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2012/05/17(13:23:30)

入荷済みのものからおもだったおすすめ盤をピックアップしています。
もちろん入荷はこれらだけではありませんからぜひご来店下さい。
在庫に関しては、電話(03-5389-6721)にてお気軽におたずね下さい。

表示金額は全て税込みです
BS-11110 SAGA / Same CD \2500
 74年リリースの北欧ハード・プログレの名作。NOVEMBERのベーシストが結成したバンドで、よりプログレッシヴな方向へ向かっており、チェロやサックスをフィーチャーしたメロディアスなサウンドを織り交ぜている。スウェーデン特有の硬質のギターとピアノやアコギが奏でる哀愁はKAIPAへも通じ、ここぞの瞬発力はTRETTIOARIGA KRIGETを引き合いに出せる。ツイン・ギターやベースが暴れる後半のエネルギッシュさを聴くと、本作1枚で解散したのが惜しまれるグループであった。全体に流れる暗めの雰囲気がいい。リマスター。 SWEDEN
BS-11050D V.A. / The Best Of... 2 Days Prog + 1 2DVD(PAL) \2500
 再入荷。IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE、ARTI E MESTIERI CON MEL COLLINS E DAVID CROSS、 NEW GOBLIN、ALEX CARPANI BAND、MAXOPHONE、AGENTS OF MERCY、RPWLの7バンド計16曲収録した2枚組DVD。前年に続き、北イタリアのヴェルーノで2011年に開催されたプログフェスを収録。ムゼオ・ローゼンバッハの曲(クレジットは1曲だが実際には悶絶の2曲!)も約20分繰り広げるIL TEMPIO DELLE CLESSIDRE、デヴィッド・クロスとメル・コリンズをフィーチャーし、GRAVITA 9.81やEXILES(クリムゾンの名曲を伊語で)を演奏するARTI E MESTIERI、ローラー、ゴブリンといった定番を聴かせるNEW GOBLIN、イタプロ+ジェネシスといったALEX CARPANI BAND、本DVDの目玉とも言え、当時に書かれたアルバム未収曲も演奏しているMAXOPHONE、フラワー・キングス・ファン必見のロイネ・ストルト率いるAGENTS OF MERCY、ゲルマンの叙情を漂わせる今熱いRPWL。イタリア・ファンだけでなく、シンフォ・ファンも注目の濃い内容です。イヴェント継続基金の為の限定盤! ITALY
BS-11109 ORNITHOS / La Trasfigurazione CD \2500
 鐘の音が導き、メロトロン、フルートが忍び寄る幕開け。そんな、思わせたっぷりの様相で引き込んでいく2012年デビュー作。2枚のマニアックな作品をリリースしたIL BACIO DELLA MEDUSAの主要メンバーらによるサイドバンドで、典型的なイタリアン・シンフォをベースに、地中海を香らせるアコースティック色や、エマーソン張りのオルガン、時にキリコに迫るドラムス、ハードなギターや英国調の重厚なサックスらが複雑に見せ場を作りながら展開していく。邪悪さに見え隠れするクラシカルな光りが迷宮を照らす手の込んだ力作。見開き紙ジャケット。 ITALY
BS-11108 LITAI / Same CD \2500
 ヴェネチアの4ピース・ジャズ・ロック・バンド。2012年デビュー作。サックスをフィーチャーし、少し地中海色も持ったイタリアらしいサウンドを展開。正確な技巧派ではないが、一時期のストーミー・シックスを思わせ、ディシプリン・クリムゾンの影響を感じさせる変拍子を伴ったレコメン・サウンドを聴かせる。キーボードは入らないものの、ギターと管楽器のアレンジが密になっており、熱いソロを繰り広げるも構築的な印象を受ける。インスト主体だが、デメトリオ・ストラトス・アワードで賞を取っており、そいうった芯のある、今後も期待されるグループだろう。 ITALY
BS-11107 X-PANDA / Flight Of Fancy CD \2500
 混声合唱団をフィーチャーしたフュージョン・シンフォ・バンドの2011年デビュー作。ギターはメロディックなメタルエッジ、また、英語で歌われ、この手のヘヴィなテクニカル・ハイブリッド物の影響を感じさせるものの、曲によってホルンやトランペット、ヴァイオリンも加え、旧ソ連の色合いが残るオーケストレーションがエストニア然と響きエキゾチック。変則な展開を見せる中で気品高いクラシカルさが見事に調和をもたらしている。中でも圧倒的なスケールを持ち、合唱団が幽玄かつドラマチックにフィーチャーされる2曲目と11曲目は圧巻! 自主盤。 ESTONIA
BS-11106 THE DAMNATION PROJECT / Same CD \2500
 ギリシャの伝統的な音階を持ち込んだヘヴィ・プログレ・バンド2012年デビュー作。ハードロック寄りのギターは抑えたトーンのメロウさも見せ、英語で歌われるヴォーカル、ピアノやストリングスで地中海の雰囲気を醸し出すキーボード、ダルブッカ系などアラビックなパーカッションも操るドラマー、ブズーキ的な使われ方のアコギなど、かつてのソクラテスも思い出させるサウンドだ。アコースティック叙情を織り交ぜたパースペクティヴや、オルガンを使わずシンセ優先といったあたりもギリシャらしい。ラストはフロイド・ミーツ・スパノダキス。 GREECE
BS-11105D MINIMUM VITAL / Chapitre 3 DVD(PAL) \2500
 2011年3月に教会で行われたライヴ映像を収録したバンド初のDVD。マイク・オールドフィールド直系のギタリスト(6&12弦ギター/サズ/マンドリン/パーカッション)と、キーボーディストのPAYSSAN兄弟、そして、ベーシスト(サズ/パーカッション)のトリオながら、マルチなスタイルで多彩に聴かせる。ワールド・ミュージック、地中海ジャズ・ロック等の要素を持ち込んだ、絶妙のアンサンブルでテクニカルに聴かせる、ポテンシャルの高いシンフォ・プログレ。海風が吹き抜けるような煌きと開放感に満ちている。本作でしか聴けない新曲を中心にした6曲に加え、ボーナスとして3曲のスタジオ・セッション(PV)を追加収録。 FRANCE
BS-11104 BELLA HARDY / The Dark Peak & The White CD \2300
 かつて来日したこともある人気若手女性ヴォーカリスト兼フィドル奏者の2012年新作。本作は、1867年に出版された古いソング・ブック「THE BALLADS AND SONGS OF DERBYSHIRE」を基に手を加えたものや、新曲で構成された作品。彼女の生まれ故郷であるダービーシャーの伝承、伝説、歴史などを織り込んだ地域性の高いアルバムで、バラッドや子守唄などが並ぶが、ピアノの物悲しいメロディに導かれるLAMENT FOR DERWENT VILLAGEは特に絶品。美声ヴォーカルにもますます磨きがかかった印象。LAUのメンバーで、KATE RUSBYやJULIE FOWLISらとも共演したKRIS DREVERがギター、マンドリン、ダブル・ベースで参加&プロデュース。ポスター封入。見開き紙ジャケット仕様。 UK
BS-11103 SASHASONIA / Same CD \2200
 チェロ奏者兼女性ヴォーカリストのSONIA CHOIと、ギタリストのSASHA MARKOVICによるデュオ。ニューヨークで活動する彼らの2012年デビュー作。リリカルなアコギの爪弾きと、クラシカルなタッチで優美に、時に、アグレッシヴなプレイも垣間見せ響くチェロ、そして、透明感のある甘めの美声女性ヴォーカルで綴られるネオ・フォーク作品。しっとりと聴かせる自作の15曲が並ぶ。ラストのみキーボード&ドラムスがゲスト参加。デジパック仕様。自主盤。 USA
BS-11083D YES / Yessongs - 40th Anniversary Special Edition Bluray \4500
 再入荷。イエスソングスの40周年記念としてブルーレイでリリース! 伝説的な名ライヴでありながらも、今までのDVDは、画質が良くなくて残念に思っていたファンも多かった。今回、オリジナルの16ミリフィルムを新たに画像&音源共にデジタル・リマスタリング(レストア)し、全てが格段に良くなったファン必携盤。本編に加え、新規ボーナスとして、スティーヴ・ハウ、クリス・スクワイア、ロジャー・ディーンのインタビューを含むドキュメンタリー、初出となる75年のスティーヴ・ハウのBIGINNINGSのプロモ・ヴィデオ(パトリック・モラーツがハープシコードを弾いている)を追加収録。ロジャー・ディーンによるイエス・ソングスのイラスト・ポストカード4種を同封。ナンバーリング入り、スリップ・ケース付き、3000枚限定盤。国内機種で再生可能。 UK
BS-11102 COMUS / Out Of The Coma CD \2000
 あの傑作「FIRST UTTERANCE」時のオリジナル・メンバーでの再結成2012年新作。4曲入りのミニ・アルバムと言いながらも約40分の収録。新曲3曲は、ライヴでも演奏されたタイトル曲の「OUT OF THE COMA」と、「THE SACRIFICE」の2曲では、ヴァイオリン、ヴィオラ、木管楽器等をフィーチャーした異端的なフォーク・ロックを聴かせ、まさに1stの流れを受け継いだ往年のファンも納得のサウンド。かつてのアルバムでも透明感のある美声を聴かせたBOBBIE WATSONのリード・ヴォーカルでリリカルに綴られる「THE RETURN」は、2ndのような雰囲気もあり。そして、72年のライヴ音源から約15分の未発表曲「THE MALGAARD SUITE」では、ナショナル・ヘルス、ヘンリー・カウへの参加でも知られるファゴット&オーボエ奏者のLINDSAY COOPERを加え、チェンバー・アンサンブルを技巧的に聴かせる。マニアック感が充満! デジパック仕様。 UK
BS-11101 UT / Live In Milano CD \2500
 イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスで来日を果したニュー・トロルス関連バンド、UT (UNO TEMPORE)の2012年ミラノでのライヴ。まず、録音とミックスの良さが特筆で、ツイン・キーボードを配したシンフォニックな重厚さが美しい。コンチェルト・グロッソからALLEGROがラストに演奏されているものの、バンド・コンセプトはハード・ニュー・トロルスであり、日本公演では演奏されなかったSEACHING FOR A LANDからのヘヴィな2曲や、インプロ的なナンバーだが雰囲気のある未発曲も1曲入っており、ファン必聴と言える。もちろん、通称クエスチョンマークからL'AMICO DELLA PORTA ACCANTO、アルバムUTのハイライトのC'E TROPPA GUERRAも収録されており、現在3つのニュー・トロルスが存在する中で、彼らUTの核心を捉えた名ライヴ盤となっている。 ITALY
BS-11100 EVA POLES / Duramadre CD \2500
 影が差す女性ヴォーカリスト2012年作。すでにバンドで名を売っていた彼女のソロ・デビュー作だ。前半はイタリアらしいエレポップな音作りで、スタイリッシュな中にも夜の誘惑が潜んでいるような翳りが独特の雰囲気を生んでいる。中低域でうねるシンセや、コーラスを加工しアンビエントとして重ねるなど斬新なセンスが痛快。後半になると、実は美声であることを証明するかのようなバラードや、ドラマチックにストリングス・オーケストラも加え、クラシカル&優雅という伝統技を繰り出され、最後に1本も2本も取られてしまう。くり抜き変型スリップケース入り。 ITALY
BS-11099 CHAMBAO / Same CD \2800
 哀愁の旋律を鮮やかなサウンドに乗せて聴かせる南スペイン・マラガ出身の女性ヴォーカル・ユニット2012年作。すでに10万枚以上売っている人気アーティストで、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロらのクラシカルな弦アンサンブルと、ブズーキが放つ地中海色、美しいピアノやシンセ、お洒落なローズ、駆け抜けるスパニッシュ・ギターらがコンテンポラリーにミックスされ、アンダルシアン・スタイルをベースにしたセンシティヴなポップを編み出している。強い陽射しに揺れる幻惑感が沸き立ち、アラメダあたりに通じる光と影の郷愁が胸を打つ。デジパック。 SPAIN
BS-11098 GEORGINA / Rara CD \2500
 キュートな歌声で魅了する女性ヴォーカリスト2012年作。バンドをバックにしたメロディックなサウンドに乗せて、センチメンタルなポップを中心に充実した内容となっている。鳴りのいいヴィンテージ・ハモンドやジャズ色をもたらすトランペットなど風通しの良いアレンジで、アコースティックの叙情的な翳りや、哀愁を情熱的に歌い上げる力強さなど、今マドリッドで最も期待される若手と評判のヴォーカルを聴かせる。アコギにピアノが絡みメロウさをホルンなど管楽器が包み込んでいくラストまで、彼女のピュアな姿を映し出した作風に好感度いっぱい。3面開き紙ジャケット。 SPAIN
BS-11097 BELEN MORENO / Same CD \2700
 オープニングから哀愁に染まった美旋律を聴かせる女性ヴォーカリストの2012年作。IMANやCAIを輩出したアンダルシア・カディス出身で、南スペインらしい色彩が自然とメロディーに織り込まれ、どの曲も愁いが宿りドラマチックに輝いている。彼女の魅力的な歌声にあふれる正統派のヨーロピアン・ポップスと言えるだろう。オーケストレーションも効いており、リリカルなピアノも印象的で、かつ、ギターソロなどロック色も力強く、切なさや憧れなど彼女の想いがアルバムの中で映し出されていく。イタリアン・ポップス・ファンに超おすすめ! SPAIN
BS-11096 IZZ / Crush Of Night CD \2200
 3年振りの2012年作。前作のTHE DARKENED ROOMの連作とバンドは位置付けているものの、ジャケット・カラーが表すかのように、ダークさが薄れ、イエスを甘美にしたような構築シンフォニックがテクニカルかつセンチメンタルに繰り広げられていく。かつ、水彩画のように溶け込んでいく叙情にフレッシュさがあり、借り物でないオリジナリティーの核心を映し出している。最も作曲能力にあふれた彼らならではの精度だが、ギターなど演奏力もアップしており、聴き進むにつれワクワクしてくる。ジェントル・ジャイアントのギタリスト、GARY GREENが2曲でゲスト参加しているが、バンドがサプリメントとして呑み込んでいる。 USA
BS-11095 FAUNS / Awaiting The Sun CD \2300
 ヘルダーリンやルソーといったゲルマンの幻想と叙情を受け継ぎ、ジェネシスを少しイメージさせるような幻影を加えたベルリンの注目バンド。今のところ最新作となる2010年2nd。トールキンに影響を受けたという5人編成のバンドで、男女ヴォーカル、エレクトリック楽器に加え、フルート、ヴィオラ、12弦ギターの爪弾きをリリカルに取り入れたアコースティック・アンサンブルが絶妙に導入され、現在の多くのバンドが無くしてしまった、夢見るファンタジック性を紡ぎ出していく。もしも、PILTZレーベルが今も現存し、シンフォ・バンドをプロデュースしたなら本作のような作品が生まれたのでは、と思わせるような、オリジナリティあふれる必聴作。これぞ、ドイツのロマンティシズム。見開き紙ジャケット仕様。 GERMANY
BS-11094 FAUNS / LeafFall CD \2300
 デモ盤を経ての07年に自主盤でリリースされたデビュー・アルバムも同時入荷。この時点での新曲に加え、それ以前(2000年&05年)に録音された2曲も含む。新作でも美声を聴かせた女性ヴォーカリストがこちらでもリード・ヴォーカルを取る曲が多く、フルートやアコギ、ヴィオラをフィーチャーしたアコースティック・アンサンブルはもうすでに完成されている。ドイツ語で歌われる曲もあり、エレクトリック・ギターも効かせたシンフォニック・タッチのジャーマン・フォーク・ロックの趣で聴かせる。ラストは、ヘルダーリンの1stを思い出させるようなPILTZの幻影も垣間見せる。見開き紙ジャケット仕様。 GERMANY
BS-11093 RED JASPER / Sting In The Tale CD \1980
 2012年デジタル・リマスター盤。90年にリリースされたデビュー・アルバム。ジェスロ・タルからの影響を感じさせるような英国調のトラディショナルなメロディを織り込み、当時の流れでもあったポンプ・ロック、サックスをフィーチャーしたアーバン・ロックなどの要素を取り入れたバンド。ラストの1曲のみだが、ゲストで加わったフェアポート・コンヴェンションの名フィドラー、リック・サンダースのプレイもエネルギッシュで光っている。この後、オランダのSI-MUSIC等から3作をリリースし、よりシンフォニック・ロックへと傾倒した。ボーナス・トラックとしてアルバム・リリース以前のレア12”から3曲追加。 UK
BS-11092 TRI YANN / Le Concert Des 40 Ans 2CD+DVD(PAL) \3800
 DVDとCDがセットになった限定盤。ブルターニュ・ケルトの雄!バンドの結成40周年記念として、盛大に行われた2011年8月ブルターニュでのライヴを収録。ゲストにバグパイプ奏者ら総勢約20人から成るブルターニュのバンドBAGAD BRIEGや、ヴァイオリン、チェロ奏者らも加え、観客と一体となった熱いライヴをダイナミックに展開する。代表曲と、2011年の最新作「RUMMADOU」からの曲も含む全25曲。スケール感のある斬新なケルト・ロック、中世の幻影を纏った哀愁のメロディ、ノリの良いダンサンブルなサウンドに心も踊る。大道芸人のような衣装を身に纏ったステージングも、やはり映像で見たいバンドだ。本編2時間に加え、ボーナスとして、ドキュメンタリー約30分追加収録。CDはライヴ音源。4面開きデジパック仕様。 FRANCE
BS-11091 MADREDEUS / Essencia CD \2800
 新たな女性ヴォーカリストをフィーチャーし、25周年記念としてリリースされた2012年セルフカヴァー作。エレクトリックを大胆に取り入れ、ポップな試みも見せていた近年のMADREDEUS & A BANDA COSMICAとは違い、クラシカルで静謐な初期のアンサンブルへ立ち戻っている。なので、テレーザが居た頃のファンは必聴だろう。サウダージの郷愁をアーティステックかつポピュラリティーで聴かせる、一世を風靡したあのMADREDEUSが帰って来た。愁いのポルトガル・ギター、2本のヴァイオリン、チェロ、鍵となるシンセ、そして、美声の女性ヴォーカルが紡ぐ、儚い夢のような曲の数々。 PORTUGAL
BS-11090 THE GREEN MAN / Musick Without Tears CD \2300
 ミラノで活動しているプログレッシヴ・フォーク・バンドの2012年新作。クロウリーの弟子で昨年亡くなった20世紀を代表する英国異端の魔術師ケネス・グラントに捧げたアルバム。といっても、サウンド的にはオカルティックなものではなく、どちらかというと、英国の70年代アンダーグラウンド・フォークからの影響を感じさせるような、メロディアスかつサイケデリックなサウンドで聴かせ、ウォームハートな男性ヴォーカルのバックで浮遊するように歌い、また、可憐なヴォーカルを聴かせる女性ヴォーカリストの存在も効いている。ラストではケネス・グラントの詩を引用し、イタリアン・ホラー・ムービー風に。マルチ・プレイヤーを中心に、ゲストでトラペットやヴァイオリンも導入。デジパック仕様。 ITALY
BS-11089 DIN BRAD / Dor CD \2500
 いまだに閉ざされた国ルーマニアで活動しているダーク・フォーク・プロジェクトの2012年デビュー作。スラブの哀愁を魂に込めてルーマニア語で歌う2人の女性ヴォーカリスト、キーボード、ダルシマーのトリオで、幻想色を帯びた深い霧に包まれたようなサウンドを聴かせる。ゲストとして、パンパイプや、トラディショナル・パフォーマーとして4人のヴォーカリストを加え、カルパチアからトランシルヴァニアに掛けてのマイノリティなトラッドを取り上げている。なので、ハンガリー方面ともクロスしており、この地域の音楽文化の特異性を思い知ることが出来る。4面開きデジパック仕様。 ROMANIA
BS-11088D MEL'NITSA / Dikie Travy - Olimpiyskiy DVD(PAL) \3500
 現在ロシア最高峰と言われるコンテンポラリー・フォーク・ロック・バンドの結成10周年記念ライヴ。ダブリンでも音楽を学んだというハープを弾きながら歌う女性ヴォーカリストをフロントにし、ケルト色にモルドヴァなどローカル色を織り交ぜ、ポップやロックも融合させた幅広いファンに受けるサウンドを完成させている。なんとモスクワのオリンピック・スタジアムに1万人以上集め09年に行われたもので、歓声に包まれるオーディエンスのノリと、3面の巨大スクリーンや大掛かりなライティングを使ったステージに驚いてしまう。6枚の作品を出しているバンドで、当店でも以前に数タイトル扱ったが、ここまで超人気だったとは。エレクトリック・ギター、エレクトリック・チェロ、エレクトリック・ヴァイオリンに、アコギ、フルート、ティン・ホイッスル、パイプ、ベース、ドラムスらがエキゾチックながらも洗練された演奏を聴かせる。トラッドよりもプログレを感じさせるのはロシアならではか。とにかく女性ヴォーカリスト、ナターリャが絵になる。愛を歌った詞が若い世代の共感を得ているらしい。あのルア・ナ・ルブレでもこんな規模でライヴをやっていないのでは。画質・カメラワークも文句無しの22曲入り。必見です! デジパック・スリップケース入り。 RUSSIA
