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2024/04/14(11:18:52)

入荷済みのものからおもだったおすすめ盤をピックアップしています。
もちろん入荷はこれらだけではありませんからぜひご来店下さい。
在庫に関しては、電話(03-5389-6721)にてお気軽におたずね下さい。

表示金額は全て税込みです
BS-19061 PHAEDRA / Norn CD \3300
 イタリアならではの深く神秘的なシンフォニック・ラビリンスをジェネシスの影響を交え聴かせる2024年作。可憐な女性ヴォーカルと情感あふれるの男性ヴォーカルを伊語でフィーチャーし、オルガンやピアノが駆け回りクラシカルなヴァイオリンやチェロも曲よって配しバンコにも似たイタリア色と繊細な12弦やリリカルなフルート音に幽玄に押し寄せるメロトロンなどバンドのルーツであるジェネシス色が交差するシアトリカルな内容で、巧みなギターと高い計算で配置されたテクニカルなキーボードがサスペンスを生み出していく。高揚していく変拍子とアコギのロマンチックさを組み合わせた正に迷宮ラビリンスを複雑極まりなく展開する23分越えの長尺ナンバーや美しい12弦の極みからオペラチックな幻想へと変るラストなど屈指の出来! 北欧神話に登場する運命の女神をテーマにしたコンセプト作。 ITALY
BS-19060 SERU GIRAN / Same CD \2980
 初のオリジナル・マスター使用となった2021年リマスター盤(LP+CDの2枚組セットのみで販売された)からの、単体初CD。PEDRO AZNARとエンジニアにより丁寧にリマスターが施され新たに甦った。アルゼンチンのロック・シーンを代表するバンドの78年1stアルバム。SUI GENERIS、LA MAQUINA DE HACER PAJAROS を経た、キーーボーディストCHARLY GARCIAが率いるバンド。PEDRO AZNAR(ベース)、DAVID LEBON(アコ&エレクトリック・ギター)、OSCAR MORO(ドラムス)の精鋭4人のアイデアが詰まったアルバム。当時のイタリア物を連想させるようなオーケストラと、ヴァイオリンを導入したシンフォニック・ロック、テクニカルなジャズ・ロック、ムーグやアープ・ストリングスをフィーチャーしたプログレッシヴ性が巧みに交錯する。また、ヴォーカル・パートも優しく繊細で心に響く。後のバンドに大きな影響を与えた傑作。2024年リリース。 ARGENTINA
BS-19059 SERU GIRAN / La Grasa De Las Capitales - Edicion 40 Aniversario CD \2980
 <40周年記念盤> 2020年にLP+CDの2枚組セットのみで販売された作品からの、単体初CD。アルゼンチンのロック・シーンを代表するスーパー・グループの79年2nd。アルゼンチン・ロック史上最高傑作と名高いアルバム。社会に対する痛烈な批判を展開した挑戦的な作品で、当時のラジオで放送禁止になった曲もある反面、ヒット・シングルも含む、シンプルでポップな要素も持っているが、特筆は後半で、前半とは異なったドラマチックな作風へと一転し、シンフォニック、ジャズ・ロック、バラード等を織り込み、完成度の高い曲で構成されている(オリジナルとは一部曲順が変えてある)。メンバーは前作と同様、キーボーディストCHARLY GARCIAを筆頭に、強靭なフレットレス・ベースも聴かせるPEDRO AZNAR、DAVID LEBON(アコ&エレクトリック・ギター)、OSCAR MORO(ドラムス)の精鋭4人。ジャケットはゴシップ雑誌「GENTE」のパロディで、これもまたパパラッチと軽薄な雑誌への批判を表している。2024年リリース。 ARGENTINA
BS-19058 HORIZONTE / Same CD \2800
 78年にリリースされた1stアルバムが単体にて初CD化。打楽器に、チャランゴやケーナといった民俗楽器も取り入れた、フォルクローレとロックを融合させた特徴的なサウンドに乗せて、歌心のあるスペイン語の歌詞で聴かせる。ARCO IRISやAUCANと並べられるが、インプロビゼーション的なアプローチも見せ、プログレッシヴ・ロック性のあるシンフォニックな面も持ち合わせている。キーボーディストのシンセ、ピアノの繊細なプレイも光り、バンドの方向性を示している。旧盤の2in1盤では1曲(MAIZ AZUL)カットされていたが、今回初の完全収録となる。2024年リマスター盤にて音質も向上。 ARGENTINA
BS-19057 HORIZONTE / Senales Sin Edad CD \2800
 79年にリリースされた2ndアルバムが単体にて初CD化。デビュー・アルバムをリリース後、SERU GIRANとの共演ライヴの機会に恵まれ、その衝動に突き動かされ本作のレコーディングを始めた。よりキーボードが活躍しその存在感を示しているが、各メンバーの演奏テクニックも大幅に上がり、アンサンブルを重視したアレンジの仕掛けの多いプログレ然としたナンバーも壮快さを増している。民俗的なメロディを取り入れながらも彼らの音楽性を確立した。また、スペイン語によるヴォーカルも叙情的で南米ならではの泣きで聴かせる。2作を残して81年に解散した短命バンド。2024年リマスター盤にて音質も向上。 ARGENTINA
BS-19056 ANGE / Le Cimetiere Des Arlequins CD \3800
 <2024リマスター&見開き紙ジャケット・フランス盤+4つ折りポスター&復刻ワッペン封入> 今聴くと、とてもサイケデリックな世界へ誘われる73年リリースの2nd。彼らのスタイルが見えてきたアルバムで、荒削りだが力強く、異様な響きで圧倒するオルガンやヘヴィなギターをバックにハードに歌い上げるナンバーと、アコギやフルートを交えた風変わりなフォーク・タッチのナンバーが混在しており、また、沈み込むようなリヴァーブ処理により、まるで異次元から聞えてくる幻想的なロック交響曲のような印象を受ける。妖しさと激しさが織り成す超力作だ。内ジャケ等のアートワークはオリジナル・フィルムから再構成されており、ファン必携のコレクターズ品となっている。 FRANCE
BS-19055 ANGE / Au-Dela Du Delire CD \3800
 <2024リマスター&見開き紙ジャケット・フランス盤+4つ折りポスター封入> 74年リリースの3rd。ユーロ・ロック史上で語り継がれる傑作であり、次作のEMILE JACOTEYと、その次のPAR LES FILS DE MANDRINの3枚はどれも屈指の必聴作と言えるが、そのスタイルを本作で決定付けている。アルバムを劇場化させ、アイロニーと空想的なコンセプトを意味深なヴォーカルや独特のメロトロンを配し、複雑な場面展開でリリカルかつヘヴィに聴かせる。そのシアトリカルなシンフォニック・ロックは後のフランスのシーンに多大な影響を与えた。内ジャケのアートワークは原盤のインサート素材らのオリジナル・フィルムからデザインされており、ファン必携のコレクターズ品となっている。 FRANCE
BS-19054 SOCRATES DRANK THE CONIUM / On The Wings - 50th Anniversary Digipack Edition CD \3300
 <2023年リマスター50周年記念デジパック盤> ハード・ファンを直撃する73年リリースの3rd。本作ではツイン・ギターとなり、屈折したリフを多用するユーロ・ハード・ロックの超名作となっている。英語で歌われ、ツェッペリンが例えに出されることが多い本作だが、絡み合うツイン・ギターのプログレッシヴなアレンジに加え、ぎらぎらとした乾いたギリシャ的なヘヴィネスが重厚で、シャウトとメロウを絶妙にミックスするヴォーカルと共に王道の正統派でかつ英国ではないエキゾチックさが漂い続けるのが最大の魅力だ。稀有なほど全編アグレッシヴ! GREECE
BS-19052 STORM DEVA / Same - Limited Edition CD \3300
 女性ヴォーカル・シンフォ・バンドの2023年デビュー・アルバム。ギタリストと、キーボーディストでもある美声女性ヴォーカリスト(TRACY HITCHINGS 似)、ベース、ドラムス、チェロ奏者を含む5人組。クラシカルなパートも織り込んだ英国調のメロディが際立つサウンドとなっており、リリカルでリズミカルなピアノや、メロディアスかつエモーショナルなギター、そして、随所で導入されるチェロも優美な叙情を奏で、彼らの世界観に欠かせない。ミックス&マスターリングは、アリーナのJOHN MITCHELLが手掛けている。デジパック仕様。自主盤。 UK
BS-19051 CATALYST R / Pace Of Change - Limited Edition CD \3200
 ESP PROJECT関連のヴォーカリストとドラマー、ここではマルチプレイヤーとして活躍する、THIS WINTER MACHINEのギタリストによるトリオ・バンドの2024年新作2nd。ソリッドなプログレッシヴ・サウンドに、ジェネシスチックな英国叙情を織り交ぜたシンフォ・サウンドを聴かせる。シンセやエモーショナルなギターに加え、リリカルなピアノやアコギのアンサンブルが美しく、ハートフルなヴォーカルがメランコリックな哀愁を紡ぎ出す。ストリングスを効かせたデカダンでシアトリカルな雰囲気など、マリリオンの影響を感じさせるところも。デジパック仕様。自主盤。 UK
BS-19050 THE PROPHETS OF ZARQUON / Floodplain - Limited Edition CD \3300
 透明感のある美声女性ヴォーカル・シンフォ・バンドの2024年新作4th。メロトロン、ミニムーグ、シンセといったキーボードと、アコ&エレクトリック・ギター、ドラムスの4人編成のバンド。マギー・ライリー(ムーンライト・シャドウ)をイメージさせる4曲目に代表されるような、キャッチーなポップさの中に幽玄さも散りばめたメロディアスなサウンドを聴かせる。ラストはメロトロンをフィーチャーした夢想感が漂う幻想的な曲で幕を閉じる。夏の到来を告げるベルテーン祭をテーマにした、ファンタジックなコンセプト・アルバムとなっている。CDボーナス4曲追加収録。CDR盤。見開き紙ジャケット仕様。自主盤。 UK
BS-19049 JOHN GREENWOOD / Dark Blue CD \3300
 スティーヴ・ハケットも推薦文を寄せるジェネシス、アンソニー・フィリップスの影響を感じさせるシンフォニック・ロック新作。クラシカルなパートをシネマティックに織り込んだ、英国叙情が優美に香るメロディアスで美しい作品となっている。6&12弦、ナイロン、クラシック、エレクトリックを持ち替え、様々なスタイルを披露するギター・プレイも流石だが、ベース、キーボード、オーケストレーション、ヴォーカルまでマルチにプレイし、さらに、NICK MAGNUS(オーケストレーション&キーボード)、FROST*のドラマーCRAIG BLUNDELL、バンドメイトのSTEVE UNRUH (フルート)を筆頭に、ヴァイオリン、チェロ、フレンチホルンや、美声女性ヴォーカリストら、総勢15人のミュージシャンが参加したスケール感のあるプロジェクト作。全曲自作曲ながらジェネシスの「AFTERGROW」をカヴァー収録。オーストラリアのシンフォ・バンドUNITOPIAの最新作「SEVEN CHAMBERS」に参加しているイギリス人ギタリストの2023年作。昨年DLにてリリースされたアルバムがようやくCD化された。ボーナス・トラック2曲追加収録。自主盤。 UK/AUSTRALIA
BS-19048 VLYES / Why - Limited Digipack CD \3500
 ドイツの人気シンフォ・バンド、SYLVANに07年まで在籍したギタリストのシンフォ・プロジェクト2024年作。SYLVANのオリジナル・メンバーであり、2000年代中期の傑作を生み出した一人だ。あの当時の美学、泣きのメロディーを本作でも紡ぎ出しており、悲哀のヴォーカル、シンセなど眩惑的なキーボード、的確なリズム・セクションらとエモーショナルでかつ幽玄なシンフォニック・ロックを構築している。プログラミングやアンビエントなど適度にアップデイトされた感覚とフロイドに通じるダークな思考がミックスされ、ヴァイオリンやチェロも曲によって配し、後半ではメロトロン系のオーケストレーションなど哀愁たっぷりに聴かせる力作となっている。アコギも交えた10分越えの9曲目は傑出した必聴ナンバーで、戻れないほど深みがある。ぜひ聴いて頂きたい。デジパック。 GERMANY
BS-19047 CONFUSION FIELD / Future Impact Of Past Diversions CD \3300
 いくつかのバンドを渡り歩いたマルチ・ミュージシャンがプログレッシヴ&シンフォ・バンドを目指すべくリリースした2023年作。ドラマーやギタリストが加わったスタジオ・プロジェクトとなっており、ハードでドラマチックなサウンドを聴かせる好作となっている。21世紀のモダンなプログラミングと80年代のキャッチーさをミックスさせたありそうでないサウンドを重厚に完成させており、エイジアからヴィエナ期のウルトラヴォックスまでもエレメンツにしたようなひたすらメロディックな作風だ。エモーショナルなヴォーカルと巧みなギターにシンセ群がきらめき、ブレンデッドでありつつ全体に北欧らしいクリアーな叙情を湛える力作と言えるだろう。自主盤。 FINLAND
BS-18952 VIIMA / Vaistyy Mielen Yo CD \3300
 再入荷。フィンランド最大級のキャメル派と言われた彼らが15年振りに新作をリリース! 前作とほぼ同じメンバーで録音されており、フィンランド語のヴォーカルをフィーチャーし、バーデンス風のロマンティックなキーボードとメロディアスなギターにフルートも加え、オルガン、エレピ、シンセ、そして深夜の湖畔から漂ってくるようなメロトロンが神秘の美を幻想的にドラマチックに描き出している。まさにキャメルの如し。なんという叙情の洪水。心の夜が消えていくと題され、それを映し出したジャケットのような光と希望も見え、ざわついた日常が溶けていく。リズムにもキャメル然とした適度な緊張感があり、時にハードでスリリングな展開に。ラストも絶品で、いつまでも鳴り続けてほしいと祈るロマンに満ちる。メロトロン・シンフォで人気のKOSMOSのメンバーがゲスト参加。キャメル・ファン、メロトロン・ファン必聴傑作! 2024年作・自主盤。 FINLAND
BS-18994 THE CHRONICLES OF FATHER ROBIN / The Songs & Tales Of Airoea - Book III CD \3300
 再入荷。WOBBLER、JORDSJO、TUSMORKEらのメンバーが集まった最強クラスのヴィンテージ・シンフォ最新の第3弾2024年作。1曲目はまるでジェントル・ジャイアント、2曲目、そして3曲目は、まるでイエスといった感じで、英国プログレへの崇高な憧憬が映し出される。ややサイケデリックな4曲目、女性ヴォーカルも交えたフォーク風味で始まるラストの5曲目も70年代初期の英国リスペクトが強く、ハモンド、ローズ、ソリーナ、チャーチ・オルガン、メロトロンなどキーボードの彩りも十分。北欧神話や伝説などからのインスピレーションを散りばめ完成させている。30年ほど前からあった構想で、3部作としてようやく形になった。その最終章で、もっとも統一感があり、透明感のあるリリカルな作品となている。 NORWAY
BS-19002 ISILDURS BANE & JINIAN WILDE / The Pearl Of Ever Changing Shell CD \3300
 再入荷。ダークな夢想の中を彷徨うような孤高の音楽性を見せる2024年作。ヴォーカリストとの新たなコラボ作となっており、本作ではDAVID CROSS BANDのJINIAN WILDEを抜擢。ピアノ、アープ、ムーグ、クラヴィ、メロトロン、プロフェット、オーヴァーハイム、CS-80といった多彩なキーボードに、ヴィオラ、クラリネット、トランペット、ギターらが加わり、パーカッションも交えた気鋭のリズム・セクションがダイナミックな情景を浮き上がらせる。様々な音楽性と手法が融合し、彼らの作品の中では最もエレクトリックなアンビエント色が強いが、水の底に漂うような叙情は穢れなく神聖で、まぎれもなく息吹があり、ラストではすべてを許し合ったような讃美歌が未来へ木霊する。常に新しい音楽を求めるバンドにとって、絶えず変化する貝殻と真珠をタイトルにしたという。その意味を全編に込めた超力作! SWEDEN
