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2012/02/04(14:40:38)

入荷済みのものからおもだったおすすめ盤をピックアップしています。
もちろん入荷はこれらだけではありませんからぜひご来店下さい。
在庫に関しては、電話(03-5389-6721)にてお気軽におたずね下さい。

表示金額は全て税込みです
BS-10857 GINHOUSE / Same CD \2500
 300枚限定・見開き変型紙ジャケット仕様。71年にB&Cからリリースされたスコットランドのバンド唯一作。ギター(&ヴォーカル)、ベース、ドラムスのトリオによる重めのブリティッシュ・ハード。クレジットは無いが、ピアノ、オルガン、シンセも加え、ハード一辺倒になることなく、練られアレンジで聴かせどころも多い。ジャージィなギター、手数の多いドラムス、そして、ウォームハートなヴォーカル・メロに重点を置いた、王道のスタイル。ビートルズの「AND I LOVE HER」もハードにアレンジして聴かせる。ドラマーDAVE WHITAKERは、後にケストレルに参加。内袋付き。 韓国MEDIA ARTE盤(CD盤は独GREEN TREE盤を使用)。 UK
BS-10856 SAFFRON SUMMERFIELD / Salisbury Plain CD \2500
 300枚限定・紙ジャケット仕様。単体では初CD化。レア盤で知られるMIRIAM BACKHOUSEのプロデュースを手掛け英国フォークのマイナー・レーベルMOTHER EARTH RECORDSの創設者でもある女性シンガーソング・ライター、SAFFRON SUMMERFIELDの74年にリリースされた1st。彼女のアコギの弾き語りを中心に、ギター、ベース、リコーダー奏者らも加わり、非常にピュアでナチュラルなフォークを聴かせる。自作曲の他、チェロを加え切々と歌われる血塗られたスコティッシュ・トラッドなども。自身による曲解説を掲載したライナー・ノーツ付き。韓国盤。 UK
BS-10855 SAFFRON SUMMERFIELD / Fancy Meeting You Here ! CD \2500
 300枚限定・紙ジャケット仕様。単体では初CD化。レア盤で知られるMIRIAM BACKHOUSEのプロデュースを手掛け英国フォークのマイナー・レーベルMOTHER EARTH RECORDSの創設者でもある女性フォーク・シンガー、SAFFRON SUMMERFIELDの76年にリリースされた2nd。前作の流れを汲んだ、彼女のギター弾き語りを軸に、ギター、ベース、チェロらがバックアップしたシンプルな作風のフォーク・アルバム。ヴァイオリン、チェロを加え、コンテンポラリーに聴かせる、ビートルズの「エリナー・リグビー」は圧巻。自身による曲解説を掲載したライナー・ノーツ付き。韓国盤。 UK
BS-10854 LANDMARQ / Entertaining Angels - Special Edition 2CD \2500
 2012年新作のボーナスCD付きスペシャル・エディション。女性ヴォーカリストTRACY HUTCHINGSをフロントに置いたシンフォ・プログレ・バンド。05年のライヴDVDで一部曲が公開され新譜へのファンの期待を集めたが、それから時間をかけてじっくりと練りこんだコンセプト・アルバム。エモーショナルなギターをフィーチャーし、CREDO、ex. SHADOWLANDのキーボーディスト(&ヴァイオリン、ヴィオラ)が加入した事で、ジェネシスチックなキーボード・プレイを聴かせる場面も。また、キャッチーでポップなメロディにTRACYの伸びやかな美声ヴォーカルも映える。HUGH MCDOWELLがゲスト参加し、7曲目でアグレッシヴなチェロを聴かせる。ボーナスCDは、アルバム未収4曲(約30分)を収録し、シングル紙ジャケットに収納。スリップ・ケース付き。自主盤。 UK
BS-10853 TWELFTH NIGHT / Live At The Target - The Definitive Edition 2CD \2200
 81年にライヴ録音でリリースされた4曲入り(約50分)のデビュー作に、9曲入りのボーナスCDを加えた2枚組。2011年リマスター盤。ヴォーカリストGEOFF MANN加入以前の、キーボード、ギター、ベース、ドラムスの4人編成によるインストながら、後に見られるニューウェイヴ色やポンプ・ロック色の無い、純粋なシンフォ・プログレを聴かせる。ピンク・フロイドのライヴでもサウンド・エンジニアとして参加したGREG WALSHが本作でもエンジニアを務めた。ボーナス・ディスクには、79年〜81年の未発表音源5曲を含む、アーカイヴ・ライヴ音源を9曲収録。 UK
BS-10852 TOUCH / Same CD \1980
 英国リマスター2012年盤。アメリカ最古のプログレというコピーが定番となった69年作。クラシカルなハモンド&ピアノをフィーチャーし、メロディアスなギターとヴォーカルで聴かせる、たしかに当時としては驚くほど完成された作品だ。サイケを断ち切り、2曲目、4曲目、7曲目など、雰囲気に頼ったアートロックや弾き倒しで終わらない曲構想を持ち、本国のあと英デラムからも発売され、ロンドンのシーンに影響を及ぼしたとも言われている。旧盤CDと同じボーナス5曲入りで、こちらにはメロトロンも使用されている。 USA
BS-10851L MELLOW CANDLE / Swaddling Songs Plus... 2LP + 2x7"singles \5800 −−−
 コレクター必携! なんとメロウ・キャンドルのアナログ限定ボックス。英国プログレッシヴ・フォーク史上に残る名盤、72年の唯一作「SWADDLING SONGS(2011年リマスター)」の見開きアナログ・レコード、当時のデモ音源を14曲収録(未発表音源5曲含む)を収録した「DEMO'S & EARLY WORKS(1969-1971)」のジャケット付きアナログ・レコード、激レア・シングル「FEELING HIGH / TEA WITH THE SUN (紫のカンパニー・スリーブ再現)」と、「DAN THE WING / SILVERSONG (オリジナル・ピクチャー・スリーブ付き)」 の2枚の7インチ・シングルを収め、さらに、当時のレア・フォト満載のレコード・サイズの12Pブックレットも封入。英国盤。*完売しました UK
BS-10769 MARTIN COCKERHAM (SPIROGYRA) / Rainbows Empire CD \2200
 再入荷。今年アナログ盤のみで新作「5」をリリースし、マニアを驚かせたSPIROGYRA。本作は09年作で、アルバム「5」の原曲となった曲も数曲含む作品。リーダーのソロ名義ながら、オリジナル・メンバーのMARK FRANCIS(アコギ)、バッキングの美声女性ヴォーカリスト、ドラムス、ベース、ピアノ&キーボード、エレクトリック・ギター、12弦ギター、フルート、フリューゲルホルン、トランペット奏者らを加え、多彩な楽器で聴かせるフォーク・ロック作品。マイナー調の翳りを帯びた英国らしいメロディ・ラインが美しく、そこに彼のヴォーカルが聴こえてくるとやはりSPIROGYRAのイメージそのもの。ファンは是非押さえておきたい1枚。自主盤。 UK
BS-10768 SPIROGYRA / Children's Earth CD \2200
 再入荷。今年アナログ盤のみで新作「5」をリリースし、マニアを驚かせたSPIROGYRA。本作は、MARTIN COCKERHAM(6&12弦ギター/ヴォーカル)と、MARK FRANCIS(アコースティック&エレクトリック・ギター/ピアノ/キーボード/サックス/ヴォーカル)のオリジナル・メンバー2人で、丁寧に作り上げた08年作。英国調のフォーキーなポップ・ロックを基調としたメロディアスな作品となっているが、8曲目などでは、オーケストレーションを取り入れたシンフォニックな場面もあり、全体を通してのメロディの美しさとセンスは流石。TOLLING BELLは、アルバム「5」にも収録された原曲。全12曲収録。自主盤。 UK
BS-10850 THE SKYS / Colours Of The Desert CD \2500
 なんと凄いゲスト・ミュージシャン達が名を連ねているリトアニアのシンフォ・バンドの2011年作2nd。ロジャー・ウォーターズ・バンドのギタリストを始め、モストリー・オータムの女性ヴォーカリストのアン・マリー・ヘルダーや、メロウなギターを弾かせれば群を抜くトニー・スパダらを加え、バルト海の虹色の光を感じさせながら、感情たっぷりの泣きのギターとテクニカルなキーボードを織り込み、ぶ厚くアップデイトされた華麗なサウンドを聴かせる。アン・マリーのフィーチャー度が高く、時にイメージはモストリー・オータムと重なる。注目のドラマチック作。自主盤。 LITHUANIA
BS-10848 ANDY TILLISON DISKDRIVE / Murk CD \2200
 THE TANGENTのキーボーディストの2011年ソロ・アルバム。07年の「FOG」に続くシリーズ2作目。シンセ、ハモンド、ピアノ、ミニムーグ、メロトロン等のキーボード・ワークと、ギター、ベース、ドラムスも自身によるもので、エマーソンを気取ったフレーズや、速弾きのジャズ・ロックも交え、THE TANGENTに通じるようなダークな翳りが英国的だ。2曲目ではバンドメイトの若手実力派ギタリストLUKE MACHINが加わり、テクニカルなプレイを聴かせ、キーボード弾き倒しでプログレッシヴに展開。タンジェリン・ドリームや、クラウス・シュルツェにインスパイアされ制作されたシリーズとは言うものの、そういったジャーマン・エレクトロ系とは違う仕上がり。3つの組曲+ボーナスで構成。2011年作。自主CDR盤。 UK
BS-10847 THE FUTURE KINGS OF ENGLAND / Who is This Who Is Coming ? CD \2200
 英国怪奇小説をコンセプトにした2011年作。初期のサイケ・トリオから、ギター、キーボード、ベース、ドラムスの4人編成となり、メロウなシンフォへ変化。初期からあったフロイドの影響を感じさせながらも、自分達のサウンドに磨きを掛け、オリジナリティーを導き出している。この他との差別化はイギリスのアーティストは本当に上手い。後半など絶妙だと思ってしまう。アコギやメロトロンの使い方も決まっており、神秘的でかつパストラルな叙情を発散させ、彼らの地元のサフォークの自然を映し出している。3面開き紙ジャケット。 UK
BS-10846 PAUL CUSICK / P'dice CD \2200
 フロイドや近年のクリムゾンを通過し、英国らしい独創性と繊細さを見せる2012年作2nd。切々としたヴォーカルも聴かせるマルチ・ミュージシャン+ドラマー(今回はMARCO MINNEMANNとクリムゾンやルネッサンスにも参加したGAVIN HARRISONが参加)による作品で、オルタナと呼ぶにはアレンジが入り組み、音響派と呼ぶには劇的なメリハリがあり、ヘヴィな泣きも見せる。硬派なハイブリッドさに、アコギやメロトロン系のノスタルジック美が加わるのが今風で、本職というギターは多彩なプレイを展開。ソロで一気にドラマチックな高みに導いている。自主盤。 UK
BS-10845 ALIAS EYE / In Between CD \2200
 ベガーズ・オペラのヴォーカリスト、MARTIN GRIFFITHSの息子率いるメロディック・シンフォ・バンドの2012年作4th。ハードなモダン美が光る安定したサウンドで、メタル方向へ進むのではなく、あくまでも今までのスタイルを固持しながら、サックスをゲストで加えた1曲目、叙情香るバラードの6曲目、キャッチーさも見せる9曲目など過去に無い引き出しがあり、タイトなアルバムにアクセントを付けている。また、ベガーズ・オペラの2ndに収録されている名曲「タイム・マシーン」を親子で歌いカヴァー。これは話題だろう。 GERMANY
BS-10844 GEVENDE / Sen Balik Degilsin Ki CD \2500
 アイランズからラークスあたりのクリムゾンを彷彿させるイスタンブールのプログレ・バンドの2011年2nd。硬質なギターと、サウンドを印象付けるヴィオラとトランペットが効いており、哀愁漂うトルコ語のヴォーカルを交え、ブラッフォード&ウェットンを思わせる強力なリズム・セクションに支えられ、ダークな妖しさから衝撃が走るドラマチックな展開を見せる。いわゆるアナトリア派とは違ったアラブ色も持ち、かつ、アフター・クライングにも通じる孤高の質感とスモーキーさが独特。辺境ファンでなくとも必聴作。デジパック。 TURKEY
BS-10843 GEVENDE / Ev CD \2500
 06年デビュー作。プログレへ特化した2ndとはやや違い、パーマネントのギター、ヴィオラ、トランペット、ベース、ドラムスの5人に、ヴァイオリン、チェロ、サックス、トロンボーン、さらに、サズ、ネイ、タブラ等の民俗楽器など約10人のゲスト・ミュージシャンを加え、バルカン&地中海色の厚いアンサンブルを聴かせる。さらに、異様さや変拍子など、レコメンの影響を感じさせるジャズ・ロック色も強く、全盛期のストーミー・シックスやエレクトリカ・ダルマを思い出させる屈折とインパクトで迫る濃い内容だ。デジパック。 TURKEY
BS-10842 SENEM DIYICI & MAVI YOL QUARTET / Dila Dila CD \2500
 サヴィナ・ヤナトゥーやアンナ・マリア・ヨペックを思わせるジャズ系の女性ヴォーカリスト2011年作。イスタンブール生まれで現在はフランス在住。ギター、クラリネット、トランペット、パーカッション、ドラムスを配し、ジャズをベースにしながらも地中海のたおやかな自然光を幻想的に織り込み、シルキーでアカデミックなサウンドに仕立て、透き通った高域の美声ヴォーカルをエキゾチックに聴かせる。一般的なトルコの歌物とは一線を画しており、ギリシャの傑作群に通じる素晴らしさ。ラストは10分のフリー・インプロヴィゼーションで、かのオパス・アヴァントラを彷彿。デジパック。 TURKEY
BS-10783D STEVE HACKETT / Live - Fire And Ice DVD(PAL) \2980
 再入荷。ファン必見! ハケットのオフィシャル・サイトのみで販売の2010年11月イギリスでの傑作ライヴ。2010年のアルバム「OUT OF THE TUNNEL’S MOUTH」からの曲を軸に、かつてサリー・オールドフィールドが歌い、ここではアマンダが美声を聴かせる「SHADOW OF THE HIEROPHANT」というファン驚きのレパートリーを加え、「EVERY DAY」や、「ACE OF WANDS」らの定番を演奏。また、ピアノ・イントロからフルに演奏される「FIRTH OF FIFTH」、ナイロン・ギターとストリングスが哀愁を生む「BLOOD ON THE ROOFTOPS」、さらに終盤盛り上がりを見せる「LOS ENDOS」に加え、久々にセットリストに加えられた「WATCHER OF THE SKIES」(ベースがリッケンなのでオリジナルの質感に近い)や、珍しいところでは「CARPET CRAWLERS」など、ジェネシス・ファンも必携の内容となっている。ベースのNICK BEGGS以外は、2010年の来日時と同メンバー。ヴォーカル・ハーモニーや、木管楽器が効いたアレンジも良い。また、2人のスペシャル・ゲストを迎え、ラストの「CLOCKS」にはスティーヴン・ウイルソンが加わり、また、ジョン・ウェットンもヴォーカルで1曲参加しており、ボブ・ディランの「ALL ALONG THE WATCHTOWER」が選曲されている。カメラワークとサウンド・バランスの良さも特筆。全20曲、2時間半。デジパック仕様。 UK
BS-10841 CROSS / Wake Up Call CD \2300
 ハケット系シンフォをベースに独自のパースペクティヴを持ち込み、新境地を見せる2012年作。すでに10作目となるが、充実した後半など過去最高作と言えるだろう。最近あまり聴かなくなったポリシンセ然とした広大な音色や、リリカルなアコギ、ゲストで加わるヴァイオリン、サウンドに合った甘いヴォーカルなどポイントはどれも高いが、メロディアスに翳るギターソロが全体を締め、作曲型のアルバムに生命を吹き込んでいる。ラストは01年に書かれた曲で、当時の彼らを思わせるジェネシス系のナンバーだ。デジパック。 SWEDEN
BS-10840 ASLIHAN ERKISI / Neveser Kokdes Sarkilari CD \2500
 美貌を売りにしている女性ヴォーカリスト、アスルハン・エルキシの2011年作。20世紀初頭に劇中音楽の作曲家として活躍したネヴェセル・キョクデシュ・シャルクラルのスコアを取り上げた作品となっており、ノスタルジックな雰囲気を醸しながらも、サズ、ピアノ、ギター、アコーディオン、ヴァイオリン、パーカッションらの洗練されたアンサンブルが光り、ヴォーカルはトルコらしい節回しながら、バックは暗い半音階を多用し、ギリシャを思わせる地中海色を漂わせ聴かせる。3面開きデジパック。 TURKEY
BS-10839 V.A. / Berceuses Des Fees Et Petites Sorcieres CD \2500
 B5サイズのハード・カヴァー絵本付き豪華版。フランスのPRIKOSNOVENIEレーベルによる、美声女性ヴォーカル&美旋律系のアーティストを収録したCDと絵本(36ページ・フランス語)の限定セット。全14曲収録中、話題のMEDIAVOLO、スロヴェニアの女性ヴォーカル・デュオPINKNRUBY、ギリシャのDAEMONIA NYMPHE等、10曲は未発表曲を収録! このレーベルらしい美しいアコースティカル・サウンドが並ぶ。<収録アーティスト> MEDIAVOLO (France)、ALMAVEDA (France) 、BOANN (France)、LES MARIE-MORGANE (France)、LILY STORM (USA)、SARAH SHAYNA (France)、HEXPEROS (Italy)、ARFANG (France) 、E.D.O.-ASHRAM (Italy)、ONDE (France&Swiss)、H.PETERSTORFER & RIJA (Austria&Finland)、PINKNRUBY (Slovenia&UK)、DAEMONIA NYMPHE (Greece)、EYBEC (Spain) FRANCE
BS-10838 DAYMOON / All Tomorrows CD \2500
 THE TANGENTのANDY TILLISONやISILDURS BANEの主力メンバーが参加しているなど、話題性十分のシンフォニック・ロック2011年作。オルガンやシンセがプログレッシヴに切り込んでくるオープニングに魅せられるが、すべての曲を書いたギター&フルート奏者が7年掛けて完成させた作品で、約15人のメンバーが参加。幅のある作風を見せる。神秘的な奥行きがなんともポルトガルらしいが、ISILDURS BANEのキーボーディストが加筆しアレンジを練り直したという叙情的な5曲目と、クラシカルでヘヴィなラストなど愛が詰まった力作だ。今まで3枚のデモを制作し、これが初CDとなるオフィシャル・デビュー作。 PORTUGAL
BS-10837 MOEBIUS CAT / End Of Time CD \2500
 美声女性ヴォーカルをフィーチャーしたプロジェクト・バンドの2010年新作2nd。キーボード、ヴォーカル、ドラムス、ベース等をマルチにこなすプレイヤーを中心に、さらに、ギタリスト、ドラマー、ベーシスト、アコースティック・ギター奏者らが加わり織り成すメロディアスなサウンド。室内弦楽調のメロディを奏でる優美なストリングス・アンサンブルや、ヴァイオリン・ソロをフィーチャーし、リリカルなピアノの音色、フルートなどを導入したシンフォニックなタッチで聴かせるクラシカルなアコースティック・パートの導入や、中世ルネッサンス色、ケルティックなフレーズからアラビックなメロディまで用いたアレンジが印象的で、バンドを特徴付けている。 CANADA
BS-10836 FIORELLA MANNOIA / Sud CD \2500
 円熟したイタリア色が見事なまでに溶け込んだ2012年作。久々のスタジオ作で南イタリアをテーマにし、ストリングス・オーケストラを全体に配し、彼女らしいバラードを中心に、温かみのある歌声を聴かせる。活気のあるオープニング・ナンバーがタイトルを表しているが、2曲目以降、彼女の真骨頂と言えるウォームハートなメロディアスさが広がり、優雅さ、愛しさ、切なさ、といったものがイタリア色を纏い映し出されていく。オーセンティックなアレンジだが、余裕の深みが心地よく、叙情の繊細さがきっちりと作り込まれている。ファン必聴傑作。3面開きデジパック。 ITALY
BS-10835 ANTONELLA LO COCO / Cuore Scoppiato CD \1980
 フォルムラ・トレのカヴァー(EPPUR MI SON SCORDATO DI TEのカッコ良いアレンジ!)を含む女性ヴォーカリストの2012年6曲入りショート・アルバム。ELISAのトリビュート・バンドでDVDをリリースし、また、オーディション番組、X FACTORを経て、RIBELLAの名でシングルも昨年リリースしたが、本作がオフィシャル・デビュー作とのインフォ。1曲目は近年のマティア・バザールを思わせるスタイリッシュなポップ・ナンバーで、いきなり歌唱力を見せつけ、シャープながらも美しい誘惑が潜む歌声で魅了。高域のインパクトは少しラウラ・パウジーニを彷彿。 ITALY