BS-11087 IMPI / Same CD \2500
 初CD化。THE BATSと名乗っていたポップバンドが英国シーンから影響を受け、先鋭的なアルバムを録音すべくIMPIと改名し、71年にCBSからリリースした唯一作。トランペットやトロンボーンもこなせるキーボーディストと女性コーラスを補充し、オルガンもフィーチャーしたメロディアスなブリティッシュ・ナイズされたサウンドは、ブラスロックにハードなノリとアクセント的にアフリカン・リズムや妖しい縦笛を持ち込んだ、所謂ヴァーティゴライクなもので、かつ独自に洗練されており、多くの南アのバンドのように一流の作品を完成させている。リマスター。 SOUTH AFRICA
BS-11086 EGONON / Risveglio CD \2500
 シリア系ミュージシャンを加えたヴェネチアのプログレ・バンド2011年デビュー作。メロトロンやチェロをフィーチャーした翳りのあるシンフォニック色と、フリューゲル、クラリネット、トランペット、サックスらによるジャズ色がミックスされ、ウードやシタールが地中海色をもたらし、イタリア然としたヴォーカルで情感たっぷりに歌われていく。アイデンティティーの強さとヘヴィな畳み掛けの融合はオザンナを思わせ、さらにクリムゾンの哀愁までが立ち込めてくる。特にヴィンテージ派ではないが、70年代のチェトラの傑作を聴いているような錯覚に陥る必聴作! 3面開き紙ジャケット自主盤。 ITALY
BS-11085 ROHAN / Same CD \2300
 ウェールズのポンプ系シンフォニック・ロック・バンドが96年に密かに自主リリースした6曲入りCDのラストストック発掘品。実は84年にNWOBHMバンドとしてシングルのみリリースしたグループが当時再結成をし録音したもので、NWOBHMからシンフォへ逆行した珍しい例。メロディックなキャッチーさはポンプ譲りだが曲が良く、ハケットを思わせるギターとキーボードからは美しい叙情が発散され、なんと言っても英語ではなくウェールズ語で歌われているという、これまた珍しい(シンフォでは唯一?)スタイルで聴かせる。PROTOSあたりに通じる英国サウンドだ。 UK
BS-11084 CORALSPIN / Honey And Lava CD \2200
 英国ならではのポップ感覚を持ったハイセンスな女性ヴォーカル・プログレ・バンドの2012年デビュー作。メロウなヴォーカルやコーラス・ハーモニーを軸に、IT BITESにも通じるシンフォニック・アレンジをミックスさせ、曲は予期せぬドラマチックな展開を見せたり、中盤ではイエスを彷彿させるパートへも突入し、新世代のスキルに満ちたサウンドで聴かせる。生きのいいテクニカルなギター、ストリングスやピアノなど格調高いキーボード、そして、サンディ・デニーにも影響されたという似たヴォーカルに印象付けられる。クオリティー高し。自主盤。 UK
BS-11082 NEOGRASS / Overtru Fra Yttersia CD \2500
 70年代の英国シンフォに影響されながらも北欧色豊かに聴かせる彼らの2012年作。なんと全編オーケストラとの共演作となっており、雄大で美しいフィヨルドや神秘的なオーロラを思わせる幻想感を充満させ、まるで伝説が映し出されているかのようなスケールに包み込まれる。ツイン・メロトロンを配し合唱やフルートなどその音色の深みと生ストリングスが融合し、キレの良いアコギのジャージィなプレイや、ウィローフルート、ダルシマー、ノルウェー口琴らも織り交ぜ、クラシカルながらも地域色で見事に染めたサウンドを作り上げている。CDR自主盤。 NORWAY
BS-11081 ISILDURS BANE / The Voyage - A Trip To Elsewhere CD \3980
 <145セット限定再プレス> 廃盤で入手困難だった92年リリースの大傑作が145セット限定ナンバー・リング入りで、ライヴ会場売り用に作られた。盤はリマスター・ヴァージョンを採用したCDRだが、オリジナルの横長20ページ・ブックレット(直筆サイン入り!)、さらに94年のツアー・リーフレット、05年から2011年に行われたツアーの最新カラーパンフが、当時の鞄型ブラック・ボックス(92年品)に詰め合わせられている。オーケストラ、合唱団、そして、BJORN J:SON LINDHやJANNE SCHAFFERらの大物ゲスト陣が一体となり、90年代を代表するクラシカルでダイナミックなシンフォニック・ロック・ワールドを完成させた必聴作! SWEDEN
BS-11080 BELTANE / Same CD \2200
 女性3人を含む5人編成のフォーク・ロック・バンドの2012年デビュー作。ケルトと世界の神話を基にした自作曲によるアルバムで、ギター、ベース、パーカッション、そして、リコーダーやティン・ホイッスル、ケーナの導入がバンドに無国籍なイメージを与えている。ゲストでピアノやシンセ、クラシック・ギターも加わり、3人の女性ヴォーカリストの美声ソロ&ハーモニーで聴かせ、ナチュラルかつモダンなサウンドに仕上げている。デジパック仕様。自主盤。 USA
BS-11058D BELIEVE / Seeing Is Believing DVD(NTSC) \2500
 再入荷。叙情の極み。WORLD IS ROUNDの曲を中心に2011年に行われたライヴ。まるで子供をあやすかのようにギターを扱うMIREK GILのギタープレイ。鮮明な画像の為、弦に触れるか触れないかのぎりぎりのタッチまで映し出されており、実際コンサートを生体験しているかの如く見入ってしまう。グランドピアノもフィーチャーしたキーボード、ギターよりも重要なパートを占めるクラシカルなヴァイオリン、フルートもこなすイケメン・ヴォーカルら、すべてがガラス細工かと思ってしまうほど繊細。ポーランドが生んだ、美しすぎるシンフォニック・ロック! トータル約3時間収録。3面開きデジパック。 POLAND
BS-11079 SYNDONE / La Bella E La Bestia CD \2500
 傑作。美女と野獣をベースに繰り広げられるクラシカルでかつアグレッシヴな作品で、ハモンドやパイプ・オルガンらのヴィンテージ感と、多彩な音色で駆けるシンセのアップデイト感、さらに、チェロ・カルテット、ブラス・クインテット、そして、トリノのオーケストラまで導入した優雅さ、鍵となる甘い誘惑と退廃のヴォーカルらがイタリア一色で織り成す凄い内容となっている。少しエマーソンの影響が見える以外は、真の新世代のプログレと言え、マネでは作ることが出来ないオリジナルがここにある。オケが舞う終盤など、妬みすら覚えてしまう。ムーディ・ブルースのRAY THOMASがフルートでゲスト参加。2012年作。3面開き紙ジャケット。 ITALY
BS-11078 COSMOS / Mind Games CD \2500
 狂気から炎あたりのフロイド・サウンドを強くリスペクトする彼らの5年振りとなる2012年作。その色合いはイタリアのTHE WATCHのジェネシス度に匹敵しながらも、空想的な音像に独自のシンフォニック・プログレを持ち込んだ完成度の高いアルバムとなっており、スイスらしい磨かれた洗練と、すでに3作目となる熟練の良さで聴かせる。一貫して流れるピュアな叙情、淀みのないクリアーさはデビュー当時から変らず、ドラマチックな中盤などフロイドに付かず離れずといった、したたかに計算された立ち位置が見えてくる。自主盤デジパック。 SWITZERLAND
BS-11077 W.O.F / Search The Truth CD \2300
 ジェネシス・タイプのシンフォ・バンドだったMETAMORPHOSISのギタリストが新たに結成した5人組の2012年デビュー作。ヘヴィエッジのサウンド指向となり、エモーショナルな泣きのギターをドラマチックに配し、キャッチーながらも翳りのあるヴォーカルや、ストリングス系のオーケストレーションを効かせたキーボードを際立たせ、バンドがコンセプトにしているロックにクラシックの要素を混ぜたプログレを構築。カヤックのピアノを思わせる8曲目、バッハのアリアをシンフォニックに聴かせる10曲目、オケ風のラストの11曲目等、力作となっている。 SWITZERLAND
BS-11076 NEAL MORSE (MORSE PORTNOY GEORGE) / Cover 2 Cover CD \2200
 ニール・モーズ、マイク・ポートノイ、ランディ・ジョージの3人で、彼らのフェイヴァリット・ソングを取り上げたカヴァー音源集。2012年録音の「2012 MOMENTUM SESSIONS」7曲と、「2008 LIFELINE SESSIONS」5曲で構成(うち4曲はLIFELINEのボーナス・ディスクに収録。スターレスはファン・クラブのコンピ盤のみに収録されたレア音源)。ゲストのフルート奏者を加えたジェスロ・タルのTEACHERや、細かいアイテムにまで気を配り、トリビュートというよりもスタジオ盤の完コピを目指した、スターレスは本CDの目玉。他、スティックスや、ポリス、トッド・ラングレン、ニール・ヤングらの曲が並ぶが、やはりこの3人らしいテクニカルな演奏で聴かせ、ヒット曲の中にもプログレッシヴなアレンジが香る場面もあり。各曲マイク・ポートノイの解説付き。 USA
BS-11075 XPTS / Parachute Reborn CD \2200
 70年の名作コンセプト・アルバム「PARACHUTE」の2012年リメイク盤。PRETTY THINGSのオリジナル・メンバー4人(WALLY WALLER、JON POVEY、PETE TOLSON、SKIP ALAN)が再び集結して新録された。オルガンとヘヴィなギターをフィーチャーした70年代のサウンドを継承する重厚なハード・ロックから、シャープなアコギと、メンバーのコーラスを効かせた曲、叙情的なメロディでドラマチックに聴かせるGRASSなどが並び、かつての曲に新鮮な風味を加えたパラシュートの全曲に加え、ボーナス・トラックとして本作の為に書かれた新たな2曲(HERE WE GO AGAIN / THINK OF ME SOMETIMES)を追加収録。スリップケース付き。 UK
BS-11074 WALLY / Same CD \1980
 2012年デジタル・リマスター&英国盤。74年にリック・ウェイクマンのプロデュース&アレンジでリリースされた1st。全編にエレクトリック・ヴァイオリンをフィーチャーし、ヴォーカル・パートは素朴で暖かい陽だまり系だが、それに対して、曲中で幾度となく現れる、エレクトリック・ヴァイオリンとハープシコードが織り成すインスト・パートとの対比が際立ち、くっきりと印象に残る。オープニングから流れ出すハープシコードや、盛り上がりを見せる展開部など、あの畳み掛けるようなテクニカルさは無いものの、特にアレンジ面でウェイクマンのセンスが効いているという印象。また、5曲目ではメロトロンも導入。ボーナス・トラックはROY WEBBERの所蔵アーカイヴから3曲追加。 UK
BS-11073 WALLY / Valley Gardens CD \1980
 2012年デジタル・リマスター&英国盤初CD化。キーボードのメンバー・チェンジを経て翌75年にリリースされた2ndアルバムで、当時のラスト作。前作同様、ウォーム・ハートなヴォーカルと、リリカルなピアノや、エレクトリック・ヴァイオリンをフィーチャーした叙情的な英国サウンドを聴かせる。また、ペダル・スティール・ギターをフィーチャーした幻惑ムードに包まれる場面もあり。ラストは、バークレイ・ジェイムス・ハーベストにイエスをミックスしたような展開を見せる、20分近いドラマチックなシンフォニック組曲THE REASON WHYで幕を閉じる。現在バンドは再結成を果たし活動中。ボーナス・トラックはROY WEBBERの所蔵アーカイヴからライヴ音源を2曲追加。 UK
BS-11072 JAIYA / Invocation - Songs For A Sacred Earth CD \2200
 人口約1000人の美しい自然に囲まれた小さな島(メイン島)に住むトリオ・バンドの今のところ最新作となる08年作。厳かに響き渡る、非常に神聖で清らかな音空間が広がっている。美声の女性ヴォーカル・ソロとハーモニー、ハープ、ピアノ、シンセ、アコーディオン、ギター、ペニー・ホイッスルなどによる美しいケルティック・サウンドで、エンヤやロリーナ・マッケニット辺りからの影響を感じさせる部分もあり。自作曲を中心に、古いサンスクリット語のマントラを取り入れた曲も。見開き紙ジャケット仕様。自主盤。 CANADA
BS-11070 GORDON LOWE (Featuring LAUREL WARD) / Prisms CD \2500
 300枚限定紙ジャケット仕様。ソロ・ヴォーカルも取り、バッキングでも浮遊するような美声を聴かせる女性ヴォーカリストLAUREL WARDが存在感を示すデュオ作品。ウォーム・ハートな声で歌うカナディアン・フォーク・シンガーの67年1stアルバム。アコギ&ベースをバックにしたナチュラルなフォーク・サウンドで、儚くドリーミィなサウンドをリリカルに紡ぎ出していく。カナダらしい淡い世界が広がっている。韓国盤。 CANADA
BS-11069 GORDON LOWE / Follow The Sound CD \2500
 300枚限定紙ジャケット仕様。70年にリリースされた2ndアルバム。ウォーム・ハートなヴォーカル&アコギ、優美なオーケストラ、美声バッキング女性ヴォーカルも加えたメロディアスなサウンドを聴かせる、レア・フォーク。ここぞというところでストリングや、美声ヴォーカルが導入され、また、曲によりサイケデリックなエレクトリック・ギターもフィーチャーされるなど、アレンジがよく練られている。ジャケのイメージと違い、カナダらしい美しい叙情に彩られたサウンド。韓国盤。 CANADA
BS-11068 CITIZEN CAIN / Skies Darken CD \2200
 英国のTHE WATCHと言える内容へ驚きの変身を遂げた2012年作。約10年振りの新作だが、ポンプ色が無くなり、ガブリエル調のヴォーカルをフィーチャーした純ジェネシス・スタイルと、時にイタリアン・ロックのような変則で畳み掛けるヘヴィ・プログレをミックスし、かつ、ダークな叙情性を漂わせ、聴き覚えのあるメロディと彼ら自身のオリジナルが、ありそうでないスタイルで構築されている。今風にアップデイトされたテクニカルなスリリングさと、メロトロン系も配した古風で神秘的な月影ロマンが共存している新味の力作。 UK
BS-11066 PETE BARDENS / Heart To Heart CD \1980
 英国盤初CD化。2012年リマスター盤。キャメル脱退直後の、翌年79年にリリースされたキーボーディスト、ピーター・バーデンスのソロ3rd。全曲彼による曲作りで、特にヴォーカル曲での溢れ出す英国的叙情美は、まさにキャメルを連想させるが、バンドでは出来なかったようなアーヴァンなシンセ・ジャズ&フュージョン・サウンドも取り入れ自身のオリジナリティを出している。メル・コリンズがサックス&フルートで参加。 UK
BS-11065 FUZZY DUCK / Same CD \1980
 英国盤初CD化。2012年リマスター盤。69年にアルバムをリリースしたANDROMEDAは、ATOMIC ROOSTERと、このFUZZY DUCKに分裂する。方やメジャーで、こちらは、71年に500枚のみのマイナー・プレス。ヘヴィーなギター以上に、ワイルドなハモンドが荒れ狂い、結果、ATOMIC ROOSTERと類似点の多いサウンドとなっているが、境遇こそ違え、高水準のハード・ロックをキープしている。ボーナス・トラック4曲追加収録。 UK
BS-11064 PEKKA POHJOLA / Changing Waters CD \2300
 長らく廃盤だった92年の傑作必聴シンフォ作が見開き紙ジャケット&リマスターで再リリース。バンド作としては6年振りの作品で、当時、クラシック作を発表するなどロックから遠ざかっていた彼の新たな目覚めを感じさせる内容となっている。夢見るピアノ、オケ風の管弦楽、甘美なトーンのギターなど、エニドに匹敵するロマンチシズムを発散。さらにハケットを思わせる4曲目など今聴いても衝撃的な出来で、改めて、90年代初期のベスト10に数え上げられるのでは、と唸ってしまう。彼の音楽は生き続けている。 FINLAND
BS-11063 GOLDEN WING / Vol.1 + Senyum Harapan CD \2500
 初CD化。スマトラのヒープと言われる彼らの74年1stと75年の2ndの2in1。エマーソンに対抗すべく、逆さ吊りになってムーグを弾くといったライヴ・パフォーマンスが有名だったらしいが、アルバムはバラード中心で聴かせている。だが、英国タッチのオルガンの音色と、時折ギュンと入るギターから、スタジオ盤はレコード会社のヒット狙いの押し付けだったのかもしれない。それでも10曲目、12曲目(EASY LIVIN'でしょ、これ)、15曲目、19曲目は辺境ハード・プログレとして十分に楽しめる。3面開きデジパック。 INDONESIA
BS-11062 SUPERKID / Trouble Maker CD \2500
 初CD化。FREEDOM OF RHAPSODIA、GOD BLESS、GIANT STEP等のインドネシアの初期重要バンドを渡り歩いたDEDDY DORRES(ギター&キーボード)が在籍した伝説のトリオ。76年1st。移民の歌を彷彿させる1曲目からツェッペリンの影響を振り撒き、アコギやドラムの間合いにもその色が濃く、一方で妖しいフェイズが効いたオルガン・バラードを配し、切々とした哀愁も漂う。辺境香ぷんぷんだが、10分近いラストの豪快でかつ繊細な演奏はメンバー達の経歴が物語るハイライトで凄まじい。カセット版の曲順を並び替えての再発。3面開きデジパック。 INDONESIA
BS-11061 THE RHYTHM KING'S / Tinggal Kenangan + Pujaanku CD \2500
 初CD化。「青い影」のようなオルガンを配し、切々としたバラード中心に聴かせるバンドの70年代初期2作の2in1。北スマトラで67年に結成された古株で、英国のシーンに影響されながらも、フラワー・ムーヴメントには走らず、ビートを緩くテンポを落し、甘い歌声で清らかな青春賛歌やラヴソングを朗々と吹き込んでいる。ワウやフェイズを効かせたギターに少しサイケ色が垣間見えるも、「誇り高く、ドラッグには染まらず、学問優先」といったポリシーを打ち出していたという。3面開きデジパック。 INDONESIA
BS-11060 GAPOCHKA / Etap CD \2980
 女性ヴォーカルをフロントにしたポップ・ロック・バンドの2012年。キエフで結成され、これがデビュー作となるが、すでにファンサイトがあるほど人気と知名度があり、待たれていたアルバムとなる。透明感がありながらも、少しアンニュイな歌声で哀愁を放ち、高域とファルセットを使い分けた今風の歌い方や、泣きのギターソロなど、たしかに今までの同国には無いフレッシュなスタイルで、若い世代に共感を生んでいるのがわかる。だが、ウクライナらしい影も残り、アンビエントも織り交ぜたコンテンポラリーさは独特。デジパック。 UKRAINE
BS-11059 TYSHAKIDS / Zhyva Vinila CD \2980
 ウクライナらしいフォーク色を織り交ぜたアコースティック・ポップを女性ヴォーカルで聴かせる09年発掘作。やわらかな日差しを感じる詩情が降り注ぎ、欧州風の洗練を纏うも、ひらひらと美声で歌う女性は愁いと戯れ、かげろうのような薄い実体感を醸し出す。FLEUR系だ。アコギ、ヴァイオリン、ベース、パーカッションといったシンプルなバックはこなれたアレンジを見せ、ミュージシャンシップが取れたリリカルな演奏を聴かせている。スタジオ録音だが、タイトル英意はライヴ・ヴィニールとなっており、生の雰囲気を重視した一発録り。デビュー作。 UKRAINE
BS-11057 HASSE FROBERG & MUSICAL COMPANION / Powerplay CD \2500
 フラワー・キングスのヴォーカリスト率いるバンドの2012年作2nd。前作同様に広角な音楽性を見せるプログレッシヴな内容で、もともとハードロック系だった声量を活かし、ヘヴィながらもイエスやフラキンのラインを踏みつつ、メロディックな独自感を意識した音作りとなっている。それでも、キュンと胸に来る泣きのスライドギターや、ファンタジックな音色のシンセ、型にとらわれないメロトロン、12弦などメンバーは違えど、随所でフラキン、またはロイネ・ストルトの影が見えてしまう。浮き彫り加工の見開き紙ジャケット。 SWEDEN
BS-11056 AIRS / A Rock Opera CD \2200
 IZZ、ロイネ・ストルト、ニール・モーズらのアルバムにも参加した、マルチプレイヤーSTEVE BROCKMANN(ギター/ベース/キーボード)が率いるプロジェクト。スポックス・ビアードのベーシストDAVE MEROS、ギタリストALAN MORSEらゲストも多数参加し、キャッチーなサウンドを軸に、シンフォニックなドラマ性、アコギとピアノで紡ぎ出されるリリカルな叙情も交え、ヘヴィなギターをフィーチャーしたハードな展開を加えて織り成す、5つの組曲から成るパワフルなロック・オペラ作品。男女ヴォーカリストを配し、ハートフルなヴォーカルを聴かせ、ソロを取る女性ヴォーカリストも美声。 GERMANY
BS-11055 STEREOKIMONO / Intergalactic Art Cafe CD \2500
 イタリアではほとんど類を見ないエキセントリックなプログレッシヴ・サウンドを聴かせる彼らの9年振りとなる2012年作3rd。オズリック、クリムゾンをベースにしながらも、トリッピーなシンセや広大なメロトロンなど、シンフォニックな構築を持っており、サックスもフィーチャーした厚いアンサンブルと、それらを一気に押し流すようなパワフルなリズム・セクションが売り。途中の組曲ではデメトリオ・ストラトスそっくりの気迫に満ちたヴォーカルが入り、アレア・ジャズ・ロックをリスペクト。見開き紙ジャケット。 ITALY