BS-19046 SISYPHOS / Teardrop Symphony CD \3600
 70年代初期のロックをコンセプトに制作された2024年作。ジャケットやシタールを導入したラストで顕著なサイケデリックな要素も取り入れており、ハミル似のヴォーカルをフィーチャーし、鉄壁の4人がストレートに繰り広げるダークで棘のあるサウンドとなっている。変幻自在のハモンドとハードなギターがアンサンブルの核となり、切れの鋭いクラヴィやエレピ、幽玄なコーラスが効果的に配される。一聴シンプルに感じるも、展開や変拍子、キメの凝った、そしてそのストイックさはスイスならではと言え、屈折しクラシカルさも見せる6曲目、インストでじわじわと迫り来る7曲目などSISYPHOS然としたプログレッシヴな風格を見せる。曲によってはトリオ・ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーターを思わせるところも。彼ららしい挑戦作となっている。自主盤。 SWITZERLAND
BS-19045 EXODUS / Widok Z Gory Najwyzszej - Live 1980 2CD \3200
 東欧シンフォの名作のひとつ、THE MOST BEAUTIFUL DAYをメインにした全盛期80年の発掘ライヴを2枚組で収録した2024年盤。ポーランドのイエスと言われたアルバム全曲に加え、同傾向のシングル曲やスリリングな未収曲も含む当時の全貌が見えるセットリストにて、ハウ張りのテクニカルなギター、きらめくシンフォニックなアナログ・キーボード群、ファルセットをうまく使うヴォーカリストと彼が弾く12弦ギター、リッケン張りのベース、手数の多いドラムスが一体となってリリカルで構築的なサウンドを東欧の哀愁を込めてドラマチックに聴かせている。スタジオ盤の繊細さや幽幻さも持ち込まれており、完成度の高いステージを展開している。イエス影響のサウンドに翳りのあるエキゾチックなヴォーカルが加わるあたりアトールを思わせるところも。また、キーボーディストのウェイクマンを意識したような10分近いクラシカルなソロも聴き物だ。シンフォ・ファンはぜひ! リマスター。 POLAND
BS-19044 SAQQARAH / The Runaway CD \3200
 フロイド、ジェネシス、キャメル、マリリオンの影響を語るブルターニュのシンフォ・バンドの2024年作。19年振りのアルバムで、デビュー当時からのメンバーのギターとキーボードをキメ細かく叙情的に配し、英語ながらもどこかフランス的な湿りを感じさせるメロディアスなヴォーカルを聴かせるネオ・プログレをフレンチ・シンフォで染めたようなサウンドと言えるだろう。波のようなストリングスをバックにギターが切々とソロを取る終盤など淡さが美しい。92年に結成され94年にデビュー。当時、フランスでは新たなプログレ・ブームが起っており、ニュー・ジェネレーション・バンドが多く現れたが、その雰囲気をいい意味で今でも湛えている。EPを含むと本作で4作目となる。デジパック自主盤。 FRANCE
BS-19043 ARCANSIEL / Hard Times CD \3300
 88年にデビューしたシンフォ・バンドの復活2024年作。哀愁に染まったクラシカルなサウンドはジェネシスの影響を感じさせつつ、シンセ、オルガン、ピアノ、チェンバロをイタリア然と配し甘美なギターとメロウなヴォーカルのバランスの取れた鮮やかで美しい整合感の正統派となっている。中世やバロック風味があり、かつ初期のマリリオン色も持った当時の雰囲気を残したシンフォ・ファン垂涎の内容だ。アナログ系のストリングスの荘厳さとアコギやフルート音の牧歌的なメルヘンが拡散していく中盤はオランダのバンドのロマンチックさにも共通し、締まったテクニカルさはスイスのバンドも思わせる。ドラマー以外は新メンバーで彼らが曲を作っているので、もう別バンドと言えるのでは。ラストではジャージィさもモダンに加わっている。全編メロディアスな極上作。デジパック。 ITALY
BS-19042 GIANNA NANNINI / Sei Nel L'Anima CD \3980
 女性ヴォーカル・ロッカーとしてのルーツへ立ち戻りその魂をファンと共有するというコンセプトで制作された5年振りの2024年作。ワイルドでヘヴィなロック・ナンバーで幕を開け、70年代中期から80年代中期あたりの曲想を21世紀へアップデイトされた切なさとキャッチーさがイタリア然と織り成す熱い内容だ。そこへ2000年代中期に彼女が示したアーティスティックなドリーミィーさが感動的なストリングス・オーケストラと共に幽玄に流れ込み、ロック・バンド、アンビエント、シンセ、ピアノ、エレクトリック・ギター、ブラスらと一体となり、ドラマチックなバラードもあり、アコギ一本で歌われるラストまで、今年5月に公開される伝記映画の如くアルバムは構成されている。懐かしくも感じる正統派イタリアン・ポップス(&ロック!)の王道作!見開き紙ジャケット。 ITALY
BS-18996 SEMIRAMIS / La Fine Non Esiste CD \3300
 再入荷。50年振りとなる新作がリリース! 彼らもまた、たった1枚のアルバムでイタリアン・プログレのレジェンドとなった。その「Dedicato A Frazz」のドラマーを中心とした新ラインナップで来日メンバーだったキーボーディストのダニエレ・ソレンティを含む6人編成により未発表新曲を6曲収録。巧みでハードなギターと歌い上げるイタリアン・ヴォーカルに彼らの特徴でもあった鋭いアコギや鍵盤打楽器を効果的に配し、エキゾチックな地中海の光と影が織り成すテクニカルなサウンドで構築された強力な内容となっている。フルートの新味もあり、ぎらつくシンセやキメの畳み掛け、アップテンポで迫っておいての広大なシンフォ展開など中盤からはらしさがダダ洩れ。何かに取り憑かれたようなラストなど当時に書かれた曲ではと思ってしまう傑出ナンバーだ。伊ファン必聴! 2024年作。デジパック。 ITALY
BS-19041 PEREGRINE / Songs Of Mine CD \3200
 初CD化。72年にウェールズのマイナー・レーベルであるWESTWOODからリリースされた英国レア・フォーク・バンドの唯一作。12弦&アコ−スティック・ギターのアンサンブルと男性ヴォーカル(&コーラス含む)で聴かせるトリオによるウォームハートなフォーク・アルバム。柔らかい雰囲気のメロディアスな曲が多い中、当時の英国の香り高いドリーミィさやマイナー調のアンダーグラウンドな趣の曲もあり気を引く。フォーク・ファン垂涎のコレクターズ・アイテムとしても知られる1枚。紙ジャケット仕様。韓国盤。 UK
BS-19031 NIEMEN / Katharsis SACD \3500
 <POLSKIE NAGRANIA 2023リマスター SUPER AUDIO CD-HYBRID DISC> 75年リリース。GRUPA AEROLITのドラマーが亡くなり、悲しみを深く受け制作された異色作で、ポーランドの戯曲も取り入れ、とてもシュールで独創に満ちた作品を1人で作り上げた。メロトロンやムーグなどのキーボードを多重し孤高の精神と芸術性を帯びる頂点の1枚。電子音的に用いられるシンセとクリムゾン張りの哀愁のメロトロンのコラージュは天才としか言いようがない。また、ヴォーカル・パートは少ないが喪失の中にうずくまるような嘆きを聴かせている。当初ドラマーとのデュオ作として予定されていた。東欧の悲壮感が襲う。かじり聴き厳禁。75年のシングルからボーナス入り。ハイブリッド仕様につき通常のCDプレイヤーで再生可。*ポーランド国内販売限定品の為、今回のみの特別入荷です。 POLAND
BS-19040 ELDBERG / Same CD \3300
 <ラスト・ストック> 氷と炎の国、アイスランドから本格的なプログレ・バンドの2011年デビュー作。全編アイスランド語で歌われ、ハモンドやメロウなギターを配するサウンドはかのTRUBROTを彷彿。ゲストでサックスも含む完全なヴィンテージ系の音で、70年代初期にこの国で生まれた名作群に加えても、なんら見劣りもしない完成度だ。時にメロトロン風のキーボードも遠鳴りし、感情的なヴォーカルも説得力十分で、ワーグナーやバッハを交え後半はハードなクラシカル・ロックへ突入。ハモンド弾き倒しだけでなく、この情感。ヴァーティゴライクと言うなかれ。最高です。EIKのキーボーディストによるプロデュース。デジパック。 ICELAND
BS-19039 ELDBERG / Par Er Heimur Hugans CD \3300
 <ラスト・ストック> 70年代には伝説のバンドを数々生んだものの、その後、20年以上はプログレ不毛の地だったアイスランドから登場した彼らの2015年2nd。クラシカルなハモンドを始め、ピアノ、メロトロンをプログレッシヴにフィーチャーし、エネルギッシュでメロウなギターを絡め、情感たっぷりのアイスランド語で歌われる北欧ファン垂涎の内容で、ハードになり過ぎることもなく、曲によってヴァイオリンやクラリネット、あのテルミンも加え、すでに円熟した風格で聴かせる。淡々としながらも叙情を沸き立たせるあたり、やはりTRUBROTを彷彿。EIKのキーボーディストによるプロデュース。シンセでも参加している。デジパック。 ICELAND
BS-19038 HOKR / Starej Hokr Vol.2 CD \3500
 プログレッシヴなオルガンと破壊力のあるサックスをフィーチャーし、屈折したヘヴィ・プログレをカッコよく豪快かつ緻密に聴かせるチェコのVDGGとでも言えそうな2023年作。弾き込まれるオルガンと挑戦的なサックスはバントンとジャクソンを彷彿させ変拍子で強烈に攻めてくる。ゲストで加わるチェロも効果的で、ダークなサウンドにクラシカルな光をもたらしている。チェコ語で歌われるアンダーグラウンドなヴォーカルもまた東欧然としており、結成は70年代でかつては音楽スタイルと歌詞が不適合であるとしてライヴやレコーディングを当局から拒否され続けたという。以前はPOCO LOCOの名で活動。その後、オルタナになったが本作では初期の79年から84年までに作曲されたプログレ期の曲を今に録音したもの。作曲の段階から完全にプログレしている本格派。VDGGファン、チェコ・プログ・ファン必聴です! 綴じ込み付きデジパック自主盤。*今回のみの入荷です。売り切れ後の再入荷はございません。 CZECH REPUBLIC
BS-19035 LA FUENTE / El Grito Primal CD \2800
 初CD化。2枚のアルバムを残したアルゼンチンの短命バンドの83年2nd。繊細なアコースティック・アンサンブルと洗練されたコンテンポラリーなサウンドがバランス良く配され、こちらも前作と同様に、英国調のアンダーグラウンド・フォークのようなメロウな趣や、品格のあるクラシカルな叙情、スペイン語の柔らかなヴォーカルとコーラスで綴る。当時、LOS JAIVAS が築いたアンデス音楽とロックの融合を引き継いだバンドとして注目を集めた為、アンデス色を打ち出した曲も含むが、彼らの本質と方向性はそこではなく、そこから独自に派生させた相反するオリジナリティであったのだろう。原盤はLITO VITALEのレーベルCICLO3からリリースされた。隠れた名盤。2024年リマスター盤。 ARGENTIN
BS-18991 LA FUENTE / Same CD \2800
 再入荷。初CD化。2枚のアルバムを残したアルゼンチンの短命バンドの81年1st。アコギ&12弦ギター、マンドリン、フルート、クラリネット、ピアノ、チェロ等による繊細なアコースティック・アンサンブルと、物悲しいメロディに惹きつけられる。南米のバンドにしては珍しく、まどろむ英国調のアンダーグラウンド・フォークのような趣や、夢想的なシンフォ色、室内楽風のクラシカルな風味もあり、サウンドに乗せてスペイン語の柔らかなヴォーカルとコーラスも美しい叙情を紡ぐ。当時、LOS JAIVASのTODOS JUNTOSのカヴァーをした事で有名となり人気を集めた為、アンデス音楽の要素も含んでいる。原盤はLITO VITALEのレーベルCICLO3からリリースされた。隠れた名盤。2024年リマスター盤。 ARGENTINA
BS-18934 NURT / Same CD \3500
 <ラスト・ストック> ポーランド屈指のヘヴィ・プログレを聴かせる73年作。彼らの唯一のアルバムで、あのSBBのJOZEF SKRZEKも感化されたという凶暴に歪んだベースと豪快なドラムスにハード&サイケなギターが加わりポーランド語のハイトーン・ヴォーカルで歌われる。ヘヴィまっしぐらかと思うとこれがとんでもなく音楽性が広く深く、シタールを配した瞑想的な曲を始め、バート・ヤンシュ風のギターの曲、シンセやハモンドも加えた初期SBBを彷彿させるプログレッシヴな曲、アシッドなフルートを交えた眩惑的な曲、ジャズ界で著名なトランペッターをフィーチャーした曲、そして王道ハード・ロックと、強烈な多様性で構成されている激作。この屈折、暗み、東欧ならでは。2013年リマスター盤。 POLAND
BS-19023 SKALDOWIE / Krywan Krywan CD \3500
 <ラスト・ストック> ヴァイオリンをフィーチャーした、東欧クラシカル・シンフォの72年必聴作の2011年リマスター&11曲ボーナス入り盤。ポーランドの72年という年代を思うと、かなり傑作である。67年にデビューし、ニーメンと同じく初期はビート&サイケだったものの、英国やヨーロッパのプログレッシヴ・ロック・ムーブメントをもろに受け、本作で一気に開花。ムソルグスキー、ロッシーニ、ボロディン、バッハを織り込みながら、ハモンドとヴァイオリンが紡ぎ出していくサウンドは同年にデビューしたドイツのペル・メルにも近く、組曲となっている長尺なタイトル曲は、これを聴かずして東欧シンフォを語れない名曲となっている。ボーナスも良く、未発を中心としたスタジオ・セッションやラジオ・セッションを収録。 POLAND
BS-19022 SKALDOWIE / Stworzenia Swiata Czesc Druga CD \3500
 <ラスト・ストック> 本バンドの、もうひとつの必聴シンフォ作の2011年リマスター&6曲ボーナス入り盤。76年の傑作で、ピアノがリリカルに流れ厳かな合唱で始まるオーケストラをフィーチャーした20分近いタイトル曲が素晴らしい。ハモンドとヴァイオリンが奏でるクラシカルなサウンドは東欧のペル・メルといった感じだが、テクニックだと遥かに凌駕している。エマーソン並みの弾き倒しが圧巻で、シンセも加わり、途中ではバロック音楽も優雅に香らせる。また、悲しみを湛えて歌われるヴォーカル・ナンバーなど、その暗さには神に救いを求めるしかないような深みが映る。ボーナスはチェコ・オンリーだったシングル曲や、未発ラジオ・セッションからで、こちらも良い。尚バンドは本作後、プログレから遠ざかってしまう。 POLAND
BS-19033 GUADALQUIVIR / Ole Corea! CD \3200
 アンダルシアン・プログレッシヴ・ロックの中でもテクニカルなジャズ・ロックを誇っていた彼らが多数のゲストを迎え録音したチック・コリア・トリビュート2024年作。中心的なメンバーだった2人のギタリストとサックスやフルートの管楽器奏者に、ICEBERGやALAMEDAのキーボーディスト、リズム・セクション、ヴァイオリン、チェロ、トランペット、さらにはバーンスリー、タブラ、DOLORESのシンガーらも交えた総勢42人のプレイヤーが加わり、リターン・トゥ・フォーエヴァーやソロ曲から敬意を込めて、情熱的に、そして鮮やかにカッコよく、原曲にはない超絶フラメンコ・ギターやパルマ(手拍子)やアラビアン・パーカッションが加わったスパニッシュ&アンダルシアのエキゾチックな香りを立たせ熱演している。また、生管弦が混じる美しい色彩も豊かだ。3面開き紙ジャケット。アンダルシアの超マイナー・レーベルからの超限定リリース!