BS-10834 FRANCESCA MICHIELIN / Distratta CD \1800
 この可愛いルックスで2曲目はツェッペリンの「胸いっぱいの愛を」のカヴァー。オーディション番組、X FACTORを経ての2012年6曲入りデビュー・ショート・アルバム。タイトル曲はELISAが彼女の為に書き下ろしたもので、ピアノや弦アレンジも担当し、イタリア然としたセンチメンタルなバラードを切々と聴かせる。他、CARMEN CONSOLIやTHE DOORSの曲など、プロモ的な選曲だと推測出来るが、オーケストレーションを配した伝統的な泣きの曲も、英語によるハード・ロックも歌いこなせる、といったスキルがアピールされている。「胸いっぱいの愛を」はギターソロまで入っていて、エコーもありで、本格的。ルーチョ・ファブリのプロデュース。 ITALY
BS-10833 ANNEKE VAN GIERSBERGEN / Everythings Is Changing CD \2300
 ジョン・ウエットンの最新作や、アナシマ、ウイズイン・テンプテーション等にゲスト参加し、美声を聴かせた人気女性ヴォーカリストの2012年新作4thは、彼女の最高作となった。本作では、アナシマのツアー・メンバーにも加わったポルトガル人アーティストDANIEL CARDOSO(キーボード、ギター、ベース)との共作による曲が良く、キュートなポップ・ロックに、オーケストレーションや生のヴァイオリンを加えたシンフォニック性や、ピアノの弾き語りも交え、また、後半で見せるややヘヴィな展開は、ウイズイン・テンプテーション辺りにも通じる面も。ラストはドラマチックに幕を閉じる。彼女のヴォーカルにもさらに磨きがかかったノリに乗った作品。ウイズイン・テンプテーションのギタリストRUUD JOLIEがゲストで参加し5曲でギターを弾いている。 HOLLAND
BS-10832 AN DANZZA / Cancion De Los Juncos CD \2500
 女性ヴォーカルをフィーチャーし、中世ルネッサンスを憧憬とするフォーク・ロックにシンフォニックなアレンジを織り込み聴かせる彼らの2011年作2nd。「妖精族のむすめ」というファンタジー文学をテーマにした作品で、ギター、キーボード、パーカッションの他に、ハープ、ティン・ホイッスル、パイプなどケルト楽器や古楽器をサンプリングながらも本物そっくりに配し、さらに本作ではストーリーが浮かぶような効果音を交え、深い幻想感を沸き立たせている。人々を魅了する歌声がひとつの鍵となる話に合った美声に引き込まれる。自主盤CDR。 SPAIN
BS-10831 ASHLEY DAVIS / Songs Of The Celtic Winter CD \2200
 クラナドのMOYA BRENNANを連想させるような美しいケルティック・サウンドを聴かせる、美声女性ヴォーカリストの2012年新作。前作では著名なアイリッシュ・ミュージシャンをゲストに迎え注目されたが、本作でも、MOYA BRENNANの最新作で共演を果たしたアイリッシュ・ハーピストCORMAC DE BARRAや、ウエールズのギタリスト、ヴァイオリニストやホイッスル奏者らが加わり、哀愁を帯びたコンテンポラリーなサウンドを聴かせる。アイリッシュ、ブルターニュ、スコティッシュ・トラッドも取り上げているが、彼女の自作曲が良い。3面開きデジパック仕様。自主盤。 USA
BS-10830 TAMRAH AERYN / Typical Gurl CD \2200
 ヴォーカル・スタイルや曲のアレンジに、少しケイト・ブッシュの影響を感じさせる女性ヴォーカリスト。彼女がアメリカから英国に渡り、ロンドンで録音された07年デビュー作にして唯一作。廃盤だった作品を自身が自主CDR盤にて再リリース。ピアノとギターを彼女が弾き、キーボードによるオーケストレーションなども加えた、しなやかでエイキサイティングなポップ・ロックを聴かせる。メロディック・メタル・バンドのメンバーによるプロデュースということで当時話題を集めたが、コンテンポラリーな女性ヴォーカル物に仕上がっている。自主盤。 USA
BS-10829 CALAN / Jonah CD \2200
 ウエールズの若手男女トラッド・バンドの2012年新作2nd。ウエールズ語の可憐な女性ヴォーカルで歌われるトラッド曲5、7、11曲目や、英語による自作の3、9作目辺りのヴォーカル曲が良く、軽快なアレンジでフレッシュに聴かせるインスト曲も交えた全14曲(ボーナス2曲含む)。フィドル、ハープ、アコーディオン、アコギ、バグパイプなどの6人編成のバンドに加え、4曲目ではコルネットやチューバ、フレンチホルンといった木管楽器もゲストで加わる。08年にデビューを果たし、ヨーロッパやイギリスのフェスティヴァルに多数参加。綴じ込みデジパック仕様。 UK
BS-10828 FLUE / Vista CD \2500
 初CD化。リリース当時、シンフォ・ファンの間でも話題になった、耽美派ニュー・ウェィヴ・バンドの83年作2nd。美学を追求したキーボードと重いリズムを刻むプログラミングに、ヴァイオリン、チェロ、メロトロン、アコギ、サックス、ヴォーカルが入る。最新だったイミュレーターも駆使し、サンプリング・トーンと生楽器の融合がこの時期にしかない色合いを生み出し、エキゾチックかつ神秘的に広がる幻想感とヨーロッパ然とした哀愁を醸し出している。2枚のアルバムをリリースしたバンドだが、ユニット化した本作のみプログレ向きで、隠れ名作となっている。 HOLLAND
BS-10827 MACHIAVEL / Eleven CD \2500
 タイトル通り11枚目のスタジオ作となる2011年作。全体に澄んだ空気があり、メロディックな良さは変らず、円熟した安定感で聴かせる好作だ。メンバー・チェンジがあり、ハードさを抑え気味にしたフレッシュさがサウンドに表れており、かつ、アコギの爪弾きから始まる叙情的なバラードの7曲目、幻惑的なイントロを持ちエモーショナルなソロが入る8曲目等、彼ららしいヒューマンな側面を見せる。キーボードがシンフォニックに絡んでくるラストなど、いつかこんな曲調でアルバムを作ってくれたなら、と思ってしまう。3面開きデジパック。 BELGIUM
BS-10826 DELUSION SQUARED / II CD \2200
 THE REASONING、MAGENTAといった英国女性ヴォーカル・シンフォ・ファンにもおすすめの注目バンド。デビュー作も好評だった彼らの2年振りとなる2012年新作2ndは、4つの組曲(9曲)から成るコンセプト・アルバム。美声女性ヴォーカル(&アコギ)をフロントに、ベース(&キーボード)、ギター(&ドラムス)の3人で、全ての楽器をマルチにプレイする精鋭トリオ。時にヘヴィに、泣きを含んだ優美なギターをフィーチャーし、テクニックを感じさせるタイトな演奏と、叙情性を帯びたシンフォニックなサウンド、そして、絶妙なタイミングで随所に導入されるアコースティック・ギターがブリリアントな陰影をかもし出し、曲にメリハリを付けている。独自のオリジナリティーで聴かせる力作。英語。デジパック仕様。自主盤。 FRANCE
BS-10825 VARGA MIKLOS / Ujra Itthon CD \2500
 コルモランとの共演等、ハンガリーでは多大な知名度を持つヴォーカリストの2011年作。国内の一流ロック・ミュージシャンがバックを固めており、プログレユニットのNINE BOOKSのメンバーも参加。オメガを思わせる重厚な泣きを全体に纏い、テクニカルでハードなキメをプログレッシヴに組み込んだナンバーや、アコギやピアノで切々としたバラードをシンフォニックに聴かせるナンバーなど、ヴォーカルをメインにしながらもハンガリーならではの高いクオリティーで仕上げられている。オーケストレーションと合唱でクラシカルに聴かせるラストもお決まりの荘厳さ。 HUNGARY
BS-10824 CABARET / Kisember - Deluxe Edition CD+DVD(PAL) \2500
 ソラリスのキーボーディストのROBERT ERDESZと女性ヴォーカリストがユニットとして92年に結成しリリースしたアルバムのリマスター盤(新たな曲順で2曲のボーナス入り)と2010年に制作されたライヴ・クリップ10曲入りDVDを3面開きデジパックでセットした2011年デラックス再発盤。ソラリスと女性ヴォーカリストと言えば、NAPOLEON BOULEVARDを思い出させるが、本作でもソラリスのフルート奏者のATTILA KOLLARや、ギタリスト、ベーシストらも参加しており、ポップを基調としながらも、スラヴの哀愁とエキゾチックさをドラマチックに取り込んだアレンジでシンフォ・ファンも魅了。クラシカルなギターソロ、速いパッセージのシンセ、鋭く絡み時にすすり泣くフルート、ソラリス色はNAPOLEON BOULEVARDよりも格段に強い。女性ヴォーカル物としてもポイント高し! HUNGARY
BS-10823 GANDALF'S PROJECT / Insights CD \2500
 RAVEN SADにも参加したキーボーディストによるシンフォ・プロジェクト2012年作。07年にデモを制作し、実際の録音は08年〜09年となるデビュー作だ。RAVEN SADに似たドリーミィなサウンドだが、プログラミングを用いたドラムがプログレ的なロック色を叩き出しており、音響派に近いながらもアグレッシヴに動くシンフォニック・バンド寄りのアレンジとなっている。ギタリストが複数(内一人はRAVEN SAD)起用されており、彼らが弾くメロディックなソロと、シンセやメロトロン系が溶け合う叙情美。スタイルの斬新さがイタリア的。 ITALY
BS-10822 ZEROTHEHERO / Horror Vacui CD \2500
 フロイドやフリップのサウンドスケープから影響を受けたマルチ・ミュージシャンの2012年ソロ・デビュー作。吹けよ〜調の曲もあって、プログレ愛を感じさせ、曲によってドラマーが数人参加。ひんやりとしたキーボードが背景を埋め、エレピがソロを取り、ギターが邪悪ながらもメロディアスなトーンを聴かせ、イタリアらしく所々フルートも入るが、感覚としては北欧のラグナロクに近かったりする。終盤になるとペペ・マイナのハープとフルートの歌を思わせるアコースティックな叙情も見せるプライヴェートな作品。 ITALY
BS-10821 LE ORME / Ad Gloriamm CD \2500
 イタリア盤見開き紙ジャケット&リマスター。プログレ色を打ち出したトリオ編成になる前の69年のバンド1作目で、アルドはヴォーカルに専念しており、他にベーシストとギタリストが加わっている。たしかにCOLLAGE〜CONTRAPPUNTI期のようなスタイルではなく、サイケ&ポップ色を放っているが、非常に良く出来たコンセプト作で、フルート、チェロ、ハープシコードも導入され、そのメロディアス度は劣らない。別のオルメの姿があり、乱暴に言ってしまえば70年代後半の中途半端な作品よりよっぽど美学がある。音楽から息吹が聴こえる愛しの1枚。ボーナス3曲入り。 ITALY
BS-10820 LE ORME / L'Aurora CD \2500
 イタリア盤紙ジャケット&リマスター。プログレ色を打ち出したトリオ編成になる前の70年リリースのシングル・コンピレーション。オーケストラを伴いイ・プーかと思わせるタイトル曲など、美しさ、切なさに宿る優しい甘さは格別である。スタイルこそ違えど、フルート、チェロ、ハープシコードも導入され、そのメロディアス度は全盛期の彼らと変らない。乱暴に言ってしまえば70年代後半の中途半端な作品よりよっぽど美学がある。ボーナス5曲入りでラスト2曲はトリオになってからの73年のアルバム未収シングル。クラシカル・ロックを聴かせる。 ITALY
BS-10819 LE ORME / Ad Gloriam + L'Aurora CD+CD \5000
 2枚まとめてお買い上げの方には、イタリア製L'AURORAステッカー(14cm)を差し上げます。*数に限りがあります。 ITALY
BS-10818 SYLVAN / Sceneries 2CD \2500
 華麗なヨーロピアン・シンフォの幻想を見せる2011年作。POSTHUMOUS SILENCE、PRESETSという2つの傑作を立て続けにリリースし、09年作から少しインターバルを置いての、バンド初となる2枚組でのスタジオ8作目。組曲が5つという大作指向で、ゆったりとした展開をドラマチックに組み立てていく作風が推し進められており、陰影宿るクラシカルなピアノとストリングス、ヴィンテージ寄りになったギターのハード・エモーショナルさがサウンドの核となり、泣きのヴォーカルを輝かせる。ノスタルジックな甘さと闇が誘惑するディスク1の中盤、スリリングなディスク2の後半が抜き出ている。 GERMANY
BS-10816 EL RETORNO DE LOS BRUJOS / Los Caminos De La Luz CD \2500
 70年代のプログレ・バンドに感銘を受けたと言う4人編成のバンド。10年前に活動をスタートし、かつて、CASTらと共にメキシコ・プログレのオムニバス・アルバムでも紹介された。本作は2011年3rdアルバムで、宗教的なテーマをモチーフにした6つの組曲で構成されたコンセプト・アルバム。シンセに加え、オルガンやムーグも使用したヴィンテージ感のあるマニアックな音作りで、重厚な趣でハードに、シンフォニックに、クラシカルに、インカ・ロック・メロディを取り入れたりと、限定されないスタイルで展開する。スペイン語を中心に、英語、イタリア語も使用するヴォーカルは、少しロック・オペラ風にも聴こえる。自主盤。 MIXICO
BS-10815 MUROS DE AGUA / Alma Liquida CD \2500
 話題のプログレッシヴ・トリオGOVEA(&イコノクラスタ)のドラマーVICTOR BALDOVINOSと、キーボード、ベースによるトリオ・バンドの2010年3rd。こちらは、GOVEAとは違い、メキシコのDECIBEL辺りの持つアヴァンギャルドな流れを受け継いだようなダークさを帯びたプログレッシヴ・ジャズ・ロックと、ピアノ・ソロや、オルガン、シンセのフィーチャーや、ギターが泣いているシンフォニック・ジャズ・ロックを聴かせる曲もあり、2面性を見せる。ゲストで入るサックスも効いている。インストを中心に展開されるが、曲により歌心のあるスペイン語のヴォーカルで聴かせる場面も。自主盤。 MEXICO
BS-10781 GOVEA / Raices CD \2500
 再入荷。シリアスで複雑なサウンドへ完成度をアップさせた2011年作2nd。キーボード、ベース、ドラムスの作曲型トリオで、変拍子で組み立てられた進化が目覚しいリズムの上をシンセ、オルガン、ピアノが頭脳的にメロディーを構築。前作同様少々オルメあたりを思わせるも、多彩なフレーズはクラシカルかつシュールな幻想感を生んでいる。速いパターンで繰り広げられる統率の取れた5曲目などメキシカン・シンフォの新たな時代を告げる超強力アンサンブルで、過去のプログレレシピを振り切った創造力に満ちている。今、最も注目の中南米のバンドのひとつ。自主盤。 MEXICO
BS-10422 GOVEA / Danza Urbana CD \2500
 再入荷。イコノクラスタに一時期在籍したキーボーディストとバンドメイトのドラマーに、ベースを加えたプログレッシヴ・トリオによる09年作。オール・インストながら、イルバレ、オルメ、少々バンコといった感じのサウンドを聴かせる。作曲型のアルバム指向で、シンセ、オルガン、ピアノをメインに常にキーボードがバンドを主導していく、といったスタイルだが丹念なメロディーの編み出しがあり、弾き倒し系では生まれない独自の世界観を築城。ジャケットに表れている妙な妖しさがあり、メキシコらしさも十分。前半はコンテンポラリー、後半はクラシカル。自主盤。 MEXICO
BS-10793 ARTESIA / Wanderings CD \2300
 再入荷。限定盤・特殊デジパック仕様 (19cm x 14cm)。同サイズの20Pフルカラー・ブックレット付き。美形女性2人に、弦楽器奏者を加えた2011年新作4thはバンドの最高作となった。2人の無垢な美声ハーモニーがまるで天上から聴こえてくるかのように美しくも厳かに響き、シンセ・オーケストレーションに、ヴァイオリン、チェロ、ハープ、ピアノ等の生楽器が絶妙のバランスで配されメランコリックなメロディを紡ぎ出し、夢想感とファンタジーが織り成す白昼夢へと誘われていく。今まで以上にクラシカルで本格的なアレンジも良い。全曲自作ながら1曲のみトラッドも取り上げている。フランス語。 FRANCE
BS-10792 MEDIAVOLO / Modern Cause CD \2200
 再入荷。美声女性ヴォーカリストGERLDINEと、マルチ・プレイヤーによるユニットに、ベーシストをゲストで加えた2011年新作4th。バンドが言うところの、ケイト・ブッシュにインスパイアされたという曲「KILLER STORM」を筆頭に、それをイメージさせるところもあるが、英米のアーティストと違い、そのものズバリとなってしまっていないところがフランスのエスプリを感じさせ、独特のドリーミィな美を纏った、カラフルでお洒落なポップ・サウンドが広がる。ギャザリングを連想させる部分も。GERLDINEは、かつてシンフォ・プログレ・バンドのHALLOWEENにもヴォーカルでゲスト参加した。英語。見開き紙ジャケット仕様。 FRANCE
BS-10814 IL BALLETTO DI BRONZO / On The Road To YS ...And Beyond CD \2500
 92年にメロウ・レコードからYSの英語ヴァージョンとしてCDで出た71年のデモ・レコーディングに、近年のライヴから未発を含むボーナスを8曲加えた2012年見開き紙ジャケット盤。本編はミラノ・フォノグラムのスタジオで録音された、INTRODUZIONEとSECONDO INCONTROの2曲ながら、ハモンドをよりフィーチャーしたアレンジになっており、これを聴いた担当者が直ちに契約サインを求め、あの歴史的な傑作が生まれたと言う。ボーナスは先のアナログ盤にも収録されていた、LA TUA CASA COMODA(06年メキシコ)に加え、DONNA VOTTORIA、TASTIERE ISTERICHE(05年チリ)や、08年のDVDからもYSパートを収録。ジャンニ・レオーネ監修のリマスターにて。 ITALY
BS-10813 FRANCHI GIORGETTI TALAMO / Il Vento Ha Cantato Per Ore Tra I Rami Dei Versi D'Amore CD \2600
 <1000枚限定> オリジナルLPはバンコの1stやRDMのメダルを上回る、類を見ないパッケージ(くり抜きのクリアケースに、本物のネジ、砂、唐辛子等が入っている)で、マクソフォーネと同じレーベルからリリースされた72年の名作。トリオがゲストを加え制作した、どちらかと言うと歌物指向の作品ながら、4つのパートに分かれたコンセプトを、変化に富んだオーケストラやクラシカルなチェレスタ等を効果的に導入し、イタリア然としたヴォーカル、ハードなフルート、シンセ、ピアノ、ギターらで、最後までメロディアスに聴かせる、70年代ならでは作風だ。リミックス&リマスター&2曲ボーナス入り3面開きデジパック(残念ながら変型ではない) 1000枚限定品! ITALY
BS-10812 APPLE BELLS / Rzeka Dam - Spiewogra CD \2500
 フリップ・ナイズされたギターなど、クリムゾンの影響を感じさせるプログレ・ユニットの2011年作デビュー作。ポーランド語で歌われる久々にポーランドらしい音作りで、アコギやキーボードを叙情的に織り交ぜ、変拍子やサックスがソロを取るジャズ・ロック色も見せ、所々ヘヴィでダークながらも繊細さを持ち合わせたサウンドを聴かせる。後半ではジェスロ・タルやヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーターといった部分もあり、英国からの影響をスラヴの感性で構築したオリジナリティーを発散。同国のバンドだと初期のLIZARDに近い。3面開きデジパック。 POLAND
BS-10811 NIEMEN / Pamietam Ten Dzien 2CD \2500
 ラジオ音源などアンリリースドや当時の東欧特有の4曲入りEPのみに収録されていたレア曲を中心に構成された44曲入り2枚組2011年べスト。ディスク1は62年から67年の録音で、デビュー・アルバム期になるとすでにあの絶唱ヴォーカル型になっている。ディスク2は65年から80年の録音で、オルガン、ピアノ、シンセらが導入され、サイケ、プログレを呑み込んでいく。選曲も興味深く、アルバムの曲もラジオ・エディットなのかテイクが違っていたりする。メロトロンを使った77年のライヴなど、ほんと独特の世界。悲しいのに優しさがあふれ出る。閉じ込み付き3面開きデジパック。 POLAND
BS-10810 BLUE BOX / Outside The Box CD \2200
 アードバークを思わせる凶暴なオルガンでスタートするキーボード・トリオの2011年作。シンセ、ピアノもフィーチャーされ、スタイルはジャズやフュージョンも取り込んでおり、スタジオで一発録りで録音された荒さの残る演奏だが、アメリカ特有の鍵盤弾き倒しが展開され、よく動くベースや、一辺倒にならないドラムスとのコンビネーションによりオール・インストで聴かせる。どちらかと言うと、80年代初期の発掘物、あるいは未発レコードのような質感があり、近年あまり無いタイプなのでは。自主盤CDR。 USA
