update 2008/06/17

表示金額は全て税込みです
IT-0025 ACQUA FRAGILE / Same CD \2500
 PFMのプロデュースで73年にリリースされた1st。ジェネシスとジェントル・ジャイアントから影響された、もろプログレ然とした曲調と展開には、この人達ほんとうにプログレが好きなんだなァ、と好感さえ覚えさせられる。2ndはかなり洗練されるが、このもろプログレといった1stも人気が高い。怪奇〜の頃のジェネシス・ファンは一聴を。オリジナルLPは言わずと知れたポスター・ジャケだった。英語。ヴォーカリストは後にPFMに引き抜かれる。
IT-1120J ACQUA FRAGILE / Mass-Media Stars CD \2310
 <BMGイタリアン・ロック完全復刻紙ジャケット・コレクション・シリーズ第2期 第1回> JVC K2 24BIT MASTERING。初回生産限定盤。71年にパルマで結成された彼ら。本2ndもまた、1st同様にPFMのプロデュースによりリリース。結果、よりPFMへ接近した内容となった。緻密で繊細、劇的にメロトロンも導入され、シンフォニックな叙情美が広がっていく。英語で歌うBERNARDO LANZETTIの存在が効いて、PFMより先にアメリカ・デビューも果たす。その後、TRIPのJOE VESCOVIも加わったが、BERNARDO LANZETTIがPFMに引き抜かれバンドは解散。74年作。はずせない名作。紙ジャケット仕様。インナー・スリーヴ付き。歌詞・対訳付き。国内盤
IT-0826 ADRIANO MONTEDURO / Adriano Monteduro E Reale Accademia Di Musica CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! シンガー兼ギタリストの彼がREALE ACCADEMIA DI MUSICAをバックに起用し、74年にリリースした名作。イタリアン・プログレ屈指の童話風ジャケットにサウンドが重なり、とてもたおやかな歌心を浮かび上がらせる。リリカルな一曲目や、シンフォニックに盛り上がる2曲目等、非常に奥深い作風だ。ナイーブで繊細な情景が映し出されていく。叙情派ファンはぜひ。見開き紙ジャケット仕様。*完全初回限定盤!
IT-0647 AGORA / Live In Montreux CD \2600
 75年にモントルー・ジャズ・フェスティヴァルに出演。その時のライヴ録音でのデビューは有名な話。細かく刻み込まれるリズムの乗って、ホットなギターとエレピがテクニカルに舞う。海原を感じさせるようなゆったりとしたサックスのメロディーと、ヒューマンなスキャットがポイント。スタジオ・ミュージシャンによるグループだったらしく、<うまさ>はダントツ。次作では、より地中海色に輝く。見開き紙ジャケット。(オリジナルLPは、木が立つ変形ジャケなんですが、再現されておらず残念)
IT-0646 AGORA / Agora 2 CD \2600
 光りを放つ地中海色を増した76年リリースの2nd。ブリリアントにせめぎ合うサウンドが、オープニングから勢いよく流れ出す。悲しい軋みを高鳴らせるソプラノ・サックスに各楽器が感情の丈をあらわしてゆけば、一瞬、アルティのような閃光を輝かせる。残響を加えたシンバルやパーカッションの録り方が生きていて奥行きのある定位を構成。古代ローマへ遡るような、いにしえのイメージが沸く。見開き紙ジャケット。
IT-1189 AINUR / Children Of Hurin CD \2500
 管弦楽をフィーチャーし男女ヴォーカルをキャスティングさせた本格的なクラシカル・ロック集団の2作目。08年作。トールキンに捧げられたコンセプト作で、AYREONのヘヴィ色を弱くし、中世のロマンティックな要素を強めたヒロイック・ファンタジー的なサウンドを展開。英語で歌われるが、クラシカルなオケ部分の美しさと、ハモンド、シンセ、ギター、リズム・セクションらがせめぎ合うプログレッシヴなインスト・パートはイタリアのバンドであることを感じさせ、全体を凝縮させたような1曲目からテンションが高い。女性陣はみな美声なので、女性ヴォーカル・ファンも注目です。
IT-0868 ALAN SORRENTI / Aria CD \2500
 EMIイタリアーナからデジタル・リマスターにて出直し。72年リリースの1st。天性的、病的とも言われる本作での彼のヴォーカルは光を求めて闇の中を彷徨うかの如く、神がかりな存在感で聴き手を圧倒する。それにメロトロンやヴァイオリン(ジャン・リュック・ポンティ)がサイケデリックに絡む、まさにイタリアン・ロック黄金期のカオス的パワーを見せつけられる、個性派シンガー屈指の1枚。息苦しいほど重厚。
IT-0869 ALAN SORRENTI / Come Un Vecchio Incensiere CD \2500
 EMIイタリアーナからデジタル・リマスターにて出直し。フランシス・モンクマンやデヴィット・ジャクソンらを迎え、ロンドンで録音された73年リリースの2nd。1st程のカオス・パワーはなくなったものの、独特のヴォーカルは水を得た魚の如く素晴らしい。狂おしいが開けっ広げ。クラウディオ・ロッキのような悟りのポジション。それでも後半の20分を超える大作はドラッグ・パワーに塗れた錯乱へ。
IT-0908J ALBERTO RADIUS / Che Cosa Sei CD \2940
 05年デジタル・リマスター盤。見開きジャケット仕様。内袋付。76年リリースの2ndソロ。ヴォーロよりトレの4作目の延長線上の音。あのアルバムのトップに収録されていた「ラディウスのラプソディ」がここに続いている。モゴールや他のヴォーロのメンバーを起用せず、ジャンフランコ・モナルディによるオーケストラを加え、イタリアの宝石のようなサウンドを生み出した。タイトル曲や3曲目は珠玉の名曲。ベルテとマルチェラがコーラスで参加。次作、CARTA STRACCIAも聞き逃せない名作。国内盤
IT-1178 ALBERTO RADIUS / Carta Straccia CD \2600
 FORMULA 3、IL VOLOを経た彼の77年リリース3rd。歌をメインに置いた前作、CHE COSA SEIよりも全体に重厚で、いぶされたようなくすみと重さがあり、プログレッシヴなサウンドと大人の哀愁を見せる。地中海色の美しい光と影のコントラストがまばゆいばかりに発散される隠れた名作だ。なんとも、説得力を持った1枚。IL VOLO一派側近のキーボード奏者、STEFANO PULGAの好演も聴き逃せない。
IT-0970J ALICE / Cosa Resta...Un Fiore CD \2940
 紙ジャケット仕様。内袋付。06年版デジタル・マスター採用。78年リリースの2nd。デビュー作と同じく、ジャンカルロ・ルカリエッロのプロデュース、アレンジはダニロ・ヴァオーナ。前作から3年経てリリースされたもので、彼女を包んでいたオーケストラはワインの澱のようにほどよく落ち、彼女自身の成熟さ感じさせる。すっきりとしたピアノに乗せて2声で歌われる2曲目は後のスタイルの幕開けとも言え、しかし、まだ眠りから目覚めきれないような柔らかさが残る曲もあり、ポテンシャルに満ちた輝きを放つ。国内盤
IT-0004 ALICE / Gioielli Rubati CD \2500
 アリーチェはまず本作から。バッティアート&カチャパリア絡みの傑作85年作。伝統的な生のストリングスにデジタル・テクノロジーをミックスさせたアレンジは、当時あまりにも斬新だったもの。80年代のイタリアのシーンを代表する1作。まさにイタリアの宝石と言えるもの。優雅で美意識にあふれる。女性ヴォーカル・ファン必聴作。バッティアートのFISIOGNOMICAと併せて聴くとさらに良い。
IT-1141 GLI ALLUMINOGENI / Scolopendra CD \2700
 見開き紙ジャケット・イタリア盤。オリジナルLPはレア盤が多いCETRAのLPQシリーズの1枚で、当時リリースされた彼らの唯一のアルバム。72年作。キーボード、ギター、ドラムスのトリオで、サイケデリックなワイルドさと、ソリーナもオケ風に時折り入るもののハモンド+パイプ・オルガンという徹底したオルガン系音色により、邪悪さとクラシカルな空気が混ざり、メロディアスで情熱的なヴォーカルが加わる。ベースレスということもあり、初期フォルムラ・トレにも近い。野望を感じる力作だ。後半、ヘヴィさを増し、荘厳なダークさと鈍い光を生んでいる。