曲目:HYMN OF THE SEVENTH GALAXY、CAPTAIN SENOR MOUSE、500 MILES HIGH、NITE SPRITE、SPAIN、KING COCKROACH、HUMPTY DUMPTY、LOVE CASTLE、ARMANDO'S RHUMBA
SPAIN
BS-18944 GUADALQUIVIR / Live Bilbao 1980 CD \3200
 再入荷。エキゾチックなスパニッシュ・ジャズ・プログレを聴かせるグアダルキビルの2nd「Camino Del Concierto」期80年の未発ライヴ。バンド初のライヴ盤となり、1stと2ndから半々の選曲に未発表曲2曲を加えた8曲をツイン・ギターやサックス&フルートの管楽器奏者を含むオリジナル・メンバーにて全盛期を象徴するテクニカルなサウンドをエネルギッシュに繰り出している。小気味好いギターをメインに全員でスピーディに畳み掛けるキメがカッコよく、スタジオ盤より音が太くドラムスなどパワフルな印象を受け、ダイナミックなバンド像が浮かび上がる。限りなくイメージを掻き立て、スペインらしい鮮やかなコントラストを放つ彼らだが、加えて生々しい熱気が聴き所となっている。リマスター&3面開き紙ジャケット。アンダルシアの超マイナー・レーベルからの超限定リリース! SPAIN
BS-18794 EDUARDO MORENO / Disorder - Inner Odyssey Expanded Edition CD \3200
 再入荷。70年代のクリムゾン、イエス、ジェネシス、ELPらをリスペクトしたグラナダのマルチ・ミュージシャンのシンフォニック・ロック2023年作。ジャケットには宮殿がオマージュされているようにその溺愛ぶりは相当なもので、彼が作り上げた英国プログレのユートピアが展開される。宮殿と戦慄と危機とサパーズと脳みそサラダがミックスされたような濃密さで、邪悪なギターにバンクス風のオルガンにエマーソンの如く攻撃的なピアノも襲い掛かり、かつ速いキメや後半の圧倒的な音圧での持続性は21世紀型という、想像を絶するとんでもない内容となっている。ヴォーカリストや女性コーラス、サックス奏者など数人が参加。リマスター&ボーナス1曲入り3面開き紙ジャケット。 SPAIN
BS-19030 TVINNA / Two - Wings of Ember CD \3300
 ドイツの人気バンドFAUNの女性ヴォーカリストLAURA FELLAが率いるメディヴァル系バンドの2024年新作。彼らは自らをダーク・プログレと位置づけており、ルーツである民俗的なフォークよりも、ロックへとより舵を切ったコンセプト・アルバムとなっている。ギタリスト、ドラマーとのトリオ編成に、ブッケホルン(羊またはヤギの角から作られた古代スカンジナビアの楽器)や、ハーディ・ガーディもゲストに迎え、ドライヴ感のあるエレクトリックと融合させ、幽玄で神秘的な中にも、コンテンポラリーでポップな感性を持ち込んだサウンドは、やはりFAUNを思わせるところも。LAURAの可憐なヴォーカルも映える。デジパック仕様。 GERMANY
BS-18857 SEPTEMBER / Zadnja Avantura - Deluxe Edition CD \3600
 再入荷。スロヴェニア屈指のジャズ・ロック・バンド、SEPTEMBERの必聴2タイトルが2023年リマスター再発! 壮絶な演奏が聴ける76年作1st。スリリングなエレクトリック・ヴァイオリンをフィーチャーし、キリコ張りのバカテク・ドラムスと切れ味の鋭いオルガンやエレピと巧みなギターが一体となり、ずばりアルティ・エ・メスティエリも彷彿させる疾走型ジャズ・ロックを展開。キーボードとリズム・セクションはTIME、ヴァイオリニストはスロヴェニアン・フィルのメンバーだった。ギターを兼任するヴォーカリストを中心にリュブリャナで結成。ヘヴィな重厚感もあり、旧ユーゴスラヴィアならではの熱い歌心も沸き立つ名作だ。旧ユーゴのトップクラスの1枚だろう。76年のシングルから初CD化ボーナス2曲入り。デジパック限定スロヴェニア盤。 SLOVENIA
BS-18856 SEPTEMBER / Domovina Moja CD \3600
 再入荷。スロヴェニア屈指のジャズ・ロック・バンド、SEPTEMBERの必聴2タイトルが2023年リマスター再発! 今回、初CD化となる79年2nd。ヴァイオリニストが抜け、その分、よりギターを配したアンサンブルとなり、ヴォーカリストとTIMEのキーボーディスト以外は新メンバーとなっているが、前作の延長線上のテクニカルなサウンドでありつつ、ロックの骨格が強くなり、バルカン色も交えながらヴォーカルやギターはメロウな哀愁も湛える作風だ。また、キーボードはプログレッシヴな切り込みのハモンドに加え、ピアノやクラヴィのカッコいいイタリア風のバッキングやアープ・シンセの速弾きソロなどヴァリエーションを増し、ゲストでサックスも入る。バンドはソ連やドイツを始め、アメリカでのツアーも行った。デジパック限定スロヴェニア盤。 SLOVENIA
BS-19021 DRIFTING SUN / Veil CD \3200
 メランコリックな英国叙情が胸に染み渡るマリリオン、ジェネシス影響下のシンフォ・バンドの2024年新作。泣きを含んだエモーショナルなギター、ピアノがクラシカルに響き、メロトロン系、シンセ、オルガン、生のヴァイオリン、合唱も導入した、ドラマチックな哀愁に満ちたシンフォニック・ロックを聴かせる。メンバーチェンジを繰り返しながら新たな試みを取り入れ進化を続ける彼ら。本作では、リーダーのフランス人キーボーディストと、前作から参加したギリシャのシンフォ・バンドVERBAL DELIRIUMのヴォーカル、IQ/ARENAベーシストJOHN JOWITTに加え、新たにex.PENDRAGONのドラマーFUDGE SMITH、ギタリストらを迎えた精鋭の5人組にて。3面開きデジパック仕様。自主盤。 UK
BS-19018 RICK MILLER / One Of The Many CD \3300
 ケベックの叙情派アーティストの2024年新作。全編を覆うメランコリックなメロディと、心に響くハートフルなヴォーカルが特徴のシンフォニック・ロック作。自身のキーボードを含むマルチプレイに加え、アコ&エレクトリック・ギター、ドラムス、2人のフルート奏者、2人のチェリスト、ヴァイオリンも加え、幽玄な幻想色を纏ったフロイド、ムーディー・ブルース影響下のサウンドを聴かせる。今までの作品には無い、ヴィンテージ感を伴ったドラマチックな場面や、アラビックなメロディも取り入れた、ダークでシネマティックなサウンドがイマジネイティヴに広がる。また、気品あるジョン・ハケット風のフルートも印象的で、ストリングスとの室内楽風アンサンブルも美しい余韻を残す。まろやかな芳香を放つ円熟の作品。 CANADA
BS-19017 SBB / Live Cuts - Bytom 1979 2CD \3200
 未発ライヴ・シリーズ「Live Cuts」第10弾。恐るべし驚愕の閃光シンフォニック・ジャズ・ロックを聴かせる79年10月のライヴを2枚組で収録した2024年盤。それまでのトリオに、NIEMEN AEROLITに参加していたギタリストをもう1人加えた「Memento〜」での4人編成となり、彼らのホームタウンで新しいラインナップのプロモーションとして行われた。速さ、キレ、輝き、ドラマチックさ等、群を抜いており、Memento〜の1曲目を始め、4作目のZe Slowem Biegne〜、Follow My Dreamから前半の組曲、ギターがむせび泣くWelcomeの2曲目などに加え、JOZEF SKRZEKのソロ・ナンバーではリリカルなピアノやアコギを聴かせ、79年のオムニバスのみに収録されていた曲など絶頂期の演奏が堪能出来き、嘆きのヴォーカルが胸に染み入る。リマスター。 POLAND
BS-19015 TUMBLETOWN / On The Highwire CD \3200
 SILHOUETTEのキーボーディストが参加しているシンフォニック・ロック・プロジェクトの3作目となる2024年作。哀愁に縁どられたオランダ叙情を展開するドラマチックな出来となっており、震えるように歌い上げる超巧みなギター、七色に煌めき立つシンセ、幽玄なメロトロン、ヴィンテージ感のあるオルガンらとヴォーカルがマッチし、アコギがリリカルに配される。ジェネシスが垣間見えるものの、入り組んだアンサンブルと多彩なリズム変化、テクニックと美旋律の絶妙なバランスなど実に新鮮に感じるサウンドを聴かせる力作だ。ヴァイオリンやブラス音源の挿入も決まっており、ピアノ、ストリングス、ボトルネックらクラシカルに昇華するラストなど、どこかカヤックのようなシアトリカルさも。150枚限定・見開き紙ジャケットCDR。 HOLLAND
BS-19014D V.A. / The Best Of... 2Days Prog+1 2023 2DVD(PAL) \4200
 北イタリアのヴェルーノで2023年に開催されたプログフェス。もう恒例のフェスと言え、名作ENGLISH ELECTRICからの曲も演奏する新体制のBIG BIG TRAINを始め、ライヴ映像としては初となるABEL GANZ、元はアイドル系という女性ヴォーカリストをフロントにしたDISTRICT 97、ドラマーにチェスター・トンプソン(ジェネシス)を迎え、広大なスケールと緻密なテクニカルさを見せ付けるUNITOPIA、幻想的なステージングと音楽を一体化させるOZRIC TENTACLESらに、イタリアからはマニアックな真の伊シンフォを聴かせるIL SEGNODEL COMMANDO、こちらもドラマチックな伊シンフォを聴かせるLA CRUNA DEL LAGOら気鋭バンドが参加。女性ヴォーカル&キーボードがフロントで映えるイギリスのPURE REASON REVOLUTIONも見入ってしまう。シリーズ初期に比べると画質が各段にアップ。12組・計25曲収録。ボーナスとしてLA CRUNA DEL LAGOによるアリーチェも歌ったバッティアートの「Il Re Del Mondo」のカヴァーを収録。これが実に良く、あの名曲がシンフォ・プログレになっている。
収録バンド&アーティスト:BIG BIG TRAIN、ABEL GANZ、OZRIC TENTACLES、PAIN OF SALVATION、UNITOPIA、PURE REASON REVOLUTION、O.R.K.、DIM GRAY、DISTRICT 97、KARMAMOI、IL SEGNO DEL COMMANDO、LA CRUNA DEL LAGO
ITALY/MULTI
BS-19005B ORANGE POWER VOL.7 BOOK \2860
 
「不思議音楽館 ORANGE POWER Vol.7」

 特集:南米ウルグアイ(この規模の特集は世界初かも)
  (ヒストリー+ピックアップ伝説アーティスト+レビュー126枚)
 特集:北欧アイスランド(この規模の特集は世界初!)
  (ヒストリー+レビュー84枚)
 総勢30名の無人島レコード・レビュー10選(レビュー300枚以上)
 日本のプログレ・バンド最前線(フェス・レビュー)
 ディスクス再発レビュー
 レコード・コレクター虎の穴「オークション」
 世界レア盤・廃盤買い付け記 特別寄稿トルコ編
 レコード・マニア偏愛録
 Collectors Notes 他
 新企画も満載!