BS-10809 PEPE MAINA / A Solitary Place CD \2300
 ハープとフルートの歌で知られる彼の2012年最新作。その後もサントラなど30枚近いプライヴェートな作品をリリースしている彼だが、基本的な音楽性は77年のデビュー作から変っておらず、ギター、フルート、パーカッションらの多重により幻想的で美しいサウンドを作り上げている。特徴をあげるなら、地中海色はキープされたままで、アシッド色が無くなり、まどろみが純化され、叙情性が限りなく広がっていく。トム・ニューマンあたりを思わせるシンフォニーが心地よい。自主盤CDR。 ITALY
BS-10808 ILGI / Tur Saulite Perties Gaja CD \2700
 ラトヴィアのスピリチュアルを歌うコンテンポラリー・トラッド・バンドの2011年作。神や精霊が宿るラトヴィアン・サウナをテーマにした癒し系フォークを、女性ヴォーカル、コクレ、アコギ、アコーディオン、ヴァイオリン、パーカッションらでリリカルに聴かせる。初期のラジカルさは薄れたものの、本作でもマイノリティーな魔法は健在で、神秘的なアロマに包まれ、心が浄化され和む。明るいようで、暗い、暗いようで陽が射している白さがあり、このエキゾチックさは独特で、もはや孤高と言えるのでは。3面開きデジパック。 LATVIA
BS-10807 YAMMA / Yamma Ensemble CD \2700
 サヴィナ・ヤナトゥーを敬愛するという女性ヴォーカリストをフィーチャーした、アラビックなアコースティック・バンドの2011年作。妖艶なヴォーカルを筆頭に、ギター、ウド、ブズーキ、ヴァイオリン、カホン、ダルブッカ、ネイ、パイプをフィーチャーし、スペインのAL ANDALUZ PROJECTにも通じるエキゾチックなサウンドで聴かせる。クラリネット、サックス、フルートらも入り、コンテンポラリー色も持ち、ゆったりとした曲調を得意としているが、たしかに中盤あたりではサヴィナのトラッド・アルバムに収録されていそうなギリシャ色もあり、地中海が煙る。ヘブライ語。自主盤デジパック。 ISRAEL
BS-10806 SHEILA MAC DONALD / Half Light CD \2200
 70年代の英国アンダーグラウンド・フォーク・ファンにもおすすめの、甘い美声で歌う女性ヴォーカリストの2011年2ndアルバム。アコースティック・ギターの弾き語りを基本に、さらに、ギター、マンドリン、ベース、キーボード、パッカション、ヴァイオリン等が加わり、どこかアーシーな翳りと愁いを帯びたサウンドを聴かせる。昨年3月に亡くなったアメリカのSSW、ジャック・ハーディ(スザンヌ・ヴェガやローチェスらを世に出したインディ・レーベルの創設者としても知られる)に捧げられたアルバムで、ラストは彼の曲THE BLACK HOLEをカヴァー。自主盤。 USA
BS-10805 CUPRUM / Musica Deposita CD \2500
 プラハで結成された本格的なヴィンテージ・プログレ・バンドのデモ盤を経ての2011年デビュー作。カンタベリー、ジェスロ・タル、フロイド、ツェッペリンといった英国クラシックから影響を受けたサウンドで、ギター、ハモンド、ローズ、フルートをフィーチャーし、MODRY EFEKTを彷彿させるチェコ語のヴォーカルで聴かせる。同国のバンドにありがちなアングラ的な難解な部分が無く、タイトな演奏で勝負する正統派だ。このあたりは時代の流れを感じさせるも、クラシカルな終盤まで一気に畳み掛ける。自主盤デジパック。 CZECH REPUBLIC
BS-10804 MAGICFOLK / Tales Of Power CD \2500
 70年代の英国ロックの流れを継承した6人編成の女性ヴォーカル・プログレッシヴ・フォーク・ロック・バンドの2011年新作2nd。ドリーミィなアシッド感覚を纏ったサウンドは、ソーニャ・クリスティーナを連想させ、カーヴド・エアの持つフォーク・タッチな部分を抽出したような印象を受ける。サイケデリックなギターや、幻想的なフルートを効かせたインスト・パートも聴かせる。前作で見せた異国情緒は一掃し、王道に立ち返った意欲作。3面開きデジパック仕様。自主盤。 UK
BS-10803 MICHAELA FOSTER MARSH / Fairy Tales & The Death Of Innocence CD \2200
 3枚のアルバムをリリースしている女性ヴォーカリスト。スコットランド生まれで現在カナダで活動している彼女の98年にリリースされたデビュー・アルバムが2011年に再リリースされた。美旋律を聴かせる室内弦楽風のストリングス・アンサンブル、プログレッシヴ・テイストを帯びたメロディや、オルガンの導入などもあり、なかなか凝ったアレンジで聴かせる。トーリ・エイモス辺りの影響も感じさせる才能豊かなアーティスト。亡き父と兄に捧げられたという叙情豊かな作品。 CANADA
BS-10802 TERI / Evening Song CD \2200
 ケルティック女性ヴォーカリストTERI KENNEDYの2010年新作3rdアルバム。自作のケルティック・ソングと、トラッド曲、エンヤのヒット曲MAY IT BEや、シネイド・オコナーのTHIS IS TO MOTHER YOU、そして、なんと、こんなところに!EDEN'S BRIDGEのCRYING FOR THE WORLDも取り上げた全14曲。コンテンポラリーで美しいケルティック・ソングが並んでいる。彼女のヴォーカルと、マルチ・ミュージシャン(アコ&エレクトリック・ギター、キーボード、パーカッション)のデュオ作品。デジパック仕様。自主盤。 USA
BS-10772 JENNIFER CUTTING'S OCEAN ORCHESTRA / Song Of Solstice CD \2300
 再入荷。アニー・ハズラム・ファン必聴! 女性キーボード奏者JENNIFER CUTTINGが率いるケルト・バンドの2011年新作2nd。1曲ながらアニーがゲスト参加し、リード・ヴォーカルを取る「FALL、LEAVES、FALL」では、まさにマンダラバンド張りの本格的なオーケストレーションをフィーチャーしたシンフォニック・ロックを展開。他、フランス、イギリス、スコットランド等のトラッドをコンテンポラリーなアレンジで演奏。各曲に女性ヴォーカリストやハープ奏者などのゲストを加えた多彩なサウンド。クリスマス・キャロルや中世音楽風味のある自作曲で構成された全12曲。ボーナス映像(クリスマス・コンサート)を1曲追加した限定盤。デジパック仕様。 USA
BS-10801 V.A. / DECAMERON - Ten Days In 100 Novellas - Part 1 4CD \4800
 フィンランドの雑誌企画による人気シリーズの最新作。イタリア・ルネッサンス文学のボッカチオの「デカメロン」がテーマとあって、本作ではいつもよりイタリアのバンドが多く収録されている。ストリングスを加えたクラシカルなサウンドのLA COSCIENZA DI ZENOからスタートし、ヴィンテージ・キーボード・マニアのALFIO COSTA参加のDAAL、THE SAMURAI OF PROG、そして、FUFLUNS、PENNELLI DI VERMEER、81年にシングルのみをリリースしたPOSTO BLOCCO 19、イタプロ・ファン最大の注目となるLA TORRE DELL ALCHIMISTAのキーボーディストによるバンドLA C.O.S.A.といった、あまり聞き覚えがないがクオリティの高いバンドが多く紹介されているのも興味深い。また、アメリカのPHIDEAUXの変名バンドとも言えるMOGON、ビリー・シャーウッドがギターでゲスト参加したカナダのCARY CLOUSER、そして、CICCADAはアルバムとは違いギリシャ人のみで編成されており、よりバンドの素顔に迫ることが出来る。各バンドほぼ本作でしか聴けない書き下ろしによるヴィンテージ・サウンドを繰り広げる。<収録バンド> LA COSCIENZA DI ZENO (Italy)、NEXUS (Argentina)、LADY LAKE (Holland)、TOMMY ERIKSSON (Finland)、LA THEORIE DES CORDES (France)、RESISTOR (USA)、FAVERAVOLA (Italy)、INDEX (Brasil)、SAFARA (Italy)、ANDREW ROUSSAK PROJECT (Russia)、PENELLI DI VERMEER (Italy)、JINETES NEGROS (Argentina)、POSTO BLOCCO 19 (Italy)、SERVIMONTANA (Russia)、FUFLUNS (Italy)、SENOGUL (Spain)、KATE (Finland)、ROZ VITALIS (Russia)、RHYS MARSH (Noray)、INNER DRIVE (Russia)、TRION (Holland)、ATTILIO PERRONE (Italy)、CONTRARIAN (USA)、THE SAMURAI OF PROG (Italy)、JUKKA KULJU (Finland)、ARS EPHEMERA (Canada)、MOGON (USA)、CICCADA (Greece)、OZONE PLAYER (Finland)、CASTLE CANYON (USA)、LA C.O.S.A. (Italy)、CARY CLOUSER (Canada)、<ボーナス・トラック> DAAL (Italy)、MARCO LO MUSCIO (Italy) FINLAND
BS-10800 EMMANUEL BOOZ / Dans Quel Etat J'erre CD \2500
 JEAN-PASCAL BOFFOによるリマスタリング・フランス盤・紙ジャケット仕様。79年リリースの4th。ディディエ・ロックウッドら強力なメンバーを従え怒涛の展開を見せるフレンチ・プログレの必聴傑作。アナログではA面すべてを使った1曲目からそのインパクトは絶大で、ジャズ・ロック系のミュージシャンがバックを占めているもののテクニカルな演奏とヴォーカルは気迫に満ち、圧倒的なヘヴィ感で襲い掛かって来る。そしてイメージ作りの巧みさ、地が裂け空が落ちてくるような緊迫感、メロトロンのアグレッシヴな切り込み、壮絶ヴァイオリン・ソロなど、頂点に達するラストまで終始絶句! 80年録音のニューウェイヴ風ボーナス1曲入り。*極力ノイズが消去されたアナログ・レコード盤起し。 FRANCE
BS-10456 ETERNAL WANDERERS / So Far And So Near CD \2500
 再入荷。凄すぎの圧巻作となった、女性キーボーディスト(ヴォーカルも担当)をフロントに置く超絶シンフォ・バンドの2011年作2nd。メンバーの内3人は傑作シンフォ、KLUBKIN'S VOYAGEをリリースしたQUORUMと重複。イエスを感じさせた前作に比べ、ロシア然とした本格的なクラシカルさが複雑に配置されており、妖しい雰囲気を纏いながら、御殿のようにシンセ群が構築され、リリカルなフルート、グリフォンを思わせるリコーダー、甘美でダークなギターらを散りばめ、エニド的スケール、E.L.&P.的威風堂々とした展開など、ストラヴィンスキーにも聴かせてあげたかった超力作。デジパック。 RUSSIA
BS-10799 TAT'YANA ZYKINA / Ya I Moi Ozhidaniya CD \2980
 シンフォ・ファンにもおすすめしたい、美形の女性ヴォーカリストの2011年作。コンテンポラリーなポップを基調とし、アリーチェを思わせるヴォーカルと、プログレ好きなの? と聞きたくなるキーボーディストが鍵で、ピアノ、ローズ、シンセがスタイリッシュかつクラシカルに躍動し、ヴァイオリン、チェロ、ホルンも加え、タイトなリズム・セクションと共に転調をドラマチックに用いたアレンジにより、魅力的なアルバムを完成させた。どちらかと言うとシンプルな構成だが、メロディアスさとミステリアスな幻想が絶妙に交じり合う。曲によってはINNA系へも行き、ロシア色も十分。3面開きデジパック。 RUSSIA
BS-10798 RODRIGO VILLASECA-BALTAZAR / NUSTA - La Leyenda De La Tirana CD \2500
 チリのレア・プログレ・バンドCONGREGACIONのRODRIGO VILLASECAを筆頭に、LOS BLOPS、KISSING SPELL、 EMBRUJOといった70年代に活躍したバンドのメンバーが集結してリリースした新作。インカの伝承「ティラナの伝説」をテーマにしたコンセプト・アルバム。かつて父王の死後インカを統治した女王NUSTA(LA TIRANA)に美声女性ヴォーカルを配し、6人のソロ・ヴォーカリストと、混声合唱、そして、ロック・バンドとケーナ等の民俗楽器で織り成すロック・オペラ作品。インカのスピリッツと、欧米には無いアイデンティティを盛り込んだ独自の世界が広がる。また、オーケストレーションをバックにしたバラードもあり、美しく聴かせる。LOS JAIVASやCONGRESO辺りに通じるサウンド。デジブック仕様。限定盤。 CHILE
BS-10797 SEREN ROSSO / Henry's Life CD \2300
 アルティ・エ・メスティエリのキーボーディスト、ベッペ・クロヴェッラを始め、アルティのカッセッタ(ベース)、ロアーニャ(ギター)らがバックを務めるロック・シンガーの2011年作。英語で歌われているので、カンタウトーレというよりはフロイドあたりを思わせる内容ながら、クロヴェッラのハモンド、ムーグ、メロトロンがイタリア的なシンフォニック風味も醸し出す、ムーディなサウンドで聴かせる。プロデュースもクロヴェッラなのでプログレ主張があり、作曲にも加わったクラシカルで、泣きのギターをフィーチャーするラストなど70年代のプログレッシヴ・カンタウトーレを彷彿。 ITALY
BS-10796 EDISON'S CHILDREN / In The Last Waking Moments... CD \2200
 マリリオン / トランスアトランティックのベーシストPETE TREWAVASと、ERIC BLACKWOODがスタートさせた新プロジェクトの2011年デビュー作。現実と狂気が交錯するシュールで奇妙な出来事をテーマにした14曲から成るコンセプト・アルバム。フロイドや、マリリオンを連想させる哀愁を帯びたメロディ・ラインが印象的。また、挿入されるアコースティック・ギターの美しさも絶妙で、細部のアレンジまでよく練られている。ヴォーカルを含めキーボード、ギターなど2人で全ての楽器をマルチにプレイしているが、さらに、スペシャル・ゲストとして、STEVE ROTHERY、IAN MOSLEY、MARK KELLY、STEVE HOGARTHといったマリリオンのバンド・メイトと、DeeExpusのANDY DITCHFIELDらが参加。自主盤。 UK
BS-10795 DEEEXPUS / King Of Number 33 CD \2200
 マリリオンのキーボーディスト、MARK KELLYをサポート・メンバーとしてフィーチャーしている2011年作。ライヴ作を経ての2作目だが、MARK KELLYの参加が彼らにケミストリーを起しており、カテゴライズし難かったデビュー作からハードさを残しながらも、リッチでジェントリーなシンフォニック・ロックに形態を変えている。パラス、マリリオンといったラインで引けるドラマチックなサウンドだ。26分越えの組曲も力作だが、チェロを加えた2曲目が英国然とし突出。トニー・バンクスのソロにも参加したヴォーカリストのNIK KERSHAWもゲスト入り。3面開きデジパック自主盤。 UK
BS-10794D PBII / PBII@Boerderij.org DVD(PAL) \2500
 オランダのシンフォ・バンドの初のライヴDVD。PLACKBANDがバンド名をPBIIに変えて4人編成で新たにスタートし、2010年にデビュー作をリリース。そのファースト・アルバムからの全曲に加え、ゲストのJOHN MITCHELL (IT BITES)がリード・ヴォーカルを取る、ピーター・ガブリエルの「HERE COMES THE FLOOD」や、JOHN JOWITT (IQ)がリード・ヴォーカルを取る、ピンク・フロイドの「HAVE A CIGAR」などの見せ場も。6台のカメラを駆使しバンドの魅力を余すところ無く映し出す凝った映像で、シンフォニックなキーボード・プレイを中心に、オランダらしいメロディの美しい叙情的なサウンドをダイナミックに聴かせる。アルバムにも参加していた美声女性ヴォーカリストHEIDI JO HINESもゲスト参加。PVや、ライヴのメイキングなども追加収録。約100分。自主盤。 HOLLAND
BS-10567 ANUBIS / A Tower Of Silence CD \2500
 再入荷。驚き! メロトロンが流れ、愁いに染まったシンフォニック・ロックにドラマチックに変貌した2011年作2nd。6つのパートに分かれた大作で幕を開けるが、欧米のバンドとはまた違った雄大さと、ヨーロッパから受け継がれた優雅なクラシカルさが広がり、胸騒ぐ。美しいジャケットに南十字星が浮かび上るような錯覚すら覚える。メロディアスなヴォーカル、少しハケットも思わせるギターらの6人編成に、ゲストでフルートやサックスも交え、幽閉された少女の物悲しいストーリーをコンセプトとし、切れ目なく展開。前作で片鱗を見せていたソング・ライティング力が開花した。初回のみ見開き紙ジャケット。 AUSTRALIA
BS-10791D FLAIRCK & BASILY / Global Orchestra CD+DVD(NTSC) \3200
 <NTSC仕様で入荷> 18年振りとなる来日公演も大好評だったフレアーク。来日のラインナップとは異なる、ジプシー・ヴァイオリンや、ギタリストから成るBASILY GYPSY BANDと、フレアークとのコラボレートによる2010年5月28日のオランダでのライヴ映像。シンフォニー・ジプシー・オーケストラというコンセプトでのステージで、インドネシア人女性ヴァイオリニスト、ボスニアのアコーディオニスト、フラメンコ・ギタリスト、ルーマニアのツィンバロム・プレイヤーら多国籍のソリストらも加わり、総勢12人で超絶パフォーマンスを繰り広げる。全員の息がぴったり合ったラジカルでスリリングな演奏に目を見張る。DVDは約2時間の収録。CDライヴ音源もセットになった2枚組。自主盤。 HOLLAND
BS-10747 METAMORFOSI / La Chesa Delle Stelle - Live In Roma CD \2300
 再入荷。04年の12月に教会で行ったライヴを収録した2011年盤。聖堂に備え付けのパイプ・オルガンをメインに、ピアノ、アコギ、ドラムパッド、ヴォーカルという編成により、当時新作だったPARADISOをメインに1stの曲も加えた約70分弱の演奏。ジミー・スピタレーリのヴォーカルの迫力は凄まじく、荘厳に鳴り響くパイプ・オルガンとパッドを使ったオーケストラ系のティンパニー等が重厚な雰囲気を作り出し、聴き手を圧倒。ダンテ神曲をテーマにした曲なので、スタジオ盤には無い、この嵐のようなパイプ・オルガンがより一層劇的なものにし、イタリアからしか出てこない迫真の内容となっている。 ITALY
BS-10786 RONI ALTER / Kis Avir CD \2500
 イスラエルらしい甘い陰影と淡い哀愁が漂う女性ヴォーカリストの2010年作。プロテスタント・シンガーとして知られるARIK EINSTEINとのデュエットで02年にデビューし、その後もいろいろなレコーディングに参加。本作が初のソロ・アルバムとなる。ヘブライ語で歌われるアコースティック寄りのソフトポップ作で、ストリングスやホルンなどオーケストラを配し、物悲しいアコギやピアノを織り込み、曲によってはメロトロンも聴ける。ノスタルジックなのにスタイリッシュ。5面開き変型紙ジャケット。 ISRAEL
BS-10785 MAYA BELSITZMAN / Same CD \2500
 チェロを弾きながらヘブライ語で歌う女性ヴォーカリストの2011年作。そのスタイルと音楽性がとても個性的で、バカロフを思わせる格調高きバロックから、お洒落なポップ、ウイスキーが香るジャズ、そして、時にチェロをディストーションで歪ましたカッコいいロックまで登場する。そのサウンドに乗った彼女のヴォーカルも魅力的で、フェローのEIVOR PALSDOTTIRに似た魔性を発散。ヘヴィなリズムで展開し、ダークな雰囲気が立ち込める曲など思い詰めた哀調が痛々しく、どこかレクイエムのよう。 ISRAEL
BS-10784 SHIRLY LILU / Same CD \2500
 シンフォ・ファンにもおすすめの女性ヴォーカリスト09年デビュー作。ドラマチックなポップ・ロック・サウンドで美声の華麗な歌声を聴かせる、女性ヴォーカル・ファンにとっては、たまらない作品だ。ヘブライ語ながらもアラビックではなく、イタリアやフランスを思わせるヨーロッパのロマンの香りを満たし、すべてシングルカット出来そうなメロディックさを持ち、さらに、泣きのピアノやストリングス・オーケストラを伴ったバラードも絶品で、切々とした旋律が哀愁に染まっていく。ラウラ・パウジーニにも通じる魅惑作。 ISRAEL
BS-10721 YVONNE LYON / More Than Mine CD \2200