IT-0006 ALPHATAURUS / Same CD \2500
 73年リリース。イタリア屈指の重厚なヘヴィ・シンフォ・プログレの傑作。うねるムーグとヘヴィなギターが支配する前半から、イタリアならではのクラシカルな趣を強めていく後半へ。妖し気なハープシコードのリフから、一気に爆発する3曲目(個人的な伊シンフォ・ベスト10に入るナンバー!)はイタリアン・シンフォの極致。ドラマチック! オリジナルLPを再現した3面開き紙ジャケット仕様。
IT-0007 ALUSA FALLAX / Intorno Alla Mia Cattiva Educazione CD \2500
 74年リリース。ALLUMINOGENI、PROCESSION/FIABA、SAMADHIらを世に送り出したFONIT CETRAのLPQシリーズの中でもかなりレアだった1枚。美しいソリーナやフルートをフィーチャーし、PFMやNEW TROLLSに似たクラシカルなサウンドをブレンドするグループ。非常に味わいのある内容で、当時のイタリアの層の厚さを証明している。トータルな作風も良い。隠れた力作。
IT-0011 ANGELO BRANDUARDI / Alla Fiera Dell'est CD \2500
 珠玉の傑作。77年リリースの3作目。中世ルネッサンス音楽と地中海音楽がヨーロッパのフォーク&トラッドと融合し生み出された、非常にメルヘンチックでロマンの香りがする感傷的な作品。BANCOのGIANNI NOCENZIがバックに参加しており、前年にリリースされたBANCOのCOME IN UN U'LTIMA CENA(こちらにはBRANDUARDIが参加)との相互関係を音から感じ取れる。78年にはPETE SINFIELDの英詞によりHIGHDOWN FAIR のタイトルで英語盤(未CD化)もリリースされた。
IT-1162 ANNA OXA / Tutti I Brividi Del Mondo CD \1800
 限定再プレス! ニュー・トロルスとの90年の共演ライヴのきっかけとなった彼女の重要作がこちら。ヴィットリオ・デ・スカルツィやジャンニ・ベッレーノ、ジョルジオ・ウーザイが作詞/曲、コーラスと全面協力した89年の作品で、彼女の最高作のひとつと評価される名作。オーボエの調べなどコンチェルト・グロッソ風で涙を誘い、FIORELLA MANNOIA等で知られる、FIO ZANOTTIによるシンフォニックなアレンジとキーボード・ワークが彼女のヴォーカルをさらにドラマチックに盛り立て、この年代のトップクラスに仕立てた。シンフォ・ファンも必聴の女性ヴォーカル物の1枚。めちゃ良い!
IT-0024 APOTEOSI / Same CD \2500
 自主制作で75年にリリースされたもの。本作もまたとてもイタリアらしい叙情を持った作品だ。クラシカルなピアノ、時折入る美しいフルート、そしてなんと言っても本作のポイントの女性ヴォーカル。70年代のイタリアのシンフォ系で女性ヴォーカルをフィーチャーしたものは、ほんと少ない。大切に愛聴したいそんな1枚。
IT-0438 AREA / Arbeit Macht Frei CD \2500
 LIMITED DIGIPACK&DIGITAL REMASTER盤。地中海に照りつける光をギラギラと感じる骨太の1st。デジタル・リマスターにより、音の定位がくっきりと改善。ジャズ・ロックが苦手な人は本作から入るのをおすすめ。アレアの印象が違うハズ。ネイというアラブの笛の音をまねた1曲目のシンセ音も印象的。73年リリース。
IT-0439 AREA / Caution Radiation Area CD \2500
 LIMITED DIGIPACK&DIGITAL REMASTER盤。アヴァンギャルド色が現れた2作目。74年リリース。フランス/ギリシャ人のベーシスト、PATRICK DJIVASがPFMに引き抜かれてしまって、よりジャズ色を持ったARES TAVOLAZZIが参加。結果、バンドの方向性に変化が生まれる。
IT-0440 AREA / Crac! CD \2500
 LIMITED DIGIPACK&DIGITAL REMASTER盤。最もアレアが凝縮された傑作! 74年リリース。ゴリゴリのジャズ・ロック・ファンはこれ。デジタル・リマスターならではの大迫力で圧迫死の危険あり。
IT-0441 AREA / Are(A)zione CD \2500
 LIMITED DIGIPACK&DIGITAL REMASTER盤。初期サウンドに一区切りを付けた熱いライヴ。75年リリース。リンゴをかじる音がやけに耳に残る。
IT-0457 AREA / Maledetti CD \2500
 LIMITED DIGIPACK&DIGITAL REMASTER盤。フリー・ジャズや現代音楽のシーンからゲストを加え、新たな方向性を模索した5作目。77年リリース。以前に出直したときのボーナスがそのまま入っている。
IT-0028 AREA / 1978 CD \2600
 デメトリオ・ストラトス在籍最後の作品であるとともに、同年にリリースされたパガーニの1stソロと並んでイタリア70年代後期の最重要作。地中海からバルカン半島まで、そのアイディンティティーあふれるパワーと見事なサウンドは圧巻。初期よりも聴きやすいから、はじめはこれから聴くのもいいかも。
IT-0443 ARTI E MESTIERI / Tilt CD \2500
 LIMITED DIGIPACK&DIGITAL REMASTER盤。シンフォ・ファンもジャズ・ロック・ファンも必聴。もう、解説不要の傑作&名作。デジタル・リマスターにより、音の定位など、よりくっきりと改善。テクニカルな面だけよく話題になってしまうが、メロトロンもフィーチャーしたイタリア色に染まる叙情性や歌心にも注目。74年リリース。
IT-0444 ARTI E MESTIERI / Giro Di Valzer Per Domani CD \2500
 LIMITED DIGIPACK&DIGITAL REMASTER盤。閃光のような地中海ジャズ・ロックを展開する2nd。1stに比べるとコンパクトな曲調・展開になった分、詰め込まれた音の密度は高い。玄人好みの音か。75年リリース。
IT-0486 ARTI E MESTIERI / Quinto Stato CD \2500
 LIMITED DIGIPACK&DIGITAL REMASTER盤。79年リリースの3rd。メンバー・チェンジにより、キリコを中心としたジャズ・ロックをコンパクトに展開。突っかかるような間の取り方から、一気に吐き出されるような畳み掛けは、やはり圧巻。1stや2ndに圧倒された方は本作も見逃せません。
IT-0031 ARTI E MESTIERI / Murales CD \2500
 オリジナル・メンバーによって再結成されリリースされた2000年作。ヴァイオリニスト、管楽器奏者、弦クァルテットらをフィーチャーし、彼らならではの張りのあるテクニカルなジャズ・ロックを堂々と展開。生の弦を生かしたアコースティックで美しい曲も余裕で披露しているが、やはりキリコがあの技でまくし立てるスピーディーな曲は圧巻。ラストはティルトの1曲目の新録! 紙ジャケット仕様。
IT-0473 ARTI E MESTIERI / Articollezione CD \2500
 アルティの形成を辿るスーパー・アーカイヴ。72年から75年の未発音源で、TILT以前の音源も含むもの。極初期はヴォーカルをメインにした叙情的な歌物で、キリコはこの時点ではまだ演奏に参加していないが、アコースティックで演奏されるTILTの1曲目や、すでにヴォーカル・パートが完成しているTILTの2曲目などに声を漏らしてしまう。キリコが加わった73年以降の音源ではあのドラムが炸裂し、まさにアルティならではのインスト部分が出来上がっており、先ほどのヴォーカル・パートと組み合わさってTILTが完成されたことが手に取るように解る。未発曲の2001年録音も1曲入り。見開き紙ジャケット。
IT-0888 ARTI E MESTIERI / Estrazioni CD \2500
 70年代の全盛期に書かれていた未発曲を録音した05年新作。ベッペ・クロベェッラのメロトロンやハモンドを含むヴィンテージ・キーボードはもちろん、ヴァイオリン、サックス、フルート、クラリネットらも導入し、これらの管弦楽奏者がもたらす地中海色がなんともアルティっぽい。ヴォーカル入りの1曲目なんてまさにティルト! しびれる。もちろん、キリコのドラミングが生み出す緊張感も素晴らしいが、初期アルティが持っていたイタリアの優しい叙情性が注ぎ込まれており、その佇まいがとても若々しく感じる。聴くべし。
