、イタリア然とした迷宮へ突っ込んでいく後半で本領発揮。メタル色皆無。伊語。自主盤。
IT-0745 PHOLAS DACTYLUS / Concerto Delle Menti CD \2500
 73年にマグマ・レーベルからリリースされた彼らの唯一のアルバム。所狭しのツイン・キーボードと、ややジャンボに似たスタイルのヴォーカル、ヘヴィなギターなど非常にややこしいイタリアならではのアンサンブルで演奏されるヘヴィ・プログレ作。ポリリズムなどジェントル・ジャイアントからの影響も感じられる。ラストの闇の天使のような変則コーラス部分も、とてもイタリアらしい。
IT-1033 PICCHIO DAL POZZO / Abbiamo Tutti I Suoi Problemi CD \2500
 長らく廃盤だった80年作2nd。06年デジタル・リマスター盤。イタリアのHATFIELD&THE NORTHとでも呼べる内容で、カンタベリー・プログレッシヴとレコメンの影響を強く受けながらも、ヴォーカル・パートを初めイタリアのノスタルジックな風味が隠されている。15分の7曲目を聴いているとアレンジと演奏は複雑だが、クラシカルなヴァイオリンには気品が漂い、この手にはないギターがはめ込まれ泣いている。う〜ん、イタリア方式。ニュー・トロルスのヴィットリオ・デ・スカルツィの弟のアルド・デ・スカルツィのグループ。
IT-1058 PIERO E I COTTONFIELDS / Il Viaggio、La Donna、Un'Altra Vita CD \2600
 原盤は今でもイタリア屈指のレア、探してももう見つからないダルトンの1stと同じレーベルから、黄金期72年にリリースされた作品。ジャケットのプログレ度は凄まじくイタリア・ベスト10入り。PIERO COTTOのヴォーカルを主に、ソリーナ、ハモンド、ピアノがクラシカルに光る2曲目、4曲目などイヴァノ・フォッサーティとヴィットリオ・デ・スカルツィが組んだような作風。なので、デリリウム、ニュー・トロルス・ファンにもおすすめ出来る。吹雪くフルート、不器用ながらも歌うギターなど、基本は歌物ながら妖しい魅力が流れ出す。コレクター度10。見開き紙ジャケット。
IT-0222 PLANETARIUM / Infinity CD \2500
 71年リリース。唯一の作品。当時、自主制作でリリースされたもので原盤はかなりのレア。メロトロン、フルート、合唱も導入し、スケールの大きいイタリアン・プログレを展開するコンセプト・アルバム。何か映画でも見ているかのような力強いドラマがある。マニアックなサウンドながら良い出来。前にも書いたが、こういった作品の場合、CDが原盤のよさをどこまで伝えれるのかが心配だ。作品に対する愛着が違ってくる。
IT-0223 I POOH / Opera Prima CD \2800
 71年リリースのCBSへ移籍第一作目。GIANCARLO LUCARIELLOプロダクション&プロデュースとなり、イタリア然としたバロック調の大掛りなオーケストラを優雅に加え、イタリア音楽とルネッサンス美の伝統を重んずるようになった。多大な影響を残した彼らの第一歩でもある。LPの初回プレスは美しいコーティング・ジャケット。紙ジャケ再発の際には忘れずに!
IT-0224 I POOH / Alessandra CD \2800
 CBSへ移籍第2弾72年リリース。クラシカルなバロック調のフル・オーケストラをふんだんに使用したルネッサンス美はあまりにも感動的。2曲目を始め、今でもステージではかかせない名曲が詰め込まれている。本作でグループを離れるRICCARDO FOGLIが歌うラストも感動の名曲。これぞシンフォニック・ラヴ・ロック! 原盤(LP)は本作もコーティング・ジャケあり。で、2ndプレスあたりまで、オマケが付いていた。
IT-0225 I POOH / Parsifal CD \2800
 当時のイタリアの音楽シーンを席巻したプログレッシヴ・ロック・ムーヴメントに、もろに影響されたシンフォニック・ロックと呼べる傑作。73年リリース。イタリアならではのクラシカルでドラマチックなタイトル曲をはじめ、エレガントな中世ロマン色を漂わせ、オーケストラも感動を呼び起す。NEW TROLLSファンへもおすすめ。本作からREDが加入。オリジナルLPの初回プレスはエンボス・ジャケ!で、付属ブックレットも厚紙。
IT-0226 I POOH / Un Po'del Nostro Tempo Migliore CD \2800
 75年リリースの彼らの最高作のひとつ。中世ロマン色を持ったクラシカルでエレガントな曲調は本作で完成されたと言えるが、これが彼らのオーケストラを導入した作品の頂点だったとも言える。目を閉じて聴けば中世イタリアの貴族の優雅さと、叶うことのない愛の哀しみの物語が浮ぶ。必聴の感動傑作。LPレコードは言わずと知れた綴じ込みあり。アルバムの雰囲気をさらに盛り上げた。
IT-0287 I POOH / Forse Ancora Poesia CD \2800
 最もプログレッシヴなPARSIFAL、最もクラシカルでシンフォニックなUN PO'DEL NOSTRO〜に続いて75年にリリースされた作品。オーケストラをふんだんに使用した優雅な作風は前作UN PO'DEL〜で極めており、幾分その面影を引きずるといった感じだが、すべてを彼らの色に染めて聴かせる。ラストも感動的。当時のレコードには、サイケな色調のポスターが付いていた。
IT-0227 I POOH / Poohlover CD \2800
 オーケストラの使用を控え目にし、よりバンドとしての姿勢を打ち出した76年の作品。ROBYのキーボード・ワークとDODYのギター・ワークがより重要となり、メロトロンも導入されている。初期のロマンティシズムを伝える極上のメロディーは変っていない。幻想的なラストのシンフォニック・ナンバーは圧巻! 本作も当時のレコードには、色紙のようなPHOTOシートが付いていた。サイン用?