 再入荷。今年、IONAのコンサートで前座を務め好評を博したスコティッシュ女性ヴォーカリスト。2011年新作。温か味を帯びた天性の美声で歌い聴かせる。彼女が弾くピアノの他、ギター、フィドル、チェロ、アコーディオンなどを加えた、コンテンポラリーなフォーク・サウンドで、ポップなタッチの曲や、叙情的なメロディと哀愁を帯びたヴォーカルが胸を打つ曲などが並び、特に、4曲目の「FAREWELL」は、東日本大震災の大津波と惨劇を見て書かれたという、神聖な響きを持った幻想的な曲。簡単な歌詞なので聴いていると涙が出そうになる。この曲ではFIONA MACKENZIEがゲスト参加し、ゲール語でも歌う。ラストの1曲のみトラッドだが、それ以外は全て自作曲で、どの曲も良く才能を感じさせる。非常に優美なアルバム。3面開き紙ジャケット仕様。自主盤。 UK
BS-10782 INDREK PATTE / Celebration CD \2500
 ジェネシス、イエス、ジェントル・ジャイアント、さらにはニール・モーズにも影響を受けたというシンガーでありキーボーディストが約10人のミュージシャンの参加を得てリリースしたシンフォニック・ロック2011年作。彼はエストニア伝説のプログレ・バンド、RUJAでも一時的なヴォーカルを務め、本作でもRUJA歴のギタリストがプレイ。メロディックな曲調を主体に、ヴァイオリンやフルートもフィーチャーし、クラシカルな優雅さも纏い、ドラマチックな泣きと華麗なインストが織り成すシンフォ・ファン必聴作となっている。ファース・オブ・フィフスを思わせる1曲目から侍祭の旅を思わせるラストまで、これは驚き! デジパック。 ESTONIA
BS-10779 VIA LACTEA / Same CD \2500
 30周年記念限定盤。最も早い時期から日本で紹介された元祖南米プログレと言えるCHAC MOOLのキーボーディストCARLOS ALVARADOが中心となったエレクトロ&アンビエントなシンセ・ミュージック。CHAC MOOLのバンドメイト、JORGE REYESがフルートで、そして、ARTURO MEZAや、女性ヴォーカリストらも加わり、宇宙へと想いを馳せたヨーロッパのコズミック系とは全く異なる、ケツァルコアトル神や月のピラミッドなどに残された、古代人の宇宙観を感じさせる、メキシコの民俗的なアイデンティティを織り込んだ秘境系サウンド。80年作。紙ジャケット仕様。 MEXICO
BS-10739 CAJA DE PANDORA / Same CD \2500
 再入荷。廃盤時代からコレクターズ・アイテムとして知られた82年唯一作。当時、変哲も無い白いジャケットを見開くと両面に描かれた、パンドラの箱をテーマにした絵に魅了された方も多いはず。サウンドの方もそのインパクトに負けず劣らず、随所に細やかなキーボード・アレンジを施したシンフォニック・プログレと、テクニカルなジャズ・ロックをミックスした、緻密でクオリティの高いインスト作品となっている。ボーナス・トラック5曲は、クラシックの曲をモチーフにしたTHE CAVE OF THE KING OF THE MOUNTAIN等の、82年に録音されたアルバム未収録3曲と、新たに82年のライヴ音源2曲を新規追加収録した2011年版。 MEXICO
BS-10738 DELIRIUM / First CD \2500
 再入荷。85年に唯一作であるDELIRIUMを残した短命バンド。本作は、かつて「EL TEATRO DEL DELIRIO」というタイトルで97年にCD化された、デビュー・アルバムの2年前の83年に録音されていた未発表作品。キーボード主体の5人編成によるシンフォ・プログレで、きめ細やかなアレンジを施したシンセをフィーチャーし、ラテンならではの情熱3連系でこれでもかと音がせめぎ合う。スペイン語のヴォーカルが入る曲も含むがインスト中心のサウンドで、同メキシコのICONOCLASTAをイメージさせる部分も持つ。ドラマーはICONOCLASTAにも参加。アートワークも新たな2011年再発盤。 MEXICO
BS-10778 INDRA ARYADI / Duniaku CD \2500
 ヴァイオリンや女性ヴォーカルをフィーチャーし、エキゾチックなプログレッシヴ・ジャズ・ロックを聴かせる若手ギタリストの2011年作。マハヴィシュヌやパット・メセニーに影響を受けたと語っており、哀愁の旋律が変拍子でスリリングに乱舞する10曲目は珠玉の名作だろう。アルバム全体としてはロマンチックなアコギも織り込んだフュージョン・タッチでDISCUSのようなスタイルではないが、スリン、ゲンダンなどご当地楽器も交え、またSIMAK DIALOGのTOHPATIがアレンジを一部受け持ち、トリオ作RIOTのベーシスト、INDRO HARDJODIKOROも参加。シンフォ色もあり、叙情美や泣きも効いたイネファン必聴作。特殊加工が施された豪華デジパック。 INDONESIA
BS-10776 ARC ANGEL / Same CD \2200
 CANNATAの前身バンドの83年デビュー作。エイジアのサウンドをアメリカで染めたような典型的なハード・シンフォで、キャッチーなポップさが全開。ハイトーンのヴォーカルや華麗なコーラスを武器に、派手なポリシンセとメロディックなギターを配し、磨かれた美しいメロディーを聴かせる好盤だ。今誰かがカヴァーすれば大ヒットしそうな曲がいくつかあり、売れることにこだわった商業ロックだが、ブレがなく、第2のスターキャッスルを目指したZOLDAR & CLARK(JASPER WRATH)を経て改名。起死回生の会心作。クリムゾン宮殿のボーナス入り。2011年リマスターCDR盤。 USA
BS-10775 ANGE / Les 50 Plus Belles Chansons 3CD \3800
 ユニヴァーサル・フランスからリリースされた「最も美しい50の歌」と題された3枚組ベスト盤。年代を追って編集されており、ディスク1は、アルバム以前にリリースされた未収2ndシングル「TOUT FEU、TOUT FLAMME 」と、未収3rdシングル「LE VIEUX DE LA MONTAGNE」も含む、デビュー作から76年の名作「PAR LES FILS DE MANDRIN」までの初期黄金期の19曲を収録。ディスク2は、78年の「GUET-APENS」から81年の「MOTEUR!」までの中期の14曲、そしてディスク3は、82年の「LA GARE DE TROYES」から、92年の「LES LARMES DU DALAI LAMA」までの16曲に加えて、ラストはアンジュのライヴでは欠かせないCES GENS-LAの95年のライヴ音源を収録。特にリマスターのクレジットはありませんが、音質は向上しているように感じます。4面開きデジパック仕様。2011年リリース。 FRANCE
BS-10774 AMBEON / Fate Of A Dreamer - Expanded Edition 2CD \2300
 2011年リマスター&完全版! MAGENTA、THE REASONINGファンにおすすめの、今の女性ヴォーカル・シンフォ・バンドの先駆けとも言える注目盤。AYREONのアイデア・マンARJEN LUCASSENが、当時14歳の美声女性ヴォーカリストを迎えてリリースし話題を集めた2001年の唯一作「FATE OF A DREAMER」からアルバム全曲と、シングルから3曲、当時の未発ライヴ音源14曲をコンプリートに収録した2枚組。泣きを含んだギターもフィーチャーしたドラマチックなシンフォニック・ロックを展開し、曲によりイリアンパイプやフィドルも加えたケルト色もあり。現在活動中のバンドと比べても遜色の無い出来だ。ゲストでLANA LANE(バッキング・ヴォーカル)、ERIK NORLANDERら参加。ライヴは、チェロ、フルート、アコギと女性ヴォーカルによる、クラシカルなアレンジも美しい絶品のアコースティック・ライヴ。3面開きデジパック仕様。 HOLLAND
BS-10773 GWENNYN / Kan An Tevenn CD \2300
 ALAN STIVELLに見出されて06年にデビューを果たしたブルターニュのケルト女性ヴォーカリスト。洗練され大きく飛躍を遂げた2011年新作3rd。イリアンパイプやホイッスルをダイナミックに導入したブルターニュ・ケルトならではの爽やかな海風が吹き抜ける軽快なポップ・ロックや、幻想的なシンセ、ヴァイオリンを加えた、しっとりとした叙情が芳香を放つメロディアスな曲など、ブルターニュ(ブルトン)語&フランス語で歌われる全11曲。自作&PATRICE MARZINとの共作を中心に、GERARD MANSETの詞も含む。3面開きデジパック仕様。 FRANCE
BS-10770 EDEN'S BRIDGE / Fading Light CD \1800
 四季をテーマにした4部作の最終章が遂に完成! IONAファンにも人気のWORSHIP系ケルティック・ロック・バンドの2011年新作。オリジナルのオータム・ソングを6曲(約30分)収録。前作同様、イリアンパイプ奏者が加わり、コンテンポラリーかつ、よりシンフォニックなタッチで聴かせる。メロディが非常に美しく、最終章に相応しい魂のこもった力作。ジョアンヌ・ホッグ・タイプの透明感のある美声女性ヴォーカリストSARAH LACY、元IONAのTERL BRYANTも在籍する5人編成のバンド。かなり凝った変型ジャケット&カレンダー・カード(10、11、12月)付き。ナンバーリング入り。自主限定盤。 UK
BS-10767 PUBLIC FOOT THE ROMAN / Same CD \2500
 ウィッシュボーン・アッシュのプロデューサーに見出され、73年にSOVEREIGNからリリースされた彼らの唯一作。硬質ながらもメロディアスなツイン・ギターと英国然としたヴォーカルはたしかにウィッシュボーンを感じさせるも、キレのあるハモンドがプログレッシヴな立ち位置をキープ。巧みなドラムが押し上げることによって、パートによってはピーター・バンクスとトニー・ケイの絡みを思わせるテクニカルさもあり、同レーベルのフラッシュに似たところも。2曲目やラストなどプログレ・ファンにもっと評価されるべき。 UK
BS-10765 AISTE SMILGEVICIUTE & SKYLE / Stelmuze CD \2980
 20年近く活動しているコンテンポラリー・フォーク・バンドの2010年作。美声の女性ヴォーカリストのAISTEをメインに、男性ヴォーカルとコーラス隊を交え、よくコルモランがやっているような歴史コンセプト物となっている。ギター、アコーディオン、シンセ、カンテレ、リズム・セクションらにヴァイオリン、チェロ、ヴィオラもオケ風に加え、バルト特有の冷たい空気を生み出し、エキゾチックな陰影を描きながら進行していく。深いスピリチュアルを感じさせるも、時折ライトなノリを見せるのが特徴だ。3面開きデジパック。 LITHUANIA
CUL-5004 GERARD / Visionary Dream CD \2500
 「ジェラルド / ヴィジョナリー・ドリーム」 初期のジェラルドの曲を現在のメンバーでリメイクした2011年新作。元サーベルタイガー&現アークストームのヴォーカリストを正式メンバーに加えた新生ジェラルドの第2弾。1st「ジェラルド」、2nd「虚実の城」、3rd「アイロニー・オブ・フェイト」からの曲を、ハード・プログレッシヴ・サウンドでセルフ・カヴァー。収録曲は、VISIONARY DREAM / DON'T LEAVE ME NOW / IRONY OF FATE / HOPELESS BLUE STAR / WALL / MY HEART TO THE PAST / PRELUDE の全7曲。 国内盤
BS-10764 EYE 2 EYE / The Wish CD \2500
 ヴァイオリンの物悲しいセレナーデから荘厳なパイプ・オルガンが鳴り響く感動的なオープニング。シンフォニック・プログレとはなんたるかを描いている2011年作3rd。最近のバンドは演奏ばかり上手く、夢とか幻想とかそういったヨーロッパ的な雰囲気を作り出せない輩が多いが、本バンドは泣きのメロディーや文学的な展開を踏まえた上で、メロトロン系で幻惑しながらフレンチ・シンフォ独特のミスティなワールドを最大限に膨らませている。オスカー・ワイルドのドリアン・グレイの肖像のテーマに恥じない、デカダンな媚薬と美への執着が閉じ込めたれたドラマチック作。 FRANCE
BS-10763 EYE 2 EYE / After All... CD \2500
 新作に伴い再入荷。09年作2nd。メロトロンの音色も配し、ギターはやや細い線で泣き、ヴォーカルは英語で紳士的に歌い込む。マリリオンに隠れて、キャメルも見えるのでオランダのバンドにも近いが、甘美さは湿った霧を纏いフランスの芳香を感じさせてくれる。このロマンチックさの違いはワインのテロワールと同じだ。ヴァイオリンを交え、きらきらと美旋律が舞い上がっていく4曲目あたりで本作の良さがさらに染み込んで来るが、ラストの2曲はもう泣き泣きの名曲で、特に7曲目は最高。タイ・フォン張りの美の化身だ。 FRANCE
BS-10762 EYE 2 EYE / One In Every Crowd CD \2500
 新作に伴い再入荷。99年に自主盤でアルバムを1枚残したADNのキーボード奏者とドラムスが、新メンバーを加えてリリースした06年1st。マリリオンやフロイドに影響されたという彼ら。歌詞は英語ながら、泣きを含んだ湿った空気に覆われていくような、フランス然としたリリカルな叙情派シンフォを聴かせる。メロトロン系などキーボードを効果的に導入し、哀愁と翳りに包まれたサウンドにギターもメリハリを付けている。大作指向の曲が並び、16分を越えるラストの曲ではヴァイオリンも導入。 FRANCE
BS-10761 NINE BOOKS / Same CD \2500
 キーボーディストでありパワフルなドラム(CARPATHIA PROJECTではドラマーとして参加)もこなせるマルチ・ミュージシャンとギタリストのデュオ・プロジェクト2011年作。4〜5人編成で演奏されているような音の厚みとグルーヴ感があり、キャッチーな英語ヴォーカルのハード・プログレから、ハンガリー語で歌われるスラヴ色を秘めたメロディアスな曲まで音楽性は広く、ハープシコードやオルガンでクラシカルに聴かせるバロック調に構築された曲ではイタリアン・ロックやリック・ヴァン・ダー・リンデンを思わせるところも。 HUNGARY
BS-10760 JOHN LEES' BARCLAY JAMES HARVEST / High Voltage Festival - Recorded Live July 23rd 2011 CD+CD-ROM \2500
 2011年7月23日にロンドンのヴィクトリア・パークで行われたロック・フェス「HIGH VOLTAGE FESTIVAL」のオフィシャル・ライヴCD。ほとんどがEMI時代の最初の3枚から選曲されていて、初期のトレードマークであったメロトロン(メモトロン)も大々的にフィーチャー。BALL AND CHAIN、SONG FOR DYINGといったライヴ初収録となる曲も含み、また、40年以上という長い歴史の中でもTAKING SOME TIME ONはライヴ初演奏。雰囲気的には最近の彼らのライヴよりもむしろ74年に2枚組でリリースされたライヴ・アルバムを思い出させる。全12曲。約75分。ボーナスCD−ROMには、バンドのインタビュー映像、フォト・ギャラリー多数、フェスの様子を伝えるバックステージ映像(各バンド共通)等を収録。<収録曲> Nova Lepidoptera / Poor Wages / She Said / Galadriel / Ball And Chain / Mockingbird / Taking Some Time On / Medicine Man / Song For Dying / The Poet / After The Day / Hymn 3面開きデジパック仕様。 UK
BS-10759 MOSTLY AUTUMN / High Voltage Festival - Recorded Live July 24th 2011 CD+CD-ROM \2300
 2011年7月24日にロンドンのヴィクトリア・パークで行われたロック・フェス「HIGH VOLTAGE FESTIVAL」のオフィシャル・ライヴCD。新たなリード女性ヴォーカリストのOLIVIA SPARNENNが情感豊かに歌うEVERGREEN、名曲HEROES NEVER DIEなど、ライヴでもお馴染みの、厳選されたこの1曲!と言えるバンドの代表曲が並ぶ全6曲。ポテンシャルの高い熱のこもった演奏が聴ける。約46分。ボーナスCD−ROMには、バンドのインタビュー映像、フォト・ギャラリー多数、フェスの様子を伝えるバックステージ映像(各バンド共通)等を収録。<CD収録曲> Distant Train / Answer The Question / Evergreen / Deep In Borrowdale / Questioning Eyes / Heroes Never Die 3面開きデジパック仕様。 UK
BS-10758 SPOCK'S BEARD / High Voltage Festival - Recorded Live July 24th 2011 CD+CD-ROM \2300
 2011年7月24日にロンドンのヴィクトリア・パークで行われたロック・フェス「HIGH VOLTAGE FESTIVAL」のオフィシャル・ライヴCD。NICK D'VIRGILIOが抜けて、ヴォーカルにex.ENCHANTのTED LEONARD、実力派ドラマーのJIMMY KEEGANが加わった5人編成でのライヴ。スペシャル・ゲストとして後半でニール・モーズが参加し会場を湧かせたTHE LIGHTと、JUNEもファン必聴! 流石の安定したテクニックで聴かせる全5曲。約50分。ボーナスCD−ROMには、バンドのインタビュー映像、フォト・ギャラリー多数、フェスの様子を伝えるバックステージ映像(各バンド共通)等を収録。<CD収録曲> On a Perfect Day / The Doorway / The Emperors Clothes / The Light / June 3面開きデジパック仕様。 USA
BS-10756 MELISSA COX / Harmonious Maladies CD \2300
 トーリ・エイモスやビヨークから影響を受けたと語る女性ヴォーカリスト。ケルト・フォーク・バンドMYTHICAのメンバーとして活動していた彼女の2011年ソロ・アルバム。2つの相反するもの、平和と戦争、善と悪、愛と憎しみ、生と死などをテーマにしたコンセプト・アルバム。サウンドは、ポップスを貴重に、ロック、ケルト、フォークなどを織り交ぜたもので、彼女の弾くアコ&エレクトリック・ギター、キーボード、ピアノの他、ドラムス、ヴァイオリン、フィドル、チェロ、ハンマーダルシマー等を加え多彩に聴かせる。特に、5、9、11曲目のバラード系が良い。デジパック仕様。自主盤。 USA
BS-10757 KARFAGEN / Lost Symphony CD \2200
 管弦楽を配し、リリカルなシリアスさとクラシカルな優雅さが織り交ざる2011年作。いつもの複雑ながらも叙情を絶やさないシンフォニック・ロックに、今回はジャズ・ロックも混ざった幅広い音楽性を見せているが、本作はタイトル通り、1stアルバム以前を含む過去に書かれた曲やアイデアを完成させた長尺曲を中心に小曲を加えたもので、HISTORICAL KARFAGENと呼べるものらしい。なので、欧米シンフォに感化されてしまった近年作よりも、ウクライナという地域色を持っており、ルーツが浮き出ていて興味深い。デジパック。 UKRAINE
BS-10754 DAFNIA / La Ruta Olvidada CD \2500
 AMAROKの主要メンバーがリリースした2011年プロジェクト作。プログレ好きで知られるリーダーのROBERT SANTAMARIAに、長年いっしょに活動してきた女性ヴォーカリストのMARTA SEGURAが加わり、ジャズ系のベーシストとプロオケの仕事をしているヴァイオリニストらの4人によるアコースティック・ユニットだ。オリジナル曲の他に、ブルガリア、セルビア、トルコ、アルバニアといった地方のトラッドをアレンジ。ブズーキ系などアラビックな民俗色も濃く、でも、普通ならフィドルが取るパートをシンセで弾き、メロトロンが埋め、ゲスト・フルートが瞬時にキャメル化という、耳を疑うパートも混在。ラストはMARIA DEL MAR BONETの曲。地中海音楽ファン必聴。 SPAIN
BS-10751 LAYRA / Chiaro Scuro CD \2500
 2011年作2ndのCRONOが好評を呼んだシンフォ・バンドの08年デビュー作。次作に比べるとハードさを抑えたファンタジックな香りが流れるサウンドで、伊語で切々と歌われるヴォーカル、甘いトーンで背景を埋めるシンセ、ヨーロッパ的な泣きを見せるギター、張りのあるリズム・セクションなどバランスが良く、彼らの特徴であるリリカルなピアノがアクセントとなり光っている。テクニカルなインスト部を持つ後半の曲作りも良く、引いたパートの叙情性を残しながら一気にクライマックスへ駆け上がっていく。自主盤CDR。 ITALY
BS-10750 PHOENIX AGAIN / Three Four CD \2500
 水彩画のような叙情性を見せるインスト・シンフォ・バンドの2010年作。キャメルやハケットを例に出したいのをぐっと抑えて、北欧のケルス・ピンクあたりを浮かべるも、落ち着かないソロ回しや、時折り激しくなるリズム・パターンは、やはりイタリアである。シンセや甘美なギターに、フルート、12弦とくれば、もう約束通りで、5曲目で感涙。ジャン・ピエール・アラルサンという声も囁かれる中、これほどのピュアーなギターは久々。ただ、アルバムとしては音楽性が散乱してしまうが、理由があり、実際の活動期は80年代〜90年代で、メンバーの死をきっかけに再編され、これがデビュー作となる。自主盤。 ITALY