IT-1191 IL BACIO DELLA MEDUSA / Same CD \2700
 「メドゥーサの口づけ」と名乗る、ペルージャで02年に結成されたバンドの04年デビュー作。元は自主盤であったが2ndと合わせての08年版。ヴィンテージ型のイタリアの典型的なヘヴィ・プログレで、テクニックがあり、謎めいた邪悪さ、荒涼とした中世風味が幻想的に広がる。妖しげなフルートや爪弾かれるアコギも交え、PFMの1stにあったようなジャズ色でのインプロヴィゼーションなど風格もあり、クラシカルな叙情も漂い、DE DE LINDあたりに近い。70年代の未発物を聴いているようなノスタルジックさが香る。
IT-1192 IL BACIO DELLA MEDUSA / Discesa Agl'Inferi D'Un Giovane Amante CD \2700
 2作目。録音は05年〜06年。ジャケットはダークだが、本作ではヴァイオリニストを加えており、クラシカルなピアノやフルートは1曲目からクェラ・ヴェッキアを思い出させ、ジェスロ・タル風の中世色やジャズ色など、やはりPFMの1stあたりも連想させる。そこにキャラバン風のオルガン・ソロが入ってきたり、これは出来がいい。後半は70年代物を聴いているとしか思えない内容で、叙情的なパートへの移り変わりや、その深さ、哀愁、まどろみなど格別。今の他のバンドとキャラがかぶらない。イタリアン・プログレ・ファン必聴!
IT-1123J IL BALLETTO DI BRONZO / Sirio 2222 CD \2310
 <BMGイタリアン・ロック完全復刻紙ジャケット・コレクション・シリーズ第2期 第1回> JVC K2 24BIT MASTERING。初回生産限定盤。70年リリースの1st。LEO NEROことGIANNI LEONEはまだ参加しておらず、レッド・ツェッペリンを思わせる屈折したカッコいいハード・ロック・ナンバーを聴かせる。最もカッコ良い3曲目、弦・ハープシコードを導入したクラシカルな5曲目、サイケなラスト等、この作品の重要性は高い。伊ファンのみならず、ハード・ファン必聴アイテム。ちなみに原盤はウルトラ・レアで10万円じゃ買えないよ。紙ジャケット仕様。歌詞・対訳付き。国内盤
IT-0820 IL BALLETTO DI BRONZO / YS CD \2500
 イタリアン・プログレ黄金期の72年リリースにリリースされた傑作ヘヴィ・シンフォ。他に類を見ない曲構成と展開、邪悪なギター、プログレ然としたキーボード、神々の美のような硬質のメロトロン、情熱ほとばしるヴォーカル、屈折極まりないリズム、など、奇跡的とも言える内容。イタリアン・ロック史に刻み込まれた必聴名作。73年のLP未収シングルからLA TUA CASA COMODAをボーナス収録。
IT-0315 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Same CD \2000
 40cmはあるツボ型変形ジャケで当時72年リリースされた1st。今でも、このオリジナルの収納場所には困っている。さて、次作以降の作品と比べると幾分シンプルな構成だが、その分、インパクトやメロディーの印象度は強い。ツイン・キーボードによる独特のリフは、ジェントル・ジャイアントの影響下、クラシカルな要素が加わって生み出されたもの。BMGイタリアーナ・24BIT DIGITAL REMASTER AND DIGIPACK LIMITED EDITION!(デジパックなのに変型でないのが残念!)
IT-0038 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Darwin! CD \2500
 黄金期72年にリリースされた、イタリアン・クラシカル・ロックのあまりにも内容の濃い不朽の傑作。キーボード・ラビリンスとは、まさに本作のこと。聴けば聴くほど改めて怪物作だと思ってしまう。この複雑極まりないアンサンブルの裏の裏までじっくりと聴きたい。余談ですが、オリジナルLP内側、メンバーで持ち上げている時計皿がミス・プリで消えてしまっているのが本当の初回盤。
IT-0039 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Io Sono Nato Libero CD \2500
 73年リリースの3rd。感情が表面化した前作のDARWINに比べると、ストイックな印象を受ける。しかし、それは見事なまでに計算されたアンサンブルの結果であって、整合感ゆえのもの。実際にキーボードの積み重ねも前作よりぶ厚い。クラシカル・ロックの古典。オリジナルLPは言わずと知れた扉型多面開き変型ジャケで、写真(場面)の流れが合わないヤツが稀にある。これが初回なのか? コレクターはまだ眠れない。
IT-0040 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Garofano Rosso CD \2500
 76年リリースのサウンド・トラックとして使用されたもの。インストながらもその断片は一級のイタリアン・プログレッシヴ・ロックであり、又、中世音楽の香りもある。トスカーナ地方あたりの、なだらかな丘陵地帯の風景が思い浮かぶ。次作COME IN UN U'LTIMA CENAへのプロト・マテリアルとして知られる。隠れた重要作。
IT-0041 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Come In Un'ultima Cena CD \2500
 76年リリースの6作目。個人的なイタリアン・プログレのベスト3の1枚。イタリアならではのキリスト教土が生んだ宗教色と中世音楽、そしてクラシックから強く影響を受けた作風。見事なコンビネーションのNOCENZI兄弟のツイン・キーボード、畳み掛けるリズム、クラシカルな唱法のヴォーカルetc.それらはまるで1枚の教会画のようで、遠くから威厳を放ち、近くに寄るとそのディテイルの細かさに驚嘆するような、もう芸術的な傑作! AS IN A LAST SUPPERというタイトルで英語盤もドイツのみでリリースされた。英詞はゲスト参加しているANGELO BURANDUARDIが担当。
IT-1180J BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / As In A Last Supper CD \2520
 当時、AS IN A LAST SUPPERのタイトルでドイツのみでリリースされた英語ヴァージョン。英詞はゲスト参加しているANGELO BURANDUARDIが担当。76年リリース。イタリアならではのキリスト教土が生んだ宗教色と中世音楽、そしてクラシックから強く影響を受けた作風。見事なコンビネーションのNOCENZI兄弟のツイン・キーボード、畳み掛けるリズム、それらはまるで1枚の教会画のようで、遠くから威厳を放ち、近くに寄るとそのディテイルの細かさに驚嘆するような、もう芸術的な傑作! ミックスは伊語版とほぼ同じだが、英語によるニュアンスの差は十分に愉しめる。国内盤
IT-0042 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Di Terra CD \2500
 ミラノ・スカラ座のオーケストラとの共演盤。78年リリース。インストの上、オーケストラの領域がバンドのそれをオーバーしていまっている程の交響曲的な作品。NOCENZI兄弟のクラシックへの挑戦作。近代クラシックのカラーを持つあまりにも壮大なスケールのシンフォニック・ロック異色作。彼らならではの哲学がここにある。オリジナルLPはコーティング・ジャケ。
IT-0043 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Canto Di Primavera CD \2500
 79年リリース。イタリア然とした詩情あふれるサウンドと、洗練された感覚を持った作品。この年代は他のイタリアン・プログレがほとんど死滅していただけに孤高と言える。地中海の香りも深く非常に輝きを放つ彼らの代表作のひとつ。この作品には、地中海民族楽器も多く使用されていて、来日時、ロドルフォさんは、ほんとうはリュートでこのタイトル曲を日本でやりたっかったと僕に言っていました。(壊れそうなので、持ってくるのがイヤだったって)