BS-11054 PAOLA TURCI / Le Storie Degli Altri CD \2500
 近年、スキルを一段と高めたカンタウトリーチェの2012年作。愛と女性を歌った前2作に続くコンセプト作で、ポップとコンテンポラリー・アコースティックをミックスさせたような、イタリアならではのサウンド・デザインで聴かせる。ある意味、ヒットを意識しない、でもアーティスティックには成り過ぎないマイペースな音作りで、それがなんとも温かで、かつセンチメンタルな感情が漂う、独り占めしたい音楽を生み出している。少し、アリーチェを思わせるヴォーカルは70年代のノスタルジックさを感じさせ、泣きそうなラストまで聴き入ってしまう。 ITALY
BS-11053 LUGNORO / Annorstades CD \2500
 のっけからハモンドが唸り吼える、スウェーデンならではのヴィンテージ感100%のハード・プログレ・バンド。2012年デビュー・アルバム。この手だとミディアム・テンポを軸にしたタイプが多いが、変則なキメを多用した演奏でスピーディに畳み掛けることも出来、驚いてしまう。ある意味、曲の作り方は今風にアップデイトされており、そのミックス加減が新鮮だ。また、スウェーデン語のヴォーカルもエキゾチックで、かつ、土着的なメロディも織り込まれ、北欧ファン必聴作となっている。もちろん、メロトロン入り。デジパック自主盤。 SWEDEN
BS-11052 HANSSON & KARLSSON / Monument CD \2200
 初CD化。67年リリースの1st。かのBO HANSSONのハモンドと、JANNE KARLSSONのドラムスという、2人のみの演奏で繰り広げられるスウェーデン伝説のデュオで、後のBO HANSSONのソロやSAVAGE ROSEも思わせる北欧然とした幻想的な響きと、荒々しくアートロックを切り開くヘヴィな音圧が織り成し、また、年代を考えると雰囲気で流すサイケ色は意外に薄く、洗練された作曲センスを感じる。未踏の前衛でありながら、ポピュラリティーを持ったメロディアスさが人気の秘訣だった。レコード・ストア・デイ2012対象限定生産品。 SWEDEN
BS-11051 HANSSON & KARLSSON / Man At The Moon CD \2200
 初CD化。69年リリースの3rd。音楽性を変えず立て続けに3枚のアルバムを発表した彼らだが、本作は宇宙にコンセプトを求めており、シンセを使用せず、ハモンドの多彩な音色コントロールやリヴァーヴ感、果てはドラムスのシンバルワーク等で、デュオの極限とも言えるサウンドを展開している。そして、やはり前衛的でありながら、サイケ色よりも神秘的な奥行きと、どこかでリスナーをつかむメロディアスさがあり、かつプログレッシヴな魂が込められている。レコード・ストア・デイ2012対象限定生産品。 SWEDEN
BS-11049 ACCOLADE / Festivalia CD \2200
 ルネッサンスの「BLACK FLAME」(運命のカードより)をカヴァーし、若き日のアニー・ハズラムが甦ったかのような艶やかな美声で完璧に歌いこなす、5オクターブ位の声域を持つんじゃないかという美声女性ヴォーカリストと、マルチ・プレイヤーによるユニット。教会などで使われるアンティーク・リードオルガンをフィーチャーし、キーボード、ピアノ、アコ&エレクトリック・ギター、ベース、パーカッション等による演奏で、クラシカルなメロディや、カーニヴァルをテーマにしたファンタジックな幻想を織り込んだサウンドに、オペラチックなヴォーカルが舞う。ARTESIA辺りのファンにもおすすめ。2012年デビュー作。自主盤。 USA
BS-11048 CONTRABAND / Same CD \1980
 2012年版。ソロでも活動している、美声女性ヴォーカリストのメイ・マッケンナ(当時18歳!)が在籍したことで知られるフォーク・ロックの名盤。74年にTRANSATLANTICからリリースされたスコットランドのバンドの唯一作。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロによるストリングス・アンサンブルが美しいコンテンポラリー・フォーク・サウンドからトラッド曲まで、メイの美しく張りのあるヴォーカルと絶妙な演奏が素晴らしい。トラッドやジグに加え、ローズマリー・ハードマンや、リチャード・ディガンスの曲も取り上げている。英国盤。 UK
BS-11047 MARJA MATTLAR / Kuu CD \2500
 愁いを聴かせる女性フォーク・シンガーの2012年作。北欧らしい夜の気配が漂い、アコギ、ピアノ、シンセ、ヴィオラ、リコーダー、アコーディオンらのシンプルなアレンジをバックに切々と歌われていく。円熟というか、とても落ち着いた入り方だが、曲が進むにつれ感情が押し上げられ、また、曇っていた幻想感が朝日に照らされたかのように美しい露色に輝きだし、自然、生命の力強さが描き出されたアルバム構成になっている。コンテンポラリーな仕上がりとは言え、清らかな合唱とカンテレが溶け合うラストは思わず鳥肌。名作と断言。浮き彫り加工のデジパック。 FINLAND
BS-11046 ARJEN ANTHONY LUCASSEN'S / Lost In The New Real 2CD \2500
 <限定2枚組・デジブック仕様> ボーナスCD付きの2枚組。AYREON、AMBEON、STREAM OF PASSION他、多数のプロジェクトで知られる多才なマルチ・プレイヤー。2012年新作ソロ・アルバムは壮大なシンフォニック・コンセプト・アルバム。ヴォーカルを含め全楽器を彼が演奏しているが、さらに、ドラムス、ヴァイオリン、チェロ、フルート奏者もゲストに加え、ダイナミックなサウンドを展開。メロトロン系やストリングスを加えた叙情的なパートやケルティックなフレーズも織り込んだアレンジも印象的。ボーナスとして、メイキング映像約14分収録。ボーナスCDには、ディスク1に入りきらなかった曲と、ピンク・フロイド(WELCOME TO THE MACHINE)、レッド・ウェッペリン(BATTLE OF EVERMORE)、アラン・パアーソンズ・プロジェクト(SOME OTHER TIME)、フランク・ザッパ(I'M THE SMILE)等をアレンジを大幅に変えてカヴァー。ボーナスとして、本作を手掛けたイラストレーターCLAUDIO BERGAMINのインタビュー映像約14分収録。 HOLLAND
BS-11045 REBECCA PIDGEON / Slingshot CD \2200
 80年代後期〜90年代初期に活動し、プログレ・ファンにも注目された英国のフォーク・ポップ・バンドRUBY BLUEの女性ヴォーカリストのソロ・アルバム。久々の新作となる2012年作。最近では女優としても活動している美形&しっとりとした優しい肌触りの美声ヴォーカルを聴かせる。キーボード、アコ&エレクトリック・ギター、ベース、ドラムスが参加し、柔らかな木漏れ日の中にいるような心地よいサウンドが広がっている。かつての可憐さは今も健在。3面開き紙ジャケット仕様。 UK
BS-11044 SIRI NILSEN / Alle Snakker Sant CD \2700
 透明感のあるキュートな美声を聴かせる女性ヴォーカリストの2012年新作。スタイリッシュなポップ・アルバムとなっているが、どこか非日常的でマニアックな趣を持ち合わせている。彼女が弾くウクレレ、ギター、ピアノの他、バックには、シンセ、ドラムス、エレクトリック・ギターに加え、12弦ギター、ハープ、チェロといった生楽器も導入し、多彩なアレンジで聴かせる。全曲自作曲でソングライターとしての才能もあり、ケイト・ブッシュ辺りからの影響も少し感じさせるが、ナチュラルで澄んだ空気は北欧のアーティストならでは。ノルウェー語。3面開きデジパック仕様。スリップケース付き。 NORWAY
BS-11043 MES AIEUX / A L'aube Du Printemps CD \2500
 HARMONIUM、BEAU DOMMAGE、SEGUIN辺りのサウンドを継承した、ケベックのプログレッシヴ・フォーク・バンドの2012年新作。女性ヴォーカリストを含む6人編成のバンドに多数のゲストを加え、アコ&エレクトリック・ギター、ベース、ドラムス、ピアノ、そして、ヴァイオリン、フルートなどによる室内弦楽風のクラシカルなアレンジも交えて聴かせる。ケベックならではの叙情美あふれるサウンドに包まれる。バックに浮遊する美声女性ヴォーカル、男性ヴォーカルもウォームハートで味わい深い。フランス語。3面開きデジパック仕様。 CANADA
BS-11042 SIDE C / Stati D'Alienazione CD \2500
 ラスト・ストック発掘品。女性ヴォーカルをフィーチャーしたヴェローナのシンフォニック・ロック・バンドの09年必聴デビュー作。CONQUERORにも似たマニアックなサウンドで、伝統と言えるイタリアン・スタイルにウェイクマンを掛け合わせたようなキーボードと、情熱的に歌い上げる実力派の女性ヴォーカリストが魅力で、変拍子を織り交ぜた複雑で構築的な曲を展開していく。アコギが描くファンタジックな叙情性、さらにジャズなど多様な音楽性を取り込んでおり、自分達の中で凝縮させている。今まで知られていなかったのが驚きの、約30分収録のミニ・アルバム自主盤。 ITALY
BS-11040 CURVED AIR / Live Atmosphere CD+DVD(NTSC) \2200
 ボーナス映像DVD付き2枚組。2010年〜2011年のツアーからのライヴ盤。原曲とは違うアレンジ&サウンドにバンドのフレッシュさを感じさせ、単なる再現になっておらず、現在のバンドの進行形を捉えた、往年のファンも必聴の好演を見せる。ダリル・ウェイが抜けたことで今までライヴでは演奏されなかった「AIR CUT」からの曲(EASY)もプレイし、そして、初期3作からの名曲をハイポテンシャルに熱演。メンバーは、妖艶さが増したソーニャ・クリスティーナを筆頭に、90年代に一緒に活動していたヴァイオリニストのPAUL SAXと、キーボーディストのROBERT NORTON、FLORIAN PILKINGTON-MIKSA (Dr)、CHRIS HARRIS(B)、KIT MORGAN (G) の6人。ボーナスDVDは、ライヴ映像やインタビューを含むツアー・ドキュメンタリー。約20分。<CD収録曲>Atmospheric Overture (intro) / Marie Antoinette / Propositions/ Easy / Hide and Seek / Screw / Phantasmagoria / Melinda / Everdance / Back Street Luv / Stretch / It Happened Today / Atmospheric Overture (outro) 全13曲。3面開きデジパック仕様。自主盤。 UK
BS-11039 DEAN WATSON / Imposing Elements CD \2200
 傑作だったUNSETTLEDに続く2012年作2nd。北米のマルチ・ミュージシャンによるシンフォニック・ジャズ・ロックとしてはTHE PSYCHEDELIC ENSEMBLEと並ぶ出来で、ドラムは打ち込みだが、シンセ、エレピ、ギター、ベースらの音色も含めた巧みさ、そして、何よりもプログレを知り尽くしたスコアが特筆で、安易に作られているところが無い。HAPPY THE MANの曲調でデイヴ・スチュアートとホールズワースが演奏しているようなヴァーチャル感があり、さらに、テクニックだけでなく、メロトロン系を使った叙情味や、各楽器のメロディも一級なのでヴォーカルレスであることを忘れさせられてしまう。自主盤。 CANADA
BS-11038 KRISTEN LAWRENCE / Edgar Allan Poe's 'The Raven' CD \2200
 シンフォ・ファンにもおすすめの、女性オルガニストの2012年新作。荘厳かつドラマ性を帯びて響き渡るバロック調のパイプ・オルガンと、シンセ、透明感のある美声で織り成すプログレッシヴ・フォーク作品。エドガー・アラン・ポーの「大鴉」の詩を引用し、テーマにしたコンセプト作。決してダークになることなく、不思議なファンタジックな美世界に染め上げている。本物の大規模なパイプ・オルガンの音圧に圧倒されるが、聖女のような汚れなきヴォーカルもその存在感に負けていない。他には無いスタイル。自主盤。 USA
BS-11036 JESSICA DYE / A Short Spell CD \2200
 ESPERSや、GOBLIN MARKETファンにおすすめの、ほの暗いメロウな雰囲気がたまらない美声女性ヴォーカリスト。2012年ソロ・デビュー作。アコギ、クラシック・ギター、エレクトリック・ギター、シンセ、ピアノ、グロッケンスピールなどを自身が弾き、チェロ奏者、フルート奏者らをゲストに加え、メランコリックなフォーク・サウンドを聴かせる。ウィスパーでいて、虚ろに響くヴォーカルがドリーミーな世界を紡ぎ出し、うっとりとさせる。見開き紙ジャケット仕様。自主CDR盤。 USA
BS-11014 THE DUPLETS / Leverage CD \2200
 2人の美声女性ヴォーカルと、彼女らが奏でる2本のハープのアンサンブルで織り成す、スコットランドの女性デュオ2012年新作。ロバート・バーンズにインスパイアされた曲や、トラッド、自作曲で構成されたスコティッシュのアイデンテティにあふれる作品となっている。本作では彼女らのハープの演奏スキルを余すところ無く披露しており、バリエーション豊かなメロディを奏でる。非常にしなやかで美しいアルバム。3面開き紙ジャケット仕様。自主盤。 UK
BS-11013 MARA! AND THE MARAIS PROJECT / Mara! Meets Marais CD \2800
 5年振りとなる2011年新作は、本格的な古楽に挑んだ作品。スラブ&地中海色を持つフォーク・バンドMARA!(女性ヴォーカル、ブズーキ、ダブルベース)と、13世紀の中世音楽を奏でるバンドTHE MARAIS PROJECT(女性ヴォーカル、ルネッサンス・リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ)による7人でのコラボ作。オペラチックな声楽調の美声女性ヴォーカルとアコースティック・アンサンブルで織り成すサウンドは、ドネラ・デル・モナコのヴェネチア・シリーズ辺りを連想させる。また、ラストでのスラブ・チックな哀愁はMARA!の持ち味。スペインのバラッドや、ガリシアの中世音楽など。自主盤。 AUSTRALIA
BS-11035 BARIS MANCO / Dunden Bugune CD \2500
 初正規リマスター2012年盤。71年激レア1st。ERKIN KORAY、CEM KARACAらと共にトルコの初期ロック・シーンを形成したシンガーで、この頃はMOGOLLARとジョイント活動していた。オルガンやギターをサイケデリックにフィーチャーしたロック色の強いサウンドに、アナトリアの風味と彼が生まれたイスタンブールのエキゾチックな香りが混ざる。独特の歌い回しには孤高の哀愁が込められ、深く印象付けられる。デビューして早くも200万枚以上売ったミリオンセラー・アーティストであり、本アルバムは当時本人の承諾なしにリリースされたと言われるシングル集となっている。 TURKEY
BS-11034 BARIS MANCO / 2023 CD \2500
 初正規リマスター2012年盤。アナトリア屈指の名作として古くから知られる75年作2nd。シンセ、ソリーナ、オルガンらのキーボードをシンフォニックに配し、クラシカルなフレーズや自然界の音を効果的に取り入れたコンセプト作で、プログレッシヴ・ロックを意識した音作りで通している。ギター、フルート、サックスらの他に、タンブール(パキスタン系の弦楽器)、ダヴァル(トルコ太鼓)、サズらを加えた民俗色とエレクトリックが一体となった辺境ならではの必聴作! 神秘的な郷愁感がたまりません。激レア小冊子のイラストをカラー掲載。*極力ノイズが消去されたアナログ盤起し。 TURKEY
BS-11033 BARIS MANCO / Sakla Samani Gelir Zamani CD \2500
 初CD化正規リマスター盤。76年作で英語盤を除くと3枚目のローカル・リリース。サズ、タンブールら民俗楽器と、シンセ、オルガン、ワウギターらを配したロックバンドの融合がなんともエキゾチックで、かつ年代的な洗練を見せ、歌物ながらもアナトリアン・ロックというジャンルを見事に確立している。妖しさが最高潮に達しながら普遍的な完成度と言う、他に無い音楽性は必聴に値する。なお本作は元々DUNDEN BUGUNE以降のシングル・コンピレーション(曲ダブらず)で、CD化にあたり、2曲をカットし、レア・カセット作からなど、より重要な6曲が追加収録となっている。 TURKEY
BS-11032 ER.J.ORCHESTRA / The Unicorn CD \2980
 2012年リマスター&ニューアート・ワークによる3面開きデジパック盤。パット・メセニー・グループのような幻惑ジャズ・ロックをハイセンスにセンシティヴに演奏する彼らの04年作3rd。チェンバー・オーケストラとの共演となっており、その幽玄さが格段に優雅に増し、美しい叙情性があふれ、クラシカルな響きや異国情緒がものの見事に描き出されている。音の切れ味、深さはリト・ヴィターレを引き合いに出しても良いだろう。25分近い組曲もあり、ここでも素晴らしく幻想的な音楽が展開されていく。ジャズ・ロックとかそういうジャンルを超えた傑作。 UKRAINE
BS-11031 BAROCK PROJECT / Coffee In Neukolln CD \2500
 傑作! クラシカル・シンフォニック・ロックの最高峰となった3作目となる2012年作。ニュー・トロルスに匹敵するバロックを含有したドラマチックなサウンドで、キーボードが絢爛豪華に織り成し、ギターが泣き、甘美なヴォーカルやコーラス、中世が甦る威風堂々とした合唱、チャーチ・オルガン、絡むフルートなど、イタリアのバンドしか作れない高貴な優雅さと、若いファンも取り込める洗練された感覚、例えば、ムーン・サファリのような親近感が絶妙にミックスされている。ラストはロマンチックな哀愁からジェネシス一直線へ。エニド・ファンやカヤック・ファンも必聴! ITALY
BS-11030 GALAHAD / Battle Scars CD \2200
 重いテーマを持ち、クラシカルなムードとモダンなアレンジがヨーロッパ然と織り成す2012年作。ストリングス、オーボエ、ブラスといった本格的なシンセ・オーケストレーション、ドラマチックに導入されるメロトロン、ハードでかつ優美なハモリも聴かせるギター、陰影のあるメロディを説くように歌うヴォーカル、メリハリを刻み込むリズム・セクション。KARL GROOMのプロデュース&エンジニアリングが光るハードエッジながら、シンフォニックな遠近感が効いており、メロディック系としては最上の出来となっている。ラストは哀愁のポンプ香を残した名曲。自主盤デジパック。 UK
BS-11029 ANATHEMA / Weather Systems CD+DVD(PAL) \2200
 <DVD付き2枚組デジブック仕様・限定盤> 2012年新作。カンタベリーの重鎮デイヴ・スチュワートがオーケストラ・アレンジを手掛け、泣きを含んだメロディと美学はそのままに、よりシンフォニック・ロックに傾倒した傑作。バンドの演奏に加え、ロンドン・セッション・オーケストラをドラマチックにフィーチャーし、かつての名曲A NATURAL DISASTERを歌った女性ヴォーカリスト、LEE DOUGLASがここでも伸びやかな美声を聴かせる。また、VINCENT CAVANAGHの声もハートフルで心地よく、溢れ出す英国ならではの哀愁を帯びた叙情が胸を打つ。MOSTLY AUTUMN辺りのファンにもおすすめ。ボーナスDVDには、5.1(DTS)SURROUND SOUND MIXを収録。 UK
BS-11028 FLORENCE + THE MACHINE / MTV Unplugged - Deluxe Edition CD+DVD(NTSC) \2500
 <DVD付き2枚組限定盤> プログレ・ファンにも人気の高い女性ヴォーカル・バンド。昨年末にニューヨークのMTVスタジオで行われたライヴを収録。ストリングス・クァルテット、ハープ、ピアノ、アコギ、ドラムスといった編成によるアンプラグドで演奏され、原曲とはまた違った趣のある美しいサウンドで聴かせる。さらに、10人のゴスペル・コーラス隊も加えたヴォーカル・パートもリッチで、フローレンスの美声も映える。バンドのデビュー作「LUNGS」と、最新作「CEREMONIALS」の2作からの曲を中心に収録。ボーナスDVDにはライヴ映像を10曲、CDはライヴ音源を11曲。 UK
BS-11027 ANTHONY PHILLIPS & ANDREW SKEET / Seventh Heaven 2CD \2200
 アンソニー・フィリップスの2012年新作は、著名な作曲家でアレンジャーとしても活躍し、かつてシニード・オコナーらとも共演したことがあるアンドリュー・スキートとのコラボ作品。作曲は2人の手により、ザ・シティ・オブ・プラハ・フィルハーモニック・オーケストラとの共演作で、アンソニー・フィリップスの弾くアコギ、ピアノを加えた、本格的なシンフォニーが展開される2枚組の大作となった。インスト中心ながら、オペラチックなソリスト、フォーク・シンガーのベリンダ・サイクスら、女性ヴォーカルも加え、英国ジャズ・シーンで活躍するギタリストのジョン・パリセリらもゲスト参加。また、9曲目辺りでのジェネシスチックなアコギ・ソロも印象的。アンソニー・フィリップスらしい儚い霞が漂うファン必聴作。 UK