 (全164ページ/カラー14p)
 完全限定制作品

■ガーデン・シェッド独自制作の「永久保存特典ペーパー」を差し上げます! プログレ・ファン、シンフォ・ファンへ捧げるイタリアの2000年以降の女性ヴォーカル傑作選です

ARC-7390 DISCUS / 1st CD \3300
 「ディスクス / ファースト」 なんの前触れもなく、99年にイタリアのプログレ専門レーベルからリリースされ、多くの音楽ファンに衝撃を与えたデビュー作。女性ヴォーカルも含み、個性的で、民俗的なエキゾチックさを持った曲想と変拍子が複雑に入り組むテクニカルな演奏が生み出すサウンドはそれまで聴いたことがない世界観のプログレッシヴ・ロックで、免疫の無い我々を襲った。的確かつ弾きまくられるギター、所狭しと駆け回るツイン・キーボード、デヴィット・クロスのようなヴァイオリン、舞い荒れるフルート等、特に最初と最後の曲が凄い。その最後の組曲のジャカルタ05年ライヴをボーナス収録。解説付き。2024年リマスター&紙ジャケット。 国内盤
ARC-7391 DISCUS / ...Tot Lich! CD \3300
 「ディスクス / トット リヒト!光へ!」 03年2nd。プログレへの強い愛着心とインドネシアというアイデンティティーを踏まえた上で完成された驚愕のテクニカル・パワー・ジャズ・ロック。その恐るべし内容に一聴で仰天! 緻密なのに、こんな破天荒な音は聴いたことがない。女性ヴォーカルをフィーチャーし、野生に舞うサックスやフルート、バカテクで荒れるギター、鋭く切れ込むヴァイオリン、ケチャのように叫ぶ打楽器群、ポリリズムを超越させたガムランの可能性、そして、傑出バラードの3曲目に見られるような美しい叙情性。既発ボーナス+09年のドイツのライヴから圧巻の新規ボーナス1曲収録。解説付き。2024年リマスター&紙ジャケット。 国内盤
BS-19011 LOST WORLD BAND / A Moment Of Peace CD \3500
 超絶ヴァイオリンをメインにまるでフリップな激しいギターをフィーチャーし、変拍子でスリリングに迫る2024年作。拠点をニューヨークに移しており、ロシア系のフルート奏者やカナダのドラマーなど在米のミュージシャンで録音。クリムゾンの暗黒の世界からレッド期のサウンドを軸に、ピアノと鍵盤打楽器を交えたディシプリン風ナンバー、ケルトまたはアンビエント色を漂わせる女性ヴォーカル・ナンバー3曲や、さらに12弦などアコギによるアンソニー・フィリップス風の情景が広がるナンバーまで収録している。とは言え、大半を占めるアグレッシヴなプログレッシヴ・ロック・ナンバーが主流で、やはり欧米とは一線を画す尖ったエキゾチックな内容となっている。見開き紙ジャケット自主盤。 RUSSIA
BS-19010B BIG BIG TRAIN / The Likes Of Us - Limited Mediabook Edition CD+BLU-RAY \4200
 <ブルーレイ付き/28ページ・メディアブック仕様/限定盤> 近年のPFMに参加経験もあるイタリア人ヴォーカリストALBERTO BRAVINを迎え、レーベルも移籍しリリースした、新生ビッグ・ビッグ・トレインの2024年新作。少年時代の思い出をテーマに郷愁を誘う美しい世界観で聴かせるコンセプト・アルバム。マルチプレイヤーが多いため、7人編成のバンドの中で4人がキーボードを担当し、5人がギター・パートに係わっている。12弦ギターやメロトロンも英国調で、2015年のスタックリッジと共に来日した女性ヴァイオリニストCLARE LINDLEYのプレイも欠かせない。イタリアのスタジオにメンバーが集まっての録音で、ハートフルな彼らのサウンドに、よりリアルな深みを与えている。ブルー・レイには、DOLBY ATMOS, 5.1 SURROUND SOUND & HIGH RESOLUTION 24-BIT STEREO MIXESを収録。 UK
BS-19009 POOR GENETIC MATERIAL / Possibilities CD \3300
 幽幻な叙情派シンフォへサウンドをシフトさせた前作の流れを保ちながら、再びそれ以前の7人のバンド編成へ戻った2024年作。温かみのあるヴォーカルにメロディアスなギターとシンセやオルガンやピアノなどキーボードを彩らせ、本作ではよりメロトロンをプログレ然と配し、タイトで立体的なリズム・アレンジや優雅なコーラス、フィルハーモニック・オーケストラの一員として活動してきた女性フルート奏者がもたらす詩情ら、曲中の変化の妙とバッキングも深みを増し、ジェネシス、フロイド、キャメル、さらにはキャラヴァンあたりまで思わせる愛着が沸く内容となっている。英ベガーズ・オペラのヴォーカリストの息子のバンドとして知られる彼ら。今回は父親も参加している。最高作だろう。見開き紙ジャケット自主盤。 GERMANY
BS-19006 MANDALABAND / Legacy - The Story Of Mandalaband 1975-1978 4CD BOX \5800
 <4枚組ボックス> 英国シンフォニック・ロック史上に残る傑作2作品。75年作の1st「MANDALABAND」と78年作の「THE EYE OF WENDOR」が、リーダーのデヴィッド・ロールによる2024年リマスター盤と、2024年リミックス盤の4枚組ボックスにてリリース。さらに今回初CD化となるシングル・ヴァージョン3曲を含むボーナス・トラック9曲も追加収録。バークレイ・ジェームス・ハーヴェスト、ジャスティン・ヘイワード、10CC、マディ・プライアーといった優れたミュージシャン達による凝った演奏はもちろん、オーケストラや合唱団をフィーチャーした、マルチ・トラック数の多い作品。最新リマスターにより色鮮やかに甦る。リミックスは、ディテールにかなり違いが出ており、より壮大なスケール感と荘厳な響きを持たせ、約50年経ってさらに手が加えられた内容は必聴と言わざるをえない。ボーナス・トラックのデモ音源では、オーケストラを使わず、ウーリー・ウォルステンホルムとデヴィッド・ロールのキーボードによるオーケストレーションによるもので、彼らがライヴでも遜色なくこのアルバムを演奏出来たであろう事を証明している。各紙ジャケット収納。ブックレット封入。
CD1:MANDALABAND (2024 REMASTER)
CD2:THE EYE OF WENDOR: PROPHECIES (2024 REMASTER)
CD3:MANDALABAND (2024 DAVID ROHL REMIX VERSION) +3 BONUS
CD4:THE EYE OF WENDOR: PROPHECIES (2024 DAVID ROHL REMIX VERSION) +6 BONUS(内、3曲は今回初CD化のシングルVer)
UK
BS-18999 KAFOD / Ciclos - Limited Edition CD \3200
 ジェネシス、フロイド、イエスの影響を語るチリのシンフォ・バンドの2023年新作。バンクス風のシンセをフィーチャーし、スペイン語のヴォーカルでメロディックに歌われるシンフォニック・ロックで、チリ特有の翳りやエキゾチックな曲調も交え、ラストはエモーショナルなギターが泣くドラマ性のある曲で締めくくる。ライヴも精力的にこなす15年以上活動しているベテランバンドで、本作はこれまでとは異なり、初めてファミリー・トリオにて制作された。ギター、ベース、キーボード、ピアノ、男女ヴォーカル、そして、ドラマーとして活躍する弱冠14歳の息子の強力なプレイも特筆。私たちを取り巻くあらゆるものを導く自然のサイクルと、死を含む生命そのものをテーマにした作品となっている。3面開きデジパック仕様。 CHILE
BS-18998 EXPERIMENTAL / Homonimo - Limited Edition CD \3200
 クリムゾン、ロバート・フリップ影響下のバンドのお蔵入りとなっていた未発表アルバムが23年の時を経て初リリース。2001年の録音で、ツイン・ギター、チャップマン・スティック/ドラム・プログラミングといったトリオ編成にて、ポリリズムの応酬に邪悪に歪んだギターをフィーチャーし、ディシプリンをより過激にしたようなプログレッシヴ・ロックに近年のモダンさも加えて聴かせる、本格派クリムゾン・リスペクト・サウンドで、リズムなどかなり迫っている。一時期多発したこの手のものとは一線を画する出来。昨年、オリジナルメンバーにて再結成を果たし本国で注目され、本作のリリースが実現された。2024年リマスター盤。デジパック仕様。 CHILE
BS-18986 L'UOVO DI COLOMBO / Schiavi Del Tempo CD \3300
 再入荷。<200枚限定・自主盤> 73年に唯一のアルバムをリリースしたL'UOVO DI COLOMBOがオリジナル・メンバーであり、FLEA、ETNAでも知られるベーシストのエリオ・ヴォルピーニによって再編され50年振りに新作2ndを制作。いくつかの新曲に73年作からの新録3曲と、さらにFLEAとETNAの曲も新録。メンバーだったマランゴーロ兄弟らゲストを迎え、ある意味、彼らのキャリアをニュー・レコーディングでプログレッシヴに集約した作品と言える。マランゴーロ兄弟とギタリストのカルロ・ペンニーシらで録音されたジャージィでテクニカルな新曲はどちらかと言うとETNAを思わせるが、L'UOVO DI COLOMBOの73年作の1曲目を始め、FLEAの再現度も素晴らしく、ハモンドやムーグのヴィンテージ感やリズム・セクションなど申し分ない。他にもRDMやRRRのヴォーカリストも参加。また、単に録音プロジェクトではなく、数か月に渡りライヴ・ツアーも行われる予定だ。イタリアン・ロック・ファンにはまたひとつ驚きの再編となっている。2024年作。自主盤CDR。 ITALY
BS-18990 EL RELOJ / La Esencia Es La Misma CD \2800
 かつてはアルゼンチンのセミラミスとも言われたハード・プログレ・バンドが、リーダー以外のメンバーを一新し、83年にリリースした3作目。ツイン・ギター、ムーグなどをフィーチャーした6人組により、洗練されたテクニカルなプレイと、スペイン語の情熱的なハイトーン・ヴォーカルも駆使し、ジャズ・ロック・テイストや、スタイリッシュなインスト・サウンドも織り込んだ、新たなスタイルに挑戦した力作。初期に見られたようなヘヴィなギターは陰を潜め、手業と伸びやかなプレイで聴かせる。2024年リマスター盤。 ARGENTINA
BS-18989 EL RELOJ / Santos Y Verdugos CD \2800
 94年に再結成されリリースされた4作目。それ以来、長らく廃盤で入手困難だったアルバムが30年振りにアルゼンチン盤にて再発。ツイン・ギターによる速弾きのハードなギターや、スペイン語の情熱的なハイトーン・ヴォーカルを駆使したヘヴィ・プログレ。テクニカルに疾走し爆発させるが、ハード一辺倒ではなく、ピアノや幻想的なシンセをフィーチャーした曲もあり、シンフォニックな趣やプログレッシヴな展開も見せる。どこか翳りを帯びたサウンドに民俗色も加味し、欧米のバンドとは一線を画する南米ならではの構成となっている。2024年リマスター盤。 ARGENTINA
BS-18988 LE FRANCIS DECAMPS DELIRIUM / ...A Couches CD \3600
 <初回入荷特典:直筆サイン入りポストカード付き・500枚プレス限定盤> 2022年11月12日にフランスで行われたライヴを収録。ユーロ・ロック史上で語り継がれる傑作、アンジュの74年作「AU-DELA DU DELIRE (新ノア記)」を、オリジナル・キーボーディストのフランシス・デカンによりリメイクした、22年作のシン・新ノア記と言える「BIEN AU-DELA DU DELIRE」を再現したライヴ盤。22年に5か所で、23年に2か所でのツアーが行われた。シンフォ・バンドMOTISのメンバーがエレクトリック・ブズーキとキーボードで参加し、フランス屈指のスティックチャップマン奏者PASCAL GUTMANの手腕も光る4人編成にて。ドラマチックなメロトロン、シアトリカルなヴォーカル等踏襲しながらも、フランシスの感性でファンタジック&コンテンポラリーに描き上げ、オリジナルをリスペクトしつつ、全くの新作として接する事が出来たスタジオ・テイクをベースに、ダイナミックな臨場感と70年代アンジュのライブを彷彿させるシアトリカルな世界観を味わえる傑作ライヴとなっている。3面開きデジパック仕様。自主盤。 FRANCE
BS-18987 IT BITES FD / Return To Natural CD \3300
 ファン待望のフランシス・ダナリー率いるイット・バイツの再結成が遂に実現。名盤「EAT ME IN ST. LOUIS」以来、35年振りとなる2024年新作。ハートフルなヴォーカルとテクニカルで伸びやかなギターを駆使した、キャッチーかつメロディアスなサウンドで、近年のソロに近いコンテンポラリーな印象と、初期イット・バイツを思わせるスタイリッシュなアレンジも散りばめた、流石の出来となっている。また、繊細なアコギやクラシカルなパートも取り入れ、ジェネシス影響下の幻想的なキーボードも光る。昨年アルバムに先駆けリリースされ話題となったライヴ盤とはメンバーが異なり、フィッシュ・バンドのキーボーディスト、フランク・ザッパやアラン・ホールズワースとの共演で知られる敏腕セッション・ドラマー、バンドメイトのベーシストといった精鋭での4人編成にて。デジパック仕様。自主盤。 UK
BS-18947 PALLAS / The Messenger - Limited Mediabook Edition CD \3800
 再入荷。<メディアブック仕様 / 限定盤> シンフォ・ファン必聴の9年振りとなる待望の新作。ALAN REEDがバンドに復帰しての1作目となる2023年作。翳りを帯びた内省的な英国叙情と、ダークなドラマ性、ストリングスやピアノ、アコギを織り込んだクラシカルな幻想美が絶妙なバランスで配された力作。そして、ALAN REEDの哀愁を帯びたヴォーカルが胸を締め付け、彼のバンドに於ける存在の大きさをまざまざと見せつけている。「THE SENTINEL」が冷戦の懸念と、それが投げかけた影と呼応していたのに対し、本作「THE MESSENGER」は、環境問題から戦争の脅威等、現代社会の様々な問題を取り上げたコンセプチュアルな作品となっていて、ラストのタイトル・トラックで感動的に幕を閉じる。イマジネイティヴなイラストが施された36ページの綴じ込みブックレット付きの特別限定盤。自主盤。 UK
BS-18940 WARA / El Inca - 50th Anniversary Edition CD \3200
 再入荷。<50周年記念・限定盤> 南米ハード・プログレの最高峰、73年にリリースされたボリビアの秘宝が、2023年リマスターにて再発!ユーライア・ヒープやディープ・パープルに影響を受けながらも、プログレ寄りで、ハード、プログレッシヴ、シンフォ、サイケ、ボリビアの伝統音楽も織り交ぜた、アイデンティティー溢れる独自のサウンドを展開する。プログレッシヴなオルガン、エネルギッシュなギター、強力なリズムに加え、バカロフのようなバロッキーな生のストリングス・アンサンブルや、フルートも特筆。邪悪な空気を発散させるが、それ一辺倒ではなく、スペイン語によるヒープ調のヴォーカルやコーラス・パートに加え、歌心のあるハートフルなヴォーカルとメロディアスな叙情に満ちた曲や、ラストのクラシカル・ロック調のアレンジを加えた曲まで、南米ならではのサウンドの豊かさを感じさせる。WARAはアイマラ語で「星の光」という意味。ド級の傑作だ。リマスターにて音質もかなり向上! BOLIVIA
BS-18985 MARCELLO CAPRA / Voyage CD \3300
 PROCESSIONの1stで鋭いプレイを見せていたギタリストの2024年作。彼はバンドを離れた後、セッション・ミュージシャンとなり、アコースティックな地中海作品を数枚リリース。フラット・ピッキングから繰り出される端正な音色のオベーションや変則チューニングによるバート・ヤンシュのような独創的スタイルのアコギに加え、本作ではエレクトリック・ギターも使用され、タッピングのパーカッシブな妙技が生む複雑な流動性や、多重やエフェクトによる眩惑感も交えた超絶プレイを見せ付けている。サックス奏者とアルティ・エ・メスティエリのベッペ・クロヴェッラがハモンド、ムーグ、メロトロン、ストリングス・キーボードで数曲参加。ベッペは曲も提供している。 ITALY
BS-18984 TONY PAGLIUCA / Immagin Arie CD \3300