IT-0044 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Capolinea CD \2500
 80年リリースのライヴ・アルバム。パワフルなノリで聴かせる1曲目や、シンプルなアレンジで押しまくる6曲目などを聴くと、彼らのアレンジと演奏が常にその時点でのベストなものを目指していて、少したりともその姿勢を崩していないことがわかる。3曲目もスタジオ盤以上にドラマチック。ほんとうに素晴らしいバンドだと実感。
IT-0045 BANCO / Nudo + Live In Tokyo 2CD \3200
 97年に日本先行でリリースされたアンプラグド作品NUDOに、日本盤未収のスタジオ新曲を加え、さらに、DISC-IIに97年来日時のオン・エアー・ウエストでのライヴを収録した2枚組。音質・ミックスも良く、会場の興奮が伝わってきます。もう一度、冷静に聴いても、聴けば聴く程、彼らの凄さが伝わってくる。ヴィットリオさんと夜いろいろ話した思い出も詰まった1枚。サイン会も懐かしいですね。
IT-0915 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / En Concierto Mexico City 2CD \3500
 しばらく廃盤状態だった、2000年にメキシコでリリースされた99年のメキシコ・シティ・ライヴ2枚組。メンバーは初来日時と同じだが、バンドとしてのまとまりと、演奏はこなれた分こちらのほうが数段良い。特にリズム・セクションのタイトさが、アンサンブルの緊迫したスリリングさを増大させている。LA CONQUISTA DELLA〜やL'EVOLUZIONEなんて、もう神がかり。そして目もくらむほどの大迫力とダイナミックな演奏。アレンジが常に進行しているところも凄いし、MOBY DICK、LONTANO DAなど息抜きナンバーまでめちゃ良い。全13曲約90分弱。
IT-0655 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / No Palco (2.197) CD \2600
 オリジナル・メンバーのGIANNI NOCENZI、PIERLUIGI CALDERONIと、MAURO PAGANIら管弦プレイヤーをゲストに迎え、02年7月ローマで2万人の観衆を集め行われた、デビュー30周年記念コンサートを収録したライヴ盤。R.I.P.、IL RAGNOなど欠かせない曲も、またまた進化したアレンジで演奏され、ツウを喜ばせるCENTO MANI CENTO OCCHIをはじめ、VITTORIO NOCENZIやGIANNI NOCENZIのソロ曲など、全13曲73分たっぷりと聴かせてくれる。PAGANI入りのCANTO DI PRIMAVERA、VITTORIO&GIANNIのツイン・キーボードで迫るTRACCIA I&IIなど終始圧巻。これぞ、BANCO!
IT-0871 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Seguendo Le Tracce CD \2500
 75年のライヴ! 奇跡的な録音状態のテープが発見され、さらにデジタル・リマスター技術によりファンなら誰もが唸る圧巻のクオリティーでのリリースとなった。その音質はもちろん、各楽器のバランスの良さ、そして75年というヴィンテージが持つ音色で展開される、スタジオ版アレンジの枠を超えたインプロヴィゼーションの多彩さ。NOCENZI兄弟のツイン・キーボードに絶句。MALTESEはトランペットを高々と吹きまくり、GIANNI NOCENZIもクラリネットで華を添える。26分に拡大されたMETAMORFOSIはもう銀河で、シンセ・アンサンブルからはGAROFANO ROSSOの誕生が近く見える。必聴!! 曲目;R.I.P.(English version)、L'Albero Del Pane、Danza Dei Grandi Rettili、Passaggio、Non Mi Rompete、Dopo... Niente E Piu Lo Stesso、Traccia II、Metamorfosi
IT-0735D BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / In Concerto - Cio' Che Si Vede E' DVD(PAL) \3200
 遂にDVD! 以前、BMGイタリアーナからVHSでリリースされていた92年、ローマでのライヴ。完ペキな演奏、プログレ・ファン納得の選曲、手元もバッチリのマルチ・カメラ・アングル、イントロなどにイメージ映像も意味深に重なり、彼らのトータル的なメッセージがリアルに伝わってきます。70年代当時のライヴ映像もチラっと拝むことも出来ます。家宝になること間違いなし。デジタル・リマスター・DOLBY DIGITAL 5.1 曲目、IN VOLO、R.I.P. (REQUIESCANT IN PACE)、L'EVOLUZIONE、MOBY DICK、IL GIARDINO DEL MAGO、750.000 ANNI FA.... L'AMORE、NON MI ROMPETE
IT-1049D BANCO / Live 1980 (NTSC) DVD(NTSC) \3980
 ファン待望のノチェンツィ兄弟のツイン・キーボードをフィーチャーした時期のライヴDVD。TV放送用のもので、まさにお宝映像。のっけからノチェンツィ兄弟のキーボード・ラビリンスが繰り出され、マルテーゼもトランペットを高らかに吹き鳴らす。R.I.P.では、ジャンニがジャージィーなピアノ・ソロを取り、IL RAGNOはタイトなスリリングさでもって圧倒。彼らならではのフレキシブルなアレンジに、またも驚かされる。ファンであればあるほど発見だらけの必見DVD! ヴィットリオのノリも若々しく、なんだか新鮮。インタビュー・ボーナス入り。特殊紙箱ケース入り。曲目;DI TERRA、GAROFANO ROSSO、E MI VIENE DA PENSARE、R.I.P.、INTERNO CITTA、CAPOLINEA、IL RAGNO、NON MI ROMPETE、CIRCOBANDA
IT-0532 IL BARICENTRO / Sconcerto CD \2500
 リマスター盤。あのテクニカルな傑作をリリースしたFESTA MOBILEの中心メンバー達が、バーリで結成したジャズ・ロック・グループ。FESTAの改名バンドという見方も出来る。2枚のアルバムを残した。本作は76年リリースの1作目。ハープシコードやローズ、そして、スリリングなリズムで畳み掛ける1曲目はFESTAのようなキレを見せるが、曲によってはイージーな部分も。この辺はFESTAからの時の流れか。基本的にギター・レスのダブル・キーボードの4人編成。キラキラとしたメロディーが美しい。インスト。
IT-0977 BELLA BAND / Same CD \2500
 リマスター、3面開きデジパックで出直し。78年にクランプスからリリースされたアルティ・タイプのジャズ・ロック・バンド。バンドとしては唯一作だが、ドラマーは元CAMPO DI MARTE。サックス&クラリネットのフレーズに地中海の色彩を感じ、特にソプラノ・サックスとギターの掛け合いがスリリングにスピードに乗る。ETNAのようなガツガツとした破壊力もあるので、そこもイタリアらしい所。なお、メンバーはこのフロント・ジャケットの人達ではなく、裏ジャケに。ジャズ・ロック・ファン必聴作。
IT-1213 BERNARDO LANZETTI / Eclecticlanz CD \2700
 ACQUA FRAGILE、PFM、EXTRA、最近ではMANGALA VALLISでも知られるヴォーカリストの久々のソロとなる08年作。ピーター・ガブリエルの3rdや4thあたりの作風のピリピリとした感じをイタリア人のおおらかさに置き換えたような内容で、バラード、ハード・ポップ、ロック、タンゴ、オペラ、そして、シンフォ・プログレなど、こうして言葉にしてしまうと、なんだがバラバラだが、プログレ・ミュージシャン、それも独自のカラーを持ったミュージシャンならではの統一感でまとめている。個性的でいい作品だと思う。イタリアン・ポップス・ファンも注目。なんと、1枚、1枚色合いの違う布製袋に入った紙ジャケット仕様。
IT-1043 BIGLIETTO PER L'INFERNO / Same CD \2600