IT-0228 I POOH / Rotolando Respilando CD \2800
 77年にリリースされた名曲ぞろいの傑作。オーケストラの使用を控え、バンド・アンサンブルを強化した結果生れた彼らの代表作のひとつ。イタリアの<愛>を情熱的にドラマチックに歌い上げる。初期のPOOHはちょっと甘すぎる、という人はこれです! 本作もまた感動の必聴作!昔、KINGの仕事を手伝っていた頃、見せてもらったこの時期のライヴ・ヴィデオには正直驚いた。まったくもって、彼らはプログレ・バンド! DVDで出してくれ。
IT-0229 I POOH / Palasport 2CD \4000
 81年のツアーを収録した彼らの名ライヴ・アルバム。彼らのライヴ・アルバムはどれも良いので迷ってしまうけれど、やっぱり本作です。大合唱が起きるメドレーやパルジファルは鳥肌の感動物。さらにプーが大好きになってしまう必聴ライヴ! 以前に出ていたCDはカットされた2in1だったが、現在はフル収録の2枚組で入手できる。また、LPの初回盤は内ジャケのマルチ・レコーダーのメーター部分がフィジカル・グラフィティのようにくり抜きになっていた。
IT-1077 I POOH / Noi Con Voi Versione Integrale 2CD \3800
 06年にCD+DVDでリリースされたNOI CON VOI TOUR 2006のパドヴァでのファイナル・ステージを完全収録した2枚組CD。全45曲でトータル2時間半近い内容。06年盤CDより21曲も多く、セットのDVDにしか収録されていなかった感動のPARSIFALパートIIも含むシンフォニックなインスト・メドレーも収録。なので、レコード会社の商売っ気を感じるものの、これだけ差があれば買う価値は十分。それが夢の来日につながると信じたい。06年盤にも入っていた2曲の新曲も収録。PFMかと思うシンセが唸るドラマチックなナンバーです。
IT-1463D I POOH / Ancora Una Notte Insieme - L'ultimo Concerto 2DVD(PAL) \7800
 黄金期を築いた4人でのファイナル・ツアーを3時間以上収録した、ファン感涙の2枚組DVD。コンサートの模様やファンからのメッセージをメモリアルとしてカラー掲載した60ページの豪華デジブックが、ツアーケースをイメージさせるメタリックなデザインの施されたハードスリップに収納されたボックス型の特殊パッケージ。刻印ナンバーリング入り完全限定盤。いつも以上にわくわくさせられるオープニングだが、ステファーノのヴォーカルから始まる、というなんとも感慨深い演出。荘厳なオーケストレーションでクラシカルなドラマチックさにあふれるパルシファルも当然の如く含む全45曲。終盤は初期の名曲群が並び会場は興奮と涙。バックステージ、リハーサル、プロモ・クリップなどボーナス映像も多数。
IT-0232 PROCESSION / Frontiera CD \2500
 クェラの1stと同じHELPレーベルから、72年という黄金期にリリースされた1st。ヘヴィなギターとアコースティック・ギターをうまく噛み合わせ、メロトロンも導入し、イタリア然とした邪悪な雰囲気のするヘヴィ・シンフォの好作となっている。伊語のヴォーカルが曲調にマッチし、ムードをかもし出す。オリジナルLPは取っ手がついたカバン型変形ジャケ。また、ほとんどが、ドリル・ホール(CDに使用されたジャケまで!)を持っており、これは廉価盤として、アメリカへ在庫のすべてが輸出されたという話である。僕も、実はアメリカで買いました。
IT-1150 PROCESSION / Fiaba CD \2700
 見開き紙ジャケット・イタリア盤。オリジナルLPはレア盤が多いCETRAのLPQシリーズの1枚。74年リリースの2nd。ヘヴィ・シンフォだった前作から2人を残し、DELIRIUMからキーボード奏者、R.R.R.からドラマー、CIRCUS 2000から女性ヴォーカリストをコーラスで迎えて制作され、音楽性がメロディアスなシンフォへ変化した。イタリア特有のファンタジックな色彩が散りばめられ、郷愁を誘う哀愁感が漂い、アコギや浮遊するフルートなど、UNOによく似たサウンドで聴かせる。楽師達が楽器を持って古城へと向かう内ジャケットのイラストのイメージが合う。
IT-1453 QUASAR LUX SYMPHONIAE / Synopsis CD \2500
 9年振りの新作。まるでニュー・トロルスのコンチェルト・グロッソのようなバロック調のシンフォニック・ロックで、荘厳なオーケストレーションやラッテミを思わせる本物のパイプ・オルガン、オペラチックな女性ヴォーカルをフィーチャーし、イタリアしか出来ない作風で感動的に聴かせる。官能的なギターやシンセのソロをスリリングに配し、一方で物悲しくも優雅なアコースティック・パートを対比させたドラマチックさは圧巻。最近のこの手にありがちなゴシックやメタルへはまったく行かず、伝統的なクラシカル色を終始キープ。バンド活動30周年記念としてリリースされた渾身の1枚。
IT-1245 QUELLA VECCHIA LOCANDA / Same CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。72年にリリースされたこの1stは、なんともノスタルジックな哀愁に包まれる。クラシカルなヴァイオリンとフルートをフィーチャーし、ジェスロ・タルがヴィヴァルディやブラームスをヘヴィに演奏したようなナンバーもあり、影響されながらもすでに独自性を持っている。ラストは屈指の名曲で、これほどまでにイタリアの朽ちた美を感じさせる曲はそうはない。赤茶けたレンガの街並と石畳、あの風景と流れていた時そのものだ。涙。
IT-1246 QUELLA VECCHIA LOCANDA / Il Tempo Della Gioia CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。74年にリリースされた屈指の傑作。これを聴かずしてイタリアン・ロックは語れない。美しいピアノとヴァイオリン群のハーモニーが感動的な哀愁を奏でながら盛り上がっていく様は、ほんとうに衝撃的で一度耳にしたら二度と忘れられない。そのクラシカルさを保ちながら、イタリアの影の美しさと強さを存分に描く後半にも突出した個性があり魅力的だ。ニュー・トロルスのコンチェルト・グロッソと並ぶクラシカルな最高峰!
IT-1264J I QUELLI / Same CD \2520
 初回限定盤、国内盤紙ジャケット仕様。チョッチョ、プレモリ、ムッシーダ、ピアッツァらが在籍したバンドの69年作。ビート・バンドと言われて来たが、カヴァーも伊語で歌われ、また、イタリア特有の甘いバラードも多く、今聴くとこの年代のニュー・トロルスがいいように、クエッリもまたいい。プレモリとムッシーダが所々見せるワイルドなプレイは注目だ。アルバム・リリース後、バンドはより創造的なロックを求め変名I KRELでシングルをリリース。そして、パガーニを獲得し、PFMへとして始動。66年のデビュー・シングルなど、当時のシングルをフォローした11曲のボーナス入りで、うち1曲はI KRELの70年サンレモ曲。JVC K2 24Bitリマスタリング。ボーナス・トラック11曲追加収録。解説書・歌詞・対訳付き。国内盤
IT-1510 RACCOMANDATA RICEVUTA RITORNO / Per... Un Mondo Di Cristallo CD \2600
 72年リリースの彼らの唯一のアルバム、だったはずが、2010年に往年のファンも驚喜させた新作をリリース。伝説のバンド、IL RITRATTO DI DORIAN GRAYを経たヴォーカリストが在籍し、イタリア特有の邪悪なヘヴィ・プログレッシヴ・サウンドを展開させるが、攻撃的なピアノ、地中海風味を持ったアコギ、妖しいフルートらに加え、コントラバスの不気味な響き、サックスを交えた狂おしいジャズ香など、他のバンドには無いカラーを随所に見せる。全体に漂う寂しげな回想感が独特。ギタリストとヴォーカリストは本作後バンドを離れSAMADHIを結成。見開き紙ジャケット&リマスター。
IT-1454 RACCOMANDATA RICEVUTA RITORNO / Il Pittore Volante CD \2600
 72年に、PER... UN MONDO DI CRISTALLOをリリースしたあのRACCOMANDATA RICEVUTA RITORNOがLA NUOVA RACCOMANDATA CON RICEVUTA DI RITORNOとして再編され、なんと新作をリリース! 現在は画家となりフレスコ画も手がけているリーダーを中心に、RITRATTO DI DORIAN GRAY時代にバンドメイトだったドラマーやCLAUDIO SIMONETTI、さらにゴブリンのベーシストやオザンナのLINO VAIRETTIらも参加。当時の邪悪さをそのまま残し、狂おしいヴォーカル、雰囲気たっぷりのキーボード、ギターらに、叫ぶサックス、妖しいヴァイオリン、吹雪くフルート、女性ヴォーカルも加えたヴィンテージ感のある曲作り、ヘヴィさ、イタリア然とした叙情が織り成す必聴作となっている。RRRとゴブリンの母体であった伝説のバンド、RITRATTO DI DORIAN GARYの初期メンバーが4人居るという点にも注目。*初回666枚直筆サイン&ナンバーリング入り・リトグラフ付き! 見開き紙ジャケット&オリジナル絵画数点が掲載されたブックレット付き。
IT-1408 RANESTRANE / Nosferatu Il Vampiro 2CD \2800
 突然発掘された注目の06年作2枚組。ELISAら超一流のバックを務めたスタジオ・ミュージシャンがローマでプログレをやる為に結成した4人編成のバンドで、ヴェルナー・ヘルツォークのノスフェラトゥに合わせて制作されたシンフォニック・ロック作。曲は切れ目無くつながって行き、プロフェッショナルなキーボードやギターソロを織り込みながらドラマチックに展開。伊語によるヴォーカルがとても良く彼だけでもカンタウトーレとして通用するような流石プロ集団といった感じの内容で、いかにもイタリアン・プログレといったピアノやシンセ、オルガンを配置したディクス1の後半、美しいインストが続くディスク2の中盤、PFMを思わせる感動的な終盤など並みのバンドには無いコンポーズ力とスケールで聴かせる大作。自主盤。
IT-0456 RICCARDO COCCIANTE / Concerto Per Margherita CD \2000
 BMGイタリアーナ・24BIT DIGITAL REMASTER AND DIGIPACK LIMITED EDITION! 76年リリースの彼の名作。愛を情熱的に歌い上げる彼のヴォーカルを、あのヴァンゲリスによる壮大なキーボード・オーケストレーションで盛り上げる。特にタイトル曲は絶品で、B級シンフォ・プログレ・バンドなどぶっ飛ばしてしまう程のドラマチックさ。イタリア&ヴァンゲリス・ファン必聴!