 <2023年リマスター&ボーナス入り新装盤> 70年代からレ・オルメに参加しトリオ全盛期を形成したキーボーディストの93年作。キーボードとプログラミングによるシンフォ寄りのインスト中心のサウンドで、美声の女性ヴォーカリストが1曲、ギタリストが2曲アコギでゲスト参加している。美しくファンタジックなイメージが広がっていく曲を始め、自然のナチュラルな詩情を感じさせる曲や、万華鏡の如くカラフルなナンバー、オーケストラを想定したクラシカルな曲や少しヴァンゲリス調に加え、ピアノを配したアコースティックなものまで音楽性は豊か。未発表ボーナス3曲入りで1曲目ではフェローナ・ソローナのフレーズが聴け、2曲目はオルメのギタリストへ捧げられており、ラストは伊ヴォーカル入りで、まるでオルメ。 ITALY
BS-18982 ANDREAS AARFLOT / Det Rivna Pianot CD \2850
 初CD化。スウェーデン語で歌うコケティッシュな女性ヴォーカルをフィーチャーしたカンタベリー系ジャズ・ロックの78年作。ピアノ、オルガン、サックスをプレイするマルチ・ミュージシャンの唯一のソロ作で、タイトなリズム・セクションに曲によってフルートも配し、ペッカを思わせるコンテンポラリーなスタイルから中盤のようなシンフォニックな叙情も見せるナンバーまで、ギターの卓越した弾き込みと泣きやクラシカルなチャーチ・オルガンも交え聴かせる完成度の高い作品だ。全編で北欧の涼し気な空気がなんとも心地良い。リマスター。 SWEDEN
BS-18981 ETHOS / Open Up CD \2850
 クリムゾンの狂気のヘヴィさと無垢な叙情が交差しスタートする77年リリースの2nd。メロトロンなどシンフォニック度はさほど変わらず、加えてよりテクニカルでマニアックなスタイルへ持っていっている。QUILL、PENTWATER、CATHEDRAL、BABYLONらがこの年代に完成させていたアメリカ独自のプログレッシヴ・ロックだ。ジャケットのせいなのか1stの「Ardour」と比べると何故か人気が無いようだが、演奏、オリジナリティーで取るなら本作だろう。これをよく当時のメジャーが出したな、と思うほど一直線。ダークで硬派だ。リマスター。 USA
BS-18980 ARIEL / Perspective CD \2850
 初CD化。キーボード、ギター、ドラムスのインスト・トリオが85年に自主リリースした激レアな唯一作。アメリカらしい猛烈な弾き込みの激しいスリリングなサウンドのシンフォニック・ジャズ・ロックとなっており、3人そろって誰もが前へ出ようとするテクニカルさに加えファンタジックなシンセや気取ったエレピなど、タイトルのパースペクティヴを実践するクリアーな構築とプログレッシヴな攻めを繰り返していく。また、ベースを補うヘヴィなムーグの使用が特徴的だ。ハード・エッジではないがラッシュの影響があるのでは。リマスター。 USA
BS-18979 FRANK PISANI / Sky CD \2850
 初CD化。シンガーが77年にマイナー・レーベルからリリースした作品で、まさかこのジャケットからと誰しもが想像出来ないオルガンやメロトロンが1曲目から噴き出す。シャウトなヴォーカルにハードなギターと基本アメリカン・ハードなのだが、マイケル・クアトロのアルバムのようにウェイクマン張りのハモンドが弾き倒されるインストがあったり、ピアノがジャージィなナンバーやシンセが背景でイリュージョンを醸し出すバラードなどアメリカの知られざるレア物の奥の深さは計り知れない。バンド編成だがクレジット無し。リマスター。 USA
BS-18848 NEXUS / Insania - Limited Edition CD \3300
 再入荷。正統派シンフォ・バンドの2023年新作。メキシコのCAST、キューバのANIMA MUNDI、そして、このアルゼンチンのNEXUS。南米のプログレ・シーンの代表格と言えるバンドの6年振りとなる待望のアルバム。エマーソン影響下のダイナミックなキーボード&ハモンドの弾き倒し、クラシカルなピアノ・ソロ、エモーショナルなギター、タイトなリズムセクションによる、構築性のあるスリリングかつテクニカルなインスト・パートに加え、愁いを帯びた歌心のあるスペイン語の可憐な女性ヴォーカルも映える。ダークなプログレッシヴ性やファンタジックな叙情も加えた、シンフォニックかつドラマチックな、オリジナリティあふれる傑作。アレンジも絶妙。前作ではゲスト参加だった女性ヴォーカリスト兼ベーシストのROXANA TRUCCOLOをメンバーに迎えた4人編成にて。シンフォ・ファン必聴作。 ARGENTINA
BS-18847 NEXUS / En Concierto - Homenaje A Crucis - Limited Edition CD \3300
 再入荷。アルゼンチンの人気シンフォ・バンドのライヴ盤。 CRUCISとNEXUSの曲を演奏し2020年11月21日に配信された無観客スタジオ・ライヴを収録。彼らは76年に2枚のシンフォニック・ロックの傑作を残したCRUCISを敬愛しており、GUSTAVO MONTESANOをゲストに迎えフェスに参加した事も。オルガンをフィーチャーし、イタリアン・ロックにも似た情熱的でテクニカルなサウンドを聴かせるCRUCISの名曲を5曲プレイしているが、オリジナルをリスペクトしながらも、見事にNEXUSの持ち味でサウンドを今にアップデートさせている。演奏力も遜色なくCRUCISに迫っている。また、20年前のNEXUSの初期の曲もブラッシュアップ!NEXUSの1st&2ndの曲を中心に、2017年作からも選曲した6曲演奏した、全11曲。ベーシストのROXANA TRUCCOLOが新加入した、新作「INSANIA」と同じメンバーでの4人編成にて。2023年リリース。 ARGENTINA
BS-18977 ZEELLEY MOON / The Author And The Dreamer CD \3300
 イギリスから急浮上した注目のシンフォ・バンドの2023年新作2nd。ジェネシス、キャメル、ビッグ・ビッグ・トレインに通じるような、まさに英国然とした優美なサウンドが広がる感動作。キーボーディストが率いるバンドで、ハモンドやピアノ、幻想的なシンセをフィーチャーし、ラティマーに通じる甘美なギターやアコギ、ベース、ドラムスに加え、月夜のフルート、ヴァイオリン、チェロが幽玄に響き、エレガントで美しいメロディを紡ぎ、また、PETER JONESにも似たハートフルなヴォーカルも演奏にマッチし、英国叙情を醸し出す。より完成度の高いシンフォ作となった力作。メディアブック仕様。自主盤。 UK
BS-18975 THE C SIDES PROJECT / Foxes On The Road CD \3200
 ex.MAGENTAのギタリストとドラマーが中心となりスタートさせたウェールズのシンフォ・バンドの2023年新作6th。ジェネシス、イエス影響下のバンドながら、ケイト・ブッシュを連想させるコケティッシュな美声女性ヴォーカリストがリード&バッキングと、存在感を示している。エモーショナルかつテクニックのあるギター、タイトなリズムセクションをフィーチャーした、ダークかつハードなサウンドへとダイナミックな変化を遂げた。アコギ・アンサンブルも加えた細やかなアレンジ、オルガンも取り入れた色彩豊かなキーボードのセンスも光る。見開き紙ジャケット仕様。 UK
BS-18974 DAMIAN WILSON & ADAM WAKEMAN / Can We Leave The Light On Longer CD \3200
 アリーナに新加入したヴォーカリストのダミアン・ウイルソンと、バンドメイトのキーボーディストでマルチプレイヤーの、アダム・ウェイクマンとのコラボによる2024年新作。メロディアスなサウンドに乗せてハートフルなヴォーカルで綴るシンフォ作。また、アダムの父親(リック・ウェイクマン)譲りの流麗で品の良いピアノも印象的。ドラムス、トランペット奏者も参加し、キャッチーな曲から一転し、オルガンや18人編成の合唱団を加えた厳かな導入部から始まるバラードもあり、引き付ける。コンセプト・アルバム。デジパック仕様。 UK
BS-18970 TEDDY LASRY / E MC2 CD \3200
 初CD化。ジャケットと共にプログレ・ファンに有名な76年作。キーボードを主体とするマルチ・ミュージシャンの天体をテーマにしたコンセプト作で、シンセ&ミニマム・ミュージックがシンフォ寄りになっている好例だ。冒頭のエレピのロマンチックな響きからパルスのようなクラヴィの弾き込みにアープが神秘的な哀愁を奏で、本作の目玉のひとつJANNICK TOPとANDRE CECCARELLIというフランス屈指の強靭なリズム・セクションがフィーチャーされる。中盤ではスペーシィな部分もあるものの、フルート、クラリネット、サックスらの管楽器、マリンバらの打楽器も使用され、いわゆるベルリン・スクール系とは様相が違った内容となっている。かつて国内盤LPのリリース広告が大々的に掲載されるも直前に回収騒ぎになった。リマスター見開き紙ジャケット。 FRANCE
BS-18969 TRITONUS / Same CD \3600
 <2023年リマスター&ボーナス2曲入り> 72年に結成され、名門BASFから75年にリリースされた1st。ドイツのELPと言えばTRIUMVIRATを思い浮かべるが、よりマニアックでシンフォニックなのがTRITONUSであった。エマーソンの影響を強く感じさせるハモンド、まるでグレッグ・レイクのようなアコギとヴォーカルなど、まさにELPをモデルとしたサウンドながら、リック・ヴァン・ダー・リンデン風なピアノや、メロトロンとパイプ・オルガンのドラマチックな導入、きらびやかなハープシコードなど、トレースにも似たヨーロピアン・テイストにも包まれる。アルバムに先駆けて自主リリースであったと思われる73年の激レア・シングルからオルガンの熱い弾き倒しが聴ける2曲を収録。 GERMANY
BS-18968 CHRIS BRAUN BAND / Both Sides CD \3600
 女性ヴォーカリストをフィーチャーしたブルージィなハード・プログレを聴かせる72年デビュー作。名門BASFからリリースされた激レアで、英語で歌われるハスキーな女性ヴォーカルが哀愁を醸し出し、ギターとバタバタとしたドラムスが攻める熱いサウンドだが、巧みなアコギをバックにドリーミィなコーラスを聴かせるナンバーや、同じくアコギとフルートを配したナンバーなどフォーク・ロック・タッチも混在しており、くぐもったギターが郷愁を放つなど全体のクオリティーは高い。1曲目のオルガン、ラストのエレピ、見え隠れするジャズ色など正にこの年代のドイツならでは作風の力作だ。リマスター。 GERMANY
BS-18931 MOON SAFARI / Himlabacken Vol.2 CD \3200
 再入荷。10年振りながらそのブランクを全く感じさせない傑作となった2023年作。完ぺきなコーラスでキャッチーに迫る1曲目からキュンとしたカヤック張りのシンフォへ移る2曲目の流れでもう早くも虜に。素晴らしいソングライティング力、プログレファンを満足させるアレンジ力、より巧みになった演奏力、そして10年の月日による円熟と俯瞰の効いたプロデュース力。どれもが超一流で、ジェネシスやイエスを感じさせながらも、特に引きのパートでは北欧のクリアーな叙情美が立ち込め、ドラマチックに高揚するダイナミックな波に呑み込まれていく。ポップでありながらも変拍子でスリリングにはじける3曲目、一転、また胸キュンのピアノで始まる極美バラードの感動的な4曲目、荘厳な歴史を目の当たりにしているような5曲目、そこからスタイリッシュな現在へタイムスリップしたかのような6曲目、なんというドラマ性だろう。そしてハイライトとも言える21分越えの7曲目。彼らの楽曲の中でも最高クラス。さらにアルバムは続くが、ラスト・ナンバーがまたこれがハマり過ぎ! 自主盤。 SWEDEN
BS-18965 VILLBLOMST / Same CD \2800
 初CD化。ノルウェー語と英語で歌われる叙情的なシンフォと北欧のメロウさで聴かせるジャズ・ロックがミックスされた79年作。リズムにはジェントル・ジャイアントの影響を感じさせ、ギター、シンセらと歯切れの良いサウンドを聴かせる好作だ。全体に漂う薄暗い雰囲気の中、時折フィーチャーされるストリングス・キーボードの冷たい響きが美しく、終盤では哀愁の泣きが立ち込める。90年代に入るとシンフォ・バンドのFRUITCAKEを結成し、95年にはANEKDOTENのクリムゾン・カヴァーCIRKUSを含む驚愕の北欧オムニバスCD「This Is An Orange」をリリースしたBRISKEBY RECORDSのオーナーのバンドで同レーベルの最初の作品だった。アルバムはこれが唯一。リマスター&見開き紙ジャケット。 NORWAY
BS-18964 HADES / Same CD \2800
 初CD化。専任のフルート奏者を配し、リリカルなプレイからタル張りのハードな奏法まで自在に繰り広げるハード・プログレッシヴ・バンドの74年作。巧みなギターとノルウェー語のヴォーカルをフィーチャーし、同国のHOSTの1stにも似たサウンドを聴かせる70年に結成されたバンドで、タルのブーレそのもののようなクラシカルなナンバーも含み、たしかに影響は隠せないが、ジャズ色をハードに織り交ぜた演奏は時にフォーカスあたりも感じさせ、英国よりもヨーロッパの叙情が流れる。本作が唯一作で、74年にライヴ録音されるも、ANEKDOTENやANGLAGARDらを手掛けていたノルウェーのプログレ専門レーベルCOLOURSから92年に初アナログ・リリースされた。リマスター&見開き紙ジャケット。 NORWAY
BS-18898 HAKON GRAF - JON CHRISTENSEN - SVEINUNG HOVENSJO / Hideaway CD \2800
 再入荷。初CD化。RUPHUSのキーボーディストやMOOSE LOOSEのギタリストとベーシストに多数の作品に参加しているECMのハウス・ドラマーが加わり77年にリリースされた連名作「Blow Out」の続編と言える82年作。ただ、本作にはギタリストが参加しておらず、初期RUPHUSの要だったキーボーディストのHAKON GRAFのソロ色の強い作品となっている。美しいシンセやエレピがゆったりと幽玄に流れ、ポリムーグによるストリングスやタウラスベースもフィーチャーし、北欧然とした幻想的なシリアス系シンフォとジャズ・ロックが混在する内容となっている。メロディ楽器の立ち位置も取る強固なベース、時に装飾的なドラムス、12弦の導入もあり、ペッカあたりの感性にも通じるのでは。リマスター&見開き紙ジャケット。 NORWAY
BS-18960 SBB / Porwanie Aldo Moro CD \2800
 ワルシャワのドキュメンタリー映画のため78年に録音されたアーカイヴ音源。同年のアルバム「Follow My Dream」に近い曲想の美しいシンフォ作となっており、ポルタメントが効いたシンセや滑らかなストリングスに、きらめき続けるピアノやエレピをフィーチャーし、華麗なサウンドを煌びやかに聴かせる派生的な好作となっている。序盤は繊細でイマジネイティヴなイメージだが、ドラマチックな5曲目、そして、アルバム未収ながらライヴのハイライトとなっていた凄まじいシンフォニック・ジャズ・ロックの「Wiosenne Chimery」ではあのウェルカムの1曲目のフレーズの原型が聴ける。19年にアナログ・オンリーでリリースされた音源をCD化した2024年盤。ライヴ・ヴァージョンなど初出を含む3曲のボーナス入り。リマスター。 POLAND
BS-18954 DRUGI NACIN / Same CD \3500
 <デジパック&2021年リマスター盤> パープルやヒープの影響を感じさせながら旧ユーゴスラヴィアらしい哀愁のサウンドを聴かせる1975年デビュー作。孤独と愛をテーマにしたコンセプト作で、甘いトーンからハイ・トーンまで歌い分けるヴォーカル&コーラスとメロウなハモリを聴かせるツイン・ギターをメインに、メロトロンかと思わせるツイン・フルートが鍵となり、中盤から後半はまどろむシンフォ色も流れる旧ユーゴを代表する1枚だ。控え目ながらハモンドも入り、またインスト曲もありエレピ入りのジャージィな演奏も聴かせている。なおバンド名はフェデリコ・ガルシーア・ロルカの詩から付けられた。本作後、兵役でメンバーが抜けたため、ギタリストらはGRUPA NEPOCINを結成。 CROATIA
BS-18951 THE TWENTY COMMITTEE / The Cycle Undone CD \3300