 地獄への招待状とも訳せるバンド名が物語るイタリアン・プログレ屈指のヘヴィ・シンフォ傑作。イル・バレ、セミラミス、ムゼオらに並ぶ。立ち込める邪悪な雰囲気の中、息もつかせないほどの畳み掛けを見せる。もう、死にそうなぐらいにドラマチック。駆け回るキーボード、唸るレスリー・トーン、噛み付くようなフルート、あなたはこれらを正視できる? 74年作。リマスター&見開き紙ジャケット。ボーナス1曲入り。
IT-1200 BIGLIETTO PER L'INFERNO / Il Tempo Della Semina CD \2600
 リマスター&トリデント・ナンバー9番にて出直し。74年に録音されていたにもかかわらず、バンド解散のためミックス段階でストップしてしまった彼らの幻の2nd。ここには同じくリリースされなかった幻のシングル、VIVI LOTTA PENSA、L'ARTE SUBLIME DI UN GIUSTOも収録。よりシンフォニックな作品として完成されようとしていたことがわかる。とにかく良い。イタリア・ファンなら迷わず必聴。リマスター&見開き紙ジャケット。
IT-0050 BLOCCO MENTALE / POA CD \2500
 まったく日本人好みのイタリアン・シンフォニック・ロックの名盤のひとつ。73年リリース。イタリアらしいハモンド、たおやかで情熱を帯びるメロディー、美しいフルート、コーラスを交えたヴォーカル、ノスタルジックな趣き。それらは、例えば初期PFMのファンタジックな叙情に近いもの。アルバムはこれが唯一の物であった。ギリシャ語で草原を意味するタイトルが付けられており、歌詞、ジャケットには、自然などエコをテーマにしたコンセプトが見られる。
IT-1052 LA BOTTEGA DELL'ARTE / Same CD \2600
 75年リリースの彼らの1st。数多いイタリアのラヴ・ロック・グループの中でも、最もキーボードを多用したシンフォニック・プログレ色の強いグループで、メロディアスに盛り上がる曲や、畳み掛けるプログレッシヴなナンバーなど、全体にかなりドラマチック。優美なメロディーも彼ら独特の甘さとコーラスを持ち、似ているようでもI POOHとは少しバンドの空気が違う。ブレインのROMANO MUSUMARRAは後にアレンジャーとして頭角を現す。再プレス韓国盤。
IT-1053 LA BOTTEGA DELL'ARTE / Dentro CD \2600
 イタリアン・シンフォニック・ラヴ・ロックの傑作。77年リリースの彼らの2nd。I POOHの名作群と同等クラスで、メロトロン、ハモンド、シンセ、ピアノ、ギター、コーラスらの極上アンサンブルがサウンドをドラマチックに仕立てている。優雅で洗練された美学は頂点にあり、しかも、はかなく純愛が流れ出る。I POOHが見せるのは憧れのドラマ、LA BOTTEGA DELL'ARTEが見せるのは愛の夢。いくつになっても彼らの音楽を聴いて同化できるようでありたい。再プレス韓国盤。
IT-1204 I CADMO / Boomerang CD \2700
 初CD化。METAMORFOSIやPANNA FREDDAで知られるVEDETTEから77年にリリースされたサルディニアのジャズ・ロック・バンド。ピアノ、ベース、ドラムスのトリオで、ほとんどインストだが曲調は変化に富み、また、全体にアグレッシヴで、ギターレスだが部分的にはフェスタ・モビーレ、アレアあたりを思わせるテンションも見せる。オープニングのピアノ・ソロなどイタリアならではの感性があり、ジャズ、クラシック、現代音楽が入り混じるテクニカルなタッチが眩しい。ピアノ・トリオというイメージ以上にプログレッシヴに聴かせます。ラストには地中海色も。リマスター&見開き紙ジャケット。
IT-1143 I CALIFFI / Fiore Di Metallo CD \2700
 見開き紙ジャケット・イタリア盤。ニュー・トロルスのメロディアスさ、クラシカルさ、ハードさ、ジャズ展開などをアルバム1枚に頂いたような73年作。ヴォーカルを聴かようとするバンドだが、キーボードのセンスがいかにもプログレ的で、パイプ・オルガンにハモンド、ピアノを絡め、一気に畳み掛けるスリリングなプログレッシヴ・ナンバーの4曲目には度肝を抜かれる。全員のテクニックも十分で、なのにドライにならず、湿度を保つイタリア然とした影がいい。ラストを聴くと、もし、次作があったなら、と今でも想像してしまう。
IT-0992 CAMPO DI MARTE / Same CD \2600
 バンドによるリディレクションで出直し。73年リリース。メロトロン、ハモンド、ピアノ、フルート、ホルンをフィーチャーしたクラシカルな美意識と、たおやかなアコースティック・パート、ギターと変拍子で見せるヘヴィさ、そして、歌心のあるヴォーカルがイメージをふくらませて共存。殺伐としたジャケットからは想像し難い広角的なシンフォニック・ロックを聴かせる。録音当時プランニングされた曲順(裏表が逆)と曲目に直してのリマスターリングにて。ハードさを好んだレコード会社がヘヴィな曲のあるほうをA面にしていた。見開き紙ジャケット。(オリジナルLPは開きません)
IT-0998 CAPITOLO 6 / Frutti Per Kagua CD \2500
 原盤は超レア。イタリア黄金期72年にITからリリースされたもの。ツバ飛しフルートで一気に畳み掛ける、クラシカル・ハード・プログレッシヴの隠れた名作。(今は知られた名作と言うべきか) BIGLIETTO PER L'INFERNOにも通じる、イタリア特有の邪悪な濁流にのみ込まれる。ヘヴィ・プログレ・ファン・マスト・アイテム! 紙ジャケット仕様・インサート付き。(原盤LPは折り返しが付いた変型ジャケット)
IT-0059 CAPSICUM RED / Appunti Per Un'idea Fissa CD \2500
 72年リリース。後にプーへ加入するベーシストのREDが在籍していたバンド。ベートーヴェンの悲愴をクラシカル・ロックにアレンジした前半、たおやかな歌物色のある後半、少々ヘヴィな印象も残るものの、全体に落ち着いた感じ。シングル曲を4曲プラス。原盤のBLA BLAレーベルのオリジナルLPは、どれもプレス(見た目が擦れている)に難を抱え、MINTマニアを今だ悩ましている。40〜50枚は原盤見たけれど、みんなそこそこ。
IT-0062 CELESTE / Same CD \2500
 イタリアン・ロック屈指の美の化身。NEW TROLLSのVITTORIO DE SCALZIがジェノヴァでスタートさせたGROGレーベルから76年にリリースされた必聴名作。メロディアスなヴォーカル、この世のものと思えない程に美しいメロトロン、フルート、アコ・ギetcと深淵に聴かせ、幻想色も強く、そのあまりにも美しくファンタジックな叙情性は初期PFMに匹敵する。最もナイーヴな1枚。
IT-0978 CELESTE / Second Plus CD \2500
 長らく廃盤だったアーカイヴ物の名盤。91年にアナログで限定リリースされた76年当時の未発音源集に、数曲のボーナス・トラックを加えて93年にCD化されたもの。このボーナス・トラックは、ほとんどがメロトロンを大胆にフィーチャーしたもので、メロトロンの洪水の1曲目や、まさにチェレステ・サウンドと言える2曲目など、ほんとうに興味深いし、価値が高い。76年のオリジナル作を気に入っておられる方には、こちらも断然おすすめです。
IT-0428 CHERRY FIVE / Same CD \2500
 GOBLINの前身バンド、OLIVERにRUSTICHELLI E BORDINIのCARLO BORDINIらが加わり74年から75年にかけて録音された作品で、実はこの時点で彼らはGOBLINと名乗っていたと言う。ところが、契約上の問題でアルバムはすぐにリリースされることなく、メンバー・チェンジの上、SIMONETTIはサントラ制作のオファーを受けGOBLINとしてPROFONDO ROSSOを75年にリリース。レーベルはこの事実から、SIMONETTIらGOBLINのメンバー名を隠し、本作を変名のCHERRY FIVEとし76年にリリースした。なので、サウンドは方向転換したGOBLINとは違い、SIMONETTIが以前に在籍した伝説のバンド、IL RITRATTO DI DORIAN GRAY寄りの、メロトロン、ムーグ、ハモンドらをフィーチャーする典型的なイタリアン・プログレ・スタイル。原盤のウルトラ・レア度はトップ!