BS-11026 CHRIS FRY / Composed CD \2200
 MAGENTAのギタリストのソロ・アルバム。彼が弾く多彩なスタイルを見せるアコギ(&マンドリン)と、ゲストで加わったヴァイオリニストEMILY TRAVISとのアンサンブルで聴かせる、メロディアスなインスト・サウンドで構成されたアルバム。ラストでのシンフォニックなオーケストレーションのプログラミングはバンドメイトのROB REEDが手掛けている。緻密にアレンジされ、確実なテクニックに裏打ちされたスリリングな攻撃性を秘めた優美なサウンドは、アコースティック・アストゥーリアス辺りを思い出させる。デジパック仕様。自主盤。 UK
BS-11025 RICK WAKEMAN & THE NEW ENGLISH ROCK ENSEMBLE / In The Nick Of Time - Live In 2003 CD \1980
 アーカイヴ・ライヴの新作は、2003年に行われた、バンドTHE NEW ENGLISH ROCK ENSEMBLEを従えた英国ツアーからのライヴ音源を収録。スペースシャトル・コロンビア号の爆発事故の乗組員に追悼の意味を込めて捧げた当時の新作アルバム「OUT THERE」からの曲(THE CATHEDERAL IN THE SKYでは合唱団もフィーチャー)、CATHERINE PARR/BEWARE YOUR ENEMIES、NO EARTHLY CONNECTION、DANCE OF THE THOUSAND LIGHTS、WHITE ROCK、そして、ラストでは、イエスの組曲STARSHIP TROOPERからWURM(ギターとキーボードによるインプロヴィゼーションがこれでもかと繰り広げられる熱演)など、全7曲。2012年リリース作。 UK
BS-11023 BREAD LOVE & DREAMS / Same CD \1980
 英国盤初CD化。2012年デジタル・リマスター盤。69年にDECCAからリリースされた1st。美声女性ヴォーカルANGIE REW、虚ろなハーモニーを聴かせるもう一人の美声女性ヴォーカルのCAROLYN DAVIS、そして、DAVID MCNIVENのトリオで、スコットランド・エジンバラで結成された。基本的には、アコギの爪弾きを中心にしたサウンドに、ドリーミィなハーモニーをフィーチャーしたシンプルな作風のサイケ・フォークとなっているが、曲によりオルガンや管楽器、ストリングスも加えた、次作への布石を感じさせる好作。 UK
BS-11016 LAUREN EDMAN / It's Always The Quiet One CD \2200
 シンフォ・ファンにもおすすめの女性ヴォーカリスト注目の2012年デビュー作。リリカルな幻影を紡ぎ出すピアノ、シンセ、オーケストレーション、アコギなど全ての楽器とアレンジも自身が手がけたセルフ・プロデュース作品となっていて、彼女の豊かな才能を感じさせる好作。透明感のあるシルキーかつウイスパーな美声で歌い、ナイーブな感性とブリリアントな色彩感覚にあふれたファンタジックで美しいポップ作。優しく、フェミニンなサウンドに心惹かれる。自主盤。 USA
BS-11021 STRANDBERG PROJECT / Made In Finland CD+DVD(PAL) \3200
 弾きながらチューニングを変え多彩なプレイを聴かせるという超絶ベーシスト、MICHAEL MANRINGを、フィンランドのトップ・ベーシストが率いるバンドで迎え打つといったコラボレーション・ジャズ・ロック2012年作。ギター、キーボード、サックスをフィーチャーし、技巧のみに走るのではなく、どちらかと言うとBJORN J:SON LINDHとJANNE SCHAFFERのコラボや、TERJE RYPDALの作品を思わせるクリアーな叙情性を湛え、幻想性も含んだ北欧然としたサウンドを聴かせる。DVDには元WIGWAMのキーボーディスト、JUKKA GUSTAVSON入りの別編成でのスタジオ・セッションを収録。 FINLAND
BS-11020 TREMBLING BELLS FEATURING BONNIE 'PRINCE' BILLY / The Marble Downs CD \2300
 ヴィンテージ感のあるプログレッシヴ・フォーク・ロックを聴かせるスコットランドのバンド。2012年新作。美声女性ヴォーカルに加え、シンガーのBONNIE PRINCE BILLY ことWILL OLDHAMが参加した連名作。ヴィオラ、ヴァイオリン、チェロ、リコーダー、サックス、トランペット、トロンボーン等をゲストに迎え多彩に聴かせる。グリフォンを連想させるようなチューダー調のメロディは彼らの真骨頂。オルガンやギターを効かせたサイケデリックな曲も70年代の英国ロックを継承している。また、WILL OLDHAMのヴォーカルが加わると、どこかストローブスをイメージさせるところも。見開き紙ジャケット仕様。 UK
BS-11015 JACKIE BARRETT / Between In And Out CD \2200
 フォーク・タッチのポップをキュートに歌う美声女性ヴォーカリストの2012年デビュー作。初夏の風を感じさせるような爽快感のあるポップ・メロディから、ヴァイオリン、チェロのストリングス・アンサンブルを取り入れた優美なサウンド、ピアノ、ベース、ドラムスを加えたり、アコギの爪弾きをバックにしっとりと歌う曲など、バックも多数参加し、自作曲を多彩に聴かせる。サラ・マクラクラン辺りもイメージさせるヴォーカル・スタイルで、声が非常に良い。ボーナス1曲追加収録。デジパック仕様。自主盤。 USA
BS-11012 O TERCO / Som Mais Puro CD \2500
 83年作6thアルバムがブラジル・ワーナーから初CD化。柔らかくハートフルなヴォーカルと、メランコリックな美しいメロディ・ラインがO TERCOらしい好作。FRAVIO VENTURINIは参加していないものの、彼が書いた当時の未発表曲で本作に初収録された10分を越えるシンフォニックなナンバー「SUITE」は、泣きを含んだ優美なギター、しなやかなシンセなどをフィーチャーした叙情的なパートと、プログレッシヴ・フレイヴァーがほとばしる、まさにVENTURINI節が炸裂するファン必聴曲。どこか淡いテイストに彩られたラストでのスピーディなジャズ・ロックも彼らの真骨頂。 BRASIL
BS-11011 MEL'NITSA / Dikie Travy CD \2980
 現在ロシア最高峰と言われるコンテンポラリー・フォーク・ロック・バンドの09年作4th。ハープを弾きながら歌う女性ヴォーカリスト、ナターリャをフロントにケルト色を織り交ぜ、エレクトリック・ギター、チェロ、ヴァイオリン、アコギ、フルート、ティン・ホイッスル、パイプ、ベース、ドラムスらの洗練されたアンサンブルで聴かせる。エキゾチックさを残しながらも口ずさめるポップな曲調を見せるのが特徴で、今若い世代に絶大な人気を誇っている。それを証明するライヴDVD (なんとモスクワのオリンピック・スタジアム!を満杯にした結成10周年記念ライヴ) も必見。 RUSSIA
BS-11010 FLEUR / Probuzhdenie CD \2980
 ファン待望の2012年作。愁いの美声のオリガと、あどけなさが魅力のエレーナの2人の女性ヴォーカリストを曲によって分け、シンセ、ピアノ、アコギ、ヴァイオリン、チェロ、オーボエ、フルート、プログラミング、ベース、ドラムスらを美という一点で組み立て、アンビエントをスープとし音色のマリアージュを高め、エキゾチックな結晶を散りばめた心躍るアレンジで聴かせる。かつては曇っていた哀愁も、宝石の如く七色を放ち始め、クラシカルさと幽玄さがせめぎ合い、よりシュールな魔法を紡ぎ出している。ウクライナが生んだ最高の音楽。デジパック。 UKRAINE
BS-11008 SLYCHOSIS / Fractured Eye CD \2200
 メンバーを一新し、過去最高作となった2012年作4th。初期マリリオン路線に戻り、ギターのハードさを抑え、ヴォーカルやキーボード、さらに幻想的なムードも湛える曲想がシンフォニックにアップしており、師匠のレシピ通りとは言え、それが忠実に展開されており、最後までブレが無く、かなり聴けてしまう。もし、本作が80年代にリリースされていたなら、名盤と呼ばれていたかもしれない。泣きもあり、ポンプ香を適度に残したもので何かいいものはないかとお探しの方。これです。メタルやスポビ色一切無しの英国系純血。デジパック自主盤。 USA
BS-11007 QUIDAM / Saiko CD \2300
 5年振りとなる2012年作。2期クィダムとしては初となるポーランド語で歌われる作品で、詞を大切にメッセージが浮かぶ曲作りとなっている。なので、サウンドがモダンに変化しており、新たな視野が広がる、ある意味、メンバーは同じながらも3期クィダムと言えるオリジナリティーの高いサウンドを完成させている。スタジオを駆使しながらもナチュラルなグルーヴ感やクールな叙情性を展開し、フルートやシンセを神秘的に配し、泣きのピュアな感性をメロディックな演奏で最大限に表現。切れ目無くつながる後半はダークでヘヴィな面を見せ、未踏のプログレッシヴ・ロックへ。限定デラックス・デジブック・エディション。 POLAND
BS-11006 SBB / Same CD \2300
 タイトルをセルフとし、リセットを図った2012年作。デビュー当時のようなビッグバン・サウンドの1曲目や、ニーメンと題された2曲目のヘヴィな暗黒さに驚かされる。泣きのヴォーカル・ナンバーもあるものの、インスト・ナンバーが多くを占め、ジャズとブルースを混ぜたギターと変化自在のムーグ、ウォームなオルガン、タッチの違いを感じさせるピアノらが円熟のサウンドを展開。近年の作品としては最も演奏力で聴かせる内容となっている。美しくも吼えるフリーなラストなど、まさに真骨頂。ダイナミックレンジの広い録音の良さも特筆。計16曲80分近い力作。見開き紙ジャケット。 POLAND
BS-11005 HOSTSONATEN / The Rime Of The Ancient Mariner - Chapter One CD \2500
 2012年作。四季作を完成させた彼らの次のテーマは英国人のバラッド詩。ヴァイオリン、フルートら生楽器をクラシカルかつスリリングに配し、リリカルな情景描写を堅持しながら、ムーグ、ハモンド、メロトロン、ギターらの劇的な展開をふんだんに織り込み、また、マスケラのヴォーカルや女性ヴォーカルをフィーチャーし、インスト色の強かった叙情派のサウンド指向から、ドラマチックで情熱的なシンフォニック・ロックへ昇華。自身の罪の呪いにより神秘的な体験するといったドラマがスリリングかつ雄大に展開。FABIO ZUFFANTIの各プロジェクトを一気に合体し密度を高めたような圧巻作。見開き紙ジャケット。 ITALY
BS-11004 MERLIN / The Rock Opera (Reworked 2012 Version) 2CD \2700
 HOSTSONATENを思わせるシンフォニック・ロック必聴作。FABIO ZUFFANTIが2000年にリリースした2枚組のロック・オペラ作で、カヤックも取り上げたアーサー王伝説のMERLINを題材にし、男女ヴォーカル(MERLIN役は現マスケラ)をキャスティングし、贅沢にもHOSTSONATENとLA MASCHERA DI CERAのキーボーディストをツインで配し、合唱団やケルト楽器名手のEDMONDO ROMANOも加え、壮大かつドラマチックに繰り広げる渾身の大作となっている。今回、生メロトロンをダビングし、新たなパートを加筆するなど部分的なリメイクと、リミックス&リマスターにて繊細な生命を吹き込み、また、アートワークも一新し、2012年版としてリリース。見開き紙ジャケット。 ITALY
BS-11003 RICORDI D'INFANZIA / Io Uomo CD \2500
 メロトロンがシンフォニックに轟く73年の必聴シングル両面(初CD化)を新たに追加収録し見開き紙ジャケット&リマスターでリリース。アルバム未収の屈指のイタリアン・シングルなので、これだけで買い求める価値十分。アルバムは同年ながらも典型的なヘヴィ・プログレとして知られキーボードは主にハモンドのみ。甘いメロディーに反して重いドラムと後半の邪悪な雰囲気が独特だ。アルバムとシングルの趣向が違い、そのどちらも甲乙付け難いイタリアン・プログレ、しかも最高ランクの激高値、というコレクター泣かせの2枚がそろったCD! ITALY
BS-10954 ECLIPSE SOL-AIR / Bartok's Crisis CD \2500
 再入荷。美声女性ヴォーカルを含むドイツ人とフランス人の混合バンド。2011年新作。シンセ(&ピアノ)、ギター、ベース、ドラムスのロック編成に、ヴァイオリン、フルートが加わった7人編成。時にANGEを連想させるようなシアトリカルなシンフォニック・ロックと、アコースティック楽器によるクラシカルな美旋律を織り交ぜたサウンド。厳かな混声合唱も導入し、アコギのアンサンブルと、ヴァイオリン、美声女性ヴォーカルで聴かせるジャーマン・フォーク・ロック調のサウンドも美しい。ドイツ的なものとフランス的なもの、2つのスタイルを併せ持ち、まるで2つの違ったバンドが混在しているかのような対比で進む。自主盤。 GERMANY
BS-10854 LANDMARQ / Entertaining Angels - Special Edition 2CD \2500
 再入荷。2012年新作のボーナスCD付きスペシャル・エディション。女性ヴォーカリストTRACY HUTCHINGSをフロントに置いたシンフォ・プログレ・バンド。05年のライヴDVDで一部曲が公開され新譜へのファンの期待を集めたが、それから時間をかけてじっくりと練りこんだコンセプト・アルバム。エモーショナルなギターをフィーチャーし、CREDO、ex. SHADOWLANDのキーボーディスト(&ヴァイオリン、ヴィオラ)が加入した事で、ジェネシスチックなキーボード・プレイを聴かせる場面も。また、キャッチーでポップなメロディにTRACYの伸びやかな美声ヴォーカルも映える。HUGH MCDOWELLがゲスト参加し、7曲目でアグレッシヴなチェロを聴かせる。ボーナスCDは、アルバム未収4曲(約30分)を収録し、シングル紙ジャケットに収納。スリップ・ケース付き。自主盤。 UK
BS-11001 NEXUS / Aire CD \2500
 現在の南米プログレ・シーンの代表格と言える正統派シンフォ・バンド。再び若干のメンバー・チェンジを経てリリースされた、6年振りとなる2012年新作4th。ハモンドやシンセを弾き倒し、ヴィンテージ感のあるプレイを見せるエマーソン影響下のキーボーディストを核に、エモーショナルな泣きを含んだギター、そして、スペイン語で情感豊かに歌われる甘く切ないヴォーカル・パートも大幅に取り入れたサウンドは、まさしくアルゼンチンのバンドならではの胸を貫くような哀愁をまとった叙情にあふれている。また、イエスやUKを連想させるような構築性も持ち合わせ、重厚かつドラマ性を帯びたサウンドにも圧倒される。彼らの最高作となった力作。 ARGENTINA
BS-10998 HEATHER FINDLAY & CHRIS JOHNSON / Live At The Cafe 68 CD \2200
 ex. MOSTLY AUTUMNの美声女性ヴォーカリストと、PARADEのリーダーでバンドメイトのギタリストの2人でのアコースティック・プロジェクト。2011年9月に約30人のオーディエンスの前で行われたミニライヴを収録したもので、各ソロ&バンドの曲、MOSTLY AUTUMN、ODIN DRAGONFLY、アメリカのフォーク・シンガーGILLIAN WELCHのカヴァーなど11曲を収録。繊細なアコギをバックに、透明感のある艶やかな美声で歌い、しっとりとしたアコースティック・アレンジで聴かせ、原曲もさらに美しく叙情性を増している。特にラストのMOSTLY AUTUMNのSILVER GLASSは絶品。ファン必携の自主盤。 UK
BS-10997 SANGUINE HUM / Diving Bell CD \2200
 本家英国では久々となるカンタベリー色を持った新人プログレ・バンド。2011年にインディーで少数限定リリースされたアルバムに、ボーナス・トラックを3曲加えた2012年新装版。当時、イット・バイツのデビュー・アルバムを初めて聴いたときのような、フレッシュな感覚に包まれる、オックスフォードのバンドのデビュー作で、伸びやかなヴォーカルをフィーチャーし、繊細なアコギ・パートも効かせた、キーボード、ベース、ドラムスの4人により、メロディアスなサウンドを聴かせる。あまり目立たないがデイヴ・スチュワート系のプレイを聴かせるキーボーディストや、元カンタベリー・バンドで活動していたギタリストなど、明るくて明瞭でありながら、ぼんやりとしている音像は、先輩アーティスト達に通じる。後半のインスト曲など、明らかに他の同世代のバンドとは違う。スリップケース付き。 UK
BS-10995 DAVIDE MARTINELLI / A Passi Lunghi Dentro Ai Sogni CD \2300
 アルティ・エ・メスティエリのキーボーディスト、ベッペ・クロヴェッラが全面参加しプロデュースも担当したロック・カンタウトーレの2012年デビュー作。アルティのギタリストのロアーニャやベーシストのカッセッタも参加。クロヴェッラが主にインディ・シンガーの為に立ち上げたレーベルからのシリーズ物の第3弾で、70年代にアリストンやチェトラからリリースされたかのようなヴィンテージ感があり、オケを想定したキーボードや、メロトロン、ハモンドに、ロアーニャのハード指向も加えた熱いサウンドで聴かせる。 ITALY
BS-10984 NOVALIS / Flossenengel CD \2500
 長らく廃盤で入手困難だった後期の名作がリマスター&デジパックで出直した。衝撃的な幕開けからレスリーが効いたハモンドをバックにシンセが感動的なテーマを告げて始まる79年のコンセプト作で、ファンタジックな歌心とシンフォニックなアレンジが組み込まれた2曲目、物語の緊迫感を表すハードな3曲目、幻想的なカラーにゲルマンの叙情が溶け込む4曲目、リリカルな古色に染まる5曲目、突如メロトロンが流れ出すインスト・ワルツの6曲目等を経て、きらびやかなピアノに導かれ再びテーマがドラマチックに奏でられる終盤。彼らの作品の中でも最も力強い1枚だ。 GERMANY
BS-10994 GARY ECKSTEIN / Fata Morgana CD \2980
 <廃盤ラスト・ストック> ジャケットが変更されているものの、井上氏が96年に発刊したイスラエル・ロック・カタログで80年代のイスラエルの傑作として紹介されていた作品。セッション・ギタリストが81年にリリースした特異な1枚で、91年にCD化。キーボーディストのMOSHE LEVIの存在が効いており、メロディアスなヴォーカルをメインにしたポップな曲がある一方で、広大なうねりがあるヘヴィでアラビックなナンバーや、泣きのギターをドラマチックにフィーチャーしたナンバーなど、タイプは違うが、ラディウスの2ndや3rdソロに通じるシンフォニックさが魅力。 ISRAEL
BS-10993 HET PANDORRA ENSEMBLE / III CD \2980
 初CD化。78年リリースのレア・アイテムで、PLANTEIJDT兄弟のツイン・ギターとリズム・セクションで繰り広げられるインスト・ジャズ・ロックをプログレッシヴに聴かせる。カンタベリーの影響を感じさせる硬派でテクニカルなスタイルを持つ一方で、ナイーヴな静寂、ゲストのフルート奏者によるアコースティックな叙情性、実験的な難解フリーインプロなど初期クリムゾンも映る。アウトテイク的な未発アーカイヴ3曲と78年の未発ライヴ4曲をボーナス収録。IIIとなっているのは前身のDOOR MEKAARの2枚をリスペクト。500枚限定見開き紙ジャケット。 HOLLAND
BS-10992 ANNALISA / Mentre Tutto Cambia CD \2500
 イタリアの女性ヴォーカルものならではの甘美さが満ちるANNALISA SCARRONEの2012年作。ピアノとストリングス・オーケストラをクラシカルに織り交ぜ、70年代のミア・マルティーニのアルバムを今風にアップデイトさせたような優雅でポップな趣きを持ち、ノスタルジックな良さを残しながらも若いファンが共感できるプロデュースが行き届いた作品となっている。サビで感情を高めるタイプだが、圧倒するのではなく、どちらかと言うと告白的な想いが伝わるピュアさが先に立ち、切なさが哀愁に染まっていく瞬間がドラマチックに映る。 ITALY
BS-10991 MARIELLA NAVA / Tempo Mosso CD \2800
 5年振りとなるカンタウトリーチェの2012年作。ジャン・ピエロ・レヴェルベーリを思わせるストリングス・オーケストラをフィーチャーし、メランコリックかつ情熱的に聴かせる正統派の内容となっている。どこかラヴェッツィのノリを彷彿させるポップなサウンドにルーツの南イタリアの哀愁が織り成し、中にはピアノと弦をバックに切々と歌い上げるバラードもあり、少しマルチェラや80年代のマルティーニにも通じるヴォーカルと作風だ。力強さと揺れ動く感情表現は円熟しており、思わず引き込まれてしまう。3面開きデジパック。 ITALY
BS-10990 CARLOTTA PROIETTI / Same CD \2500
 新たなスキルを見せるカンタウトリーチェの2012年作デビュー作。ポップながらも暗いアンビエントやオーケストレーションを交えたアーティスティックさが光っており、今のイタリアの若い感性が作品に溶け込んでいる。2曲目はレア・バードのシンパシーのカヴァーで、懐かしく聴き入ってしまうが、どうもアレンジャーはプログレ好きのようで、アルバム全体の音の作り方がロックを基本としながら装飾に趣味主張があり、モダンな中にストリングスなど優雅さを取り込むなど、少しバッティアート風な組み合わせを感じる。 ITALY