BS-10749 RAVEN SAD / Layers Of Stratosphere CD \2500
 スティーヴ・ロザリー、アンディ・ラティマーといったスタイルのギターで聴かせる泣きのシンフォ・バンドへキャラチェンした2011年作3rd。前2作はどちらかと言うと音響派だったが、ギルモア風の男性ヴォーカルと女性ヴォーカルやアコギ、サックスも織り交ぜ、ピンク・フロイドも感じさせながら、メロトロンやアープ系の切ないシンセをフィーチャーし、ハートフルな展開を見せていく。遠くで鳴っているキーボードの遠近感が幻想的で、ロマンチックな夜空が浮かび上がり、バンドのルーツを垣間見るが、ラストまで主役を取るギターが効いた作品だ。 ITALY
BS-10748 DORIS NORTON / Raptus CD \2700
 初CD化。ANTONIUS REXの女性キーボーディストがDURIUMレーベルから81年にリリースした3作目。懐かしのMC-4によるシーケンス・パターンをバックに、手弾きシンセソロが繰り広げられるエレクトリック物ながら、ギターはJACULAでも知られる旦那のANTONIO BARTOCCETTIで、彼が切り込むギターシンセがサイケデリックさを生み、また、生ドラマーにアトミック・ニュー・トロルスのTULLIO DE PISCOPOを起用し、一般的なシンセ・ミュージックで終わっていないのがミソ。当時のプロモクリップのボーナス入り。ニュー・ウェイヴな彼女のヴォーカルも見もの。3面開きマジパック限定盤。 ITALY
BS-10746 METAMORFOSI / Paradiso CD \2500
 待望の再プレス。当時3作目として作曲されながらもリリースされず、04年に新作としてようやく完成した作品。30年の時は経ているもののドラマは確かに続いており、宗教色が濃いイタリアならではのヘヴィ・シンフォとなっている。ダヴィデのオペラチックな歌唱法と無数のキーボードが飛び交うシンフォニック・ロックが繰り広げられ、クライマックスへ向けて感動的な場面がこれでもかと現れる渾身の力作だ。現在バンドはダンテ神曲3部作の完結を目指しており、73年のインフェルノ(地獄篇)、本作パラディソ(天国篇)の間に位置する第2部のプルガトリオ(煉獄篇)のリリースを計画している。 ITALY
BS-10742 HIPGNOSIS / Relusion CD \2500
 可憐な女性ヴォーカルをフィーチャーしたスペーシィな個性派シンフォニック・ロック・バンドのEPやライヴ盤を経ての2作目となる2011年スタジオ・アルバム。サイケやアシッド色も持ったサウンドだが、ネオ・クラシカルなカラーが特徴で、メロトロン系の広大な響き、オルガンやピアノ、エディ・ジョブソンを思わせるシンセらにシーケンス・パターンやヘヴィなギターを絡め、幻想的な叙情性を帯びながら流れるような展開を見せる。曲によっては女性ポップの斬新なスタイルとしても聴けるのがミソ。イラストがファンタジックなポスター型インサート付き4面開きデジパック自主盤。 POLAND
BS-10737 LODGIC / Nomadic Sands CD \2300
 イエス、CIRCA:、YOSO等で知られるベーシスト(&ヴォーカル)のBILLY SHERWOOD (WILLIAM SHERWOOD)が在籍したバンドの85年デビュー作。2011年デジタル・リマスターでオフィシャルCD化。CIRCA:の前任ギタリスト&ヴォーカルのJIMMY HAUN、CONSPIRACY等にも参加したキーボーディストGUY ALLISON STEINERらによる5人編成。TOTOのDAVID PAICH、STEVE PORCAROらがプロデュースを手掛け、TOTOを思い起こさせるようなキャッチーなアメリカン・ロック・サウンドに、メンバーが持ち込んだプログレッシヴ・スタイルのアレンジが光る。ジョン・ウェットンの最新作を思わせるところも。この手のファンの間で注目されてきたアルバム。 USA
BS-10736 EMILIE SIMON / Franky Knight - Deluxe Edition CD \2800
 3面開き紙ジャケット仕様&ポスター封入のデラックス・エディション。人気のフレンチ女性ヴォーカリストの2年振りとなる2011年新作4thアルバムは、2年前にインフルエンザで亡くなった彼女の恋人、FRANCOIS CHEVALLIER (FRANKY KNIGHT) に捧げられたというアルバム。レトロなピアノのメロディを用いたセピアなファンタジック性と、クールなエレクトロニック感覚を織り交ぜたサウンドに、ケイト・ブッシュをイメージさせるような抑揚のある美声ヴォーカルで聴かせる。12月末公開の映画「LA DELICATESSE」に提供された曲も含む全10曲。英語&フランス語。 FRANCE
BS-10734 MYLENE FARMER / Best Of 2001-2011 CD \2800
 エンボス加工&キャンバス地の3面開き紙ジャケット仕様。2011年リリースの最新ベスト盤。未発表曲2曲(DU TEMPS、SOIS MOI-BE ME)も収録した全17曲。当時センセーショナルに話題を呼んだFUCK THEM ALL、超ドラマチック・シンフォのAVANT QUE L'OMBRE など、2001年以降の代表曲が並ぶ。コアなファンだけでなく、入門編としてもおすすめ! FRANCE
BS-10732 STEELEYE SPAN / Now We Are Six Again 2CD \2300
 2011年スプリング・ツアーの演奏を収録した2枚組ライヴ。ディスク1は、74年のアルバム「NOW WE ARE SIX」の曲をオリジナルに近いアレンジで全曲再現し、また、ディスク2は、バンドの代表曲&人気曲のライヴ演奏を11曲収録。メンバーは、MADDY PRIOR(ヴォーカル)、PETER KNIGHT(ヴァイオリン/キーボード/ヴォーカル)、RICK KEMP(ベース/ヴォーカル)、LIAM GENOCKEY(ドラムス)、JULIAN LITTMAN(エレクトリック・ギター/ヴォーカル)、PETER ZORN(アコースティック・ギター/マンドリン/ヴォーカル/サックス)の6人。アルバムのラストにも収録されたロックン・ロールのカヴァーは、当時ライヴで好んで演奏されていたとのこと。ディスク2のラストの、GAUDETEでは未だに寸分の狂いも無い完璧なコーラス・ワークに脱帽。 UK
BS-10730 KISS FERENC / A Halalba Tancoltatott Leany CD \2700
 コリンダのオリジナル・メンバーで、現在はサントラなど数多くのコラボ作品も手掛けるマルチなミュージシャンの2011年サウンド・トラック作。BOGNAR SZILVIAら女性ヴォーカリストも参加しており、ツィンバロムやカヴァルといった民俗楽器の他に、サックス、クラリネット、リュート、クルムホルン、シンセ、ダルシマー、フィドル、そしてリズム・セクションも配し、スラヴ・トラッドに曲によってはチェンバー・ロックが融合したかのような彼らしいサウンドを展開。異国情緒と大衆性が織り交ざった力作となっている。デジパック。 HUNGARY
BS-10728 ARZ / Turn Of The Tide CD \2200
 イエス・トリビュート・バンドから派生した強力ユニットで、イエス、ジェスロ・タル、ラッシュ、E.L.&P.をミックスしたような隙の無い超密ハイブリッド型。もともとギタリストがマルチ録音でARZとして4作リリースしており、本作は初のドラマーを迎え制作され、グルーヴ感のある壮大で圧倒的なシンフォに生まれ変わった。トータル75分超えというヴォリームも凄いが、けたたましく重厚に鳴り続けるキーボードやギターのパワーに洗脳されてしまう。アメリカ産らしいアドヴェンチャー・ワールドが炸裂の2011年作。デジパック。 USA
BS-10727 ROCKFOUR / Haolam Hamufla CD \2500
 イスラエルのムーディー・ブルースと言われる彼らの2010年作。メロトロンやシンセに加え、ストリングスやブラスなどオーケストラをフィーチャーしており、英国調のポップな(ヴォーカルはヘブライ語)ノリにサイケ色を塗り込み、時はプログレがすぐそこまで来た60年代後半のサウンドを作り出しているが、スタジオ・テクノロジーをパレットのように使い、単なるヴィンテージ派ではない凝りに凝った作りが所狭しと並び、エキゾチックな荘厳さまで見せている。本作で8作目となるが過去最高作。シンフォ・ファンも驚きの必聴! ISRAEL
BS-10726 TAMMY FEDERMAN / Same CD \2500
 クラシカルな趣がファンタジックに流れる女性ヴォーカリストの2011年作。バスクのOLATZ ZUGASTIにも似た歌声で、アコギやハープに軽めのリズム・セクションが加わり、ヴァイオリン、チェロ、コンバスらの室内楽的なストリングスが美しく響く。ただそれがイタリアのようにアーティスティックになるのではなく、すべてをまろやかに優しく包んでいく。この淡い真綿のような感覚はイスラエルならではで、哀愁さえ心地よく思えてしまう。アコースティックな夢見気分。ヘブライ語。デジパック。 ISRAEL
BS-10720 ARENA / The Seventh Degree Of Separation - Special Edition CD+DVD(NTSC) \2200
 ボーナスDVD付き、3面開きデジパック仕様のスペシャル・エディション。新たなヴォーカリストを加えリリースされた6年振りとなる2011年新作。CLIVE NOLANを筆頭に、JOHN MITCHELL、JOHN JOWITT、MICK POINTERら、今や、イット・バイツ、マリリオン、ペンドラゴン、といったバンドにも在籍するメンバーで構成され、安定したテクニックで聴かせる。「人の最期から死の始まりまでの行路」をテーマにした、ストーリー・コンセプト・アルバムとなっているが、必要以上に重くなることなく、キャッチーに、シンフォニックと展開していく。また、4曲目では優美なギターをフィーチャーし、ハケットを連想させるような曲調も。DVDは、約50分のメイキング映像。 UK
BS-10719 THE PSYCHEDELIC ENSEMBLE / The Dream Of The Magic Jongleur CD \2200
 70年代には誰しも知るアーティスト達と共演してきたマルチ奏者だと語る、シークレット・ミュージシャンによるシンフォニック・ロック2011年作3rd。イエスを思わせる壮大なドラマチックさに、変拍子が乱れ飛ぶハッピー・ザ・マン系がミックスされたアメリカらしいサウンドに固まり、ドラムは打ち込みっぽいが、そのテクニカルさは凄まじい。そこへジェントル・ジャイアント風コーラスが絡む。ヴァイオリンやリコーダーによるクラシカルさもあり、パイプ・オルガンも響き渡り、ラストはロスト・ワールドを忘れさせるほど。自主盤CDR。 USA
BS-10716 IN THE LABYRINTH / One Trail To Heaven CD \2500
 メロトロンも配し北欧然としたドリーミィな夢想プログレを聴かせる彼らの6曲の未発を含む13曲入りコンピレーション2011年盤。3枚のアルバムをリリースしているが廃盤になっている初期作からも4曲収録されており、未聴の方にはうってつけの好盤となっている。フルート、アコギ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、サズ、シタール、ヴァイオリン、キーボード、パーカッションらが溶け合う神秘的でエキゾチックなサウンドで、中世色もあり、PAR LINDH & BJORN JOHANSSONにも通じる。ムーディ・ブルースのカヴァー入り。3面開きデジパック。 SWEDEN
BS-10718 RAGNHEIDUR GRONDAL (RAGGA GRONDAL) / Astrocat Lullaby CD \2850
 アイスランドの美声女性ヴォーカリストの2011年新作。前作同様、フエローのEIVOR PALSDOTTIRの影響を感じさせるアーティスティックなサウンドで聴かせるが、本作では全曲自作曲で占められ、英語で歌われている。サリー・オールドフィールドのWATER BEARERをイメージさせるようなオーガニックなアコースティカルさと、ケイト・ブッシュを連想させるような洗練されたエレクトリック・サウンドが程よくミックスされている。といっても、彼女のピアノ&キーボードの他、アイスランドのミュージシャンで固められ、英米のサウンドとは明らかに違うクリアーな空気が流れ込んでくる。ボーナス・トラック2曲追加。見開き紙ジャケット仕様。自主盤。 ICELAND
BS-10715 NUCLEUS TORN / Golden Age CD \2500
 詩情と闇が広がる2011年作4th。メロウな女性ヴォーカルをフィーチャーし、オーボエ、フルート、ヴァイオリン、チェロをクラシカルに絡め、ピアノや12弦のアコースティック色で幽幻に聴かせる前半を経て、ヘヴィなギターが唸りハモンドやメロトロンも導入した後半へ展開していく。アンソニー・フィリップスやアイランズ期のクリムゾンを思わせる詩情、愁いのあるロマンチックさ、霧が立ち込める森を彷徨うかのイメージらは深化し、中世のミステリアスさも秘めたチェンバー・シンフォニック・ロックとでも呼べるサウンドを確立。3面開き変型紙ジャケット限定盤。 SWITZERLAND
BS-10714 THE REASONING / Live In The USA - The Bottle Of Gettysburg CD \2200
 MAGENTA、MOSTLY AUTUMNと並ぶ英国女性ヴォーカル・シンフォの3美神と言われる彼らの、2011年5月にアメリカで行われた初のフル・ライヴを収録。元KARNATAKAの美声女性ヴォーカリスト、レイチェルの絶品ヴォーカルをフィーチャーした5人編成で、ポテンシャルの高い演奏を聴かせる。07年にデビュー・アルバムをリリースし、08年、2010年と、3枚のアルバムを残しているが、そこから選曲されたベスト盤的な全12曲。HIGH VOLTAGE FESTIVALのDVDを除くと、バンド初のライヴCDとなり、ハードに、シンフォニックに、叙情的にと、光と影のコントラストを映し出していく。ジャケットのアートワークはマリリオンやフィッシュも手掛けたMARK WILKINSON。自主盤。 UK
BS-10713 ANDERSON-WAKEMAN / The Living Tree - In Concert Part One CD \1980
 イエスの「AND YOU AND I」、「LONG DISTANCE」、「TIME AND A WORD」、「SOUTHSIDE OF THE SKY」、ABWHの「THE MEETING」も演奏し会場を湧かせるライヴ盤。2010年の英国ツアーからのハイライトを収録した全12曲。昨年リリースされた初のコラボ作品「THE LIVING TREE」からの曲を中心に、リック・ウェイクマンの流麗なピアノ、クラシカルなフレーズと小技が効いたキーボード・プレイと、ジョン・アンダーソンのヴォーカルで、リリカルに聴かせる。「TIME AND A WORD」にビートルズのSHE LOVES YOU を織り交ぜたりと遊び心のあるアレンジもライヴならでは。2011年リリース作。 UK
BS-10709 FRANCO BATTIATO / Telesio CD \2800
 中世の哲学者をテーマにした2011年作。87年にリリースされたGENESIから数えると4作目となるオペラ作。3Dホログラムを使った舞台演劇の為の作品で、クラシカルながらもバッティアートならではの雰囲気が充満し、バッティアート自身もヴォーカルを取り、セルビア人の女性ヴォーカリストや、あのJURI CAMISASCAもキャスティングされている。ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラとロンドン・バロック・コーラスをフィーチャーし、ルネッサンスの優雅さに包まれるも、突如、ビートを刻むピアノや意表を付くカットイン、ストリングスと同化しながらも音色に変化をもたらす絶妙のシンセ、おごそかなパイプ・オルガン、イタリアの凄さを改めて思い知らされる。もはや芸術。綴じ込み付きデジブック。 ITALY
BS-10707 MOOGG / Le Ore I Giorni Gli Anni CD \2500
 キャラヴァンらカンタベリー・ジャズ・ロックから強く影響を受けているバンドの、デモ盤を経ての2011年デビュー作。かのヴィンテージ・キーボードからグループ名を取った4人組で、テクニカルに繰り出されるリズム・セクションに乗り、シンセ、エレピ、ギターがソロを巧みに展開。コード進行やテンポのギヤチェンジなど、曲によっては正にといった感じだが、伊語で歌われるヴォーカルのメロウさはイタリアン・ロック特有のもので、少しアルティにも通じ、メロトロンを使った叙情味もあり、ラストではPFM系のシンフォニックなドラマチックさも見せる。 ITALY
BS-10705 VOS VOISINS / Same CD \2500
 71年にリリースされたケベックのバンドの唯一作。コレクター垂涎のアイテムが初CD化。のっけのヴォーカルで驚かされるが、3曲目など、リック・ヴァンダー・リンデンを思わせるクラシカルなハモンドをフィーチャーしたシンフォニックな曲展開を交え、5曲目では、イタリアン・プログレ張りにシンセが炸裂する屈折したハード・プログレを聴かせる。また一方で、リリカルなピアノをバックにしたフランス語のヴォーカルでバラードを歌う、ケベックらしい淡い叙情も持ち合わせている。ボーナス2曲は70年のアルバム未収シングル。尚、このジャケットは、当時アナログ盤で「HOLOCAUSTE A MONTREAL」として一旦リリースされたオリジナル・ジャケットで、ALLO POLICEというローカル新聞のロゴを無断使用したため回収され、すぐにレンガのビル・ジャケで「Same」タイトルで再リリースされた、といういわく付き。 CANADA
BS-10704 エヴリディーキ (ΕΥΡΥΔΙΚΗ) / ΟΝΕΙΡΕΥΟΜΑΙ ΑΚΟΜΑ... ΜΑΜΑ CD \2980
 ギリシャらしさが香るメロディックな内容となった2年振りの新作となる2011年作。バンドによるロックポップ色とヴァイオリンやアコーディオンを絡めたアコースティック色が混ざり、アコギやストリングスが美しい曲から力強い曲まで、全体に統一感のあるアレンジで聴かせる。あまり張り上げない歌い方が哀愁を呼び込み、女性らしさが出て、タイプが似てしまう中で個性を輝かせている。ドラマチックな展開もクリアーに感じさせてしまうエーゲ色も十分。ペギー・ジーナがゲスト参加。 GREECE
BS-10703 NOETRA / ...Resurgences D'Errances CD \2500
 2011年リリース作。76年〜85年までフランスで活動し、当時アルバムは残さなかったが、90年代に入ってその音源が発掘され注目を集めたフレンチ・ジャズ・ロック・バンド。今まで未発表音源集2枚と、83年の未発表ライヴ音源の計3枚が、CD化されてきたが、本作も78年から81年までの未発表ライヴ音源集となっている。ハットフィールド・アンド・ノース、ソフト・マシーンといったカンタベリーのバンド&シーンから受けた影響を、ヨーロピアンに消化させプレイする。ロック・アンサンブルに、木管楽器、ヴァイオリン、チェロ等を加え、ロック、ジャズ、チェンバー・ミュージックをミックスしたインテリジェンスなインスト・サウンドを聴かせ、フランスのTERPANDRE、CARPE DIEM辺りのバンドにも通じる。 FRANCE
BS-10702 JPP / Project One CD \2500
 カリブ海ハイチのプログレ・バンドの2011年デビュー作。ハイチ出身のジャズ系ドラマーJOEL、フランス人の女性キーボーディスト&スティック奏者PASCALE、メキシコ人のギタリストPONCHOがポルトー・プランスで結成したトリオ(JOEL-PASCALE-PONCHO)で、ヘヴィ・ロックから速弾きギターが唸るジャズ・ロックまでスタイルにとらわれない演奏を見せるが、ファンタジックなシンセが広がりアコギや女性スキャットが叙情美に染めていくインスト・ナンバーなど、独特のエキゾチックさがあり、場所は違えどインドネシアあたりに通じる郷愁を感じさせる。 HAITI
BS-10701 NEAL MORSE / Testimony Two - Live In Los Angeles 3CD+2DVD(NTSC) \3600
 2011年5月のライヴ映像を収録したDVD2枚とライヴ音源CD3枚の5枚組。今年リリースされた「TESTIMONY TWO」のワールド・ツアーから、ロスでのライヴを収録。マイク・ポートノイを含む2人の新メンバーを加えた8人編成で、エレクトリック・ヴァイオリン、エレクトリック・チェロも加えたドラマチックなシンフォ・プログレを展開。DVD1には、コンサート・パート1に加え、スポックス・ビアードにニール・モーズがゲスト参加したHIGH VOLTAGE FESTIVAL 2011のライヴ映像も追加収録。やはりグッとくる。他、フォト・ギャラリーも。DVD2は、コンサート・パート2と、約90分のツアー・ドキュメンタリーを収録。ライヴ本編は、「TESTIMONY TWO」から、パート6、7、8の組曲と、アルバム最後を飾った約30分のSEEDS OF GOLD、そして、「ONE」、「LIFE LINE」、「TSTIMONEY 1」からの曲も演奏した充実の3時間。5面開きデジパック仕様。 USA