IT-0909J CICO / Notte CD \2940
 05年デジタル・リマスター盤。見開きジャケット仕様。74年リリースの1stソロ。ラディウスのソロよりもフォルムラ・トレを感じさせるのが本作。「夢のまた夢」に流れていた宵の感傷は明らかに彼のものだった。これほど赤裸々に泣きの入った作品はイタリアン・カンタウトーレの中でもそうはない。そしてドラマチックに演出するパオロ・オルミのオーケストレーション。グリッサンドを多用するアレンジが独特。原盤に付いていたイラスト入りブックレットも再現されている。国内盤
IT-1001 CINCINNATO / Same CD \2600
 74年にリリースされた彼らの唯一作。ピアノ、アコ・ギの瑞々しい響きをイタリア然と取り入れ、パートは少ないがこれまた70年代のイタリアらしいヴォーカルを印象的に配するなど、単に演奏力で押し通すだけではないジャズ・ロック・アルバムで、後半では青い海を思わせるソリーナが叙情性をプラスし、甘いトーンのギターなど、いつしかノスタルジックな記憶に佇んでいるコレクター心を離さない1枚であった。クラシカルな趣も漂い、かつヘヴィな力み具合もこの国の色を出している。前身バンド時代の混沌とした72年未発ライヴと、06年新曲2曲の3曲ボーナス入り。見開き紙ジャケット。
IT-1054 CIRO DAMMICCO / Same CD \2600
 イタリアン・ロック黄金期の中で72年にリリースされたカンタウトーレ作品。メロトロンの洪水で知られる名作で、ハモンドやモノ・シンセも厚く、ディク・ディクやエキペのようなバンドを思わせる印象が強い。ラヴ・ロックにしてフォーク・ロックがプログレ風になった感じも受け、音作りの時代背景があの方の名作「氷の世界」に通じる、なんて思ってもいます。ギターやピアノも妙に寂しげな美。オリジナルと同じの封筒型変型ブックレット。再プレス韓国盤。
IT-0072 CITTA FRONTALE / El Tor CD \2500
 75年リリース。UNO派と分裂したOSANNAの残りのメンバーが結成したグループ。正確には再編で、OSANNAの母体であり、極初期にはGIANNI LEONEも参加していた。後にインターナショナル指向となるUNO派に比べて、OSANNA同様に南イタリアのアイデンティティーが濃い。OSANNAのような狂気は薄いが、イタリアならではの内容で引き付ける。アコースティック・パートでのコントラストも鮮やか。
IT-0073 CLAUDIO BAGLIONI / Questo Piccolo Grande Amore CD \2000
 BMGイタリアーナ・24BIT DIGITAL REMASTER AND DIGIPACK LIMITED EDITION! プログレッシヴ・ロック感覚のキーボーディスト&アレンジャーのトト・トルクァーティ全面バックアップの72年の3作目。イタリアン・ロック黄金期の録音であり、シンガーの作品とは思えないアルバム構成のプログレッシヴなサウンド仕立てで聴かせる。コチャンテのMUに並ぶ内容。
IT-0074 CLAUDIO BAGLIONI / E Tu... CD \2000
 BMGイタリアーナ・24BIT DIGITAL REMASTER AND DIGIPACK LIMITED EDITION! ヴァンゲリスを迎えて制作された74年リリースの5作目。コチャンテのCONCERTO PER MARGHERITAと同じく、ヴァンゲリスの壮大なアレンジで感動的に聴かせる。雄大なキーボード・オーケストレーションに否応なしに包み込まれる。彼のヴォーカルも今まで以上に力強い。
IT-0846 CLAUDIO ROCCHI / La Norma Del Cielo (Volo Magico N.2) CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! 72年リリースの彼の3rd。プログレッシヴ最前線にいたカンタウトーレのひとりで、本作での何かふっきれたような包容力から生まれる音楽は孤高と言ってもよい。ハモンド、フルート、ソリーナ、ヴァイオリン、ギターらをナチュラルに響かせ、彼のヴォーカルも含めそれらがどんどんと美しく柔らかな結晶になっていく。アシッドとシンフォニックの夢見の融合。この年代のイタリアしか生めなかった奇跡の音。見開き紙ジャケット仕様。*完全初回限定盤!