BS-10988 MALENA VASSALLO / Inverno CD \2500
 オペラを本格的に学ぶも、ジャズも歌い、そして、ポップな作風でリリースされた彼女の2012年デビュー作。ピアノのアルペジオとオペラチックなスキャットが闇に響くオープニングはゴブリンかと思ってしまうが、アルバム全体に夜の深層がミステリアスに漂っており、ダーク・アンビエントをバックに歌われ、ラストはドラマチックに盛り上がる2曲目など、このスタイルはイタリアにしか無いだろう。美旋律を美声で歌い上げる中盤はフィリッパ・ジョルダーノも思わせるが、潜む妖しさ、魔性がラストまで消えない個性派。 ITALY
BS-10987 DOTSCHY REINHARDT / Pani Sindhu CD \2500
 ロマ民族、特にドイツへ流れ着いた彼らが使うマイノリティーな言語で歌われる、いわばセファルディやサウダージのような音楽をジャズのセンスも交え聴かせる女性ヴォーカリストの2012年作。ギター、エレピ、アコピ、ハモンド、パーカッション、ベース、ドラムスらのバンドをバックに、愁いを秘めながらも温もりのある歌声を聴かせる。曲によっては各インストルメンタルのソロも織り込まれ、落ち着きのある曲調の中で異彩とも言えるテンションを放つ。また、時にハープのように用いられるシタールの響きもエキゾチックで、お洒落なアクセントになっている。レベル高し。デジパック。 GERMANY
BS-10986 AL ANDALUZ PROJECT / Abuab Al Andalus - Live In Munchen 2011 CD+DVD(PAL) \3200
 汎地中海文化と中世の宗教を題材にするスーパー・プロジェクトの2011年のライヴ。スペインのL'HAM DE FOCとドイツのESTAMPIEのコラボから生まれ、MARA ARANDAら両グループの女性ヴォーカリスト2人に、モロッコの女性ヴォーカリストも加わったトリプル熟女ヴォーカルの見た目の妖艶さは想像以上。ウード、サズ、ラウタ、フィドル、ハーディ・ガーディ、ニッケルアルパ、カーヌーン、シトレらにツイン・パーカッションを加えた編成は、古楽器、アラブ楽器マニア垂涎と言え、何か異様な雰囲気さえ感じさせるステージだ。3面開きデジパック。 SPAIN
BS-10911D STEVE HACKETT / Live - Fire And Ice DVD(NTSC) \2500
 <NTSC方式> 再入荷。ファン必見!2010年11月イギリスでの傑作ライヴ。2010年のアルバム「OUT OF THE TUNNEL’S MOUTH」からの曲を軸に、かつてサリー・オールドフィールドが歌い、ここではアマンダが美声を聴かせる「SHADOW OF THE HIEROPHANT」というファン驚きのレパートリーを加え、「EVERY DAY」や、「ACE OF WANDS」らの定番を演奏。また、ピアノ・イントロからフルに演奏される「FIRTH OF FIFTH」、ナイロン・ギターとストリングスが哀愁を生む「BLOOD ON THE ROOFTOPS」、さらに終盤盛り上がりを見せる「LOS ENDOS」に加え、久々にセットリストに加えられた「WATCHER OF THE SKIES」(ベースがリッケンなのでオリジナルの質感に近い)や、珍しいところでは「CARPET CRAWLERS」など、ジェネシス・ファンも必携の内容となっている。ベースのNICK BEGGS以外は、2010年の来日時と同メンバー。ヴォーカル・ハーモニーや、木管楽器が効いたアレンジも良い。また、2人のスペシャル・ゲストを迎え、ラストの「CLOCKS」にはスティーヴン・ウイルソンが加わり、また、ジョン・ウェットンもヴォーカルで1曲参加しており、ボブ・ディランの「ALL ALONG THE WATCHTOWER」が選曲されている。カメラワークとサウンド・バランスの良さも特筆。全20曲、2時間半。 UK
BS-10817 RENAISSANCE / Tour 2011 - Live In Concert DVD(NTSC)+2CD \4800
 再入荷。初回限定盤。2011年9月23日アメリカでのライヴ映像を収録したDVDと、ライヴ音源CD2枚を収めた4面開きデジパック仕様。「TURN OF THE CARDS(運命のカード)」、「SCHEHERAZADE AND OTHER STORIES(シェラザード夜話)」の傑出した2作の全曲を2時間以上に渡って演奏!アニー・ハズラムのヴォーカルも艶やかに美しく響き、バンドと一体となった非常にポテンシャルの高いライヴとなっている。メンバーは、ANNIE HASLAM(Vo)、MICAEL DUNFORD(G)、DAVID J. KEYES(B)、FRANK PAGANO(Dr)、RAVE TESAR(Key)、JASON HART(Key) の6人。ツイン・キーボードでダイナミックに聴かせ、ジャズ・ピアニストとしても活躍中のRAVEのピアノ・ソロも効いている。ボーナスとしてインタビュー&バックステージ映像を追加収録。長い歴史の中でもプロフェッショナルなカメラ・ワークで撮られたオフィシャル・ライヴ映像の完全収録盤は初リリースとなる、ファン必見作! バンド・サイトで販売中の自主盤。 UK
BS-10981 GONG 2000 / Bara Timur CD \2500
 初CD化。カセットのみで出ていた91年作1st。ガムラン変拍子とアメリカン・ハードを組み合わせたような1曲目、イエスのビッグ・ジェネレーターが浮かぶ2曲目、ピアノやシンセに重厚なコーラスでエイジアを思わせる3曲目、エディ・ジョブソン風の音色でシンフォニックなサウンドをケチャ入りで聴かせる傑出の4曲目。前半だけでも超ヤバすぎ! クラシカルなリフを持つナンバーや、レインボー張りの演奏で畳み掛ける後半も辺境色炸裂。なお、曲順がCD用に変更されている。アルバム未収から8曲ボーナス入り。3面開きデジパック。 INDONESIA
BS-10980 SUPERKID / Dezember Break CD \2500
 初CD化。GIANT STEPで知られるDEDDY DORRES(ギター&キーボード)が在籍した伝説のトリオ。77年作2nd。ツェッペリンやグランド・ファンクを思わせるツウでヘヴィなナンバーと、オルガンやシンセをフィーチャーしたプログレ風味のバラードが混在。前者ではムーグがバッキングやソロに投入され、妖しくクラウト・ロックも脅かす。後者は美しいソリーナと甲高いヴォーカル・メロで一気に我がイタリアの哀愁へ。6曲目はFREEDOM OF RHAPSODIAの大ヒット曲。LPよりも曲の多いカセット版の曲順を並び替えての再発。3面開きデジパック。 INDONESIA
BS-10979 MARIA BURMAKA / Ne Zabuvaet'sya Lyubov... Novi I Naykrashi Pisni Pro Kokhannya CD \2980
 ソフトな歌声と柔らかなメロディで、当店で高い人気を得ている女性ヴォーカリストの新曲を数曲含む19曲入り2011年ベスト。ナイーヴで感傷的なフォーク&ポップはウクライナという地域性を残しながらも西欧アレンジを取り入れた魅力にあふれ、優しく切ない彼女の思いが滲む。悲しみに暮れる少女の祈りを歌ったような初期、やわらかな陽射しを感じる大人びた近年作、でも共通した良さは変らず、今後もファンを魅了し続けるだろう。旧作はほとんど廃盤になってしまっているので、うれしいコンピレーション・リリース。3面開きデジパック。 UKRAINE
BS-10978 SCHERANI / Everybody's Waiting CD \2500
 イタリアの美学が生み出したシンフォニック・ロック2012年作。HOSTSONATENのキーボーディストによる作品で、2本のヴァイオリン、2本のフルート、チェロ、トランペットらに、数人の魅惑的な女性ヴォーカリストをフィーチャーし、本家に匹敵する華やかでクラシカルなサウンドを聴かせる。NEW TROLLSを思わせるバロッキーな曲から、VITTORIO NOCENZIのようなキーボード・ラビリンス、美旋律で埋め尽されたルネッサンス調の女性ヴォーカル・ナンバー(すべてイタリア語で歌われている)、エモーショナルなギターが歌い上げるドラマチックな曲などなど、ソロ作だとは思えない手の多さで圧倒。そして、すべてが感動的。バンドメイトのFABIO ZUFFANTIの他に、IL VOLOで知られるBOB CALLERO、NEW TROLLSでも素晴らしいプレイを披露したギターのANDREA MADDALONE、LA MASCHERA DI CERAのギターのMATTEO NAHUMら、約30人近いミュージシャンが参加。見開き紙ジャケット。 ITALY
BS-10977 ASTRA / The Black Chord CD \2200
 メロトロンM400をツインで配するヴィンテージ・プログレッシヴ・ロック・バンドの2012年2nd。ハモンド、ムーグ、アープらとギターがリズム・セクションと一体となって織り成すテクニカルなサウンドへシフトしており、同傾向のバンドと差別化を図った結果、オープニングの浮遊感やJONESYあたりのシンフォニック性も見せている。各ソロもより強化されており、前作での英国調の叙情的な泣きを残しつつ、雰囲気で流されない、演奏力の高さを示し力作となっている。それにしても愁いのヴォーカルの4曲目やクリムゾン風の6曲目など、カリスマやネオンの未発物と言われれば、まず騙されてしまう。スリップケース付き。 USA
BS-10974 IT BITES / Map Of The Past 2CD \2300
 ボーナス・ディスク付き限定盤。3面開きデジパック仕様。オリジナル・メンバー2人に、アリーナのJOHN MITCHELL(ギター&リード・ヴォーカル)と、JOHN BECK(キーボード)が加入した、新生イット・バイツとしての復活後の2作目となる2012年新作。バンド初のコンセプト・アルバムとなる本作は、J.MITCHELL & J.BECKの作曲となり、今までバンドが持っていた洗練された清涼感を残しながらも、ジェネシスチックな叙情も取り入れたシンフォニック・ロックへと劇的に変化した。ロンドン・シンフォニー・オーケストラによる英国調の気品あふれるテイストも加えた、スケール感のあるサウンドを聴かせる。新しい息吹を感じさせる力作。ボーナス・ディスクは、09年2月に行われた「IT HAPPENED ONE NIGHT」からのライヴ音源6曲と、ライヴ映像を交えたインタビュー。 UK
BS-10973 FLYING COLORS / Same CD \2200
 デジパック仕様・限定盤。新たなスーパー・グループの2012年デビュー作。ニール・モーズ(キーボード、ヴォーカル)、TRANSATLANTICのマイク・ポートノイ(ドラムス)、存在感のあるギターで迫るスティーヴ・モーズ、一級のスタジオ・ミュージシャンのベーシスト、リード・ヴォーカルを加えた5人編成での大型プロジェクト。キャッチーでメロディアスなサウンドを軸に、ポップやハードな要素も加え、各メンバーのテクニックを活かしながら、プログレに捕らわれず、ベテランらしいこなれた演奏を聴かせる。ヴォーカリストは、チャート・トップ10入りを果たした実力派シンガー・ソング・ライターで、心に染み入る歌声がリッチ。12分に及ぶラストは、シンセ、オルガン、ギターらがスリリングなアンサンブルを織り込むシンフォで格の違いを見せつけている。 USA
BS-10972 GANDALF / Gallery Of Dreams - Plus Live ! 3CD \3600
 ハケット・ファン必携! 長らく廃盤で入手困難だった92年作に、2枚のボーナス・ディスクが付いた3枚組。2012年デジタル・リマスター盤。オーストリアのマルチ・プレイヤー、ガンダルフの幻想的なキーボード、そして、優美なアコギと、シンフォニックなエレクトリック・ギターを聴かせるスティーヴ・ハケットとのツイン・ギター、現LANDMARQの女性ヴォーカリストのトレイシー・ヒッチングス、フルート奏者やオーボエ奏者らをゲストに加え、リリカルかつ叙情美あふれるスケール感のあるシンフォニック・ロックを聴かせる、彼の最高傑作。インストを中心にしながらも、タイトル曲でのトレイシーのソロ・ヴォーカルも存在感あり。ボーナス・ディスクは、ハケットも参加した92年のウィーンでの未発表コンプリート・ライヴ音源(18曲)で、ジェネシスの「HORIZONS」と、「IN THE QUIET EARTH」も演奏。さらに、ハケット共演プロモ・ヴィデオ映像「FACE IN THE MIRROR」も収録。各紙ジャケット入り、スリップケース付き。 AUSTRIA
BS-10971 AETHELLIS / Northumbria CD \2200
 8年振りとなる2011年作2nd。前作はバンクス寄りの作風だったが、今回、清涼感のあるコーラスから一転し畳み掛けられるエマーソン張りの弾き倒しのオープニングに驚かされる。広角な音楽性により、後期ジェネシス、アラン・パーソンズにも影響を受けたというヴォーカル・ナンバーや、カヤックを思わせるクラシカルさを漂わせたキャッチーなナンバーもあり、また、一部ではジャージィな展開を見せるなど散乱するも、起用さと曲調を崩さないテクニックにスキルを感じる。1曲目のシンフォニックな作風でアルバムを通していたなら、かなりマニアックな作品になっていただろう。自主盤。 USA
BS-10970 BALLOON ASTRONOMY / Same CD \2200
 元スポックス・ビアードのNICK D'VIRGILIOや、カヤックのMAX WERNER、テクニカル派のギタリストとして知られるMIKE KENEALLYらがゲスト参加している、ジェネシス系シンフォ2011年デビュー作。2人のマルチ・ミュージシャンのユニットだが、ほぼ全曲を担当するD'VIRGILIOのドラミングがサウンドを数ランクアップさせており、メロディアスなヴォーカルをメインに、バンクスを思わせるピアノや、リリカルなアコギ、時にメロトロンも織り交ぜ、抜けのよいメリハリと少し翳りのある叙情を聴かせる。ちょっとグリフォンのようなラストも気になるところ。自主盤。 USA
BS-10969 BERRETT ELMORE / Woodlands CD \2500
 初期フロイド色を持った男女ヴォーカル4人組2012年デビュー作。レトロなサイケ色でフォークからロックまで濃密に聴かせるが、女性ヴォーカルのニュアンスが良く、2曲目あたりはメロウ・キャンドルを思わせる。緩いギター、ドリーミィなオルガン、スィープするシンセ、軽く重いリズム、いかにもスウェーデン人が好む幻想的なサウンドだ。深いエコー感に沈むヘヴィな泣きのギターやクラシカルなピアノなど、闇と美の作り出しも上手い。北欧という点で、ノルウェーのTHE SMELL OF INCENSEも彷彿。この手のファンは必聴です。3面開きデジパック。 SWEDEN
BS-10968 WEST OF EDEN / Safe Crossing CD \2300
 2012年新作は、海や航海をテーマにしたコンセプト・アルバム。97年にデビュー作をリリースし、当時話題になったケルティック・フォーク・ロック・バンド。キーボード、アコ&エレクトリック・ギター、ベース、ドラムス(&ボーラン)、アコーディオン、フィドル(&ヴィオラ)などによる6人編成で、女性ヴォーカリストは、サンディ・デニーからの影響を感じさせ、彼女が歌うと、サンディ在籍時の初期フェアポート・コンヴェンションを思い出させるようなサウンドに。全曲自作曲ながら、1曲のみトラッドをアレンジしており、バンドのルーツを垣間見せる。デジパック仕様。自主盤。 SWEDEN
BS-10967 KOTEBEL / Concerto For Piano And Electric Ensemble CD+DVD(PAL) \2700
 超絶なテクニックで迫る技巧派スペイン・シンフォの雄、2012年新作6th。バンドの演奏に負けじと存在感のあるリッチなプレイを見せる女性ピアニストと、シンセによるツイン・キーボード、ギター、ベース、ドラムスの5人での演奏ながら、どこから飛び出すかわからない仰天の変拍子を多用した緻密なアレンジとスケール感で、息もつかせぬスリリングなサウンドを展開。静と動で巧みに繰り広げられるラビリンスに捕らわれ圧倒される。リリカルなピアノ・ソロやクラシカルなパートも織り込み、この手のバンドにありがちなインプロに走ることがなく、しっかりと作曲&アレンジされたサウンドで聴かせる。40分を越える組曲「ピアノとエレクトリック・アンサンブルの為の協奏曲」を核にした4曲で構成されたコンセプト作。マニアックなイタリアン・プログレからの影響を自身のカラーに染め替えた力作。さらにボーナス・トラック1曲(08年)追加。スタジオでの録音風景を収録した約40分のボーナスDVD(MAKING OF...)付き。 SPAIN
BS-10966 TASAVALLAN PRESIDENTTI / Lambertland CD \2500
 24 BIT DIGITAL REMASTER + 2 BONUSで出直し。スウェーデン録音作を経て、より英国ジャズ・ロック&カンタベリーからの影響を聴かせる72年リリースの3rd。キーボーディストが抜け、ヴォーカリストが加わり、サックス&フルート奏者が達人へ代わるなどメンバー・チェンジのカラーが浮き出ている。ウィグワム風の1曲目、北欧然としたファンタジックな2曲目、スピーディな演奏が冴える3曲目、トローネンのギターが職人芸を見せる4曲目、クラシカルな中間部が美しい5曲目等、本作を代表作とする人も多い。シングルからボーナス入り。 FINLAND
BS-10965 RAK / Lepidoptera II - The Book Of Flight CD \2500
 ジェネシスやマリリオンなど英国シンフォをこよなく愛するキーボーディスト率いる2012年作。7年前の前作はプロジェクト風だったが、今回はスキルの高いギタリストを加えて4人編成のバンド然とした強固なサウンドを聴かせる。ハモンド、メロトロン、ムーグ、ソリーナ、タウラス、チャーチ・オルガンらが織り成す厚いアンサンブルはスイスらしい規律を持ち、特に中盤以降の吸引力は特筆で、他のヨーロッパには無い哀愁と独自のカタルシスを発散。奥が深い。ジャケットはマリリオンと同イラストレーターによるもの。3面開きデジパック・自主盤。 SWITZERLAND
BS-10964 CARPE NOTA / Same CD \2200
 マニアックなプレイを聴かせるキーボーディスト率いる4人編成のプログレ・バンド。2012年デビュー作。ムーグ、オルガン、メロトロン系を含むヴィンテージ音源を多用し、デヴィッド・ローゼンタールの居た頃のレインボーからクリムゾンっぽい構築的なナンバーまで、オール・インストで展開。ギターがメタルではないハードロック寄りなので、ある意味、キーボーディストの音楽性に合っており、なつかしのCP風の音色や、クラシカルな4度進行などのメロディックさと、南米あたりを思わせる邪悪さが混ざった力の入った作品となっている。自主盤。 USA
BS-10962 TROY DONOCKLEY / Messages - A Collection Of Music 1998-2011 CD \1980
 ex.IONAのイリアンパイプ奏者でマルチプレイヤーの3枚のソロ・アルバムから厳選された8曲に、2曲の新曲を加えたベスト盤。ジョアンヌ・ホッグの崇高なるヴォーカルも絶品。室内管弦楽風のオーケストレーションをフィーチャーしたクラシカルなケルト・シンフォニーに、彼のイリアンパイプが高らかに鳴る。トラッドをアレンジした新曲の「FOR HIM WHO WILL NEVER RETURN」では、朋友の女性フォ−ク・シンガーBARBARA DICKSONがヴォーカルを取り、また、約8分に及ぶ、マイク・オールドフィールドのインカンテーションズを連想させるようなもうひとつの新曲「DUNMAIL RISING」では、現MOSTLY AUTUMNのリード・シンガーOLIVIA SPARNENNを起用し美声を聴かせる。彼のコンポーザーとしての実力を見せつける全10曲。デジパック仕様。 UK
BS-10958 ALTAN / Gleann Nimhe - The Poison Glen CD \2200
 7年振りとなる2012年新作。彼らの本拠地であるドニゴール州にあるPOISON GLENをタイトルに掲げた意欲作。アイリッシュ・トラッドを中心に、MAIREAD NI MHAONAIGHの美声ヴォーカルでしっとりと歌い聴かせる曲と、フィドル、アコーディオン、ギター、ブズーキなどを導入した、軽快なリールやジグも加えた全13曲。男女の恋を歌ったアメリカのバラッドTHE LILY OF WESTや、船乗りの歌、古いラヴソングなど、アイルランド語と英語で歌われる。3面開き紙ジャケット仕様。 IRELAND
BS-10919 NAOISE STUART KELLY / Whisper Of Angels CD \2600
 再入荷。リヴァー・ダンスでソロ・ヴォーカルを務めたことがあるダブリン生まれのアイリッシュ・ケルト女性ヴォーカリストのデビュー作。KARNATAKAに新加入し注目を集めたHAYLEY GRIFFITHSを連想させるようなクリアーな美声の持ち主。1曲目(タイトル曲)は、かつてアニー・ハズラムも歌ったフォーレのパヴァーヌを情感豊かに歌い、また、SIUIL A RUNや、ROISIN DUBH等のアイリッシュ・トラッドもコンテンポラリーなアレンジで聴かせる。ピアノ、シンセ、ギター、ホイッスルらが参加し、ヴァイオリン&ヴィオラはMAIRE BREATHNACH。自主盤。 IRELAND
BS-10957 ALPHATAURUS / Live In Bloom - Progvention Nov.6 2010 CD \2500