BS-10696 GIANNA NANNINI / Io E Te Live CD+DVD(PAL) \2800
 すべてソールド・アウトとなった2011年のツアーからヴェローナでのコンサートを収録。彼女にとってライヴ・アルバムは約20年振りとなる。CDは新作、IO E TEをメインにした選曲9曲+新曲1曲(スタジオ録音)、DVDは70年代や80年代の曲も交えた22曲を収録。ウィル・マローン指揮によるオーケストラを配し、バンドによる彼女ならではのワイルドなロック色とオケが奏でる優雅なイタリア色をミックス。ステージには3つのスクリーンをセットし、常にボルテージが高いオーディエンスを前に、オープニングからラストまでパワフルに動き回る彼女。他を寄せ付けない熱唱に圧倒される。 ITALY
BS-10695 LORIE / Regarde-Moi - Edition Collector CD+DVD(PAL) \2800
 ボーナスDVD付きの限定2枚組コレクターズ・エディション。かつてはアリゼと肩を並べるロリータ・ポップで知られたロリーちゃんもすっかり美しく成長しました。オトナの魅力で迫る2011年新作6th。ダンス・ビート系のエレクトロ・サウンドの中にも生のストリングスをフィーチャーすることで、デジタル一辺倒になることなくヒューマンな部分も持ち合わせている。特に、オーケストレーションを取り入れたラストや、4曲目のピアノとストリングスをバックに切なく歌うバラードは絶品。ボーナスDVDには、官能的なダンスを披露する「DITA」のヴィデオ・クリップと、アルバム&プロモ・ヴィデオのメイキング・シーン等を収録。約30分。 FRANCE
BS-10693 LA SOUPE AUX TROLLS / Lai Lai Lai Oi CD \2200
 古城で知られるロワール地方で活動しているプログレッシヴ・フォーク・ロック・バンドの2011年デビュー作。美声女性ヴォーカリストを含む6人編成で、アコ&エレクトリック・ギター、ベース、ドラムス、ボーラン、ダルブッカ、クラリネット、リコーダー等に加え、アコーディオン、コーラス等のゲストも多数参加。「トロールのスープ」というバンド名は、まるでベジタブル・スープのように、ロック、フォーク、ファンクなどをごちゃ混ぜにしたサウンドを差しているそうで、彼らの紡ぎ出す、ジャンルに捕らわれないサウンドにぴったりくる。デジパック仕様。自主盤。 FRANCE
BS-10692 CHANDEEN / Blood Red Skies - Deluxe Edition CD \2200
 3面開きデジパック仕様のデラックス・エディション。2011年新作。08年にニュー・ヴォーカリストHARALD HOWYに代わってリリースされた3作目。彼女が曲作り、プロデュース、ミックスなど、全面的に手掛けた作品で、厳かなシンセやリリカルなピアノをバックに可愛らしい声でウォームハートに歌う。オーケストレーションを加えたシンフオォニックなタッチもあり、自身が語る、ブライアン・イーノやカルト映画からの影響も感じさせる。ドリーミィで耽美な美旋律ポップ・ロック。バンドの歴史は古く94年にデビューし、本作で通算12作目となる。英語。自主盤。 GERMANY
SCHE-2002 SCHEHERAZADE / The Original -Songs For Scheherazade- CD \3000
 「シェラザード / ジ・オリジナル〜ソング・フォー・シェラザード〜 」 ノヴェラの前身バンドであり伝説のハード・プログレ・バンドの2011年新作3rd。ノヴェラで発表された楽曲を中心に、シェラザードのオリジナル・ヴァージョンとして再録。魅惑劇収録の「名もなき夜のために」、「少年期〜時の崖」、「魅惑劇」、当時ピクチャー12インチでリリースされアルバム未収ながらもライヴで人気の高かった「怒りの矢を放て」、ノヴェラのレア盤として知られる限定12インチで発表された「特急列車」、そして、テルズ・シンフォニアとしてノヴェラ伝説に収録された「EVER FOREVER」(「ぜんまい仕掛けの地球」のフランス盤にボーナス収録・現在入手可能)などを収録。他、ハード・ロック路線のキル・ザ・キングを思わせる「涙の中へ」や、未発表3曲「THEME 1」、「THEME2」、「BEGINNING (RIMSKY-KORSAKOV /SHEHERAZADEより)」を含む全10曲。 国内盤
BS-10687 MELECHET / Under The Red Tree - Part One CD \2500
 06年にイスラエル初と言えるクラシカル・シンフォニック・ロックをオケ入りでリリースした彼らの2010年作2nd。シンセやギターを幻想的に配し、気だるく歌われるメランコリックなサウンドへ変化しており、ムーディな前半からダイナミックな後半へと展開していく。ヘブライ語の男性ヴォーカルの他に、愁いを歌う女性ヴォーカルもアクセントになり、叙情が物悲しさに染まる。ヴァイオリン、チェロといった隠し味も哀愁のポイントだ。デビュー作後、一旦は解散していたらしいが、メンバーを入れ替え3部作のパート1として本作をリリース。 ISRAEL
BS-10685 TRICANTROPUS / El Sueno De Arnsinoe CD \2500
 キャメル系のロマンチックなシンフォを聴かせる彼らの2011年作2nd。ゲスト女性ヴォーカルの1曲を除いてインストだが、本作ではスペイン特有の神秘的なファンタジックさが滲んでおり、ゆったりとした曲調に哀愁が心地よく溶け込んでいる。甘美なギターや切ないシンセ、リリカルなオーボエなど、作曲された泣きが美しく、その場限りでない演奏をアルバムとして残そうとするメンバー達の想いが伝わってくる。自分だけが独占出来る自然の光景、そんなイメージが浮かぶサウンドだ。インプロを抑え、よりメロディアスな気遣いを見せている。叙情の泉。 SPAIN
BS-7385 TRICANTROPUS / Recuerdos Del Futuro CD \2500
 再入荷。07年デビュー作。あのAZAHARのキーボーディストを含むマドリッドのバンドで、フルートや中世楽器のヴィオラ・ダ・ガンバもフィーチャーし、洗練されたクリアーなイメージが浮かぶ叙情派シンフォを聴かせる。スペイン色は無いものの、キャメル系のロマンチックな美しさと染み入る泣きが全体にあり、少しアップデイトされた現在系と、レトロなメロディアスさが溶け合う。ソロになるとテクニカルにダッシュし、ジャズ・ロックに成りかけるところはIMANあたりとも共通。インストだがトータルにまとまっており幻想感も映る。 SPAIN
BS-10684 ARENAL / Cabernet Sauvignon CD \2500
 チリらしい鋭角的なシンフォニック・ジャズ・ロックを聴かせる彼らの2011年作。キーボード、ギター、リズム・セクションに管楽器奏者を加えた5人編成のバンドで、インスト主体ながらもスペイン語のヴォーカルも入る。テクニカルだがメロディー重視の演奏で、テンポチェンジや曲想など展開を多く織り込み、アルバム後半ではアコギやピアノを多用したインテジジェンスな作風を見せる。泣きも効いており、ただ、タイトルはカベルネ・ソーヴィニヨンではなく、シャープなキレと鮮やかな口当たりのソーヴィニヨン・ブランのほうがサウンドに合っている。 CHILE
BS-10682 ANDY SEARS / Souvenir CD \2200
 現TWELFTH NIGHTのヴォーカリストの2011年ファースト・ソロ・デモ作品。今年、ライヴ会場で限定販売され好評だった、ボーナス・ヴィデオ (FIRST NEW DAY / SATELLITE - INSTRUMENTAL / INTERVIEWS ) 入りの自主盤。ハケット・バンドを連想させるようなTHE DRAGON INSIDE、オーケストレーションを加えたシンフォニックなタッチに哀愁が香るCARAPACE等の自作曲3曲に加え、TWELFTH NIGHTの、97年のSMILING GRIEFに収録されたTHIS CITYや、84年のART AND ILLUSIONに収録されたFIRST NEW DAYをライヴ(ピアノ・ヴァージョン)、THE CRAFT(インスト・ヴァージョン)で聴かせる。映像はライヴとPV。 UK
BS-10681D MANGROVE / More Or Less...An Acoustic Evening DVD(PAL) \2500
 今までライヴ盤を含めCD5作品をリリースしているオランダのシンフォニック・ロック・バンド。本作は、ライヴ3部作として計画されているDVDの第2弾で、今年リリースされた「LIVE BEYOND REALITY」に続く作品。バンクス・タイプのキーボードや、エモーショナルなギターをフィーチャーし、オランダらしいハートフルなヴォーカルを加えたドラマチックなサウンドに定評があるが、このライヴでは、グランド・ピアノ(&チェンバロの音色等を使用するシンセ)、アコースティック・ギター、アコースティック・ベース、ドラムスで構成され、バンドの1st〜4thまでのアルバムの曲を叙情的に聴かせる。ピーター・ガブリエルのHERE COMES THE FLOODもカヴァー。デジパック仕様。自主盤。 HOLLAND
BS-10679 DRUCKFARBEN / Same CD \2500
 イエスやジェントル・ジャイアントに影響を受けたテクニカル・シンフォ・バンドの2011年デビュー作。オルガンやシンセなどヴィンテージ色をキープしつつ、ホールズワースを彷彿させるギターが駆け抜け、ジャズ・ロックへも突入。メンバーはヴァイオリンもマルチにこなし、メジャーでも通用しそうなキャッチーなヴォーカル等、部分的にはカンサスあたりも思わせる、言わば大型サウンドの注目バンドだ。ライヴではCLOSE TO THE EDGEを演奏するなど、オーディエンスと共演するバンドをことごとく圧倒しているという。まさにそんな強靭な激テク合戦がガチに繰り広げられるインパクト炸裂の怪作。デジパック・自主盤。 CANADA
BS-10678 AFTER CRYING / Creatura CD \2200
 オープニングたった1秒で大傑作を予感させる、8年振りのスタジオ作となる2011年作。6人の気鋭メンバーと10人の管弦楽器奏者らが繰り広げる超絶スケールは、彼らの過去作を凝縮させ、発酵させ、何かDNA操作で進化をさせたような特異性を持ち、でも、クリムゾンを始めとする彼らがリスペクトするプログレッシヴ・ロックの純血統を豪快に見せ付け、オーケストラが襲い掛かる爆風の如き唸りから、ピアノやチェロ一本のクラシカルな単独ソロ、うっとりとさせれるロマンチックなホルンの調べなど、そのワイドさに驚嘆。正に天才集団! HUNGARY
BS-10674 ISABELLE BOULAY / Les Grands Espaces CD \2800
 彼女の写真が満載のデジブック仕様、ボーナス・トラック3曲を追加収録した限定盤。ケベック随一の美形女性ヴォーカリスト、2011年新作。一時期傾倒していたカントリー色を残しながらも、初期に戻ったような良質なポップスを聴かせる。フランス語と英語で歌われ、本作でもプロデュースを手掛けているBENJAMIN BIOLAYや、DOLLY PARTONとのデュエット曲もあり。少しハスキーでアダルトなヴォーカルに豊かな叙情風味がしっとりと溶け込む。 CANADA
BS-10671 PAIDARION / Behind The Curtains CD \2200
 女性ヴォーカルをフィーチャーし、サックスやフルートらの管楽器も加えたフィンランドらしい、シンフォ、ポップ、ジャズらが混ざった洒落たプログレッシヴなサウンドを聴かせる彼らの2011年作2nd。方向性が定まっていなかったデビュー作に比べると格段にプロダクションやバンドのグループ感がアップしており、英語で歌われているものの北欧らしい哀愁とクリアーさを秘めメロディアスな展開を見せる。ギターやキーボードも質が高く、ジャズ・ロックな曲では隣国の後期ルーファスあたりも思わせる。ペッカ張りのベースや、クラシカルなゲスト・ヴァイオリンもポイント。 FINLAND
BS-10666 LAURA PAUSINI / Inedito CD \2200
 ファン待望の3年振りのスタジオ作となる2011年作。ポップなメロディックさは言うに及ばず、英国ロイヤル・フィルハーモニーや気鋭カルテットなどオーケストラだけでも5つのオケを曲によって使い分けており、彼女の作品の中でもイタリア然とした優雅なドラマチックさが際立ったアルバムとなっている。スタッフ、ゲスト陣も豪華で、アレンジにはコッラード・ルスティーチも3曲担当。また、デュオでジャンナ・ナンニーニ、イヴァノ・フォッサーティらも参加。プラ・ケース仕様のノーマル盤。 ITALY
BS-10664 OPUS AVANTRA / Introspezione CD \2200
 クランプス・レーベルから再リリースとなった2011年盤。74年にリリースされた説明不要のイタリアン・プログレッシヴ・ロック不朽の大傑作のひとつ。古典的な美しさと狂気じみたアヴァンギャルド精神が見事に融合。こういった試みは現在でも引き継がれているが、クラシカルな生楽器とドネラ・デル・モナコのヴォーカルはあまりにも魅惑的で、独占欲に駆り立てられる。他人とシェア出来るタイプの音楽と対極だろう。タイトル曲のロング・ヴァージョンをボーナス収録。 ITALY
BS-10663 OPUS AVANTRA / Lord Cromwell CD \2200
 クランプス・レーベルから再リリースとなった2011年盤。75年リリースの2nd。女性コーラスを加えたクラシカルで叙情的な美曲とアヴァンギャルドなパートの対比混合は1stの延長線上にあり、より自身の音楽表現を追求したアカデミックなものとなっている。また、ヌオヴァ・イデアのドラマーが参加しているなどロック色も力強く、コンセプトが整っている。本編にはドネラ・デル・モナコは参加していないが、ボーナスとして彼女が歌う幻のシングルから、ALLEMANDAを追加収録。 ITALY
BS-10656 LILIANA VITALE - VERONICA CONDOMI / Humanas - voces - CD \2200
 LITO VITALEの妹であり、ソロ・シンガーとして活動、かつてはMIAにも参加していた女性ヴォーカリストLILIANA VITALEと、チャランゴ奏者兼女性ヴォーカリストのVERONICA CONDOMIの09年に制作されていたデュオ作品。南米のフォルクローレを中心に取り上げ、チャランゴ、パーカッションなどシンプルな演奏をバックに、2人のヴォーカル・ハーモニーで魂を揺さぶり聴かせる民俗色豊かな作品。南米版グレゴリアン・チャントのような厳かな雰囲気の2曲目も印象に残る。スタジオ録音とライヴ録音で構成された全14曲。デジパック仕様。 ARGENTINA
BS-10596 LOS JAIVAS / 30 Anos Alturas De Macchu Picchu - Pablo Neruda - Los Jaivas 1981-2011 CD+DVD(NTSC) \2500
 再入荷。30周年記念限定盤。81年の代表作「ALTURAS DE MACCHU PICCHU」リリース時に、マチュピチュ遺跡でアルバム全7曲(約50分)を演奏したDVD映像と、アルバム「ALTURAS DE MACCHU PICCHU」の2011年リマスター音源の2枚組。それぞれにボーナスが追加された2011年版。DVDは、その遺跡の重みの中に、ピアノ、ムーグ(線つながっていませんが)、ドラム・セットなどを組み、ケーナや哀愁を帯びたヴォーカルが高らかに響く。その周りの雰囲気も手伝ってサウンドがより一層ドラマチックに感じられる、見応えのある映像。ボーナスとして、ドキュメンタリー、ヒストリー、プロモ・ヴィデオ、83-04年までのライヴ映像を編集したプロモ映像、カラオケ映像など約120分を追加。CDには、ボーナスとして、82年のパリでのライヴ音源を2曲追加収録。 CHILE
BS-10653 BRIGHTEYE BRISON / The Magican Chronicles Part I CD \2300
 少しイエスへ行ったかな、と思わせる2011年作4th。彼らの持ち味であるウォームハートな歌メロは変わらず、23分越え、12分越え、8分越えの3曲目で構成された力作となっている。メロトロンのよりシンフォニックな活用法、ジャージィなアクセントをもたらすサックス、変拍子とスリリングなキメを多用する新たな一面、かつてはスポックス・ビアードやニールのソロの影響を感じさせたが、今回は同郷のフラワー・キングスやカルマカニックあたりも彷彿。それでも、ラストのヨーロピアンな哀愁はこのバンドならでは。毎作ジャケで損をしている正統派。 SWEDEN
BS-10647 KAMI THOMPSON / Love Lies CD \2200
 リチャード&リンダ・トンプソンの末娘KAMIの2011年ソロ・デビュー作。彼女自身もギターを弾いているが、バックにリチャード・トンプソンも参加しており、一聴してわかる、らしいエレクトリック・ギターを聴かせ、愛情たっぷりに娘をサポートしている。また、兄弟のテディ他、キーボード、ベース、ドラムスらも加わり、ポップ感覚を交えた英国調の趣きのあるフォーク・ロックを聴かせる。しっとりとした落ち着いた声も良い。全作自作曲で占められ才能を窺わせるが、ラストはビートルズのDON'T BOTHER MEをカヴァー収録。デジパック仕様。 UK
ARC-3033 RAGNAROK / Same CD \2940
 「ラグナロク / ラグナロク」 キャメル・ファンに受けがいい76年リリースの1st。冷たい新鮮な空気を含みながら、クールに泣くギター、うっとりさせられるアコギ、水滴のようなエレピ、リリカルなフルートらが優しいメロディを紡ぎ、開けた窓から流れ込んでくる夜風のようなサウンドを聴かせる。北欧叙情が深ける前半、ジャズ・ロック色を帯びる後半、全編インストだが詩が宿る名作だ。SHM-CD紙ジャケット・解説付き(内袋、インサート、プロモ・ポスター、プロモ・ニュースペーパーもミニ再現され同封)。同傾向のボーナス1曲収録。 国内盤
ARC-3034 RAGNAROK / Fjarilar Magen CD \2940
 「ラグナロク / 神経衰弱」 世界初CD化となる80年リリースの2nd。メンバー・チェンジがあり、ヘヴィなオープニングには別バンドかと思わせるほどインパクトを感じるが、聴き通せば北欧叙情の夢見は変わらず、ただ、前作よりロック色が出た結果だろう。美しい深みが広がっていくシンフォ調の2曲目や、より幻想的な演奏を聴かせる3曲目、7曲目に対し、ジャズ・ロック的なサウンドの6曲目等、メリハリが効いたアルバムとなっている。全編インスト。SHM-CD紙ジャケット・インサート&解説付き。 国内盤
BS-10588 STERN COMBO MEISSEN / Die Original Amiga Alben 1977-1987 7CD \4800
 再入荷。旧東ドイツのシンフォニック・ロックの頂点を極めた彼らの、77年のデビュー作から当時のラスト・アルバムとなった87年作までの7枚のアルバム、SAME (1977)、WEISSES GOLD (1978)、DER WEITE WEG (1979)、REISE ZUM MITTELPUNKT DES MENSCHEN (1980)、STUNDENSCHLAG (1982)、TAUFRISCH (1985)、NACHTE (1987)を収納した2011年限定ボックス。クラシカル・ロックをドラマチックに展開する初期、テクニカルなシンフォニック・ロックを聴かせる中期、ポップなフォームにエイジアからの影響を感じさせる後期、旧共産時代の必聴バンドの全盛期をコンプリート。各紙ジャケット、バイオ・フォト・作品データを掲載したカラーブックレット付き。シンフォ・ファン必携! GERMANY
BS-10644 SPETTRI / Same CD \2500
 まだあった! イタリア黄金期72年録音の未発音源。ジャンボのDNAを思わせるヘヴィ・プログレで、タルのアクアラングあたりから影響を受けた熱くて邪悪さを秘めた本格派。キーボードはハモンドのみ、フルートは入らず、といった編成だが、硬質なギターにアコギを時折フィーチャーし、しゃがれ声の伊語ヴォーカル、クラシカルでワイルドなハモンドがサウンドを支配し、INTRODUZIONE/PARTE PRIMA/SECONDA/TERZAとYSを彷彿させる組曲で約40分のアルバムを構成。典型的な曲調を持ち、哀愁を搾り出すパート3などムゼオも浮かぶ。結成は古く64年。例によってビート期(シングルあり)を経て、プログレへ変貌した伝説のバンド。 ITALY
BS-10643 ALBERTO RADIUS / Carta Straccia CD \2500
 フォルムラ・トレ、イル・ヴォーロのギタリストとして知られる彼の77年リリースの3rdソロ。全体に重厚で、いぶされたようなくすみがあり、プログレッシヴなサウンドと哀愁のヴォーカルを聴かせる。本作に参加したフンカ・ムンカ、ステファーノ・プルガといった才能あふれるミュージシャンと触発し合い、アンサンブルも鉄壁の仕上がりで収録。そして、地中海の美しい光と影のコントラストが、まばゆいばかりに発散。なんとも説得力を持った名作だ。リマスター&見開き紙ジャケット。 ITALY
BS-10642 PICCHIO DAL POZZO / Same CD \2500