IT-0680 CLAUDIO ROCCHI / A Fuoco CD \2500
 デジタル・リマスター&デジパックにて出直し。77年リリースの名作。せつせつと語りかけるような彼のヴォーカルが流れ出し、感情があふれ出すようなギター・ソロとオーケストラがドラマチックに滑り出し、シンフォ調で展開していくオープニング。落ち着きを払ったハモンドやピアノに伴われて始まる極上バラードの3曲目も絶品。プーか、フォッリのような優雅さ。嗚呼、イタリア! シンフォ・ファンも圧倒する5曲目も衝撃的な展開を見せる。
IT-1214 CLAUDIO SIMONETTI / Profondo Rosso:Il Musical CD \2500
 あの名作をベースにした、シモネッティによるロック・ミュージカル版08年作。彼が多重しオケを加えたサウンドに、キャスティングされた男女ヴォーカルと合唱で進行していく。一部は75年のオリジナル・テイクが使用されているものの、全体の構成や感じはかなり改変されているので、彼のニュー・アルバムとして十分に評価出来る。妖しげなピアノ、荘厳なパイプ・オルガン、闇から湧き上がる混声合唱、重厚なリズム、つんざくシンセなど、ちょっとDAEMONIAとキャラかぶっています。3面開きデジパック。
IT-0079 CONSORZIO ACQUA POTABILE / Robin Delle Stelle CD \2980
 実は70年代から活動しているグループで、スタジオ作としてはこれが2作目。98年作。これでもかというほどにキーボード類をフィーチャーし、合唱や女性ソプラノ、管楽器を巧みに織り込み、BANCOやLOCANDA DELL FATEを思わせる美しいシンフォニック・ロックを満天の星空のように描く超スペクタクルな力作。スペシャル紙ケースと大型歌詞シートが付いた500枚限定盤。
IT-0611 CONSORZIO ACQUA POTABILE / Il Bianco Regno Di Dooah CD \2500
 イタリアン・シンフォ・ファン待望の新作が5年の沈黙を破り、決意も新たに立ち上げられたセルフ・レーベルよりリリースされた。前作同様、BANCOやLOCANDA DELL FATEのような複雑に入り組んだアンサンブルとイタリア然としたヴォーカル。リコーダーやウィンド・コントローラーを駆使した木管系の音色と多彩なキーボード・トーンが生み出すファンタジックな世界。架空の王国をコンセプトにし、ラストの20分を超える組曲まで非常に聴き応えのある内容。イタリア式の濃さがたまりません。
IT-0080 CORTE DEI MIRACOLI / Same CD \2500
 誰もが期待する理想的なイタリアン・シンフォニック・プログレを、ツイン・キーボードをメインに歌心と共に畳み掛ける76年の作品。彼らの場合、特に曲が良い。クラシカルなヨーロッパ然とした哀愁と、ドラマチックな盛り上がり。NEW TROLLSのVITTORIO DE SCALZI参加。全体の感じもどこかNEW TROLLSのN.T.ATOMIC SYSTEMに近い。個人的な愛聴盤。
IT-1091 DALTON / Riflessioni:Idea D'infinito CD \2600
 見開き紙ジャケット・イタリア盤。72年リリースの1st。原盤は激レア中の激レア、金を積んでも無いものは無いと言われるのが本作のオリジナルLP。ピアノ、ソリーナ、フルートと、ブリティッシュ・ナイズされた荒々しいギターとハモンド、そしてイタリア然とした歌心のあるメロディアスなヴォーカル。同じフレーズの小曲をリフレインさせ、時に熱く押しまくり、時に叙情的に聴かせる。全体にはヘヴィだが曲が良く、ニュー・トロルス並みの情緒とまとまりを見せている。リマスター。1曲目の当時のライヴをボーナス収録。
IT-0890 DALTON / Argitari CD \2600
 見開き紙ジャケット&リマスター、4曲ボーナス入りで出直し。75年リリースの2nd。歌心あふれる1曲目、イタリアならではのクラシカルなハモンドとフルートが絶妙な2曲目、シンフォニックな3曲目、インスト・ナンバーの4曲目、1stを思わせるヘヴィ・プログレ風の5曲目...と、まさしくあの70年代の名作群に肩を並べる捨て曲なしの力作。ボーナスの内1曲は74年のシングル(LP収録曲の歌詞違い)だが、他の3曲は未発テイクのようで、やはりLP収録曲のヴァージョン違いやハード・ロック・チューンも。
IT-0414 DEDALUS / Same + Materiale Per Tre Esecutori E Nastro Magnetico CD \2500
 OPUS AVANTRAやSEMIRAMISで知られるトリデント・レーベルからリリースされた、73年の1stと74年の2ndのお得な2in1 CD。1stはチェロやサックス、ローズ・ピアノをフィーチャーし、流れるようなジャズ・ロックをエネルギッシュに展開。アヴァンギャルドな一面もあるが、ETNAクラスの演奏力は流石イタリアならではの破壊力がある。2ndではよりフリーな面が蔓延し、聴き手を選ぶ類のもの。
IT-0488 DE DE LIND / Io Non So Da Dove Vengo E Non So Dove Mai Abdro、Uomo E Il Nome Che Mi Han Dato CD \2600
 72年リリースの彼らの唯一のアルバム。典型的な、邪悪な雰囲気を孕むイタリアン・ヘヴィ・プログレの忘れ難き1枚。豪快な押しの中に、フルートやアコ・ギで演出するノスタルジックな叙情パートが散りばめられ、ドリーミィーさも生み出し、その対比が鮮やか。呑みこまれ、吐き出されていくような曲展開。その後、ソロ・シンガーとして活躍するVITO PARADISOのヴォーカルも良い。ムンムンとしたイタリア色。王道の音。必聴作。見開き紙ジャケット。
IT-0873 DELIRIUM / '71-'75 2CD \3400
 3枚のLP全部とアルバム未収シングル10曲入りの伊ワーナー・デジタル・リマスター盤2枚組。ノスタルジックな哀愁に郷愁を掻き立てられるIVANO FOSSATI在籍の1st(71年)、メロトロンが導入され心のこもった自家製白ワインの味のような2nd(72年)、田舎のテーブル・ワインが格上げされて一気にD.O.C.をもらったような3rd(74年)、この3作目はハモンドとツバ飛しフルートで押す最もプログレッシヴな攻撃面を持ち、ストリングス・オーケストラも効果的に導入。シングル曲はメロトロンをここぞと使ったKING'S ROADや、E'L'ORA、SIGNOREと言ったアルバム曲より本命とマニアから指名され続けたものが、もれなく収録。コンプリートでしょう。保存版。
IT-0093 DEUS EX MACHINA / Equilibrismo Da Insofferenza CD \2500
 いやはや、プログフェストで見た時はほんと凄かった。チェンバー・セクションだけの演奏もあり、それだけで手に汗の金縛り状態。本作はライヴ作を数えると通算5作目。98年作。複雑な楽曲を、もの凄いテンションで飛ばしまくる。ブラスの導入やエレクトロニクス・アヴァンギャルドな試みもあったり、そのサウンドの進化は止まることを知らない。弦などのアコースティック・アンサンブルも芸術的な超一級品。
IT-0094 DEVIL DOLL / The Girl Who Was...Death CD \2800
 88年にカセットでリリースされた1st。その後も、10セットのみの箱入り(メンバーだけの為に制作)だの、89年にようやく出たLPはライヴのみの販売で残りは廃棄になったとかで、94年にやっとCD&LPで出直し。若干のリミックス、カットがある模様。混声合唱、ストリングスを配した本格派シンフォニック・プログレッシヴ・サウンドを展開。比類なきドラマ・シアトリカル性を見せる。奥が見えてこない。
IT-0096 DEVIL DOLL / Eliogabalus CD \2800
 90年リリース2nd。こちらも、メンバー用のBOX(10セット)や、窓開き変型ジャケLP(25枚のみ、これは1枚ゲット!)、デヴィル・カヴァーのファンクラブ用LP、を経てようやく、シアター・ジャケで一般に流通された。当時、ジャケ違いのファンクラブ盤CDも出た。チェンバロ、ヴァイオリン、ピアノ、混声合唱団をフィーチャーした大曲2曲から成る。シアトリカルなヴォーカルで暗くヘヴィーに展開。90年代のイタリアン・プログレを代表する傑作。
IT-0095 DEVIL DOLL / Sacrilegium CD \2800
 まずは、これから。92年作。パイプ・オルガン、ストリングス、混声合唱を導入しての彼らの3rdアルバム。全1曲というトータル作品。当然、傑作。この頃になると、知られる存在となり、ファンクラブ限定LPも入荷した。イタリアでレーベル・オーナーと会い、彼らについて、いろりろと興味深い話を聞かせてもらった。ちなみに、スロヴェニアのグループ。韓国のMr.SI-WANもこの頃、MR.DOCTOR のヴェネチアの大豪邸別荘に行き、彼に会っている。飲みに行ったら、割り勘だったとボヤいていた。
IT-1227 DEVIL DOLL / The Sacrilege Of Fatal Arms CD \2800
 奇才MR.DOCTORの脚本&監督で93年に自主映画のサウンド・トラックとして制作された4thアルバム。前作の傑作3rdアルバムSACRILEGIUMに収録されている曲のロング・ヴァージョンや、別ヴァージョン等も含む。混声合唱団、生のストリングス・アンサンブルをフィーチャーしたサウンドの完成度は、サントラといっても、ハンパじゃない出来で、ただア然とするしかない。3rdも本作もやはり、10セット限定のBOX(LP)があるそうだ。
IT-0098 DEVIL DOLL / Dies Irae CD \2800
 96年リリースの通算5作目。本作もファンクラブ限定のLPとともに入荷。だが、25枚限定の特殊変型ジャケLPも存在していた(10セットBOX・LPも作ったらしい。好きにせよ)。前作を上回る壮大なスケール。混声合唱団、ストリングス・アンサンブルも、いつもながらスリリングかつドラマチックな演出を見せる。90年代を代表する、大型シンフォニック・ロック・バンド(プロジェクトと言ったほうがよいのかも)。聴かずして、90年代は語れない。2001年にファンクラブBOX・CDもでたが即、完売。また、本CDはジャケ違いのスロヴェニア盤あり。
IT-0100 D.F.A. / Duty Free Area CD \2500
 かなり強力になって戻ってきた99年リリースの2nd。技巧的な部分と、イタリアならではの感情的な部分がオリジナリティーを持ってハイレベルで融合している。そしてテンションの高いインスト・パートから、伊語のヴォーカル・パートへ入ると、フヮーッとあのイタリアの叙情が広がってゆく。女性ヴォーカリストと、DEUS EX MACHINAのヴォーカリストが1曲ずつゲスト参加。
IT-1185 D.F.A. / Kaleidoscope (Lavori In Corso + Duty Free Area) 2CD \2980
 90年代のイタリアのシーンから登場した強力なグループ。96年に自主リリースされた1st、LAVORI IN CORSOと、99年リリースの2nd、DUTY FREE AREAのカップリング06年リマスターUS盤。メロトロン、フルートをフィーチャーし、イタリア語で歌われ、DEUS EX MACHINAにPFMのシンフォニック性を加味したようなテクニカルかつ叙情味にあふれる。技巧的な部分とイタリアならではの感情的な部分がハイレベルで融合。テンションの高いインスト・パートからヴォーカル・パートへ抜けると、フヮーッとあのイタリアの淡い叙情が広がってゆく。2ndにはDEUS EX MACHINAのヴォーカリストがゲスト参加。03年のイタリアでのライヴ・テイク3曲がボーナス入り。
IT-0576 I DIK DIK / Suite Per Una Donna Assolutamente Relativa CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! 通称、洗濯女。ムーグ、ハモンド、ピアノ、チェンバロ、メロトロンがふんだんに使用されたシンフォニック度満点の72年作。切れ目なく続くアルバム構成や重厚でドラマチックな展開などシンフォ・バンド顔負けの仕掛けが用意されている。すべてのキーボードが重なり告げられるラスト・テーマは全身の血液が逆流するようなカタルシスを感じるほど。まさに、イタリア72年黄金期の濃さ、音。変型観音開き紙ジャケット。歌詞内袋付き。*完全初回限定盤!