IT-0241 RICORDI D'INFANZIA / Io Uomo CD \2500
 73年リリース。原盤はCETRAのLPP番号というあまり見かけない品番で、そのためか、レア度もFONIT CETRAのNO.1と言えるのでは。6ケタのオークション・クラスでしょう。糸目の入ったジャケも厳ついしね。ヘヴィなギターとハモンドをメインに、ヴォーカルが熱く加わる典型的なイタリアン・プログレの音。重いリズムが全体にのしかかるような雰囲気。作品の後半ではクラシカルな趣も。なお、同年にLP未収のシングルをリリース。こちらは、メロトロン入りのめちゃくちゃいい内容。ボーナスとしてCDに加えてほしかった。
IT-1495 ROBERTO CACCIAPAGLIA / Ten Directions CD \2500
 2010年作。彼が最近続けてきたスタイルで、ピアノとロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラをメインに、チェロやオーボエのソリスト、オペラチックな女性ヴォイスを加えた孤高の作風。オケのコンダクターはバッティアートでも知られるMICHELE FEDRIGOTTI。ロマンチックな優しさ、ノスタルジックな詩情など彼の音楽を表現する時のキーワードは不変だが、今回は希望に胸を躍らせ、また、悲しみを力強く乗り越えていく人生のドラマが切々と映し出されている。この劇的な生命感。またしても天上の傑作。3面開きデジパック。
IT-1248 IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA / La Bibbia CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。71年リリースの1st。キーボードレスのヘヴィ・プログレで、シンフォニックな傑作3rd、CONTMINAZIONEとはまったく趣きを違えるが、曲調やメロディーはあくまでもイタリア的で、ニュー・トロルスのニコのハードロックを思わせる変則的で攻撃的なもの。DAL VIVOの表記があり、スタジオで一発録りされたものらしいが、エフェクト処理やコーラスなど手を加えてあり堂々の仕上がりを見せている。後半のクラシカルな掛け合いや半音の妖しさもイタリアだ。
IT-0590 IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA / La Bibbia CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! 71年リリースの1st。キーボードレスのヘヴィ・プログレで、シンフォニックな傑作3rd、CONTMINAZIONEとはまったく趣きを違えるが、曲調とメロディーはあまりにもイタリア的で、イルバレのSIRIO 2222やTEOREMIと並ぶイタリアン・ハード屈指の1枚でもある。イタリア・ファンなら一聴でこの良さがわかるハズ。紙ジャケット仕様。レリーフは入っていません! *完全初回限定盤!
IT-1249 IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA / Io Come Io CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。72年リリースの2nd。オリジナルLPは本物のメダル付きで、天上知らずの値段が付くコレクターズ・アイテム。キーボードレスながらも曲構成が読めない変拍子だらけの技巧派ハード・プログレで邪悪さを持ち、引きのパートではリコーダーのリリカルな音色やアコギでアクセントを付け、ヴォーカルが情感たっぷりに入る。ギターとベースが極端に左右にパンされているのも大胆で、シンフォニックだけがイタリアン・プログレじゃない、と言う好例。
IT-1250 IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA / Contaminazione CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。最初の2枚からのこの大変貌は何だったのか。イタリアン・ロック史に残る事件であり、傑作シンフォのひとつ。キーボーディスト、FRANCO DI SABBATINOを加え、また、コンチェルト・グロッソで知られるバカロフをアレンジャーに迎え、バロッキーなオーケストラとテクニカルでヘヴィなロックバンドを対比融合させた73年リリースの3rd。あまりにもドラマチックで、かつスリリング。手に汗をにぎる迫力で終始展開。30年以上経った今聴いても、なお驚きが隠せない。
IT-1183 SAMADHI / Same CD \2700
 見開き紙ジャケット・イタリア盤。オリジナルLPはレア盤が多いCETRAのLPQシリーズの1枚。L'UOVO DI COLOMBO、RACCOMANDATA RICEVUTA RITORNO、TEOREMIらのメンバーが結成した、いわば鳴り物入りのスーパー・グループで、74年に唯一の本作をリリース。リリカルなピアノやリズム・セクションが光り、締まったテクニックで聴かせる。洗練された美しさを持ち、宗教的な歌詞で歌われるラスト・ナンバーはハープの調べから荘厳なコーラスやストリングスが高鳴っていく、感動的なイタリアン・シンフォの必聴名曲。同じくストリングスやファゴットがフィーチャーされる2曲目も印象的。
IT-0250 SANGIULIANO / Take Off CD \2300
 78年リリース。イタリアのプログレッシヴ・ロック・シーンが生んだ特異な傑作。メロトロンを含むキーボード類をオーヴァー・ダヴし、クラシカルかつスリリングに仕上げた作品。シンセ・ミュージックの一種でありながら、まさにシンフォ・バンドのようなリアリティーと、荘厳といってもよい音の積み重ねでリスナーを圧倒する。トリノ出身で、ANTONIO SANGIULIANOという。
IT-1096 SEMIRAMIS / Dedicato A Frazz CD \2600
 見開き紙ジャケット・イタリア盤。トリデント・レーベルが73年に放ったヘヴィ・シンフォの豪傑作。南イタリアの邪悪な雰囲気をぶちまけながら、これほどまでに畳み掛けるイタリアン・プログレは他には見あたらない。何度聴いてもそのインパクトは風化せず、バンド・メンバー全員で襲い掛かる持続性とテンポの早さに圧倒される。メロディアスであり、何物にも似ず妖しくエキゾチック。ソロはほとんどなく、ひたすら作曲された官能的なフレーズが絡み合い、鮮やかな展開がこれでもかと繰り広げられる。リマスター。
IT-1176 SHOWMEN II / Same CD \2700
 見開き紙ジャケット・イタリア盤。バンド初期にはオザンナのELIO D'ANNAが在籍。彼が脱退後にバンドは再編され、72年に本作をリリース。後にナポリ・チェントラーレへ発展するので、本作もファンクだと誤解されがちだが、本作は伊語の情熱的なダブル・ヴォーカル、ハモンド、ピアノ、フルート、ギター、ブラスらをフィーチャーする典型的な哀愁のイタリアン・プログレッシヴ・ロックで、芯があり、クラシカルな面や地中海風情も見せる。5曲目のようにラスト50秒を残すところになってからの展開がいかにも。マスターテープからリマスターされており音質が以前のCDより改善されている。
IT-0724 SITHONIA / Spettacolo Annullato CD \2500
 92年リリースの傑作。彼らの2作目にあたり、BANCOを手本にしたイタリアン・プログレッシヴ・ロックの復刻でありながら、CONSORZIO ACQUA POTABILEやDFAと同じく、その年代のオリジナリティーもあり、クラシカルさとシンフォニックさが迷宮のように複雑に入り組んだ曲作りで引き込む。20分以上ある最初の組曲は特筆。出来すぎでは?、と思うほど素晴らしい。もちろん伊語。BANCOファン必聴作!