 アニー・ハズラムが1曲ゲスト参加しているシンフォ・バンドの2023年作。甘美なメロウさから早回しジェントル・ジャイアントのようなテクニカルなサウンドまで自在に変化し、時にフォーカスも思わせるクラシカルさを見せ、ヨーロッパ然とした泣きも聴かせる本格派だ。近年ルネッサンスに参加しているキーボーディスト(&ヴォーカル)を中心に結成され、ジェネシスやイエスなど彼がリスペクトするクラシック・プログレを21世紀フォームへアップグレードしつつ、ギターハーモニーなどアナログ感を残し、鮮烈なシンセを交え、シンフォニックな中にジャージィな弾き込みを配している。アニー・ハズラムをフィーチャーした曲では流麗な美旋律ピアノとオルガンにアコギなどルネッサンスを意識した曲想となっており、哀愁が幻想と共に溶け込んでいく。LARRY FASTによるマスタリング。デジパック自主盤。 USA
BS-18949 DAVE KERZNER / Heart Land Mines Vol.1 CD \3500
 フィル・コリンズの息子が在籍し注目を集めたジェネシス直系のシンフォ・バンドSOUND OF CONTACTを経て、IN CONTINUUM、MANTRA VEGA、ARC OF LIFE 等、英米で活躍しているキーボーディストDAVE KERZNERと、複数のギターの名手、リズムセクション、ストリングス奏者等ら、多数のゲストを迎えリリースされた2023年新作4th。90年代後半に手痛い失恋の果てに放浪の旅に出た過程で書かれた曲をスタジオ録音し、新たに完成させたアルバム。メロトロンや、アコースティカルなパートも織り込み、彼のハートフルなヴォーカルで詩情豊かに綴る、ジェネシスやフロイドが香る、シンフォニック・ロック作となっている。見開き紙ジャケット仕様。自主盤。 USA
BS-18938 RUBBER TEA / From A Fading World CD \3500
 再入荷。女性ヴォーカルをフィーチャーし、ヴァイオリンやチェロにフルートやサックスやトランペットなど管楽器も多彩に配し、とても気品にあふれ、かつゲルマン叙情が立ち込め、端整にアレンジされた驚くほど進化を見せる2023年作。カンタベリー・タッチの華麗な女性ヴォーカルとエフェクトが効いたギターやキーボードのアンサンブルは21世紀フォームのシンフォと言えるが、アコースティック・パートにはクラシカルでなんとも幽玄な微睡が漂っており、仕上げの繊細さが格別だ。後半ではクリムゾン、というよりはピート・シンフィールドに通じる王国的な夢想や、反して屈折しまくる変拍子が闇に待ち構えていて実にサスペンシー。ラストのメロトロンを伴ったギターソロのセンスもいい。音楽の素晴らしさに満ちた傑作となっている。女性ヴォーカル・ファンもぜひ! 3面開きデジパック。 GERMANY
BS-18903 WHITE WILLOW / Ingis Fatuus CD \3200
 再入荷。<2023年リマスター盤> 廃盤で長らく入手困難だった最も幽幻な95年デビュー作が待望の再リリース! 後に音楽性を変えていく彼らだが、本作に漂う儚い美しさは絶品で、ヴェールに透ける妖しい銀燭の影絵のような世界は唯一無二。女性ヴォーカルをフィーチャーし、ギター、フルート、ヴァイオリン、チェロ、リコーダー、パイプ、クルムホルン、シンセ、オルガン、生々しいメロトロンも加え、北欧の夢想美と初期クリムゾンの叙情をミックスさせたシンフォを聴かせる。ロセッティの詩を用いたルネッサンス風味の曲やケルト色も。当時、バンドは自分たちをシンフォニック・アレンジメントを深く掘り下げたフォーク・ロック・バンドであると考えていた。ソロでも知られるTIRILL MOHNら本作のみの編成が生み出した稀有な名作。リーダーのJACOB HOLM-LUPOによる新規リマスター。 NORWAY
BS-18946 THE ROUND WINDOW / Everywhere & Nowhere CD \2800
 ハートフルなヴォーカルを活かしたメロディック・ロックを軸に、プログレッシヴ、シンフォニック、アコースティックからの影響を包含する「ワイドスクリーン・ロック」と自称するバンドの2023年新作2nd。10分を越える長尺曲からスタートし、キャッチーなサウンドの中にも、ノスタルジックなピアノの音色が気を引き、ストローブス辺りに通じるような歌心のある牧歌的な叙情も英国的だ。4曲目ではPETER JONESがサックスで参加し存在感を示している。メロディアスな「エピローグ」で幕を閉じる。ミックス&マスタリングはCOSMOGRAFのROBIN ARMSTRONG、そして、ジャケットのアートワークはFROST*も手掛けているPAUL TIPPETTによるもの。 デジパック仕様。自主盤。 UK
BS-18945 LES PENNING & ROBERT REED / The Goat of Christmas Past CD \2200
 毎年恒例となっているクリスマス・キャロル6曲入りの新作EP。マイク・オールドフィルドを彷彿させるエレクトリック・ギターをふんだんに散りばめ、本作ではMAGENTAのCHRISTINAもヴォーカルで参加。中世音楽風の自作曲3曲と、74年に7インチのB面でマイク・オールドフィールドが取り上げた、16世紀の英国フォークで、ユーモラスな楽曲の「FROGGY (FROGGY WENT A COURTING)」では、VANESSA BRANSONのパートをCHRISTINAが。映画サウンド・オブ・ミュージックの「THE LONELY GOATHERD」、トラッド曲の全6曲。MAGENTAのブレーンROBERT REEDの(アコ&エレクトリック・ギター、キーボード、ベース)と、かつて「オマドーン」にも参加した、LES PENNING (リコーダー、クルムホルン、ホイッスル、ナレーション)の2人のアンサンブルが美しい。2023年作。紙ジャケット仕様。自主盤。 UK
BS-18943 MONARCH TRAIL / Four Sides CD \3200
 ジェネシス&バンクス路線をひたすら突っ走るシンフォニック・ロックの理想郷モナーク・トレイルの2023年作。ドラマチックかつ透明感のある繊細な色彩はカナダならではで、広大な叙情が重なり合うように沸き立ち渦巻く。風を切るシンセ、荘厳なオルガン、澄んだストリングス、その深さに吸い込まれるメロトロンらが幾層にも響き合い、リリカルでかつミステリアスな光景をプログレ然と描き出していく。ウォームハートなヴォーカルとメロウで巧みなギターも良く、攻撃的な変拍子など的確なリズム・チェンジにて、22分越え、19分越えといった長尺曲を一気に聴かせる。リコーダー、オーボエの哀愁を交えつつ、本バンドの大きなポイントの端整なピアノが繰り出すクラシカルな気品が加わり、他にない高品質のオリジナリティーを生み出している超力作! ジェネシス&バンクス・ファン必聴です。デジパック自主盤。 CANADA
BS-18941 PETE DELLO AND FRIENDS / Into Your Ears - Special Double CD Edition 2CD \4200
 71年にネペンサ・レーベルからロジャー・ディーンのジャケットでリリースされた激レア・フォーク・ロック作が初CD化。管弦楽やピアノをクラシカルに加えた英国然としたサウンドと親しみやすいメロディー、飾り気の無い歌声で聴かせる。オケはリリカルに響くがアコギが牧歌的で、ポップなメロウさのセンスが光る。今まで何度かCD化されてきたもの(ディスク2)は、全てリイシュー・ミックスにての再発で、全くの別物と言える。今回初CD化された71年のオリジナル・アルバム・ミックス(ディスク1)は、異なる楽器構成とアレンジ、異なるヴォーカル&ハーモニー・ヴォーカルのメロディ・ラインなど、ややシンプルな印象を受けるが、当時の英国ならではの重厚な気品高さを醸し出している。ディスク2には、アルバムのリイシュー・ミックスと、ボーナス・トラック10曲(レア・シングル、デモ、オリジナル未発表音源)を収録。リマスター盤。3面開き紙ジャケット仕様。 UK
BS-18853 VRAJITOR'S TENEBRARIUM / E.N.L.D. CD \3300
 再入荷。伊プログレ・ファン必聴! GOBLINを始め、JACULA、DEVIL DOLL、FABIO FRIZZIらイタリアのジャッロ系と呼ばれるホラー&神秘主義の文学/映像美をイメージしたプログレをリスペクトするフィンランドのヘヴィ・シンフォ2023年デビュー作。ハープシコードや荘厳なパイプ・オルガンをフィーチャーし、ブズーキも交えたサウンドはまさに、と言った感じで、北欧の同趣向のANIMA MORTEやMORTE MACABREと比べるとシンセによるネオ・シンフォ的な要素もあり、ダークで耽美な世界感にステンドグラスのような光が差し込む。さらに曲によっては伊語の女性ナレーションや妖しいクラリネットも入り、鮮やかなギターソロ、クラシカルなストリングス、ジャージィなサックス、夜空に広がる哀愁など、終盤はまるでイタリアン・ロックのラビリンス。言われなければ完全にイタリアの音だ。その内容に驚愕したイタリアのレーベルからのリリースとなった! 3面開きデジパック。 FINLAND
BS-18933 GOD BLESS / Anthology - 50th Year Anniversary Celebration CD \3200
 インドネシア・プログレッシヴ・ロック界のレジェンド・バンドが結成50周年を記念し、チェコ交響楽団をフィーチャーし75年のデビュー作からラスト・アルバムまでの選りすぐり12曲を新アレンジで再録した2023年盤。彼らのデビュー・アルバムと言えば、アレ。例の1曲目もオーケストラ入りでエモーショナルなギターソロを聴かせているが、流石にアレはやっていない。だが、録音のゴージャスさは半端なく、超ドラマチック。ハードでキャッチーなサウンドと圧巻のオケの合体にインドネシア語のエキゾチックなヴォーカルが加わる様は正に王者の風格だ。アコギとピアノのから展開するシンフォニックなナンバーや、しみじみと歌込まれるナンバーもあり、たまりません。インドネシアが誇るスーパー・ギタリストのトーパティも参加。スリップケース付き。 INDONESIA
BS-18930 MEDINA AZAHARA / El Sueno Eterno 2CD \4500
 ドラマチックでエキゾチックな渦に巻き込まれていく、オリジナル・アルバムとしては5年振りの2023年作。2枚組での大作で、リフが効いたメロディックなハード・シンフォからアンダルシアの哀愁が燃えたぎるヘヴィなミドルテンポ、アコギやピアノが彩る魂のバラードまで、熱いヴォーカルとコーラス、エモーショナルなギター、きらめくシンセ、荘厳なオルガン、ストリングスや管楽器を配したオーケストレーションらがプログレッシヴな展開も織り交ぜ「永遠の夢」と題されたバンドの新たな旅立ちを不死鳥のジャケットと共に見せ付ける。ややキャッチーかと思う前半だが、進むにつれアンサンブルは重厚かつテクニカルになり、かつ、どの曲も鮮やかに良く出来ており、後半でのフラメンコ・ギター&パルマ(手拍子)の導入、畳み掛ける3連リズムなど、近年のアンダルシアの若手バンドからの刺激もあるのか、大物の風格を全面に押し出した別格作となっている。ラストはウンベルト・トッツィの「Io Camminero」カヴァーで感動的に締めくくられている。ベルト付き14cm x 15cm3面開き紙ジャケット。 SPAIN
BS-18902 LE ORME / Le Orme ...And Friends - Limited 3CD Box 3CD \9800
 オルメの新たな企画から生まれたサイト&ライヴ販売限定の3枚組2023年盤。ディスク1にIL LEONE E LA BANDIERAと題された現在のメンバーでのバンドのみの2023年新作アルバムを、ディスク2にはFRIENDSと題されたTONY PAGLIUCAを始め、JIMMY SPITALERI( METAMORFOSI )、TOLO MARTONらバンドに加入歴のあるメンバーをフィーチャーしたオルメとのコラボ的な新曲での2023年アルバムを、ディスク3は「FRIEND 2」と題し、オムニバス形式でバンドと深い関わりのあるアーティストを10組収録。まるでアルドを思わせるたおやかで優しいヴォーカルをフィーチャーしたシンフォニックで叙情的なIL LEONE E LA BANDIERA、ゲストのプレイを交えながら新境地を見せるFRIENDS(アレアのPAOLO TOFANIも1曲参加)、合せてオルメ初の2枚組アルバムと捉えることも出来、またオルメ最後の新作とも言われる両作、近年のオルメと70年代のオルメがミックスされたようなサウンドと歌心だ。ディスク3「FRIEND 2」にはTRIP、MANGALA VALLISといったかつて共演したバンドの既発曲に加え、OSANNAの伊プログ・メドレー・ニュー・ヴァージョン(ライヴ収録)や、未CD化のDIVAE PROJECTにGIANNI NOCENZIがゲスト参加しバンコの「La Citta Sottile」をカヴァーしたテイクや、23年末リリースのMOONGARDENの新作からや、まだ作品をリリースしていない必聴シンフォ・バンドのTAL NEUNDERらを収録。ナンバーリング入りトールサイズ3面開きデジパック限定盤。*今回のみの入荷です。完売後の再入荷はございません。
CD1:LE ORME / IL LEONE E LA BANDIERA (2023)
CD2:LE ORME with Friends / FRIENDS (2023)
CD3:V.A. / FRIEND 2 (2005-2023)
ITALY
BS-18925 ROZ VITALIS / Quia Nesciunt Quid Faciunt CD \3300
 サンクト・ペテルブルグのキーボーディスト率いるプログレッシヴ・ロック・バンドの5年振りとなる2023年作。以前はクリムゾンやジェントル・ジャイアントの影響とロシアン・アヴァンギャルドをミックスさせた作風だったが、ダークなロマンチックさに棘が隠れているようなシンフォへ変っており、変拍子を多用し、メロトロン系フルート、プログレ然としたギター、フレンチ風の太いベースらに加え、リリカルなピアノやハープシコードの印象的な導入、トランペットやクラリネットもフィーチャーしたジャージィさなど新たなオリジナリティーを確立している。抽象的に広がる妖しい夢想感はロシアならでは。タイトルはラテン語が用いられ「彼らは自分たちが何をしているのか分かっていない」の反戦意。デジパック。 RUSSIA
BS-18920 SBB / Live Cuts - Katowice 2012 2CD \3200
 未発ライヴ・シリーズ「Live Cuts」第8弾。2012年に新作アルバム「SBB」のプロモーションの為、ポーランドのカトヴィツェで行われたコンサートを2枚組で完全収録した2023年盤。その新作「SBB」の曲をメインにしたジャズ色の前半、 Odlot、Memento Z Banalnym〜、Freedom With Us、Walkin Around The Stormy Bayといった代表曲にムーグのインプロやドラムス・ソロを交えたシンフォ色の後半、どちらも彼らの真骨頂の演奏だが、注目はギタリストのAPOSTOLIS ANTHIMOSがキーボードも弾いており、エレクトリックな空間をJOZEF SKRZEKとのツイン・キーボードで描き出している。また「SBB」はAPOSTOLISがドラムスを兼任していたので、本ライヴではジャズコン優勝者のIREK GLYKが担当。リマスター。 POLAND
BS-18918D MOSTLY AUTUMN / Back In These Arms - Live 2022 2DVD(PAL) \4800
 MAGENTAと並ぶ人気の英国女性ヴォーカル・シンフォ・バンドの最新2枚組ライヴDVD。スクリーンやライトを多用した、アーティスティックなステージングでサウンドと美しく呼応する。カメラワークにもこだわりを感じさせる、見応えのある一級の映像だ。パンデミックにより度々延期になっていた、最新作「GRAVEYARD STAR」のツアーから。エモーショナルなギターをフィーチャーしたドラマチックなサウンドに乗せて歌うOLIVIAの美声ヴォーカル、そして、ANGELAの叙情たっぷりのフルートも特筆。近年の3作からを核に、1999年のデビュー作を含む8作品からの曲を幅広く演奏。また、アルバムのボーナス・ディスクのみに収録された2曲(GAZE / HEART BODY AND SOUL)のライヴも貴重で、さらに今回は、リーダーのBRYAN JOSH のソロ・アルバムJOSH & CO.からの曲 (IN FOR THE BITE)も1曲披露。ポテンシャルが高く新旧の名曲揃いの全21曲、2時間半。先にCDでリリースされた物の映像版。自主盤。 UK