 ニュー・トロルスのヴィットリオ・デ・スカルツィの弟、アルドが結成したバンドの76年リリースの1st。カンタベリー色にアヴァンギャルド色を加えたレコメン系のサウンドながら、スカルツィの参加や、同じグロッグ・レーベルだったチェレステのメンバーをゲストに迎えたことによって、ファンタジックなイタリア色も帯び、特異な名作となっている。ハットフィールズにも似るアルバム後半は、ジャケットに描かれた小人の行進を垣間見ているようなイメージが沸き立つ。79年のライヴ・ボーナス1曲入り&デジパック2011年盤。 ITALY
BS-10641 ALSO EDEN / Think Of The Children ! CD \2200
 ジェネシス、マリリオン影響下のシンフォニック・プログレ・バンドの2011年新作。フル・アルバムとしては3年振りとなる3作目、昨年のミニ・アルバムを入れると通算4作目となる期待作。コンセプトに基づいた曲の展開や、各楽器のプレイそれぞれに高いスキルを感じさせる5人編成のバンドで、多用されるアコースティック・ギターのアルペジオとアープを思わせる音色のシンセが最近のバンドにはなかなか無い幽玄さを香らせ、幻想的な英国叙情を見せる。この辺りは、BIG BIG TRAINにも通じるジェネシス直系だろう。また、前作から加入した新ヴォーカリストは少しSTEVE HOGARTHに似ていて、ヴォーカルが入るとマリリオンを彷彿させる。正統派の力作。 UK
BS-10637 ROMINA DE LUCA / Decantare CD \2200
 ポテンシャルを秘めた女性ヴォーカリストの2011年デビュー作。ポップ、ロック、アコースティックが融合したサウンドをバックにイタリアらしいヴォーカルを聴かせる。オクターブでハモる曲など少々アリーチェあたりも思い出させるが、アップテンポのナンバーでは力強い熱唱を見せる、どちらかと言うとラヴェッツィ系の正統派だ。ヴァイオリン、チェロ、トロンボーン、サックスらを曲に分けてフィーチャーしたアレンジも良く、アルバム中盤以降に彼女の魅力がより出ている。本作はセルフ・プロダクションに近いが、メジャーが獲得に乗り出しているらしい。 ITALY
BS-10636 PAQUITA / Asa CD+DVD(PAL) \2500
 女優でヴォーカリストというインドネシアでは多いマルチな彼女の2011年作。この透明感あふれるスタイリッシュなジャケットから伝わる、お洒落なアレンジのソフトポップとなっており、不思議なイメージが浮かぶシンセをファンタジックに張り巡らし、アコギや少しオーケストラも加え、ミドルテンポで甘く聴かせる。実は本国の他のアーティストのカヴァー作ながら、完全に彼女のコンテンポラリーな世界になっており、また、GURUH SUKARNO PUTRA、ANDY JULIASらプログレ・ファンにも馴染みのあるアーティストの曲も取り上げられている。ヴィデオ・クリップ収録のボーナスDVD付き初回限定盤。3面開き紙ジャケット。 INDONESIA
BS-10635 YULIYA ROMA / Tsvit CD \2980
 愁いのジャズ香で聴かせる女性ヴォーカリストの2011年作。今回が初のウクライナ語によるアルバムでソロ2作目。数々のセッションと音楽院の指導者を経験しながらオリジナルの曲を書き、ピアノ、ギター、サックス、ベース、ドラムスのクインテットをバックに本作を録音。ジャズをベースにしながらも、ポップやトラッド風味も織り込み、オリジナリティーのある作品を完成させている。彼女のヴォーカルの魅力はもちろん、卓越したソロを繰り広げるギタリストの存在が効いており、パット・メセニー的なジャズ・ロックへも行くのがポイント。3面開きデジパック。 UKRAINE
BS-10634 EUZEN / Sequel CD \2500
 再入荷。ウェットで甘い美声で歌う女性ヴォーカリスト、マリア・フランツをフロントに置いた5人編成のバンド。2011年新作2nd。北欧のバンドらしいほの暗いダークさを持ち合わせたポップ・ロックで、もしも彼女がアメリカやイギリスのアーティストであればケイト・ブッシュ風になるのかもしれないが、そこは、デンマークというだけあって、ビヨークや、フェローのEIVOR PALSDOTTIR、当店では人気のノルウェーのREBEKKA辺りの新鋭アーティストに通じるものを感じさせる。ギター、ピアノ、ベース、ドラムスらに交じるカンテレ系の音色が北欧らしい。クオリティーも高く、プログレ・ファンにもおすすめ出来る。1曲のみデンマーク語で他は英語。3面開きデジパック仕様。 DENMARK
BS-10633 DEC BURKE / Paradigms & Storylines CD \2200
 2011年新作2nd。DARWIN’S RADIO、FROST*のギタリスト(&ヴォーカル)としても活動した彼のソロ・アルバム。前作ではまだゲストだった、スウェーデンのCARPTREEの主力メンバーであり、キーボーディストのCARL WESTHOLMが全面参加し、さらに、CARPTREEにも参加したベーシストも加わり、バッキングの女性ヴォーカリストも加えた5人編成のバンド・スタイルとなって、よりパワー・アップした。ややヘヴィなギター、リリカルなピアノやシンフォニックなタッチのキーボードをフィーチャーした叙情美、ドラマ性とダークな翳りを帯びた哀愁、そして、彼のウォーム・ハートなヴォーカルに引き込まれる。約16分に及ぶラストのタイトル曲はバンドが一体となって聴かせる真骨頂。自主盤。 UK
BS-10631 JOHN HACKETT / Moonspinner CD \2200
 2011年新作は、かつてスティーヴ・ハケットとの共作でリリースされたSKETCHES OF SATIE、ピアノとフルートによるVELVET AFTERNOON、そして、PRELUDE TO SUMMERに続く、フルートとアコースティック・ギターによる美しい旋律でロマンチックに綴られるインスト作品。ハケットのアコースティック・ソロを連想させるような幽玄さを纏い、英国ならではの気品に満ちたフレーズで染め上げていく。全曲自作曲だが、ラスト2曲はバッハとドビュッシーの曲を取り上げている。プロデュースは兄弟の朋友NICK MAGNUS。自主盤。 UK
BS-10630 RICK WAKEMAN / Bootleg Box Vol.2 5CD \2800
 リック・ウェイクマン自身が所蔵していたアーカイヴ・テープ・コレクションから、4箇所での未発表ライヴ音源を収録した5枚組オフィシャル・ブートレッグ・ボックスの第2弾。5枚のCDは、それぞれシングル紙ジャケット(ボックスのアートワーク&ブートレッグ風ジャケット)に収納されている。「ヘンリー八世の六人の妻」、「アーサー王と円卓の騎士たち」、「地底探検」、「1984」等からの曲を網羅。圧巻は、メロトロンやオーケストラを加えた74年&76年の演奏。音質はアーカイヴ物としては上々。尚、メンバー・クレジットは一切無し。CD1: HAMMERSMITH ODEON LONDON MARCH 1976 / CD2 : ITS NEARLY CHRISTMAS TOUR NOV 1997 NORWICH / CD3 : CRYSTAL PALACE LONDON 1974 / CD4 : LIVE IN PRESTON LANCS NOV 1981 PART1 / CD5 : LIVE IN PRESTON LANCS NOV 1981 PART2 UK
BS-10628 JETHRO TULL / Aqualung - 40th Anniversary Special Edition 2CD \2500
 <40周年記念スペシャル・エディション> 71年の名盤「アクアラング」の英国EMIからリリースされた2枚組。ディスク1は、STEVEN WILSONによる2011年ステレオ・ミックス音源を使用。ディスク2は、70&71年の未発音源やアーリー・ヴァージョンなどを2011年ステレオ・ミックスや、リマスターで収録。全14曲。あの名作が、ここに新たな息吹を受けて甦った。3面開きデジパック仕様。英国流通盤。 UK
BS-10626 EXCUBUS / Lagauchetiere CD \2500
 2011年復活新作!ケベックのプログレ・バンドEXCUBUS(70年代当時はINCUBUSとして活動)。数年前に未発表音源が発掘され注目を集めた。本作は、70年代のマテリアルを中心に新たに録音したバンド初のフル・アルバムで、メロトロン系も導入した、ヴィンテージ感のあるキーボードをフィーチャーしたマニアックなクラシカル・ロック・サウンドをシンフォニックに聴かせる。洗練された部分も持ち合わせているが、今のバンドとは明らかに音楽性、スタイルが違い、アナログ世代にもおすすめ出来る1枚。歌詞は英語とフランス語で、8曲目や10曲目はフランス語で歌われ一気にケベックの叙情に満たされる。 CANADA
BS-10589B I POOH / Dove Comincia Il Sole - Live 27 Agosto 2011 Este - LIMITED LUXURY BOX 2CD+2DVD(PAL) \6800
 再入荷。2DVDと2CDがセットになったラグジュアリー・限定ボックス・エディション。サイン入りメンバー・フォト・カード6枚と、古城ステージを再現したポップアップ (幅約40cm、高さ約13cm) 入り。バンド史上、最強とも言える6人編成でのライヴ。トリオになったイ・プーが2011年夏に行ったツアーのハイライト日を完全収録。3人のツアー・メンバーを加え、ツイン・ギター、ツイン・キーボードの編成により、初期のオーケストラのパートもシンフォニックに再現。オケが重要なパートを占めるためライヴでは演奏されていなかったロマン組曲のラストに収録されている長尺曲もこの6人ツアーでは取り上げられており、本ライヴでも完演。その余韻も醒めぬままパルシファルの後半へ。その、壮麗なドラマチックさに失神。古城が会場となっており、炎など大掛かりなライティングによって、中世イタリアが浮かび上がり、その効果絶大。収録曲は通常盤と同じだが、CD、DVDの紙ジャケットの仕様が通常盤とは違っており、ファンは3点とも持っていたい。*紙トレイの固定力が弱く、盤がずれてスレがある場合がありますが、構造上の問題ですので申し訳ございませんが交換・返品は出来ません。 ITALY
BS-10582 I POOH / Dove Comincia Il Sole - Live 27 Agosto 2011 Castello Di Este 2CD \2700
 再入荷。バンド史上、最強とも言える6人編成でのライヴ。トリオになったイ・プーが2011年夏に行ったツアーのハイライト日を完全収録。3人のツアー・メンバーを加え、ツイン・ギター、ツイン・キーボードの編成により、初期のオーケストラのパートもシンフォニックに再現。オケが重要なパートを占めるためライヴでは演奏されていなかったロマン組曲のラストに収録されている長尺曲もこの6人ツアーでは取り上げられており、本ライヴでも完演。その余韻も醒めぬままパルシファルの後半へ。その、壮麗なドラマチックさに失神。収録曲はDVDと同じ。ブックレット付き・4面開き変型紙ジャケット。 ITALY
BS-10585 LITO VITALE - JUAN CARLOS BAGLIETTO / Mas De Lo Mismo CD+DVD(NTSC) \2500
 再入荷。ファン必見! LITO VITALEと、MIA時代からの朋友でヴォーカリストのJUAN CARLOS BAGLIETTOとの共演ライヴ。ステージは2部構成となっていて、パート1では、LITO VITALEのピアノ&シンセと、J.C.BAGLIETTOのヴォーカルによるデュオでの演奏。パート2は、バンドを加えたロック・スタイルで演奏。どちらも、超絶かつスリリングなVITALEのテクニカルなプレイや、シンフォニックかつドラマチックなアレンジのキーボード・プレイを堪能できる。そして、BAGLIETTOの燻し銀のようなヴォーカルも叙情豊かで胸に迫る。アンコールでは、2人のピアノとアコギによる息もつかせぬ掛け合いも。フォルクローレやタンゴの古典の名曲を現代風にアレンジして聴かせる。全18曲。87分。ライヴ音源CD付き2枚組。3面開きデジパック仕様。 ARGENTINA
BS-10513 MEDIABANDA / Siendo Perro CD \2800
 再入荷。カンタベリー・タッチのジャズ・ロックを聴かせたFULANOのメンバーが、一部メンバー・チェンジを経て03年に新たにスタートさせたプログレッシヴ・ジャズ・ロック・バンド。2010年新作3rd。変拍子を多用した超絶プレイを展開し、3人のサックス奏者を筆頭に、フルート、ベキベキとしたベース、精巧なドラムス、バンドに圧倒されることなく存在感を示し、また時に浮遊感を伴った美声も聴かせる女性ヴォーカルら、総勢8人で屈折したサウンドを所狭しと繰り広げる個性派バンド。インプロヴィゼーションに走ることなく、作曲された端正なメロディを聴かせ、アグレッシヴかつインテリジェンスな天才肌は、まさにFULANO譲りだ。3面開きデジパック仕様。自主盤。 CHILE
BS-10624 ANDRE BALZER / Entre L'Alpha Et L'Omega - Opus Un CD \2500
 ATOLLの伝説のヴォーカリスト、ANDRE BALZERである。彼の歌唱力なしにロック・パズルは完成しなかったと断言出来る。そんな彼が復活し、サード期のメンバーでATOLLが再編ライヴを行うという話を聴いた時には本当に驚いた。今や日本のユーロ・ロック・ファンに最も神格化されたバンドだ。本CDはそんな大事件を裏付けるかのように彼がリリースした2011年ソロ作で、なんとATOLLのサード収録B1のセルフ・カヴァーもラストに収められている。シンプルなアレンジだが曲調は変わらず、さらに驚嘆があのハイトーンにも衰えが無い、ということだ。アルバムには20人近いミュージシャンが参加しており、彼のヴォーカルをフランスのエスプリが効いたバツグンの演奏で盛り立てている。EMMANUEL BOOZにも通じる圧巻の存在感。ATOLLが頭の中で甦り、泣きます。 FRANCE
BS-10623 FLOR DE LOTO / Imperio De Cristal CD \2500
 ペルーのヘヴィ・シンフォ・バンドの2011年新作4th。レコード時代のようなヴィンテージ感のあるジャケットもこのバンドの特徴となっているが、内容の方も非常にオリジナリティのあるサウンドとなっている。キーボード・レスの5人編成ながら、変幻自在の技巧派フルートや、ケーナがそれを充分に補い、また、弦楽器のチャランゴなどの民俗楽器を導入し、アンデス特有のメロディも織り込んだ、アイデンティティがほとばしる。これぞペルーのプログレ!という誇り高き情熱に圧倒される。5曲目とラストでは、生のオーケストラも加えドラマチックに聴かせる。スペイン語のヴォーカルが叙情的な、コンセプト・アルバム。力作。 PERU
BS-10622 MR.HYDE / Reflejos De Un Encierro CD \2500
 2011年新作2nd。4人編成で、チリのバンドらしいダークなパワー・ジャズ・ロックから、ヴィンテージ感のあるキーボードで畳み掛ける曲、エモーショナルなギターをフィーチャーしたメランコリックな哀愁、アコースティック・ギターとフルートのアンサンブルで聴かせる7曲目など、曲によっていろいろなスタイルを見せる。各メンバーのテクニックもあり、予想を裏切る曲の展開で聴かせるが、あくまでもプログレの枠から外れることが無く、この手のバンドにありがちなメタル色が無いのも評価できる。インスト作。 CHILE
BS-10621 GUILDENSTERN / Same CD \2800
 ジェネシス、キャメル、イエスに影響を受けたバンドの78/79年の未発物。12弦やダブルネックなど見た目にもそれっぽさが出ており、シェイクスピアのハムレットを題材にしたスタジオ録音8曲と、オリジナルのロック・オペラ(と言ってもインストが主体)をライヴ演奏した3曲の計11曲を収録。この年代のドイツにはNEUSCHWANSTEINを始め叙情派シンフォの単発作が多いが、彼らも当時にアルバムを出していたなら名作になっていただろう。ラミアを思わせるギターソロの6曲目など、その予感十分。英語で歌われているがゲルマンの哀愁も幻想的に香る。 GERMANY
BELLE111881 KAYAK / Merlin CD \3300
 「カヤック / マーリン」 ヨーロピアン・ロック史上に残る傑作シンフォ。81年リリースの8作目。クラシカルで華麗なキーボードにシンフォニック・オーケストラを加え、エレガントにドラマチックに展開。ヴォーカルやギターソロに息吹く哀愁は今も色あせない。前半の25分近くに及ぶ大作の組曲は、アーサー王伝説にインスパイアされたもの。当時リアルタイムで本作を買った時、まだバンドが継続していたことに驚いたのと、英国やイタリアではプログレが死滅しかかっていたこともあり、初めて聴いた時の感動と言ったら夢のようだった。08年のライヴ(既発)を1曲追加収録。2011年リマスターSHM-CD紙ジャケット・解説・対訳付き。 国内盤
BELLE111882 KAYAK / Eyewitness CD \3300
 「カヤック / 目撃者」 当時のラスト・アルバムとなった81年作。3曲の新曲と9曲の旧曲をスタジオでオーディエンス無しで生録し、少々のダブ処理を加え整えた変則盤。CDはその純マスターが採用されているが、オリジナル・レコードは後で拍手が重ねられた擬似ライヴ盤となっており、そのテイクは今も未CD化である。旧曲はSTARLIGHT DANCERやPHANTOM OF THE NIGHTを中心に、3rd収録の名曲CHANCE FOR A LIFETIMEも好演。また、新曲であったタイトル曲はカヤックらしい好ナンバー。旧盤CDと同じボーナス2曲に加え、新たに08年のライヴ(既発)を1曲追加収録。2011年リマスターSHM-CD紙ジャケット・解説・対訳付き。 国内盤
BS-10620 METHEXIS / The Fall Of Bliss CD \2500
 2010年にデビュー作をリリースしたVERBAL DELIRIUMのギタリストが、ドラマーとバンドメイトのキーボーディストの参加を得てリリースしたソロ・プロジェクト2011年作。VERBAL DELIRIUMとは異なるヘヴィでダークなサウンドで、英語で歌われているものの1曲目で聴かれる半音階のギリシャ色が特徴。2曲目、3曲目あたりはカンタベリーやクリムゾンといった影響も見える。中盤以降もそういったアーティストを感じさせながらもアコースティックを織り交ぜ、どこか哲学的なプログレッシヴ&シンフォ性を幻想的に描いている。デジパック自主盤。 GREECE
BS-10619 LABORATOR / Same CD \2500
 71年に2枚のアルバムを残したカルト・ジャズ・ロック・バンドMOVING GELATINE PLATESの、オリジナル・ベーシストDIDIER THIBAULTと、06年再結成時のキーボーディストSTEPHANE LEMAIREと、ドラマーERIC HERVEのトリオによるニュー・バンドの2011年デビュー作。フュージョン・タッチのジャズ・ロックをベースに、シンフォニック、クラシカル、ワールド・ミュージックの要素も取り入れた、枠に捕らわれない自由な発想にベテランの懐の深さを感じさせる。インストを中心にフランス語のヴォーカルが入る曲もあり。4面開き紙ジャケット仕様。 FRANCE
BS-10618 EMMANUEL BOOZ / Clochard CD \2500
 JEAN-PASCAL BOFFOによるリマスタリング・フランス盤・紙ジャケット仕様。74年リリースの3rd。インパクトの強い2枚に挟まれた作品ながら、クリアライトのメンバーが参加するなど、本作のみクローズアップするなら、これも強力だ。フォーク的な部分もあるものの、うねるシンセやベースの厚みなどフランス特有の重厚さがあり、アシッドな叙情性を発散させるラストはサックスやエレクトリック・ヴァイオリンもフィーチャーされ、プログレ・ファンが惹かれるサウンドでカリスマテックなヴォーカルを聴かせる。83年のシングル(MANU名義)等ボーナス3曲入り。フォト数点掲載の36ページ・ブックレット付き。*極力ノイズが消去されたアナログ・レコード盤起し。 FRANCE
BS-10617 IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA / Microstorie CD \2200
 オリジナル・ギタリストのENZO VITAにより再編され93年のVITAE以来となる2011年作。ストリングスやブラス・オケをフィーチャーし、70年代のハード・ロックを引きずったメロディックでヘヴィなサウンドを聴かせる。90年代以降のPFMにも通じるテクニカルなブリッジを持ったポップロック色も見せ、イタリア特有のコーラスや、ギターをスリリングに織り交ぜたキメ、唯一のインスト曲でのプログレッシヴ性、クラシカルさなどアレンジの凝ったハイブリッド作となっている。伊ソニーからのリリース。初回限定紙ジャケット。 ITALY
BS-10615 DISCIPLINE / To Shatter All Accord CD \2200
 14年振りの新作スタジオ・アルバムとなった2011年作3rd。スキルの高い「作曲型」バンドで、沈み込むようなダークさと哀愁はヨーロッパのバンドを思わせ、クリムゾンチックなメロトロンがドラマチックに響く。過去作よりもヴィンテージ感を伴ったヘヴィさと説得力を持ったメロディーが美しく、アコギの爪弾きで始まる24分越えのラストへなだれ込む。ハミルを彷彿させるヴォーカルと屈折したサウンドはV.D.G.G.の影響を感じさせるも、オルガンやギターを重厚に構築させた押しと展開は流石で、緊迫感があふれる。デジパック自主盤。 USA