IT-0253 STEFANO TESTA / Una Vita Una Balena Bianca E Altre Cose... CD \2500
 77年リリース。イタリアン・プログレ然としたアレンジにオーケストラを加えた本作は、他の一級シンフォ・プログレ作品と比べてもなんの見劣りもしない。イタリアならではの情景と思いが詰め込まれた作り手の気持ちが伝わってくる。基本は歌を中心としたものだが、1曲目の大作をはじめ、インスト・パートも多く叙情派シンフォの名作と言える。個人的な愛聴盤。
IT-1420 STORMY SIX / Al Volo CD \2600
 イタリア盤見開き紙ジャケット&リマスター09年盤。少しのブランクを経て82年にリリースされたヴォーカル入りの作品で当時のラスト作。それまでのチェンバー指向からエレクトリックなアーバン・サウンドへ完全にイメチェン。当時はこの変貌にショックを受けたファンも多かったかもしれないが、今聴くと時代の先端を行っており屈折したスタイリッシュさとでも言うべき驚きの内容を誇っている。地中海色もあり、2曲目、6曲目あたりの歌心はEUGENIO FINARDIや元バンドメンバーだったCLAUDIO ROCCHIらのクランプス作品を思わせる。プログレッシヴだ。
IT-1396 THEORIUS CAMPUS / Same CD \2200
 再プレス! ANTONELLO VENDITTIとFRANCESCO DE GREGORIが72年にITレーベルからリリースしたレア作。2人のカンタウトーレとしての持ち味を合わせたフォーク・デュオ作といった感じで、派手さは無いものの、ITレーベルならではのシンセやフルートのプログレ色、そして、なによりもそのナイーヴなイタリア色に溜め息。繊細でかつファンタジックだ。叙情的なカンタウトーレ・ファンなら絶対に聴き逃せない1枚。余談だがANTONELLO VENDITTIは熱狂的なサッカー・ファン(ロマニスタ)としても知られ、WCではイタリア代表のためにサポーターとして日本に来ていた。
IT-1326 TITO SCHIPA JR. / Orfeo 9 2CD \2700
 リマスター&見開き紙ジャケット。73年リリースのロック・オペラ物。主役はキャスティングされたヴォーカルだが、後半はインスト・パートも多く、オルガンやドラマーなどBRAINTICKETのメンバーらをバックに配し、ギター、ピアノ、シンセ、オーケストラを交えたプログレ風味が立つ。RENATO ZERO、LOREDANA BERTEも参加。同じ年代のチェトラ物ということもあり、ニュー・トロルス、デリリウムといったあたりと質感が似ている。今聴き直すと妖しげなサイケ色にも気付く。オリジナルに付いていた歌詞ブックレットを28ページにて収録。英語解説付き。
IT-0975J TITO SCHIPA JR. / Io Ed Io Solo CD \2940
 コーティング紙ジャケット仕様。06年版デジタル・マスター採用。イタリアン・ファン待望の初CD化。プログレッシヴ・カンタウトーレの必聴傑作!74年リリースの2nd。近い存在だとマウロ・ペローシ、クラウディオ・ロッキといったところか。内面と向き合うような独白的な旧A面だけでも孤高の存在を味わさせられるのに、旧B面すべてを使った20分を超える組曲では、まるでプログレ・バンドを率いるかの如く妖しくシンフォニックに狂い咲く。主役は彼のヴォーカルだが、キーボード、ギター、リズム・セクションにオーケストラも加え、込み入った圧巻の独創性で「私小説」が繰り広げられる。国内盤
IT-0615 TONY CARNEVALE / III Movimento 3CD \3800
 92年の1stソロ、RISONANZEと、95年の2ndソロ、LA VITA CHE GRIDAに、99年の3rdソロ、MOVIMENTOをセットにした3枚組。1stは最初、画集とパックセットで売りに出された。ロマン派から印象派を思わせるクラシカル・センスにサンジュリアーノのようなプログレ・パッションを加えたもの。2ndはBANCOのFRANCESCO DI GIACOMOをゲストに迎え、意識してかどうかはわからないが初期BANCOを思わせるキーボード・ラビリンスで圧倒する。3rdはヴァイオリンやチェロもフィーチャーし、話題のライヴ盤でも取り上げている展覧会の絵や、禿山の一夜も登場するバンド形態によるクラシカル・シンフォニック・ロック作。ライヴ盤とアレンジが違っており、聴き比べる愉しみも。
IT-0616 TONY CARNEVALE / Live - Rock Symphonic Concert CD \2500
 全シンフォニック・ファンの息が止まってしまうような凄い傑作! 03年にリリースされた96年ローマでのライヴ。FRANCESCO DI GIACOMO、RODOLFO MALTESEらBANCOのメンバーをフィーチャーしたバンドに、ヴァイオリン、チェロ等の管弦楽を加えた12人編成で迫る圧巻の内容。まずは1曲目の展覧会の絵で失神!! その後も、BANCOとDAEMONIAとVITTORIO DE SCALZI BANDを足したような超ド級のサウンドで、テクニカルかつクラシカルかつドラマチックに大シンフォ・パノラマを繰り広げる。凄いとしか言い様のないぶ厚い音と巧みな演奏だ。間違いなくイタリアの最高峰。
IT-1386 TONY CARNEVALE / Dreaming A Human Symphony CD \2500
 09年傑作。フル・オーケストラを配しアップデイトされたシンフォニック・ロックと伝統的なクラシックが融合。FRANCESCO DI GIACOMO、RODOLFO MALTESEらBANCOのメンバーの他にもイタリアの多くのバンドから多数のミュージシャン、特に英語で歌える男女のヴォーカリストを何人も参加させ、現在のシンフォ・シーンを意識したかのような重厚なサウンドを展開。メロディックなノリを鋭いシンセやヘヴィなギターが切り裂き、オーボエやハープといったアコースティックな美旋律が優雅に現れる。その高鳴りのドラマチックさ。よりクラシカルさに包まれる中盤以降はもうニュー・トロルス並み。女性ヴォーカル陣の中にはあのBARBARA ERAMOも居るという贅沢さ!
IT-0386 LA TORRE DELL'ALCHIMISTA / Same CD \2500
 FESTA MOBILEを思わせるようなスリリングなピアノが流れ出し、イル・バレのYSのようなキメ技、ノスタルジックに響くフルート、GIANNI LEONEのようなヴォーカル、とイタリア然とした展開を見せるNEWグループ。2001年作。スリリングなパートも、PFM張りの叙情があふれ出すメロディアスなパートも、見事なまでにイタリア的。キーボードづくしの変拍子プログレの名作と言われるのでは。デビュー以前はBANCOのカヴァーを得意としていた。うなずける!
IT-1118 LA TORRE DELL'ALCHIMISTA / Neo CD \2500
 待望の07年新作。かなりいい。鮮やかだ。はっきり言って70年代の名作群の上位に並ぶ。ハモンドをメインにムーグやメロトロンを加えたサウンドはプログレを知り尽くしている。そこへ入るイタリア然とした胸焦がすハートフルなヴォーカル。イタリア色にこだわる若手バンドだったらCONSORZIO ACQUA POTABILEとLA MASCHERA DI CERAが思い浮かぶが、ヴァイオリンを物悲しく導入するなど、あのヨーロッパの情景を正しくドラマチックに伝えるのはLA TORRE DELL'ALCHIMISTAだろう。テクニカルで整合感があり畳み掛ける演奏もハートフルで音楽として非常に美しい。琥珀の夕暮れを感じさせる郷愁はかけがえのないもの。ラストはプー並みのイタリアン美旋律! 必聴!!