 屈指のシンフォニック・ロック作をリリースした彼らが、オリジナル・メンバーのキーボード、ギター、ドラムスに、新たなヴォーカルとベースともう一人キーボードを加えた6人で行った2010年再編ライヴ。傑作1st全5曲と92年に初出となった未発物から2曲、計7曲を演奏。オーケストレーションにこだわっていたバンドならではのプレイが聴け、LA MENTE VOLA、CROMAといったイタリアン・ロック史上に残るシンフォニック・ナンバーもオリジナルに近い音色で再現。また、92年版CDではインストだった曲にも、ヴォーカルが入っており、アレンジも進化。たぶん、生で見たなら感動が止まらないと思う。チッタさん、ぜひ! ITALY
BS-10956 NEW TROLLS / Senza Orario Senza Bandiera CD \2500
 イタリア盤見開き紙ジャケット&リマスター2012年盤。アンドレが詞を書いた68年リリースのデビュー作。ヴィットリオとニコが曲を書き、2人のヴォーカルの特徴を活かしたバラードやポップ・ナンバーが収められている。ロックバンドがリリースしたイタリア初のコンセプト・アルバムとも言われ、ジャンピエロ・レヴェルベェリによるオーケストラが配され、アルバムは切れ目なく続く。フラワー色やサイケ色を残しながらも、ヒットを意識した彼ららしい作風だ。ヴィットリオのフルートこそ聴けないが、ニコのハードに泣くギターは芽を見せている。名曲「私はアイリッシュ」を収録。 ITALY
BS-10953 THE ENID / Live With The City Of Birmingham Symphony Orchestra 2CD \2500
 エニド史上初となるシンフォニー・オーケストラとの共演ライヴ。2011年にバーミンガムで行われたもので、前半ディスク1は、JUDGEMENT、IN THE REGION OF THE SUMMER STARS、CHILDE ROLAND、THE LOVERS、FANDといった初期の名曲群で圧倒。壮麗さとドラマチックさが増すのは当然とは言え、予想を遥かに上回る。特にFANDでのオケ・アレンジはゴドフリーならではのハードでナイーヴなせめぎ合いが傑出。後半ディスク2は大混声合唱団も加え、2010年作のJOURNEY'S ENDを全曲演奏。入り組んだあの作品が、さらに入り組みを鮮やかなものとし、リアレンジをバンドのエネルギーにして生き延びてきた彼らの真骨頂が聴ける。そして、オケ入りのままBJHのMOCKINGBIRD、お約束のエンディング、LAND OF HOPE AND GLORYで感動がピークに達する。アビー・ロード・モービル・システムで録音された高音質も特筆。4面開きデジパック。 UK
BS-10952 SEBASTIAN HARDIE / Blueprint CD \2500
 オリジナル・メンバーにてリリースされた2012年作。2回の再結成を経て、ようやく出た、といった感じの待望の新作。メロトロンが泳ぎ、ハモンドがいい音を出し、シンセが駆け、ムーディなギターとヴォーカルが曲を先導していく、実に彼ららしい作風だ。たしかに、テンションやインパクトはリラックスした方向になってしまっているが、かつて以上に幽幻さを展開させるメロトロンや、ミーロ然と歌うギターなど、聴き込めば聴き込むほど味が出る円熟のプレイが詰まっている。ラストはキャメル・ファン必聴曲。SHM-CD3面開き紙ジャケット・オーストラリア自主盤。 AUSTRALIA
BS-10985 GAZPACHO / March Of Ghosts CD \2200
 頂点に達した2012年作。悲しみに満ちたヴァイオリンが奏でられ、ストリングス系やギターも追って泣き始める。亡霊をコンセプトにした作品でメアリー・セレスト号など、それぞれ独立したストーリーを持ち、彼らならではの霧が掛かったような幻惑的なトーンが立ち込め、おどろおどろしくなるのではなく、あくまでも叙情的な美学の上でドラマチックに昇華していく。ちょっとしたピアノ、ちょっとした12弦、さらにケルト色など繊細な小技が効きまくった、アレンジの冴えをぜひ聴いて頂きたい。北欧が生んだメランコリック・シンフォの最高峰! NORWAY
BS-10950 STEVE THORNE / Crimes & Reasons CD \2200
 IT BITESやJADISから譲り受けたようなキャッチーなサウンドに、メロディックな陰りも加えたシンフォニック・ロックを聴かせる2012年新作4th。タイトなドラムスでキメるNICK D’VIRGILIO (ex.SPOCKS BEARD)、英国的な叙情をかもし出すMARTIN ORFORD(ex.IQ)のフルート、GARY CHANDLER (JADIS)、TONY LEVINら、多彩なゲストを適材適所に配したプロデュース力も効いている。時に、エモーショナルな泣きを帯びるギター、繊細な音色を奏でる12弦ギターやアコギ、シンフォニックなキーボード、風合いのあるヴォーカルまで、ほとんどを自身がマルチにこなしているが、どれも上手く彼の才能の豊かさを感じさせる。IQ、TRASATLANTIC、BIG BIG TRAIN等を手掛けたROB AUBREYによるプロデュース。デジパック仕様。 UK
BS-10949 THE REASONING / And Another Thing... CD \1200
 バンド・サイトで販売中の自主盤。アルバム未収録の新曲4曲を収録した2012年最新EP。レーベルの移籍が決まり、自主レーベルでのリリースは本作がラスト作品ということもあり、バンドの思いがこもったサウンドを聴かせる。伸びやかで肌触りの良いレイチェルの美声が心に染みる、英国女性ヴォーカル・シンフォ3美神のひとつ。リリカルなピアノに導かれるサウンドは、どこかイリュージョンを思い起こさせるような、英国らしい伝統を感じさせ、美しい叙情を紡ぎ出す。収録曲は、ONE BY ONE / APOPHENIA / PALE CRIMINAL / 21 GRAMS のファン必聴の4曲。紙ジャケット仕様。 UK
BS-10948 COLIN MOLD / Girl On The Castle Steps CD \2200
 現在、KARNATAKAに加入し、以前はIONAを彷彿させる女性ヴォーカル・ケルティック・バンドKARAを率いたギタリストのソロ・アルバム。2012年新作2nd。彼のウォームハートなヴォーカルをフィーチャーし、B.J.H.を思い出させるようなメロディアスで叙情美豊かなサウンドや、アイオナやマイク・オールドフィールドからの影響を感じさせるギターをフィーチャーした、バンド譲りのケルト色のあるシンフォニック・ロックを聴かせる。ブリリアントなアコギ、優美なヴァイオリン、オーケストレーションを奏でるシンセも自身が弾き、曲により、ゲストでドラムス、パイプやホイッスルも加わり、ケルト美が広がる。作詞は、アイオナ、マンダラバンドにも歌詞を提供したCINDY L. SPEARによるものも数曲あり。自主盤。 UK
BS-10947 ENOCHIAN THEORY / Life... And All It Entails CD \2200
 ギター/ヴォーカル、ベース、ドラムスのトリオ・バンドに、THE LOST ORCHESTRAなるシンセ、ピアノ、オーケストレーションを加えた変則的な編成のハイブリッド・シンフォ2012年作2nd。前作やEPでは方向性が定まっていない感があったが、スティーヴ・ホガースを甘くしたようなヴォーカルを活かし、本物のオケが入っているかのようなスケールでドラマチックに聴かせる。メタリックな部分もあるものの、スウェーデンのCARPTREEに通じる音像で、バックに近年のクリムゾンや後期フロイドが時に見える。スキの無い力作。 UK
BS-10945 INVERTIGO / Veritas CD \2300
 絵に描いたようなメロディック・シンフォを聴かせる2012年作2nd。彼らの場合、モダンだが、中部ヨーロッパの情緒を持ち合わせており、特にキーボーディストはエニワンズ・ドーターあたりから引き継いだようなプログレ色を出している。また、ギタリストも多彩な音色をコントロールし、ハードなブリッジからナチュラルな泣き、リリカルなアコギなど手が多い。アップデイトされながらも、3曲目、4曲目、5曲目はマニアックなシンパシーを放ち、居心地のいいヴィンテージ色も感じさせる。クラシカルさと甘美さが織り込まれる21分越えのラストを聴けば、SYLVANあたりとは根本的に違うのが分かる。(地味なジャケが合っていない!) 見開き紙ジャケット。 GERMANY
BS-10944 AMAROK / Gouevia 2005 CD \2500
 05年ポルトガルでのプログレ・フェス時のライヴ。当初はDVDでのリリースが予定されていたが、映像マスターが消失してしまい、遅れること7年を経て67分収録のCDとして発売された。当時新作だった、そして、最もシンフォニック・プログレ作だったQUENTADHARKENからの曲をメインに、女性ヴォーカル、12弦、ギター、サズ、ウド、フルート、サックス、リズム・セクションらの7人編成で、地中海音楽にシンフォやジャズの要素を取り込み、変拍子など難度の高い楽曲を披露。時にはエマーソンやバンクスを思わせるROBERT SANTAMARIAのキーボード群が、エキゾチックな曲調と混ざり合い、唯一無二のオリジナリティーを誇示。スタジオ作以上にバンドの本質が見える必聴作となっている。現在バンドは休止状態にあり、リーダーのROBERT SANTAMARIAは本作でもヴォーカルを取っている女性のMARTA SEGURAとDAFNIAを結成。また、GUISANTE DE MARIPOSAでも精力的に活動。ちなみにフェスが行われた地名は正しくはGOUVEIA。見開き紙ジャケット・メキシコ盤。 SPAIN
BS-10943 SATURNIA / Alpha Omega Alpha 2CD \2700
 ポルトガルの夢想サイケ・プログレ・バンドの2枚組の大作となった2011年作。緩いグルーヴを持ったスペーシィなサウンドが展開され、シンセ、ギター、メロトロン、フルート、シタール、ヴォーカルらが妖しくも美しさを伴って投入されていく。自然回帰のコンセプトが見え、抽象的だがドイツ物のような難解さは無く、また、北欧物のようなストイックさも無い。あるのは、ただ身をまかせていればいいシンフォニックなトリップ感で、哀愁が消えては現れ、隣国のNEURONIUMとノルウェーのTHE SMELL OF INCENSEがミックスされたような世界が渦巻く。 PORTUGAL
BS-10941 FRANKIE GAVIN & DE DANNAN / Jigs Reels & Rock n' Roll CD \2200
 オリジナル・メンバーのフィドラーFRANKIE GAVINと、新生デダナンによる2011年新作。かつてはドロレス・ケーンらが在籍した伝説のアイリッシュ・トラッド・バンド。本作では、若手女性ヴォーカリストのMICHELLE LALLYが美声を聴かせる。アコーディオン、パーカッション/フルート/ホイッスル、ブズーキ/ギターによる5人編成で、アイリッシュ・トラッドから、リール・アレンジされたビートルズのヒア・カムズ・ザ・サンや、ロッド・スチュワート&ロニー・ウッドのガソリン・アレイ、そして、愛の賛歌まで幅広く演奏。3面開きデジパック仕様。 IRELAND
BS-10940 RACHEL GOODKIND / Little Flame CD \2200
 少しハスキーで甘めの可愛らしい声で歌う女性ヴォーカリストの2011年デビュー作。アコギ、シンセ、パーカッションなどを加えたナチュラルなフォーク・ポップ。明快な明るさを前面に出しているわけでもないが、全体を通して陰になることがなく、まさに陽のサウンドで、聴いていると理屈なしに自然と心に染み渡り、心地よさに包まれていく。ジャケットのイメージにぴったり。どこかスザンヌ・ヴェガにも似た印象を受ける。デジパック仕様。 USA
BS-10903 HILLARY REYNOLDS BAND / Since September CD \2200
 再入荷。スウィーティで可憐な美声で歌う女性ヴォーカリストHILLARY REYNOLDSが率いるバンドの2012年デビュー・アルバム。アコギ、ピアノ、チェロ、ドラムスの編成に加え、ベース、エレクトリック・ギターがゲストで参加し、カラフルなフォーク・ロックをポップに聴かせる。彼女が弾くピアノと、ウイスパーなヴォーカルでセピアに染め上げるバラードも絶品。ここぞというところで導入されるチェロも印象的。ヴォーカル・スタイルにも幅があり上手く、また、どの曲もアレンジが良く、自主盤とは思えないクオリティー。デジパック仕様。 USA
BS-10939 PETE & ROYCE / Suffering Of Tomorrow + Days Of Destruction CD \2700
 <500枚限定盤>。初CD化。当時自主制作でリリースされたギリシャのレア・シンフォ・プログレの80年作1stと81年作2ndのリマスター2in1。デュオのような名前だが、ギター&ヴォーカルのPANAGIOTIS PETE TSIROSがアテネで結成した5人編成のバンド、ROYCEの作品。コルグのデルタ、シグマ、ラムダ(ギリシャらしい)等のシンセを美しく配し、ツイン・ギターやリリカルなアコギを効かせメロディアスに展開。英語で歌われているので、BJH風な趣きがあるものの、特に1stの神秘的な雰囲気や教会色のあるオルガンなどギリシャ色も映る。浮き彫り文字の銀箔見開きジャケット&バイオやフォトを掲載したポスター型インサート付き。 GREECE
BS-10938 MACROSCREAM / Sisyphus CD \2500
 ヴァイオリンをフィーチャーしたシンフォ・バンドの2012年デビュー作。枯れたクラシカルさと、淡い叙情が漂い、8ビートを嫌ったロックとジャズをミックスしたような多展開のリズム、ルネッサンスの川辺へと誘うアコギ、ムーグ、ハモンド、メロトロン、ピアノを操るキーボードなど、浮かぶのはロマンチックな映像が燈る初期PFM。英語で歌われているものの、イタリアの美意識はしっかりと流れており、こってりとしたヴィンテージ派ではないものの、ケミストリーが生む魔法があり、プロムナード・ザ・パズルにも通じるファンタジーは特筆。自主盤。 ITALY
BS-10935 4FRONT / Malice In Wonderland CD \2200
 11年振りに復活したテクニカル・シンフォ・トリオの2012年作。ハッピー・ザ・マンのドラマーも務めたことのあるセッション・マンを中心に、ギター/キーボード、ベースを加えた編成で、オール・インストながらもスリリングかつドラマチックな音圧で飽きさせず聴かせる力作となっている。全体にハードエッジだが、メタル系ではなく、ややフュージョン・タッチも取り込んだハイブリッドでメロディアスな美旋律をキープ。キャリアのあるプロ・ミュージシャン達の上手さとツボが効いたセンスが光る。ラストではあのDAVID ROSENTHALがシンセ・ソロで参加。3面開き紙ジャケット。 USA
BS-10932 LOREENA MCKENNITT / Troubadours On The Rhine CD \2300
 朋友の女性チェロ奏者CAROLINE LAVELLE、ジャズ系ギタリストのBRIAN HUGHESとの3人で、約300人の限定されたファンの前で行われた、ドイツでのスタジオ・ライヴ。いまだ衰えを知らないロリーナの伸びやかな美声ヴォーカルは圧巻。チェロ、ギター(&ギター・シンセ)の他、ロリーナの弾くピアノ、ハープのトリオでの演奏は、聴きなれたTHE BONNY SWANSや、THE LADY OF SHALOTTなどもアレンジが違っていて興味深い。また、最新作からTHE WIND THAT SHAKES THE BARLEYも演奏。全9曲。カナダ盤、見開き紙ジャケット仕様。 CANADA
BS-10930 ANNBJORG LIEN / Khoom Loy CD \2700
 単独では4年振りとなる2012年作。美声のヴォーカルも聴かせる著名女性フィドル(ハルダンゲル・フィドル&ニッケルハルパ)奏者で、ケルト色を軸にロック色も持ち込み、実に洗練されたオリジナルのコンテンポラリーなサウンドを展開。ブズーキ、チェロ、フルート、タブラといったトラッド系だけでなく、エレクトリック・ギターや、ハモンドB3、ミニムーグ、メロトロン、サックスなどのクレジットもあり、タイトなリズム・セクションの上で多彩なヴァリエーションが繰り広げられていく。長年の盟友、HANS FREDRIK JACOBSEN参加。デジパック。 NORWAY
BS-10929 VALKYRIEN ALLSTARS / Ingen Hverdag CD \2700
 幽幻な愁いを歌う女性ヴォーカルをフロントにしたトリオの2011年作。ハルダンゲル・フィドルというノルウェーの伝統的な弦楽器をフィーチャーし、ギター、チェロ、リズム・セクションも参加。実は2年連続で来日もしたある方面では知られた存在で、本作はよりコンテンポラリーさを強めた内容となっており、アコースティックながらもKIRKELIGレーベルが手掛けたようなアーティスティックな雰囲気が立ち込め、適度なポップ色に薄暗な孤独感と、潮風漂う街を彷徨うかのような北欧のトーンに満ち、異国情緒香るノルウェー語の歌声に魅せられる。女性ヴォーカル・ファン注目! NORWAY
BS-10928 GALAHAD / Whitchurch 92/93 - Live Archives Vol.2 CD+DVD(PAL) \2500
 当時、それまでシーンを席巻していたポンプ・ロックとは違った流れを持った、シンフォニック・プログレの新たな時代の幕開けとして注目を集めたバンド。リリース当時、ポーランドのCOLLAGE / Basnie (89年)や、スウェーデンのGALLEON / Lynx (92年)らのデビュー作と共に、次世代新人バンドとして好評だった91年のデビュー作からの曲を中心にした初期ライヴのオフィシャル・リリース。93年のライヴ映像を収録したDVD(13曲)と、92年のライヴ音源を収録したCD(12曲)のセット。IQ、PALLAS系のサウンド。DVDでは、フォーカスのカヴァー(SYLVIA)も。2012年ポーランド盤。3面開きデジパック仕様。 UK
BS-10925 SIX ELEMENTS / Primary Elements CD \2200
 月影ジェネシス+月夜キャメルといった感じの2012年デビュー作。最近激少してしまったロマンチックなシンフォを聴かせる正統派で、アメリカとは思えないヨーロピアン・ファンタジーがすべての曲に照らされる作品だ。バンクスやバーデンスのようなキーボード、ガブリエル調のヴォーカル(元ハッピー・ザ・マンのSTANLEY WHITAKER)、メロディアスなギターに、助っ人でドラムと、STANLEYのバンドメイトだったベースが参加。瑞々しく奏でられるフルート系が耳に残り、美しいメロトロン系ストリングスが恋愛映画を想起させる。後半も良く、イギリスの詩人の作品に曲を付けた8曲目や、ブラッド・オン・ザ・ルーフトップスを彷彿させる9曲目など、これは話題。自主盤。 USA
BS-10924 NEW GOBLIN / Live In Roma 2CD \2500
 NEWと付くが、川崎に来たあのゴブリン。2011年に収録されたバンド史上初となる2枚組ライヴ盤。メンバーは来日時と同じで、シモネッティ、モランテ、グアリーニの3人+デモニアの爆撃リズム隊。曲目曲順も来日時とほぼ同じで、鮮血サウンド・トラック・ナンバー以外にも、ローラーからタイトル曲やアクアマンなどプログレ・ファンを狙った代表曲が演奏されており、改めて演奏力の高さを思い知らされる。アナログタッチの音色とサンプリングが組み合わさるアップデイト感など、彼らのセンスを以ってゾンビも進化。まさに生で聴く、ベスト・オブ・ゴブリン! 3面開きデジパック。収録曲:ディスク1 INTRO NEW GOBLIN、MAGIC THRILLER、MAD PUPPET、DR.FRANKENSTEIN、ROLLER、E SUONO ROCK、AQUAMAN、NON HO SONNO、DEATH FARM ディスク2 GOBLIN、L'ALBA DEI MORTI VIVENTI、ZOMBI、SUSPIRIA、TENEBRE、PHENOMENA、SCHOOL AT NIGHT、PROFONDO ROSSO、ZARATOZOM ITALY
BS-10923D I POOH / Pooh Legend 4DVD(PAL) BOX \6800
 70年代初期の映像を含む驚愕のDVD4枚組。トータル10時間に及ぶアンリリースド&レア・アーカイヴ・ボックスで、ファン必見のリッカルド・フォッリ在籍時のコンサート(カラー映像の実際の生演にて、なんとパルシファルのオープニング・ナンバーと、オケ入りでパルシファルのパート2をハードなアレンジを加えた初期ヴァージョンにて収録。もちろん、フォッリもベースを弾きながら歌っており、つまり、フォッリ在籍最後のツアーと言われるこの時点でアルバム・パルシファルの曲は一部出来上がっていたのだ)や、75年制作のUN PO'DEL NOSTRO TEMPO MIGLIORE (ロマン組曲)と題された約50分の長編プロモ・ヴィデオ(パルシファルやアレッサンドラのカラー・ライヴ・ヴィデオ含む。音はアテレコだがロック・アーティストの本格的に制作されたものとしてはイタリア初と言われる幻のフィルム)など、今まで眠っていたお宝映像がたっぷりの内容。さらに、既発を一部含んでいるものの、あの81年PALASPORTのライヴから感動のメドレー部分や、ミラノ・ドゥオーモ前広場での90年のライヴ、オペラハウスでのライヴ、79年VIVA時のライヴ等、もう圧巻! 他に、スペイン語、英語によるクリップ&メイキング等も収録。すべてリマスターされ、4つのチャプターに分けられ、それぞれがブックレットに入り、金箔の特殊パッケージに収納。サイン入りカード入り&ナンバーリング入り限定盤! ITALY
BS-10922 GEKKO PROJEKT / Electric Forest CD \2200