BS-18915 TRYO / Suramarica - Limited Digipack Edition CD \3200
 2023年新作。ギター・トリオによるヘヴィ・プログレを聴かせてきたが、専任のキーボーディスト、パーカッション、ヴォーカリストを加えた6人編成となり、大きく進化を遂げた。テクニカルなプレイで引き付けるギターと、ギターと張りあうようなブイブイとしたベース、的確なリズムで織り成す硬派で鋭角的なサウンドは健在だが、本作では、今までにはなかった、エマーソンの影響を感じさせるプログレッシヴなシンセやオルガンをフィーチャーし、また、スペイン語による情感豊かなヴォーカルを加えるなど、歌心も持ち合わせた南米産ならではのシンフォニック・ロックとなっている。コンセプチュアルなテーマを持った作品。デジパック仕様。 CHILE
BS-18905 MELANIE MAU & MARTIN SCHNELLA / The Rainbow Tree CD \3500
 MAGENTAのクリスティーナにも似た美声女性ヴォーカリストと、FLAMING ROWのギタリストの2人にリズムを加えた5人組のアコースティック・プロジェクト。フェイバリット・ソングを取り上げたカヴァー集の第4弾。グリフォンのリチャード・ハーヴェイ辺りを思わせる技巧的なアコギのアンサンブルが素晴らしく息をのむ。ケルティック・アレンジを施したジェントル・ジャイアントの「FREE HAND-MEDLEY」からスタートし、ヴォーカル・ハーモニーを活かしたメロディアスなバラードへと変化させたユーライア・ヒープの「RAINBOW DEMON」、曲の良さをしみじみと感じさせるニール・モーズ・バンドの「A LOVE THAT NEVER DIES」、ラストはクラナドの「SIUIL A RUIN」で締めくくる。曲により、イリアンパイプ、ホイッスル、フルート、チェロ、ブズーキも効かせている。他、KANSAS、PHIL COLLINS、PETER GABRIEL、RUSH、PORCUPINE TREE、NIGHTWISH、OPETH、IRON MAIDENの全14曲。どの曲も美しくテクニカルにアレンジされ、見事に自分たちのものにしている。2023年リリース。3面開きデジパック仕様。自主盤。 GERMANY
BS-18877 EDDIE MULDER / To The Centre CD \2950
 再入荷。キャメル愛に加えフォーカスも感じさせる人気シンフォ・ギタリストの2023年作。FLAMBOROUGH HEAD、LEAP DAY、TRIONを掛け持ちしながら15年以降毎年アルバムをリリース。本作で9作目となる。アコースティック作も多い彼だが、本作ではゲストでカヤックのTON SCHERPENZEELを迎えるなどバンド色を打ち出しており、シンフォ・ナンバーからアコギの美しい音色まで、穏やかでノスタルジックなメロディーは切なくも甘美に、各曲が独立した短編小説のように構成され、無駄な音符は弾かないと語る彼らしいハートのこもったプレイを聴かせる好作となっている。また1曲ヴォーカル・ナンバーが収録されており、月光に照らされた湖から流れてくるような幻影を漂わせる。まさに叙情のブレンド作。3面開きデジパック。 HOLLAND
BS-18901 LOGOS / Bokeh (Logos + Asrava) 2CD \3800
 廃盤だった2作、98年デビュー作「LOGOS」の23年リミックスをディスク1に、01年作2nd「ASRAVA」をディスク2に収録したリマスター2枚組2023年盤。その年のイタリアン・シンフォのベスト1、2を争う出来だった14年作3rd「L'ENIGMA DELLA VITA」で浮上した彼らが人知れず自主制作でリリースしていた2枚だ。98年作LOGOSはデビュー作ならではの初々しさを持っており、オルメに影響を受けた淡い翳りと瑞々しい叙情が魅力で、伊語で歌われ、ヘルマン・ヘッセからインスパイアされた20分近い曲など緩急を付けながら引き込んでいく。神秘的な幕開けの01年作ASRAVAはシンフォニックでテクニカルな構築が飛躍しており、変拍子も配し、オルメに加えバンコあたりの影響も感じさせるイタリア特有のラビリンスと哀愁が溶け合う。また両作共、アコギ、ナイロン・ギターのリリカルさも見逃せない。伊ファンはぜひ! 3面開き紙ジャケット。 ITALY
BS-18900 OLATZ ZUGASTI / Hitzno Bat Erran Eta Banua Berhala CD \3200
 8年振りとなる2023年作。ライヴを挟み7作目となるスタジオ作で、彼女のヴォーカルとギターをメインに、キーボード、管楽器、リズム・セクションを加えたシンプルなアンサンブルをバックに独特の翳りを漂わせ、寄り添うように歌われていく。彼女のもうひとつの魅力と言える珠玉のハープもフィーチャーし、自身でコーラスも重ね、本作では軽やかなプログラミングも導入したコンテンポラリーなアレンジが新味だ。たおやかに明日を見つめつつ、社会の影、不安、嘘をテーマにしており、戦争やパンデミックの影が差す。シルエットだけのような、なんとも切ない空気から光が芽生え色を生み出していく終盤など悠然とした彼女ならではの世界観に包まれる。バスクを代表する女性ヴォーカリスト&ハープ奏者。デジパックCDR。 SPAIN
BS-18899 PLUTO / Ouverture CD \2800
 初CD化。ハケット・ファン必聴のマイナー・シンフォの名作「Voyage Into A Dreamers Mind」で知られるPLUTOことマルチ・プレイヤーのPETTER ESPEN GUTHEによる82年作2nd。フルートやサックス奏者など数人のメンバーを加え、バレアリック的なエレクトリック感のあるサウンドを北欧の凛とした叙情に幻想的に落とし込んだ作風で、ノルウェーのマイク・オールドフィールドと評された。震えるようなヴィブラートのギターが映え、きらきらとしたシンセやリズム・マシーンを独自のセンスで配し、ヴォーカル・ナンバーも交え聴かせるクールな内容だ。ニュー・ウェイヴ色もあるが、ハートフルな哀愁が漂いバンドを想定した後半など前作の延長線上のシンフォとして上げれる。リマスター&見開き紙ジャケット。 NORWAY
BS-18897 FOLQUE / Dans Dans... CD \2800
 初CD化。彼ら唯一のライヴ盤。デンマークでの84年のMIDTFYNSフェスから収録したもので、リリースは91年だった。7作目の後、活動休止状態だったが、フィドル奏者を呼び戻し、チャーミングな女性ヴォーカルをフィーチャーした後期のメンバー6人で演奏。4作目以降の曲だけでなく、1st、2nd、3rdなど初期の曲も取り上げており、計10曲(MCあり)の集大成的なセットリストとなっている。録音状態も良く、中世トラッド色とタイトなロック色の融合はやはりスプリガンズを彷彿。なお、このフェスはジャズやメタルも含み北欧最大だったとも言われ、数日に渡って開催されていた。フェアポート、プロコル・ハルム、ロバート・プラント、オール・アバウト・イヴらも参加。リマスター&見開き紙ジャケット。 NORWAY
BS-18893 DIVAE PROJECT / Stratosferico & Other Stories CD \3300
 初CD化と新作から成る伊プログレ・ファン必携2023年作。RECORD STORE DAY限定で21年にリリースされた6曲入りアルバム「Stratosferico」とジョン・ウェットンへ捧げられた23年の3曲入りシングル「After The War」の初CD化に、「A Gift For Keith Emerson」と題されたエマーソンへ捧げられた新作組曲等を合せ収録した内容の濃すぎるオムニバス作。「Stratosferico」の前半はアレアをリスペクトし、デメトリオ・ストラトスの生前のヴォイスをフィーチャーし、アレアのドラマーやバンコのジャンニ・ノツェンツィが参加。ジャンニのクラシカルなピアノが聴き物だ。同後半はオザンナをテーマにリノ・ヴァイレッティをフィーチャーし、RDMのギタリストやFLEAのベーシストらに加え、あのガゼボも参加し、オザンナ組曲を展開。23年のシングル「After The War」は反戦的な歌詞から選ばれたというエイジアのカヴァーだが、他の2曲はイタリア然としたオリジナルのシンフォ。10曲目は04年のPROGRESSIVAMENTE 1973-2003のみに収録されていたイルバレのジャンニ・レオーネ絡みのイルバレやチェルヴェッロを思わせるヘヴィ・シンフォ。ラストのエマーソンへ捧げられた組曲はELPとイタリアン・シンフォが合体したようなサウンドで、ド派手なシンセとワイルドなハモンドが豪快なリズム・セクションで荒れ狂い、ピアノが蓋を閉じる意味ありげな終焉を迎えるプログレ・ファン必聴曲。デジパック。 ITALY
BS-18891D CYAN / Pictures From The Other Side CD+DVD(NTSC) \3300
 MAGENTA結成以前にROBERT REEDがマイク・オールドフィールドやイット・バイツの影響下で活動したバンド。94年にリリースされた2ndアルバムを再構築し、新たにバンドにて新録した2023年新作。新生イット・バイツに加入したギターの貴公子LUKE MACHINE、キャメルやTIGER MOTH TALEで精力的に活動を続けるリード・ヴォーカルのPETER JONES、バンドメイトのベーシストDAN NELSONの精鋭4人に加え、美声女性ヴォーカリストANGHARAD BRINNも参加。ジェネシス、イエスの影響も映し出すオリジナル曲に対し、曲を書き直し、録音し直し、アレンジも新たに、彼のキャリアを反映させスキルを存分に注ぎ込んだ、一級のシンフォニック・ロックとして甦った。17分の大作「NOSFERATU」を含む6曲が収録されている。DVDには、プロモ・ヴィデオ「THE QUIET ROOM SESSION (LIVE ACOUSTIC PERFORMANCE)」6曲(50分)を収録。前作「FOR KING AND COUNTRY」の曲をROBERT REED(グランドピアノ)、LUKE MACHINE(エレクトリック・ギター)、PETER JONES(ヴォーカル&サックス)の3人でスタジオにて録音しており、アルバムとは全く異なる雰囲気のサウンドが聴ける。「PICTURES FROM THE OTHER SIDE」の5.1サラウンド・ミックスも収録。3面開き紙ジャケット仕様。自主盤。 UK
BS-18884 D'VIRGILIO MORSE & JENNINGS / Sophomore - Limited Edition CD \3200
 <3面開き紙ジャケット仕様・限定盤 / ボーナス・トラック2曲追加> 2023年新作2nd。ニール・モーズが、トランスアトランティックやスポックス・ビアード等に比べて、よりメロウな曲でアルバムを作りたいという発案の元、ビッグ・ビック・トレインのドラマー/ヴォーカリストのニック・ディヴァージリオ、ヘイケンのギタリスト/ヴォーカリストのロス・ジェニングスと共にリリースした連名作の第2弾。イエスやビートルズのような3人のヴォーカル・ハーモニーを活かし、美しいアコギ・アンサンブルや、エレクトリック・ギター、ドラムス、ムーグ、オルガン、パーカッション、グロッケンシュピール、ストリングス等も加え、メロディアスでキャッチーなサウンドの中に、シンフォニック&プログレッシヴなタッチもあり、曲の良さも際立つ。ボーナス・トラック2曲は収録曲の別ヴァージョン。 USA
BS-18880 MAE MCKENNA / Mae Mckenna + Everything That Touches Me + Walk On Water 2CD \3500
 スコットランドのフォーク&トラッド・バンドCONTRABANDの可憐な女性ヴォーカリストがTRANSATLANTICに残した初期3枚を3in2の2枚組にてリリース。ハープシコードやオーケストラも加えた75年の1stアルバム「MAE MCKENNA」、優美でゆったりとしたサウンドに乗せて歌う76年の「EVERYTHING THAT TOUCHES ME」、そして、今回初CD化となる77年の「WALK ON WATER」の3枚。ジョン・レノンの「イマジン」等、各アルバムとも彼女のフェイヴァリット・ソングを取り上げカヴァーした作品となっているが、新感覚にて上手く自分のものとしており、どのアルバムも優しくフェミニンな彼女の魅力に溢れている。バックにはマーティン・ブライリー(ex.グリーンスレイド)、グラハム・プレスケット(ex.グリフォン)らも参加。ボーナス・トラックとしてシングル曲を2曲追加収録。3枚とも英国盤では初CD化となる。紙スリップケース付き。2023年デジタル・リマスター盤。 SCOTLAND
BS-18878 GLASS HAMMER / Arise CD \2980
 3部作を経て新たな方向性を見せる挑戦的な刺激に満ちる2023年作。銀河の隠された驚異を明らかにするためのアンドロイドの探検探求の旅を描いたコンセプト作で、宇宙がテーマとは言え、いわゆるスペース・ロックとはまったくの別物で、全編で女性ヴォーカルをフィーチャーし、期待と不安が入り混じるサスペンシーな様相が彼らのシンフォニック・ロックと融合した過去に無いプログレッシヴなサウンドを作り上げている。サイケデリックな視覚要素を織り交ぜつつ、キーボードやギターをスリリングに絡めたヘヴィでハードな作風にて、特に終盤、エッジの効いたベースとリズム上に、メロトロン、シンセ、オルガンが壮大な熱いうねりを生み出していく様はプログレを半世紀聴き続けて来たファンも釘付けにすること間違いなし。まさにビッグバン。デジパック。 USA
BS-18872 PATTERN-SEEKING ANIMALS / Spooky Action At A Distance - Limited Digipack Edition 2CD \3800
 <ボーナスCD付2枚組・3面開きデジパック仕様/限定盤> スポックス・ビアードのソングライター&プロデューサーとして長年に渡り貢献してきたJOHN BOEGEHOLDが率いるシンフォ・バンドの2023年新作4th。新旧のスポックス・ビアードのメンバー、TED LEONARD (ヴォーカル&ギター)、DAVE MEROS(ベース)、JIMMY KEEGAN (ドラムス)らによる4人編成のバンド。キャッチーかつ構築的なサウンドを聴かせ、シンセ、ピアノ、オルガン、メロトロンをフィーチャーし、エモーショナルかつ堅実なギターと共にソリッドかつドラマチックに迫る。フルートや生のストリングスを加えたバラードも美しく、あくまでもプログレを軸にしながらも様々な要素を取り入れる事で、スポビとは違ったアプローチを見せる力作。イエスを思わせるところも。ボーナスCD(32分収録)には、スタジオ録音1曲と、2022年10月のプログフェス「ProgStock」からライヴ音源3曲を収録。 USA
BS-18871 MAGIA NERA / Vlad CD \3300
 60年代末期に結成されたハード・ロック・バンドの2023年作。当時はフェスにも出演し、ニュー・トロルスのサポート・バンドに抜擢されマグマ・レーベルからのリリース予定もあったものの、惜しくも作品を残さず解散。近年復活し17年に念願のアルバムをリリース。3作目となる本作ではドラキュラ公をテーマにし、メンバーチェンジがあったもののイタリアらしいパッションの強いカンタウトーレ・スタイルのヴォーカルをメインに、ギターが効いたヴィンテージ感たっぷりのプログレッシヴ・ハードをピアノやオルガンやシンセも配しながら聴かせる熱い内容だ。キーボードを押し出したシンフォ色や、ストーリーを語るフォーク色も交えながら、時に物悲しく切ない叙情も見せ、クラシカルなラストまで50年以上の時の重さを感じさせる。見開き紙ジャケット自主盤。 ITALY
BS-18863 DAVID LONGDON / Wild River - Expanded Edition 2CD \3800
 2023年新装版。BIG BIG TRAINのヴォーカリストが2004年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム。長らく廃盤で入手困難だったアルバムに、リミックス、リマスタリングを施し、さらにボーナスCDを加えた2枚組。フルートも含む自身のマルチプレイに加え、ギター、ドラムス、ヴァイオリン&ヴィオラ奏者、そして、後にバンドメイトとなるDAVE GREGORY がギターとメロトロンでゲスト参加。カラフルなシンフォ・サウンドの中にも流れる英国叙情はBBTへの布石を感じさせる。生前の計画を引き継ぎ、ROB AUBREYが追悼の意を込めてエンジニアリングを手掛け再リリースを実現させた。若き日の感性と輝きが詰まった美しいタイムカプセルだ。ボーナス・ディスクには、2004年のライヴ音源9曲と、アルバム未収録のスタジオ・トラック、別ヴァージョン等、11曲を収録。3面開き紙ジャケット仕様。 UK