IT-1131J TOTO TORQUATI / Gli Occhi Di Un Bambino CD \2310
 <BMGイタリアン・ロック完全復刻紙ジャケット・コレクション・シリーズ第2期 第1回> JVC K2 24BIT MASTERING。初回生産限定盤。プログレッシヴ・ロック・ムーヴメントの影響をもろに受けた彼の2ndソロ(1stソロはANTONIO TORQUATI名義でチェトラから72年にリリース)。73年作。プログレッシヴなハモンドやアープは、彼がキーボーディストということもあって本格的。リリカルなオーケストラとの対比も見事。イタリアン・プログレ・シーンの偉業のひとつ。必聴です。見開き紙ジャケット仕様。歌詞・対訳付き。国内盤
IT-1133 TRIADE / 1998:La Storia Di Sabazio CD \2600
 73年にリリースされた彼ら唯一のアルバム。前半はE.L.&P.に影響されたと思われるオルガン・トリオ的なプログレを展開させるがシュールなストイックさがあり、他の同スタイルのバンドとは何かが違う学術を見せる。旧B面になると、イタリア然とした光と影があふれだし、叙情の最良の部分を味わせてくれる。アコギ、ハモンド、ソリーナ、メロディアスなヴォーカルらにて名曲CARO FRATELLOは綴られ、攻撃的なパートから一転、劇的な移り変わりは本作のハイライト。トスカーナ出身。金箔が貼られたオリジナルLPはサッシカイア・クラス!? イタリア盤見開き紙ジャケット。
IT-1252 THE TRIP / Same CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。ロンドンで結成され、スタート時にはあのリッチー・ブラックモアが在籍。その後バンドは活動拠点を捜しイタリアへ渡ったものの、リッチーはイギリスに戻ってしまった。メンバーを補充し、70年に本1stをリリース。ギターやハモンドを全編にフィーチャーした少しサイケ色も残るアートな作品で、英国人メンバーがバンドの中心となっており、その気質が表れたクラシカルなヘヴィ・ロックを聴かせる。3曲目はリッチーのギターで聴いてみたかった。
IT-1253 THE TRIP / Caronte CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。1stや本71年リリースの2ndは、後の2作と明らかにサウンドが違う。ドラマーがフリオ・キリコへチェンジし、ジャズ・ロック色を強めた後期2作も良いが、ヘヴィ・プログレで豪快に聴かせる初期2作も良い。ジミ・ヘンへ捧げられた曲もあり、プログレッシヴなハモンドとヘヴィなギターには幾分まだ英国から持ち込んだ影響を残しているものの、イタリアという強烈な郷土に感化された色がムンムンとミックスされ、クラシカルな雰囲気が翳る。
IT-1254 THE TRIP / Atlantide CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。72年3rd。本作からスーパー・ドラマー、フリオ・キリコが加入し、またギタリストが抜け、キーボードをメインにしたプログレッシヴ・トリオに生まれ変わった。クラシカルな6曲目など英語で歌われていることもあり、レア・バードあたりも思い浮かぶが、ハイ・テンションの2曲目などすでにキリコのドラムスが凄まじく、スリリングなプレイに圧倒される。さらに、後半ではキリコのフリー・ドラム・ソロまで聴ける、アルティ・ファン必聴作。
IT-0266 THE TRIP / Time Of Change CD \2500
 かつて、イタリア最高の伝説プログレッシヴ・トリオと言われた彼らの73年リリースの4作目。オルガンやピアノに加えストリングス系などキーボードの音色が多彩になり、英語で歌われ、そのテクニカルな演奏と曲調からパトリック・モラーツやオランダのスーパー・シスターにも近い質感を合わせ持つ。教会音楽を思わせる名曲CORALEはイタリアならではと言え、キリコが加速させる早い曲との対比が美しい。バンドは本作にて解散。キリコはアルティに合流する。
IT-1371 UBI MAIOR / Senza Tempo CD \2600
 メロトロンをフィーチャーし迷宮を探る典型的なイタリアン・ヘヴィ・シンフォとなった彼らの09年作2nd。行き先が見えない曲作り、繰り返されるテンポ・チェンジ、持続するテンションとアンサンブルの厚さなど、LA MASCHERA DI CERA、TILION、CONSORZIO ACQUA POTABILEらに通じ、アコギ、ピアノのリリカルさも特徴で、彷徨う歌い方をするヴォーカリストと彼が弾くヴァイオリンがバンドを色付けている。また前作にあったジェネシス色を無くし、ネオ・プログレの匂いを消し去った独自のアイデンティティーへまっしぐらだ。いわゆるバンコ系。ドラマチックな力作。デジパック。
IT-0999 UNO / Same CD \2600
 74年リリース。PALEPOLIリリース後、OSANNAは分裂を始める。ELIO D'ANNAとDANILO RUSTICIはインターナショナルな指向を持ったグループを計画。ロンドンへ渡り本作をレコーディングした。約半分は英語で歌われ世界を見つめているが、結果、最もファンタジックなイタリア色にあふれたシンフォニック作品となる。メロディーの美しさも数あるイタリアン・ロックの中でトップ・クラス。特に1曲目とアルバムでのB面は感動的。女性スキャットはフロイドの狂気と同じシンガー。後に、全曲英語によるジャケ違いのドイツ盤も出た。その後、NOVAへと発展する。リマスター、見開き紙ジャケット。
IT-0840 VENEGONI&CO. / Rumore Rosso CD \2500
 長らく廃盤になっていた彼らの77年リリースの1st。アルティ・エ・メスティエリのギタリストが結成したグループであることはもう周知のことだが、今、この周辺の流れを振り返ってみると、初期アルティの地中海情緒を持って抜けたのは彼で、この自身のリーダー・アルバムに鮮烈なジャズ・ロックと共に注ぎ込んだ。地中海の火照りと波間の光りのざわめきのようなものを感じる。穏やかな流れから一転、一気に走り出すテクニカルな演奏の切り返しのうまさは流石。痛快だ。リマスター&ライヴ・ボーナス1曲入り。
IT-0565 VENEGONI&CO. / Sarabanda CD \2500
 79年リリースの2nd。アルティ譲りのテクニカルな曲想に乗せてオープニングから地中海の光が迸り、この風味が最後まで失われることなく進行していく。強力なリズム陣など、まさにアルティ張りのテンションを発するが、楽器やアンサンブルなど地中海ルーツから掘り出したものをコンテンポラリーな感覚でジャズ・ロックに溶け込ましている。アレアからの影響も隠せなかったようだ。イタリアからでしか出てこないジャズ・プログレの名作のひとつ。デジタル・リマスター&デジパック。
IT-0858 IL VOLO / Essere O Non Essere? Essere、Essere、Essere! CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! 75年リリースの傑作2nd。個人的なイタリアン・プログレのベスト3の内の1枚。まさに、”飛翔”というバンド名が示す通り、流れるように美しいメロディアスな演奏が空へ舞い上がり、地中海の憧景とロマンを描く名作! オープニングでのラディウスのギターシンセの音色が非常にこの作品にあっており、ラヴェッツィもこのモジュールを好んで使用。また、エレクトリック・シタールもサズのように導入。本作の湾岸風味というか地中海色を決定的なものにしている。このアイデンティティーへのこだわりに脱帽。後のソロや参加作でもこの音色がトレード・マークとなった。見開き紙ジャケット仕様。*完全初回限定盤!
IT-1497 THE WATCH / Ghost CD \2200
 デジパックで出直したTHE WATCHの01年作1st。98年に唯一作をリリースしたNIGHT WATCHからヴォーカリストがメンバーを一新し改名、というか新たに結成。2010年作とも他のメンバーが全員違うのには驚くが、怪奇骨董からフォックストロット期のジェネシスに音楽性を重ねている為、今とそうは変わらないが、聴き直すとこのデビュー作も大変良く出来ていて、ジェネシスに成る研究が進んだ現在よりも独自性があって評価は落ちない。バンクス張りのキーボードも、ロング・トーンを多用するハケット風ギターもリーダーの差金だったのか。単にジェネシス風ではなくジェネシス流度の高い力作。ドラマチック!