IT-1145J DONELLA DEL MONACO / Schonberg Kabarett CD \2940
 初CD化であることだけでなく、初再発であることを強調したい。かつての再発LP盤、以前のCD、現行CDは全て別物である。89年に再発されたLPは、実際には、「シェーンベルク・キャバレー・2」であり、この時点での(89年)の新録と、レイナルド・アーンを歌ったその時点での新作に差し替えられていたので、今回が世界初の本当の再発となる79年作。本作の原盤は、日本に数枚しか無いとも言われる、激レアの頂点。まさに幻の秘宝である。コレクター垂涎の、オリジナル・ヴァージョンでの念願の必携アイテム。薄暗なトーンで、ピアノをバックに朗々と歌い魅了する。紙ジャケット仕様。内袋付き。歌詞・対訳付き。国内盤
IT-0548 DONELLA DEL MONACO / Schonberg Kabarett(2) CD \2200
 同じジャケットとタイトルなのでややこしいが、こちらは89年に新録されたニュー・ヴァージョン。半分はクランプスから79年にリリースされたシェーンベルク・キャバレーの再録、半分はレイナルド・アーンを歌ったこの時点での新作で、89年に「シェーンベルク・キャバレー」としてLPリリースされたものと同じ内容。79年のウルトラ・レア・オリジナル作と比べると年代的な質感の差以外は見事に継承されており、たそがれ夢香る、彼女の究極のクラシカル・ロマンの美学に満たされている。オリジナル作から1曲ボーナス入り。ファンならぜひ聴き比べたい。
IT-0102 DONELLA DEL MONACO / Berio Folk Songs CD \2200
 非常に彼女らしい作風の98年作。フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ハープ、ピアノ、パーカッションによるシリアスなバックは、クラシック、ジャズ、アヴァンギャルドをミックスしたチェンバー・サウンドで、彼女のヴォーカル・スタイルに見事にマッチしたもの。神がかりな<美>と<叙情>がある。どうしても、オパス・アヴァントラのような、という表現が出てしまう。
IT-0103 DONELLA DEL MONACO / Venexia De Oro CD \2200
 ヴェネチアへ捧げられた彼女の99年作。クラシック、トラッド、自作曲、から構成されていて、バックはシンプルな管弦楽を加え、ピアノ、または、アコ・ギを中心とした室内楽風。いかにも彼女らしいクラシカルなバラード(オパス・アヴァントラのような)や、ルネッサンス&オペラ調の美しい楽曲まで、彼女の魅力にあふれた作品となっている。なお、彼女のイメージはオパスによるものが大きく、とてもファンを大切にする、温かく、いい人。
IT-0298 DONELLA DEL MONACO / Merica Merica CD \2200
 2001年作。ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、キーボード、フルート、ダンブラ、パーカッションetc.をバックにした、前作とほぼ同様のスタイルだが、クラシカルな憂いに満ちた2曲目は彼女ならではの作風だし、語りとヴォーカルが交じり合うラスト・ナンバーは特にあの朽ちていく美学というか、一瞬のふとしたはかない美が閉じ込められていて、どうしてもオパス・アヴァントラを思ふ。
IT-0416 DONELLA DEL MONACO / Fragments 1975-2002 CD \2200
 オパス・アヴァントラと録音した75年の幻の2ndシングル・ALLEMANDAも収録した彼女のアーカイヴ集。特にシングルB面のFLOWERS ON PRIDEはLPのテイクとはぜんぜん違い、息も止まる究極の差!(2nd LPはドネラのヴォーカルではないですからね)。他の曲も今まで未発表だったもの。また新録もオパス調でめちゃ良い。最大の必聴作が遂に陽の目を見た。
IT-0698 DONELLA DEL MONACO、PAOLO TRONCON&OPUS AVANTRA ENSEMBLE / Venetia Et Anima CD \2500
 新生オパス・アヴァントラを率いてリリースされた、彼女の04年作。あの奇怪なコンセプトを作り出すジョルジョ・ビゾットと、ヴァイオリン、チェロ、フルート、ハープ、チェンバロ、スモール・パイプオルガン、打楽器など10人の演奏家から成る編成で、古典&近代クラシック、ジャズ、トラッド、オペラなど、彼ららしい音楽性が中世のテキストを交え、アカデミックな形で提示されている。それは、彼女の近年のソロと違い、かつての、オパス・アヴァントラを意識したダイナミックでプログレッシヴなもの。非常に暗い住処。そして、リスナーを虜にする潜む魔性。彼らの住むヴェネチアの運河のように入り組んだ迷路と夢の時代の栄華。ドネラの歌声に様々な幻想が映し出されていく傑作。美しいデジパック仕様。
IT-0962 DONELLA DEL MONACO / Shakespeare Ballet CD \2500
 05年新作。シェイクスピア・バレエの為の作品。彼女のヴォーカル・パートの素晴らしさはもちろん光るものの、ここでは彼女はあくまでも作曲家、または音楽コンダクターとして君臨しており、研ぎ澄まされた別の才能を見せ付けている。視覚的なサウンド要素と、管弦楽、ピアノ、パーカッションによるクラシカル美が悲しくも優美に存在し、神聖な混声合唱団も加わっている。結果、彼女のソロと言うよりは、彼女の歌と古典と前衛を交えた、まさにオパス・アヴァントラの手法とその印象を受ける。ファン必聴! 3面開きデジパック。
IT-1215 DONELLA DEL MONACO / Canzoni Da Battello Del Settecento Veneziano