BS-18859 DAYS BEFORE TOMORROW / Now And Then Part II - Stories And Dreams CD \2800
 メジャー級のキャッチーでドラマチックなシンフォを華麗に真正面から聴かせる2023年作。ハイトーンの澄んだヴォーカルをフィーチャーし、甘美なギターやマニアを唸らせるツインによる多彩なキーボード、迫り上げる強力なリズム・セクションが一体となって、イエスやカンサスといったスケールのファンタジーを描いていく。テクニカルなスリリングさがある一方で、ヴォーカルを印象付けるコーラスも分厚く、アコギやピアノなど生の美しさも織り交ぜ、ハードなインパクトと引きの叙情を対比。プログレッシヴなオルガンが切り込み高速シンセがきらびやかに受けるあたりGLASS HAMMERも思わせるのでは。14年振りの2作目。ビルボード マガジンで賞を取っているプロ並みの本格派。3面開きデジパック。 USA
BS-18858 LAND OF CHOCOLATE / Your Finest Hour CD \2800
 ECHOLYNらのメンバーが2000年前後に結成したテクニカル・シンフォ・バンドの19年振りとなる2023年作3rd。オリジナル・メンバーが集結しており、まさにECHOLYNを思わせる変拍子とアレンジとコーラスが入り組んだジェントル・ジャイアント譲りの複雑で強固、そしてヴォーカルはどこか軽やかなサウンドを展開。イエスあたりも感じさせ、詰め込まれる技巧と美しさで攻めるギター、所狭しと駆け回るオルガン、強力なリズム・セクションなどまったくのブランクを感じさせないが、04年の2ndの後に当時録音されていた次作3rd用のベーシック・トラックに音を加え完成させたもので、続いてリリースされるはずだった幻のアルバムと言える内容だ。ヘヴィなダークさもある一方で、落ち着いた叙情を奏でるアコギやピアノなど全体を見渡してみても近年のアメリカには無い、作曲凝縮型の硬派シンフォの頂点を行っている。デジパック自主盤。 USA
BS-18854 T.A.P / Paradigms CD \2800
 もし、ロバート・フリップが今のシンフォ・バンドとコラボしたなら、といった感じのアメリカのクリムゾン・リスペクト系のメンバーが集まったプロジェクト・バンドによる2023年作。HERD OF INSTINCT、DJAM KARETらのリーダー格によるもので、バンドとサウンドスケープなアンビエントを幻想的にミックスさせ、サスティーンを自在に操る哀愁のロング・トーンのギターをメインにメロトロンやハモンドやムーグなどヴィンテージ・キーボードも眩惑的に配し、フルートなどアコースティック楽器も加え、21世紀プログならではのコンテンポなシンフォをハイセンスで展開していく。ジャズ・ロック色もあり、ジャケットからは伝わりにくいが今までにない論法が映し出された力作と言えるのでは。ボーナス1曲入り。デジパック。 USA
BS-18852 ACQUA FRAGILE / Moving Fragments CD \3300
 新たな伝説の始まりすら感じさせる2023年作。ベルナルド・ランゼッティとオリジナルのリズム・セクションの3人にメンバーとしてキーボーディストとギタリストを加えたバンドとして完全復活しており、奇妙な演劇性を背景にしたイタリアならではのシアトリカル・シンフォを展開。伊語と英語で歌われ、ハモンドやメロトロンなど本物にもこだわり、アープ、クラヴィ、ローズなども含めヴィンテージ・キーボード収集家でもあるキーボーディストのスタジオで多彩にオーヴァーダブされている。ゲストでデヴィッド・ジャクソンが加わった6曲目ではジェントル・ジャイアントを感じさせるが、キーボーディストが作曲したインストの7曲目など彼が本作のキーマンだと思い知らされる。また2曲でフィーチャーされる女性ヴォーカルが新味となっている。プログレッシヴに細部まで丁寧に作り込まれた凝り方に脱帽。必聴です。 ITALY
BS-18849 IL SISTEMA / Rock & Stop CD \3400
 ムゼオ・ローゼンバッハとチェレステの母体として知られる伝説のバンドの新たな初出の未発音源(1969〜1971)を収録した2023年盤。ムゼオのギターや、チェレステのチロ・ペッリーノと管楽器奏者を含む5人で、ハードなフルートと破天荒なハモンドをフィーチャーし、オルガンが牽引するヘヴィ・プログレの原石のような演奏を聴かせている。中には26分を越える曲もあり、オルガンが提示するリフにリズム・セクションが合せ、フルートやサックスが加わり、ギターはバッキング中心といった曲作りのためのセッションといった内容だが、プログレッシヴに弾き込まれるハモンドや重厚なノリは迫力十分。曲によってピアノやヴォーカルも入り、ラストはナイスの影響も感じさせる。3年間活動したバンドだと伝えられるが、存在感を見せるキーボーディストのその後が不明なのがとても気になる。 ITALY
BS-18846 THIS WINTER MACHINE / The Clockwork Man CD \3200
 マリリオン、IQ影響下のシンフォ・バンドの2023年新作4th。メランコリックなメロディに乗せてエモーショナルなギターが泣き、リリカルなピアノ、幻想的なシンセ、表現力豊かなハートフルなヴォーカル等で織り成す英国然としたドラマ性を帯びたシンフォニック・ロック作。メンバーチェンジを繰り返しながら進化を遂げている彼ら。本作では新加入したギタリストがメインのリフとラインを手掛けた事で、ソングライターでヴォーカリストのALEX WINTERがメロディ作りに集中する事が出来、彼がかねてから制作したかったという、人間や社会に於ける不条理という深いテーマを持った、チャプター1〜3の3部構成のコンセプト・アルバムを完成させた。デジパック仕様。 UK
BS-18839 YOUTHOPIA / Misha's Journey CD \3200
 人気シンフォ・バンドMOONGARDENのギタリストの2023年作で、キーボード、アレンジ、プロデュースはMOONGARDENを始めSUBMARINE SILENCEでも知られるクリスティアーノ・ロベルシが担当。ドラマーはマルコ・ミンネマンという強力ラインナップだ。パワフルなヴォーカルのハードなロック・ナンバーで始まるが、曲想および音楽性は幅広く、泣きをたっぷり聴かせるナンバーや、ハートフルに高鳴っていくドラマチックなナンバーなど巧みなギターをメインに展開。中でもラストの27分越えの長尺ナンバーはアコギを含むテクニカルなギタースキルを全開させ、オルガン、シンセ、ピアノ、ストリングスとキーボードをシンフォニックに配したMOONGARDENも思わせる傑出ナンバーとなっている。見開き紙ジャケット。 ITALY
BS-18838 CHRISTINA / The Bar Stool Prophet CD \3200
 MAGENTAの女性ヴォーカリストの2023年新作3rd。ソロ名義となっているが、多数のミュージシャンがバック・アップしたシンフォニック・ロック・アルバムで、ROBERT REEDによるキーボード、アコ&エレクトリック・ギター、ベースに加え、曲作りやプロデュースも含め全面協力しており、バンドメイトのCHRIS FRY、 スティーヴ・ハケット、ピーター・ジョーンズらがゲスト参加している。透明感のある伸びやな美声が映える、美しいバラードやドラマ性を帯びた英国調のサウンドは、やはりMAGENTAに通じるものがある。アルバムのタイトル曲はアルコールが原因で悲劇的に命を落とした友人たちにちなんだとの事で、ジャケットも今までとは異なった趣のものになっている。今の彼女の心情を切り取り内省を見つめた、ファン必聴作。見開き紙ジャケット仕様。自主盤。 UK
BS-18834 OMEGA / Egi Jel CD \3000
 <2023年リマスター&4曲ボーナス入り> まさに貫禄の出来と言える06年リリースの16枚目のハンガリー・スタジオ作。全新曲のみを収録した作品としてはこれが最後のアルバムで、唯一の国内メジャー・リリースであった。ヘヴィなギターに負けないポリシンセがうなる1曲目、プログレッシヴにハモンドをフィーチャーしたハードノリまっしぐらな2曲目、オメガ然とした翳りのあるミディアム・テンポの3曲目、シンフォニックなアレンジを見せる4曲目、クラシカルなぶ厚い泣きの5曲目、ガマポリスの頃を思い出させるバラードの6曲目などなど、悲壮感漂うラストまでどの曲も彼ららしい全力投球の全13曲。ボーナスとしてタイトル曲の別ヴァージョンと06年盤初回CDに付いていたDVDからライヴ3曲の計4曲を収録。長らく廃盤で入手困難だった。 HUNGARY
BS-18833 ALF EMIL EIK / Joy & Breath Of Eternity CD \2800
 <2023年リマスター盤> メロトロン入り北欧シンフォの名作として知られる79年作。当時はEMIハーヴェストからリリースされたもので、ALF EMIL EIKのマルチ・プレイを中心にハケットの影響も感じさせる幽玄かつクリアーなサウンドを描き出している。サックスなど管楽器奏者らが加わっているものの、キーボード、ギター、リズム・セクションらどれも演奏力が高く、多重とは思えないグルーヴ感に驚かされる。前半はジャズ・ロックから入っていくが、アコギとシンセが美しくヴォーカルも聴かせる4曲目や美声の女性ヴォーカルをフィーチャーした5曲目のあふれ出るメロトロンは鳥肌物。まさに北欧ならではの深淵の幻想感に包まれる。神秘的な後半も良い。リマスター&見開き紙ジャケット。 NORWAY
BS-18832 SALUKI / Same CD \2800
 <2023年リマスター盤> JUNIPHER GREENEを経たギタリストや後にRUPHUSに参加するキーボーディスト、ドラマーが在籍するジャズ・ロック・バンドの76年作。当時の唯一の作品で中期RUPHUSの女性ヴォーカリストもコーラスで参加。ブラスを押し出したファンキーな1曲目で惑わされるが、ピアノとギターが美しい叙情を奏でるRUPHUS風の2曲目、テクニカルなシンセとメロディアスなヴォーカルで聴かせるキャラヴァン彷彿の3曲目へと続き、ストリングス・キーボードも幻想的に広がる北欧シンフォ的な中盤も良い。そして、シンセ、ギター、サックス、オルガンがソロを繰り広げる終盤は後期RUPHUSへ受け継がれていく。コレクター垂涎。近年再結成された。リマスター&見開き紙ジャケット。 NORWAY
BS-18831 KONG LAVRING / Den 2Den CD \2800
 <2023年リマスター盤> 美しいハーモニーを聴かせる女性ヴォーカリスト2人をフィーチャーしての北欧然とした暗さを持つエレクトリック・トラッド&フォークを聴かせる78年作2nd。本作ではほぼメンバーが入れ替わっており、幾分シンプルなアレンジだった前作と比べ、ギター、マンドリン、ダルシマー、リコーダー、リズム・セクションらにファゴットやホルンなど木管楽器の淋しげなアンサンブルや、ランゲレイクと呼ばれるノルウェー民俗弦楽器のツィター、さらにピアノ、エレピ、クラヴィのキーボードをゲストで加え、またFOLQUEのフィドル奏者も参加している。深く掘り下げられた古代ノルウェーのメロディと純粋な地元の言語による激レア名作。リマスター&見開き紙ジャケット。 NORWAY
BS-18830 GALAHAD / The Long Goodbye CD \2950
 キャッチーでモダンなサウンドと、巧妙でスペクタクルな展開が融合したシンフォニック・ロック作。TWELFTH NIGHTのベーシストMARK SPENCERがメンバーに加わった5人編成での2作目となる2023年新作。LEE ABRAHAMのアコ&エモーショナルかつハードなギター、オーケストレーションも交えたシンフォニックなキーボード、ソリッドなリズム、ハートフルなヴォーカルで織り成す。老化のプロセスと早期認知症という困難なテーマを取り上げた、ラストの長尺曲がアルバムのハイライトで、メロトロン系を加えた美しい英国叙情が香り立ち感動を呼び起こす。プロデュース、ミックス、マスターリングはKARL GROOM。ボーナス・トラックとして「DARKER DAYS」「OPEN WATER」のアルバム未収の2曲を追加収録。デジパック仕様。自主盤。 UK
BS-18825 OVEJA NEGRA / Orsai CD \2800
 初CD化。短命バンドの当時の唯一作である83年デビュー・アルバム。70年代にSOLUNAやRAYUELAで活動したメンバーらが新たに結成したトリオで、SUI GENERIS辺りに通じるような、アコ&エレクトリック・ギター、リズムによるメロディアスなサウンドと、柔らかなヴォーカル&ハーモニーで叙情的に綴る。また、ゲストも参加しており、1曲目ではサイケデリックなギターをフィーチャーし、9曲目では、RAUL PORCHETTOのエレピのプレイが光っている。瑞々しく淡い情景美に彩られた、当時のアルゼンチンならではのサウンド。ボーナス・トラック6曲追加収録。2023年リマスター盤。 ARGENTINA
BS-18820 HATS OFF GENTLEMEN IT'S ADEQUATE / The Light Of Ancient Mistakes CD \2800
 フロイド的な要素を持った、シネマティックなシンフォ性と詩情豊かなヴォーカル、ハートフルな叙情で聴かせる、マルチプレイヤー2人と女性フルート奏者の変則トリオ。多くの本からインスピレーションを得た作品で、オーケストレーションを取り入れたシンフォニック調の曲や、3部構成のアンビエントなインスト曲を散りばめ、SF小説にインスパイアされたという曲ではシンセとリズムマシンを駆使した近未来的なサウンドを展開する。フルートが主旋律を奏でる土星探査機カッシーニへのオマージュ曲「GOODBYE CASSINI」は夢想感を帯びた美曲。ラストは気候変動をテーマにした哀愁たっぷりの曲で締めくくる。見開き紙ジャケット仕様。自主盤。 UK
BS-18818 JAZZ Q / Live Plzen 1980 CD \2800
 1980年の未発ライヴ。チェコのボヘミア地方西部のプルゼニで録音されたもので、メンバーが保管していたアーカイヴ・テープからリマスターされた2023年盤。80年作「Hodokvas」から数か月後のステージで、アルバムから2曲、79年のEPから1曲、スタジオ盤未収曲等で構成。キーボード、ギター、ベース、ドラムスの4人編成にて、マジカルなムーグやローズに加えストリングス・シンセも配し、マハヴィッシュヌの影響に東欧のエキゾチックで美しい幻想色を溶かし、幽玄でゆったりとしながらも、その粘っこさで迫り来る緊迫感は彼らの真骨頂だろう。まどろむメロディーをタイトなリズム打ちとヘヴィなベースが音数を増しながら音圧を高めていく2曲目あたりはクリムゾンの手法も見える。 CZECH REPUBLIC
BS-18815 YESTERDAYS / A Moonlit Night In Budapest 2007 CD \2800
 衝撃のデビュー作「Holdfenykert」リリース・ツアー時の07年ハンガリーでのライヴ2023年盤。FLAMBOROUGH HEADらも出演したプログフェスで収録されたもので、最近マルチが見つかり、リーダーの手によってミックスされた。傑作「Holdfenykert」の曲を中心に、この時期のみのメンバーでアルバムでも絶賛された透明感あふれる美声の女性ヴォーカルとゴティックを彷彿させる絶品フルートをフィーチャーしたリリカルなシンフォは、イエス、ジェネシス、キャメルの影響を感じさせながらも、すでにハイクオリティーで完成されており、ジャージィさやコンテンポラリーなソフトポップ風味も交え、ライヴでも奇跡的な魔法に包まれている。キーボードの鳴りも良く、メロトロン系も配され、ギターは繊細かつスタジオ盤よりも若干ハードに。オープニングはサプライズ。西ルーマニアのハンガリー少数民族に属するトランシルヴァニアのバンド。デジパック自主盤。限定入荷! ROMANIA/HUNGARY

解説は個人の主観で書いています。それぞれの好みもあり、また聴いて来られた音楽歴、プログレ歴で受け止め方も違ってくると思いますので、
解説は目安としてください。オープンな気持ちで接してもらえ、音楽を楽しんでもらえるのが一番かと思います。店主。


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