IT-1098 THE WATCH / Primitive CD \2500
 ジェネシス・ファン必聴というか、これはもう初期ジェネシスの未発アルバムを聴いているような徹底した雰囲気と曲作り。劇的なメロトロン、幽玄なシンセ、切ないピアノ、甘美なギター、リズムの組み立て、ヴォーカルと、ここまで来るともう影響下というかタイプというかそう言うのを超えて、成りすましの境地。凄いデータ分析と応用。で、これが亜流かと言うと、とんでもなく良く出来ていて、かなり聴けてしまう。ラストは感動だ。そう、彼らは音楽だけでなく怪奇骨董から月影の頃のジェネシスが持っていた、あの限りない魔力を得ている。これはマネでは出来ないこと。CDラックのジェネシスの隣に並べたい。07年作。初回限定デジパック版!!
IT-1455 THE WATCH / Planet Earth ? CD \2200
 ジョン・ハケットが1曲ゲスト参加している2010年作。すべて彼らのオリジナルながら、ガブリエル時代のジェネシスの面影に満ちたサウンドはさらに探求が重ねられており、本当にこういうジェネシスの未発スコアがあったかのような出来。メロトロン、ハモンド、ムーグ&アープ、12弦ギター、ペダルベースといったマストアイテムを用い、ヴィンテージ感に遜色も無くロマンチックでかつミステリアスな雰囲気が漂う。インパクトのあるオープニング、深淵な幻想あふれる2曲目、屈折しながらもノリがいい3曲目、まさに初期ジェネシスのエッセンスがすべて注ぎ込まれたかのような傑出の4曲目など、全曲ラストまでミラクル! デジパック。
IT-1515 ZAAL / Onda Quadra CD \2500
 LA MASCHERA DI CERAやFINISTERREでそのプログレ・センスを発揮しているキーボーディスト、AGOSTINO MACORが率いるジャズ・ロック・バンドの2010年作。本作は2作目で前作のベースはFABIO ZUFFANTIだった。なので、多才なZUFFANTIのジャズ・ロック・プロジェクトかと思われたが抜けており、サックスとトランペットを加え新たな6人編成となっている。変拍子リフをバックに上物がソロを取り合っていくといったスタイルだが、いぶし銀の管楽器とリリカルなピアノのコントラスト、切ないシンセのソロなど後半は見事に地中海色に染まり、夕焼けから闇の支配に変わっていく孤独感と悲しみに満ちたラストは傑出。見開き紙ジャケット。
IT-1388D V.A. / 1979 Il Concerto Box DVD(PAL)+2CD+BOOK \3500
 遂にこのDVDがクランプス・レーベル30周年を記念してリリース! 1979年6月14日ミラノで行われたアレアのヴォーカリスト、デメトリオ・ストラトスの追悼イヴェントで当初は白血病の彼を救済する為のチャリティー目的で企画されていたが彼は残念ながらこの日の前日にニューヨークで亡くなった。DVDの収録はオリジナルLPやCDとは少し違い、バンコ、ブランデュアルディ(&マウリツィオ・ファブリツィオ)、ヴェネゴーニ&カンパニー、アレアのリズム・セクションとテレーザ・デ・シオをフィーチャーしたカルナシャリアらは収録曲が違う。バンコがアレアをリスペクトするようなフリー・インプロヴィゼーションを展開し「7月、8月、9月(黒)」のフレーズを挿入するなどこのイヴェントならではで、またロベルト・コロンボ入りツイン・キーボードでのPFMのジャム・セッションも収録されている。他、ストラトスのアーカイヴ映像(アレア含む)やクランプスのカンタウトーレもジャズ・ロック・バンドをバックに熱唱するなど、約1時間20分見所満載だ。当時、イタリアのロックシーンは苦難の時期にあり、多くのミュージシャンやファンが共感を持っていたストラトスの死という悲しみが痛々しいほど伝わってくる。それぞれ個々の思いを秘め、まさに70年代の終わりを象徴する歴史的コンサートだった。カラーでの収録。2枚組CDの収録曲は旧盤と同じ。資料を掲載した40ページのブックレット入り。デジパック&スリップケース入り。DVD曲目:AREA - Danz(A)nello、FRANCESCO GUCCINI - Canzone Per Un Amico、BANCO DEL MUTUO SOCCORSO - Lungo Il Margine (incl.Luglio、Agosto、Settembre)、EUGENIO FINARDI - Hold On&Extraterrestre、ROBERTO VECCHINOI - Figlia、VENEGONI&CO. - Jam、ANGELO BRANDUARDI - Confessioni Di Un Malandrino、ROBERTO CIOTTI - Shake It、PFM - Instrumental Jam、GIANCARLO CARDINI - Novelleta&Solfeggio Parlante、GAETANO LIGUORI&TULLIO DE PISCOPO - Tarantella Del Vibrione、SKIANTOS - Ehi Buba Loris、ANTONELLO VENDITTI - Bomba O Non Bomba、CARNASCIALIA - Cirri、AREA - L'Internazionale
IT-1434 V.A. / Progressive Italia Gli Anni'70 Vol.1 6CD \4200
 ユニヴァーサル・イタリアーナから限定プログレッシヴ・アルバム・ボックス! 説明不要の歴史的名盤から初CD化のものまで、各09年リマスター&紙ジャケットにて収納。今やカリスマ的な傑作、IL BALLETTO DI BRONZO / YS(72年。必聴シングルLA TUA CASA COMODA、DONNA VITTORIAのボーナス入り)、静と動の巧みさで聴き手を離さない名作、DE DE LIND / IO NON SO DA DOVE VENGO...(73年)、怒涛のインパクトが押し寄せる圧巻のJUMBO / VIETATO AI MINORI DI 18 ANNI(73年)、シンセが広がるスペーシィーなジャズ・ロックのSENSATIONS'FIX / PORTABLE MADNESS(初CD化・74年)、イタリア人にしか作れないクラシカル・ロックの古典、LATTE E MIELE / PASSIO SECUNDUM MATTHEUM(72年。シングルからMESE DI MAGGIOのボーナス入り)、悲しみを投影する孤高のカンタウトーレ、MAURO PELOSI / AL MERCATO DEGLI UOMINI PICCOLI(伊盤初CD化・73年)の6枚。イルバレ、ジャンボなど傑作群が最新デジタル・リマスターにより圧倒的な音質の良さで聴けます。イタリアン・ロック・コレクションとして必携!
IT-1435 V.A. / Progressive Italia Gli Anni'70 Vol.2 6CD \4200
 ユニヴァーサル・イタリアーナから限定プログレッシヴ・アルバム・ボックス! 説明不要の歴史的名盤から初CD化のものまで、各09年リマスター&紙ジャケットにて収納。シンフォニック・ロックの理想郷、LOCANDA DELLE FATE / FORSE LE LUCCIOLE NON SI AMANO PIU(77年。必聴シングルNEW YORK、NOVE LUNAのボーナス入り)、ニュー・トロルス・ファンは見逃せないIBIS / Same(75年。シングルからNOIのボーナス入り)、イタリアというよりはドイツ的な攻撃性とシンセ色を持つSENSATIONS'FIX / FINEST FINGER(初CD化・76年)、チェンバー音楽をエレクトリックに加工したROBERTO CACCIAPAGLIA / SEI NOTE IN LOGICA(79年)、CANZONIERE DEL LAZIOを母体にマウロ・パガーニやデメトリオ・ストラトスが加わった硬派の地中海プログレッシヴ作、CARNASCIALIA / Same(79年)、ヴァイオリニストのカルロ・シリオットや、名ドラマー、アゴスティーノ・マランゴーロがゲスト参加しているPFMにも似たカンタウトーレ風のフォーク・ロック・バンド、STRADAPERTA / MAIDA VALE(初CD化・79年作)の6枚。CARNASCIALIAは必聴作ながらも長らく入手困難だった1枚。イタリアン・ロック・コレクションとして必携!