 イエス、ジェネシス、クリムゾンからの影響を語る、ギター、キーボード、リズム・セクションの4人組による2012年デビュー作。たしかに、ギタリストはハウ、ハケット、フリップを思わせるプレイを見せ、アメリカらしい音色のシンセやプログレッシヴなオルガンと好相性のサウンドを構築し、曲によってはジャズ・ロックも聴かせる。インスト中心だがヴォーカルも入り、メロディアスな叙情性も展開。中盤あたりはどこかキャメルも浮かぶ。つまり、70年代をリスペクトするタイプだ。ただ、同じヴィンテージ派でも、北欧やイタリアと違い、立体的なアレンジと速いパッセージを軸としているのが特徴。大化けするポテンシャルあり。デジパック。 USA
BS-10921 LUZ DE RIADA / Cuentos & Fabulas CD \2500
 ディシプリン期のクリムゾンを崇拝する4人による2011年デビュー作。CABEZAS DE CERAのサックス奏者、SAENAのスティック奏者を含み、また、ゲストでヴァイオリンやフルート、女性ヴォーカルらを加え、テクニカルな絡みで硬派に迫りながらもメキシコらしい邪悪なダークさと屈折したねじれでレコメン系へも行く。その方向性のバランスに独自のカラーがあり、過去に多かった亜流バンドとは一線を画す。変拍子をキープしつつ、すーっと開けて見える叙情性がミステリアス。2重になった特殊な変型紙ジャケット&初回限定イラストカード付き自主盤。*CD直留めの為若干スレがあります・ご了承下さい。 MEXICO
BS-10920 SEPHIRA / Starlight CD \2600
 シンフォ・ファンにもおすすめの、アイリッシュ・ケルト美人姉妹の2011年作。ウインター・ソング&クリスマス・キャロルを取り上げたアルバムで、聴き覚えのある曲をモチーフにしながら、クラシカルに繰り広げられるアレンジが素晴らしく、JOYCEとRUTHの姉妹が奏でるツイン・ヴァイオリンと、厚みのあるオーケストレーションで美しくもドラマチックに展開。また、リズムセクションも取り入れたパッヘルベルのカノンのバリエーションは非常に生き生きと綴られ彼女たちの真骨頂だ。ラグジュアリーなサウンドに舞う2人の透明感あふれる美声ハーモニーも絶品。3面開きデジパック仕様。自主盤。 IRELAND
BS-10914 NADA / ODA CD \2700
 プログレ・ファンにもおすすめの、幻想と異彩を放つ女性デュオ2011年作。少女っぽい歌声で魔法を掛けるかのように歌われていく魅惑的なヴォーカルを、ヴァイオリン、チェロ、ギター、ローズ、リズム・セクションらに奇怪なアンビエントを加え、シュールかつドリーミィな美的感覚で聴かせる。トルコ語ながらロシアを思わせる幽閉された暗さが支配し、正体不明のエキゾチックさが満ちる。元々別のプロジェクトで歌っていた2人が惹かれ合うようにジョイントして生まれたユニットのデビュー作。タロット・カードを彷彿させるマニアックな歌詞カード12枚入り・3面開きデジパック。 TURKEY
BS-10890 PROFUSION / RewoToweR CD \2200
 シエナから急浮上したテクニカル・プログレをハードにカッコよく聴かせるプロ級5人組の2012年作2nd。ギターはヘヴィながらもメタルではなく、ドリシアあたりの影響が見えるものの、スポックス・ビアードを思わせるハイブリッドさとメロディックさをドラマチックに組み合わせたサウンドで圧倒。英語で歌われており、イタリア色は無いが、ヴァイオリンやチェロをゲストで加え、グルジア出身というドラマーのカラーを感じる中盤のエキゾチックさが新味で、そのままトラディショナル・フレーズが速弾きシンセソロへ受け継がれるなど、PFM的な展開へ。ギターとシンセがせめぎ合う後半は圧巻。デジパック。 ITALY
BS-10908 MATCHING MOLE / Little Red Record - Expanded Edition 2CD \2200
 2012年リマスター&英国盤。ロバート・フリップのプロデュースによる72年の2ndに、ボーナス・ディスクを加えた2枚組。DAVE SINCLAIRが脱退し、前作でゲスト参加していたDAVE MacRAEが正式に加入しハモンド、ピアノを弾いている。ブライアン・イーノもシンセで参加。フリップのプロデュースが効いた、クリムゾンを思わせるヘヴィ・ドライヴのジャズ・ロックや、メンバー間の呼応によるインプロヴィゼーションを織り込んだ、カンタベリーの中でもかなり攻撃的なサウンド。ボーナスは、72年のスタジオ録音による未発表曲&3曲の未発表音源、72年のBBC RADIO ONE IN CONCERT SESSION(リマスター)など7曲。スリップケース付き。 UK
BELLE121927 APOTEOSI / Same CD \3300
 「アポテオジ / 神格」 儚い女性ヴォーカル、クラシカルなピアノ、美しいストリングス・キーボードと多彩な音色のアープ、時折入るフルートらが淡い叙情性を描き、一方でテクニカルなギターとハモンド、速い手さばきのドラムスが骨格のしっかりとした名作へ押し上げている。全体に線の細さを感じるものの、女性ヴォーカリストのニュアンスが溶け込んでおり、数多いイタリアン・ロックの中でも愛聴物として知られてきた1枚だ。ミステリアスな奥行きと影のある哀愁が魅力的。75年リリース。SHM-CD紙ジャケット・解説・対訳付き。内袋も再現。 国内盤
BS-10904 PARIS TO KYIV / Fragmenti CD \2980
 廃盤ラスト・ストック。美声の女性ヴォーカルをフィーチャーし、崇高で幽幻なコンテンポラリー・フォークを聴かせる05年作4th。現在のところこれがラスト・アルバムとなっている。リュートに近いバンドゥーラや、縦笛のソピルカなどウクライナの伝統楽器に、ヴィオラ、パーカッションらを加えた編成で、エレクトリック・ギターやベースなど何人かのミュージシャンはジャズの経歴を持ち、彼らの非トラッドなプレイがアクセントとなり、アーティスティックなサウンドを形成。静謐な空間に蝋燭のような明りが燈る幻影。儚さが真にリアル。綴じ込み付き見開き紙ジャケット。 UKRAINE
BS-10901 FREEDOM OF RHAPSODIA / Vol.1 CD \2500
 初CD化。GODBLESSやGIANT STEPに参加するDEDDY DORRES(ギター&キーボード)が在籍したバンドの72年1st。ポップから哀愁のバラード、果ては本格的なヘヴィロックまでツウなサウンドを展開しており、インドネシア語で歌われるハイピッチ・ヴォーカル&コーラスをメインに、クラシカルなオルガン、物悲しいリヴァーブが響くピアノ、メロディアスなフルートらを織り交ぜ、欧米のプログレッシヴ・ロックやハードロックにも影響を受けた音楽性を聴かせる。時折イタリアのような叙情が流れ出す寂れた良さも染みる。3面開きデジパック。 INDONESIA
BS-10900 FREEDOM OF RHAPSODIA / Vol.2 CD \2500
 初CD化。GODBLESSやGIANT STEPに参加するDEDDY DORRES(ギター&キーボード)が在籍したバンドの73年2nd。プロコル・ハルムを思わせるオルガンと甘いヴォーカルで幕を開け、前作の延長線上と言えるポップやバラードを基調としているものの、ワウファズ・ギターとオルガンが炸裂するハードなナンバーもあり、またラストは初期イタリアン・ロックを思わせるなど、メロディアスに洗練されつつも、マニアが両手を挙げて喜びそうなプログレ調も目立つ。辺境物とは言え、国内では大ヒットを放った知られたグループ。3面開きデジパック。 INDONESIA
BS-10892 PROCESSION / Frontiera CD \2500
 見開き紙ジャケット・イタリア盤。クェラ・ヴェッキアの1stと同じHELPレーベルから72年という黄金期にリリースされた1st。ヘヴィなギターにアコギを上手く噛み合わせたツイン・ギターと甲高いヴォーカルが作品を印象付けており、イタリア然とした邪悪な妖しさを秘めたハード・プログレとなっている。ナイロン・ギターの爪弾きで郷愁たっぷりに歌われるパートや、中盤で効果的に流れ出すメロトロンなど、叙情風味も織り交ぜられ、地中海色も放ち、情熱的ながらもタイトな演奏を聴かせる。原盤は激レアで有名。 ITALY
BS-10889 TEE / Trans-Europe Expression CD \2500
 恐らくユーロピアン・シンフォを70年代から聴き込んだ人であればあるほど本作の出身が謎めいてしまうだろう。ソラリス、ゴティック、キャメル、ロカンダといったフルートを最大限に生かしたバンドが浮かぶ。ギターは甘美に泣き、時に邪悪なソロを織り込み、多くの曲を作っているキーボードは一部でコテベルの如し、ただ個に突出せず、堅実なバッキングと叙情的な背景を描く中心的なファクターに徹している。4曲目でのアコギの持ち込み方など地中海のバンドかと思ってしまう。たしかに、よく聴いたようなフレーズ。リズム・セクションも上手いんだけど、メロディーが欧州的に美しすぎてそれどころじゃない。れっきとした東京のバンドの2012年作。フランス盤。 JAPAN
BS-10887 EL SUENO DE MORFEO / Buscamos Sonrisas CD \2800
 LA OREJA DE VAN GOGHファンにおすすめの、女性ヴォーカル・バンドの2012年作4th。キュートな歌声のRAQUELをメインに、アストゥーリアス出身ならではの透明感のあるメロディアスさを纏い、パイプ、フィドル、ホイッスルといったケルト色も取り込んでいるのが特徴で、ストリングス・オーケストラやアンビエントを配し、オルガン、ブズーキらも加え、少々アコースティックでかつポップロックなアレンジで全編をまとめている。北スペインの叙情が満ちていくオープニング・ナンバーから、MECANOを思い出させる2曲目など、あっと言う間に魅了されてしまう。 SPAIN
BS-10886 SANTI PICO / La Llave De Plata CD \2500
 初CD化。NEURONIUM、PAU RIBAらとのセッション経歴もあるバルセロナのギタリストの79年作。GOTICをバックにコンサートを行ったこともあるという。本作にはICEBERGのドラマーとキーボーディストが全面参加しており、ハートフルなメロディーを紡ぐタイプのギターを好サポート。1曲目こそフュージョン・タッチではあるものの、細いディストーションの2曲目や、キャメルが見えなくもない叙情的な3曲目、地中海フレーヴァを感じさせる4曲目、エキゾチックさが広がるプログレ的な5曲目など、スペインらしい美しい演奏を聴かせている。デジパック。 SPAIN
BS-10885 LEILIA / Consentimento CD \2200
 89年に結成され、MILLADOIROのアルバムに参加するなど、ガリシアの知られた女性6人グループの5作目となる2011年作。コーラス+パンデイレータ(タンバリン)による伝統的な<パンデレテイラス>というスタイルながら、アコーディオン、ギター、ベース、キーボード、さらに少しプログラミングも用いたコンテンポラリーな感覚が冴えまくっており、また、アンダルシアのアラビック・スパイスを配合し、繊細な光りと悲しみの影が官能的に入り混じる。純メンバーも増え、宝庫と言えるこの地に於いても最上の輝きを放っている。地中海トラッド・ファン必聴作。3面開きデジパック。 SPAIN
BS-10884 IOEARTH / Moments CD \2200
 レイチェル・タイプの美声女性ヴォーカリスト(前作にも参加)を、メンバーに加えた6人編成のバンドとなって、よりパワー・アップした2012年新作2nd。09年のデビュー作で話題を集めたシンフォ・バンドの注目作。リリカルかつ繊細なタッチで綴られる美しいコンセプト・アルバム。オーケストレーションを加えた幻想的なシンセ、ピアノ、エモーショナルなエレクトリック・ギター、叙情を紡ぐアコースティック・ギター、フルート、ドライヴ感のあるソプラノ・サックス、トランペットや、グレゴリアン・チャント風の神聖なコーラスも導入し、ドラマ性を帯びた奥行きのある豊かな感性と、ジャンルに固執しないサウンドで、他には無いオリジナリティーを感じさせる。70年代からの流れを汲んだ英国のバンドならではのサウンドが広がる。3面開きデジパック仕様。自主盤。 UK
BS-10883 TOMPOX / Hungarian Eclectic CD \2200
 ソラリスのベーシストが、キーボード、ギター、フルート、ドラムスの5人で結成したバンドの2012年デビュー作。ソラリスが活動を休止した為、自らソラリスの音楽性を引き継ぐべく、過去に、彼が立ち上げたノストラダムス等のバンドよりも「火星年代記」でのソラリスの音楽性に重点を置き、しなるシンセや巧みなギターを疾走するリズムに乗せ、かつヘヴィなメリハリを加えたシンフォニックなサウンドに仕上げた。中でもKOLLAR ATTILAの覆面かと思ってしまう程フルート奏者がソラリスしており、本家の新作を聴いているような錯覚さえ起してしまう。エピタフのカヴァー入りで、これが唯一のヴォーカル・ナンバー。 HUNGARY
BS-10879 MOON SAFARI / The Gettysburg Address 2CD \2800
 2011年アメリカでのライヴ2枚組。3枚のアルバムからの選曲で、キーボーディストをもう一人加えた6人編成で演奏されている。オープニングから生命の息吹がシンフォニックに流れ出し、北欧の叙情美に会場が染まっていく。まずはインスト・ナンバーと言うのも実力の証だが、LOVER'S ENDから続けて歌われ、パートによってリード・ヴォーカルを変え、ツインやマルチをスタジオ盤と同じように織り込み、聴いているとまるで、バンドの他にコーラス・メンバーが数人居るような感覚になる。メリハリとグルーヴ感もライヴならでは! SWEDEN
BS-10872 SPOCK'S BEARD / The X Tour Live - Limited Edition Deluxe Version 2CD+DVD(NTSC) \2500
 DVD付き限定盤。2010年9月に行なわれたアメリカでのライヴ映像と、2枚組ライヴ音源CDのセット。DVD&CD共に全13曲の収録で、さらにDVDのボーナス・トラックとして「X」の限定盤のみに収録されたTHEIR NAMES ESCAPE ME(NAMELESS VERSION)を追加収録。リリース時、度肝を抜かれた傑作アルバム「X」ツアー時のマテリアルで、ファンに惜しまれつつ脱退してしまったNICK D'VIRGILLIOの最後の参加作品と言えるファン必見ライヴ。メロトロンもステージに配したRYO OKUMOTOのヴィンテージ感あふれるキーボード・プレイ、DAVE MEROS、ALAN MORSE、そして、現在正式メンバーのドラマーJIMMY KEEGANも加わった、非常にポテンシャルの高い演奏。前半では、「X」からの全曲と、後半では、ドラム・バトル、RYO OKUMOTOのキーボード・ソロなどのパフォーマンスを交え、ON A PERFECT DAY、懐かしいところでTHOUGHTS、THE DOORWAY、JUNEを演奏。2011年リリース。3面開きデジパック仕様。 USA
BS-10878 MUSICA FICTA / A Child And A Well CD \2200
 女性ヴォーカリストをフィーチャーしたエルサレムのプログレッシヴ・ロック・バンドが、トレスパスのキーボーディストをエンジニアに迎え05年に制作したアルバム。ヘブライ語で歌われ、時に甘美、時にヘヴィと変化自在に操られるギター、クラシカルに駆け巡るキーボード、リリカルに舞うフルート、イスラエルらしい気品のある曲調と欧州的なポップなノリ、部分的にシェシェットあたりを思わせるカンタベリー・タッチもあり、非常にインテリジェンスなサウンドを展開。この国の水準を高さを改めて感じさせられる1枚だ。リーダーはアコギの名手でもあり、ラストはルネッサンス調の夢見。CDRのみで売られていたコレクターズ・アイテムのオフィシャル・プレスCD化! ISRAEL
BS-10877 LOCANDA DELLE FATE / The Missing Fireflies CD \2200
 必聴! 伊意LE LUCCIOLE MANCANTIと題された2012年作。オリジナル・メンバーのヴォーカル、キーボード、リズム・セクションに、新たなギターともう一人キーボードを加えた6人編成により4曲を新録。タイトルから察することが出来るように、あの77年の傑作アルバムに収録出来なかった初スタジオ録音となる8分前後の傑出した2曲を含み、しかも、ロカンダ・サウンドを生み出していたミケーレ・コンタ(現在ソロを制作中)のペンによるものなので、ロマンと叙情を結集させたシンフォニック・ロックとなって甦り、感動を呼ぶ。また、77年のライヴが3曲追加収録されており、オーディエンス録音で、メロウ盤とテイクも違う。 ITALY
BS-10876 L'OMBRA DELLA SERA / Same CD \2500
 LA MASCHERA DI CERAの変名によるイタリアン・ホラー・トリビュート2012年作。メロトロン、ムーグ、ローズなどヴィンテージ・キーボードをシンフォニックかつ幽玄に配し、70年代の恐怖サスペンスのサウンド・トラックをオリジナル・アレンジでカヴァー。トランペットやトロンボーンも加え、モノクロ時代のノスタルジックなサウンドや、GOBLIN風のジャズ・ロックを交えながら、後半の叙情はHOSTSONATENやFINISTERREに通じ、初期クリムゾンを思わせるインプロを妖しく高揚させ邪悪に展開するラストなど「100%プログレ」で完結させている。流石、FABIO ZUFFANTI! 見開き紙ジャケット。 ITALY
BS-10875 MESSAGGIO 73 / Una Ragione Per Vivere + Live E La Luce Fu 2CD \2700
 75年にリリースされたクラシカル・ロックの激レア・アイテム。ラッテ・エ・ミエーレやメタモルフォッシのような神を歌う北イタリアのバンドで、ヴァイオリニストをリーダーとし、ハモンド、シンセ、ピアノ、ストリングス・キーボードをメロディアスに配し、歌物のようでありながら、ハードなギターや畳み掛けも見せ、コレクターなら大枚を払ってしまうイタリアン・シンフォとなっている。ラストなど実際にラッテミを思わせる部分も。74年のシングルから2曲ボーナス入り。ボーナス盤には75年の未発ライヴ(ロックミサ)が70分近く収録されており、ラヴロック&プログレ調で良い。見開き紙ジャケット。 ITALY
BS-10873 LA MASCHERA DI CERA / Il Grande Labirinto CD \2500
 2曲のボーナス&リマスター、見開き紙ジャケットにて出直した03年作の2012年盤。デビュー作から飛躍的に成長し、ヴィンテージな音作りに、メンバーがFINISTERREやHOSTSONATENで見せたミスティックな要素も加味。メロトロン、ハモンド、ピアノ、フルート、ヴォーカルなど、曲調も含めて廃盤マニアが泣いて喜ぶツボを熟知。イタリアの闇のパワーが渦巻き、情熱が留めも無く噴出し、邪悪に荒れ狂う。次作に比べるとまだ混沌としたところもあるが、このカオス・パワーがオリジナリティーと化す豪快作。収録曲のヴァージョン違いが新規ボーナス入り。 ITALY
BS-10871 IN REALM / Open The Flood Gates CD \2200
 クリス・スクワイアを熱烈にリスペクトするベーシスト率いるシンフォ・バンドの2010年作。スポックス・ビアード以降、あまり姿を見せなくなった70年代影響下の破天荒なスタイルを持ち、全編インストながらもエネルギッシュなサウンドで迫る。ベースとドラムは純イエス風、ギターは泣きを見せるフロイド系、キーボードはストリングス主体の叙情派、といったアンサンブルだ。80年前後の発掘レア物のように聴えるマニアックさがあり、アメリカのSYN-PHONICやSHROOMレーベルの趣味に合うのでは。自主盤。 USA
BS-10870 INNER EAR BRIGADE / Rainbro CD \2200
 美声の女性ヴォーカルをフィーチャーし、カンタベリー色で染められた先進的なサウンドを聴かせる6人編成のバンドの2012年デビュー作。ハットフィールドやスチュアート&ガスキンあたりの感触も漂わせ、サックス、トランペットを配し、ポップなノリとテクニカルなアンサンブルを交差させ、多彩なギターと、ハモンド、ローズ、ムーグ、メロトロンなどヴィンテージな音色も織り交ぜ、インテジジェンスでかつ、ノスタルジックな温かみも離さない作品となっている。ジャケットからイメージをつかみ難いが、メロウで完成度は極めて高い。 USA
BS-10869 CUCAMONGA / Alter Huevo CD \2200
 ピッキオ・ダル・ポッゾやサムラを思わせながらも独自のモダンなセンスで固められた、気鋭レコメン・バンドの2012年作。変拍子、屈折といったものを掟にし、タイトなドラムや強靭なベースがテクニカルな曲調を繰り出し、メロディックなギターやジャージィなサックスがソロを取り、機械仕掛けのようなシンセやローズが所狭しと駆け回る。ところが、これだけ詰め込み、またフリーな展開を見せるも、ウイットに富み、シリアスに成り過ぎず、ドライさを売りにしないところが南米アルゼンチン産だろう。この手のファンは必聴です。 ARGENTINE
BS-10867 CAST / CastArt CD \2500
 メキシカン・シンフォの雄、CASTの2011年新作。息が抜けない緻密なアレンジで次々と展開され、最も美味なプログレが縦横無尽に駆け巡る、これ以上は無いほど練り上げられた傑作。シンセ、ピアノ、ややヘヴィな速弾きギター、サックスらが一体となったテクニカル・サウンドに圧倒されるが、一方で、優美なフルートやアコギ、ハケットを連想させるギターなどジェネシスチックなメロディの美しさで聴かせる、場面展開の絶妙さには目を見張る。バンドの歴史は古いが、これほどフレッシュな息吹があるなんて! 2つの組曲を軸にしたコンセプト・アルバム。英語。デジパック仕様。自主盤。 MEXICO