BS-10614 GLASS HAMMER / Cor Cordium CD \2200
 ジョン・アンダーソン似のヴォーカルをフィーチャーし、イエス系へ回帰した前作と同じメンバーで録音された2011年作。作曲面の引き出しが豊かになって、アコースティックなパートを生かすなどヴォーカル・メロが際立っており、また、ギターはハウ・スタイルに加えホールズワースを思わせるジャージィさも持ち込んでおり、今までにないアクセントを導き出している。4曲目後半から18分越えの5曲目あたりはアメリカン・ファンタジーの最良の部分と言え、数百キロ先まで見えるような澄んだ叙情を描いている。ストーリー性を持たせたラストも力作だ。 USA
BS-10612 RENAISSANCE / Novella CD \2200
 2011年リマスター&アメリカ盤のアートワークによる見開き紙ジャケット仕様。77年ワーナ移籍後初となるアルバム。バンドの作品中で最もオーケストラをふんだんに使用し、クラシカル・ロックの王道をいくサウンド。レコードではA面2曲、B面3曲という大作指向のアルバムで、かつてのアニーのインタビューによると、アニー曰く「それはまるで音楽で絵画を描いたような作品」。今となっては、ターン・オブ・ザ・カード〜シェラザードに継いで発表された、ファンが認めるところのオケ&合唱団3部作の最終作。当時、ジェネシスやイエスがスタイリッシュな方向へとチェンジしていった中で、古典な様式に踏みとどまっていたある意味バンドの意地を感じさせる1枚。アルバム・スタートのインパクトは絶大。 UK
BS-10611 RENAISSANCE / A Song For All Seasons CD \2200
 2011年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。78年作。当時ジェネシスも手掛けたデヴィッド・ヘンツェルのプロデュース&エンジニアが光る中期の名作。繊細な12弦ギターやベース、ストリングス・シンセなど音の配置が当時のジェネシスに酷似した音像で迫る。ルイス・クラーク・アレンジによるロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラをフィーチャーするも、オケが出過ぎることが無く、フレッシュなシンフォニック・ロックを聴かせる。また、ルネッサンスらしいドラマチックさも失われず、美しいメロディで占められている。そして、そのスケール感も素晴らしい。ジャケットはヒプノシス。 UK
BS-10610 RENAISSANCE / Azure D'or CD \2200
 2011年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。79年作。オーケストラのパートを全てキーボードに置き換えた脱オケ作。前作と同様、デヴィッド・ヘンツェルのプロデュース&エンジニアによる作品。キーボードはやはりデヴィッド・ヘンツェルの趣味なのかARP、CS、CPといった当時トニー・バンクスが愛用していたキーボードを持ち込み、ジェネシスを連想させる音色で聴かせ、当時ファンを驚かせた。ポップな小曲が並んでいるが、オーケストレーションが超ドラマチックなGOLDEN KEYや、アニーが自由自在に歌うFOREVER CHANGINGなども印象的。新鮮さを感じさせる。 UK
BS-10609 IL BALLETTO DI BRONZO / Sirio 2222 CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! 70年リリースの1st。ナポリで結成され、当時はNATOのキャンプで歌っていたという。ジャンニ・レオーネはまだ参加しておらず、ツェッペリンを思わせる屈折したハード・ロックを、時折りサイケデリックな風味を交え聴かせる。カッコいい3曲目、イタリアン・シンフォの幕開けと言われる弦オケやハープシコードを導入したバロッキーな5曲目等、この作品の重要性は高い。伊ファンのみならず、ハード・ファン必聴アイテム。原盤はウルトラ・レアで10万円じゃ買えない。紙ジャケット仕様&リマスター盤。 ITALY
BS-10608 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Darwin! CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! 黄金期72年にリリースされた、イタリアン・クラシカル・ロックのあまりにも内容の濃い不朽の傑作。キーボード・ラビリンスとは、まさに本作のこと。聴けば聴くほど改めて怪物作だと思ってしまう。オルガン、ピアノにアナログ感たっぷりのムーグ、もはや鍵盤的なフレーズのギター、妖しげなクラリネット、最大の特徴であるヴォーカル、ダイナミックな疾走感、エロチックな闇、この複雑極まりないアンサンブルの裏の裏までじっくりと聴きたい。見開き紙ジャケット仕様&リマスター盤。 ITALY
BS-10607 TONI ESPOSITO / Rosso Napoletano CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! オパス・アヴァントラやアラン・ソレンティなど、星の数のセッション経歴を持つ打楽器奏者がヌメロ・ウーノから74年にリリースした1stソロ。ほとんどPAUL BUCKMATERとの共作のような形で制作されている。ピアノやシンセがメディテイヴに流れ、パーカッションまでもが瞑想に耽る。フルートやサックスなどの管楽器も加わり、ドラムスやベースがリズムを刻み出すと地中海色を帯びたソフト・ジャズ・ロックになる。この独特の味わいというか火照りはイタリアならでは。紙ジャケット仕様&リマスター盤。 ITALY
BS-10606 FORMULA 3 / Same CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! 甘くて切ないポップを過激でプログレッシヴな演奏で聴かせる71年リリースの2nd。ヒット性を持ちながらも、ニュー・トロルスのそれとはまた違うキャラを確立しており、全曲モゴールとバッティスティによる作詞作曲も手伝って、当時、最もポピュラーなロック・バンドとなった。地を揺るがすハモンド、闇を切り裂くギター、雷鳴のようなドラムスで構成される演奏と、シンプルでキャッチーなカンタウトーレ・スタイルのヴォーカル、この対比、共存が生み出すサウンドはイタリアならでは。紙ジャケット仕様&リマスター盤。 ITALY
BS-10605 NUOVA IDEA / Mr.E.Jones CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! ヘヴィ・シンフォを典型的なイタリアン・サウンドで聴かせる72年リリースの2nd。地味なジャケットを吹き飛ばす名作だ。毎作ギタリストが違っている彼らだが、本作はコンセプト・アルバムとなっており、オリジナリティーという点で抜き出ている。ニュー・トロルスを思わせる華麗なコーラスやチェンバロの導入などクラシカルな音楽性とハードで邪悪な攻撃性が両立しており、また、生オケやメロトロンも控え目ながらヴィンテージ感を伝えている。見開き紙ジャケット仕様&リマスター盤。 ITALY
BS-10604 PERIGEO / Azimut CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! イタリアのソフト・マシーンとも言われる彼らの72年デビュー作。整合感が美しい後の作品に比べ、本作は幾分アヴァンギャルドでハードな側面も持っている。ただ、今聴くとその未完な荒さが刺激的で、ギターやサックスが唸りを上げる2曲目などデダルスにも近い。英国ジャズ・ロックから強い影響を受けながらも、クラシカルなピアノが華麗に流れるタイトル曲では地中海色も香らせ、テクニカルなラストまで当時のシーンに触発されたエネルギーに満ちている。紙ジャケット仕様&リマスター盤。 ITALY
BS-10603 P.F.M. / L'Isola Di Niente CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! THE WORLD BECAME THE WORLDの伊語盤にあたる74年リリースの4作目。アンサンブル、演奏面での絶頂期。混声合唱団を導入した1曲目から超ドラマチックな、まさに鳥肌物の衝撃作だ。アレアから来た新加入のベーシスト、パトリック・ジヴァスの存在が効き、テクニカルな強度が増す。今でもライヴのハイライトとなるLA LUNA NUOVAや、初期のアコースティック色を純化させたDOLCISSIMA MARIAを始め、驚きの鮮度とハードルの高さを誇示。パガーニのプレイも壮絶だ。紙ジャケット仕様&リマスター盤。 ITALY
BS-10602 ROCKY'S FILJ / Storie Di Uomini E Non CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! 初期クリムゾンのジャズ・ロックや哀愁をイタリア色に染めて聴かせる彼ら唯一の73年作。サックスの高鳴りと共にテクニカルにすべり出すオープニング。続いて、クラリネット、フルート、コンバスらがクラシカルな佇まいを見せ、ムゼオを思わせる絞り出すようなヴォーカル・パートがメロディアスに続き、ギターのジャージーなソロを伴ったヘヴィ・プログレへと変貌していく。同じ、リコルディのムゼオの2番号後。同じスタジオ&エンジニアで録られた。その匂いがプンプンする。見開き紙ジャケット仕様&リマスター盤。 ITALY
BS-10601 THE TRIP / Same CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! 元々はロンドンで結成された英国バンドで、スタート時にはあのリッチー・ブラックモアが在籍。活動拠点を捜しイタリアへ渡ったものの、リッチーはイギリスに戻ってしまい、キーボーディストらイタリア人メンバーを補充し、70年に本1stをリリース。ギターが先導するアートロックとハモンドがクラシカルな翳りを与えるプログレ黎明色がミックス。この年代のイタリアにありがちなポップ色が無く、すべてロックなのがポイント。3曲目はリッチーのギターで聴いてみたかった。 紙ジャケット仕様&リマスター盤。 ITALY
BS-10599 CANTURBE / Tangos En Espera CD \2200
 ツイン・キーボード(&ヴォーカル)、ギター(&ベース/ヴォーカル)の変則的なトリオ・バンド。タンゴのリズムを取り入れ、シンフォニックなアレンジを施したスタイリッシュなサウンドで聴かせる2011年新作。80年代から活動を続けているベテラン・バンドで、本作が7作目となる。歌心があるナイーヴなヴォーカルが叙情を醸し出し、多彩なゲストを加え、バンドネオンを効かせた哀愁を帯びたアレンジや、軽やかな淡い優美なメロディを奏でる。見開き紙ジャケット仕様。自主盤。 ARGENTINA
BS-10598 MANOS ALA DELTA / Salida Cristal CD \2200
 2011年デビュー作。ギター、ベース、ドラムスのトリオで08年に結成された若手バンド。ゲストに、キーボーディスト、曲によってはリコーダー、サックス、トランペットといった木管楽器を加え、モダン・エレクトロ、ジャズ・ロック、フュージョン、シンフォニックなメロディも交え、テクニカルな演奏で聴かせる。70年代のアルゼンティーナ・ロックからの流れを受け継いだ、いろいろな要素を持ったバンド。1曲目とラストの曲はヴォーカル(スペイン語)入り。デジパック仕様。自主盤。 ARGENTINA
BS-10597 EL RELOJ / En Concierto 2CD \2500
 再結成後のアルバム「MERCADO DA ALMAS」のリリース時に03年ブエノスアイレスで行われた2枚組ライヴ。70年代に屈折したハード・プログレ作品を残したバンドだが、再結成後は、ヘヴィなギター、パワフルなドラムス、シャウトなヴォーカル、そこにシンフォニックなタッチのキーボードをフィーチャーした、70年代のハード・ロックからの流れを汲んだ様式美メタルをラテン・パワー全開で押し捲る。オリジナル・メンバー3人(キーボード、ギター、ドラムス)が在籍し、1stからの曲も4曲披露。ラストはパープルのSPEED KINGで締めくくる。2011年リリース作。 ARGENTINA
BS-10591 KNIGHT AREA / Nine Paths CD \2200
 4作目となる2011年作。前作と同じメンバーで録音されており、バンドとしての強固な演奏がドラマチックに繰り広げられる。エンジニアの好みでエッジの立ったサウンドに仕上げられているが、ジェネシス、ペンドラゴンといった彼らの過去作のラインを外しておらず、歌心を持ったヴォーカル、壮大に響くキーボード、メロディックなギター、堅実なリズム・セクションが生み出すシンフォニック・ロックは非の打ち所が無い。叙情が泣きに染まっていくラストなど、初々しさがあり、新境地を見せている。作り手のハートが伝わるオランダならではの出来。 HOLLAND
BS-10576 STERN COMBO MEISSEN / Lebensuhr CD \2700
 かつて、旧東ドイツの頂点と言われたシンフォニック・ロック・バンドの24年振りのスタジオ・アルバムとなる2011年作。WEISSES GOLD、REISE ZUM MITTELPUNKT DES MENSCHENらの傑作を作り上げたキーボーディストを中心に若いメンバーを加え、ヴォーカルをメインにしながらも、翳りが立ち込めるシンフォ色を配した味わい深い作品に仕上げている。ツイン・キーボードにギターレスという彼ららしい編成にて、旋律が目を腫らして泣いている曲、クラシカルな雰囲気で力強く聴かせる曲、往年の輝きを見せるインストの組曲など、一方で今日のポップさも見せているものの、それはそれで歌心が円熟しており、重く歴史を感じさせ、とても説得力のある内容となっている。デジパック。 GERMANY
BS-10587 JANINE MAUNDER / Blink CD \2200
 オーストラリアの女性ヴォーカル・ポップ・ロック・バンドNAKED RAVENの、女性ヴォーカリストのソロ・アルバム。バンドメイトや、メルボルン・シンフォニー・オーケストラの協力を得てリリースされた、ソロとしては約12年振りとなる2011年新作2nd。キュート、メロディアス、ポップ、そして、ストリングスを多用したメランコリックな叙情が流れ、どこか内省的で、薄曇りの空が浮かぶようなサウンドも、NAKED RAVEN似た雰囲気。アコースティック・タッチの美しいメロディに、彼女のウォームハートな声も非常に良く心琴に触れる。心地よく聴けるアルバム。3面開きデジパック仕様。 AUSTRALIA
BS-10586 MOTOI SAKURABA / After All... CD \2300
 「桜庭統 / アフター・オール…」 2011年新作。ミニ・アルバムながら10曲43分収録された充実の1枚。9月に行われたファンタジー・ロックフェスティヴァルの会場で限定発売された作品が一般流を開始。流麗なピアノ・ソロを織り込み、アナログ・シンセ、メロトロン系もフィーチャーしたテクニカル・シンフォ・プログレを展開。フリオ・キリコ張りの高速ドラミングに、それに負けじと迫るベース、これは誰?とクレジットを確認したら、なんとドラマーやベーシストがいる訳ではなく、全てを自身でプログラミングして作り上げており、彼のクリエイターとしての実力を遺憾無く発揮している。最近はゲーム・ミュージック方面で有名だが、ルーツを感じさせるプログレ作。限定盤。 国内盤
BS-10578 ALESYA / Odna Noch'V Minske CD \2980
 エキゾチックなシンセ・プログラムをバックに聴かせる女性ヴォーカリストの2011年作。シャブリというポップバンドを経てのソロ作で、甘くも切々としたヴォーカルはロシア寄りの哀愁を帯び、手法は同じながらも普通のエレポップやアンビエント物とは一線を画す神秘的な音色を拡散。ジャン・ミッシェル・ジャールを思わせる1曲目からシーケンスによるビートが繰り出され、美しいストリングス系やピアノがバックに広がる。ライヴ・ミックスも交えた、ベラルーシの新たな風を感じさせる内容となっている。 BELARUS
BS-10579 ROKASH / Zapali Agon' CD \2980
 ファンタジックな色彩に包まれた女性ヴォーカル・プログレッシヴ・フォーク・ロック・バンドの2011年デビュー作。04年にミンスクで結成され、フェスで知られるようになり、現在は6人編成。作曲も手掛けるロシアン・スタイルの美声ヴォーカルに、キャメルやゴティックを思わせるフルートが全編で絡み、泣きが叙情に染み入る。美しい夢想感に加え、シンセ、ピアノ、オルガンを使い分けるキーボーディストや、時にエネルギッシュなギタリスト、タイトなリズム・セクションがもたらすポップ・ロックなセンスもポイント。フルート傑作アルバム。 BELARUS
BS-10577 MAGENTA / Chameleon CD \2200
 英国女性ヴォーカル・シンフォ人気バンドの、3年振りとなる2011年新作5th。オリジナル・メンバー3人(CHRISTINA BOOTH、ROB REED、CHRIS FRY)を中心に、ドラムスらをゲストに加え、メンバー・チェンジを経てのリリースとなった。昨年リリースされた名ライヴ盤では室内弦楽風のアレンジを取り入れていたが、本作では生楽器は使用していないものの、そこからの影響を感じさせるような、リリカルなピアノやアコースティック・ギターなどによる美旋律を随所に取り入れ、クラシカルな憂愁がミックスされた叙情が広がり、深みを持たせたヒューマンなサウンドとなっている。3美神のひとり、クリスティーナの伸びやかなヴォーカルもキュートに情感豊かにと響き渡る。自主盤。 UK
BS-10572 ACADEMY / The Pop Lore According To The Academy CD \1980
 英国盤初CD化。69年にMORGAN BLUE TOWNからリリースされた唯一作。リーダーのDICK WALTERがジャズのアレンジャーとして活動していたこともあり、ややジャージィなポップ・サウンドに仕上がっている。シンプルな構成ながらも、女性ヴォーカリストPOLLYの存在感と、フルートの調べが印象的。哀愁を帯びたPOOR JEANなど、叙情的な曲も多く、ジャンルのカテゴライズが出来ない当時の英国らしい音。ボーナス・トラックとして未発表曲4曲を追加収録。 UK
BS-10569 AIRBAG / All Rights Removed CD \2200
 メランコリックなシンフォを聴かせる彼らの2011年作2nd。フロイドのアニマルズを思わせるオープニング。メロウながらもある程度の重さを持った泣きの曲が続き、曇ったストリングス系の奥行きがミステリアスな4曲目へ。リック・ライトとギルモアに似たソロがドラマチックな幻想感を醸し出す。5曲目はさらに深く、北欧然とした薄暗い冷気が叙情に染まり、バンドの成長を実感。ラストは17分越えで、アルバムを総括した大作となっており、シンプルながらもメロディーの良さで一気に聴かせてしまう。3面開き紙ジャケット&ポスター付き。 NORWAY
BS-10566 TOUCH STONE / The City Sleeps CD \2200
 THE REASONING、KINGFISHER SKY 辺りのファンにおすすめの、透明感のある伸びやかな美声女性ヴォーカルをフロントに配した5人編成のバンド。昨年リリースされたライヴ盤も好評だった彼らのアルバムとしては3作目となる2011年新作。ヘヴィにエッジを刻むギターをフィーチャーするも、シンフォニックなキーボードや、リリカルなピアノ、ハートフルな男性ヴォーカルなどを加え、メロディアスな英国叙情を持ち合わせている。スピーディな曲から、マギー・ライリーに少し似た女性ヴォーカルを活かしたポップ&フォーク・ロック調、そして、12分に及ぶタイトル曲では、IT BITESのJOHN MITCHELLがゲストでギターを弾き、また、本作のミックスも彼が手掛けている。デジパック仕様。 UK
BS-10564 FREDDEGREDDE / Thirteen Eight CD \2200
 ムーン・サファリ級のポテンシャルを持った新人シンフォの2011年作。聴けば最低でも5人編成くらいの完全なバンドの音なのだが、実はFREDRIK LARSSONという若いマルチ・ミュージシャンがドラマーの協力を得て作り上げた作品で、すでにYOUTUBE百万回以上のアクセス数でその卓越した音楽センスが話題になっていた。甘くメロディアスなヴォーカル、ハケットにも通じるアコギやピアノの叙情性、オーケストレーションを伴った壮麗なドラマチックさ、スリリングなシンセやギターソロ、メタルにならないヘヴィな重厚感、ドラマー泣かせの変拍子など、この自由な発想のスキルに脱帽。デジパック。 SWEDEN

解説は個人の主観で書いています。それぞれの好みもあり、また聴いて来られた音楽歴、プログレ歴で受け止め方も違ってくると思いますので、
解説は目安としてください。オープンな気持ちで接してもらえ、音楽を楽しんでもらえるのが一番かと思います。店主。


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