IT-1465 V.A. / Progressive Italia Gil Anni'70 Vol.3 6CD BOX \4200
 ユニヴァーサル・イタリアーナから限定プログレッシヴ・アルバム・ボックス第2弾2種! 説明不要の歴史的名盤から初CD化のものまで、各2010年リマスター&紙ジャケットにて収納。煙いほどのパワーで迫る、JUMBO / Same (72年1st)、TRIPのギタリストのソロ作で、ヘヴィでかつオーケストラを導入した叙情的な泣きのある、BILLY GRAY / FEELING GRAY ? (初CD化・72年)、初期とは違いハードな質感もあるSENSATION'S FIX / BOXE SPARADISE (初CD化・77年5th)、NEW TROLLSから分裂したIBISのメンバーのセッションから生まれたTRITONS / SATISFACTION (73年)、最も知られたスタジオマンによる地中海ジャズ・ロック作、TONI ESPOSITO / LA BANDA DEL SOLE (78年)、カンタウトーレ・ファン必聴の哀愁漂う、MAURO PELOSI / Same (初CD化・77年作3rd)の6枚。中でも待望と言えるペローシの3rdと、激レアだったBILLY GRAYは初再発なので、うれしいかぎり。イタリアン・ロック・コレクションとして必携!
IT-1466 V.A. / Progressive Italia Gli Anni'70 Vol.4 6CD BOX \4200
 ユニヴァーサル・イタリアーナから限定プログレッシヴ・アルバム・ボックス第2弾2種! 説明不要の歴史的名盤から伊盤初CD化のものまで、各2010年リマスター&紙ジャケットにて収納。NEW TROLLSの分裂バンドによるテクニカルでシンフォニックな必聴作、IBIS / SUN SUPREME (74年)、クセの強いヘヴィ・シンフォの傑作、JUMBO / DNA (72年2nd)、淡い詩情にあふれるキーボード・トリオの希有の名作、MADRUGADA / Same (74年1st)、幻想的な空間美があり、このバンドの代表作と言える、SENSATION'S FIX / FRAGMENTS OF LIGHT (74年2nd)、イルバレのジャンニ・レオーネがメロトロンを弾いている、MAURO PELOSI / LA STAGIONE PER MORIRE (伊盤初CD化・72年1st)、そして説明不要のLATTE E MIELE / PAPILLON (73年2nd)の6枚。ユニヴァーサル・イタリアーナでは、この後も強力なプログレッシヴ・ボックスを予定しているそうなので、イタリアン・ロック・コレクションとして、ぜひコンプリートしてください。音質の良さに圧倒されます!
IT-1506 V.A. / Progressive Italia Gli Anni 70 Vol.5 6CD BOX \4200
 ユニヴァーサル・イタリアーナから限定プログレッシヴ・アルバム・ボックス第3弾2種! 各2010年リマスター&紙ジャケットにて収納。PFMを始めそこら中でクレジットを見かける管楽器奏者、CLAUDIO PASCOLIのBOB CALLERO (イル・ヴォーロ)やLUCIO FABBRIも参加しているメロウなジャズ・ロック作、NAIFUNK (78年)、後にKRISMAを結成するシンガーのアラン・ソレンティを思わせるプログレッシヴ・カンタウトーレとしての秘蔵名盤的な、MAURIZIO ARCIERI / TRASPARENZE (73年)、このシリーズに粘着している彼らの完成度の高い最終作、SENSATIONS'FIX / FLYING TAPES (78年)、ペペ・マイナとハウを掛けたようなギタリストの地中海風味のテクニカルなバンド作、CLAUDIO DENTES / PANTAREI (78年)、哀愁を切々と歌う彼のラスト作でクオリティーが高い4枚目、MAURO PELOSI / IL SIGNORE DEI GATTI (79年)、本ボックスだとこれが唯一CD化されている、MADRUGADA / INCASTRO (76年)の6枚。
IT-1507 V.A. / Progressive Italia Gli Anni 70 Vol.6 6CD BOX \4200
 争奪! こちらはなんといってもマウリツィオ・ファブリツィオの初CD化となる大傑作、MAURIZIO FABRIZIO / MOVIMENTI NEL CIELO (78年)入り。シリーズの最大の目玉。スカラ座のオケをフィーチャーしたバロック・シンフォニック・ロックの必聴感動作。さらに、CANZONIERE DEL LAZIOやCARNASCIALIAで知られるヴァイオリニストの地中海プログレ名作ソロ、CARLO SILIOTTO / ONDINA (79年)も初CD化。シリーズ粘着バンド、SENSATIONS'FIX / Same (74年)は彼らの1stで当時プロモ盤のみだった激レアの1枚。そして、SENSATIONS'FIXのリーダーのミニマムでフリップ&イーノを思わせるソロ、FRANCO FALSINI / COLD NOSE (75年)も初CD化。他に、英語で歌われるヴォーカル・トリオのPUEBLO / Same (75年)、近年CD化されたPANGEA / INVASORI (76年)の計6枚。PANGEAはAMS再発のジャケではなく当時のテストプレス盤を思わせるアートワーク。なので、6枚すべて初登場と言える内容! とにかくMAURIZIO FABRIZIO / MOVIMENTI NEL CIELOはイタリア最後の超大物。各2010年リマスター&紙ジャケットにて。限定なのでお早めに!
IT-1508D V.A. / Amiche Per L'Abruzzo 2DVD(PAL) \2500
 昨年イタリア・アブルッツォ州で起きた地震の救済コンサートを収録した2枚組DVD。LAURA PAUSINIの案により女性ヴォーカリストをメインに、ある意味女性のパワーを示した、歴史的イヴェントとなったもの。LAURA PAUSINI、ELISA、FIORELLA MANNOIA、GIANNA NANNINI、GIORGIAらが中心となり、約40人のトップクラスの女性ヴォーカリスト達がサッカー場として有名なミラノのサン・シーロに集結。LAURA PAUSINIのツアー・スタッフにより大掛かりなセットが持ち込まれ、ロックバンドと後半ではオケも配し、中には弾き語りもあり、4時間約50曲の収録。チャリティーの為に書き下ろされたPAUSINI、NANNINI、MANNOIA、ELISAらが一同に歌う新曲も披露。もちろん、コンサートに参加した他の女性ヴォーカリスト、ANTONELLA RUGGIERO、ALICE、IRENE GRANDI、ALEXIA、L'AURA、ROSSANA CASALE、CHIARA CANZIAN、DOLCENERA、CARMEN CONSOLI、PAOLA TURCI、MARINA REI、NADAらのソロ(&デュオ、トリオ・バンド)も収録されておりファン必見となっているが、ディスク2で何度も登場するPAUSINIと、エネルギッシュなNANNINIの存在感がダントツで、ソロ、デュオ、コーラスと多くの見せ場を作っている。ラストはバッティスティのIL MIO CANTO LIBEROを全員で歌って締め。バックステージ等のボーナス入り。
IT-1311 V.A. / DANTE'S DIVINE COMEDY Part I - Inferno 4CD \4800
 現在のシンフォニック・プログレ・シーンを代表するバンドが世界から集結した凄いオムニバス。フィンランドの雑誌企画によるシリーズ。ダンテの神曲をテーマに、各バンド本作でしか聴けない書き下ろしによるヴィンテージ・サウンドを繰り広げる! 4枚組、全34バンドが参加。その参加アーティスト名を見るだけでも興奮するが、中でも特に注目はロシアのLITTLE TRAGEDIESやハンガリーのYESTERDAYSらの東欧勢に加えて、RUSTICHELLI E BORDINI、CHERRY FIVEで知られる、あのCARLO BORDINIとTAPROBANTのキーボーディストによるデュオのDE ROSSI E BORDINI、そしてなんとあのNUOVA ERAが復活しオープニングを飾っているなど、ぶっちぎりの話題性を持ちリリースされた。どのバンドも気合が入った、まさに入魂の1曲をここに提供した必聴作! <収録バンド> Nuova Era(Italy)、Yesterdays(Hungary)、Little Tragedies(Russia)、Lady Lake(Holland)、Greenwall(Italy)、Nemo(France)、Nexus(Argentina)、Atlantis1001(Italy)、Flamborough Head(Holland)、Colossus Project(Italy)Il Court(Italy)、Willowglass(UK)、Wicked Minds(Italy)、Brighteye Brison(Sweden)、Matthijs Herder(Holland)、Garmond(Italy)、Ars Nova(Japan)、Il Castello Di Atlante(Italy)、Groovector(Finland)、CAP(Italy)、Ozone Player(Finland)、Sinkadus(Sweden)、Viima(Finland)、Nota Bene(Italy)、Entrance(Chile)、Advent(USA)、Contrappunto Project(Italy)Armalite(Italy)Corte Aulica(Italy)、Raimundo Rodulfo(Venezuela)、De Rossi e Bordini(Italy)、Tempano(Venezuela)、Nathan Mahl(Canada)、Simon Says(Sweden)