BS-10866 ALDO TAGLIAPIETRA / Nella Pietra E Nel Vento CD \2300
 元オルメのヴォーカリストであり中心人物だったアルドが本格的に始動。シンセ&ピアノとハモンドのツイン・キーボード、ギター、ドラムス、ベース&ヴォーカルの5人編成のバンドにて、新曲10曲を収録した2012年作をリリース。この歌声、そして曲調。まさにオルメそのもの。いや、どう違うのか。温かく優しくも郷愁を誘うメロディーで綴られた、ヴィヴィッドでかつヴィンテージなサウンド。オルガンの音色はパリューカを彷彿させ、UOMO DI PEZZAあたりも思い出させる。ジャケットはポール・ホワイトヘッド。 ITALY
BS-10863 ROSALBA PICCINNI / Arrivi CD \2500
 マティア・バザールが浮かぶ女性ヴォーカリストの2012年デビュー作。イタリアらしい美学を持ったスタイリッシュな作品で、ポップにジャズを少し混ぜ、彼女の美声が映えるメロウな曲調で聴かせる。透明感のあるサウンドにアコピやローズが光の揺れを与え、アコギがアンサンブルに奥行きを醸し出し、レイキャヴィックでオーヴァーダビングされたという、ELISAやBJORKを手掛けたアレンジャーによるストリングス・オーケストラが淡い叙情を描いていく。どこかアントネッラを思わせる雰囲気が素敵です。デジパック。 ITALY
BS-10860 IN THE LABYRINTH / In The Garden Of Mysteries CD \2500
 94年にカセットのみでリリースされ、96年にCD化された1作目。レーベルが閉鎖された為、長らく廃盤になっていたが、アートワークを充実させリニューアル・リリースとなった2012年盤。フルート、メロトロン、ギター、ヴィオラ・ダ・ガンバ、サズ、シタール、タブラ、ベース、パーカッション、男女ヴォーカルらで北欧の深い幻想感漂う、ドリーミィでかつ中世色の宿ったサウンドを描いていく。妖しいエキゾチックさが流れ、まるで神秘の万華鏡。空気というか、その色合はシンフォニックだ。BO HANSSONやPAR LINDH & BJORN JOHANSSONにも通じる音。 SWEDEN
BS-10856 SAFFRON SUMMERFIELD / Salisbury Plain CD \2500
 300枚限定・紙ジャケット仕様。単体では初CD化。レア盤で知られるMIRIAM BACKHOUSEのプロデュースを手掛け英国フォークのマイナー・レーベルMOTHER EARTH RECORDSの創設者でもある女性シンガーソング・ライター、SAFFRON SUMMERFIELDの74年にリリースされた1st。彼女のアコギの弾き語りを中心に、ギター、ベース、リコーダー奏者らも加わり、非常にピュアでナチュラルなフォークを聴かせる。自作曲の他、チェロを加え切々と歌われる血塗られたスコティッシュ・トラッドなども。自身による曲解説を掲載したライナー・ノーツ付き。韓国盤。 UK
BS-10855 SAFFRON SUMMERFIELD / Fancy Meeting You Here ! CD \2500
 300枚限定・紙ジャケット仕様。単体では初CD化。レア盤で知られるMIRIAM BACKHOUSEのプロデュースを手掛け英国フォークのマイナー・レーベルMOTHER EARTH RECORDSの創設者でもある女性フォーク・シンガー、SAFFRON SUMMERFIELDの76年にリリースされた2nd。前作の流れを汲んだ、彼女のギター弾き語りを軸に、ギター、ベース、チェロらがバックアップしたシンプルな作風のフォーク・アルバム。ヴァイオリン、チェロを加え、コンテンポラリーに聴かせる、ビートルズの「エリナー・リグビー」は圧巻。自身による曲解説を掲載したライナー・ノーツ付き。韓国盤。 UK
BS-10852 TOUCH / Same CD \1980
 英国リマスター2012年盤。アメリカ最古のプログレというコピーが定番となった69年作。クラシカルなハモンド&ピアノをフィーチャーし、メロディアスなギターとヴォーカルで聴かせる、たしかに当時としては驚くほど完成された作品だ。サイケを断ち切り、2曲目、4曲目、7曲目など、雰囲気に頼ったアートロックや弾き倒しで終わらない曲構想を持ち、本国のあと英デラムからも発売され、ロンドンのシーンに影響を及ぼしたとも言われている。旧盤CDと同じボーナス5曲入りで、こちらにはメロトロンも使用されている。 USA
BS-10769 MARTIN COCKERHAM (SPIROGYRA) / Rainbows Empire CD \2200
 再入荷。今年アナログ盤のみで新作「5」をリリースし、マニアを驚かせたSPIROGYRA。本作は09年作で、アルバム「5」の原曲となった曲も数曲含む作品。リーダーのソロ名義ながら、オリジナル・メンバーのMARK FRANCIS(アコギ)、バッキングの美声女性ヴォーカリスト、ドラムス、ベース、ピアノ&キーボード、エレクトリック・ギター、12弦ギター、フルート、フリューゲルホルン、トランペット奏者らを加え、多彩な楽器で聴かせるフォーク・ロック作品。マイナー調の翳りを帯びた英国らしいメロディ・ラインが美しく、そこに彼のヴォーカルが聴こえてくるとやはりSPIROGYRAのイメージそのもの。ファンは是非押さえておきたい1枚。自主盤。 UK
BS-10768 SPIROGYRA / Children's Earth CD \2200
 再入荷。今年アナログ盤のみで新作「5」をリリースし、マニアを驚かせたSPIROGYRA。本作は、MARTIN COCKERHAM(6&12弦ギター/ヴォーカル)と、MARK FRANCIS(アコースティック&エレクトリック・ギター/ピアノ/キーボード/サックス/ヴォーカル)のオリジナル・メンバー2人で、丁寧に作り上げた08年作。英国調のフォーキーなポップ・ロックを基調としたメロディアスな作品となっているが、8曲目などでは、オーケストレーションを取り入れたシンフォニックな場面もあり、全体を通してのメロディの美しさとセンスは流石。TOLLING BELLは、アルバム「5」にも収録された原曲。全12曲収録。自主盤。 UK
BS-10844 GEVENDE / Sen Balik Degilsin Ki CD \2500
 アイランズからラークスあたりのクリムゾンを彷彿させるイスタンブールのプログレ・バンドの2011年2nd。硬質なギターと、サウンドを印象付けるヴィオラとトランペットが効いており、哀愁漂うトルコ語のヴォーカルを交え、ブラッフォード&ウェットンを思わせる強力なリズム・セクションに支えられ、ダークな妖しさから衝撃が走るドラマチックな展開を見せる。いわゆるアナトリア派とは違ったアラブ色も持ち、かつ、アフター・クライングにも通じる孤高の質感とスモーキーさが独特。辺境ファンでなくとも必聴作。デジパック。 TURKEY
BS-10843 GEVENDE / Ev CD \2500
 06年デビュー作。プログレへ特化した2ndとはやや違い、パーマネントのギター、ヴィオラ、トランペット、ベース、ドラムスの5人に、ヴァイオリン、チェロ、サックス、トロンボーン、さらに、サズ、ネイ、タブラ等の民俗楽器など約10人のゲスト・ミュージシャンを加え、バルカン&地中海色の厚いアンサンブルを聴かせる。さらに、異様さや変拍子など、レコメンの影響を感じさせるジャズ・ロック色も強く、全盛期のストーミー・シックスやエレクトリカ・ダルマを思い出させる屈折とインパクトで迫る濃い内容だ。デジパック。 TURKEY
BS-10841 CROSS / Wake Up Call CD \2300
 ハケット系シンフォをベースに独自のパースペクティヴを持ち込み、新境地を見せる2012年作。すでに10作目となるが、充実した後半など過去最高作と言えるだろう。最近あまり聴かなくなったポリシンセ然とした広大な音色や、リリカルなアコギ、ゲストで加わるヴァイオリン、サウンドに合った甘いヴォーカルなどポイントはどれも高いが、メロディアスに翳るギターソロが全体を締め、作曲型のアルバムに生命を吹き込んでいる。ラストは01年に書かれた曲で、当時の彼らを思わせるジェネシス系のナンバーだ。デジパック。 SWEDEN
BS-10838 DAYMOON / All Tomorrows CD \2500
 THE TANGENTのANDY TILLISONやISILDURS BANEの主力メンバーが参加しているなど、話題性十分のシンフォニック・ロック2011年作。オルガンやシンセがプログレッシヴに切り込んでくるオープニングに魅せられるが、すべての曲を書いたギター&フルート奏者が7年掛けて完成させた作品で、約15人のメンバーが参加。幅のある作風を見せる。神秘的な奥行きがなんともポルトガルらしいが、ISILDURS BANEのキーボーディストが加筆しアレンジを練り直したという叙情的な5曲目と、クラシカルでヘヴィなラストなど愛が詰まった力作だ。今まで3枚のデモを制作し、これが初CDとなるオフィシャル・デビュー作。 PORTUGAL
BS-10828 FLUE / Vista CD \2500
 初CD化。リリース当時、シンフォ・ファンの間でも話題になった、耽美派ニュー・ウェィヴ・バンドの83年作2nd。美学を追求したキーボードと重いリズムを刻むプログラミングに、ヴァイオリン、チェロ、メロトロン、アコギ、サックス、ヴォーカルが入る。最新だったイミュレーターも駆使し、サンプリング・トーンと生楽器の融合がこの時期にしかない色合いを生み出し、エキゾチックかつ神秘的に広がる幻想感とヨーロッパ然とした哀愁を醸し出している。2枚のアルバムをリリースしたバンドだが、ユニット化した本作のみプログレ向きで、隠れ名作となっている。 HOLLAND
BS-10826 DELUSION SQUARED / II CD \2200
 THE REASONING、MAGENTAといった英国女性ヴォーカル・シンフォ・ファンにもおすすめの注目バンド。デビュー作も好評だった彼らの2年振りとなる2012年新作2ndは、4つの組曲(9曲)から成るコンセプト・アルバム。美声女性ヴォーカル(&アコギ)をフロントに、ベース(&キーボード)、ギター(&ドラムス)の3人で、全ての楽器をマルチにプレイする精鋭トリオ。時にヘヴィに、泣きを含んだ優美なギターをフィーチャーし、テクニックを感じさせるタイトな演奏と、叙情性を帯びたシンフォニックなサウンド、そして、絶妙なタイミングで随所に導入されるアコースティック・ギターがブリリアントな陰影をかもし出し、曲にメリハリを付けている。独自のオリジナリティーで聴かせる力作。英語。デジパック仕様。自主盤。 FRANCE
BS-10825 VARGA MIKLOS / Ujra Itthon CD \2500
 コルモランとの共演等、ハンガリーでは多大な知名度を持つヴォーカリストの2011年作。国内の一流ロック・ミュージシャンがバックを固めており、プログレユニットのNINE BOOKSのメンバーも参加。オメガを思わせる重厚な泣きを全体に纏い、テクニカルでハードなキメをプログレッシヴに組み込んだナンバーや、アコギやピアノで切々としたバラードをシンフォニックに聴かせるナンバーなど、ヴォーカルをメインにしながらもハンガリーならではの高いクオリティーで仕上げられている。オーケストレーションと合唱でクラシカルに聴かせるラストもお決まりの荘厳さ。 HUNGARY
BS-10823 GANDALF'S PROJECT / Insights CD \2500
 RAVEN SADにも参加したキーボーディストによるシンフォ・プロジェクト2012年作。07年にデモを制作し、実際の録音は08年〜09年となるデビュー作だ。RAVEN SADに似たドリーミィなサウンドだが、プログラミングを用いたドラムがプログレ的なロック色を叩き出しており、音響派に近いながらもアグレッシヴに動くシンフォニック・バンド寄りのアレンジとなっている。ギタリストが複数(内一人はRAVEN SAD)起用されており、彼らが弾くメロディックなソロと、シンセやメロトロン系が溶け合う叙情美。スタイルの斬新さがイタリア的。 ITALY
BS-10821 LE ORME / Ad Gloriamm CD \2500
 イタリア盤見開き紙ジャケット&リマスター。プログレ色を打ち出したトリオ編成になる前の69年のバンド1作目で、アルドはヴォーカルに専念しており、他にベーシストとギタリストが加わっている。たしかにCOLLAGE〜CONTRAPPUNTI期のようなスタイルではなく、サイケ&ポップ色を放っているが、非常に良く出来たコンセプト作で、フルート、チェロ、ハープシコードも導入され、そのメロディアス度は劣らない。別のオルメの姿があり、乱暴に言ってしまえば70年代後半の中途半端な作品よりよっぽど美学がある。音楽から息吹が聴こえる愛しの1枚。ボーナス3曲入り。 ITALY
BS-10820 LE ORME / L'Aurora CD \2500
 イタリア盤紙ジャケット&リマスター。プログレ色を打ち出したトリオ編成になる前の70年リリースのシングル・コンピレーション。オーケストラを伴いイ・プーかと思わせるタイトル曲など、美しさ、切なさに宿る優しい甘さは格別である。スタイルこそ違えど、フルート、チェロ、ハープシコードも導入され、そのメロディアス度は全盛期の彼らと変らない。乱暴に言ってしまえば70年代後半の中途半端な作品よりよっぽど美学がある。ボーナス5曲入りでラスト2曲はトリオになってからの73年のアルバム未収シングル。クラシカル・ロックを聴かせる。 ITALY
BS-10819 LE ORME / Ad Gloriam + L'Aurora CD+CD \5000
 2枚まとめてお買い上げの方には、イタリア製L'AURORAステッカー(14cm)を差し上げます。*数に限りがあります。 ITALY
BS-10818 SYLVAN / Sceneries 2CD \2500
 華麗なヨーロピアン・シンフォの幻想を見せる2011年作。POSTHUMOUS SILENCE、PRESETSという2つの傑作を立て続けにリリースし、09年作から少しインターバルを置いての、バンド初となる2枚組でのスタジオ8作目。組曲が5つという大作指向で、ゆったりとした展開をドラマチックに組み立てていく作風が推し進められており、陰影宿るクラシカルなピアノとストリングス、ヴィンテージ寄りになったギターのハード・エモーショナルさがサウンドの核となり、泣きのヴォーカルを輝かせる。ノスタルジックな甘さと闇が誘惑するディスク1の中盤、スリリングなディスク2の後半が抜き出ている。 GERMANY
BS-10816 EL RETORNO DE LOS BRUJOS / Los Caminos De La Luz CD \2500
 70年代のプログレ・バンドに感銘を受けたと言う4人編成のバンド。10年前に活動をスタートし、かつて、CASTらと共にメキシコ・プログレのオムニバス・アルバムでも紹介された。本作は2011年3rdアルバムで、宗教的なテーマをモチーフにした6つの組曲で構成されたコンセプト・アルバム。シンセに加え、オルガンやムーグも使用したヴィンテージ感のあるマニアックな音作りで、重厚な趣でハードに、シンフォニックに、クラシカルに、インカ・ロック・メロディを取り入れたりと、限定されないスタイルで展開する。スペイン語を中心に、英語、イタリア語も使用するヴォーカルは、少しロック・オペラ風にも聴こえる。自主盤。 MEXICO
BS-10781 GOVEA / Raices CD \2500
 再入荷。シリアスで複雑なサウンドへ完成度をアップさせた2011年作2nd。キーボード、ベース、ドラムスの作曲型トリオで、変拍子で組み立てられた進化が目覚しいリズムの上をシンセ、オルガン、ピアノが頭脳的にメロディーを構築。前作同様少々オルメあたりを思わせるも、多彩なフレーズはクラシカルかつシュールな幻想感を生んでいる。速いパターンで繰り広げられる統率の取れた5曲目などメキシカン・シンフォの新たな時代を告げる超強力アンサンブルで、過去のプログレレシピを振り切った創造力に満ちている。今、最も注目の中南米のバンドのひとつ。自主盤。 MEXICO
BS-10422 GOVEA / Danza Urbana CD \2500
 再入荷。イコノクラスタに一時期在籍したキーボーディストとバンドメイトのドラマーに、ベースを加えたプログレッシヴ・トリオによる09年作。オール・インストながら、イルバレ、オルメ、少々バンコといった感じのサウンドを聴かせる。作曲型のアルバム指向で、シンセ、オルガン、ピアノをメインに常にキーボードがバンドを主導していく、といったスタイルだが丹念なメロディーの編み出しがあり、弾き倒し系では生まれない独自の世界観を築城。ジャケットに表れている妙な妖しさがあり、メキシコらしさも十分。前半はコンテンポラリー、後半はクラシカル。自主盤。 MEXICO
BS-10801 V.A. / DECAMERON - Ten Days In 100 Novellas - Part 1 4CD \4800
 フィンランドの雑誌企画による人気シリーズの最新作。イタリア・ルネッサンス文学のボッカチオの「デカメロン」がテーマとあって、本作ではいつもよりイタリアのバンドが多く収録されている。ストリングスを加えたクラシカルなサウンドのLA COSCIENZA DI ZENOからスタートし、ヴィンテージ・キーボード・マニアのALFIO COSTA参加のDAAL、THE SAMURAI OF PROG、そして、FUFLUNS、PENNELLI DI VERMEER、81年にシングルのみをリリースしたPOSTO BLOCCO 19、イタプロ・ファン最大の注目となるLA TORRE DELL ALCHIMISTAのキーボーディストによるバンドLA C.O.S.A.といった、あまり聞き覚えがないがクオリティの高いバンドが多く紹介されているのも興味深い。また、アメリカのPHIDEAUXの変名バンドとも言えるMOGON、ビリー・シャーウッドがギターでゲスト参加したカナダのCARY CLOUSER、そして、CICCADAはアルバムとは違いギリシャ人のみで編成されており、よりバンドの素顔に迫ることが出来る。各バンドほぼ本作でしか聴けない書き下ろしによるヴィンテージ・サウンドを繰り広げる。<収録バンド> LA COSCIENZA DI ZENO (Italy)、NEXUS (Argentina)、LADY LAKE (Holland)、TOMMY ERIKSSON (Finland)、LA THEORIE DES CORDES (France)、RESISTOR (USA)、FAVERAVOLA (Italy)、INDEX (Brasil)、SAFARA (Italy)、ANDREW ROUSSAK PROJECT (Russia)、PENELLI DI VERMEER (Italy)、JINETES NEGROS (Argentina)、POSTO BLOCCO 19 (Italy)、SERVIMONTANA (Russia)、FUFLUNS (Italy)、SENOGUL (Spain)、KATE (Finland)、ROZ VITALIS (Russia)、RHYS MARSH (Norway)、INNER DRIVE (Russia)、TRION (Holland)、ATTILIO PERRONE (Italy)、CONTRARIAN (USA)、THE SAMURAI OF PROG (Italy)、JUKKA KULJU (Finland)、ARS EPHEMERA (Canada)、MOGON (USA)、CICCADA (Greece)、OZONE PLAYER (Finland)、CASTLE CANYON (USA)、LA C.O.S.A. (Italy)、CARY CLOUSER (Canada)、<ボーナス・トラック> DAAL (Italy)、MARCO LO MUSCIO (Italy) FINLAND
BS-10567 ANUBIS / A Tower Of Silence CD \2500
 再入荷。驚き! メロトロンが流れ、愁いに染まったシンフォニック・ロックにドラマチックに変貌した2011年作2nd。6つのパートに分かれた大作で幕を開けるが、欧米のバンドとはまた違った雄大さと、ヨーロッパから受け継がれた優雅なクラシカルさが広がり、胸騒ぐ。美しいジャケットに南十字星が浮かび上るような錯覚すら覚える。メロディアスなヴォーカル、少しハケットも思わせるギターらの6人編成に、ゲストでフルートやサックスも交え、幽閉された少女の物悲しいストーリーをコンセプトとし、切れ目なく展開。前作で片鱗を見せていたソング・ライティング力が開花した。初回のみ見開き紙ジャケット。 AUSTRALIA
BS-10582 I POOH / Dove Comincia Il Sole - Live 27 Agosto 2011 Castello Di Este 2CD \2700
 再入荷。バンド史上、最強とも言える6人編成でのライヴ。トリオになったイ・プーが2011年夏に行ったツアーのハイライト日を完全収録。3人のツアー・メンバーを加え、ツイン・ギター、ツイン・キーボードの編成により、初期のオーケストラのパートもシンフォニックに再現。オケが重要なパートを占めるためライヴでは演奏されていなかったロマン組曲のラストに収録されている長尺曲もこの6人ツアーでは取り上げられており、本ライヴでも完演。その余韻も醒めぬままパルシファルの後半へ。その、壮麗なドラマチックさに失神。収録曲はDVDと同じ。ブックレット付き・4面開き変型紙ジャケット。 ITALY

解説は個人の主観で書いています。それぞれの好みもあり、また聴いて来られた音楽歴、プログレ歴で受け止め方も違ってくると思いますので、
解説は目安としてください。オープンな気持ちで接してもらえ、音楽を楽しんでもらえるのが一番かと思います。店主。


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