IT-1436 V.A. / THE DIVINE COMEDY PART II - Purgatorio 4CD \4800
 現在のシンフォニック・プログレ・シーンを代表する注目バンドが世界から集結した凄いオムニバス。フィンランドの雑誌企画によるシリーズ09年作。ダンテの神曲から、INFERNO(地獄篇)の続編となる第2部の「煉獄篇」をテーマに、各バンド本作でしか聴けない書き下ろしによる、全35バンドが参加した4枚組。SIMON SAYSがイントロとラストを締めくくり、それぞれのバンドが、メロトロン、ハモンド、ムーグ等をフィーチャーし、テーマに沿った統一感を持ったマニアックなヴィンテージ・サウンドを繰り広げる。特に注目は、もうすぐデビュー作がリリースされる予定のハンガリーのTABULA SMARAGDINAで、YESTERDAYSのギタリストが美声女性ヴォーカルをフィーチャーして新たにスタートしたバンド! <収録バンド> SIMON SAYS(Sweden)、NEMO(France)、KBRIDGE(Italy)、OZONE PLAYER(Finland)、RAIMONDO RUDULFO(Venezuela)、TEN MIDNIGHT(Italy)SOULENGINE(Italy)、WILLOWGLASS(UK)、ATLANTIS1001(Italy)CONTRAPPUNTO PROJECT(Italy)SOPHYA BACCINI(Italy)、NEXUS(Argentina)、NUOVA ERA(Italy)、SURVIVAL(Holland)、LITTLE TRAGEDIES(Russia)、ARMALITE(Italy)、PHIDEAUX(USA)、TOMMY ERIKSSON(Finland)、ENTRANCE(Chile)、MAXWELL'S DEMON(USA)、RAK(Swiss)、COLOSSUS PROJECT(Italy)、MATTHIJS HERDER(Holland)、MAD CRAYON(Italy)、TABULA SMARAGDINA(Hungary)、BLANK MANUSKRIPT(Austria)、LADY LAKE(Holland)、GROOVECTOR(Finland)、MIST SEASON(Finland)、FLAMBOROUGH HEAD(Holland)、YESTERDAYS(Hungary)、B612(Venezuela)、EQUILIBRIO VITAL(Venezuela)、JINETES NEGROS(Argentina) +ボーナス PASINI&RAGOZZA(Italy)
IT-1354 V.A. / Tuonen Tytar II (A Tribute To Finnish Progressive Rock Of The 70's) 3CD \3980
 フィンランドの雑誌企画によるシリーズ09年リリース作。WIGWAM、NOVA、TABULA RASA、FINNFOREST、HAIKARA、KALEVALA etc.といった70年代のフィンランドを代表するバンドの曲を取り上げ、現在の世界各国のプログレ・バンドがカヴァー。CD化が待たれる叙情派シンフォの名作、FANTASIAやSCAPA FLOWの曲も選曲され、SCARLET THREADと、VIIMAがそれぞれ演奏し、そういった未CD化のマニアックなバンドを取り上げてるのもさすが同国のバンドという感じがする。全編を通して単なるカヴァー・アルバムではなく、メロトロンやオルガンをフィーチャーしたこのシリーズならではのヴィンテージ感に加え、今のシンフォに通じるアレンジと、各バンドの特徴を活かしたサウンドに変化しているので聴いていて面白く聴き応えあり。歌詞もバンドによって新たにスペイン語やイタリア語、英語に訳され歌われている。因みにYESTERDAYSは女性ヴォーカル入り。また、知られていない謎のバンドも多く含まれ、中でもイタリアのFAUNO DI MARMOはヴィンテージ感あふれるテクニカルな王道ヘヴィ・プログレを聴かせ、デビュー作が待ち遠しい。<収録バンド>Jinetes Negros(Argentina)、The Samurai Of Prog(Finland)、 B612(Venezuela)、TOMMY ERIKSSON(Finland)、Overhead(Finland)、Pax Romana(Finland)、Kate(Finland)、Trion(Holland)、Willowglass(UK)、Contrarian(USA)、Simon Says(Sweden)、Cristiano Roversi(Italy)、Ageness(Finland)、The Phase(Finland)、Jeavestone(Finland)、Tkingdkeys(Finland)、Kumina.org(Finland)、Piece Of Cake(Finland)、Pinnacle(USA)、Onsegen Ensemble(Finland)、Karmic Jaggernaut(USA)、Fauno Di Marmo(ITALY)、Ozone Player(Italy)、Yesterdays(Hungary)、Scarlet Thread(Finland)、Mist Season(Finland)、Viima(Finland)、Equilibrio Vital(Venezuela)、Stringpuree Band(Finland)、Kosmos(Finland)、Haikara(Finland)
IT-1509 V.A. / Cani Arrabbiati - Opening Themes... A Tribute 2CD \2800
 フィンランドの雑誌COLOSSUSの企画による2010年最新版。オムニバスながら、ひとつのテーマに沿ったヴィンテージ感のある統一されたサウンドで人気のシリーズ。本作はイタリアの70年代のホラー&サスペンス映画のサントラを中心にした2枚組で、各国で活躍中の計11バンドが、ゴブリン、オザンナ(ミラノ・カリブロ9)、ニュートロルス(コンチェルト・グロッソ)、そして、ENNIO MORRICONE、LUIS BACALOV、STELVIO CIPRIANIら映画音楽の巨匠から、ルチオ・フルチなどのB級(?)ホラーでお馴染みのFABIO FRIZZIや、クラウディオ・シモネッティの父ENRICO SIMONETTIらが残したサントラの曲を取り上げたもの。リック・ウェイクマンを彷彿させるキーボード・ワークで聴かせるプロジェクト・バンドTHE SAMURAI OF PROG(Italia-Venezuela)からスタートし、ANIMA MORTE(Sweden) 4曲、KATE(Finland) 4曲、SENOGUL(Spain) 1曲、AURORA LUNARE(Italia) 2曲、教会のパイプ・オルガンでコンチェルト・グロッソや、プロフォンド・ロッソを聴かせるMARCO LO MUCIO(Italia) 4曲、EL&P張りのサウンドが印象的なOZONE PLAYER(Finland) 1曲、THE CONSPIRATORS OF THE OCCULT(USA) 4曲、JOHN LA FORGES(Italia) 4曲、いつもながらキーボード・センスが光るENTRANCEのキーボーディストJAIME ROSAS(Chile) は、敢えてのウェスタン物を含む4曲を選曲。ラストは、MIST SEASON(Finland) 4曲の、全33曲を収録。また、ブックレットには各映画の古いポスター写真と解説が掲載され非常に興味深い。




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